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目次
#1 あなたは?
リクエストにお答え〜!
読んでくれると嬉しいです!
僕の名前は湊。
僕には悩みがあるんだ。
僕は、みんなに可愛いとしか言われたことがない。
褒め言葉なのはわかってる。
でも、男子としてみてもらえないのは、正直嫌なんだ。
どうすれば、「可愛い」じゃなくなるのかな。
〜学校〜
結衣「湊、おはよ!」
美涼「おはよ」
湊「2人とも、おはよう!」
この日の放課後、事件が起きた。
?「ちょっと聞いてんの?人にぶつかったら謝るくらいするでしょ?」
?「マジありえないわ」
?「1年のくせになんなの?」
目の前では、1人の女子が先輩達に囲まれていた。
助けなきゃ──
でも、あっちは3人。
一年1人や2人でどうにかなるわけが無い。
でも、
湊「なに、やってるんですか。」
先輩「なに?」
先輩「1年?」
先輩「なにしてるって話してるだけなんだけどw」
湊「じょ、冗談はいい加減にしてくださいよ。その子泣いてるじゃないですか。」
女の子「べ、別に泣いてない」
女の子が顔を上げた。
かわいい──
こんな状況なのに、見惚れた。
先輩「泣いてないってさ?」
先輩「もう行こ〜」
先輩「それな〜」
湊「あ、」
スターッ
湊「だっ大丈夫?」
女の子「ほっといてよ!大丈夫って言ってんじゃん!どっか行って!!!」
ズキン
女の子「痛ッ」
湊「あっ」
でも、また怒られるかな。
でも──
湊「手っ!痛いの!?」
女の子「うるさい!大丈夫だから話しかけてこないで!」
湊「でも放って置けないじゃん!」
女の子「なんで放って置けないの!?私を置いて帰ればいいでしょ!?」
湊「行かない!!!!」
女の子「...は?」
ガシッ
女の子「ちょっなにするn」
湊「ほらっ行くよ!!」
女の子「...」
〜保健室〜
湊「処置終わった?」
女の子「...うん」
湊「名前、なんていうの?」
女の子「...桜、小春..」
湊「可愛い名前だね!!」
小春「どこが...」
小春「あなたは...?」
湊「僕は、早乙女 湊!!」
小春「そっちこそ可愛い名前。」
湊「そ、そんなことな」
小春「もう行く。」
湊「あの、も、もしよかったら、一緒に行かない?」
小春「...」
小春「べ、別に」
湊「じゃあ、行こう!!」
小春「う、うん...」
テクテク
湊「じゃあね!!」
小春「じゃ、じゃあ」
さあ!2人はどうなるかな?
次も読んでくれると嬉しいです!
#2 友達?
昨日はなんだかんだ楽しかったなぁ。
今日も桜さんに会えるといいけど...
学校行くか!!
ガチャ
テクテク
湊「ちょっと早すぎたかな?」
まだ誰もいない。
1組とかも全員いないのかな?
チラッ
!?!?!?!?!?!?
湊「桜さん!??」
小春「朝からうるさいなぁ」
湊「ご、ごめん」
小春「別にいいけど」
湊「カバン置いてくるね!!」
小春「わかった」
湊「桜さん一組なんだ。すごーい」
一組は、天才の中の天才が10〜20人選出されるんだけど、今年はスレスレの10人しかいなくて、
半分くらいは無理やり選んだって言ってもいいくらい。
小春「別に、テキトーにやって覚えればできる」
小春「できない方が意味わかんない」
湊「...みんなに言ったら大変だぁ」
小春「何が?」
湊「みんなそれができなくて困ってるんだよ」
小春「...?」
湊「急に黙るのやめてもらえます?」
小春「みんなそんなことで悩んでたの?」
湊「そんなこと...」ションボリ
小春「クスクス」
湊「...?」
桜さんが、笑った...?
小春「なに?」
湊「え!?えっと、その」
びっくりしてパニックになっていると、桜さんが、また、笑った。
光のせいか、桜さんの耳が、少し赤く見える。
ワイワイガヤガヤ
小春「あ、他の人たち、きた。」
湊「あ!!じゃ、じゃあ!」
うちの学年は、他のクラスに入ったらダメなんだ。
俺は急いで教室に戻った。
湊「はぁ〜」
まだ朝なのにすごく疲れた。
走ったこともあり、鼓動が異常に早い。
そんなことを考えていると
結衣「湊!!おはよう!!」
結衣が真っ先にこちらにきた。
湊「結衣は朝から元気だね。」
結衣「でしょー。私は笑顔が一番だからねっ!!」
湊「結衣らしくていいね!」
結衣「うん!」ニコッ
湊「美涼は?」
結衣「み、美涼は!今日おやすみ!だから、今日は一日、2人で遊ぼうよ!」
湊「う、うん!」
結衣「やったー!!」
キーンコーンカーンコーン
湊「あっ準備しないと!」
結衣「う、うん!」
〜放課後〜
結衣「湊っ!一緒に帰ろう!」
湊「うん!ちょっと待ってね!」
結衣「もちろん!」
湊→一組へ
結衣「みな、と?」
俺は、桜さんを誘った。
その時、一瞬、結衣が動揺しているように見えたんだ。
〜結衣目線〜
結衣「湊っ!一緒に帰ろう!」
私は、湊を誘った。2人で帰れる時はなかなかないから。
湊「うん!ちょっと待ってね!」
結衣「もちろん!」
湊→一組へ
結衣「みな、と?」
私は、びっくりして、一瞬動揺してしまった。
そう。
私は、湊が好きだから。
桜さんに、取られたくないと、思ってしまったんだ。
表には出さないけど、湊が、他の女子と話していると、少し嫉妬してしまう。
よくないんだって自分でもわかってる。
でも、気にしてしまう。
湊が幸せならそれでいいのに。
湊「結衣?」
その声で、私は我に帰った。
書き方変えてみました。間が空いてしまってすみません💦