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目次
壱〖 秘匿のイースト探偵〗
どうも熊埜御堂です。
まず読切で書こうとしたんですけど、話が膨らみすぎました。
数話で完結させるつもりです。
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『またしてもあの正体不明名探偵”ヒガシ”が未解決事件を解決!?』
『彗星の如く現れた名探偵の素性とは』
『正体不明の名探偵”ヒガシ”が凶悪犯の拠点を解明!』
『名探偵”ヒガシ”特集』
『親子変死ミイラ事件の犯人が名探偵により逮捕!』
『名探偵が政治家田中俊臣殺害事件を解決へ───』
『名探偵”ヒガシ”はなぜ姿を表さないのか?』
『天才名探偵特集』
『街頭調査!名探偵”ヒガシ”について』
────皆さんは名探偵”ヒガシ”についてどう思いますか?
「最高の名探偵だよねー」
「それなー」
「素晴らしい探偵ですよね!大のファンで名探偵様に関するものはすべてチェックしています⸝⸝」
「名探偵かっけえーって思います!!」
「正体なんで表さないんだろって」
「テレビでよくみます!数々の難解な事件を解決されていて凄いと思います。」
「この国の英雄だよねー」
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この国、日本では近年探偵という職業が定番化してきた。
探偵は事件の解決のみを担い、警察が犯人の確保、管理などを行う。
昔は探偵といえば不倫調査や人探しなど民事トラブルやプライベートな調査を専門としていた。
しかし、名探偵”ヒガシ”の登場により刑事事件をも担うようになってから探偵業界はみるみる発展していった。
しかし、今の探偵業界は名探偵”ヒガシ”が事件を一手に引き受けているので失速してしまっている。
今後どのように”探偵”は変化していくのか目が離せない。
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