これまでに書いた短編小説のまとめです。
リクエスト、夢小説、自主企画参加の小説がジャンル問わず様々あります。
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目次
幼き探検家の冒険譚
はじめまして
初投稿です
誤字脱字など至らない点があるかもしれませんが、暖かい目でご覧下さい
モブおじ×ショタ(ボーイズラブ)ですのでお気をつけ下さい
喘ぎ声、バットエンド、レイプを含みます
ご理解いただけましたら背後に注意してお読み下さい
昔から町や森、路地を探検するのが好きだった。でも、あることがきっかけでめっきりやめてしまった。それは桜が咲き始めた暖かい春の日だった。
「お外、行ってくるね!」
そう母に告げ、嬉々として玄関扉を開ける。扉を開けて目につく青々とした草花と雲ひとつない青空。絶好の探検日和。今日はどこへ行こうか?どこへ冒険しようか?それとも、誰かを誘ってみる?
そう物思いにふけつつ、真新しいピカピカの赤い靴を石畳の道に一歩を踏み出した。
やがて、あまり人が通らない路地へたどり着いた。面白いことに路地には寝ている猫だったり腰を押しつけ合う男女が頻繁にいる。今思うと恐ろしいことこの上ないが、幼い故に分かるはずがなかった。
ただ、その日に限っていたのはその時の自分よりはるかに大きくガタイの良い男性だった。
「...?...こんばんは!おにい...さん?」
子供というのは疑うことを知らない無知な生き物。そこに大人がいたなら、例の男性を怖がって離れるように言うだろう。しかし、話しかけてしまってはもう遅い。男性は何も言わずゆっくりと手を俺の顔、身体に手を伸ばす。
「おにい、さん。なに...してるの?触ってもなんにもないよ?」
沈黙。何を呼びかけても反応がなく、こちらの身体をただ触り続けるのが怖かった。
荒い鼻息が首筋にかかる。はっきりと分かるのは気持ち悪いということ。それと、
「お゙っ♡」
どこから出たのか、自分でも分からない声。だんだんと触られている内に感じていたのだろう。
ゆっくりと後ろの方に指を沿わせ穴に太い指が入っていく。
「あ゛ッ♡ま゛ッッ♡」
その指が奥深くまで入りきる。指が一本入っただけ。それなのに頭がくらくらして身体が暑かった。
ただ、ここまでは大した問題ではなかった。男性もすぐに指を抜いてくれると思っていた。
それはすぐに打ち砕かれた。後ろの中でその太い指がぐにぐにと動き始めた。最初こそ何ともなかったものの動きがつき、何かが気持ち良いと自覚した。
その時、股の辺りが熱を帯び、とても言葉では表しづらいが強い快感がこみ上げた。
「〜〜〜ッッ♡♡♡!、!お゛ッ♡いぐ、っ♡♡」
パンツの中に液体のような何が出た感覚。当時は尿だと思っていた。
「おしっ...こ、♡♡!でちゃ…ッ♡♡あ゛ッ♡ん゛♡ふ、う゛……♡あ゛♡あ゛♡」
「あ゛ッ♡う゛、ぅ♡ん゛また、でちゃ♡〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ♡♡♡♡♡!、!!ん゛ッ♡ふ、う゛……♡あ゛、へ…………♡」
この辺りで指が抜けた。ヌポンと音がして、終わったのだと思い、立つこともせず脱力した。
それが間違いだった。唐突に腰を強く掴まれ、先程とは打ってかわり指よりも大きいものが入った。
「あ゛♡ひ、あ゛♡お゛♡お゛♡あ♡あ゛、ぅ〜〜〜〜ッッ♡♡♡!、!!」
パチュパチュと水音が響いて、何かを打ちつけられる。それがだんだん速度を増す。
「お゛ぎゅ、♡あ゛♡あ゛ッ♡お゛♡〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡!、!!も゛♡む゛り、♡♡あ゛♡お゛♡♡いぎゅ゛ッ♡お゛ッッ♡そ、こ♡あ゛♡♡あ゛、ん゛♡ひ♡あ゛、あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ♡♡♡♡あ゛♡あ゛、ぁ゛あ゛あ゛あ゛ッ♡♡♡たしゅ、け♡お゛、ほっ♡♡」
気持ち良くて逃げることすらできなかった。次第に頭の中で火花が散るような感覚と共に
「あ゛ッ♡ん゛♡ふ、う゛……♡あ゛♡あ゛♡.........♡♡」
そのまま、意識が薄れていった。
*********************************************
目覚めると男性の姿はなく、自分の後ろの中とパンツの中に白く濁って暖かい液体が大量にあった。
その出来事以来、冒険と称して探索することは少なくなった。
けれど、その時の快感を求めてか後ろを自分で弄ってみたり太く長い物を入れてみたりしたものの、満足感がなく、男子高校生となった今でも、あの男性を探している。
...決して、ハマったわけではない...と思う。
お疲れ様です。
初投稿でしたが、如何だったでしょうか?
