私の作品は空白を多く入れてしまうことが特徴です。
読みにくいと言う意見をいただいていたため、空白なしのものを作りました。
空白を入れることによって物語のボリュームがでます。
そして、急な展開になってしまうことが防げます。
空白入りでも良い方は
こちら(https://tanpen.net/novel/series/1a37058c-a9de-4668-a908-4f033cd6d620/)をご覧ください。
いれいす様依、ないふの作品です。
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目次
さよなら同盟 (空白なし) 壱
空白ありでも良い方へ
絶対本編の方が面白いです。
本編を読みましょう!https://tanpen.net/novel/series/1a37058c-a9de-4668-a908-4f033cd6d620/
青)あ゛ぁ~…漸|《や》っと終わった…
仕事にひと段落ついて、
一寸溜息をつく。
このくらいで疲れるとか、ほんとになんなの、と自分に嫌悪感を抱く。
桃)お疲れ様、笑
優しく話しかけてくれるないこの声も、今日は耳についた。
青)今何時、?
桃)ん~、午前四時、…
青)ぁ~、また寝れんかったかぁ…
桃)ねむくないの、?
今日も朝からお仕事なんだからさ、一寸ぐらい寝てきたら、?
寝たら、明日がすぐきてしまう。
できれば明日が来るのを遅らせたかった。
青)ん~、そうしたいところやけど…寝れないんよ、眠くもないし、
桃)そっか~、でも、俺もそんな感じ、。
青)おん、多分其|《たぶんそ》ういう体なんよな、俺たち
何言ってんの、俺。
桃)其|《そ》うだねぇ、
…ぁっ!
青)ん?どしたん?
桃)あの星…‼︎
青)何《ど》の星?あの、赭星《あかいほし》、?
桃)そう~‼︎あれね、ベテルギウスっていう星なんだけど……
ないこが話すのを待ったが、ないこは空を眺めて話す内容を考えていた。
待っているのが退屈に感じて、
なんとなく思ったことを口走ってしまった
青)ぁ、ベテルギウスって…
桃)…!喪《も》しかして知ってる、?
青)願星《ねがいぼし》、やっけ?
桃)そう!願星《ねがいぼし》!
願星。ちゃんと考えたのは、いつぶりだろう。
誰も特に考えないことだし、話を持っていくのは結構大変。
特にないこは、相手に伝わりやすくするためになんでも深く考え込む。
仲間想いな行動だが、自分自身が考えることで潰《パンク》することもあった。
それも愛おしく感じた。
でもそれでいれいすが止まってしまったら、元も子もない。
桃)願星ってね、一杯《いっぱい》在るんだよ、!
青)そうなん、?
桃)今日、一二月二日、色んな星が一斉に南中する日。
桃)この日に出る星ってね!、全部願星なんだよ!
青)へ~、そうなんや…何個あるんやろ、?
桃)ひぃ、ふぅ、みぃ…?
青)多過ぎて解《わか》らんな、
桃)そうだね、…
ここに出ている星全てが願星なら、全てに願おうと思った。
全てにお願いすれば、武道館だって夢じゃないと思った。
そういえば、全てに願うと叶わなくなる、
なんて、誰かが言ってたかも。
それに、ここに出ている星屑は——。
桃)ねぇねぇっ!一番明るい星に、なんかお願いしようよっ!
青)あっ!其の手が在ったか…!一番明るい星は…
桃青)近星《シリウス》‼︎
青)ぁ、笑
桃)被ったね、笑
桃)シリウスは、近くにあるから、近い星ちかいほしって書くのかな、?
青)あ~、どうなんやろ、?七光年先におるから、…
桃)七光年っ⁉︎星の中だったらめっちゃ近い方じゃん…!
てことは、手伸ばしたら届いちゃうかな、⁉︎
青)届くんかな、?伸ばしてみて
桃)うんっ!…
_____________________この後リスカ表現注意_________________________________________
長さとかどうですか?
空白なしのが読みやすいんですかね!?
空白あってもいいよって言う子は本編を((殴
あと、他メン出してもいいですかね?
出しても出さなくても物語の構成上問題ないですが、いた方が多分楽しいと思います(
応援って形じゃなくてもいいのでファンレター欲しいです!
どんどん意見ください!
「読みづれぇんじゃゴルァ」とかでも嬉しいです!
お願いします!
さよなら同盟 (空白なし) 弐
じゃあもうっ…
死なせてよ、?
一等星に、なりたいの…!
