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目次
METEOR!(2)/wrwrd
サブアカであげましたが、本人ですのでご安心を〜!本アカログインできなくなりました()
誤字あっても許してください!
それでもいいよみてやるよこんちきしょー!って方はどうぞ!
これ、全部シャオちゃんが作詞したんだっけ。
こんなにセンスがあって、心に響く歌詞を作れるなんて僕には絶対にできないことだね。
もう、寝ようかな。
いや、行くところがある
「…いくかぁ」
そう言って手に持っていたのは、シャオちゃんの握手会のチケット。
これに来れたら来てや!とシャオちゃんに強引に渡されたやつを丁寧にポケットに入れてドアノブに手をかけた。
---
『ティアくんっ、いつも応援してます!』
「ありがとぉ〜CDも買ってや!」
『はいっ!』
今俺は昔から叶えたかった夢を叶えられて嬉しいはずなのに、まったくもって嬉しくないんよな。
ここにあいつがいたら完璧なのにさ。
「はぁ…来るわけないか…」
「アイドルとしての顔が台無しやでティアく〜ん」
「…はっ、おっせぇよ大先生」
「来ないよりかはマシやろ。
活動頑張ってな!陰ながら応援しとるで」
言われたかった言葉を、言われた自分は今、最高に幸せな気分になった。
「言われなくても頑張るっつーの!CD買ってくれよな!」
「うん。じゃあね」
笑ってくれた大先生の顔を見たら、嬉しくなっちゃうやん。
あんな笑った顔を、いつも見たいなぁ
そのためにも、笑顔が咲けるような明日にしたい、俺のこの歌で。
---
「ティアくんお疲れ!今日帰ったらゆっくりしなね」
「はい!それじゃあ、あがらせてもらいます!」
パタン。と控室の扉を閉じる。
やばい、心臓めっちゃバクバクいってるんだけどぉぉぉぉぉぉぉ!!
やっばい、握手会に大先生が来てくれるなんて思ってなかったってぇぇぇぇ…
「大先生この前よりは痩せてなかったけど…」
いつ、会いにいこうか。
休みの日が2週間くらい先になるんだよなぁ…
「ん〜…」
ぴろりん、とスマホの通知音が鳴る。
[シャオちゃん、流石に最後くらいはさようならしとこうかなと思ってLINEしたよ。
ごめんなさい。ありがとう。]
「…はァ?」
そう言った俺の声は震えていた。
大先生は自殺する気だろうか?それならやめてほしい。
[まって大先生、今そっちに行く]
既読はつかない。嘘だろ?と俺は頭が混乱する。それよりも先に家に行かなくちゃと足が動く。が、その足は大先生の家の方向ではなく、昔、俺が大先生とはじめての流星群を見たビーチ。
「大先生!!!」
そう呼びかけ、大先生はこちらを振り向いた。彼はもう腰ぐらいの水位の場所まで足を運んでいた。
「シャオちゃん、来たんだ。」
「大先生!俺ら、約束したやん!!」
「そうだね。でも、僕にはこの現実を受け止められないや」
「なんでや!俺、頑張って人気者になったんやで!?それで!大先生のところに、いつ行こうか考えて、て…」
目の前にいる彼は、月の反射した海のような綺麗な涙を流しながら、笑っていた。
「ねえシャオちゃん、僕今なら飛べる気がするんだ。ほら、見てよこの空。海も同じくらい反射してて、シャオちゃんと見た時と同じくらい綺麗だよ」
もう、我慢できないよ、大先生。俺、約束事苦手なの知ってるやろ。まだまだな俺だけど、親友を死なせるのと約束なんて、約束を破るよ。
「俺も、今なら大先生のために翔べるで!
笑ってや!俺は大先生の笑った顔が好きやねん!」
今、大先生とならどこまでも駆けられるよ
全速力で、流星みたいに輝いて走ろうよ。
「じゃあ、お前のために笑ってやるよ」
と手を差し伸べる君の笑顔は、いままで見てきた中で、どんな星よりも輝いて見えたんだ。
終わりましたね!最後は2人で逝ったのか、
生きているのかは、ご想像にお任せします
次は、tnメインです!
next song…天使のクローバー
孤独王様/wrwrd
昔話風にしたかったんです許してください。
昔昔、とある王国がありました。
その王国の王様はいつも誰かを待っているような顔で窓の外を眺めていました。
そんな王様は、いつも孤独であった為に"人のために"ということがわかりませんでした。
そんな王様は言いました。
「私情を挟むな。効率が落ちる」と。
王様は、いつも効率ばかり気にしていました。
そんな王様はきっとなにも感じないただの思い通りの駒だ!と言う人もいました。
ですが、王様はいつもまだかまだかと誰かを待っているから、部屋で倒れていることもありました。
ある日突然として待ち人は現れました。
彼は王様と共に国を良くすることを約束しました。そんなことをした次の日に
「お前は、愛を知らんねんな。可哀想に…」と彼は言いました。そんな言葉に王様は、
「そんな同情いらんねん、お前にわかってたまるかよ」と強気に反論しました。
「そうか…」と彼はどこか悲しそうに返しました。
彼は思ったのです。孤独な王様をどうにかできないだろうかと。
彼はとりあえず、王様の自室の扉を3回ほどノックしました。
「入れ」と言った王様の声はどこか震えていて。
「…寂しかったん」と彼は王様の自室を見て言いました。王様の部屋は、生活に最低限必要な物が置いてあるくらいで、王様が好きそうな物は何もありません。
王様はその言葉に対して何も言えませんでした。
そして王様は叫びました。
「出て行けや!!!!」と。
それから彼が王様の部屋に来ることは無く、王様も部屋を出ることは無くなりました。
王様はずっと人が紡いでいる欠片たちを窓の外から眺め続けました。
それからまた100年。
王様は泣いて泣いて泣きました。
なぜ出て行けと言ってしまったのだろう、
なぜ彼の顔を見ようとしなかったのだろう、と
1人じゃドアすら作ることもできない自分を恨み続けました。
強がった王様は、隠し事をしてました。
自分があんな選択をしなかったとしても、彼は
いつかは失う存在だったからです。
100年、200年、と街に行き交う群衆の愛を見下ろし続けた王様には、『愛』とはなんなのかがもうわからなくなりました。
一体そんなものを持ったとして何の役に立つのだろうか?と。
ですが、自分が築いた城には愛がない、空虚で満ちていたことだけはわかります。
ずっと彼を待っていた王様にはもう何もありません。大切なものはあったとしても、
『一番』大切なものはないと思っているからです。
ですが、王様は気づいていないだけで王様にとって一番大切なのは、彼なのです。
喋り方すら忘れてしまいそうな自分を哀れに思った王様は、孤独に作り上げた自分の城がいつか壊れることを考えました。
そんな事を考えていると、ノック音が3回鳴りました。
「こんにちは。ここ、君のお城なの?」と言った目の前にいる彼は、昔王様が待っていた人と全く同じ人でした。
ですが、彼には記憶はないらしく、また新しくやり直すことを決意しました。が、王様にはもう感情というもの、愛というものがわかりませんでした。王様はすごく戸惑いました。
彼にどう接したいいのか、彼をどうやって愛せばいいのかさっぱりわかりません。
「…寂しかったん」と前世の|彼《君》と同じことを言った|彼《人》は、どこか悲しい顔をしていました。
何もわからないくせに。
「同情なんていらない。俺をわかってくれるのは、守ってくれるのはこの城だけだ」
と前と似たようなことを言い放ちました。
そしたら彼は、「そっか」と言って部屋を出て行きました。
数分した後、彼が街を歩いているのが見えました。
ああ、また愛せなかった。
王様が人を愛することを、この自分の感情を詰め込んだような孤独な城が許しませんでした。
だから、他人に頼るということが許せなかったのです。
…王様は知っていました。彼からかけてもらった言葉全てが愛だということ、自分がずっと心のどこかで|永遠《と わ》の愛を望んでいたこと。
王様は考えました。愛の伝え方がいまいちだが
自分なりに愛を蒔いてみようかと。
そしたら何か自分に対する愛が芽生えてくるかと思ったからです。
ドアを開けようとした王様はいままで自分が犯した罪の数々が脳裏をよぎりました。
自分のためなら人を殺めた自分を今はもう許せない王様は、ずっとこの罪が脳にこびりついて取れません。それは、
なぜ、自分を愛せるように人を愛せないのか。
自分が、同情なんてよせと暴れたあの日、彼は何をしてくれた?2回とも自分を傷つけまいと
何も言ってこなかった。ただ、優しく声をかけてくれただけだった。
もう、王様はこの孤独の城から逃げることができなくなりました。
自分で枷をはめたからです。
与えられた永遠が王様が死ぬことを許しませんでした。
なのでいつかまた彼が輪廻転生を果たし、ここに来た時は、自分なりに精一杯愛そうと思いました。
王様は、それからまた彼に会える日まで、
何千年、何万年と待つことを初めて"人のため"に約束しようと思いました。
誰にも見られないような城の中で彼は人に|笑顔《あ い》を振り撒きは部屋の中で自分の罪を数え涙を紡ぎ、一つの宝物として忘れないように日記をつけました。
そんな日々を繰り返して約1000年。
老いることすら許されなかった王様は、いつの日かの|幸せ《 死 》を願い続けていましたとさ。おしまいおしまい。
「なんやその話」
「さぁ。」
「さぁってシッマが考えた言ってたやん!」
「考えた、か」
「なんやねんお前。」
「シャオロン、ひとつ言っとくな。
いま目の前にいるのは、本当にお前の知ってるコネシマか?」
「何言ってるん…っておい!!なんなんやあいつホンマに…」
いつか願った|幸せ《 死 》は、
|幸せ《 生 》として迎えることとなった|孤独な王様《 幸 せ 者 》は、愛することを知ったらしい。
はい!ここまで読んでくださってありがとうございます。
作中すごく文が変なところがあったり、誤字脱字があると思います。ですが、見逃していただけると嬉しいです…!
next song…ジレンマ
打てば打つほど重くなる1/wrwrd
「bang」をみんなで唱えましょう(?)
