タイトルのとおりです。
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目次
リンディーララ -何時かの恋の行方- 前編
Snow Manの最新アルバムRAYS収録曲リンディーララの二次創作です。
BL注意です。
康二くんに片想いしている〇〇君視点のお話。(〇〇が誰なのかは予想してみてください!)
康二くんは元々彼氏と付き合っていた設定です。
冷たい夜が俺を襲う。
ベランダへ出る。
その風と、淋しく光る街灯が、俺の心を案じているみたい。
気のせいかな(笑)
ポケットに入れてあったスマホが鳴く。
見たら、
「康二!?」
俺の想い人からの電話だった。
「もしもし」
『スス、、グス、、』
明らかに泣いているような声が、かすかに。
「どうした?大丈夫?」
『、、喧嘩、、、、した、、彼と、』
仲が良い、あんな彼と、喧嘩?
「え、喧嘩?どんな喧嘩?」
『同棲したいって言われて、でも、仕事柄、、そういうの、あんまり見つかりたくないやん? それ、説明したら、、仕事の事ばっか、って、、、、、』
突っかかりながらも、話す君。
「なあ、それって、振られたわけじゃないんだろ?」
『、、、、振られた、、っ』
「えっ?」
『今から会える?、、話したいから』
「、、うん、勿論」
泣くなよ。待ってて。
10:00PM
ドライブしよう、と提案し、自分の家だったらしいから、迎えにいく
『、、、、振られた、、』
それなら、俺でよかったんじゃない?俺が、気持ち隠さなくても良かったじゃん。
しばらくして、家に着き。
『、、、有難う』
そう言いながら、助手席に乗った君の瞳は、赤かった。
人通りの少ない道を走らせる。
「どっか行きたい所ある?」
本当は詳しく聞きたいけど、それは、きっとかえって逆効果。
空いているお店は少ないだろうけど、公園とかなら、まだ行ける。
『、、、遠くでもええ?』
そんな、申し訳無さそうに聞かないでよ。
「勿論、俺と、明日のことは気にしないで?」
康二が行き先に指定したのは、夜景がよく見える広場。
割と遠いけど、俺もそこに行ったことはある。
『、、、ナビ入れへんの?』
「入れないよ」
君の自由を縛りたくないから。
『やっぱ、物知りなんやな。俺と違って』
、、、、、
君は知ってるの?俺が康二のこと、ずっと前から好きってこと。
三角関係で、切なくて、張り裂けそうな恋心を隠してること。
ふと見ると、下弦の月がぼやけて灯っていた。
「彼の愚痴なら、たまに聞くよ」
とか
「なんで俺じゃないんだろう」
なんていって、なんでそう感じるかもわからないくせに、そばにいたかった2ヶ月前を思い出した。
もう、君が大事で大事で、仕方がなかったんだ。
康二も、話していたら少し落ち着いたのか、多少笑顔も見えてきた。
隣を見たら、赤信号に照らさせた君の顔。
“彼と”幸せになってほしい。
って言って、嘘ついたこと、謝るよ。
だって愛してたから、本当は、君が欲しかったんだ、って、やっと言葉にできたのに、このぼやけた月と一緒に、隠すことを選んでしまった。
目的地に着いても、核心を突いたことは何も聞かず、というよりかは、聞きたくなかった。
また泣かせたくない、それがよぎるから。
想いを打ち明けそうで、怖いから。
〜〜〜〜〜〜〜
〇〇君、切なすぎる、、、!
分かりますか?〇〇君の正体。(書き方が下手で分からないかもしれませんが)
あと、リンディーララの二次創作のはずなのに、ナイトスケープが脳内再生される不思議。
後編もお楽しみに(≧∀≦)
ここまでご覧頂き有難う御座いました!
良ければファンレターで、感想等お聞かせ下さい😊
※実在する人物及び内容は、本人様には一切関係ございません。
全てフィクションです。
リンディーララ -何時かの恋の行方- 後編
リンディーララ -何時かの恋の行方- 前編↓
https://tanpen.net/novel/57604e15-879b-49d5-af4d-2a3856a52360/
の続きです!(まだ読んでいない方はこちらから✨)
〇〇君とは、一体、、!
11:00PM
『そろそろ帰らんとな』
康二がボソッと呟いた。
確かに遅い時間帯だけど、本当にこのまま帰ってしまって大丈夫なのだろうか。
『ごめん、ありがと、我儘付き合わせて』
「いいよ、全然。でも康二はそれでいいの?」
康二は、時間にも、合わせなければいけないのだろうか。
『、、、、、ええよ、帰ろ。俺運転するから』
それはそれで申し訳なかったけど、頑なに譲らないので、俺は助手席に座ることにした。
君が右にいる。違和感はないけど、やっぱり、右からみても康二の顔は綺麗。
シートベルトしたか? ミラーもOKか?
なんて、小声で一つ一つ確認している。今日は、俺の車で来たから、家まで送ってくれることになった。
俺の家に着けば、今夜は終わる。だったら、止まって欲しい。あるはずのない魔法で止めたい。
その想いとは裏腹に、君はアクセルを踏み始めた。
『なんか、音楽かけようや!』
切り出す話題がなかったのか、少し焦って、そう提案してきた。
「了解。どれでも良い?」
『ええよ!』
♫~
『あ、怪獣の花唄』
いきなり鼻歌で歌い始めた。決してルンルンではないが、ちょっとだけ気分が上がった?そんな感じがする。
やっぱり、分かってしまう。
俺のほうが康二を知ってる。康二の笑顔を作れる。
好きな曲をかけたら喜ぶことも、見えてた星を数えて、9個やったで!って、Snow Manに関することなら嬉々として伝えに来る表情とか、知らなくても良いよ、って何回も言ってるのにめちゃくちゃ覗きに来たり、で最終的に俺が諦めて、見に来たことを後悔する(笑)
、、ほら、俺のほうが、康二のこと知ってるでしょ?ね?
