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目次
𝓟𝓻𝓸𝓯𝓲𝓵𝓮_
赤狼 りうら(あかがみ りうら)
21歳
いれいすの最年少
嫌われる
「俺、なんかしたのッ…?」
「りうら、って…なんだろ、」
黒黄 悠佑(くろき ゆうすけ)
33歳
いれいすの最年長
りうらのことを心配している
「りうら…」
「何しとんねんッ…大事な1人のメンバーやろ!?」
内藤 ないこ(ないとう ないこ)
26歳
いれいすのリーダー
最初はりうらのことを信じていた
「りうら、大丈夫?」
「…そんなやつだったんだ、…最低」
稲荷 ほとけ
25歳
いれいすのメンバー
最初はりうらのことを信じていた
いむくんと呼ばれている
「無理はしないでね」
「…僕たちは、嘘つきを心配してたって事…最悪」
有栖 初兎(ありす しょう)
25歳
いれいすのメンバー
りうらをいじめている
「キモい、いる意味ねぇんだよ」
「とっとと消えろやカス」
青海 いふ(あおみ いふ)
いれいすのメンバー
りうらをいじめている
まろくんと呼ばれている
「まじ無理やわ、視界から消えてくれん?w」
「お前と同じ空気吸いたく無いねん、邪魔や」
6面体のサイコロ、今日から5面体になります
〜𝓼𝓽𝓪𝓻𝓽〜
𝓷𝓮𝔁𝓽 𝓬𝓸𝓶𝓶𝓮𝓷𝓽 𝓸𝓷𝓮__
𝓸𝓷𝓮__
如何すれば良かったんだろう
如何すればあの頃に戻れるんだろう
「りうちゃ~んっ!」
「りうらくん」
「りうら」
「りうら!」
「りうら~」
俺は、何処で間違えたんだろう
「キモい」
「死ねば?w」
「消えろよ」
「邪魔」
「りうらッ…!」
俺は何もして居ない筈なのに、
如何して……___
今日も、夢を見る。
俺の、希望。
昔みたいに、仲良く活動したかった。
そんなの叶いっこ無いなんて、俺が1番分かってる。
午前3時。
小さな音のアラームを止め、足音を立てない様に1階に降りる。
スマホを開いて、エゴサをする。
『りうらって奴要らなくね?w』
『いれいすは5人で良いよね』
今日もアンチが沢山湧いている。
最近は何とも思わなくなってきて居て、少し笑えてしまう。
さっきのようなツイートから、
『りうら、此れ見てるよな
お前はいれいすに要らない、とっとと消えろ
いれいすは5人で良い。
お前が居るせいでいれいすが汚れるんだよw
皆んなりうらが要らないって言ってるぞ?』
こんな感じの直接DMも有る。
DMはまだ慣れない。
今日も、又1つ、心に穴が開く。
其の後は、ご飯を作る。
そして、7時に皆んなを起こす。
「な、ないちゃ…ッ…ぁ、ないこ様っ…朝で御座います、っ」
「…おはよ、…俺の前ではないちゃんで良いよ、ボソ」
「…いえ、…いふ様に怒られてしまうので、ニコ」
「…そっか、」
ないちゃんは、悲しそうな顔を浮かべると、下に降りて行った、
「ほとけ様、朝で御座います、」
「ん~っ…おはよ!」
「お早う御座います、ほとけ様」
「…うん、」
いむくんも、寂しそうに微笑むと、ないちゃんのところに行った。
「…いふ様、ッ…朝で御座いますっ、…」
「うっせぇ、…寝起き最悪やわ、早よ消えろ」
「…御免、なさいッ…」
「何突っ立ってるん邪魔やドカッ」
「がひゅ”ッ…!?」
いきなり腹を殴られ、蹲る。
いふくんは、舌打ちしながら居間に向かった。
「…しょ、初兎様…ッ…朝、で御座います…」
「…消えてくれへん?目障りやわ」
「…御免なさい、…」
「…はぁ、だるいわ…何回言ったら分かるんやろうな、お馬鹿さん?w」
初兎ちゃんは馬鹿にしたように笑うと、下に降りて行った。
「アニ、キ…」
「…又殴られとる、…いふか?」
「……ぅん、…」
「部屋入り、手当てしたるから」
何時も、アニキは手当てをしてくれる。
ないむは、早めに行かないと怪しまれるから出来ない。