今から約五年ほど前、俺たちW国は負けた。
正直負けるとは思っていたが、まさか本当に負けるとは思っていなかった。
そこから総統であるグルッペンの首を取られ、
他メンは次々と他の国の奴らに首を取られた。
俺と大先生は必死でここまで逃げてきた。
「この辺まで来れば大丈夫やろ…」
「僕ら、いつか死ぬんやなぁ…」
「そんなこと言わんでや…」
そんな会話を交わしてから大先生とは会っていない。本当にもうあいつは終わったのか…?
あんまりそういうことは考えたくない。
この始まったばかりの終わりはいつ本当の終わりを迎えるのか。
そして俺たちもそれと同時に終わる。
…まだこの軍基地にはあいつらの部屋がまだ残ってる。
その部屋の中にはまだあいつらの香りが漂っている。ときどき疲れているのだろうか、
幻覚すら見えてしまうことだってある。
「もうこのまんま床になっちゃってもええわこれ〜…」
一体どれだけこんな辛くなればいいのだろうか。
よく言うだろう?|糸《縁》を切ることは簡単だが、繋がることはないってさ。きっともう、
|糸《生》は千切れている彼らは戻らない。
二度と俺の前には笑顔を見せてくれないんだ。
「あーあ。やっぱりどうしようもないわァ…」
『そんなところで寝てへんで早よ起きや』
ふと、聞き馴染みのある声が聞こえる。
あぁ、次は幻聴か。もう俺もダメなのかもしれないなぁ〜なんて考えていれば、
『シッマァ!遊ぼうぜ〜!だから早よ起きてや〜!』
「うるさいな寝てるんやからちょっと黙ってや…」
……うるさい?俺は、本当にうるさいと思うのか?
『シッマ、まだ起きへんの?繧セ繝?が退屈しとるで』
「あぁ!だからうるさいって言っとるやん!!
1人にさえさせてくれへんのか!?お前らはどれだけ俺のことを気にかけるんや!!やから、
もう、ほっといてや…」
俺はそう言いながら耳に手を当てて聞こえないようにした。
だけれど、無意識なのかわからないがちょっと手を耳から外して彼らの声が聞こえるようにしてしまった。
静かな部屋で流す涙は、どこか重たい。
自然と下を向いてしまうのはなぜだろう?
まるで重力に逆らえないようで、顔を上げようとしても下がってしまう。
『先輩、そろそろ起きないと殺しますよ』
「…構ってやれなくてごめんな」
と俺はもう愚痴を言うのはやめて、彼らにしてやれなかったことを一つ一つ告げて反省することにした。
「構ってやれなかったし、練習も付き合ってやれなかった。それにあいつの休みを少し潰してしまってまでも仕事をしてもらったし…。いろいろ先輩としてダメダメやな…」
『そんなことないですよ』
と、俺の言ったことに対して言う彼は、姿は見えないのにどこかに存在しているような暖かさがあって。
俺は本当にこいつらの仲間でよかったのだろうか。俺が足手まといになってたんじゃないか、
俺が迷惑を沢山かけていたんじゃないか、
みんなができるようなことを少し前まで出来なかったから、困っていたんじゃないか。
全ては劣っている俺のせいだけれど。
そう、信じたいけど。
「まだ俺だけがこんなこと引きずってるなんて、きっついなぁ…w」
いつも大先生がふざけて俺の頭にやっていたことを目の前のドアに向かってやる。
指先で銃の形を作り、こう言うんだ。
「くらえ、bang!」
そしたら手を打った時のように軽く上に向ける。それを何度も繰り返すんだ。
「bang」
たとえそれが呪われているように何度も繰り返して気持ち悪くても、
「bang!」
それが俺にとってのおまじないであって勇気の言葉であるから。
「bang!!」
これを繰り返して自分の感情を押し殺して我慢するんだ。
「…大先生じゃないと、やっぱダメなんやなぁ」
俺は何度もおまじないを唱えた。が、
涙が止まる気配はなく、それどころか思い出して泣いてしまう。
俺はそのとき、ふと鏡の前に立ってみた。
俺の顔は今涙を流していてとても醜い顔になっている。
「なんか言えば」
なんて何も答えることのできない鏡の向こうの俺に話しかける。
もちろん応答があるはずもなく。
「本当に俺だけが引きずって生きてるなんてきっついなぁ……」
時が戻ればいいのにといつからか思うようになっていた。でももう、戻れない。
治らないこの|後遺症《 お も い》を抱えながら生きていくしかない俺は、また涙を流す。
---
いつしか、こんな生活にも慣れてしまった。
けれど俺は少し嫌だ。あいつらがいない生活に慣れてしまう俺が。
「どこの誰だろうね、いつだって頼っていいよって、寂しくなったらこいよって言ったのはさ」
誰かが言ってくれた言葉を思い出す。
この言葉は今でも鮮明に覚えている。が時間が経てば消えてしまうだろうか?
こんな俺でも約束事をしてくれるあいつらを忘れてしまったのは何故だろう。
大先生以外綺麗に忘れてしまった。
なぜだろうか?心にすっぽり穴が空いてしまったような感覚は前にも体験したことがある気がする。いつだっただろうか…
ーあれは、12年前くらいの話だったはず。
俺は昔孤児院にいた。孤児院の中では結構扱いが難しいとか言われてる方で、よく物を噛んだりして壊したりするから「狂犬」とか言われてた。
『No.055.狂犬、今日のノルマタスクだ。やっておけ』
「わかりました。」
俺はいつも、わかりました。かありがとうございます。とかしか言わなかったやつだ。
「今思えば変なやつやなぁ俺」
『ねぇシッマ、いつまで寝てるの?起きてくれん?僕お前の隣でまた頑張りたいわ…』
俺の隣で頑張ってくれる彼の名前すら忘れそうな俺は、もういっそ消えた方がいいと思う。
正直短所がありすぎるからだ。
それでもあいつらは俺をこの軍においてくれたのは、見た目だけだろうか。
それなら昔と変わらない。
飾りだけの|王様《 お れ 》を誰か救ってはくれないだろうか。
あいつらを思い浮かべながら。
誤字脱字は見逃してください!!
続きは待っててくださ〜い
打てば打つほど重くなる2/wrwrd
すごい短いっす。
ーねぇシッマ、起きてよ
ごめんな、俺はお前の名前すら忘れてしまったらしい。
ー忘れててもいいから起きてよ…
お前に悪い気がしてな。起きれないや
ー僕、また一緒にバカしたいよ…
俺は孤独でいなきゃいけない存在なんよきっと。
ーなら、俺がシッマのこと救うから
でも、どうやって会話してるの?
ー覚えてるかな?くられ先生が作ってくれた機械のおかげで会話できるんだよ。
ふーん…初めて知ったわ。俺、聞いたことあるけど覚えてないわ…ごめんな
ー全然。まだ思い出してもらわなきゃいけないこといっぱいあるからさ
そうか、また来てや。じゃないと自分の感情、ましてや自分すら忘れてしまいそうで怖い。
ー言われなくても来るよ。
おん。約束やで"相棒"
ーっ、おう、約束な相棒
そこで会話は途切れた。
シッマは無意識なのか知らないけど、僕のことを一度だけ相棒と呼んでくれた。
「思い出してきてはいるんかなぁ…」
「さぁ。でもここで諦めたらもう二度と会えなくなると言ってもいいと思うよ」
「はぁ…。ありがとうございます。くられ先生」
「また来てね〜」
「は〜い」
徐々に消えていっている記憶と共に戻ってきている記憶もあるらしい。
一番つまらなかったものから記憶が消えていくらしく、みんなの記憶は最後に消えたからきっとあいつはいつもみんなを思っていたんだろう。
「シッマ、目覚ましてや…」
いろんな機械に繋がれているこいつは、いつもよりも何倍も苦しそうに寝ている。
ーもしも、もう永遠に目覚めなかったら…?
そんな考えが脳をよぎる。
ダメだダメだ。考えたあかん。そんなことしか考えられなくなる。
どうか、目を覚ましてくれ…
---
相棒が呼ぶ声が聞こえる。
けど、俺は多分存在しちゃいけない。
もしも今この世界で死ねば、現実世界の俺も死ぬだろうか。
「ごめんね、大先生。約束、守れへんかったわぁ…」
もう、俺の頭を撃ち抜いてしまおうと思ったんだ。
「くらっちゃえ。」
「bang」
銃声が響き渡る。
紅花を咲かせながら俺は、
永遠の眠りについた。
彼との約束は、最悪な形で果たされたのだ。
読んでくださってありがとうございます!!
誤字脱字等は見逃してください。
next…狂気山脈
next song…ラプンツェル(n-buna様)
また、会えると信じていたから。/狂気山脈(wrwrd)
ゆーて短いです!
こんな目が悪くなりそうないい天気な中、
僕はずっとあいつを探しながら山を登る。
ああ、お前は今一体どこにいるんだろうか?
