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目次
日常。#1
「今日は転校生が来まーす」
ずいぶん明るい先生だなぁと春野瑠奈は思った。
この春からお父さんの会社の都合でこの街に引っ越すことになったのだ。
えーと、たしか、黒板に名前を書いて自己紹介をするだけでいいんだよね?
「はいってー」
うーわ、なんか急に緊張する …
--- ガラガラッ ---
「では自己紹介をお願いします!」
「え?あ、はい。
私の名前は、春野瑠奈です。
えーと、好きな食べ物はチャーハンです。
これからよろしくお願いします。」
これでいいのか?まあ、クラスもいい人そうな人が多いし大丈夫っしょ!
--- キーンコーンカーンコーン♪ ---
「ドッチする人運動場集合なっ」
あの人は陽キャかな?
「春野瑠奈ちゃん?」
「ふぇっ?だ、だれ?」
「あ~、ごめんごめん。
私は、日比野詩音!
これからよろしく!」
「あ、うん。よろしく?」
「急にごめんね?」
「いや、全然いいんだけど。」
この子、かわいくね?
仲良くしたいなぁ。こんなこと思ったの初めて!
なんか、めっちゃワクワクするんだけど!
そこから私たちはお互いの家に行ったりして仲を深めていった。
日常。#2
--- ピーンポーン ---
「はーい。ちょっとまってて~」
「はーい」
いつも通り、春野瑠奈は大親友の日比野詩音を誘った。
--- ガチャ ---
「あれ?詩音、髪切ったの?」
「え、分かったの?」
「うん。だって全然違うじゃんw」
「確かにw」
あ~、なんか話すことないな~
話題ってどうやって探すの?
そんなことを考えながら、学校へ向かった。