妹紅お姉さんの周りに起きたはちゃめちゃやギッタギッタのメッタメタです。
ネタばかり、もちろんキャラ崩壊も甚だしいです。ご注意ください。
一話完結ばかりなのでどの話から読んでも大体話は分かると思います。
…フランちゃんが出る話もありますよ(フランちゃん推しが多いことを考慮して)
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目次
迷いの竹林とツーオブアカインド
迷いの竹林のカーナビゲーターとタイトル迷いました。
どっちにしても意味がわからん。本編も意味がわからん。もう何もわからん。
ネタです。ネタならいいだろう。多分。知らんけど。
咲夜「あれ……えっと………マゼラン海峡ってどっちだったかしら………。」
妹紅(お?)
迷いの竹林の案内人、藤原妹紅は、毎日のように竹林に迷い込む人間を
案内する(謎の)ボランティアをやっている。
安全に出口まで誘導するために、邪魔をする妖怪退治もしている。
腕前は相当のもので、団体で退治を行なっていると勘違いされる程らしい。
知らんがな。
妹紅「あ、迷ってる人間発見。」
咲夜「……なによ。」
妹紅「げげ、人間!?」
咲夜「……………マジでなによ。」
妹紅「私はここにずっと前から住んでる人間。ここにいるのは馬鹿だからじゃない。」
咲夜「えっ………………聞いてません……………頭冷やしてきてください。」
妹紅「違う。藤原妹紅です。」
咲夜「最初からそう言いなさい。」
---
妹紅「お前は紅魔館のメイドか。永夜異変以来だな。」
咲夜「そうね、懐かしいわね。まあ、夜を止めていたのは私たちだけど。」
妹紅「知らんがな。」
咲夜「なんだお前。」
妹紅「で、こんなところで会うなんて初めてじゃないか。なんで来たんだ。」
咲夜「マゼラン海峡に行こうと思ったら間違えてここに来てしまったわ。」
妹紅「わっ、私のマゼラン海峡に何の用だ!!」
咲夜「…違う、間違えたわ。マゼラン海峡じゃなくて永遠亭よ。」
妹紅「ああ、その間違いする人結構多いんだよなー……」
咲夜「どういうことよ。私だけだと思ってたわ。
って。あなたマゼラン海峡の主か何かなの?」
妹紅「いや、特には。」
咲夜「一緒に永遠亭行く?精神安定剤とか買ってきたら?」
珍しい組み合わせの2人は、竹林をただ歩いていた。
妹紅「とうのお前さんはなんで永遠亭に行こうと思ったんだ。」
咲夜「妹様が風邪気味なのよ。だから風邪薬をもらいにきたのよ。」
妹紅「風邪薬だったら鈴仙が人里で売り歩いてると思うぞ。」
咲夜「人里だったらまだ早かっただろうけど、|あそこ《人里》は変なやつも多いから。」
妹紅「えっ、まさか人里を通らないルートでここまできたのか?」
咲夜「そうよ。超がつくほどの遠回りよ。妖怪の山とか守谷神社を通って、
それから……」
妹紅「そうとう足が疲れたんじゃないか…」
咲夜「もう足が動かないわ。」
妹紅「私には動いてるように見えるけどな。」
咲夜「地面から3ミリ浮いてるのよ。」
妹紅「ドラちゃんか、お前は。」
咲夜「えっ?ドラちゃんって地面から3ミリ浮いてるの?」
妹紅「……………そうだよ。」
咲夜「よく知ってるわね…」
妹紅「ああ、ミスティアが好きらしい。よく布教みたいなのされてるんだ。」
咲夜「初めて聞くわね。ちなみに足が動いてるように見えるのは空気が後ろから
押してくれているのよ。」
妹紅「どうでもいい。」
妹紅「じゃ、私ミスティアのところに手伝いに行くから、この辺でな。」
咲夜「えっ?まだ案内し終わってないじゃない!」
妹紅「続きは私の分身が案内するから。」
咲夜「……………?」
妹紅「いいか、見てろよ。“ツーオブアカインド”!!」
咲夜「妹様のパクリー!!!!!!」
妹紅はすたこらさっさと逃げていった。
---
妹紅(分身)「お前はシラミの卵だ」
咲夜「出会い頭に最低過ぎるわ。」
妹紅(分身)「ごめん。スナフキ……に影響されすぎた。」