お前があのとき、山に特攻部隊として登り、帰ってこないことを知った俺は、不安になりすぎていた。
ああ、|捏田《 春 》は待っているのだろうか。
風が強く吹く。
咄嗟に目を瞑った僕は、風が止んだことを確認したから目を開けた。
「…こんなところにいたんだね」
きっとお前と過ごした日々の対価が、この別れだったとするならば、お前が勝手に死んでしまった罪は、僕が背負っていくことにするから。
だけれど、もう一度笑った君を僕は見たい。
どうしてだろう。子供の頃は月にだって行けそうな気がしていた。
小さい頃の自分が狂気山脈を見れば、一番月に近いから行きたいみたいなことを言っていただろう。
だけど、今は違う。
今、この山の頂は、世界で一番あいつに近い場所で、会えたらいいなんて思う。でも神様は何も答えやしない。
僕はあいつをずっと待っていた。けれどあいつは帰ってこなかった。
だから俺が行くことにしたんだ。
登り切った。けど、この心の空間はなんなんだろう。
ーこの景色をあいつと見たかった
僕のこの人生の中で一番高い高い山上から、
ずっと空を見続けた。
何も考えていなかったけれど、僕は空を見続けた。
だって、ここが世界で一番高くて、
【あいつに近い場所だから】
ああ、この山を踏み締めたことは、すごく嬉しいはずなのに、なぜか胸が苦しい。
それに、あいつに、さよならを言わなくちゃいけない。
二度と会えなくなるかもしれないけど……本当に、これが俺の罪で、あいつといた時間の対価が別れなんだ。
けれど、別れとあいつといた時間は全然違う。だからその分の罰が、この弱さだ。
いくら表に出さないとしても辛いものは辛いし、弱いところは弱いまんまで。
「あいつがこの山を、諦めてくれればどれだけいいことか…」
あいつが読むかどうかはわからないが、手記に書き記しておこう。
『そして、願わくば_____』
|友《春》を待つ、俺の夢だ。
すごい意味わかんなくなりました
誤字脱字等はお見逃しください!!
next…相棒組
next song…状態異常彼女
状態異常彼女/wrwrd
ちょっとキャラ崩壊くそあるます
それによくわからんって言うのも多いです。
「無理無理無理無理!!!」
と大声で叫ぶ俺は、コネシマと言う。
『ねぇうるさいんだけどww
で?告るの告らないの??その鬱って人に』
「いや〜迷ってるんだよね。甘栗って好きな人いたっけ?」
『もう付き合ってまぁ〜す♡』
「うっぜぇ〜♡」
俺がいう甘栗とは、ネットの友達である。よくpcゲームを通話しながらやる。
よく恋愛相談をされたりしたりの関係。
『いやでも鬱さんもあんたのこと好きなんじゃない?』
「それだったら苦労してねえってええええ」
『ん〜猛烈アタックあるのみじゃね?』
「俺にできると思ったら大間違いやぞおいコラ」
『ごめんじゃん』
はぁ…と大きなため息をついた俺は考える。
"好き"かぁ。気づいてくれるだろうか。
ていうか気づいてくれるのを待っているだけな俺は何がしたいんだろう?
「もうずっと家でてへんよぉぉぉ……」
『飯は?』
「カップ麺」
『身長は?』
「179」
『体重は?』
「52」
『食えこの野郎』
「いや、食えないんだよなぁ残念ながら」
『住所教えて♡』
「え、《自主規制》♡」
『ちょちょちょちょいちょちょいww』
最近思えば外に出ていないし、LINEすらも見ていない。見たとしても甘栗からのLINEくらいだ。
だからゾムの食害を喰らわないのであんまり太らないし、カップ麺1日2個しか食べないから
よけい太らない。
『今から家行くね意外と近いから』
「え部屋汚いぞ俺」
『外食すりゃいいだろ!俺の奢りだありがたく思え!!』
と言って甘栗は通話のボタンをぶっちぎった。
もうどうしたらいいかわからないかもしれんし、正直甘栗に悪い気がするし、俺今日顔やばくね???
と鏡の中にいる自分を見つめる。
「ぶっっっっっっっっっさ」
「なに自分の顔見てぶっさって言ってんのw」
「ん?え甘栗来るの早ない?」
「あ、甘栗じゃなくてオスマンって呼んでよ〜」
「おー。あと見ててこの顔」
と言って俺はすげぇ変顔をする。
馬鹿じゃねえの?って思った読者のお前。
馬鹿なんだ。
「ぶっっっっっっっっっさwww」
「そうやろwwww」
「飯食いに行こw」
「あーwめちゃ笑ってんけどww」
馬鹿みたいなやりとりをした後、俺たちは
外食する約束したため、外にひさしぶりにでた。
…大先生にも会ってへんなぁ
「〜〜だよね〜ww」
聞き覚えのある声がする。
「あれ、鬱先生おる」
「えっどこどこ?!」
とオスマンがやたらと反応してくる。
こいつは恋愛系とかお菓子とか女の子みたいなことばかりしてくる。
「…他の女の子とできてるんかな…」
「あー…せめて挨拶くらいはしてきたらどうめぅ?」
「……そうするわ」
俺は大先生に近づき、大先生?と声をかける。
「え、シッマ…?いままでどうしてたん!?
LINEも返してくれへんし…」
そうやって大先生は心配してくれているるように見える。が、こいつの目が俺をしっかりと捉えていないことぐらいわかっている。
ー目ぐらい、合わせてや。
見て見ぬフリってどんな感じ?
どうせまた他の子のこと考えてるんやろ?
期待してたのに、期待外れだった。
「…うん、平気だったで」
「そっかぁ…で、後ろの人は?」
「どうも〜オスマンと言います〜」
「あ、鬱と申します!」
「出会ってすぐでなんですが、コネシマのこと、どう思ってます?」
「………」
俺は思わず黙り込んでしまう。
だって、もしも嫌われていたらどうしようとか考えてしまうから。
「?好きだよ?」
「……友達として?」
「え、それ以外なんかあるん?」
「オスマン、もう行こうや!俺全然平気やからさ!!」
と俺は作り笑いをする。泣き虫な俺を表に出さないように、心の中で叫び続ける。
ーそれだけしか思われてないんやね。俺って。
もう、どうでもよくなっちゃったかもしれんなぁ。
今、「無理しないで」なんて言われたら泣いちゃうかも知れへんなぁ…w
だから今だけは言わないで。
俺を、傷つけないで。
---
ずっと前から、こうなったらどうしようとか、ああなったらどうしようとか、考えていることはあった。けれど、今の大先生を見た俺は、
どうでもいいかと思い始めた。
だから大先生といると悲しくなってしまうそとがある。
オスマンとの外食を終え、俺は家に帰ろうとした。現在時刻は23:00。
「早く帰ろ…」
「シッマ!」
不意に名前を呼ばれ、俺はびっくりする。
「シッマ、ごめんね。多分もう帰るかもしれないけどさ、少しだけいい?」
「……いいけど」
「じゃあ僕ん家行こ」
「わかった」
と短い返事の後、俺たちは大先生の家へ行った。もうどうでもいいと思ってたし、大先生のことも正直どうでもよくなってた。
なのに、大先生の顔を伺うために大先生の方を向くたびに、胸が苦しく?なってしまうのは、
おかしいよ。こんなの状態異常だよ、笑えないよ…
「シッマほっぺ赤いけど寒い?」
「…さぁ」
「さぁってなにそれw」
「さぁ。」
「さぁしか言わないじゃんシッマ…」
俺が大先生に初めて恋した時も、こんな感じだった気がする。
はじめてのことは覚える。今日みたいな冬の寒い日に、俺はずっと路地裏で他のメンバーと喋っていた。
その時、大先生がふらっと現れたんや。
確か、ホストの帰りだとか言っていたはずだ。
そのホストは「WR」と言うらしい。
なんか聞いたことある気がするけどほっとこう
そのはじめての優しさに俺は多分惚れたんちゃうかな。
そんなことを考えていれば、いつのまにか大先生の家に着いていた。
「今日仕事の友達来てるからよろしく〜」
「あいよ」
「ただいまぁーー!!」
「おお!大先生おかえり!…女の子連れてきた?」
「いや?」
なぜ俺は女の子に思われたのだろうか?
意味わからん。
「だってすごいいい香りするんやもん」
「…こんちは」
俺は大先生の後ろから顔を覗かせて、
軽く挨拶をする。
その中にいた人達は皆とりあえず左から
イケメンイケメンイケメンイケメンでした。
名前を聞いたところ、シャオロン、ロボロ、ゾム、トントンらしい。
「シッマさんは大先生とはどのくらいの付き合いなん?」
「え〜と…5年?6年?くらいやね」
「めちゃくちゃ曖昧じゃんかw」
「でも大先生と会ったときは覚えとるで」
大先生といると、どうしても本当の笑顔になれない。作り笑いでもない、ただの笑ったフリになってしまう。
「…シッマ疲れてる?」
「別に疲れてへんよw」
「……ならいいんだけどさ、無理しないでね?」
ああ、その言葉が俺にとって刃となってしまう。その、優しさが。
本当に大先生といると不思議な気持ちになる。
泣きそうになるし、嬉しいし。
「ほんっと、お前と居ると、変な気分になるっ…」
「え!?シッマ!?泣かないで!?ごっ、ごめんね!?!?」
「あーあ大先生泣かしたぁ〜!」
「最低〜w」
「僕のせい!?」
「お前のせい!」
俺は渾身の作り笑いで大先生を鼻で笑ってやった。
こんな状態異常、笑えないよ。
その後、みんなでお酒を飲んだり飯食ったりなんだりして、解散する形になった。
「大先生、俺さ、ずっと言いたかったんだけど」
「おん?」
「俺は大先生のこと恋愛感情的に好きやで!
