会長×会長愛してる男子のラブストーリーです。
そして溺愛系です。
続きを読む
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
会長様は愛されている。1
夏休み終わった、、、
『見たか?あれ会長じゃん。』
『ああ、、』
『最近、またフったらしいよ。』
『これで何人目?50は超えてるよな。』
『あの顔面偏差値、あの成績、、、まさに完璧だよな、、』
---
私は|黒川美麗《くろかわみれい》、中3。
外見は丸メガネに黒髪ひとつ結び。
そしてここ、水野明中学校に通っている。
そして私は、生徒会長をやっている。
そのせいで校内では多少の有名人。
でも最近悩みがあって―――
「会長」
低めで甘い、よく響く声。
1番モテると噂の、|犬井碧《いぬいあお》だ。
私は嫌いだが。
何でって?それは―――
「何の用ですか?」
「何って―――会長の可愛い顔、見に来ただけですけど?」
「っ、、、、、、⁉︎」
こんな感じで、いつもつきまとってくるからだ。
女たらしって感じが嫌い。
そうやって無視していると、いきなり体が温かいものに包まれた。
それは犬井で、、、
「ちょっ―――何すんのよ!」
「え〜、いいじゃないですか。会長可愛すぎますね。」
無理無理。
何こいつ。
「いいから離して。」
「ちぇ〜。」
ふうぅぅう
疲れる、、、
あれ
なんか目の前が
真っ暗に―――
ふわっ
誰かに抱きとめられたところで意識が途絶えた。
---
「ん、、、ここは、、、」
「保健室です。まだ動かないでください。」
犬井。
ずっとそこにいたのかな。
「ずっとここにいたの?」
「はい。会長の寝顔可愛かったです。」
「っ、、、恥ずかしいからやめて」
自分でも顔が真っ赤になっているのがわかる。
「っていうか私可愛くないし。」
「え?めちゃくちゃ可愛いじゃないですか。」
「もしかして気づいてない?」
ん、、、また眠くなってきた。
「ちょっと寝るね。今度はいなくていいから。」
「なんて言われても、ずっと見てます。」
…恥ずかしい。
やっぱり嫌いだ…
そんなことを思いながら、私は眠りについた。
新シリーズです。
会長様は愛されている。2
さぁ〜書くぞ〜!
恥ずかしくて、その日から私は犬井を避けまくっていた。
「あっ!かいちょ」
スタスタスタ
「かい」
スタスタスタ
---
それが4日続いた日のこと。
ついに犬井がキレた。
「会長。」
低い、低い声。
私を壁際まで追い詰めて、その横にドンと手をついた。
う、、、
超・超目立ってる。
そりゃあ生徒会長だから多少は目立つことあるけど、これはやだ、、、
「犬井やめて」
「無理ですね。」
「……」
私は犬井の横をすり抜けて壁ドンを脱出し、そのままスタスタとその場を去った。
「あ〜、行っちゃった、、、」
「でも、、、次からもうちょっと激しめに落とそうかな―――?」
どうでしょうか、、、?
会長様は愛されている。3
初めての犬井sideです。
〜犬井side〜
最近俺は、会長から避けられている。
嫌いなら嫌いと言ってくれればいいのに。
まぁ、諦めないけど。
ついに4日目。
流石に、会長感じないと無理だ。
限界。
朝、早速会長を見つけた俺は、会長を壁際まで追い詰めて、その横に手をついた。
「犬井やめて」
「無理ですね。」
そうすると、会長は俺の壁ドンをすり抜けて、スタスタと去って行った。
あぁ、早く、会長を自分のものにしたいな、、、
「次からもうちょっと激しめに落とそうかな―――?」
〜犬井side終了〜
短めになった、、、
会長様は愛されている。キャラ・ストーリー紹介
試し読み的な。
キャラクター紹介
主人公
黒川美麗(くろかわ みれい)
中3
丸メガネで黒髪ひとつ結び。
超がつくほどの美人だが、自分はあまり気にしていない。
最近の悩みは、、、
登場人物
犬井碧(いぬい あお)
中3
黒に近い茶色。
サラサラの髪で、襟足までの長さ。
こちらも超がつくほどのイケメンだが、鼻にかけることはない。
会長愛してる。
悪魔な感じがあるようで、、、?
????(????)
