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目次
あの夏
部屋は散らかっていて、机には大量の資料。
この道を選んだのは訳がある。
「あ”っつ~、」
ミーンミン、ミーンミンミン。
緑色の葉っぱによってできた木陰に座る。
「はぁ、....」
空は青く、入道雲が見える。
「綺麗....」
ここは田舎だから綺麗な景色が見える。
風がさぁ~と音を立てる。
一回諦めてしまった夢を、今思い出してしまった。
「もう一回、目指そうかな。」
そう、思った。でも現実はそう、甘くない。
「お帰り、そういえば将来の夢は決まった?」
「イラストレーターに、なりたいなって。」
「はぁ、前も言ったけどね、自分の好きなことを仕事にしたら辛いよ。」
その言葉が、心に深く傷付いた。
「でも、」
「もっと現実的な夢にしなさい」
「……うん」
わかってるって言いたかった。自分だって本当はわかってたはずだった。
でもまたやりたくなったんだから、仕方ないじゃん。
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ばたん。
今日も机に向かって勉強する。
勉強は、大っ嫌いだ。どうしてやる必要があるのか、
「__やりたくない。__」
やるしかない。心にそう言い聞かせた。
終わった後、ベットにすぐ横になって、スマホを触る。
そこには『元々、絵をかくのが大好きで、この職業に就きました。』
という記事を見つける。
毎回、いいなと思ってしまう。
今日はそのまま寝てしまった