咲夜「分身諸共そろそろ正気に戻りなさい」
妹紅(分身)「続きはさっさと案内するから。これで。」
咲夜「“これ”って……………」
そこにあったのは、立派なランボルギーニであった。
妹紅(分身)「ほら、お前さんが運転するんだ。私は|案内《ナビ》するから。」
咲夜「え、うそ、竹林の案内人ってこういうベクトルだったの?」
妹紅(分身)「シートベルトをつけてください。」
咲夜「あ、はい…」
妹紅(分身)「揺れますのでご注意ください。」
咲夜「電車?」
妹紅(分身)「およそ300メートル、直進です」
咲夜「ちょっとまって。私免許持ってないんだけど!」
妹紅(分身)「およそ300メートル、直進です」
咲夜「聞け!!!!!」
妹紅(分身)「幻想郷は全てを赦します。無免許運転でも赦します。
それが理解できなければ、美しく残酷にこの大地から|往《い》ね。」
**※無免許運転はダメです(断言)。**
咲夜「そ、そうね…ここは幻想郷よ。《《今度高速道路ができる》》とも聞いたわ。」
妹紅(分身)「およそ300メートル、直進です」
咲夜「うるさい!!!!!何で敬語なのよ!!!!!」
妹紅(分身)「そっちのほうがお気に召すだろう。」
咲夜「なんでもいいわ。と、とりあえず進めばいいのね…アクセル踏んで………」
妹紅(分身)「お伝えし忘れてたな。このランボルギーニは
アクセルを踏むと無条件で時速200キロの速度が出るんだ。」
咲夜「えっ?」
妹紅(分身)「揺 れ ま す の で ご 注 意 く だ さ い 。」
咲夜「いやああああああああああ!!!!!!!!!!」
---
ランボルギーニは|マゼラン海峡《永遠亭》に突撃し、見るも無惨な姿となった。
だが、|マゼラン海峡《永遠亭》は無事だった。
咲夜(…そういえば、よく見てみればこの妹紅、分身じゃない方は
長袖だったけど、分身は半袖なのね。脇もこ、か……………)
妹紅「私、サードアイ持ってるから、お前さんの心読めるんだ。」
咲夜「!!」
妹紅「嘘。でもびっくりしたってことは、やましいことを考えていたんだろう?」
咲夜「……………何よ、ほんとに」
妹紅「あの永遠亭のにっくき姫の永遠を操る術で、永遠亭は無事だった。
ただ、ランボルギーニは見ての通りだ。」
咲夜「酷いありさまだわ……というか、このランボルギーニは誰ものものだったの?」
妹紅「私が霧雨魔法店で入手したマジックアイテムで作ったものだ。
ただし、マジックアイテムで作れるのはあくまで幻だ。
1日で消えるから、こうも酷いありさまになっても、どうせ消えるから。」
咲夜「問題はないってこと…?」
妹紅「ああ、そうさ。」
妹紅は咲夜に向かって、微笑んだ。
咲夜(………なによ、意外とかっこいいじゃないの)
妹紅「私、サードアイ持ってるって言ったよね?」
咲夜「言ってたけど…アレ嘘でしょ?」
妹紅「ああ。嘘だよ。」
咲夜「…ふん。っていうかあなた、霧雨魔法店にも行くのね。」
妹紅「意外とその辺はアクティブだからな。」
咲夜「自分で言うのね。」
妹紅「ほら、これ。風邪薬だよ。」
咲夜「……………ありがとう。」
妹紅「じゃあ、あの分身は徹底的にいてこましておくから、お前さんは帰りな」
咲夜「分かったわ。」
咲夜は帰路についた。せっかくならば帰りまで案内してやればよかったかもしれない。
振り返ると、そこには《《見たことのある河童がいた》》。
---
にとり「げげ、人間!?」
妹紅「あいにく私は人間だ。」
にとり「ま、まぁいいさ。君のことは知ってるさ。案内人さんだろう?」
妹紅「そうだよ。」
にとり「で、君の分身について、ちょっと調査したいのさ。
私の目で見ると、ずいぶん見たことのない感じだからさ。」
妹紅「“見たことのない感じ”…?」
にとり「じゃ、永遠亭がマゼラン海峡って最近よく言われる理由を
教えてあげるから、代わりに調査をお願いしていいかい?」
妹紅「……いい、けど。」
---
にとり「永遠亭は、存在を隠そうとしているんだ。」