中3
茶色で、時々金髪に見える。
ふわふわの髪。
犬井とは別タイプのイケメン。
こちらも会長愛してる。
会長との繋がりは、〇〇としての、、、
---
ストーリー紹介
ここは、県1番の進学校、水野明中学校。
そこには、頭脳明晰、眉目秀麗の完璧会長がいた。
当選日、その会長に一目惚れした男子が2人いたようで、、、
会長は、2人の愛に溺れる―――
会長を自分のものにするまで、彼らの溺愛は続く。
---
以上です。
もう1つの紹介も見てください。
URL↓
https://tanpen.net/novel/113f4c4c-b19d-41d7-a935-ade7362f5449/write/
面白い方、見つけてね!
日記URL↓
https://tanpen.net/blog/1ee24fea-7596-42b1-ad15-265cbb63ac7a/
会長様は愛されている。4
前書きって、本当に書くことない。
はい。
本編どうぞ。
何?なになに?
私は犬井に、よくわからないまま壁ドン、、をされた。
一生懸命『冷静』を演じたけど、次何かやられたら耐えられる気がしない。
そんなことを考えながら、授業を終えて放課後。
「ふぅ、、」
今日は、なんか疲れた、、、
帰り道。
私はなぜか、犬井に異常に近い距離で道を歩いていた。
「何か?」
口先では『なんともなく』を演じているけど、心はバクバクだった。
こんなに男子と近づいたことは、今までで一度もない。
「え?いや会長見つけたから。隣にいたいし。」
なんでこいつは、そんな台詞をさらりと、、、
無駄にドキドキしてしまう。
なんで?
ただの、、ただの犬井じゃない。
そんなことを考えていると、声が聞こえた。
「あ!|碧《あお》〜‼」
「あ、、、|杏璃《あんり》、、、」
碧、、犬井の名前。
呼び捨ての仲、ってことか。
「何の用?」
「いや、気になって。彼女さん?」
「違います。」
「会長、、、即答、、」
「違うので。」
「ふ〜ん。ってか碧、今日空いてる?」
「今日は、、会長送ったら空いてる。」
「じゃ、ちょっと私の部屋来て。」
「はいはい。」
そう言って女の子は帰っていった。
でも、、
私の部屋?
呼び捨て?
「もう帰る。ついて来ないで。」
「え、、会長、何で、、、」
犬井をその場に残し、私は帰路についた。
何よ。
私以外にも、同じことしてるんだ。
信じられない。
そんな軽い気持ちで。
私を振り回して。
「会長‼‼」
え。
私は後ろから、、犬井に抱きつかれていた。
何?
「離してよ‼」
「嫌です。無理です。」
「あの女の子と過ごしてれば⁉」
「え、、って杏璃のことですか⁉」
「あいつは―――」
杏璃の正体は、次回わかります。
会長様は愛されている。5
これから前書き書かなくなるかも。
『|杏璃《あんり》は俺の、妹です。』
え、、、
それならあの会話の意味もわかる。
少し考えればわかったことかもしれないのに。
早とちりだった、、、
「え〜、会長、そんなに俺のことわかってないんですか〜?」
「やめて、、、///」
「照れてる会長も可愛いです。」
「ちょ、、やめ、、」
くるくると私の髪を触る。
直接感じて恥ずかしくなってしまう。
これから私の帰宅は、どうなってしまうのだろうか。
分かれ道。
「じゃあ、帰るから。」
「はい、さようなら、会長。」
---
〜犬井side〜
分かってないんだったら。
分からせてあげてもいいよね。
〜犬井side終了〜
短い‼
会長様は愛されている。6
書くことなし(;´Д`)。
〜翌日〜
私は今日、生徒会会長として大事な仕事があったので、通常より早く学校に来ていた。
その仕事とは。
「皆さん、おはようございます。」
「「「「「「「「「「「「おはようございます。」」」」」」」」」」」」
---
「いよいよ明日から夏休みですね。有意義な夏休みを過ごしましょう。」
『以上で黒川会長の挨拶を終わります―――』
そう、夏休み前の挨拶。
いよいよ明日から夏休みか、、、
ぞくっと、嫌な予感がする。
その予感はやがて、本物になるということを、このときの私はまだ知らなかった。
---
その日の帰り道。
「会長〜!」
犬井、、、
「会長、この日空いてますか?」
スマホで見せてきた日数は、8月5日。
「空いてるけど、、なんで?」
嫌な予感しかしないんだけど。
「会長と遊びたいんです。駄目ですか?」
「っ‼」
ふわ、っと吐息が掛かる。
擽ったいし近い、、‼