お気に召していただけたのなら幸いです。
お読みいただき有り難うございました。
枯れた華を愛で続ける
お久方ぶりです、某探偵です
今回はヤンデレ×秀才...失礼、ヤンデレד元”秀才のボーイズラブです
タグが間違っていますか、そうですか。気にしないで下さい
残酷、生々しい描写がない為、R18を抜いております
それではどうぞ
何を間違えたのだろうか。いくら考えても、優秀なはずだった頭では何も答えが導き出せない。
この部屋の暗さのせいだろうか。手足を拘束され、身動きがとれないからだろうか。それとも、三日間何も食べていないからだろうか。
......考えたって無駄だろう。原因なんてものがあるとするなら、過去の行いのせいだ。
昔から、聡明で優秀な人だと誉められていた。それが当たり前だった。当たり前の優秀だったのが自分の唯一の個性だと思っていたから、あの男が現れるまで格上の優秀がいたことに驚いたと共に言葉には表しづらい何かが沸々と沸き上がっていた。
短い黒髪に色白とした肌、深く吸い込まれるような黒い瞳。頭脳明晰で運動神経抜群。それでいて、誰にでも別け隔てなく優しい人格者...漫画のような人物。
もしかしたら、話せば解りあえたかもしれない。けど、初めての劣等感は耐え難いものだった。
それで、
---
校舎裏に彼を呼び出した。別に殴ったり貶したりするわけじゃない。ただ、二人だけで腹を割って話したかった。彼は僕にとって、人格者ではあったが、どこか怪しく信用できなかったからだ。
始めは僕から切り出した。ほんの挨拶だった。
「急に呼び出して、ごめん」
彼は素っ気なく優しく微笑んで許してくれた。
だけど、その笑顔の男の手に何か棒状の物が握られていることに気づいた。
彼がその時、何をしようとしたかなんて分からない。でもそれに気づいた時、彼の笑顔が気持ち悪いくらいににやけた笑みを浮かべていることに気をとられて一瞬のうちに頭を強く殴られた。
何が起きたのか理解できず、苦痛の声をもらすことしかできなかったけれど彼がずっと気持ち悪い笑顔を浮かべているのが怖かった。そこから10分くらい殴られて、骨が折れたりはしなかったけれど痣は酷いものだった。
「ごめんね、痛かった?」
息が乱れて血も出ているのに、優しい笑顔で訊く彼が怖くて何も言えなかった。その後は毛布をかけてくれて、家まで送ってくれた。その日以来、彼と学校ですれ違う度に殴られるのではないかと怖かった。そして、彼を避けるようになった。
---
彼を避けるようになった一週間後、郵便受けに気味の悪い手紙や登下校中に人がついてくる気配を常に感じた。中でも怖かったのは僕が友人と一緒に映っている写真に友人の顔にだけ赤いバッテンが描かれた写真だった。
また、僕が周りの人間に変な噂を流されるようになった。テストをカンニングしているとか、関係を持って捨てた女性がいるとか、根も葉もない噂だった。
だんだんと僕の評価は秀才ではなく、偽物の秀才になっていった。一方で彼は株が更にあがっていくばかりだった。
---
ある日、彼が僕の家に来た。何しに来たのか分からなくて最初は戸惑った。でも、彼が僕の忘れ物を届けにきただけだと言ってその時だけ心の底から安堵した。
彼を家に入れようと扉を開けた瞬間、彼が急に押し入って僕にバチバチと音の鳴る機械を押し当てた。
そこで意識を失った。
目が覚めたら手足をロープで固く拘束されて、暗い部屋の中から出ることができない状態だった。
やがて、彼が部屋に入って来た。そこで彼が僕のことを異常なまでに好きなことを知った。
何故あの時、殴ったのかを聞けば二人だけの状態に興奮していたと意味が分からない理由だった。
理解を諦めて何度も部屋を出ようとしたけど、固いロープは外れず中々出れなかった。彼はその間にも僕を殴ったり、ご飯を食べさせたり、行為に及ぼうともしたけれどどれも怖くて嫌だった。
長い間、監禁されて疲れてきてしまった。彼の望む通りにすれば救われるのではないだろうか。
彼が帰って来た。いつも聞くことがある。
「ねぇ、僕のこと、好き?」
いつもなら何も答えない。けど、
「...好きだよ」
その言葉を待っていたのかあの時と同じ愛しい笑みを浮かべて、手を僕の後ろに伸ばしてくる。
「「愛してる」」
お疲れ様です
バットエンド?よりはメリーバットエンドですが、『僕』的には疲れて折れてしまったという点ではバットエンドです
ただ、どっちみち愛しく思っているのは本当でしょう
お読みいただき有り難うございました
夢うつつ
見馴れた天井が顔を覗く。重い頭を持ち上げて、冷たいフローリングに足をつける。冷たい。おそらく、冷たいはずである。
約六畳の小さな子供部屋の中で、齢15歳にもなる男子がパジャマを着て布団に腰を下ろしているのは異質だろうか。真っ白な長机の上に無造作にも置かれた教科書と学校のプリントは何も手をつけられないまま、開かれた窓から射し込む光で輝いている。
これは、学校の先生が持ってきた。先生はいつも、「皆が君を待ってる」とか「皆優しいから大丈夫」だとか言う。僕を皆が待っているわけでもないし、僕は皆が優しかろうが、嫌な奴だろうかがどうでもいい。ただ、学校そのものに行きたくない。ずっと、そんな気分なだけ。
「...ねぇ、どうしてずっと、家にいるの?」
不意に声をかけられた。声の主は開いた窓から。顔を向ければ、艶やかな黒髪に精悍な顔をした可憐な少女がいた。歳は、同じくらい?