妹紅「ああ、マゼラン海峡の話か?」
にとり「そうだよ。私が思うに、永遠亭は、またあの異変の時みたいに、
“何かをした”のを理由に永遠亭に特攻してくる奴を
防ぐために、きっと存在を、………。」
にとり「そして、君の分身、|妙《みょん》な感じがするんだ。顔が本当の君と似てないし、
少なくとも同一人物じゃないだろう。」
妹紅「なんだって!?分身だから同じ私だとてっきり…。」
にとり「もう一度分身を出してくれるかい?」
妹紅「…ああ、“ツーオブアカインド”!!」
にとり(えっ、誰かのパクリじゃん……………)
そこにいたのは、何故か《《永遠亭の姫》》だった。
にとり「…やっぱりそうか。分身じゃなくてただの変装か。」
妹紅「……………………」
にとり「君、いつから分身(笑)を呼べるようになった?」
妹紅「…昨日だよ。」
にとり「どうして呼べるようになったと分かったんだ?」
妹紅「人里で鈴仙と会った時に、“あなたは今分身を呼べる気がします”って言われた。」
にとり「なんでそんなの信じたんだい。」
妹紅「知らんがな。」
妹紅は、永遠亭の姫に背を向けていた。
にとり「その鈴仙が言ったのもおそらく何かしらの戦略だろう。」
妹紅「何の戦略だ。」
にとり「…つまり」
---
にとり「永遠亭の姫は、鈴仙を“使って”、君が分身を出せると勘違いさせたんだ。
だが、実際の分身はただの君の変装だ。姫の|須臾《しゅゆ》を操る術で、
分身として呼ばれた瞬間、姫は変装して瞬間移動をしたんだろう。」
にとり「で、本来便利なはずの分身を装って悪戯するんだ。
つまり、姫一行は手の込んだ悪戯を君に仕掛けたってわけだ。」
妹紅「……………そっか。」
輝夜「私を無視しないでよ!河童もそうよ!ここに私がいないみたいに扱って!」
妹紅「………ああ?」
輝夜「あなた、久しぶりにやり合いたいわけ?」
にとり「じゃ、じゃあ私はこの辺で」
妹紅「ああ上等だよ!!今日こそはお前をコテンパンにしてやるからな!!」
にとり(だっさ)
なにこれ意味わからん。何でマゼラン海峡なんだよ。別の言葉でいいと思うんだけど。
今後高速道路ができるらしい。姫によるデマである。
終わり。
エクストラ組で王様ゲーム ~Ahead
前編です。キャラ崩壊も甚だしいです。注意。
紅魔郷・妖々夢・永夜抄・風神録・地霊殿・星蓮船のエクストラ組です。
フランちゃん、藍しゃま、妹紅さん、諏訪子様、こいしちゃん、ぬえちゃんです。
妖々夢はPhantasmと混合しがち。紫様は司会です。
シリーズが妹紅お姉さんだの言ってますけど…
extra組全員、分け隔てなく登場させますので安心してね。
ヘカ様は出ないよ。
破壊神と式神と不死身と土着神と無意識と正体不明か。どんな組み合わせだよ。
目が覚めると、そこは紅魔館であった。
フランドール「私に関しては部屋が変わっただけ。」
こいし「私に関しては地上に出ちゃったわ。これはどういうことかしら…」
諏訪子「あーうー…ここはどこかしら?」
藍「あれ…橙は?さっきまで隣にいたのに!」
妹紅「たぶんここにはいないだろうよ。いくら式神とはいえ。」
ぬえ「待って。あなただけ冷静すぎるでしょ。」
妹紅「ご存じでないのか。」
ぬえ「ご存じでない。」
妹紅「私もです。」
ぬえ「そっか。」
フランドール「ご存じないなら説明してあげる。ここは紅魔館よ。」
ぬえ「こうまかん?な、何よそれ。」
こいし「私知ってるよー!悪魔がいっぱいいるお城でしょー?」
フランドール「そうよ。」
諏訪子「それはそうとして、なんで飛ばされたのよ。」
藍「私まで飛ばす必要はなかったんじゃない?」
妹紅「それにメンバーも意味わからんしな。」
フランドール「あれ?なんで私が責められてるのかしら…私は何もしてないわ!」
ぬえ「じゃあ、誰がやったのよ、これ…」
”何かまがまがしいもの”が開かれる音を、全員が感じる。
一同「!?」
紫「あらあら、そんなに驚かなくてもいいのよ~。」
藍「ゆ、紫様!?」