そして、いつも、康二のする事に翻弄される。
まあ、俺が“お兄ちゃん”、だからなのか?(笑)
余裕ぶっても、俺の“愛してる”は、溢れて、簡単には止まらない。
曇っていたはずの|夜《よぞら》が明け、一つの星座が顔を出す。
それが、康二に似ていると錯覚した俺は、どの星より光り輝いている双子座を見つめた。
『何してんの(笑)』
康二と出会ったときを思い出していたら、笑われながらつっこまれた。
その事を話すと、
『それ双子座やな!よう俺の星座覚えてんな〜』
俺らは双子じゃなくて、“兄弟”だから。
もし君に、この想いを伝えたら、〈またね〉なんて、言えない。
「もう、彼に、未練はない?」
伝えそうになった“愛してる”の言葉を飲み込んで、言った。
『、、、!』
突然の俺の言葉に戸惑う君。
信号が青になった。いつもより、眩しい青。
この丘を越えた先が俺の家。もう、ここでしか聞けない。
「もう一度、やり直したいなら、ちゃんと__」
『やり直す気なんてない!』
俺の言葉を遮った、力強い言葉。でも、そこには、彼が抱えきれない苦しみが漏れ出している。康二が、今まで経験してきた、失恋の数々が、総て。
徐々に俯いていく君。
『もし、これで、あかんかったら、もう、どうしよって、不安やった。でも、俺はふらんから、安心してって、言われたのに、、、、』
いつの間にか家に着いていて、君は、綺麗な、美しい涙で頬を濡らしていた。
「、、、、」
俺は、それを、黙って、背中を擦って見守ることしかできなかった。
時が、夜が、ゆっくりに感じる。そして、ごめんと謝る君。
俺こそ、ごめん。
告白することに、ビビってる俺が、近くにいる権利なんかないのに、このまま帰したくないとか、思ってること。
23℃の車内に降り注ぐ、長い沈黙。
その末に、君は、
『俺、もう恋愛しやんとく』
脳に響いたこの言葉を、俺は一生忘れない。
『傷つきたくない、傷つけたくない、もう、こりごりや!』
流れる涙を拭って、こう放った。
『ありがとう、なんかちょっと、吹っ切れたかも(о´∀`о)』
この笑顔に、嘘はない。俺とは違う。
「、、そっか、なら、良かった」
本当は、俺で幸せになって欲しかった。愛してるって、口で言ってやりたかった。いつも、告白できなくて、そんな俺を見飽きたんだな、神様は。
康二は、俺がいなくたって、幸せに暮らしていける。これからも、明るくいられる。
、、嬉しいことのはずなのに、視界が涙でぼやける。
大丈夫だ。心配しなくても良かった。
『じゃあ、帰るな!また明日』
そう、ドアを開けた君の腕を、思わず右手でぐっと掴んだ。
『待って!』
半開きのドアから入ってくる、光の耀き。
少し、強めに握ってしまった。
「どしたん?」
「今日、何の日だと思う?」
忘れない、君は分からなくても。
「誕生日、おめでとう」
6/21 0:00AM
『あ、ほんまや!w』
『ありがと!』
その笑みを、俺だけに見せてくれることはない。
『、、、何で、泣いてんの?』
「、、っ、、気にしないで?」
『なんかあったら、相談してや!』
その優しさが、俺にとっては、|苦《くる》しくて、|苦《にが》かった。
---
家に帰り、また、冷たい夜が襲う。
チョコを食べても、その苦さは、全身に残ったままで。
ベランダに出れば、偶然目が合って、手を振ってくれる君。
ファンサはよそでしな、そんな事、言えるはずもなく。
『また明日な!』
**“照兄”!**
その言葉の、また明日、は俺を見ていない気がして。
そよ風の中で、一人、誰にも反応されることのないまま、夜が明けるまで、|鳴いた《泣いた》。
康二の腕の感触と、その暖かさを、握り締めて。
〇〇君の正体は、照兄改め「岩本照」君です!
嫉妬深い感じと、表面上の兄弟に関する想いを、ちょっと出した感じにしたつもりです。
実は、最初から決まっていた訳ではなくて、書きながら誰が当てはまるかなって思いながら書いたので、ぐちゃぐちゃになってるかもです💦
(前編でのファンレター、有難う御座いました!どうでしょうか?上手く出来ていますでしょうか?)
結構時間かかりましたし、何なら文字数もダントツに多い笑
長いのに、ここまでご覧頂き有難う御座いました!
良ければファンレターで、感想等お聞かせ下さい😊
全てが君だった。 -翔太side- 【EVERYTHING IS EVERYTHING】
Snow Manの3rd Singleカップリング曲のEVERYTHING IS EVERYTHINGの二次創作です。
BL注意です。
とある事をきっかけに、舘様に別れを告げられたしょっぴーのお話。ゆり組(なべだて)付き合ってます。
リクエスト、有難う御座いました!
それでは、どうぞ!
「ごめんね、翔太」
涼太らしくない、なぐり書きのような文字。
「別れよう、さようなら」
買ってきたレジ袋を思わず落とす。
たった二行しか書いていないメモ書きには、雫が落ちて乾いた跡があった。
理由なんて聞かなくても分かる。全部、俺が悪い。
---
『俺、ずっと前から、舘様の事好きだった』
そう告白した。月夜、俺の家のマンションの、屋上で。
「俺も、翔太の事好きだった」
両思いであった事に、安心と、嬉しさが込み上げて、泣いてしまったのを鮮明に覚えている。
『涼太!!』
「おおぉ!w」
思わず抱きついてしまった時も、涼太は快く受け入れてくれる。そういう所が好きなんだ。
そして、付き合った。
「はい、今日はカレーだよ!」
パク
『うわっ、うまっ!!』
「良かった笑」
涼太の料理を食べて、たまに手伝って、一緒にテレビ見て、一緒に寝る。
本当にラブラブカップルみたいに、仲良かった、順調だった。
そして、俺は2024年の1月、7月期のドラマの主演が決まった。
どちらも恋愛系のお仕事だったけど、主演なのが何よりも嬉しくて、涼太に一目散に伝えた。