「た、多分空いてる、、だからやめて!」
にや、と笑った犬井は顔を離して言った。
「じゃ、連絡先交換しときましょう。」
そうして私達は連絡先交換を済ませ、その場で別れた。
家に帰ったその瞬間、スマホが音をたてる。
犬井からメッセージ。
『10時に学校の校門で。』
私は了解とだけ送ってアプリを閉じた。
スマホの会話と実際の会話、分けるのが難しいぃ
会長様は愛されている。7
黒川美麗って、なんか黒川あかねに似てるんですよね。
ど、どれにしよう、、
私は美麗。
今、犬井と出かけるときの服選びをしている。
男子と出かけるなんて初めてで、緊張する、、、、
これって、デートなんじゃ、、、
そんなこんなで、独りでに頬が熱くなる。
「どっちがいいかな、、」
私が迷っているのは、黒を基調にしたワンピースか、水色を基調にしたワンピースどちらにするかだ。
犬井の好きな色聞いてみようかな。
『おはよう。犬井は、黒と水色どちらが好き?』
すぐに返信が来た。
『おはようございます。俺は黒ですね。』
『ありがとう。』
アプリを閉じた私は、水色のワンピースをタンスにしまった。
明日、犬井と出かける。
実は場所、まだ言われてなくて緊張している。
ちゃんといつも通りにできるといいけど、、、
次回、デート回です。
会長様は愛されている。8
自主企画参加、よろしくお願いします。
今の時間は9時55分。
約束時間5分前、、
犬井もまだいないでしょ。
と思っていたのに、、、
「え⁉犬井⁉なんで、、、」
「あ、おはようございます。」
「さぁ、行きましょう。」
「え、、何処に?」
「まだ秘密です。」
綺麗に笑った犬井。
きっとこういう顔を、イケメンと言うのだろうな。
そんなことを考えながら、私は犬井について歩いた。
着いたところは、、、なんと――だった。
次回行き先がわかります。
会長様は愛されている。9
なんで8月5日にしたか分かる人いるかな〜?
着いた場所は――ここ一帯でも有名なショッピングモールだった。
「え、、、なんで?」
「だって今日、会長誕生日じゃないですか。今日はそのお祝いです。」
「あ、、」
そうだった。
今日は私の誕生日。
忙しいからって、自分の誕生日を忘れるなんて、、、
覚えてた犬井は、逆にすごい。
「ありがとう。犬井はどこ行きたい?」
「俺はどこでも。今日は会長のお祝いですから。」
「じゃあ、、、プリクラ撮りに行きたい。」
「……」
「な、、何よ。」
「いや、、、なんでもないです。」
なんか気になるけど、まぁいいか。
そうして。
プリクラ機に着いた。
『はじめはピースしてみよう!』
プリクラ機のハイテンションな声に合わせてピースする。
「えっと、、こうかな、、、」
慣れない私は四苦八苦。
『最後は自由にポーズしてみよう!』
「え、、どうする、犬井?」
背が高い犬井と目線を合わせるには、上目遣いしなきゃいけない。
犬井は、――して、、、
ダッシュ記号、便利だな〜✨
会長様は愛されている。10
犬井サイド。
〜犬井side〜
「じゃあ、プリクラ撮りたい。」
「……」
プリクラ、、、か。
あんな密室で自分のことを好きな男と二人になるとか。
無防備だな、、、
「どうしたの?」
「なんでもないです。」
---
『最後は好きなポーズで!』
「え、、、犬井どうする?」
上目遣い、、、
もう、、、無理だ。
俺はシャッター寸前で会長を抱きしめた。
「ん⁉何、、して、、」
「本当、可愛すぎですよ。」
そのまま、数分を過ごした。
〜犬井side終了〜
なんで沈黙したかがわかります。
会長様は愛されている。11
更新更新〜✨
「え、、ちょっとあの、犬井、、?」
長すぎて何をされてるのかわからなくなってくる。
「もう、、離して、、、?」
そう言うと、少し顔を赤くした犬井は離れてくれて、二人でデコ(?)しに別室へ移動した。
それにしても、、、
何だったんだろう。
なんだか、、その、、暖かくて気持ちいいと感じてしまう自分がいた。
うえ、、
なんか私、気持ち悪いんだけど、、
そうして出来上がったプリクラは、なんだか見返すたびに照れてしまうような|写真《モノ》だった。
恥ずかしくて、逃げ出したくなってしまうけど。
犬井は逃してくれない。
「あの、犬井これからどうする?」
「え、会長の誕プレ買いに行きましょう。」
「?……あ、、ありがとう。」
あんなことしてきたくせに、よく普通でいられるわね。
そっと心のなかで毒づく。