「キミ、誰?」
僕が訊けば、彼女は花が咲いたように笑って、
「私?私は_______」
---
見馴れた天井が顔を覗く。重い頭を持ち上げて、冷たいフローリングに足をつける。冷たい。おそらく、冷たいはずである。
約六畳の小さな子供部屋の中で、齢15歳にもなる男子がパジャマを着て布団に腰を下ろしているのは異質だろうか。真っ白な長机の上に無造作にも置かれた教科書と学校のプリントは何も手をつけられないまま、開かれた窓から射し込む光で輝いている。
これは、学校の先生が持ってきた。先生はいつも、「皆が君を待ってる」とか「皆優しいから大丈夫」だとか言う。僕を皆が待っているわけでもないし、僕は皆が優しかろうが、嫌な奴だろうかがどうでもいい。ただ、学校そのものに行きたくない。ずっと、そんな気分なだけ。
「...ねぇ、どうしてずっと、家にいるの?」
不意に声をかけられた。声の主は開いた窓から。顔を向ければ、艶やかな黒髪に精悍な顔をした可憐な少女がいた。歳は、同じくらい?
「キミ、誰?」
僕が訊けば、彼女は花が咲いたように笑って、
「私?私は、マリ!」
「ねぇ、貴方の名前は?」
僕。僕の名前は、
「...ユウト」
タチバナ、ユウト。
「ユウト?素敵な名前だね!」
「...有り難う」
「ねぇ、どうして家にいるの?」
「...僕は学校へ行くより、宝物といるのが好きだから」
「宝物?私も宝物を集めて、入れて、見て、側に置くのが大好き!」
「本当に?」
「うん!」
僕はその言葉を訊いて、部屋の隅の宝物の青い箱と赤い箱に指をさす。
「僕の宝物、見たい?」
「いいの?」
「いいよ」
僕は立ち上がって青い箱を彼女に見せた。中にはたくさんの赤い宝石が詰まっている。
「わぁ、綺麗な宝石!赤くて、とっても綺麗!」
「いいよね、それ。僕好きなんだ」
「赤いものが好きなの?」
「うん、変かな?」
「全然!とっても良いと思うよ!」
彼女はまた、笑った。
「ねぇ、お部屋に入ってもいい?」
それを言われるまで、彼女が窓枠に腰かけたままだったことに気づいた。
僕は「いいよ」と返事をして、彼女を部屋に招き入れ、布団に座らせた。
「ね、一緒に遊ぼう?」
僕はそれにも返事をして、しばらくカードゲームだったりお話だったりをした。とても楽しかった。
その過程で彼女が最近越してきたことや彼女が着ている白いワンピースを最近買ったことを知った。
空がオレンジ色に染まった頃、彼女は、
---
--- 僕は彼女の手を強く掴んで、手に持った鋏を ---
---
夢をみた。彼女がずっと、僕の側にいる夢。
夢をみた。彼女が僕の側から離れていく夢。
---
--- 信じられない! ---
---
艶やかな黒髪が赤く塗れていく。純白のワンピースも、いつしか素敵な赤いワンピースになって、僕の眼下に落ちている。僕はそれを丁寧に抱き上げて、宝物の赤い箱に入れた。宝物の赤い箱の中にはたくさんの素敵なものが詰まっている。たくさんの赤。たくさんの人形。たくさんの幸せ。
僕は新しい宝物を赤い箱の中に詰めて、手に持っていた鋏を床に置き、蓋を閉めた。
そして、愛しいように宝物にキスを落とした。
桃色の鳥
参加させていただきます
こちら、ハイキューの日向翔陽の夢小説となります
永遠に女主人公目線です
ざっと内容を言えば、主人公の一目惚れの話です
大きな茶色の目、ふわふわとしたオレンジの髪。小柄だけど、ものすごい跳躍力を持ってる男の子。
...日向翔陽。彼は“小さな巨人を彷彿”とさせる。
昔から、バレーボールが好きで、大会を見たり自分でやってみたりしていた。その好きをつき貫く内に自然と“小さな巨人”がいたという鳥野高校へ入学していた。
そこで出会った。出会ったと言ってもただ、練習を見ただけだった。
けど、私が彼に惹かれたのは言うまでもない。
---
ボールの振動が床に響く。男子の声が飛び交う。やがて、どこからか大きく何かが跳ねる音がして、誰かの声援が聞こえる。
私はその音に釣られるようにして、体育館へ足を運ぶ。
ガヤガヤと賑やかな声に目を向ければ、複数の男子生徒たちによる部活の風景がある。
皆、休憩中なのか友人と話をしたり、次の相手との作戦会議だったり十人十色に時間を過ごす中、大きな茶色の瞳にふわふわとしたオレンジの髪の少年と目があった。
日向翔陽だった。彼は私を数秒じっと見つめたかと思うと、すぐに微笑んで手を振った。
私も手を振り替えそうとした時、練習を再開する笛の音が鳴った。
また、ボールの振動が響く。でも、今度は黒髪の男の子が日向翔陽に何か合図したかと思うと、高く跳んだボールより少し遅れて彼も大きく跳んだ。
あの小柄な身体では想像できないくらいとてつもないジャンプだった。そして、彼の手がボールに触れて、相手側に風を切るようにしてボールが床に叩きつけられた。
...“小さな巨人”。
彼のその姿を見て、瞬時を重ねたある選手の姿。
「...カッコいい」
私は一度、そう呟いた。
試合はやがて終わり、彼は片手でボールを持とうとして、落とした。
「あーっ!!!」と声を出して、ころころと転がるボールを追う。それは私の方向へ。
彼がそのボールを拾う前に私はそのボールを拾った。
「はい」、と差し出すと彼は太陽みたいに明るく笑って「ありがとう」と言った。
その笑顔が今も脳裏に焼きついて離れない。ずっと考えていると心が暖かくなってぽかぽかする。
そこで自覚した。
--- 私は、彼に一目惚れをしてしまったのだ。 ---
僕は死んでしまったのだろうか?