アニキなら誰も疑わない。
「うわ、今日絶対痛かったねんな…腹に痣なんて聞いた事あらへんわ」
「…御免、なさい…」
「謝らんといてや、りうらは悪く無いで」
そう言うと、アニキはくしゃくしゃと頭を撫でてくれる。
「行けるか?」
「…コクッ…」
「ん、少し先行っとるな」
アニキは優しく笑うと部屋を出ていく。
俺は、一度部屋に戻ってから下に降りた。
𝓷𝓮𝔁𝓽 𝓬𝓸𝓶𝓶𝓮𝓷𝓽 𝓸𝓷𝓮__
𝓽𝔀𝓸__
下に降りていくと、いふくんが毒づいてくる。
此れは何時も通りでもう慣れてきた。
「冷めとるやん、とっとと温めぇやバシャッ」
そう文句を言われ、スープをかけられる。
此れも何時ものことなので、予めジャージを着ている。
「…っ…申し訳、ありません…ポタ」
「…うわぁ、いふくんのだけ冷めてるの、可哀想~」
そんなの嘘だ、作ったばっかりだから。
何時もそうやってでまかせを言われる。
反論なんてしたら殴られる。
俺は、素直に従うロボットじゃ無いといけないから。
「…申し訳ありません、すぐ温め直します」
「良い、要らん」
「んじゃ僕も要らんわ、いふくんレコ行こ」
「ん、分かった…りうら片付けとけよ」
「畏まりましたッ…」
「…」
「…ッりうら、…」
「りうちゃん、ごめん」
「…僕も、ごめん」
「……いえ、ないこ様といむ様は悪くありませんのでニコッ」
「…そんなこと、」
「りうら、…」
「少し、部屋に行って居ますので、御用がありましたらお呼び下さいませニコ」
そう言うと、俺は急いで部屋に向かった。
「…ッッぇふ“ッ…ボロボロ」
俺は部屋に入るなり涙をこぼした。
未だ感情が消えてるわけでは無いので、悲しいとかはある。
「…はぁ”ッ…む、りッ…ポロポロ」
俺は引き出しに向かうと、カッターを取り出した。
そして腕を切り付ける。
ザシュッ…グサッ
「…ぃ”ッ…」
思いっきり奥に刺してしまい、ぴりっとした痛みを感じる。
辛くて、物足りなくなり、カミソリを腕に当てる。
ザシュッ、シューッ
「…ぅ”ッ…ポロポロ」
リスカをしていると、ノック音が聞こえた。
「りうら、入るで」
「ま”ッ…入んなぃで、ッ…」
拒否したがもう遅い。
ドアを開けられていた。
アニキは、血まみれの腕とカッターを見て、黙り込んだ。
「…りうら、」
「……ごぇんなさぁ”ッ…ポロポロ」
俺はもう止まらない。
リスカの手も止まらなくなっていく。
ザシュッ、ザシュッ…ザクッ、シューッ
「りうらやめぇッッ!!何やっとんねや!!」
「ビクッッ…あ”ぁぁぁぁぁぁ”ッッ…!!」
「…っ…りうら、すまん…っ…!!」
ドンッ
「あ”ッ…ドサ」
そして俺は意識を失った。
𝓷𝓮𝔁𝓽 𝓬𝓸𝓶𝓶𝓮𝓷𝓽 𝓸𝓷𝓮__
𝓽𝓱𝓻𝓮𝓮__
俺が目を覚ますと、アニキのベッドに寝かされていた。
周りには誰も居なくて、物音も聞こえない。
皆んなは、おそらく収録か遊びに行ったのだろう。
俺のことは、どう誤魔化してるんだろう。
ガチャ、バタンッ…ドタドタッ、ガタタッ…
急に物音がした。
突然の音にびっくりしていると、アニキが入ってきた。
「…りうら、!」
「…ア、ニキ…」
俺が、さっきのアニキを思い出して喋らなくなると、アニキが微笑んだ。
「よしりうら、アイス食べにいこか」
「…アイス、?」
突然の申し出に、俺は首を傾げた。
「みんなは遊び行っとるからええやろ」
「…会いたく無い、」
「大丈夫や、あいつら電車で行っとるから」
「……分かった、」
アニキについてスーパーに向かった。
スーパーには、こえちむとゆうくんが居た。
何か言われてるんじゃ無いかとビクビクしながらすれ違う。
「あーっ、りうちゃん!」
こえちむが此方に気づいた。
「こえちむ、…」
「おー、ゆうもこえもお久やな」
「アニキーっ!」
アニキがこえちむを宥める。
