編集者:ミセスしか勝たん
この世界にはフロリジナルという世界があるらしい。
フロリジナルには女神様が居て、それはそれは美しいそう。
これは、フロリジナルの話を聞いた小学6年生の二人とフロリジナルの女神様のお話。
このシリーズはMrs. GREEN APPLEの楽曲フロリジナルの自己解釈のシリーズです。
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目次
ねえ、知ってる?フロリジナルって世界の行き方。
この世界にはもう一つの世界があるらしい。
名前はフロリジナル。フロリジナルには女神様が居るんだそう。それはそれは美しいらしい。
❤大森元貴(小6)
💙若井滉斗(小6)
💛藤澤涼架(女神様)
元貴くん目線です。
💙ねぇ、知ってる?フロリジナルって世界の行き方。
❤フロリジナル?
💙そう。この世界にはもう一つの世界があるみたい。で、フロリジナルには女神様が居るんだって!
❤へー⋯
僕はそっけなく返事した。だって、本当かわからないもん。
💙で、行き方は簡単なんだって!でも、二人で行かなきゃだめなの。
滉斗は行き方を見せてくれた。たしかにとっても簡単だった。
1フロリジナルという池に行きます。
2一人はお花(何でもok)一人は鏡を持っていきます。
3池の前に立ち、幻覚が見え、ふわふわした感じになったら成功です。
❤ふーん⋯たしかに簡単⋯
💙でしょ?二人だしさ、一緒に行こ!俺、女神様みたい!
まあ僕も見てみたい。
❤⋯わかったよ、行くよ⋯
💙やったー!
僕達はフロリジナルという池に行った。
💙行くよ。
❤うん⋯
どのくらい経ったんだろう。体がふわふわしてきた。
❤なにか⋯見える⋯
次に目覚めた場所はとっても不思議なところだった。
一面の野原。満点の青空。美しい池⋯
💙ここが、フロリジナル⋯
💛⋯?
そこには、それはそれは美しい女神様が居た。
💛やぁ、こんにちはぁ〜
雰囲気がふわふわしていた。女の子?
💛お名前は?
聞かれた質問は答えなきゃ。
💙⋯俺は、滉斗。
❤僕は、元貴⋯
💛ふーん⋯元貴と、滉斗ね。⋯ねえ、君たち、この世界の噂を聞いて来たんでしょ?
⋯図星
❤うん⋯
💛やっぱり!
❤⋯あの、帰り方って⋯?
💛え〜?自分で行きたがってたのに帰り方、わかんないの〜?
💛いいよぉ、教えてあげる。
そういうと、女神様は指を1本突き出した。
💛1つ目。池を探す。フロリジナルには、池が一個だけあるの。
女神様は、1本の指を2本にして言った。
💛2つ目。その池の周りにあるお花を摘むの。
最後に指を三本にして
💛3つ目。池の前に立つ。そして、体がふわふわして、幻覚が見えたら成功。
なーんだ行き方とほぼ一緒じゃん。
💛でも⋯その池は、この世界の片隅にあるの。だから今日中じゃ無理なの。
💛ということで⋯僕の家、来る?
❤ぁ、はい⋯
ということで女神様の家に泊まることになった。
僕は女神様の服が不思議でしょうがなかった。
ティアラとか、半透明緑色の長スカートとか⋯僕は好奇心が抑えられなかった。
ティアラを触ろうとした。
💛⋯さわんないで。どうせ居なくなるでしょ?
💙確かに⋯
滉斗、ここに来てやっと喋った言葉がそれかい。
**次の日**
僕達は池を探しに行った。
往く、感じた方へ。
運良く見つける事ができた。
💛ほら、お花摘みな?
言われたとおりにした。お花を摘み、池の前に立った。
体がふわふわしてきた。
💛⋯__バイバイ。__
なにか言った気がした。
僕達は無事、元の世界に戻れた。
💙⋯俺、女神様から聞いたんだ。ずっとコドクだったって。ずっと報われるって信じてきたんだって。
💙頭の中でわかってる寂しさの正体。でも、やっぱり信じてたんだって。コドクじゃないって。
❤そうなんだ⋯
僕はいいアイディアを思いついた。
❤ねぇ、もう一回フロリジナルに行かない?
まだ続くよ!
グッバイ!