「、、キスシーン、ある?」
それで、この回答。可愛い。可愛すぎる。
『あるけど、、、一緒に見る?』
「、、、、、見る、、翔太いなかったら見ない」
そりゃあ彼女にとったら、キスシーンなんてたまったもんじゃないだろうな、とは思っていたけど。予想以上に反応が可愛かった。
だけど、そこからが地獄だった。
ドラマの撮影、MVの撮影、アルバム関連のお仕事、テレビ、ラジオ、雑誌諸々。
忙しすぎた。家にも中々帰れない、休めない“日々”が続いた。
そして、最悪にも、
「翔太、おかえり」
君の声も
『、、、、、ごめん、寝る』
はぐらかしてしまった。
これが、俺らの最初の“ひび”だったのかもしれない。
---
そのまま、俺は、それを謝れなかった。強がった。彼氏だからって。
ずっと、今まで、放りっぱなしにしていた。涼太なら、分かってくれるって。分かるわけないのに、そう信じて。
それが、俺に返ってきた。涼太が今まで感じた苦しみが、今日。
鍵も何もかも忘れて、外を飛び出た。
今までは、君が一緒にいた。でも、今はもういない、おかえりって言ってくれない。一緒に寝てくれない。これが、どれだけ苦しいことであるかを今さら知った。
俺の肩に突然ついた、数個の雨粒。雪。見えていた月も隠れて、暗くなる。神様は、俺を慰めたいのだろうか。いや、違う。いい加減にしろって、怒ってんだな。
雨に突きつけられた、この痛みを麻痺させて欲しい、って馬鹿みたいだろ。
馬鹿なんだよ。だから、彼氏として、涼太の事を第一に考えなきゃいけないのに、自分勝手に放っておいて。
涼太、君は俺の、全てだったんだ。
病院から、幼稚園から、高校、大学、全てを共にしてきた。
好き、だけじゃなくて、愛してるまで膨らんだ気持ちを抑え込んで、お下がりの涼太のジャケットの匂いをかぐ。
好きじゃない、愛してる。この言葉さえ伝えられれば―
そう思い、涼太の家まで全力で走った。
俺だけをみて、微笑んでくれる涼太は、もういない。俺だけが見れていた、涼太のあの顔。
あの微笑み取り戻したくて、、、、もう馬鹿にしてよ。
走る俺の瞳には、落ちていきそうな雫。|凍《つめ》たく打ちつける風に、俺が一人だということを実感させられる。
ふと見上げた夜空には、星もない。見えない、冬なのに。
この虚しさにも慣れてきてしまうのか。
一緒に行った公園、一緒に泣いたあの道。初デートの場所。いつの間にか通り過ぎていて、思い出を振り返る間もなく、走り続けた。明日も一緒にいるって、思ってた。だからこれ以上、“思い出”のまま終わりたくなくて。
涼太、涼太の声が聞きたい。愛してるって伝えたい。不器用な俺を、口の悪い俺を、好きって言わなかった俺でさえも、愛してくれた、たった一人の幼馴染。
もう一度でいいから―
その笑顔に触れたいよ。
ピーンポーン
チャイムを鳴らす。でも、涼太は、こういうとき、人を頼れない。だから、確かに家にいる、はず。
『なあ、涼太いるんだろ?』
返ってこない返事。
『なあ』
ドアに触れる。
『俺ら、ずっと、一緒だったよな。毎日毎日』
荒い呼吸で、伝える。届いていると願って。
『俺、、、、、涼太に、酷いことした!ごめん、、ごめん!!俺は、もう、一人じゃ、生きていけない、、っ、、』
『これからは!!、、、ちゃんと、っ、、涼太を大事にするから!!お願い、戻ってきて!!もう一人にはさせない!!!』
ドアの向こう側にいるかも分からない涼太に、必死に呼びかける。
『もう一度だけ、、うぅ、グス、、、もう一度だけ、チャンスをくれないか?!』
『一緒に、、いたい、、、』
ドアノブに手をかけ、そのまま崩れ落ちた。
雨か、俺の涙か、混ざって分からないまま、星に願った。
雨雪は、止まずに、それどころか強くなって降り続けている。
地面と、風と、雨と、一人であることの|凍《つめ》たさが、俺を、上から麻痺させた。
『涼太、、、もう、俺のこと、嫌いになった?』
雨雪が弱まった。纏わりつく1秒。
無言の、長い沈黙が“ひび”いた。
涼太がその気なら、もし、俺がいなくても、幸せになれるなら―
『俺は、《《愛してたよ》》?』
二人だった幸せを、雪に預けて、
『ありがとう、“舘様”』
“さようなら”
恋人の涼太に、自分の気持ちに、別れを告げた。
、、申し訳ありませんでした!
なべだて、失恋以外難しすぎましたm(_ _)m(また失恋のお話ですみません)
どうでしょうか? 伝わりましたでしょうか?
このお話の題名に、翔太sideって書いてありますよね?
なので、涼太sideも御座います。お楽しみに!
涼太sideの時、ゆり組以外の舘様とのペアを一つ登場させたいのですが、どのペアが良いと思いますか? もし宜しければファンレターでお教えください!
ここまでご覧下さり有難う御座いました!
良ければファンレターで、感想等お聞かせ下さい😊
※この小説の内容は、本人様には一切関係ございません。
全てフィクションです。
全てが君だった。 -涼太side- 【EVERYTHING IS EVERYTHING】
Snow Manの3rd Singleカップリング曲のEVERYTHING IS EVERYTHINGの二次創作です。
BL注意です。
とある事をきっかけに、しょっぴーに別れを告げた舘様のお話。ゆり組(なべだて)付き合ってます。
この小説は、全てが君だった。 -翔太side-【EVERYTHING IS EVERYTHING】の涼太sideです。
ご覧になっていない方はこちらから↓
https://tanpen.net/novel/1d58bdd0-cb6b-468f-bf23-5db763eda01f/
(繋がっているわけではありませんが、翔太sideから見て頂けるとより楽しめます)
それでは、どうぞ!