返事待っとるからまた今度遊ぼうな!」
「今お返事返しちゃダメ?」
「んー別にええで」
[stay with my side forever.kiss you.]
そうやって大先生は簡単にいうけど、俺は絶対に離す気はないで。
彼からのプレゼントをありがたく受け取ることにした。
「嫌になっても絶対離さないで」
「それはこっちのセリフやで〜?」
こんな心臓がどきどきするなんて状態異常だよ
でも何故か嫌な感じはしないね。笑えないや。
はい!最初の方キャラ崩壊しました!!
そして2人が付き合ったあとはmnちゃんがものすごく揶揄ってくるようになったらしいです☆
誤字脱字等はお見逃しください!
next…すごい久しぶりにいれいす書きます
next song(我々だの方)…スーパーヒーロー(短編)
眠り姫/wrwrd
「ーーごめんな。もう、俺ダメらしいからなぁ…」
「なぁ、シッマ僕嫌や、まだいかんとってや」
「ごめんな。でもまだ明日は大丈夫やって言ってたで。」
「明日だけじゃ足りひんよ…」
もう、いいよ。僕はシッマから充分すぎるくらいの宝をもらった。けどまだ貰えてないものだって沢山ある。僕は別にこんな宝なんて要らなくて、ただ欲しいのはシッマと居られる時間だけなんだよ。
「大先生、元気出せ。俺まで悲しくなってまうし、お前は笑顔が似合う男やろ?」
「えへ…どう?笑えてる?僕」
「ううん。不細工」
「んなっ!」
「んふw大丈夫やで。無理に笑わなくても。
笑えなかったら笑わなくてええねん。それに、泣きたい時は泣いてええんやで。」
そういうシッマの顔はどこか悲しそうな顔をしていて、僕もつられて泣きそうになる。
「シッマも、泣きたきゃ泣けばええのに…」
「泣きたいけど、泣けないねん。」
……泣けない、かぁ。
いいなぁ
---
俺は昔から、病院の先生からも治せないと言われるくらいの難病だった。
いつその命が尽きるかはわからないが、徐々に弱っては行くだろう。と言われたんだ。
それから母は俺を見捨て、父は仕事で忙しくなり家に帰ってこず、帰ってきたと思えば夫婦喧嘩ばかり。
……俺のことなんて元々いなかったかのように。
だから俺は家出したんだ。暗い真夜中に。
そんなとき、1人大人がおった。
たしか、「猿山」とか言うやつやったな。
猿山は俺に、「こんな時間にどうしたの?」と優しく声をかけてくれたっけ
「元気しとるんかなぁ」
「誰が?」
「前に会った猿山って人」
「…元気なんじゃないかな」
「でもな?その人なんか俺のこと知ってるような感じやったんよ。なんでやろ…」
「シッマも疲れとるんやろ。」
「ほおか…」
なぜか、知っているような気がした。なぜだ?
別に小学校や中学校でお世話になった人ってわけでもないだろう、し…
あれ、
『早く帰れよ』
小学校の先生って、
『おーがんばったな。』
誰だっけ?
「大先生、俺、忘れちゃいけないことを、忘れてる気がする…」
「…猿山らだ男先生だよ。」
「え、」
「小学校の頃、最後の担任だったのが、らだ男先生だった。けど、らだ男先生は俺たちが七不思議を解決しようとかで夜に学校に来るから、宿直で学校におってん。」
ああ、
『早く帰れって言ったよな?』
あああ、、
忘れちゃいけない人を、忘れていた。
「そっか、だから覚えがあったんやな。
ごめんな、らだ男くん。忘れちゃってて…」
「大丈夫やと思うで。先生優しいし」
「せやなぁ」
俺も、もうそろそろらだ男くんのところへ行くんだろう。
待っててな。らだ男くん。
けど、大先生が寂しくなってまうな、俺が逝くと。
俺はずっと鍵っ子だから独りには慣れてるけど、大先生は慣れてないだろ?なぁ。
そんな事を考えていればまた1日が終わってしまう。
…心臓が痛い。
眩暈がする。
頭も痛い。
吐き気がする。
もう、動けない
何も考えられない
何も、考えたくないや。
---
朝日が眩しい。
僕が目を覚ました。けど、シッマはまだ気持ちよさそうに寝ている。
「シッマ。起きて、や…っ!?」
おれの目の前にいたのは、彼の形をした抜け殻みたいに静かで。
もう、この世界にシッマはおらへんの…?
嘘だ。
きっと、きっとシッマなら俺が不貞腐れた顔してたら「なにしてんねん」って言ってくれるはず…
なぁ、起きてや。
それから、何時間も待ってみた。けどやっぱりシッマは起きてくれへんかった。
全然僕にいつもの元気な声を聞かせてくれなくて、笑っちゃうなぁ…
シッマは、とくに何もない日にいつもより深い眠りについた。もう、目を覚まさないんじゃないかってくらい、深い眠り。
「ほんっとこいつイケメンやな…」
病室の窓から入ってきた光に、シッマの髪や睫毛が反射してより綺麗に見える。
ガラスみたい。
「さて。これから僕はどうしようかな。」
僕はん〜と数分考える。
「そうや。シッマと今までに行ったところもう一度行こう。でも、僕はシッマと冒険したこと、冒険した世界と、今度は一人で|冒険《 戦 争》するんだね。」
「思い出沢山できたね。
怖い怖い堕天使も、僕ら2人で戦ったね。
従うべき人も、見つけてきたよね。
大切な親友も沢山できたよね。
大切な後輩もできたね。それに部下も。
…相棒も、できたよね。」
そんなことを聞いてるかわからないシッマに向かって言いながら、シッマの寝顔を見てた。
「髪の毛ふわっふわ。それにここあったかいから、僕も眠くなったなぁ…ちょっと、ちょっとだけ、僕も寝るかぁ。」
僕はそう欠伸しながらシッマのベットに寄りかかった。
重かったらごめんね。
おやすみ。大切な|相棒《シ ッ マ》
おやすみ。|大先生《 相 棒 》
なーんかへーんなのぉぉぉ!!!
誤字脱字等はお見逃しください!!
next…さよならエレジー
ケッペキショウ-1-/wrwrd
わーにんぐわーにんぐ!!
キャラ崩壊アリ
歌詞すっぽかし
妄想詰め込み過ぎ(捏造ばちあり)
ただの主の自己満小説
それでもいい方はどうじょ!!
…これもいらない。汚い。
こんな都合のいい時しか働かない感情なんて、いらない。
もうどうしたらいいんだろうか。
「わかんねぇよ…。
なあ、お前ならわかるやろ大先生」
居るはずのない彼を思い浮かべ、彼がかつて座っていた場所に手を伸ばす。
そこにかすかに残った温もりはあっという間に消えてしまう。
はぁ…感情を捨てろ。捨てきれない思い出ごと、捨ててしまえ。
「っ…は、は。笑っちまうなぁ…俺が寂しいなんて思うなんてさ。」
自分の人生の幸せの最大化を求めすぎて、俺の感情も心も何もかもが汚れてしまった。
あーあ、汚ったないなぁ…
こんな心なんて、ゴミ箱に捨てちゃえばええんやな。心と、感情と、あいつとの思い出を。
教会の奴らはよく、「人は価値のある存在」だとか言うけど、それならお前らなりの本やら教科書を作って教えてはくれないか??
人のあるべき姿、あるべき生き方。
清く正しい男女関係とか。
「今じゃもうどーでも良くなってきたけどな。」
もうどうしようもない俺が居ていいのかわからない場所がこの城かもしれないとは前から思っていた。が、違った。
俺が居てはいけなかったのは、
相棒の隣だ。
なんで俺はそんなことに気づかなかったんだろう。
俺が一番汚れているのに。
あいつを汚しかねないのに。
あいつは自分の為と言えば、純粋で。
そんなあいつを俺は汚しそうになった。
いや、汚した。
あいつは自分の為という行為をしなくなったんだ。俺があの事件に巻き込まれていなければずっとあいつは純粋で白いまんまだった。
けど、黒にした。
あいつは平気なフリしてるけど本当は、ただ口だけで平気と言えば耐えられると勘違いしていたのだろう。
「やっぱり俺ってダメだったんやなぁ…」
前から薄々気付いていた。けど、今更それを確信に変えたところでとうに手遅れで。
どうなったって本能は止めることなんてできなくて。
ただただ、やりたいように振る舞って、暴れるだけで。
自分の都合に合わせて波長をみんなに合わせていたんだ。
でも、あいつは違う。
あいつはいつも自分のやりたい放題だった。
いくら自分に都合が悪くても、自分の気持ちを捻じ曲げず、ずっとずっと真っ直ぐ突き進んできた。
「俺とは、ほんまにちゃうなぁ…
もう、俺の汚れは落ちへんのかな…」
『王様、少々よろしいでしょうか…?』
「後にしてくれ。今は独りがいい」
『王様、こんなことを言うのは大変失礼ですが…言わせていただきます。』
『貴方様はもう、心が無いように思えます。
ですから、もう、お休みください。』
「…それだけか。退け」
『ハッ…』
心はもう捨てたっつーの。
……あーもう!!汚い、汚い汚い、汚い汚い汚い!!心が無くて、何も思えない俺なんてただの汚い人形と変わらない!!!