それから私達は、買い物を楽しんだ。
まぁ私は、ドキドキして全然集中できなかったけど。
最後の、帰り道。
「会長、改めて。」
「誕生日おめでとうございます。」
そうして犬井が差し出した箱には、三日月の綺麗なネックレスが入っていた。
「ありがとう、、、嬉しい、、、」
私は自然と笑顔になってしまった。
「早速つけてもいい?」
「いいですよ、なんなら俺つけます。」
「あ、じゃあお願い、、」
そして、普通に犬井につけてもらおうとしたのに。
私に重なるように、前からチェーンを回してきた。
「え⁉ちょっと犬井何やってんの⁉恥ずかしいんだけど‼」
「つけてって言ったのは会長ですし。」
そう言われると、何もできなくなってしまう。
それどころか、首に犬井の指を敏感に感じてしまい、耳まで赤くなってしまう。
「はい、できました。」
「あ、、ありがとう、、、//」
片手で自分の頬を抑えながら、言った。
「じゃ、じゃあまたね、犬井、、、」
「はい、会長。」
最後の一言まで感じてしまう。
それは私の、人生始めての感情だった。
少し長め。
会長様は愛されている。12
そろそろ新キャラ登場です!
私は美麗、、、生徒会長をやっている中学3年生、、、
「会長?会長ー?」
「あ、、ごめんなさい、何だっけ?」
「しっかりしてくださいよ、もうすぐ文化祭です!」
「あぁ、、、そうだったわね。早く予算のこと、決めちゃわないと。」
この子は|日也菜乃《ひなりなの》。
しっかりしている中学2年生で、書記を努めている。
だけどなんか、、、、、今日は体がおかしい。
ふわふわしているような感じで。
それは、私が嫌いだったあいつを見るたびに強くなっていく。
これはなんだろう、、、
〜????side〜
今日の貴女はどこかおかしいですね
犬井碧のせいですか?
犬井なんか目に入らないように。
振り向かせてみせる。
〜????side終了〜
????の名前、多分次回わかります!
会長様は愛されている。13
この日記見てねー
https://tanpen.net/blog/1188c47a-7e74-48ee-82b9-e2064eb67fc2/
私は美麗。
今は夏休み真っ只中。
そんな中、私達生徒会は何をしているかというと。
夏休み明けの、生徒会メンバー紹介の練習をしています。
「始めるよー?」
「「「はーい」」」
「私は生徒会会長を務めております、3年生黒川美麗です。」
「僕は生徒会副会長を務めております、3年生|緑川翼《みどりかわつばさ》です。」
「私は生徒会書記を務めております、2年生|日也菜乃《ひなりなの》です。」
「僕は生徒会会計を務めております、2年生|馬場流星《ばばりゅうせい》です。」
「うん、完璧ね。」
「そうですね!」
「あとは細かなマイク調整とか――」
菜乃と会話しながら階段を降りたのが悪かったのかもしれない。
私はあろうことか、足を踏み外した。
うちの校舎は高低差が大きく、階段も例外ではない。
ぶつかる。
そう、覚悟して目をつぶった。
でも……
いつまで経っても衝撃が来ない。
「……?」
そっと目を開くと、目の前に、、、
緑川君の顔があった。
⁉⁉⁉⁉??????
私は、、、緑川君の、腕の中に収まっていた。
意外に筋肉質な体を至近距離で感じてしまい、同じ生徒会役員としても恥ずかしい。
「えっと…ありがとう、でももう降ろしてくれない……?」
そう言うと、しーっと言うように人差し指で私の唇を塞ぐ。
降ろして、くれない……
そのまま緑川くんは、階段を降り人気のない部屋へ入った。
勿論私を連れて、だ。
何をする気なのか検討もつかない。
私はこれから、どうなるのだろうか。
もう13話か〜。
早いな〜。
会長様は愛されている。14
ファンレターありがとおぉぉお!笑
「????あの…緑川くん…?」
少し…というかかなり…私は混乱している。
「何か?僕は満足していますが。」
どうして気づかなかったのだろう。
緑川くんって…かなりヤバい人かもしれない。
異常に近い距離で、耳元で囁かれる。
「ひゃ…っ」
「可愛い声ですね、このまま連れ去ってしまいたいです。」
いよいよ本格的にヤバい。
更に顔を近づけてきて、あと数mmとなった時。
激しい音をたてて扉が開いた。
「ぁ、、菜乃…」
「会長‼探しましたよ⁉もー、何やってんですか緑川先輩‼ド変態ですね‼‼」
た、助かった…
菜乃に強制連行されて、生徒会室へ戻った。
菜乃……強くない?