翔太、ごめんね。
これは、俺が、悪いんだ。
---
翔太がドラマで忙しくなってきた夏。
「行ってきます!」
そう元気に挨拶してたのに、
「、、、、、、、、ごめん、寝る」
疲れていたのか、食べることもせず、布団に潜った。
せっかく、翔太の好きな、あの隠し味付きのカレー、作ったのに。
そこから、翔太は、
「、、、、、ご馳走様」
「、、、ごめん、もう行かないと」
どんどんそっけなくなっていった。
もし、俺が此処で、『なんで構ってくれないの?』とか、『俺のこと好きじゃないの?』って言ったら、きっと嫌われてしまうかもしれない。
ダイニングテーブルに座ってご飯を食べることも、一緒に寝ることも、嬉しいときにハイタッチすることも、映画を隣の席で観ることも、好きって言うことも、なくなるかもしれない。
傷付きたくない。
「、、、、、、、、、」
今日も、一緒にご飯を食べているはずなのに、一人で、孤独に食べているみたいで。
いつの間にか、この日常が憂鬱になっていった。
でも、俺は、好きを伝え続けた。もし冷められて別れることになったとしても、自己満でもいいから。
それでも、構わないから。
この日々が、俺たちのひびになっても、いいから。
そう覚悟した。
---
翔太がドラマの撮影で帰ってこない日に、佐久間から、飲みの誘いがあった。
佐久間が指定した居酒屋は個室があって、焼き鳥が美味しそうなお店で、楽しみで集合より早く着いてしまった。
佐久間と合流し店に入る。お互いのペットの雑談をしていたら、注文した生ビールとレモンサワーが届いた。
久しぶりにこれもアリだよね〜って喋りながらレモンサワーを流し込んだ佐久間は、
『翔太と何かあったの?』
思っても見なかった質問を俺に投げかけた。
ちょうどいいかなと、軽い感じで今までのことを話した。
そうして、急に、抱き締められた。
「なんで、、?」
『だって泣いてるもん』
これまでが、俺にとって屈辱で、苦しくて、自分が限界であることを知った。
気付けば、
「、、チュ」
『、、、!!?!』
佐久間に口づけをしてしまった。
一目散に家に走ってしまった。
家に帰って電気をつければ、俺と翔太の写真がある。星の下で告白を受けた記憶がある。
抱き締められた温もりも、全部覚えているはずなのに、
「、、、お、俺は、、、」
佐久間にキスしてしまった。
最低だ。
俺には彼氏がいるのに。
衝動的に破った紙で、〈ごめんね、翔太〉〈別れよう、さようなら〉と、伝わらないような字で書く。
翔太が酷いからって、自分が苦しいからって、誰も救われないキスをして、最低なんだ。
俺が悪いのに何故か溢れ出す涙。
汚い雫を拭って外に飛び出る。
俺の家について間もなく雨が降ってきた。窓を開ければ、雪も、|凍《つめ》たい風も流れる。
翔太、君は僕の、全てだよ。
別れよう。この5文字を書いたことを今更後悔した。
俺はとっくに翔太がいないと生きていけなかったんだ。
全てが同じで、幼なじみで、何でも分かってるって思ってた。でも、結局何にも分かってない。
自分が醜い。怖い。もう、消してほしい。
ただ、翔太の声が聞きたくて_
ピーンポーン
鳴り“ひび”いたチャイムに、期待してしまった。
『なあ、涼太いるんだろ?』
その声を、俺は本能のままに求めていた。
『なあ』
ドアに近づく。ドアは開けない、開けられない。
『俺ら、ずっと、一緒だったよな。毎日毎日』
君が隣にいたから、生きていられた。人生を楽しめた。
『俺、、、、、涼太に、酷いことした!ごめん、、ごめん!!俺は、もう、一人じゃ、生きていけない、、っ、、』
荒い呼吸で伝える君に会いたくなった。会いたい、会いたい、けど、、!
『これからは!!、、、ちゃんと、っ、、涼太を大事にするから!!お願い、戻ってきて!!もう一人にはさせない!!!』
そうじゃない。翔太のせいじゃない。翔太は頑張ってた。仕事も恋愛も、完璧だった。
ただ俺が、一人で悩んで、苦しんで、おまけに翔太を裏切るようなことして、全部の俺の独りよがりなんだよ。違う、違うって。
だからといってドアを開けたら、きっと
「っ、、 戻りたくなる、、、、」
かじかんだ手を握りしめる。
『一緒に、、いたい、、、』
俺は気づかれないように、ドアにもたれ込んだ。
我慢できなかった雫を落として。
想いが溢れ出るように、後悔する。この覚悟は、まだできていなかった。あの二行を、書いた自分をことごとく恨んでやる。
『涼太、、、もう、俺のこと、嫌いになった?』
なってない
『俺は、愛してたよ?』
俺、は、、《《愛してるよ》》、、?
『ありがとう、“舘様”』
「“しょう、た、っ、、、”」
待って、も言えない俺に、翔太と一緒にいる権利はない。
声を殺しながら泣いた夜に別れを告げるのは、いつになるだろう。
駄作ー。
翔太sideうまく行ったのになんかおかしくなった?笑
やっぱり難しかった。軽くスランプ気味です。
ここまでご覧頂き有難う御座いました!
良ければファンレターで、感想等お聞かせ下さい😊
※実在する人物及び内容は、本人様には一切関係ございません。
全てフィクションです。
チョコみたいな君と、おやすみを 【いわさく・ニコイチ】
いわさくBL。
さっくん視点です。心の声うるさいです、、笑
それではどうぞ!
今日は、12月25日。クリスマス当日。
街もすっかりクリスマスに染まって、辺り一面イルミネーションで染まっている。
俺は、彼氏へのプレゼントのために、スーパーに向かった。
---
「あ、あったあった」
そう言って、俺は板チョコを何枚か取って籠に入れた。
楽しみだな。つい笑みが溢れてしまう。
車に乗り、材料は後ろに入れ、運転席に座る。
隣が少し、ぽっかり空いた。そんな感覚がしたから、左を見てみた。
きっと、照がいることに慣れてしまって、一人でいることに違和感を感じるようになったのだろう。
でも、淋しくはない。
俺は、彼氏に会いたい一心で、プレゼントを用意してから彼の収録現場まで向かった。
---
『あ、佐久間〜!』
俺を呼ぶ、少し低めの優しい声がした。
途端に嬉しくなって、畳み掛けるように話した。
「仕事お疲れ様!あ、メリクリ!メリークリスマス!え、もう仕事ないよね?やった〜!一緒にいられるじゃん!やった…」
『佐久間、一人で口走りすぎ!笑』
『俺が入る間なかったじゃん』(プク
とか言いながら、プクってしちゃってるし、正直、嬉しいんでしょ。笑
「はい、今日は佐久間の家でお泊まり会です!」
『やった〜↑』
珍しく2人ともハイテンションで、俺の家に到着。
ドアを開けて、照に先に入るよう促す。
『え、?…分かった』
ちょっと怯えてる? まあそんなとこも可愛いんだけどね!笑
ガチャ
『うわあ…綺麗』
「でしょ?」
綺麗って言うと思ったよ。
俺の部屋ふんだんに使って、壁や机、天井にもキラキラのイルミネーションをつけてみた。
クリスマスツリーや雪だるまも買って、色々な所に置いてる。
「…どう?佐久間の家クリスマスver.」
『え、これ全部佐久間一人でやったの?』
「うん、もちろん。あっという間に終わっちゃった〜」
実は、結構時間かかったww でもそんなの感じないくらい楽しみだった。
『、、すげー』
「え、俺舐められてる?」
「『www』」
そんなこんなで時刻は19:00。
夕食の時間です。パッポー ←鳩?by主
「じゃん!」
効果音が付きそうなぐらいチョコレートケーキを勢いよく出したら
『はっはっはっはっはっはっはっは↑』
めっっっっちゃ笑われたんだけどぉ!!
「ほら、ちゃんと見てよ」
『わーチョコケーキじゃんwww』
「、、笑うなあああ!!!!!!!!!」
そんなに笑われたら、逆に恥ずかしくなるからぁ、やめて、、//←かわいいby主&照
ゔゔん(咳払い)
気を取り直して、俺が注文したのは、、、え、作ってないよ?ww
はい、チョコケーキです!しかも、店員さんの特大サービスでチョコの量2倍。有難うございます!!!