【シッマ。】
ああああ!!誰だ!お前なんてお前なんて!!
【まだ、少しだけ耐えててね】
「…無理やな。」
次第に声は聞こえなくなっていく。
もう少しだけ聞いていたい声を聞かせてくれないか。
いや、
やっぱり、汚いから、触らないで。
next…【待って。そんな無理しないで】
誤字脱字等はお見逃しください。
キャラ崩壊続くよ!!!!
駄作/wrwrd
『あんたはいっつもいっつもあたしの言うことを聞かないのね!?あんたもあいつと一緒で!あたしを訴える気なの!?あ"あ"あ"!!』
ああ、また間違えた。
いくら輪廻転生を果たしたって結果は変わらないものなのかもしれない。
でも、疲れたかもしれへんわ…
「学校、行ってきます。」
『あたし、今日は帰らないから3000円でなんか食べて。』
「はい…」
『チッ…イライラさせんじゃないわよ。さっさと行け!!』
昨日男と女が喧嘩したときに投げたビンのかけらを俺に投げてきた。
腕、耳などに擦り傷ができてしまう。
ああ、コレも何度目だろうか?
いらないらしいけど、ならなんで俺のことを生かそうとしてるんだろう。疑問になるから聞いてみた。
『そりゃあ、あんたは将来顔が売れるだろうからねぇ。十分に育ててあたしの金を稼いでもらうんだよ。』
って言ってたっけか。
顔が売れるってどういうことやろか。
そんなことを考えていれば学校に着く。
「あ、シッマやん!おははー!!」
「お!ゾム!にトントン、大先生もはよ!」
「ちょ、俺もおりますけどぉ!?」
「あれ〜?ロボロさんの声が聞こえるんやけどどこにおるんや〜?w」
「ここにおるやろがい!!!」
「…?シッマ、元気あらへん?」
「うぇ!?↑いや大丈夫っす…」
「…」
「わぶぁ!?!?」
「ヘイヘイシッマさん背中がガラ空きでっせ〜?」
「チビの力舐めんなよォ!!」
「冷たァァwww」
「やめてくれメンス…」
雪合戦が始まろうとしていたところに、俺たちの担任である猿山がきた。
「こら〜〜??」
「あっ!!猿山!」
「先生をつけろ〜。ていうかなにしてんだお前ら。」
「雪合戦!」
「らだ男くんもやる?」
「中休みにな。」
よし、上手く誤魔化せてるはず。と、俺は思うだろうけど、今度はもうそういかない。
だって、輪廻転生してんだからさ。
---
「大先生、見て見ぬふりが上手やなぁ。」
「……なんのことや」
このシッマの言葉はものすごく、前から僕が転生してシッマを救おうとしてることを知っているような言い方だった。
僕はつい、シッマの顔を睨んでしまう。
「いややなぁ。睨まんでや。怖いで」
「シッマも転生しおるんか?」
「せやで。」
答えはひとつだ。シッマが死なないようにすればいいだけ。
「なら、もうシッマが死なないようにすることなんて簡単やろ!相談してやれば…」
「ダメや」
、?今、なんと言った?こいつは、自分が死ぬことに抵抗はないのか!?
「なんでや!なんや!お前は死ぬのが怖くないとでも言いたいんか!?」
「死ぬのは怖い!!でも、でも…俺のせいで、友達が死ぬ方がよっぽど怖いんや…」
なんだ。僕と全く同じやないか。
「シッマ、今はとりあえずやめよ。教室戻って作文書こうや」
「せやな…この話はまた放課後」
「おうよ」
そこで僕とシッマは別れた。
分岐点を探しては試してまた戻ってって言うのを何度も繰り返してきた。
いま、僕の感情がむき出しになって、ものすごく、シッマの顔を見る度に痛くなる。
「それじゃ、作文書く時間取るから書いてね。
自分が感じたこと、経験、又は将来のこととかでもなんでもいい。自分が思ったことを思ったように書いてね〜」
僕は、両腕を抑え、さむがっているようなポーズをとる。
「題名、どうしようかなぁ」
僕は抑えていた腕を下ろし、右手には鉛筆を持った。
作文用紙には何も書かれておらず、その分僕が持っている鉛筆はとがったまんま。
僕はふと何かが降ってきたように書き始める。
『 キモチ 』
…小学生なのに、こんなことを書いて平気だろうか。
そんな躊躇なんて僕にはなくて、どんどん僕が思ったことを書き始める。
『なぜ、人間は争いを続けるのでしょうか。
やめてほしい人だって居るし、自分の国のためだとかいうけど、そのせいで親や恋人、子を亡くした人にとっては戦争をしなかった方が良かったと思います。
僕は、その中でも僕たちは平和な方だなぁとは思いますが、僕の友達には自分のことを「駄作」と呼ぶやつも居ました。
僕にはその意味を理解できず、「全然駄作じゃないよ」としか慰めることができませんでした。
それが大きな間違いでした。
それが分岐点となることを僕は知らず、勝手な同情を吹っ掛け、勝手に自分はわかってますよみたいな雰囲気を出していて、でもそれは彼にとっていらない行為で、邪魔であることがわかった頃には遅かった。
彼は自殺しました。
綺麗な赤い花を咲かせながら、首を吊って死にました。僕には、今の彼の方がよっぽど駄作に見えました…が、彼にとってはこれが傑作だったそうです。
彼には、血が綺麗に見えるようです。
そんな彼は、僕に最後にこう言ったんです。
「俺って失敗作なんだって。
頑張っても意味ないんだって。
愛されたかったなぁ…嘘の愛でもよかったから、愛されたかったなぁ…」
と言って、笑いながら死にました。』
「!?だ、だだ大先生どしたん!?」
「せんせー大先生が泣いとる!」
「どうした鬱?」
「俺の方が失敗作なのになぁ…」
「失敗作?なんや?それ?とりあえず保健室いく??」
僕の気持ちと考えたこと、見たこと、経験したこと、言われたこと全てを簡単に書き記したもの。これは一生持っておこう。
彼が傑作の笑顔を見せるまで。
---
変なの。
ちっとも面白くないやん
駄作じゃん。
俺に比べたらマシやけど。
愛されたくて偽りの笑顔と偽りの愛を振り撒い続けただけの|俺《クズ》なんて
愛想笑いを振り撒くだけで、いいんかなぁ…
「47715回目かぁ…なぁ大先生。
大先生の世界線では、俺のこと救いたいんやろな。でも、俺にとっては最悪なんよなあ…」
これが、のちに死神と言われるなんて、誰も分からないから。
よくお話のないよう分かりまへんね。あとで日記に書きます☆
あいほーぐみでした!
つぎもあいぼーぐみです。
next song…四季刻歌
君が飛び降りるなら僕は【後日談】/wrwrd
あんなクソみたいな占い結果を信じるわけがないと思っていても、なぜか信じてしまうのは君がいるからだろうか。
kn「玉ねぎかぁ…生まれ変わるなら卵がよかったなぁww」
ut「なんでだよww」
kn「オムライスにしてくれ…」
ut「wwwww」
kn「なぁ大先生、ちゃんと生まれ変わるなら何がええん?」
ut「またこうやってシッマと遊びたい」
kn「お前いいこと言うやんけ」
ut「せやろ?」
kn「まぁ、俺も大先生と遊びたいわ。
大先生のおかげで知れたもんもあるしな。」
ut「異世界とかもちょっと行ってみたい感あるよねww」
kn「たしかしぃ」
ut「魔法とか、魔術とか人体操作とか…いっぱいそういう力がある世界がいいなぁ」
kn「ふっww行けるかどうかは知らんがなw」
ut「僕とシッマなら行けるよ。」
kn「…、そうやな!俺と大先生ならいけるわ!
やって"相棒"やもんな!」
ut「おうよ!」
ut「それじゃ、この世界におやすみなさいしよっか。」
kn「せやなぁ。」
ut「もう本当にやり残したことないよね。」
kn「ある」
ut「あるんかぃ!!」
kn「まぁ、もうやるんやけどね」
ut「…ふっw、そういうことかよ。
ほんじゃ、シッマ、この世界、お母さんにお父さん、友達皆」
ut.kn「おやすみなさい」
俺たちはそうして、このフェンスを乗り越えて地面めがけてピースをしてみたり、なんてしなかった。
2人で顔を見合って、ずーっと笑ってただけ。
それが一番幸せだったから。
えへ☆()
誤字脱字等はお見逃しください!
take a hint /wrwrd
ちなみに百合だよ☆(((
ちょっと変だから嫌な人は回れ右〜
ut視点
---
はぁ、どうして自分はいつもいつもタイプでも
ない男に好かれるんだろうか。
別に自分もその気があって接しているわけではない。
自分がどんな奴か分かればどこかへ行ってしまう。そんな奴がゾロゾロと自分の前を流れていくばかり。
「女1人満足させられないものなのね」
『なんか言ったかい?」
「いいえ。特に何も言ってないわ」
『そうだ、今夜の夜、どうだい?君可愛いし』
やっぱり男って顔でしか判断しないものか。
面倒くさい。
気取っている訳ではないわ。ただ素直なだけ
でも上手く行かないから、自分に嘘をついて素直な自分を隠すしかないらしいわ。
「本当、面倒くさい男ばっかり。」
『悩みがあるなら聞くよ?』
「触らないでくれる?どうせあんたも電話番号聞いたら帰るんでしょ?前の男達と一緒なのよあんたのやり方」
『な、何を言っているんだい?』
「ほら、図星じゃない。それで自分を射止めたつもり?お馬鹿さんね。そんなんじゃ女は落ちないわ。軽い女じゃないもの。それじゃあね」
『待ってくれ!!』
自分は男に言いたいことを言い放ち、その場を離れた。
一体自分のことを満足させることのできる人はいるのだろうか。女性でも構わない。
ただ、面白いことがしたいだけ。
大体の男は「こんばんは」から入る。
すみませんとかじゃない。だから、「こんばんは」から入る男は自分のことを口説こうとしてる。
「本当、つまらん男ばっかりだわ」
自分はため息混じりに独り言を呟く。
すると、また後ろから「こんばんは」と聞こえる。また男が口説きにきたのか、と思い後ろを向くとそこにいたのは綺麗な女性。
「あら、迷惑だったかしら?」
「いいえ。一緒にどう?」
「ありがとう。失礼するわ。…何か嫌なことでもあった?」
「あら、どうしてそう思ったの?」
「面倒くさそうな顔してるもの」
「あは、バレバレね自分。そうよ、男付き合いに疲れたので今はここに居るわ」
「奇遇ね、私も」
すると、彼女は語り始めた。
自分は直感で面白そうだと思ったから、彼女の話を聞くことにした。
「私もね、男付き合いに疲れたから1人なの。
男なんて顔でしか女を見ていないでしょう?
