私の飽き性を改善するために作られた毎日投稿の短編小説。
多彩なジャンルだと思われる。
続きを読む
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
私の位置
スクールカースト
・いちゃいちゃ
・同性愛
私の名前は夜魅。12歳だよ。突然だけど、みんなは「スクールカースト」というものを知っているかな?私の通う小学校「南月光小」、6-A組ではコミュ力で位分けされるの。私は中間地点にいる何の変哲もない奴。一番上の奴らはいちゃいちゃしまくって、一番下の奴は同性愛者。まあ、私にはどうでもいいこと、だったはずなんだけど………。
---
天気の良い日に、私は体育館の裏に来ていた。目の前にいるのはアキちゃん。気の弱い女の子。A組において一番下の位置にいる。
「あの、ヨミちゃん………私と、付き合ってください!!」
「は?」
思わず漏れた本音の声にわたしは慌てて口を塞ぐ。けど、アキちゃんは目をキラキラさせていた。
「その声に、私はほれたんです!」
「えぇっと、つまり、私に同性愛者になれと?」
私が聞くと、アキちゃんは俯いた。
「ダメ、ですよね………。」
普通の私ならダメと言ったかもしれない。でも、アキちゃんとなら不思議といい気がした。秋風が私とアキちゃんの髪をかき上げる。私は自分が思う精一杯の透き通った声で言った。
「喜んで!」
しかし、それが絶望の始まりだった。
---
「痛ッ!」
私のスクールカーストでの位置は最下位となり、最高位のイジメの的となった。
「このくそ百合野郎w痛いならとっとと別れればいいだろw」
理由は単純、同性愛者だからだ。アキちゃんと別れれば元に戻る。でも、私は選択ができなかった。それは、彼女がとても優しかったからだ。アキちゃんは私をちゃんと庇ってくれた。アキちゃんの小さな背中が私の視界を塞ぐ度に、私はアキちゃんとの絆を深めていった。
---
ある日、私は川の橋に呼び出された。相手はもちろんアキちゃん。アキちゃんは悲しそうな顔だ。
「そこに立って。」
私は橋の端に立つ。何だがダジャレみたいだ。すると、アキちゃんが私にタックルをかましてきた。私は橋からずり落ちる。
「何で…………!」
「ごめんねヨミちゃん。私はもう、耐えられない。」
クラスメートの笑い声としたり顔を私は下から見た。血が広がる。寒い、熱い、赦せない。憎い憎い。そう思ってアキちゃんを見た。アキちゃんは笑っていた。そして、ナイフを取り出して喉元に突きつけた。アキちゃんが橋から落ちて私の近くに来る。私は手探りでアキちゃんの手を探す。私がアキちゃんの手を掴むと、アキちゃんも握り返してくれた。
「私達ずっと、一緒だよ。」
---
6-A組には幽霊がでる。女の子二人の霊。彼らはずっと笑い続けている。狂ったように笑い続けている。
黒髪のあやかしとコウテイペンギン
「ココハ、ドコダロウ?」
私、僕だっただろうか?コウテイペンギン、なハズなのだがなぜか人間の姿へと変わっている。人間の姿は歩きづらいのだな。ここは北極、だと思われる。ただ行く宛もなくさまよい続けている。さっきからずーっと。どうしてここにいるのか何も思い出せない。僕はとうとう倒れる。ここで僕は死んでしまうのだ。
「お主、何をやっておる?」
誰かに言われて、僕はゆっくり顔を上げる。そこにいたのは長く艶やかな黒髪を持つ人間の女の子だった。いや、違う。彼女はあやかしだ。目の色が赤色で瞳孔が細いなんてあやかし以外の何者でもないだろう。
「お主、名前は?」
「………ナマエ?」
「ふむ、お主は邪法にでもふれたのかのう?妾でも邪法を解くのは難しいぞ?」
不思議な少女は邪法という言葉を口にした。何かが引っかかる。
「ジャホウ?アナタハ?」
「妾か?妾は瘉驪」
「ユリサン?」
「そうだ。ふむ。まずはお主に服を着せねばのう」
そう言うと、瘉驪さんは服の中からバッグを取り出して漁り始めた。漁り始めて十分ほど経つと中から毛皮が出てきた。
「ほれ、これでも着ておれ」
「アリガトウ」
「さて、お前の記憶ちょっと詠ませてもらうか」
「ン?」
「永遠を知りし者。夜を知りし者。彼のストーリーを見せてもらえはくれまいか?」
瘉驪さんの持っている虹色の石が浮いて、そして落ちた。瘉驪さんは残念そうな顔でため息を吐く。
「ダメだ、拒絶されておる」
「ユリサンハナンテアヤカシナノ?」
「妾は黒妖犬じゃ」
「フーン」
「お主、妾と来ないか?」
僕はちょっと迷って、瘉驪さんについて行くことにした。
---
僕は瘉驪さんと色んなものを見た。輝くオーロラに、海に流れる氷。どれも幻想的なものだった。最後に北極の中心につくと、瘉驪さんは聞いた。
「お主はなんじゃ?」
「ボクハ、コウテイペンギン」
そう、コウテイペンギン。でも、北極生まれじゃない。やっと思い出した。僕は動物園で生まれて、北極に行けなかった。幾度も北極を夢見て、死んだんだ。動物園で。思い出すと、僕の体がキラキラと光り輝いた。
「アリガトウ、ユリサン!」
僕は笑った。瘉驪さんも笑っていた。僕は頬笑みながらオーロラの中に溶けていった。
---
「さて、ユウリのことはこれで終わったかな。」
私は瘉驪という化けの皮を剥ぐ。途端に元の姿に戻る。白髪に紫と緑のオッドアイ。頭には龍の角。これが私、龍花の本当の姿だ。
「じゃあ、また別の世界に行くかな~!」
創作者としての義務。それはキャラクターを昇天させること。次の日替わりお題は何かな?私は筆を掴んだ。
あとがき
キャラクターとしての私を中心にして進めてくか。
二次元の龍花の容姿好きなんですよね。可愛い。