幼馴染の桜のことが優は好きだった。でも関係を壊したくない。
告白する勇気がない。そんな僕が空想で君と付き合う…。
そんなこと…、出来るはずないのにね。空想で生きる世界で
君と恋に落ちる。
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目次
第1話 君に告白したいのに…、
登場人物
清水桜(しみずさくら)
高1。優しい。優のことが好きだが言えない。
明雷優(あかるいゆう)
高1。笑顔。桜が好きだが中々言い出せない。
先生
モブ
以上!オリキャラ設定はまた今度!
今度詳しくするかも?
優side
「おはよう。優君。」
桜は春の桜と太陽のような笑みで笑いかける。僕はその瞳に釘付けになる。
「おはよう。桜ちゃん。」
僕はそう返す。君の事が好きなんだ。いい加減気付いてよ…、馬鹿…、
桜side
「おはよう。優君。」
笑顔で言った。君に好きって、可愛いって言われたくて。でも君は
「おはよう。桜ちゃん。」
君の笑顔に私は救われているんだよ。ねぇ気付いて。私の‘‘恋‘‘に。
「ねぇ、」
桜は話しかける。太陽のように。
「LINE繋げよ。」
「うん。」
優たちはLINEを繋ぐ。まるで、運命を表すように。
「ねぇ、昨日の『君と夢見る空想物語』見た?」
「見たよー!健司たちの恋、実ってよかったね!」
会話しながら桜は
「私の恋、叶うかな。」
と呟く。
無論優にはそんなことも気づくはずない。
優side
家に帰る。ラインを見る。
「はぁ…、」
と溜息が漏れる。ラインするか。
清水桜♡
〈「お帰り。部活お疲れさま。」
明雷優
「ただいま。部活動疲れた。」〉
清水桜♡
〈「空想アプリって知ってる?好きな人や嫌いな人を自分の世界に連れ出して
色々出来るらしいよ。現実には影響は及ばない。とのこと。」
明雷優
ちょっと気になるな。また明日。」〉
僕は『空想アプリ』を開く。
第2話 空想アプリでの願い
僕は空想アプリを開く。会員登録完了。
とても空は青い。小鳥のさえずり。
「優!ご飯だ!降りといで―!」
「はーい!」
気乗りはしない。食欲0。
桜side
空想アプリを開く。『明雷優』そう打って
自分のワールドへ行く。優君がいる。
空想ぐらい気付いてよ。私の好き、恋に。