投稿中のシリーズに行き詰まったときに投稿します☆
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目次
出会えてよかった
|詩《らら》!今日夜電話できる?
うんできるよ!かけるね
お?|叶多《かなた》ナンパか?
ち、ちげーし
電話なんていつものことなのに、友達なのに、ナンパなんか言われたらドキッとしちゃうじゃん。
~その日の夜~
--- 💬 ---
「今かけるね」>
<「おう」
--- 📞 ---
「もしもし、電話久しぶりだね」>
<「おう」
<「詩、窓みれるか?」
「うん、みれるけど」>
<「みてほしい」
ガチャ(窓を開ける音)
「えっ?!叶多?!どうしたの?こんな夜に」>
<「でてこれる?」
「え、あ、うん」>
<「でてきて!あ、寒いから気をつけてね」
「おっけ!とりあえず電話きるね」>
--- プツッ ---
--- 🚪 ---
「叶多どうしたの?」
『詩に会いたくなって、、』
「何、私達恋人でもないのに」
『そ、うだよな』
目の前には顔を真っ赤にした叶多がいた。
いつもの叶多とは明らかに違うかった。
『詩。』
『初めて会ったときから詩のこと気になってて、好きです。つきあってください。』
「え?ほんとに?」
『ふられるのを承知の上です』
詩の前には肩をすぼめ、照れた顔の叶多がいた。
「少し考えさせてください」
『おう、返事まってるな』
--- 3日後 ---
--- 📞 ---
「あのさ、一昨日の返事したいんだけど」>
<「え、あ、ちょっと待って心の準備が」
「準備できたら家きて!」>
--- プツッ ---
--- 5分後 ---
『詩!返事聞きにきたニコッ』
「叶多!良くきたねニマッ」
「叶多の予想は?」
『予想ってなんだよ笑んー断られそう』
「ふーん」
『ふーんってなんだよ!ふーんって』
「へー」
『もう!早く返事おーしーえーて』
叶多がにこにこした詩を目にして今日ふられるのかと思った矢先、、、
__ゴォォォォォォォォォ__
車!詩、詩は?!
『詩!危ないっ』
「キャッ」
壁に打ち付けられた詩が目に入った
『詩?詩!!』
「か、な、た、、わ、私、、、叶多の__こと__」
『詩!しっかりしろ!今は返事なんてどうでもいい!俺は詩に生きてほしい!』
--- 🏥 ---
『ご家族のみなさん、そしてお友達の方。詩さんは』
「詩さんは?先生!詩はどうなったんですか?俺の大好きな詩は?」
『3月15日18時16分、櫻井 詩さん 17歳お亡くなりになりました。』
「詩!詩!先生嘘ですよね?詩は?」
『現実逃避したくなる気持ちも分かります。詩さんに会いますか?』
「はい、会いたいです」
『分かりました。ご家族の皆さんもこちらへ』
--- 🚪 ---
--- ガラガラガラ ---
「詩。詩ごめんな俺が好きとか言ったから。返事まってるとかいったから。ごめんな。詩。」
『叶多くん。詩のこと忘れないであげてね。詩と仲良くしてくれてありがとう』
「は、、、い、、、、、。」
叶多に出会えてよかった。
叶多。大好きだよ。
だけどこの想いは伝えられない。
私は第1の人生の卒業式を終えた。
初の日替わりお題で書いてみました!
どーでしたか?
感想貰えたら嬉しいです✨