「 ん”んぅ…」 ( ぽろぽろ
「辛いねぇ…」
「やらっ”…!!僕お熱ないもん!」 ( ぽろぽろ
「大丈夫、俺が診察するから怖くないで」
「やぁあ゛〜っ、 もう終わりなの、僕もうやなんやってっ、」 ( ぽろぽろ
「ごめんなぁ…もうちょっと頑張って、」
「お医者さんのときは嫌い!!!!!! 」
「俺達は大好きやから嫌いとか言わんとって…泣」
このカップル達、彼氏はお医者さんで、彼女は病弱で病院嫌いでした。
ご愛読よろしくおねがいします> <♡
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目次
青水 体調不良1
体調不良、BL青水注意です❕❕
シリーズです❕
青くんside
( ぴぴぴぴ、ぴぴぴぴ…
「…っん、」
自室に無機質な音が響く。
今日もまた 忙しい朝が始まった。
「っふぅ。…」
音が鳴り続けているそれを 止める。
「ふぁ、ぁ…」
思わず欠伸が出る。
そういえばいつも起きて起きて と 騒いでいる|彼奴《彼女》がいない。
昨日遅くまで起きていたのだろうか?
ベッドから体を起こし、彼の部屋へと向かう。
( こんこん、
青「ほとけ〜?入るな?」
がちゃ、とドアを開ける。
水「ふ、ぅ゛っ、…」
青「ほとけ?起きてたん、おはよう」
起きてはいたが、息が荒い。
ほとけは喘息持ちだ。
もしかして、さっき発作が起こったのではないだろうか。
そう思い、周りを見渡して吸入器が出ていないか探す。
ビンゴ。ベッドの棚の上に置いてあった。
水「ぃ、いふく…おはよ、…」
青「…ほとけ、なんか言う事あるやろ」
喘息の発作が出たら医者である俺に必ず伝えろと言ってある。
一応彼氏だし、何よりも此奴の主治医だ。
伝えろと言っているが、まだ一回も伝えてくれたことはない。
ばれるけど。
水「…ゃ、」
青「ん〜?」
あれ、てか、顔赤い気が、…
熱も出てたりすんのかな
水「ぃふくん、こあい…」
うるうると目が潤む。
青「怖かった?ごめんな、まだ怒ってへんから大丈夫やで」
「ぎゅーする?」
うん、とほとけが頷く。
熱が出るとほとけは大抵幼児退行する。
普段はツンデレのデレがないみたいな究極のツンだから幼児退行するのは正直言ってかわいい。
凄く。
水「んんん、…」
青「ほとけ?今から正直にお話してな?」
水「…」
返事はないが肯定として受け取ろう。
青「朝喘息出ちゃった?」
びく、とほとけの肩が揺れる。
水「ぁ、の、ねっ、…」
青「うん、なぁに?」
水「朝ね、たくさんこんこんしちゃって、息できなくて、こわかったっ、…」
青「せやねぇ…怖かったなぁ、よう頑張ったな、えらいえらい」
そう言いながら頭を撫でる。
青「吸入器で発作止まった?」
こく、と頷いた。
手は俺の服をぎゅっと握っている。
青「ほとけ、じゃあ一階降りて、とりあえずいつもの診察しよ?」
水「やぁ…」
診察の拒否は今は無視しておこう。
青「だっこする?」
水「うん…」
青「持ってくるから待っとてな。しんどかったら寝転がっててええで」
水「やだ…いっちゃうの…?」
は、なんだそのかわいい顔は
青「…すぐ戻って来るで」
水「んん…泣」
離れることが寂しいのか、今にも泣き出しそうな彼女。
青「だっこする?」
水「ん!!」
待ってました、とでも言うように両手を広げている。
熱が出ていて、おそらく頭が痛いであろう彼をそっと抱きしめる。
水「んへへ、いふくんのだっこだぁ〜」
青「嬉しい?」
水「ん!!」
診察セットを手に取り、リビングに戻る。
ソファにほとけを下ろすと明らかに嫌そうな顔をした。
青「はい、ほとけ、とりあえず熱測ろう」
水「…」
青「ほとけ、測って」
少し圧をかけて言う。
水 ( びくっ、
肩を震わせ、抱きついてきた。
青「できる?」
水 ( こくんっ、
青「ん、えらいやん」
「なぁ、ほとけ?」
こてん、と小動物のように首を傾げる。
青「あのさ… この後病院行ってもいい?」
水「…」
え??