『ふーw …チョコの量多くね?✨』
分かり易すぎだろwwwww
『チョコ2倍よ、2倍!』
「えー!!美味しそう…!!✨」
うちの彼氏は、チョコの事になると目が星野アイになります!笑
ちなみにそのケーキ、めっちゃ甘かった。笑
〜〜〜
『あーお腹いっぱい』
「食べすぎたな〜」
くだらない事をこぼす。
あ、ちなみに、俺がプレゼントであげたのは、チョコボール!中にランダムで色んなの入ってるの。例えば、ラムネとか、マシュマロとか。
めっちゃ美味しいって言いながら食べてくれた。
ホント嬉しい、!
『佐久間、』
急に神妙な面持ちをするから戸惑っちゃった。
「、ん?どした、?」
『いつもありがと、、メリクリ、、!』(ニコッ
ツンデレなりの愛の伝え方なのか、?
……可愛い!可愛い!!可愛い!!!(いやあなたも可愛いよ?by主)
「…メリクリ!!!!!!!!!」(ボフッ
倒れるくらい、強く照を抱きしめた。
「はいはい、もう寝るよ」
『いやそれ俺のセリフなのよww』
照の体温を感じながら、同じベットに向かう。
なんだよもうww、って言い合いしながら寝る時間が、どれだけ幸福かを悟った。
おやすみ、照
おやすみ、“大介”
「……////」
やっぱ、寝れそうにないかも、、笑
甘く火照った顔を布団で覆い隠した。
【チョコみたいな君と、おやすみを 完 】
いえい(?)
結構うまくいった。想像するだけで可愛い、、!
やっぱさっくんは照れさせないと、うん。
ほんとはさくいわ書きたかったんですけど、自分さくいわ書けなくて、、こうなりました。
感想頂けますと嬉しいです。
ここまでご覧頂き有難う御座いました!
※実在する人物及び内容は、本人様には一切関係ございません。
全てフィクションです。
可愛いサンタさん。 【めめだて】
めめだてBL
めめ視点です。あとめめのキャラ崩壊少しあり。
それではどうぞ!
うーわ最悪だよもう、24日も仕事あるなんて。
涼太と一緒にいられないじゃん。
あ、どうも、目黒蓮です。
俺の彼女の涼太と、24日にデートする約束だったんですけど、
一日仕事入りました!
最悪だ!!!!!!
マネに駄々をこねても、許してもらえるはずがなく。
お仕事を頂けるのは凄い有り難いことなんですけど、24日ぐらいは、、
休ませてよ!
「明日どうする?」
そんなラインを送ったら、
『1日仕事なんでしょ?じゃあ仕事終わったら俺んちおいでよ』
『いろいろ準備しとくから』
と返ってくる。
有り難い、のスタンプを送り、携帯を閉じる。
明日の夜が楽しみで仕方なかった。
---
翌日、目覚まし時計より早く目覚めた俺は、無意識に携帯を確認する。
すると、スタンプに👍のリアクションマークがつけられていた。(スタンプにリアクションマークつけられたかどうか分からないんですけど、間違えてたらすみません)
いつも通り、身なりを整えて、マネの車に乗り込む。
その後の仕事は、足早に向かった。
---
現在夜の8時。
映画の撮影だったのが仇となったのか、いつもより何倍も疲れている足取りで涼太の家に向かう。
ガチャ
あ、合鍵持ってるよ☆←
『おかえり』
恋人と言っても他人だし、同棲してるわけでもないのに、おかえりと言ってくれる。それが、もう一つ居場所をくれたみたいで嬉しいんだよな。
「…ええええぇぇぇぇ!!!???」
『叫びすぎ!あと反応遅すぎ!w』
嬉しさに浸っている場合じゃなかった。
よく見ると、涼太はサンタさんのコスプレをしている。
赤いオーバーサイズの帽子に赤い服、なんならスリッパも赤いww
「ス、スリッパは、赤じゃなくても良かったんじゃない?ww」
『…確かに!』
やけに目を見開いたその顔を直視してしまったが故、ツボに入ってしまった。
『大丈夫か〜!笑』
なんて声かけてくれるけど、涼太がこうしたんだからね!?ww(あと可愛い)
---
笑いもなんとか収まり、ソファに2人で座る。
何故か新作のハーゲンダッツが2つあり、一緒に食べることにした。もちろん舘様セレクト。
「んっ、!これ美味しいね!」
『でしょ?』
「さすが舘様」
次の瞬間、
『ん、、』(チュ
「、、っ!」
キスされた。
『…舘様じゃない、涼太』
そこ!?って心の中でずっこけた。それと同時に、この人は、俺を何度も好きにさせる、小悪魔キラーだったことを思い出した。
ただ、実際の所、舘様呼びは抜けてない。頑張って抜いてるつもりなんだけど、、、
「ごめんね」
お詫びのつもりで誠意いっぱい抱きしめた。
そうしたら、何故か照れちゃって、
『…んっ//』
うん、可愛いね。をもっと強く抱きしめる事で伝えた。
『、、分かったから、、そんなに可愛くないし』
おおっ、、!ゆり組テレパシーもどきがついに俺にも!?((
『実はさ…まだプレゼントあるんだよね、、』
「えっ?」
あれで終わりかと思ってたのに、
『プレゼント、俺でいい?//』
スゥゥ、、(息吸ってます)
勿論、と言いながらお姫様抱っこでベットまで直行。
(サンタさんはよく俺のことを分かってくれてるな)
少し感心しながら、目の前の可愛いサンタさんにそっと口づけをした。
【可愛いサンタさん。 完 】
よし大人な感じぃ!!(??)
舘様が彼氏のときは、クールビューティーで相手のこと何でも分かってますよ感がいいんですけど、彼女のときは、ぽやぽやした照れ屋舘様が自分的には好みなんですよね。同志の方いらっしゃいますか?
めめ彼氏のときは愛深めな感じが好きなので、必然的にこうなりました。
どう?←
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全てフィクションです。
聖なるイブの夜に。 【あべふか・同期】
あべふかBL。
ふっかさん視点です。ちょっと語彙力ないところあります。
それではどうぞ!
〈24日の18時にあの公園集合ね〉
そんなラインが来た。別に文句はない。
〈りょーかい、準備しとく〉
でも、
クリスマスって25日よね?
だったら、そういうのも25日にするものじゃないの?
俺にはわかんないや!わら
まあ、そんなのは置いといて、
プレゼントの用意でもしますか!