--- 「僕は死んでしまったのだろうか?」 そう言われて、目が覚める。 ---
蒸し暑い夏の日のことだ。朝の九時に起きて、扇風機をつける。
それから朝食。ハムエッグを作って、トーストを焼いて、インスタントのコーヒーを淹れる。
僕の住む安アパートには、当然のようにダイニングなんて洒落たものはない。
六畳一間の部屋で、僕は自前の布団を隅っこに畳んで、中央に足を折った卓袱台を置いている。そこで食事をするのだ。
冷蔵庫を開けると、しなびたキャベツと、中途半端に残った人参があった。
それで野菜炒めを作って食べることにする。自炊ができるのかと言えばそうではない。
僕は自分が好きだと思うこと以外、手をつけない。
たとえば料理なんかは好きではないので、調理器具が一切ない。
フライパンもなければ鍋もない。野菜炒めを作るためには、フライパンと鍋が必要だし、その二つがなければ野菜を刻むことすらできない。
つまり僕は自分が好きだと思ったものしか作らない。食べられれば何だっていいというスタンスだ。
朝食だってそうだ。ハムエッグとトーストは好きだけれど、トーストをかじりながらコーヒーを飲むのは嫌いだ。だからインスタントコーヒーなのだ。
そういう生活をもう二年も続けている。
「いただきます」
そんな拘りがあって雑な僕だけれど、最近の悩みはめっぽう一方通行の一つのことだ。
普段なら色んな悩みがあって、ふらふらしているのに最近は一つだけ。
真っ白な空間が壁も床もまともに分からないくらい広がっていて、その中に僕がいる。
要するに、僕が知らない真っ暗な空間の中で僕が僕を見ているのだ。
その僕は最初は背中を向けていて、何も喋らないけれどだんだんと顔が見える。
その僕はこれといった表示はしていないけど、一言だけ喋る。
--- 「僕は死んでしまったのだろうか?」 ---
そう言われて、目が覚める。
何を現すのか分からないけれど、僕はまだ死んでない。
僕は上から言われた仕事をきっちりこなして、職場の人と話して、買い物をして、料理をして、寝て......しっかりと生きている。
でも、近頃は確かに僕は死んでいるのかもしれない。
僕は教師になりたかった。でも、今は別の仕事をしている。
僕は人と話すのが苦手だった。でも、今は仕事の為に人と話すのが得意になりつつあった。
僕は買い物が嫌いだった。でも、今はなんだかんだ好きになっている。
僕は料理が嫌いだった。でも、今は自炊の為に好きになっている。
僕は過去の僕と真逆だ。
夢の中の僕。それは今の僕より、もう少しだけ若かった。
あれは僕自身なのかもしれない。
--- あの僕は、もう死んでしまったのだろうか? ---
跡
真っ白な銀世界の中、灰色の煙と騒々しいエンジン音をたてるモトラドがやけに平らな白い地面を走っている。それはどこまでも続き、ある一つの地点で止まった。モトラドの後ろには黒い車輪跡がくっきりと残っていた。
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その跡をつけた運転手は、その車輪跡を見て
満足そうにほくそ笑むと、またモトラドに股がってその跡の続きを描いていった。
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私を仲間と呼んでくれますか
リクエストがあったので、それの消化です
【主人公】
⚪︎明るく元気な女の子
⚪︎照れ屋で褒められるのが苦手。褒められると真っ赤になりそっぽをむく
⚪︎すごく顔が整っており、可愛い系の美人。
⚪︎自分の家柄が嫌で家を飛び出た。
事前に主人公指定がありましたが、そこそこ情報を拾ってうまく読み手に当てはめれたらなと考えております。
ワンピース、ルフィの夢小説です。大変失礼ですが、にわかですのでご了承下さい
「海賊王に、おれはなりたいッ!」
フーシャ村にそんな声が木霊した。歳は8歳くらいの男の子はそう言って、元気に笑ってみせた。
モンキー・D・ルフィ...後に〖麦わらのルフィ〗と異名つく男である。
私...#主人公#はその男の子の擦り傷を手当てしながら、話す。
「海賊王なんて、どうしてなりたいの?」
「.........ええっと.........」
「...いいね、その夢。ガープさんは怒るだろうけれど...私は素敵だと思う」
「ほんとか!?#主人公#!!だったら、#主人公#...」
その言葉が途切れる。ふと、ルフィの視線が私の上にいく。振りかえれば、コワモテだがガタイの良い老人の姿がある。
「じっ、じいちゃん...」
ルフィにしては珍しく怖じけついた声色で彼は私の背中の後ろに隠れた。
その老人はこちらに一瞥くれると、ゆっくりと私の背中の後ろに手を伸ばして、ルフィを掴んだ。
その瞬間、ぐんと彼の体を持ち上げてそのままひきづっていった。無論、彼も暴れたり叫んだりしているがお構い無しである。
私は少し羨ましいといつも思う。暴力はいささかどうかとは思うが、怒ってくれるのは愛されているからこそなのではないかと思う。ただ、何にしろ家柄を嫌がって出てきた身としては無い物ねだりだ。
---
「ルフィが...麦わらの一味がまたやったって!」
そんな声が酒場に響く。その声は興奮げに話す村民からだ。
ルフィが海賊になって、それから色々と動き始めた。王下七武海が倒されたとか、大監獄から脱走したとか、舞い込んでくるルフィの成功。皆、嬉しそうに彼の成功、あがっていく賞金額について情報を掴んでは思い出話をするのが好きだった。
「懸賞金、30億ベリーだって!」
「ええ?4億ベリーじゃなかったかい?」
「最新の情報、見たかよ!?」
「四皇も倒したらしいぞ!」
皆、口々にルフィが、ルフィがと言う。それを聞いて無事を確認して安堵する自分がいる。
「おい、聞いてくれよ!ルフィが...」
「帰ってくるって!!」
それを聞いて、皆が目の玉を飛び出すほど驚いたのは言うまでもない。
嘘だろう、とかどこかの商人のデマでも拾ってきたのでは、とか言うものの彼はやってきた。
モンキー・D・ルフィは、帰ってきた。
---
すらっとした背格好、ボロボロになったが大切にされたことがよく分かる麦わら帽子、昔と変わらない元気いっぱいの笑顔。
確かにそこに彼はいた。
「#主人公#!」
彼は目を輝かせて私に駆け寄る。後ろには仲間と思わしき鹿のような子や橙色の髪の綺麗な女性、変わった眉の金髪男性、様々な人がいる。
ルフィは私の手を掴んで、あの時の言葉の続きを言う。顔が赤くなるのを感じる。
「#主人公#、仲間になってくれ!」
それが|仲間《なかま》から、|仲間《こいびと》になるのはそう遠くない話。
泡沫の告白
参加させていただきます。テーマ的にバレンタインを選びました。
一人の青年がロッカーの前に立ち尽くしている。青年が凝視しているのは、空っぽのロッカーの中に手紙が一つ。
「手紙!?なんで!?」
青年の悲痛な声が響く。後ろ手にはその悲痛な声に誘われ、騒ぎたてる青年や少女が多数。
「手紙?古いねぇ」
「バレンタイン間近だってのになぁ」
「|案外、幸せもんだよなぁ《可哀想そうに》...」
口々に述べる感想。しかし...