そんな男たちなんてバレバレだから、私はそいつらでよく遊んでいたの。」
「どんな風に?」
「甘い誘惑をかけるのよ。
どんな男だって、誘惑さえすれば勝手に落ちていくもの。特にここの男たちはね。
私が一声「一緒にどうですか?」と声をかけちゃえばあいつらはすぐに食いつく。」
「まるで獣ね。自分のことしか考えてないタイプ」
「でも私はついに言ってやったのよ。
その時の男は外人だったんだけれど、私は一応英語は話せるからね。」
「どんなことを言ったの?」
「Get your hands off my hips,
(気安く体に触らないで。)
'fore I'll punch you in the lips
(殴られたいの)
Stop your staring at my
(見つめてんじゃないわよ。)
Take a hint,
(気付きなさいよ。)
No you can't buy me a drink,
(おごってくれなくていい。)
let me tell you what I think
(はっきり言うわね。)
I think you could use a mint
(出直して来なさい。)
ってね。」
「面白いわ。あなたとは気が合いそう」
「奇遇ね。私もそう思う」
自分達はその後、クラブを抜けてまた会うことを約束した。
kn視点
---
「待たせた?」
「全然。それじゃあどこ行く?」
「口調がもう抜けてるね」
「そうだねぇ、あそこは緊張するからしょうがないったらありゃしないわ」
「本当そうだわ。」
『ねぇお姉さん達、俺たちと遊ばん?』
また面倒くさいのに巻き込まれた。
おまけに手まで掴んじゃって。そんなに急がなくても私は逃げないのにさ。
戦うだけよ。
「お前ら黙って消えてくれ。私達の手に触るんじゃないよ」
『っ、嫌だなぁ、乱暴しないでよ』
「触るな!!殴られたいんかお前は!?」
「…黙ってないでなんか言えば?ずっと見つめてるのも気持ち悪い」
『ひっ、すみませんっっ!』
「二度と近寄るな。屑が」
私は、戦う。いくら自分よりも大きい相手だって。自分の正義は誰にだって負けないぐらい大きいもの。
「ごめんなさい…自分、何もできなかった」
「ううん。いいの」
「ていうか、関西弁出ちゃってたよ」
「えっ!?ほんま!?」
「ほら今も」
「てことはあなたも?」
「そう。本当あんたとか気が合いそうやね」
「ほんま。私達最強のコンビじゃない?」
「面白いね。ここらへんの悪い奴ら、全員自分達で殺らない?」
「賛成。」
私たちが軍に入るまで、あともう少し。
そこまでの話は、想像してほしいわ。
---
ー数年後ー
「雑魚しか居ないわ〜つまんない」
「ゾム、ダラダラしてっといつ狙われるかわからんぞ。お前なら大丈夫やろうけど」
「へいへ〜」
私たちは軍に誘われ、入った。
あの時路地裏で屑どもを鉄パイプやらなんやで殴って殺したのを見られたらしい。
そして、"彼"が面白そうだから入った。
『《《コネシマ》》そろそろ暴れてもいいぞ』
「はいよ。やっと《《俺》》の出番が来たか。
行くで」
「《《僕》》もお供させてよ。相棒」
「もともとその気さ」
私…俺たちは、軍の中で「相棒」と呼ばれるくらい、連携がずば抜けて良かった。
けれど未だにあいつの名前を知らない。
名も知らない相棒と共に戦場を駆け抜けるのは素晴らしく楽しい。
「だから|お前《どくしゃ》さんよぉ、3秒数えるから目を開けたらどっか消えててくれないかな?」
「ほら。3、」
さっさと見るのをやめてくれないかな?
「2」
あんた達も男と一緒で殴られたいん??
「1」
見つめるなって言ってんの
「いい加減にしろよカス。察しが悪いなお前は。」
俺たちの時間を邪魔せんとってもらえる?
--- さっさと消えろ ---
変だねまじで。
誤字脱字等はお見逃しください!!
うみたがりなおし/wrwrd
しぬほど駄作です
「隠れても、僕は見つめてますよ。気づいて」
「こんな嘘も信じられてるって、あほらし」
「先輩はあんまり外に出たがらないんですね。控えめなんですか?」
「ああ、もう気づいてる、気づいてるっつーの…」
「僕は先輩がいればいいのにいらんし足らん物ばっかり増えていくんです。正直邪魔なんです」
「もうこんな心もどうかしとるんやろなぁ…感情なんて捨てきって黒ずんだこんな心なんてさ」
「でも、僕は先輩がこっちを向くまで耐えて見せます。全然辛くないですもん。
……ほんとは少しだけ辛い」
「わかった、もうわかったから俺は死ねばいいんだろ。どうせいらないんだろ」
「情けないですね。先輩」
「どうやってこの先生きていけばええんよ!!」
「もっと大袈裟に辛がって、痛がって、いいんですよ。…それは僕もでしょうけど」
「ああ、あんな奴の子に生まれてきてしまったから、俺はこんなやつになったんや!あいつは、あいつらは出来がいいのに…」
「その場凌ぎだけを優先に考える先輩。
そんなところも面白くて好きですよ?僕は」
「こんな惨めな俺を真面目に受け入れようとするあいつらの頭が考えられない…」
「ん〜、それは先輩が大切だからですよきっと。皆母性が止まらないんですよ…ふっふふっ…」
「なんでこんな俺が受け入れられたんやろ。
否認してほしかった、なのに失敗した。
なんで?」
「こうやって先輩は前世も死にましたよね。
僕はこうなる先輩を止めたいだけなのに、こうやって呟いてら知らん顔ばっかするんすよ」
「こんな形骸化した愛なんていらない」
「先輩はそうなんですよね。きっと、
自分がこの先どうなるかわかっちゃうから、本当の続きを考えないようにその場凌ぎをとりあえずするんですよね」
「俺は、使えない役立たず」
「僕、初めて先輩と出会ったときに、この人かっこいいなぁって惚れたんですよ?
それなのにうるさいと来たらやたらとボロボロになって自分のことは考えないですし…こまるんですよ」
「俺はただ、奴隷でいるだけ」
「ああ、《《俺》》が弱いばっかりに。本当にごめんなさい。先輩。
まぁ思ってないんですけどね。だって言ったって先輩は気にするなっていうだけですから」
「それだけが生きる糧」
「今更、昔のことが羨ましいです。
本当に今更ですよね。だって、何度もこんなあなたの姿を見ているのに、慣れないなんて。」
「もう、何回俺は転生した」
「これで120回目です。おめでとうございます。
あなたとの前世の優しい思い出はまだ忘れていません。けれど、きっといつか忘れます。
人間ですから」
「俺を壊せ」
「無理です。あなたを助けられずに終わるのは嫌なんで。そんなbud endをお約束になんてしたくないです」
「心も、」
「あなたはもう心は壊れてるじゃないですか」
「体も」
「だからもう本当何度言ったらわかるんだか…」
「壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して…?」
「待ってください、そういうのは俺無理です!!怖すぎますって!
いくら耐性があるからっていきなりは無理です!!」
「俺をこの時間軸から切り取ってくれ」
「無理です。いつまでそんなネガティブ思考で行くんすか?もう呆れますよ。先輩。」
「刃物、刃物刃物を寄越せ」
「無理です」
「寄越せ」
「やです」
「寄越せ!!!さっさと!!
我儘なんちゃう!!これは命令や!!さっさと行け!!!」
「俺は今のあんたには従いません。
俺が知ってる先輩は、優しい先輩です。」
「もうええやろ!全部壊しても!!!」
「あーあ、顔ぐっしゃぐしゃ。涙拭いてくださいよ先輩。汚いです」
「もう俺はもがいても、もがいても、結局駄作のまんまなんや…もう、ほんまに嫌やッッ…」
「あんなの作り笑いだって知ってますよ。
作り笑いまでして俺たちを励ます先輩が好きだったんです。そんな先輩はもう完全にいないんですね」
「もう一度転生して、一からやり直したい…」
「本当、ごめんなさい。」
「いや、お前は、何も、悪、くない。
多分だ、けど」
「どうしてあなたはこの世界に生まれたんですか?こんなことになるの知ってたんじゃないですか?」
「返事してくださいよ先輩。シカトは良くないですよ」
「チッ…つまらねぇ結果やな。な?そうやろ?先輩〜」
「返事できないなんて知ってますよ。
それはね。」
うわぁ…なにこれ…(((
ここまで読んでくれたあなたは神様です…
実は、歌詞を交互に書いてたんです!