俺は、鼻歌を歌いながら、あるお店に向かった。
---
24日当日。
プレゼントは緑のボックスに入れて、あの公園へと向かう。
うわ、懐かしい。そう漏れこぼして、歩みを進めた。
昔は、此処で阿部ちゃんとよく泣いた気がする。
今は、大切なものが9つに増えて、とっても幸せだけれど、俺にはもっと大切な人がいる。
「あ、阿部ちゃん〜!」
『、、お待たせ!』
あざとい感じでこんなことを言う人が俺の彼氏です。
お気に入りなのか、5年前にあげたロングコートをまだ着ている。
ほら、早く行こ?と言いながら車に導いてくれる彼は、立派な俺の彼氏だと、胸張って言える。何故か視界が揺れている。
いつもデートは、阿部ちゃん特製のコース料理を頂く、と言ったら変だけど、俺はそう思ってる。言ってはないけど。
〈出発〜!〉
ふわふわしながら、快晴の夜空を見上げた。
まず最初に向かったのは古着屋さん。
俺が欲しかったものがいっぱい置いてあって、ついたくさん買ってしまった。
『ねえ、これ良いよね!』
「うん、サングラス似合ってる!」
と、阿部ちゃんオキニのサングラスもお揃いで買った。
次に向かったのは、ゲーセン。わら
まあ、最近いけてなかったしいっか!迷わずクレーンゲームコーナーへ。
『おお〜!やっぱすごいわ』
俺が、一発で取るたびそうこぼす阿部ちゃん。
いや、それほどでもぉ〜(
そして、レストラン!
それほど高くもないレストランだけど、めちゃくちゃ美味しいし、何より
『ん、!これ美味しいね!』
ってほっぺ膨らませてる阿部ちゃんが可愛過ぎて
うん、落とし穴に入れたい←入れられてるのはふっかさんの方。笑by主
最後に向かったのは、
「阿部ちゃん家!?」
そう、阿部ちゃんの家
『どうぞ〜』
ドアを開けて、阿部ちゃん先頭で入る。
「クリスマス風ではないんだね!わら」
いや、別に、阿部ちゃん家〜 の中に(?)飾り付けされてあるんじゃないかって期待してないから!!😭 ←言ってることと絵文字が合ってないwwby主
『コート、ここにかけて』
「ん、ありがと」
いつも通りのおうちデート、か。
そう思ったらいきなり
『……』(ギュッ
抱き締められた。
「おぉ、なになに、どした?」
しばらく黙ったままで、力強く抱き締めてくる。5分ぐらいずっと。華奢なのに、そんな力どこにあったのよ。わら
徐々に阿部ちゃんが腕を緩めていく。
阿部ちゃんの顔が見えて驚いた。
『…ごめんねっ、!、、』
泣いてる。
思わず抱きしめた。さっきよりも力強く。
「“亮平”、、?」
咄嗟に出た言葉がそれだった。
「なんか、やな事あった?俺で良ければ話聞くよ?どうしたの?」
きっと今頃、俺の肩は阿部ちゃんの涙で濡れているだろう。それでもいい。
すると阿部ちゃんは俺の手を握りながら、
『一緒にいられて、、嬉しかったの、!!』
『こんな俺でも…っ好きって、言ってくれる人がいて、、』(グス
『幸せだな〜、って、!!』
もう😭←こんな顔してる。
徐々にまた、視界がぼやける。
2人してクリスマスに泣いちゃってどうするのよ!わら
「ありがとう」
“亮平”
そう言って、また抱き締めた。
〜〜〜
クリスマスは25日、でも実際は、今と昔の暦の違いで、本来はイブの夜から25日の日没までがクリスマスなんだって。
だから、俺とのデートはイブの夜にしたかったらしい。
でもさ、クリスマスとか関係ないよ。
「、、亮平」
座って、と促す。
きょとんとした顔で座った阿部ちゃんに、緑の箱を差し出して
「開けて?」
『…うん』
中に入っていたのは、
『、財布、!』
そう、プレゼントしたのは財布。
『え、高いやつじゃん!』
そうだよ。ちゃんと使ってよ〜!
財布をプレゼントする意味は、
「いつも貴方の側にいたい」
気づいてくれる?
有難う、と笑う君に、そっと口づけをした。
『来年は待ってて!絶ッッ対びっくりさせるから』
これは期待大だな笑
薬指は常時開けとかないと。わら
【聖なるイブの夜に。 完 】
うえ〜い(?)
まだ結婚しませんよ、するとしたら来年ですよ感、なんだこりゃ。
でも雰囲気は出たかも。手応えアリ(๑•̀ㅁ•́๑)✧
豆知識もいくつか挟みました。笑
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Bunny Boy 【めめ〇〇 × Bunny Girl】
めめと〇〇のBL?です。Bunny Girlという曲の二次創作になります。
SnowManがない世界線です。
駄作かもしれません。〇〇は予想してみてください!
それではどうぞ!
点灯する、“コウリス・バー”の文字。夜が始まる。
「いらっしゃいませ」
どっと座り込んだ、今宵最初のお客様。
カウンターにうつ伏せになってしまって、そこから微動だにしない。
「、、お客様、、?」
ドアに吊ったベルが、恋の始まりを告げた。
---
このバーでは、俺は、いや、私はバニーガール。
男なのに、店長に働いてほしいとスカウトを受けた。
自分でも理解している。自分が女の子のように見える容姿だと言うことなど。否定もしない。
昼はごく普通のサラリーマン、夜はバニーガールとなり、生計を立てている。
毎週金曜日、一定の時間に来るお客様は、いつも仕事でお疲れなのか、最低限の言葉しか発さない。
唯一聞くことができたのは、仕事がいつも大変だと言うことそれだけ。
今日もご注文はお任せ。アルコールで良いかと許可を取り、少し度数の小さいマタドールを差し出した。
「お仕事、お疲れ様でした」
また俯いて、一向に顔を上げる気配はない。
私とこのグラスに、自分好みに身を委ねて。さあ、縋って。
私に、注いでみない?