水「えっ、と…いふくんのお仕事で行くんだよね…??」
青「え?ちゃうで?今日は休む。ほとけが体調悪いからに決まってるやん」
水「ひぇ…」
( ぴぴぴぴ、ぴぴぴぴ、
青「お、鳴った」
「ちょ〜だい」
ん、 と俺に体温計を渡してきたほとけ。
見ると…
まさかの38.5度。
病院行き確定やな。
青「ほとけ、今座ってるだけでもだるくない?」
水「…ん、…」
青「寝転がっててええで、ちょっと待っとって、病院行く準備してくる。」
青「おまたせ、じゃあ病院行こっか」
「しんどいやろ?車までだっこするな。」
水「んぅ…ぎゅーもして…」
青「うん、ええよ、っと、」
ほとけの体、あつ…
ぁ、ないこに連絡せな
(ないこ〜?ほとけ熱結構あるから今からそっち行くな、)
( ぴこんっ、
おぉ、既読はや、
(おっけ!待ってるわ!実は今りうらも熱あってさ…笑
頼れるのあにきしかいなそうかも…笑
二人一緒に診察しちゃう?)
(ぁ、それええかもな
じゃあほとけ車乗せるわ、また後でな)
(はーい)
青「下ろすで?」
そっと、後部座席にほとけを寝転がせる。
水「やらぁ…いふくんのだっこがいい…」
青「えぇ?笑 あとでまただっこしてあげるから、ちょっとだけ我慢しとって?」
ちゅ、と彼女の額にキスを落とす。
水「っ、…///」
青「ん、大丈夫そうやな、笑」
「俺前行くな」
ハンドルを握り、車を走らせる。
ほとけがこれ以上苦しくならないといいな。
シリーズ書いちゃいます☝🏻😩
体調不良✖BLです
ふぁんれたー お待ちしてます🙈💗
青水 体調不良2 (桃赫有り)
体調不良、BL有りです!
前回の続きなので前回見ていない方は前回のを見てから読むことをおすすめします!
青くんside
青「ほとけ?病院着いたでだっこするな」
病院に着き、車からほとけを降ろそうとする。
水「ぅ、ひっく、」
青「…ほとけ?」
「どしたん、怖い?」
水「ゃだ、( ぽろぽろ こぁい、 ( ぽろぽろ」
ぽろぽろと大粒の涙を流しながら言うほとけ。
熱出てるし、病院嫌いだし怖いよな…
病院にトラウマもあるなんて尚更…
青「大丈夫、俺いるし、ないこ達もいるからな。大丈夫やで。」
水「ん゛んぅっ… ( ぽろぽろ」
青「頑張れる?」
水「いふくんが、ずっとぎゅーしてくれるならがんばれるっ、」
青「おん、ずっとぎゅーしとるでがんばろな」
「だっこしてい?」
こくり、とほとけが頷いた。
青「っしょ、」
桃「ぁ、まろ〜!!」
声が聞こえた方を見ると、ピンク髪でピアスバチバチのないこが。
青「ないこ、りうらは大丈夫なん?」
桃「りうらね、今疲れて寝てる、笑」
青「そっか、インフルとか検査したん?」
インフルの話を出すと、ほとけの肩が跳ね上がった。
恐らくインフルの検査が嫌なんだろう。
桃「うん、したんだけど陰性だったよ。そもそも検査するまでが大変だったのに陰性ってこと伝えたらやる意味なかったじゃんってキレられました…」
青「ふは、どんまい、笑でもインフルじゃなくてよかったやん」
桃「やー、ほんとそう。てかほとけっちは?どんな感じなの?」
青「ほとけは38.5度あった。あと朝に喘息発作起きてる。吸入器で治まったって」
桃「わ、ほとけっちきつそうだな〜、…」
「とりあえず病室行こっか」
青「せやね、」
病室に着き、膝の上にほとけを乗せてベッドに座る。
桃「じゃあほとけさん、早速診察してもいいでしょうか」
水「っ、…」
青「どーぞー、笑ほとけ頑張ろな、俺ここいるから」
桃「まろ、服めくってくれる?」
青「へーい」
水「っん…、」