あの状況で何も思わないのかしら…
なんかあったら菜乃を呼ぼっかな、、
そんな私は、今日も仕事を熟す。
緑川ドロドロ系にしたいので
短めですみません
会長様は愛されている。15
この前の日記にコメントしてくれて、ありがとう!
※『褒めてー!』&『日頃の感謝』のことです。
…………
私は、、、傍から見るとヤバい人になっています。
原因は1時間前……
---
「あ、ねぇ菜乃、この部品ない?」
「あれ?足りないですねぇ…買いに行ってきましょうか?」
「ううん、私が行くわ。見つけたのは私だし。」
「わかりました!待ってますね。」
そうして私が、ショッピングモールに向かった。
そうしたら…そうしたら…
やっぱり菜乃に頼んでおいたほうがよかった。
そう感じたのは何故かって?
そこに犬井がいたから……
「会長〜!なんでここに?」
「ぶ、部品を買いにきたの。」
じりじりと後ずさりしながら答える。
なんかやられたらたまったもんじゃない‼‼
「え…なんで逃げてるんですか?」
「べ、別に逃げてるわけじゃないっ‼」
そう言いながら全力ダッシュ。
「え⁉いや逃げてるじゃないですか…」
声が…近づいてくる⁉
くるっと後ろを振り向くと、すぐ近くに犬井がいる…⁉
「はぁ…逃げられると思いました?笑」
「え…っ」
「はい捕まえたー♪」
後ろ抱き…にされてる……
「ちょ、やめて、、!」
「えー?このまま遊んじゃいましょう?」
耳元で喋るの、絶対わざと…
何か、なにか口実を探さないと……!
「私部品買わないと…いけない、から…」
「じゃ買ってから遊びましょう。」
だ、駄目だ…
その時。
「離れてもらっていいですかね?」
「み、緑川くん⁉」
「もう一度言います、離れてもらっていいですかね?」
「離れると思った?」
そう言いながら犬井は、そのまま腰に手を回し私を横抱きにする。
「は⁉ちょっと犬井何、して――」
「舌噛みますよ!」
ぐん、と体が引っ張られる感じがして。
私を抱えたまま犬井が走っていた。
「離してよ‼」
「無理です。第一今離したら|緑川《あいつ》に捕まるでしょ。」
「いいから!」
「……はぁ、、」
降ろしてもらった私は、ほっとして部品を買いに行こうとした。
「じゃあ、ばいば」
ばいばい、と言おうとしたのに。
追いついてきた緑川くんに捕まった。
「行きましょうか。部品買いに。」
「え…わ、わかったからこの体制やめて?」
「そんな顔されたら無理ですよ。」
ぷに、と私の頬を触る。
突然だったから、触られた部分が赤く染まる。
「…………すみません。」
「え?あ、ちょみどりかわく――」
ぴったり1000文字!
次回もお楽しみに。
会長様は愛されている。16
自主企画、気軽に参加してね〜✨
なんだかんだ言って小説出せました。
文字数少ないけど…
「…………すみません。」
「え?あ、ちょみどりかわく――」
私は
私は何をされてるのかわからなくなって
只々
意外にも冷静な自分に驚いていた
私は……
緑川くんに抱かれたままキスされていた。
自分のファーストキスだと言うのに。
犬井も目の前に居るのに。
「っ…緑川お前‼‼」
今にも殴りかかりそうな勢いの犬井。
余韻をしっかりと残したまま私と離れる、緑川くん。
「会長は買いに行って。俺は|緑川《こいつ》と話があります。」
珍しく、怒っていて低めの、淡々とした声で話す犬井。
「わかった、じゃあ、ね。」
変な感覚がする口元に手を当てながら、ただひたすらに走った。
これだけは言える。
私は緑川くんを受け入れられない。
あの場面を、犬井に見られたくなかった。
次の更新は……
いつになるのやら(((お前が書くんだろ
あとぴったり500文字!
会長様は愛されている。17
よーし、頑張るぞー!
