無能と呼ばれた少年

編集者:kisuke
──自らの異能について知るために、少年は学園に通う。  当たり前のように異能が存在する世界。  異能を人々に役立てようと少年少女が学ぶ学園に、少々特異な異能を持つ少年が入学する。  その少年は、自己紹介のときにこう言ってのけた。 「僕の異能は、詳細不明で使用不可です」  人並み外れた異能についての知識があるわけでもなければ、秀でた才能があるわけでもない。  そんな少年は、いつしか『無能』と呼ばれ始める。 「何でもやってやる。僕の、この異能について知るためなら」  これは、そんな少年が学び、力をつける中で、世界の真実に迫る──かもしれない物語である。
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目次

    Prologue「入学式」

    主人公 九十九一 異能『|――《Error》』  お読み頂きありがとうございます。  初回から気になる要素を入れてみました。  この作品は、【最低週一回更新】をモットーに不定期更新する予定です。  暇なときにでも、見つけて読んで下されば幸いです。  それでは、また次の更新でお会いしましょう。

    1-1「初授業」

    1-2「ここからが本番だ」

    1-3「一週間の軌跡」

    1-4「いざ、宿泊研修へ」

    作者の次回更新までの課題は、『先生作の短歌を考えてくる』ことです。 さすがにカットはできませんからね。 頑張って考えてきます。

    1-5「班別異能レクリエーション」

    話が一段落したら、メインの方の執筆を行うために一、二週間休載するかもしれません。

    1-6「異変」

    1-7「決着」

    1-9「後日談」

    今は語られぬ黒幕の独白を経て。 事態は、収束へと向かう。
    伏線もいくつか張ったので、ファンレターにて考察募集中。「これどういうこと?」等質問も受付中です。 前に予告していた通り、二週間の休載を挟みます。

    2-1「日常」

    事態は収束し。 戻った仮初の日常で、少年は何を思い、何をするのか。

    2-2「進展」

    作中の説明が分かりづらかった方へ。 簡単に言えば、「見えている部分の式は全く同じなのに、答えは全然違うから見えていないところになにかあるよね」ということです。

    2-3「合流」

    2-4「試練」

    2-5「独り」

    2-6「敗北」

    2-7「開始」

    2-8「侵食」

    2-9「戦慄」

    2-10「方針」

    2-11「激突」

    2-12「無能」

    異能を持たずして異能のような力を揮う少年。「異能無し」、異を無に置き換え、無能。それは蔑称に非ず。  ――――2章、了。