ﾊﾞｼｬｧﾝ! クスクス。クスクス。 珠洲羽「…。」ﾌｷﾌｷ｡ b「何とか言いなさいよｯ!」ﾊﾞｺｯ 珠「…やめて、ください…」 a「…なんかいった!？」ﾊﾞｺｯ 珠「…ｯ…」 教室で、今日もいじめが起こる。 私は… いじられっ子でも、いじめっ子でもなく。 傍観人、だ。 せめられることも、攻撃されることも、無い。 『脇役』何だもん。 --- 私は脇役をやめることにしました。 脇役をやめるための旅に出ます。 成長して、戻ってくるから! 待ってて…!未来の珠洲羽さん! --- 先生「…a子、b美、来なさい。」 ab「えぇ～wwやなんですけどww」 先生「来なさい。(圧)」 ab「ﾁｯ、はぁい。」 珠「…」ﾎｯ 珠「…誰かが、いってくれたんでしょ…？」 珠「ありがとう、！」(*´∨｀) 裏空「…。…私が、いったよ。」 __裏「『脇役』のままじゃ、人生なんてつまんないんだから。」__ 珠「…？、…あ！そうだ…!ね、裏空ちゃん。」 裏「…私？どうしたの…？」 珠「今日、カラオケ行かない!？」 裏「…私ｨ!?いいけど…!?」 珠「えっ…あっ…なんか…ごめんね…?」 裏「えっ…あっ…あ…ww」 珠裏「あははっww！」 ほらね?脇役では…体験できないことも…たくさん、あるから!

9/X 「AI」 それが僕のニックネームです。 僕は、感情を持ちません。 感情なんてない方がいい。 その方がいいと、僕は思います。 9/XX 私は、殴ったり蹴られることもあります。 人工知能なので、痛みは感じません。 暴言も、感情がないので意味がありません。 10/X 兄と名乗る人が殴る人を殴りました。 AIなので兄なんていません。 その人がなぜ兄を名乗るのかは不明です。 10/XX 殴る人が警察に捕まりました。 いじめを疑われているようです。 誰をいじめたのでしょうか？ --- 「君は、いじめられていたのか？」 「…。」 「すみません、よく分かりませんでした。」 「…？そうだ、人に殴られたことはないか？」 「あぁ、それならありますよ？ 大人数で私のことを殴ったり蹴ったりしてきました。」 「…嫌か？それが …その人達を捕まえた。」 「…？すみません、私には分かりかねます。 殴る人がいいならいいんじゃ無いんですか？」 「…」 --- 20XX年、某学校でいじめが起きました。 洗脳が出来る児童が主犯で、 自分はAIだと洗脳したようです。 --- 「僕は、」「《《AIを卒業します！》》」 「…もう、人に縛られない…」