「「「行ってやれ」」」
その言葉だけは、皆同じだった。
---
カランカランと音のなる階段を登って、錆びついた扉を開ける。
俺は今、高校生として初めての告白を受ける...はずだった。
世間はバレンタイン間近だし、こう、愛!の告白だと思った。
でも、手紙はどうだ。
---
あることについて相談があるので、屋上に来てください。
---
俺はこう思う。友人の悪戯か、イケメンの友人にチョコを渡してくれという相談ではないかと。
嗚呼、平凡顔で大してモテない俺の高校生活よ。なんて哀れなものだろう。
そんなことを考えていたら、後ろに誰かから肩を叩かれた。
振り返れば、目鼻立ちの整った顔に艶やかな黒髪、華奢な身体つきの女の子がいた。
これは、
「えっ?......望月さん?」
望月杏夏。それはそれは俺とは天の地の差ほどのカーストの女の子。拝めただけでも有難いかぎりだ。
「え、あ、手紙......望月さん?本当に?」
いやにうわずった声で聞いてしまう。
「...うん、私。あのね、」
この次の言葉を聞くまでは俺は有頂天だった。
「...バレンタインチョコを作るのを、手伝ってほしいの!」
|恋愛!《くそったれ!》
「あ~...え?」
「その、す...私!料理苦手で、チョコ渡したいんだけど...」
|料理苦手!?《かわいい!!》
「いいよ!俺、料理できるから...放課後でいい?」
そう言って、俺は涙を拭わずに勢いだけで彼女の料理レッスンに付き合う羽目になった。
---
|初めは酷いものだった。《彼は手伝ってくれた。》
|少しの炒めものさえ焦がしている彼女に驚愕することが多々あった。《彼は何度失敗しても、許してくれた。》
|しかし、だんだんと上手くなっていく姿に俺も嬉しくなった。《彼が時折、微笑んでくれるのがとても嬉しかった。》
|そして、ようやく完成することができた。《未完成のままでも良かった。》
|俺は彼女の頭を撫でて、「おめでとう」と言った。《ずっと、こうしていたかった。》
---
「よし、これで終わり!お疲れ様!」
そう彼が笑う。きっと彼はこのチョコが誰宛てなのか分からない。
あの日の屋上。好きと声に出してしまえば良かったのに、料理が苦手だと嘘をついてしまった。
だから、勇気を出そう。泡沫の告白になってしまわないように。
|「貴方の事が好きです」《ありがとう》
栄光のその先に
#プレイヤー名#
▶はい いいえ
---
ずっと思ったことがある。勇者は、魔王を倒した後、どうなるのだろうか。
英雄だと称えられ、国の姫と結構して幸せな生活をするのか。
後に化け物だと恐れられ忌み嫌われるのか。
はたまた、国から去るのか。
#プレイヤー名#がそれを知ることはない。
クリアしてしまえば、#プレイヤー名#はもうプレイしない。
プレイしたとしても、エンド周回や分岐点の回収...一度データをリセットして初めてプレイされたキャラクターやデータは綺麗さっぱり忘れられる。
それがとてつもなく悲しい。
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遘√?繧ゅ≧謌サ繧峨↑縺??縺?縲ゅ??