詳しくはまた日記で〜
時ノ雨、最終戦争/wrwrd
誤字脱字等はお見逃しください!
答えてや、なぁ。
何も言わないなんてちょっと行儀が悪いんとちゃうんか。
もう俺はどうしたらいいかわからないで?
そう思いながら俺は小さな部屋の隅で膝を抱え込みながら座った。
今日の夜は、雨とも晴れとも言えない。
月が出てるのに雨が降る。にわか雨だったようで。
そんな空が見える窓からは俺に月の光が降り注ぐ。
戦争のせいで生活すらできなくなったこの何もない部屋で、ぽつんと1人、たった一つ残った誰かからもらった大切なギターを見つめる。
きっと生まれる世界と時間を間違えたんだよ。
そっとポケットに入っていた手紙を取り出す。
あ
来 り
な 世 が
今 れ で と
日 る も う
の と い 。
世 い っ
界 い し
は ね ょ
い 。 に
か
が
で
す
か
、
?
なんとも内容がぐしゃぐしゃな手紙だと思った。けど、暖かくて、手放せないものだったから俺はまた小さく折り畳んでポケットに仕舞った。
きっとこの手紙以外応えてくれないから。
昔は、願い事だってあった。
母親に叶えてほしいことを書いたらと言われて、短冊に願い事を書いて、「叶えてください」と笹の葉にかけた。
今では何を叶えてほしいかすらわからないけど。今では、何も思わないけれど。
今日の世界はいかがですか?なんて書いた奴は、知っているだろ。今の現状なんて。
でも、信じられない奴が多いやろうな。
もうそろそろこの時が終わるなんて。
そう考えてしまうと涙が止まらなくなる。
自分の描いたこの世界の理想像なんて、粉々に砕け散るばかりで足元に落ちてゆく。
そんな理想さえもこの核によって壊されてしまったのだから。
終わらない善と悪の祭りはどれだけ経っても終わりを見せない。
けど、そんな音を俺は自分の泣く声と鼻を啜る音をわざと大きくして掻き消した。
俺さえも掻き消してしまうことになろうとも、そんなことよりは全然よかったんや。
1週間は過ぎただろうか。
時の流れというキャンパスは、黒く塗りつぶされてしまった。
希望さえも描けなくなったこの|世界《キャンパス》では誰も正しく描くことなんてできないし、色なんて全くない。赤色がそこら辺をいつも飛び交うだけである。
でもあいつは無理矢理描こうとした。
自分の未来像を
俺は声を出してみた。
口から出るのは悲しみばかり。
部屋の中にはその言葉が木霊するばかり。
気持ちはどんどん落ち込んでいくばかりだった。
孤独の中で平和だったいつかを思い出す。
…まるで理想な世界だった。
今日、世界が終わる。
こちら側が降参をしたらしい。そしてこちら側の人間を全て殺していくらしい。
その日、一輪の白い花が咲いた。
俺はそれを死の花と呼んだ。
まるで白いキャンパスのようだ。
これから、俺の絵の具がついて赤くなるだろう。真っ赤に。
なぜだろう。俺は何故か生きていた。
俺が寝てるときに人が来たらしい。
何もないから死んでいると勘違いして出ていったらしい。
俺は、またあの日を思い出した。
あの日の涙の意味と一緒に。
この世はまだ終わらない。
明けぬ夜が来ようと、月明かりが俺を照らし続けるだけであって。
俺はギターを手に取った。
歌ってみるけど、そんな歌も月明かりに吸い込まれるだけだった。
暗い暗い、明けない夜が明ける日がいつか来る。
涙すらも出なくなった俺は壊れたと思う。
変わらなくて、何も思わない俺を自由自在に操って生きていく。
いつか泣いてしまっても、その後に笑えたらいいかなって。そんな生涯が送りたい
また、今日はあの日のようなにわか雨だった。
今日の雨に打たれて、いつかこの|世界《キャンパス》に|生まれて《色をつけられて》よかったなぁと思える日まで俺はここでギターを練習しておくことにするよ。
さぁ、
俺とギターはどっちの方が長く持つかなぁ。
ちょっと描きながら想像したら泣きそうになりましたこのイラスト描きます頑張ります(?)
命に嫌われているから。【1】/wrwrd
わーにんぐ!!
誤字脱字があると思います!!
まじで犬神とかなんかそーゆーの出てくるし、
死ぬ、や殺す…などの物騒な言葉が何回も繰り返されてます…嫌な方は回れ右お願いします!
ある日突然ふと出てきてしまう言葉。
「死にたい」
そんなことを軽々しく言ってしまうのはダメだということくらい分かってる。けど、言ってしまうのは俺の悪い癖だから。
俺は昔、本当に死にたくて死にたいって言ったことがある。
そんときは大先生が止めてくれたっけ。
kn「今となっちゃあ俺以外誰もいないし、ここにはアイツらは来れへんからなぁ…死に放題やで」
俺のそんな言葉が、神社の木々に木霊する。
ああ、変なの。
今日も人が参拝しに来る。
そいつらは俺がいるとは分からずに来るから、来た時ものすごく驚く。
そんな時、聞いたことのある声で、誰かが言った。
「死にたいので、殺してください」
kn「死にたいなんて言わんでや。」
「やっと反応してくれた」
kn「…なんや大先生、不貞腐れた顔して」
すると、鬱は言い始めた。
ut「僕も死んだらシッマと一緒に居られるかなって思ってん」
kn「なんやそれww」
ut「シッマと居れたら僕、死んでもええと思っとる」
kn「嬉しいこと言うやん」
ut「でもな、僕思うねん、自分は死んでもどうでもいいのに、人が死ぬのを見るのは耐えられないから、お互い死にたいのに死ねないを繰り返してる。こんなのってただ辛いだけちゃう?って」
kn「でも、俺はあそこに来る前から死んでたで?もともと神様やし」
ut「シッマはそうやねw」
俺は、もともと我々国に来る前から、犬神だった。
だから、自分は死んでいる。
元々は人間だったのだが、なんでか知らないけど犬神の血筋を引いてることが分かったあとから、犬神の力を使えるように練習したら、使えるようになった…はいいんだけど、不老不死やって言うデバフがあるねん。
ut「それで、お願い聞いてくれる?シッマ」
kn「なんやっけ?死にたいだっけか?」
kn「言っとくで大先生、俺は他人が死のうとどうでもいい。けど、大切なやつが死ぬのは耐えられへんねん。戦争してる奴が言うもおかしいんやけど、これは言いたかってん。」
kn「この世で好き嫌いをせずに生きていくなんて難しいことやねん。
誰かを好きになれば、誰かを嫌いになる。
何かを得意になれば、何かを苦手になる。
人生なんてそんなものなんや。」
kn「気づいたら監視カメラの向こうの奴らはみんなに殺されて行く、それをグルッペン楽しんでて、俺はそんなグルッペンに憧れてん」
kn「おかしいよな。神が人間を憧れにするなんて。」
ut「僕はいいと思うなぁ。
だって、シッマが神様だけど、みんないつも通り接してるのと一緒だと思うんだ。
神様だから自分より上、とか関係ないと思うんだ。神様だって人間に憧れるし人間だって神様に憧れるよ。そんなもんなんやろ?人間って」
kn「ああ、そんなもんやな。
ほんで、死にたいって願い、叶えてやろうか?」
ut「…もうちょっとだけ待ってくれんか」
kn「ええで。いくらでも待つわ」
ut「ありがとう。てことで、帰ろうや、シッマ」
そう言って鳥居の前まで歩いていった彼の背中を俺は追いかけた。
俺が帰るべき場所は、神社だけじゃない。
今は、待ってくれる人だっているから。
家が、温もりが、愛があるから。
俺たちは、命に嫌われている。
いつもいつも戦争をする。周りから見たら、全然普通だと思うけど、昔とは全く違う。
だから、みんなよく敵国を殺したい、なんて歌ってる。
そんな、軽々しく死にたいだとか、死ねとか、
殺すとか、なんで言っちゃうんやろうね
俺たちはそんなことをしながら言う。
「平和に生きよう、共存できる世界だ」
って。
ut「シッマ、ぼーっとしとらんで。基地着いたで?」
kn「え、ああ、すまん」
ut「シッマが考え事って珍しいね?」
kn「ほおか?そんな珍しいんか?」
ut「うん。普段からなんも考えてなさそうだもん」
kn「最後のは聞かなかったことにしてやる。今度奢れ」
ut「じゃなかったら?」
kn「ぶっ飛ばす」
ut「キャーコワーイ」
あ、夕日が綺麗、だけど、グルッペン達が心配する時間。
何か言っていれば別に何も無いのだが、普段からこんな時間まで外に出ることがない。
早く帰らないとやな。
---
僕は、お金が無いので今日も一日中ベッドのかに潜って惰眠を謳歌する。
今日も自分の生きる意味が分からないままの生活が始まる。自分が生きていることに恥を覚える。
シッマ、どうかこの俺を殺してくれ。
そんなことばかり考えながらベッドに再び潜る。
…行ってみるか
tn「いつまで寝とんじゃ我…って大先生?」
rb「ん、トントンどしたん?大先生の部屋の前で突っ立って」
tn「大先生がおらんねん」
rb「あー…多分ソコやろな」
tn「なるほどな…」
と言って、ロボロが指した方向は、風がよく通る開かれた窓。
rb「そこから出たんやろ。んでどこに行ったんかはわからん」
tn「ほんまに、あの二人はわからんやっちゃなぁ…」
rb「お互いしかお互いのことを知らん感じよな。」
tn「ほんま、"相棒"らしいわ」
---
いつだったか忘れたけれど、僕たちにも少年だった頃はあった。
そして、どんどん歳を重ねて行って、いつか誰にも知られずに知らないところで死ぬ。
そんなんだったらシッマに殺された方が僕にはいいかもしれない。
それと、また神社にお祈りした人が、みんな1年以内に死んじゃったんだって。
|犬神《シッマ》の呪いやね。
いいなぁ、僕も死にたい。
そう、僕は今日も死ぬことばかり考えていた。
関係ないけど僕書いてて、
誰かを好きになれば、誰かを嫌いになる。
何かを得意になれば、何かを苦手になる。
ってとこ好きかも(???