ほとけが身を捩らせる。
青「ほとけ、頑張って」
桃「ん〜、」
ないこは聴診器でほとけの胸の音を聞きながら少し眉を寄せる。
これはなんか悪かったんだな…
桃「ん、いーよ、聴診終わり。」
「ほとけっち、あーできる?」
水「棒使う、?」
桃「ほとけっちが頑張っておっきいお口開けてくれたら使わないよ」
水「っ、ぁ、」
桃「お、えらい!」
「ん、終わり〜、」
「まろ、」
ないこが手招きをする。
青「ん?」
|桃《「インフルの検査する?」》
青「あー、…」
ほとけ、インフルの検査ほんまに嫌がるよなぁ…
でも、一応しといたほうがいいよな…
「ん〜、…する、かぁ、」
桃「ん、おっけ、持ってくるわ」
青「おん、よろしく」
よし、俺はほとけの説得に回るか、
「ほとけ?あのな、一個頑張ってほしいことがあんねんけど…」
水「ゃだよっ、もう僕頑張んない、頑張ったもんっ、」
まだすることを言ってないのに「頑張ってほしいことがある」
と言っただけで涙を目に浮かばせるほとけ。
青「ほんまにお願い、インフルの検査頑張ってほしいんよ』
水「やぁだっ ( ぽろぽろ」
ついに泣き出してしまった。
どう説得しよう…
青「ほとけ、りうらも頑張ったんやって、ほとけも頑張ろ?」
水「…りうちゃんも…?」
青「そう、頑張れる?」
水… ( こく
青「えらいやん!」 ( なで、
水「…いふくん…」
青「ん?」
水「ぁの、ね、…/」
「その、あの、ちゅ、してほしい///」
青「…」
なんだこの可愛い生物は
水「ゃ、ごめんね、やだったらいいの、/」
青 ( ちゅ、
水「…!///」
青「かわええな、大好きやで」
水「んへへぇっ、僕もっ、/」
( がらがら
桃「…あれ、二人共なんかあった、?なんか、空気が…」
青「なんでもないでーす、笑」
桃「え!?てか、ほとけっちなんか顔赤くない?熱上が、…」
「あー、なるほどね、俺もりうら充電したい…」
青「りうらはツンデレやもんなぁ、笑」
「ほとけも普段はめっちゃ冷たいし」
桃「デレなの初兎ちゃんしかいなくない??」
青「ほんまにそうなんよなぁ…」
桃「っし、じゃあほとけっち頑張ろっか!」
水「んっ、…」
ほとけは目を瞑って俺の服をぎゅっと掴んでいる。
青「ごめんほとけ、ちょっと固定するな」
ほとけが怖がらないように抱きしめるように固定をする。
桃「じゃあごめんね、ほとけっち頑張れ!」
水「ん、!!やぁ!! ( ぽろぽろ」
「ゃ゛ぁ〜っ!!! ( ぽろぽろ」
桃「終わり!ほとけっち、頑張ったじゃーん!」
青「ほとけ、えらいなぁ、」
水「ふぇえぇっっ、ぎゅ^して、 ( ぽろぽろ」
青「ん、ぎゅー!!」
水「ぅ、ひっく、ぐすっ、」
桃「じゃあまろ、検査出してくるねここいてていいよ、」
「…あ、そうだ、まだまろん家に吸入ステロイドある??」
青「あー、どうだったかな…一応出してもらえるとありがたい」
桃「おっけー」
ないこが部屋から出て、ほとけの方を見ると、俺の腕の中で寝ていた。
次ほとけが起きるときは、辛くありませんように。
皆さんお久しぶりです更新が遅くなってすみません😿
前回、ファンレターをくれた方々、ありがとうございました> <♡
とっても嬉しかったです✨
これからはこのシリーズだけではなく、短編のほうもたくさん書けたらと思っているので、是非読んでもらえると嬉しいです!
今回はBLも入れてみました!!
BLを書くのは三ヶ月ぶりくらいで、下手で申し訳ないです…💧
というかお話の進め方が凄く下手🥺
次回はもっと頑張ります💪
見てくれてありがとうございました〜っ!!