謔イ縺励>謔イ縺励>謔イ縺励>謔イ縺励>謔イ縺励>謔イ縺励>謔イ縺励>謔イ縺励>
蠢倥l繧峨l縺溘¥縺ェ縺??よカ医&繧後◆縺上↑縺??ゅ★縺」縺ィ蜀帝匱縺励※縺?◆縺??らオゅo繧翫↓蜷代°縺?◆縺上↑縺
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私は
私の末路は
物語としてプレイされない
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お前のせいだ。
星降る夜に
リレー小説にぶん投げたものを夢機能によって、どんなキャラクターでも当てはまるようにしたものです。
ボーイズラブですが、ガールズラブ等でも行けるかもしれません
青々と茂る草花。木々の上で赤く踊る炎。夏の思い出の一つ、キャンプとしては最高の絵面だろう。
しかし、せっかくの夜だというのに、空は雲で星は覆われて見えないし、地面は雨に降られたのかじめじめしている。...最悪だ。最悪だが、そろそろ夜もふけてきた。
#攻め#「もうテントに入って、寝たら?」
そう伝えると恋人が小さく「了解」と返事をしてテントに入っていく。少し時間を空けて#受け#を追うようにして入れば、寝袋に身体を包まれた#受け#が既に小さく寝息を立てていた。普段の姿も相まって、その寝顔が可愛くて仕方がなく、つい口づけをしようとした辺りで我に返った。火の後始末をしていないのだ。#受け#を起こさないように静かにテントを出て、火の後始末を慎重に行っていく。
後始末をする中、ふと#受け#の寝顔を思い出しては自分の顔がほころんでいくのを感じる。無理もない。あんな可愛いものを見たら誰だって蕩けてしまう。恋人の寝顔を見れるなんて、幸せの象徴としか言いようがないだろう。
---
一人で幸せを噛み締めながら後始末をしていたら、いつの間にか片付いていた。...自分もそろそろ眠い。早めに床につくことにしよう。
---
テントに入る間際に見た夜空は、いつの間にか雲が晴れ、美しい星々が顔を出して、#受け#の寝顔に負けないくらいに輝いていた。
ストーカーXの献身
夢機能によって、どんなキャラクターでも当てはまるようにしたものです。
ガールズラブを想定していますが、TLでもボーイズラブでも行けると思います。
郵便受けに小包を入れる。『#受けの苗字#様』と書かれた表札は少し錆びて、鉄の匂いがする。
...そろそろ、この匂いにも慣れてきた。初めて来た時はなんてボロい建物に引っ越したのだろうと思っていた。しかし、#受けの名前#が決めた新居だ。悪く言っては可哀想だろう。
#彼or彼女#はこの素敵な贈り物を気に入ってくれるはずだ。
そう考えて、ふと携帯を見る。時刻は正午ぴったりを指している。少しの間、部屋に戻って#彼or彼女#が出てくるまで待つとしよう。
---
午後1時。#受けの名前#が恐る恐る扉を開いて、外の地面に足を入れた。まるで尻尾を入れて怖がる犬のような見た目が愛らしいと思う。#彼or彼女#は、郵便受けに何かが入っていることに気づいたのか、中の贈り物を取り出した。そして、宛先不明の贈り物を開いて、《《そのまま落としてしまった》》。
その行動に少しだけ腹が立ったが、気にせず、#受けの名前#に何も知らないように話しかけた。
「大丈夫ですか?#受けの苗字#さん?」
「あ...#攻めの苗字#さん!いや、特に何もないんですけど...」
嘘をついた。その小包の中身は#受けの名前#への文集が入っている。
「そうなんですか?...その落とされた小包はなんです?」
「えっ、あぁ...例の方からです」
「はぁ、あの例の方ですか。引っ越してもまだ続いてるんですね」
「そ、そうなんですよね...#攻めの苗字#さんも引っ越し先に偶々?いたから、大丈夫そうだと思ったんですけど...」
「...良ければ、今から家でそのお話聞きましょうか?」
「いいんですか?」
「はい、#受けの苗字#さんさえ良ければですけど」
「全然!今から行きます!」
元気そうに返事をした#受けの名前#を見て、心の中でほくそ笑むしかなかった。
楽しそうに笑い、お菓子を貪るリスのような#受けの名前#。さっきまでの贈り物のことは忘れて、話す#彼or彼女#を見て愛しくて堪らず、つい手を伸ばし頬を撫でた。
---
#攻めの苗字##攻めの名前#。
お菓子を食べ続ける自分を愛しそうに撫でる#攻めの名前#に思わず、心の中で嬉しくなってしかたない。
引っ越せばついてきてくれる、郵便受けを開けば熱い手紙をくれる、少し歩くだけでも後ろでずっと歩くデートができる。
可愛くて、愛しくて、哀れで、心が満たされる。勿論、離れることも、離すつもりもない。
ただ、目の前で愛らしく掌で踊る人形のようにいてくれるだけでいいのだ。
高嶺の花の堕落を願う
リクエストのものです
まず一つ目(多分、全部和戸涼(美形&気が強い性格)受け)
和戸涼受け、日村修(美形&堂々とした性格)攻めの日常
事件を解決していく内に攻めがだんだん好意を抱きつつも、自身のプライドが邪魔する葛藤
多分、本編で恋愛はないです(断言)
涼がそもそもノンケの描写があるからですね
物事を考えていても、どうにも何かがちらついてしかたがない。
好きなミステリーゲームをしている時でさえ、普段なら集中できるしものの数十分で終わるはずだ。
それが、今は始めてから1時間も経過している。本調子ではない。何か、気がかりなことがあるに違いないのだが、それが何か分からない。
「...気分が悪い」
そう独り言を呟く。
「何がですか?」
独り言に返答がきた。頭がおかしくなったらしい。
「日村さん?」
いよいよ、末期か。
「日村さん。ねぇ、日村さんってば!」
「なんだ、五月蝿いな!」
「ああ、やっと返事しましたね。ずっと呼んでたんですよ」