「俺一応先輩やで!?敬語の使い方を知らんのか…w」
「しーらないっ!」
「りうちゃん、お久しぶりです」
「俺は!?」
「アニキ!」
「…」
アニキがやれやれといったふうに首を振る。
「アイス奢ったろか」
「え!!アニキ様!!」
「アニキ様ってなんやねん」
「奢って奢って!!」
「しゃーないな、ほら、りうらも行くで」
俺は、遅れを取らないように慌ててついていった。
アニキはパ〇コ、俺はガ〇ナ、こえちむとゆうくんはハーゲン〇ッツを買った。
近くのベンチで涼みつつアイスを齧る。
「まったく…お前らは遠慮を知らんのかw」
「おいしーっ!」
「聞いとらんな…りうら、美味いか?」
「…コク」
アニキが苦笑する。
「りうらこそハーゲン〇ッツ買えばよかったんに…w」
「…申し訳ないから、」
「ほら、りうらみたいに遠慮をもて遠慮を!!」
「やーだねっ」
アニキはため息をついてアイスを吸った。
「はぁ…だからアホって言われるんやで」
「はぁッ!?ひどい…!!」
「りうちゃん~っ、アニキがいじめるよぉ」
「あは、」
「お前らは俺の懐いじめとるやろがいッッ!!」
「まったく、収入少ないのに…ブツブツ」
思わず笑みが漏れてしまった。
「…じゃあなんでアイス奢るとか言ったの、」
「…うっさいうっさい!!!」
「わーアニキが怒ったぁー!」
そう、わいわいしていた時だった。
four_
🤪「 なに 笑ってんの ? 」
🐇「 遊んで いい なんて 言ったっけ ? 」
🍣「 アニキ に 無理やり 奢って もらった ? 」
💎「 気持ち悪い 、 」
🦁「 … は 、 ? 」
🐤「 … っ … 」
見つかっちゃった 、
なんで 、
ないくん と 、 いむくん が 、 ?
やっぱり 、
敵 なんだ 、
🤪「 おい お前 今直ぐ 家 帰れ 」
🐇「 アニキ 汚すの やめてもらえん ? 」
🦁「 やめぇや … いふ も 初兎 も どうしたん 、 ? 」
🦁「 お前ら そんな 冷たい 人 やなかったやん 、 」
🦁「 最初 とかも 仲良かったんに 、 」
🦁「 何が あったん 、 ? 」
🤪「 アニキ は 分からんくて ええ 」
🍣「 とにかく 帰って 、 邪魔 」
🦁「 りうら 、 気にせんでも __ 」
「 いえ 、 帰ります 、 申し訳ありませんでした 」
🦁「 りうら 、 」
🍣「 いつまで 突っ立ってんの ? 邪魔 なんだけど 、 消えてくれない ? 」
🐤「 … 申し訳ありません 」
🦁「 りうら っ !! 」
🐤「 っ ァニキ 、 」
(びたんッ
🤪「 ざけんな 、 邪魔なんだよ 」
🐇「 日本語 も わからへんの ? はよ 消えろ 」
🤪「 お前 こっち こいや 」
🐤「 っ ぐぅ 、 」
🤪「 こんなんも 痛いん ? 弱弱やん w 」
🐇「 涙 流して けられてねぇ … かわいそぉ やわ w 」
🐤「 ごめん 、 なさ 、 」
🦁「 なに しとんねや 、 !! 大事な メンバー の 1人 やろ 、 !! 」
🤪「 … あー りうら の せいで いらいら する 」
🐇「 2度と 帰ってくんな 」
🍣「 じゃ 、 ばいばい 」
🐤「 … っ 」
🦁「 りぅ 、 !! 」
🤪「 … アニキ 、 優しく するのも ほどほど に せいよ 」(すたすた
🦁「 、 俺の いえ 、 くるか 」
🐤「 、 」(ぽろっ 、 こく
🦁「 お前 ここ から 配信 とか 参加 せぇ 」
🐤「 っでも 、 」
🦁「 ええから 」
別の日
🍣「 いれいす マリカ じっきょおおおお !!! 」
🐇「 うぇるかむとぅーだ ないこはーうす !! 」
💎「 なに しょーちゃん だけ 別の こと 言ってんの w 」
🐿️「 りうらくん だけ めんばー と 絡んでなくない 、 ? 」
🐿️「 もしかして 不仲 ? 」