7つの大罪〜世界の劣等〜
編集者:紙
7つの大罪。それは、キリスト教における人間を罪に導くとされる七つの悪徳。
でも、そんな彼ら、彼女らでも。
生きているとしたら?感情があるとしたら?
世界のすべてを欲しながら、内なる「餓え」に引き裂かれる絶対王者・傲慢。
他人の輝きに血眼になり、醜い自分を激しく嫌悪しながら王の影に簒奪を囁く・嫉妬。
欲望を糧にすべてを掴み取ろうと、王と不敵な交渉を交わす・強欲。
そして、人生を謳歌せず、存在の彩りを失ったまま地下に停滞する・怠惰。
他者の熱量を許せず、己の身を焦がすほどの狂気で世界の色彩を破壊し尽くす・憤怒。
愛を乞い、愛に溺れ、他者の心を甘美な毒で染め上げることでしか己の形を保てない・色欲。
満たされぬ空虚を埋めるため、物質のみならず他者の魂の輝きさえも底なしに喰らい尽くす・暴食。
彼らが抱えるのは、絶対的な力と、それ以上に深い──『劣等』。
綺麗で残酷な、彼ら、彼女らの息遣いが、いまここにある。
──そんな無理矢理な聖書を、ご覧になってください。
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読み方
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目次
Prologue
登場人物
・傲慢
・嫉妬
(順次更新予定)
次回
『昼の祈りは、届くなか』
「傲慢様っ!今日はどこへ行かれるのですか?」
「う〜ん、じゃあ、北の方に行ってみようか」
「はい!」
◇
1週間の間を空けた日曜日、午後21:30頃
更新予定