幻聴だと思っていたが、人だったらしい。
偉そうに呼んだのは和戸涼だったようで、手にどこかの漫画雑誌を持って人の許可も得ずに個室の扉を開けたようだ。
「そうかい。それで、何の用で?」
「この漫画雑誌の...あ、これです」
パラパラと漫画雑誌を開いて、あるページを見せる。
特に特徴のない漫画の少女が真ん中に映る美少年と思わしき男性に対し、頬を赤く染めている絵。
「この作品、どこにあるか知りませんか?」
「...いや、知らないね」
「そうですか。お時間とってすみません」
「大丈夫だ。ちょっと集中力が切れていてね、良かったら私も探そうか?」
「...良いんですか?」
「ああ。Aの漫画コーナーから探してくるよ」
「有り難うございます。じゃあ、俺はZから見てきますね」
「了解」
バタバタと漫画コーナーへ駆けていく涼を見送り、Aの漫画コーナーへ移る。
『君のことが大大大嫌いな50人の彼氏』『山崎ちゃんとLv001の恋をする』『魔入りません、出人ちゃん』など様々な漫画が並んでいる。
様々なジャンルが立ち並ぶ漫画コーナーの中で、恋愛ジャンルは中高年層に絶大な人気を誇る。その中で一つ、誰かが戻し忘れたか、間違えたであろう恋愛に関する論文が棚の空きに収まっていた。
その本をおもむろに手に取り、頁を開く。
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〖性的指向〗
性的指向とは、人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念であり、具体的には、恋愛・性愛の対象が異性に向かう異性愛(ヘテロセクシュアル)、同性に向かう同性愛、男女両方に向かう両性愛(バイセクシュアル)などを指す。異性愛が性的指向であるのと同じように、同性愛や両性愛も性的指向である。
(引用:wikipedia)
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...ただの解説だったらしい。
しかし、興味深い論文内容ではある。どこかで見たようなものだが...まぁ、気にしないでおこう。
本を横のテーブルに置き、店員が元に戻せるように置いておく。そして、ゆっくりとまた視点を移動させ、例の漫画を探す。
恋愛漫画、少年漫画と別れていればいいのにと思うが、別れたところで皆が元の場所に戻すか不明なため、不可能だろう。やがて、棚に例の漫画シリーズを見つけた。
シリーズの名前も先程見た漫画と同じもので、涼を呼ぼうと身体を後ろに向けた辺りで本人の顔が肌が触れあうほど、すぐ目の前にあった。
「うおっ...急に振り返らないで下さいよ」
驚いた顔から少し不機嫌そうになる顔に少々、心が跳び跳ねるような感覚になったが抑えて口を開いた。
「ああ、悪いね。私の後ろを見てみなよ、見つけたぞ」
「あ、本当ですね。じゃあ、ちょっと...」
その言葉が言い終わらない内に彼が腰を屈めて、そのシリーズを何巻か取り出す。
「助かりました、中々見つけられなくて...有り難うございました」
そう言われて、顔が赤くなるような熱を感じる。いやにおかしい。褒められることは慣れているはずだ。それが、何故、こんなにも嬉しくなるのか。
そもそも、最近はずっとこうだ。その原因は、おそらくきっと、和戸涼である。そうに違いない。
「...日村さん?どうしました?」
何も答えなかったからか、前と同様に訊いてくるのがどうにも、何故か、愛しいと感じる。
「いや...何でもない」
そう言えば、すぐに笑って軽く挨拶をし、去っていく彼の姿が瞳に映った。
仮に今の気持ちと似たようなものがあるとするなら、それこそ〖恋〗に近いのだろうが、私に限ってあり得ない話である。
きっと、先程読んだ本に思考が偏っているだけだ。
でも、もし。
本当に愛しているのなら、彼も一緒でむしろ私に伝える側になれと願わずにはいられない。
私が彼へなど、断じて許したくない。許されないのだ。
嘘吐きの遺却
リクエストのものです
バッドエンドの星のカービィ小説とのことですが、カービィが可哀想(個人の意見)なのでバッドエンド気味(モヤモヤ)です
星のカービィwiiデラックスのネタバレを含みます
時間軸はアナザーディメンションのエンド後
詳細は全キャラクターがアナザーディメンション後→マホロアエピローグ後→(カービィハンターズ後)→マホロアランド(今ここ)
つまり、マホロアが消滅?直後のマホロアエピローグからカービィハンターズの店主から何らかの方法でマホロアランドにてプププランドへ戻ってきたということです(星のカービィWiiリメイクのマホロアランドをどうにか本編のマホロアと同一にしたいだけ)
永遠にカービィ視点。カービィの一人称等を『自分』
特徴的な青と白のファンシーな洋服、茶黒い肌に細く丸い黄色の瞳、小さいが空中に浮いている身体。それが背後のお城の大きさと相まって、酷く小さく見える。
この|彼《マホロア》は、誰なのだろう。そればかりカービィはとても大きなロリポップを持ちながら考えていた。
自分がスフィアを集めていても、自分がマスタークラウンによって|彼《マホロア》と闘っていてもここにいた。まるで、始めからそこにいたような雰囲気を纏っているが、そんなわけがないのだ。
しかし、カービィは一つ気づいたことがある。
この|彼《マホロア》は自分が以前、闘った|彼《マホロア》であって、別れた後の|彼《マホロア》なのではないか、と。
バンダナワドルディやデデデ大王、メタナイトは自分たちも闘ったくせに何も疑問に思わない。
それどころか、|彼《マホロア》が用意したアトラクションを楽しんでいる。
それがとても、悲しくて、切なくて、心苦しい。