2をお楽しみに〜
命に嫌われているから。【2】/wrwrd
わーにんぐ!
誤字脱字等はお見逃し下さい。
それと、少し深読みする所があるとおもいます!
僕は、いつも自分が死ぬことなんてどうでもよかった。
でも、周りには生きて欲しい。それに、戦争で自分が生きることに必死になる時がある。
そんな矛盾を抱えて生きてくなんて怒られちゃうよな。
みんな、思う。
死にたいなら死ねばいいじゃないか。
と。けど、ある奴らは口を揃えて言う。
死にたくないならもう少し生きてみよう。
と。
ut「今となっちゃ、何回繰り返してるかわからんわ…」
もう、こうして誰も知らないことを自分一人でずっと笑っていたい。
僕らは命に嫌われていると思う。
自分たちが"生きたい"と言う1つの願いだけで
どこまでもいつまでも振り回される命。
そんな体にいたいと思う?
それに、僕達はいつ死ぬか分からないから余計
にね。
変なの
---
俺は昔から、本当に昔から分からなかったことはなかった。けど、
幸福や別れ、愛情も友情も、全て俺の心から抜け落ちて行ってる気がする。
kn「ああ、また忘れてまうねんな…」
俺は悲しくなった。
あの楽しかった日々、友情、全てをまた忘れてしまう。
だって、俺たちは戦争をしているから明日死んでしまうかもしれない。
いままでの記憶、友情が全て無駄になるかもしれない。
自分たちは死なないと思ってるけど、完全にとは言いきれないから、ずっと少しの不安を抱えながら生きる。
でも、俺は生きていない。だって死んでいるから。
その分、みんなが目の前で死んでいくのは辛い。自分だけこの世に蔓延り続けてる。
なんか嫌だなぁ。
だから、俺は愛情も友情も1度全て捨てた。
また彼らが俺に愛情と友情をくれるから。
だから、俺はみんなが生きていればそれでいい。
そう、そういうことが言いたかった。
そういうことを思っていたかった。
こうやって今を謳歌していたかった
---
僕達は命に嫌われている。
今を必死に生きて、命を守って生きてても所詮は人間。いつか無様に死にゆく生き物なのだ。
僕だって、グルちゃん達だって、
いつかは石のように動かなくなって、冷たくなって、死ぬ。
それでも僕らは今という時間を、無駄にしないように一生懸命生きてる。
命を必死に抱えて生きている。
ある日は戦争で殺して、ある日は戦争で足掻いて、ある日はみんなとバカして笑って
ある日は、死体を抱えて帰った。
シッマにはまだ言ってない。
言えるわけないだろ?
「君の死体は僕が見つけて持ってきた」なんて。
だから、何も知らないシッマと一緒に今を生きていくことを僕は決めたんだ。
今の僕は分からなかった。シッマに謝っておけばよかったなんて。
僕らは命に嫌われている。
けど、いつでも一緒にいる。
お互い知らないふりをしてる。
僕は、|命《シッマ》に嫌われている。
はい!終わりましたね。
うん(?)
次は、ジェヘナでやろうと思います!
もうすぐこの世界が終わってしまうから/wrwrd
よくわからないものです(?)
誤字脱字はお見逃しください!!
また、どうでもいいことを言った。
彼をきずつけてしまうような。
その後に冗談だよと言っても、彼に入ったヒビが戻ることはなかった。
彼は心が無いとよく言われる。
違う。
彼は心が無いんじゃない。
ガラスのような、壊れやすくて綺麗で、透明な心だからだ。
そんなことをあいつらは知らないで言う。
「シッマは心無いから平気やろ」
って。
時間は有限だ。
ある程度経ったら、ここを抜け出さないと、彼が壊れてしまう。
俺のように、なってほしくないから。
---
次の日。
俺はコネさんに、「ここを抜け出そう」
と言ってみた。
彼はひどく反対している。
なぜか理由を聞いてみたら、彼は言った。
「ここにいないと、愛されない」
と。
なんだよ、それ
あんさんのことは俺が十分すぎるくらい満足させるから。
満足いかないことがあったらなんか言っていいから。
今日だって、思ったようにそういうことが言えない。
心が壊れている俺には、ガラスの心はわからない。
でも、彼が本気で愛されることを望んでいるのは、どう見てもわかる。
ものすごく悲しそうな顔をするからだ。
もう、行こうや。
俺たちだけで別の世界を創るんや。
おいでよ。
今日も、コネさんは俺の手を取ってくれなかった。
もう、この手は使いたくなかったけれど、使うしかない。
そう言って俺はコネさんを隠して仕舞ったんだ。
---
"メーデー、メーデー、メーデー。
あーあー、聞こえるかな?
大丈夫。俺やで。
もうええねん。
ロボロ、俺のことは放っておいていいから
大丈夫。大丈夫。
心配性やねロボロはほんまに
だから、
俺と関わらないで"
幻だってわかってる。
お前が元々噓憑きなんて知ってる
---
次の日。
グルッペンに呼ばれた。
そこにはコネシマが隣に立っていて、みんなは座っている。
グルッペンが言った。
「コネシマはこの軍にいると思うか?」と
俺は激怒した。
だから俺はこう言った。
「コネさんがこの軍を出るなら俺も出る」と
周りのみんなは驚いていた。
まぁ、俺がいなくなったところで支障はないやろうけど。
---
俺たちが出て1ヶ月が経った。
rb「こんなことも書いたな…」
kn「なぁロボロ」
rb「どうした?」
kn「ほんまに、ほんまに俺についてくる選択でよかったんか?お前はまだ、軍で活躍できるはずや」
rb「ええねん。それに今のコネさんを理解できるのは俺だけや。」
kn「そか…」
俺は、ロボロが会議の後に再び連れて行けと言ったとき、NOと言おうと思った。けど、きょどってYESと言ってしまったんだ。
だからロボロは今俺と一緒に居る。
卑怯だって構わない。失敗作だって構わない。
だって、俺が悪いから。
はぁ…
被害者面したって何の意味もないわ。
結局は俺が悪いんや。
kn「なぁ、ロボロ」
rb「んー?どしたん?」
kn「…なぁ、俺のこと叱ってくれん?」
rb「は?なんで?」
kn「お前に甘えっぱなしも嫌やねん」
rb「ふ〜ん、なら遠慮なく。
お前はいっつも考えずに行動するし、それで怪我するし内ゲバはするし徹夜してみんなに迷惑かけるし自分のことを卑下するし…」
rb「とにかく!」
rb「お前は自分をいい子と思うか?」
kn「…思わない」
rb「ならあんさんは悪い子やな」
kn「ぶっ、なんやそれ」
rb「コネさんは頑張り屋やからしゃあないねんな」
kn「ありがと」
____
ああ、遅かった。
俺はずっと、知りたくなかったんだ。
彼を慰めてやろうと抱きしめようとしても、俺の伸ばした手はただ空を切る。透明で、ガラスのような彼の心は白く空白のようになっていた。そんな心も、もう、なくなってしまっているが。
---
刺激が足りないと思い始めた。
だから俺に足りないものを望んだ。
そしたら、彼じゃない彼に会った。
「お前はだれや」問うてみる。
「お前こそ誰や」答えを出す。
「俺は、お前には見えない存在や」と。
きっとお前には見えないやろうな。
実はみんなから愛されているなんて気づいていないお前には。
愛される人がいない、|孤独なピエロ《あやつり にんぎょう》なんて。
メーデー、メーデー、メーデー。
俺を叱ってくれ。
お前がなぜ俺に叱って欲しかったのか、今ならわかる。
正直者のお前が、俺の姿を見たいなら、俺を、本当の俺を暴いてみろよ
もうきっと終わる。
俺たちの従ってた人が、この国を攻めてくるんだ。
俺たちはきっと死ぬ。
いや、俺はきっと死ぬ。
あれ、もしかして、ロボロなんてやついると思ってた?
あんなの作ったものに決まってるやろ。
俺に名前なんてない。
ただの|孤独なピエロ《あやつり にんぎょう》って言ってるやろ?
最初から解ってた?
ああ、やっぱりそうやねんな。
さぁ、血か涙かわからないものを流しながら死のう。
来世は幸せになれるとええな。
また、どうでもいいことを言った。
どうせ来世なんてない。
時間は、一度途絶えたら二度と戻らない。
そんなものだからだ。
はい、終わりましたね。
それでは、次の小説で。