日曜日はコナンの104巻買いに行きます。
〜犬井side〜
会長が走り去っていくのを見送ってから、改めて|緑川《アイツ》を睨む。
相手も、自分も何も言わない。
流石にそれを続けるわけにはいかないので言葉を発する。
「どういうつもりだ?」
「どうもこうも……あの人を自分のモノにしたいだけですよ?」
「それともなんですか?負け惜しみですか?」
「っ‼⁉何だと思って」
「まぁどうせあなたに勝ち目はないです。せいぜいボディーガードでもしていたらどうです?」
それだけ言い残して、緑川は去って行った。
「くそ……っ」
八つ当たりなのは分かっていながらも、近くの壁に拳を叩きつける。
鈍い音がして、ただ痛みだけが腕に走った。
〜犬井side終了〜
〜美麗side〜
それから数日経って、夏休みが終わり始業式。
流石に何もしてこないだろうと油断していたが、それは勘違いだったのを思い知らされる。
私は生徒会会長としての仕事があり、皆が帰ってから少し学校に残っていた。
勿論、他のメンバーはいない。
だから安心して仕事についていた。
でも、日々の疲れが溜まっていたのだろうか。
私は眠ってしまっていた。
---
「ん……寝ちゃった…」
目覚めると、一番最初に見たものが|緑川くん《・・・・》だった。
え?
そう――私は緑川くんにいつの間にかどこかに連れ去られてしまっていたのだ。
「お目覚めですか?」
「え、あ、、あの、ここは…?」
「ここは僕の家です。誰もいないのでずっと2人きりですよ……♡」
「え?いや、私帰らないと」
「男と密室で二人きり――僕がもう理性とか抑えられませんよ?」
途端に顔が別の意味で赤くなり、恐怖が体を貫いた。
私は、私は何をされるの――?
今週忙しい……
ファンレターくれたら泣いて喜んで、お返事します。
会長様は愛されている。18
久しぶりの会長様シリーズ!
ファンレターありがとうございます (´;ω;`)ブワッ アリガト...
〜犬井side〜
嫌な予感がする。
今日式が終わった後会長を見ていない。
そして、緑川も。
絶対に何かある。
|緑川《あいつ》のことだから、誰にも見られないところ…
家…か?
気づいたら俺は、会長の滅多に見られない笑顔を想像していた。
あれは夏休み真っ只中だったっけ。
綺麗なものを見ると、あの人は笑顔になるみたいだ。
「わぁ……綺麗、だね。犬井…」
正直俺は、それより笑顔に見惚れていたのを覚えている。
ゆっくりと氷が溶けるような、可愛らしい、優しい顔で、笑っていた。
待っててください。
今、行きます。
あれは、俺だけのもの――
次回もお楽しみに。
星色アリペンをよろしくね。
会長様は愛されている。19
短カフェ2周年の日に小説ださないとか、ありえないでしょ!
ということでどうぞ。
〜犬井side〜
もうすぐ。
もうすぐ着く。
全力で走っても息が切れない。
いつもそう。
あのひとが関わると。
「…着いた。」
予想外なことに鍵は開いていた。
どこですか、、
「会長!!!!」
---
犬井碧が家に辿り着く、少し前。
〜美麗side〜
「―――っ、、もう、やめて、っ」
何をされているか考えたくもない。
助けて
助けてよ、犬井――
HoneyWorksの新曲聞いた人〜?🙋♀
会長様は愛されている。20
好きすぎてムカつくバースデイ、いい曲ですよね〜
星乃夢奈ちゃん可愛い!
美麗sideは、19の続きなので、それを踏まえて読んでくださいね。
〜犬井side〜
居ない。
どこにも、あの人が居ない。
くそ……
無駄に広い屋敷。
部屋がありすぎてわからない。
片っ端からドアを開けるが、どこにも居ない。
せめて声を聞ければ……
どんな些細なことでもいいから、耳を澄ませ。
そうしていると、音が聞こえた。
トントントン、コンコンコン、トントントン。
一定のリズムで聞こえてくる。
このリズムは……!
会長が声を出せない状況にあるということだ。
早く、早く……!
音のする方のドアを開ける。
そこには。
救いを求める綺麗な瞳でこちらを見る、会長が居た。
「よかった……」
喋れないように、口にはガムテープがしてあったが、元気そうだ。
早く剥がして、ここを出よう。
いいことがなさそうだ。
その時だった。
「あ、来たの?犬井。残念ながらもう無駄だけど。」
緑川……
「は…?どういう意味」
どういう意味だ、と言おうとしたが。
会長の、予想外の行動に言葉が続かなかった。
〜犬井side終了〜
訂正後の20です。
ご迷惑おかけいたしました