始めて会った時、この倒したはずの|彼《マホロア》は平然とした顔で自分へ近づいて、挨拶をした。マホロアランドの支配人としての挨拶だとしても、それが「はじめまして」や「久しぶり」で片づいて良いはずがない。
それなのに、|彼《マホロア》は「はじめまして」と言った。
同じ旅人だった。友達だった。そして何より、|助けるべき存在《仲間》だった。
今の今まで積み上げてきた石が崩されていくような感じがした。
「はじめまして」ではなくて、恨み言や怒りの一つでも言ってくれれば良かった。
でも、何も言わなかった。言えなかったのかもしれない。
仮に彼が|彼《マホロア》なら、あの時のことを覚えているなら、きっと素直に謝らないだろう。
でも、それでも良かった。良かったはずなのに今の|彼《マホロア》が何も言わないということが分かるのが辛かった。
それでも、あの時の苦しそうな瞳と疲れが出ている自分が貰ったリンゴの味が忘れられない。
どうか、あの時の|彼《マホロア》に戻ってほしいと願わずにはいられない。
また友達になりたいと思う。けれど、きっと|彼《マホロア》は|彼《マホロア》ではないから難しいだろう。
それがとても、悲しくて、切なくて、心苦しい。
ロリポップを一口、齧る。そして、口の中に転がす。
あの時のリンゴと同じ甘さが、口の中に広がり続けた。
悩む角には福来たる
参加です。
エセ関西弁ですし、キャラクターは一人しかいませんが、それでもよろしければ。
パソコンのディスクトップには様々な記事が映し出されている。
それがあるゲームの配信記事であるが、共通しているのはかなり難しいミステリー系列のゲームということ。
そのゲームの記事を見ながらややクリーム色に薄い緑の瞳、かなり顔の整った若い男性は頭を掻きながら、あるいはしばらく考え込んだりしながら記事のサイトから少し大きめに映されたゲームをプレイしている。そして、おもむろに手を離して〖221B〗と名札された個室の扉から出ていった。
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「あれ、日村さん。クリアできたんですか?」
重そうな本を数冊、抱えながら黒髪の青年が先程、個室から出た人物へ話しかける。
「いや...まだだよ。結構難しいみたいで、ひとまず休憩がてらにね」
「なるほど、お疲れ様です。休憩するのは良いですけど、夏休みに入って小さい子も漫画を読みに来たりするので、ぶつかったりしないように気をつけて下さいね」
「分かってるよ。涼くんは、それをどこに持ってくんだい?」
「ああ...子供たちがそのままにした本を元の場所へ戻そうかと。読書感想文でもあるのか、難しい本を借りる子もいるみたいで」
「へぇ...夏休みの宿題ってやつだ。とりあえずその作業、無事に終わるといいね」
「ええ、日村さんもゲームの方、解けると良いですね」
涼くん、と呼ばれた青年が日村さんと言う男性に踵を返して去っていく。
それを見送って近くにあった本を手に取った。パラパラと紙の捲る音だけが辺りに響く。
暫くして、その音を止めると棚へ本を戻し、陳列された棚の森を歩き始めた。
そこから30分経って、ベストセラー小説が並べられた棚へ来た頃、後ろから何かがぶつかった感触がした。
「うわっ」
「なんやっ?」
特徴的な瞳に四つ葉のクローバーを頭に飾った背の低い小学生高学年くらいの女の子だった。
おそらく、宿題のテーマにする本でも探していたのだろう。
「わ、ほんまにすんまへん!」
「ああ、いや...こっちこそ気づかなくて申し訳ない」
反射的に謝った彼女に腰を屈めて、言葉を投げ掛けた。
「君は読書感想文のテーマを探してるのかな?」
「お、せやで。兄ちゃんは何探しとん?」
「私は、ただの気分転換だね。君、名前は?」
「.........」
日村がそう聞けば、少しむっとした顔でこちらを見る彼女。
まるで、文句でもあるような顔を察したのか先に日村が続けた。
「私は日村修だよ。ここに滞在している」
「...!...うち、木翡四葉や!」
「木翡さんか。素敵な名前だね」
「おおきに!読書感想文のテーマが見つからんなんて、どうして分かったん?」
「なんとなく、そう思っただけだよ。君が浮かない顔をしていたから」
「兄ちゃんの方が浮けへん顔をしてるように見えるで?」
「へぇ、そうかい。観察力がいいね」
「ありがとさん。そや!うち、幸運をもたらす程度の能力を持っとるん!」
「...能力?」
能力。ああ、子供の言うことなのだから、そういうことなのだろう。
なんとなく、悪い意味ではなくその純粋さが微笑ましく思う。
「そりゃあ、素晴らしいね。私は少し悩んでることがあるから、その悩みが解決できるようにしてもらおうかな」
「かめへんで!ここで会うたんもなんぞの縁やさけ!」
「あ~...ああ、それは...ありがとう」
おそらく、かけてくれるのだろう。
四葉は何か目を閉じて祈ったかと思うと、すぐに目を開け、口も開いた。
「かけたで!その悩み、ええ方向へ傾くとええな!」
「...それは...えっと、なんだか良くなりそうだね。かけてくれて、有り難う」
「かめへん!かめへん!ほな、宿題があるさけ、もう行くな!またな!」
「またね。気をつけて帰るんだよ」
また、去っていく人を見送る。気分転換も上々である。
これ幸いと、個室に戻りパソコンへ向かうと、先程まで解けなかった問題やステージがすらすらと簡単に解けるようになっていた。
あの女の子の言う能力なのか、それとも自分の努力なのか定かではないが...きっとあの女の子の力なのだろうと結論づけてキーボードを打つ手を動かし続けた。
やがて、そのゲームをクリアした頃に和戸涼...涼くんが職場の人から貰ったと、マカロンを差し入れしてきた。
そのマカロンを口の中で溶かしながら、何故だか、今日はとても有意義な良い日だったと思わずにはいられなかった。