寒いのに、何故かないこは袖を捲る。
それで、大きく空に手を伸ばす。
もう、朝なのに、満天の星だなと
今更思う、。
そこで、見えたんだ。
あ、ないこもなんだ、って、
ないこでも、やるんだ、って、思った。
自分の、罪だと思ってたのに、ふっと心が軽くなって、
存在が許された気がしたんだ。
「ないこがやってるなら、大丈夫」
「ないこがこうしてたからこうする」
「ないこみたいにすれば大丈夫」
そんな考えが頭をよぎった。
全部、いつも俺が考えてること。
自分の意思を持ってないな、って思った。
ないこは意見を出してくれるのに
ないこは頑張ってるのに
何時も俺は「ないこと同じ。」っていう。
そんな自分捨て去りたい。
あ、これって、ないこに___してるんだ。
じゃあないこがいないと生きていけないじゃん、
桃)まろが話すターンだよ
青)あ…、ごめん、
桃)ん?まろ、どうしたの、?
青)あ、ううん、なんもないで、
幻聴かな、
でも、なんか話さなきゃ、
と思って気づいたことを言ってしまった。
青)ぁれ、?ないこ、手首切《りすか》してんの、?
正直、こんなこと言っていいのか、と思った。
何時もは、「ないこと同じ。」って黙ってる癖に、
こう云う時だけうるさくて、
やっぱ死んでしまえよって思う
桃)ぇ、あ、うん…!疲れちゃって笑
ほら。ないこも、こまってるじゃん、
青)俺も、笑
言ってみて気づいた。
俺って、なんも考えてないじゃん。
「俺も」。って言われて、なんて返す、?
「一緒だね、嬉しい」、なんて、このことについては言えないし
「うわ、俺より酷いね、大丈夫、?」とも
「俺よりは、してなくて偉いね、」言い難いはず。
俺は、返答する相手を考えてない。
ないことは、違う。
ないこはこう云う時、なんて云うだろう。
俺も切ってるよ、って云いたい時。
「俺もだよ、。まろがしてるなんて、びっくり。
まろは、体大切にしそうなのに、」
自然と、ないこの声が聞こえたような気になる。
ないこは何時も、俺と比べる時。
「まろは__だから、すごいね」
って、俺のことを褒める。
其れで俺が、
「そんなことないで、」
って、謙遜する。
ないこはそれを、
読んでたんだ。
さっきの例でも、「そんなことないで」って、言えちゃうじゃん。
ないこは、なんて返すだろう。
「俺も、笶」って言われたら、なんで返すだろう、。
桃)まろは、腕切《あむか》なんだね、
新しい風が吹くような、
暖かい空気が漂った。
_______________ないこSide
まろが同じ心情なんじゃないかって、思って、
袖をわざと捲ったんだ。
想定してたことが返ってきて、なんだか心が弾んだ。
まろも死にたいんじゃないかって、思ったら、
その醜い腕さえも愛せてしまう。
こんな俺、、まろは嫌かな、笑
青)暴露《ばれ》にくい、から。
、暴露《バレ》にくい、ね
俺には、いってくれればいいのに。暴露《ばら》せばいいのに。
死にたいなら、死にたいって。
辛いなら、辛いって。
一緒に死のうよ、
ねぇ
ねぇ
まろ
まろだけは俺のこと好きっていってくれたじゃん、っ
桃)そう、だね。確かに、暴露《ばれ》ないね、
ここで、へんなこと言ったら
まろに嫌われちゃうから。
話を合わせた。
青)ないこも、切ってるってことは、なんかあったん、?
痛いところを突かれる
でも、ここで「死にたい」って言ったら
まろも共感してくれるんじゃないかな、
桃)う~ん、…
地球《この世》に、飽きちゃって、笶
少し、長めの沈黙が続く。
変なこと、言っちゃったかな
まろは、何て返してくれるかな、
そういえば、我ながら、いつもよりも考えずに、言いたいことがまとまった。
いや、言いたいことが、決まっていたんだ
いつもは、嫌われたくなくて、言わなきゃいけないことを考えて、
言っても怒られないような
好かれるようなことしか言えなくて、
なんて言えばいいのかを考えて、
言うことがまとまんないから。
なのに、嫌われちゃうの。
なんで、?
でももう、嫌われたっていいや。
一人で死んだっていいや。
ぁ、俺って、
本当に死にたいんだ。
そう思ったら、なんか
もう
全てがどうでもよく思えて
明日にでも死のうかな、って。
もちろん、まろも一緒がいい。
青)ぇ…、?
ないこも、飽きたの、?
予想外だったけれど、
期待していた言葉が、
きみの声に乗せて届く。
青)じゃあ、!俺と同じやね、笶
やった。待ってた言葉だ。
まろに伝えられた。
まろがわかってくれた。
まろが…
いや
まろと。
一緒に死ねるんだ。
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一緒に死ぬことが
さよなら同盟
の条件_______。