グラスを拭く頃になっても、飲む気配のないカクテル。
「大丈夫よ」
「貴方はとっても頑張ってる」
「今ぐらい自分と私の事だけ考えて」
ありきたりな、接客としての言葉たち。
決して本物ではないけれど、偽物でもない。
日光が照っても、星明かりに晒されても、貴方は気怠く汚れていくのね。
そんなもの、見れば分かる。
やっと飲み始めたカクテルは、もう半分で。また下を向いた。
顔を見せてほしい。少し、ほんの少し。無理矢理剥ごうとはしない。だって、私は…。
、何もしないよ。だから、手を差し伸べてみて。ほら。
『……』
名を名乗った。いつしか聞いた低い声で。
『俺、目黒、蓮です』
うん、そっか。軽い感情で受け流した。それでも鼓動が見過ごさなかった。
今、自分が彼とどう接するべきなのか、このままでいいのか。
久しく芽生えなかった愛を、葛藤と共に、彼と乾杯を交わす。
もう、伝えられない。伝えられなくても。
俺はまた、君に恋をするのか。
金曜日、また金曜日、を繰り返す内に、カクテルを飲み切るようになった彼。
今日は、彼の横に座る。
『今日は憧れの俳優さんと、共演することができました』
「そうなの?よかったね!」
『いえ、それもこれも“くろ”さんのおかげです』
俺の抱えてる気持ちを見透かして、突き抜く彼の言葉に、見向きもしない。
どうせ、調子に乗ってる。
日に日に度数の高いカクテルを出すたび、感度は飽和し、毎度泣いている。
労りの愛の言葉たちをまともに受けている君には申し訳ないけど、それくらいがいいんでしょ?
結局俺は、欲しがるのか。
俺は、君の左頬に触れた。圧迫感を感じる程近づいて、じっと見つめてみる。
急だったから、驚いたみたいだけど。
君の顔、あの夜よりかは、マシになってきてるから。
「今日は歌ってみる?」そう耳元で囁いた。
ミラーボールの反射光が彼の全身を照らした。
泥酔状態ともいえるなんとも言えない姿が、グラスを揺らした。
くるくるっと回って堕ちる彼。アルコールに溺れているのか、カラオケに縋っているのか、それとも…私に惑溺しているのか。
どちらにしろ
カクテルはもういらない。
俺は、半分残ったカクテルをガラスごと指で倒した。
水場に流すという選択肢は、なかったみたい。
パリンと割れたガラスの音など、彼の記憶には存在しないだろう。
俺が選んだ黒いスーツを脱いで、横たわった君を上から覗く。
無防備な顔は飛び散ったガラスも同然。ぼーっとしている。
知ってるよ。貴方の気持ち。でもね、貴方は“私”が好きなの。
“俺”は好きじゃないでしょ?
もうどうでもいいよ。俺まで酔えてくる。
君に委ねるわ。私のこと。
私は君の手をつかんだ。優しく幼く。
“私”をあげるから。
赤いカーテンが靡く舞台の上で、君と躍っている。
ウサギは点滅中。
君に久しぶりに会って動揺してしまったのは、全てなかったことにしよう。
葛藤なんて、弾け飛んだ。
俺が君に黒を与えたこと。覚えてないよね。
俺が、君を好きなこと、伝えられてるよね?
男が男を好きになるなんて、受け入れられない話で。
ごめんね、私は“私”じゃないんだ。
君は綺麗なんだ、艶っぽくって美しくて、優しくて。私には勿体ないよ。
とっても澄んだ、君の目を見つめたら、胸が痛くなったのは気の所為だとして。
---
『ありがとうございました、くろさん』
「よかったよ、元気になったみたいで。バイバイ」
『さようなら』
君が見えなくなるまで手を降って、ドアを閉めた。
『さようなら』
あの言葉が、頭に着けたウサギの耳にまで響き渡る。
当分、このバーに来ることはないだろう。
所々にあたるきらびやかなライトの間を掻い潜って、常連のお客様の隣に座った。
ドアに吊ったベルが、恋の終わりを告げた。
〇〇の正体は、、
ふっかさんです!!
元々なべふかかあべふかにしようと思っていたのを、主の最近の推しペアであるめめふかにしました。無理やりなBLですいませんm(_ _)m
期間がだいぶ空いて、途中から変になってるかもしれません。結構駄作かも…
もっと精進します!
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クリスマスの魔法で。 【なべこじ】
なべこじBL
しょっぴー視点です。看病のお話です。
それではどうぞ!
もう少しでクリスマス。皆、超浮かれ気分。
まあ、俺もなんだけど笑
俺の彼女、康二は、こういうイベント事あると、すぐ何かしたがるから。
でもまだその日の予定全然詰めれてないんだよね。康二の事だから、きっと何か仕掛けてくるかな、とは予想しつつも待機。
康二は24日も25日もお仕事が入ってる。でも、前日になっても何も連絡がなかったから、特に焦るわけでもなく電話を繋いだ。
「もしもし 康二?」
『…しょっぴー』
声ガラガラ。前それスノの収録ん時声出てたのに。
「声ガラガラじゃない?大丈夫?」
『うん、大丈夫よ。熱とかはないんよ。ただ喉が死んでる』
この様子だと嘘ではなさそう。
「あーそっか、明日とかどうする?その調子だと、どっか行くとか出来なさそうだよね」
『…ごめんな、俺のせいで』
いや、謝るなよ。
「謝んなくていいから」
「俺明日康二んち行くわ。看病する」
『いや、ええって!大丈夫よ!?』
いや、もう決定だから。と言って俺は電話を切った。
サンタめ、こんなクリスマスのときに何してくれてんの。そんな魔法かけなくていいから。
もしかしたら、一生憎むかもしれない。
---
朝、康二の家に入るのは久しぶりかな?
俺は、合鍵を挿しながら康二の昨日の声を思い出した。
あれほんとに大丈夫か?とは思いながら、ドアを開けた。
『…しょっぴー、ごめんな。わざわざ来てもらって』
「ううん、全然。」
やっぱまだ声ガラガラだな。
マネに仕事休むって伝えておいたよ、って言ったら、『それぐらい自分でやるのに、ごめんな、ほんま』という返答。
なんかしっくりこないまま、康二に近づいて
『あ、!』
「マスクしなくていいから」
息しづらいでしょ、と付け足して、康二を覆ったマスクをゴミ箱に捨てた。
ピタっと広い額に手を添える。
うわ熱っ、熱あるじゃん、そう呟いた途端、
『…っ』
康二の大きい瞳から、涙が零れ出た。
驚いてしまって、固まる俺。
その涙は留まる事なく、彼の頬を伝っていく。
思わずそれを拭った。左手の置き場所に困って頭を撫でた。
『俺さ…っ、、迷惑、、かけてばっかやん、?』
こちらが顔を歪めるほど、苦しそうな表情をしている。康二の言うことはもう分かる。
「違うよ。迷惑かけてばっかじゃない。その不安を、彼氏である俺が知らないといけないのに、、ごめんな」
彼は、首をブンブン横に振った。
「大丈夫」
だから、ちゃんと休みな?
『…うん!』
あれ、俺口に出したっけ。
おっと…✨(なべこじテレパシー来た👍)
その後康二は、ベットで安静にしている。
え?俺は何してるかって?
実は、、
「…あっつ!」
お粥を作ってまth。←
鮭の熱々お粥。そう名付けよう。
そのまんまだな笑
「自分で食べる?」
『、、食べさせて、?』
はい可愛い!!()
失礼。フーフーしたお粥を康二の口に持っていく。
まだ熱そうにはしているけど、笑っているから大丈夫だろう。
康二から、世界一美味しいお粥!! という称号を手に入れました。
今度これで涼太と料理勝負しよ。←勝てるわけない
日も暮れた頃。
「どう?熱下がった、?」
体温計を差し出す。
『うん、37度2分。下がったっちゃ下がった』
うん、良かった。
『…! いや伝染ってまうからハグはやめて?!』
嫌だ。
「もし俺が風邪引いても、そのときは康二に看病してもらうから…」
『…もおおぉ↓』
ギュッ
俺がこうなったらもう止められないことを、康二はちゃんと分かってる。
良く出来た|子犬《かのじょ》だな。
『甘えたくなったら、いつでも甘えてや、!』
康二に抱き着いたのは、クリスマスの魔法のお陰かもしれない?笑
サンタさん。有難う。
後は俺が康二を治すから。
【クリスマスの魔法で。 完 】
あっよいしょ!(??)
終わり方雑すぎる。ちょっと駄作かもしれない。
タイトルも安直。(笑)
やっぱ、ツンデレよ。ツンデレは世界を救うよ?((
という割にツンデレ要素あんまないけど。今回はデレです。笑
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可愛いサンタさん。【めめだて】 続
めめだてBL夜の回です…!
先に言いますめっちゃ駄作です。R18は初めてですし、大分途中まで書いていて今仕上げたので変な部分もあるかもしれません。ご了承をm(_ _)m
結構過激めです…(自分の性癖出しまくり)
可愛いサンタさん。の続編です。まだ見ていない方はこちらから↓
https://tanpen.net/novel/9f88a9cb-f662-4759-b767-7d80bfdba92b/
それではどうぞ…!
目黒side
クチュ、クチュレロレロジュ
嫌らしい卑猥な音が部屋に響く。
軽いキスからのいきなりディープキス。涼太が好きなやつ。
しばらくしてから、力なく胸板を叩かれた。
もっとしてたかったのに…みたいな顔したら、
٩(๑`^´๑)۶
こんな顔されました。
いや、まじかわいい。天使かよ。()
「こういうの好きなんじゃないの?」
宮舘「…っ、好き、だけど…//」
宮舘「…急に、始めないでっくれます?//」
超絶上目遣い+吐息でこんな事言われたら、、ねえ。
止めらんないよ?
宮舘「止めろ」
またテレパシー。
「んふっ、無理♡」
チュ、グチュクチュレロ
宮舘「んっ…ふぁっ//、、うっ…っ//」
時々漏れる声がエロすぎるのよ。
ジュジュッ
最後に思いっきり舌を吸って離れた。
「…かわよ」
宮舘「はぁ…すぅ…」
荒い呼吸。
「もうとろけてるし、」
「キスだけでこんなになっちゃったの?♡」(撫
涼太の、ガンガン勃っているそれを撫でる。
宮舘「…触んなっ、///」(ビクビク
感じすぎでしょ。
「どうしたい? かわいい淫乱さん♡」
宮舘「……なんでっ?//」
宮舘「分かってるでしょ、そんなのっ…///」
かわいい。
「かわいい」
あ、声に出たw
涼太が身に纏っていた物全て脱がした。帽子は残してるけど。
宮舘「なんで帽子だけ?///」
「だって、全部脱いじゃったらサンタコスじゃないじゃん!」
宮舘「ふふっ//」
「今かわいいって思ったでしょ、俺のこと」
テレパシーできたわ。
「涼太のほうがかわいいよ?♡」
ヌプッ…♡
宮舘「あっ//ひぁッ…//」
「おぉ…♡」
久しぶりの涼太のナカ。
「締めすぎでしょ…!/」
いつも以上にキュンキュンしてる。
ちなみにお風呂で解いていたらしい。
あ、手だよ!(
ゴリュ、ゴリュ♡
宮舘「あッ♡…う”ぅ、 や、だぁ、♡」
「何がやなの、、」
「気持ちいって体は言ってるよ?」
「正直じゃないよね、」
“涼太♡”
宮舘「んん゙ッ//」(ピク
耳元でこう言ったら必ずかわいい反応をする。
宮舘「ん…ち、がッくて…//」
「はやく、“蓮”を、、感じたいだけなの、、!♡」
プツン。
ここで俺の中の何かが切れた。
「…じゃあ、お望み通りッ、!♡」
バチュン!!!!♡
宮舘「あ”ぁ“ぁ”ぁ…!」(ビュルルルルルルル
やっとイッた。イッたあとの顔がかわいいんだよね♡
「イくの遅かったね♡」
宮舘「ふ“ぇ、いき、な、りは_」
パチュパチュパチュ♡
宮舘「は ぁッ♡は“ぁ//♡」
パンパンパンパンパン♡
ゴリュ!!
宮舘「あ”ぁ“ぁ”ぁぁぁ!!おくッ、やらぁ♡」
パンパンパンパンパンパンパンパン♡
宮舘「あ”ッ、い“…ッまっれぇ♡はや、の ら”め“ぇ♡」
…エッッッッッッッッロ(ッが長いのよ)
「やばッ…ん、」
ジュルッ
宮舘「んぅぁッ////」
耳舐めただけでこれって、
やばいよ(語彙力崩壊)
パンパンパンパンパンパンパンパン♡(高速)
「あッ、やば//、イくッッ…!///」
「い、よ?//れんの、せーえきッちょーらい?♡」
と同時にナカをキュンっと締める涼太。
イくなっていう方がむずいよ(
パンパンパンパンゴリュッパチュッパンパンパン♡
「あ”ぁッ、イくッッ!!」(ビュルルルルルルル
---
---
---
俺がイった直後に涼太はトンで、俺が後処理。
俺そこまでヤッた記憶ないのにな〜()
すぅすぅと寝息を立てる俺の恋人。
「そんな無防備な姿、他の人に見せたら駄目だよ?」(囁
「ぅう…わぁった〜」
寝てても返事!?
さすが俺の彼女_
聖なる夜の力か?
…なんか違う!笑 自分の思ってたのとはかけ離れて性癖出しまくり回になりました。
今サンタさんの季節じゃないのにね。(大遅刻)
久しぶりの投稿ですのでお手柔らかにm(_ _)m
ここまでご覧頂き有難う御座いました!
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