こいし「だれー?」
紫「この幻想郷の設立にかかわった”賢者”っていう偉い人の、若い少女よ。」
ぬえ「若い少女…?」
妹紅「そこだけ余計だな」
紫「黙ってろ!!!不死身だろうがなんだろうがあの世送ったるぞ!!!!!」
諏訪子「それで送ろうとして結局無理で地面舐めた妖怪がたくさんいそうだわ。」
舐める地面くらい創造してあげるけどね。」
こいし「落ち着こうよ…(´・ω・`)」
フランドール「で、なんで急に紅魔館に飛ばしたのか、教えてくれるかしら?」
藍「どうせこのようにするんだったら、収集をかけてくれれば…
私たちも、紅魔館に行くことは行くんですよ?」
紫「なにゆえ、皆さんを集めたかって?それはね、王様ゲームですよ。」
フランドール「意味が分からないわ。」
藍「……前からやりたいとはおっしゃっていましたが、それは……」
ぬえ「王様ゲーム……ルール忘れちゃったわ。」
紫「なあに、ルールくらいは教えてあげるわ。簡単よ。」
諏訪子「あれ?なんでこの奇妙奇天烈なメンバーかっていう答えには
なってないじゃない!」
紫「それはね……”エクストラ組”、よ。」
妹紅「なんだそれ。」
紫「6面ボスまでをノーコンティニュークリアすると出現する難易度のボスたちよ。」
こいし「…なんだそれ。」
藍(もうちょっとオブラートに包めよ)
紫「簡単に言えば、各異変の事後に現れた強いものたちを集めたって感じよ。」
フランドール「わーい!!きゅっとしてどっか
諏訪子「そうはならんやろ」
ぬえ「なっとるやろがい」
---
~少女(たち)破壊神制御中~
妹紅「押さえろ押さえろ押さえろ!!!!!」
藍「左腕を押さえればいいですか!!」
諏訪子「じゃ私は右腕ね!!」
フランドール「うふ、うふ、うふふふふふ!!どっかーん!!!!!」
あっ………
**満身創痍**
▷続けて再挑戦する
タイトルへ戻る
リプレイを保存する
最初からやり直す
---
紫「じゃあルールを説明するわね」
フランドール「さっきはごめんなさいね…ちょっと暴れちゃったわ」
ぬえ「ちょっとどころじゃなかったわ」
紫「まずこのくじを引くのよ。それぞれ番号が振ってあるわ。
そして、一つだけ番号じゃなくて”王様”と書いてあるくじがあるのよ。
その王様は、一つ命令ができるわ。
王様以外はその命令に絶対服従よ、わかったわね?」
藍「どのような命令をすればいいのですか?」
紫「2番と6番が殺し合えみたいな感じよ。」
妹紅「物騒すぎる。」
紫「あんたに言われたくない。」
諏訪子「王様ゲームじゃなくて神様ゲームが良かったわ~」
紫「知らないわ、何よそれ。」
諏訪子「何が何でも逆らったら信仰を失うゲーム」
こいし「私も信仰ほしいな~」
諏訪子「少しでも信仰がいきわたるようになると、そのうち信仰が減ったとき
飢えてしまうけどそれでもいいの?」
こいし「もちろんっ!それで死ねるなら本望だわ。」
フランドール「まじかこいつ」
ぬえ「とりあえずよくわからないけど、くじごと食えばいいってことね?」
紫「全然違うわ。」
---
紫「じゃ、こっから引いてちょうだい。」
一同「王様だーれだ!」
こいし「私だ!」
諏訪子「信仰ほしい?」
藍「まだその話してんのか」
こいし「いらない。」
妹紅「さっきと変わってるし。」
こいし「信仰より権力が欲しい。」
フランドール「今その権力を手に入れたのよ。一時的にね。」
ぬえ「待って、これってまさか…キスしろって言われたらしなきゃいけないわけ!?」
紫「もちのろんよ」
ぬえ「ひえ~。」
妹紅「そんなこじゃれた命令をする奴、一人くらいはいそうだな。」
いません。
---
こいし「じゃあね~?」
こいし「3番!最近やらかしたことを言いなさーい!」
藍「よかった…私じゃない。」
フランドール「私でもないわ。」
妹紅「私じゃないな。」
ぬえ(しぬかと思った……私じゃなかった………。)
紫「ということはよ?」
一同「……」
諏訪子「はい……私です………」
藍「神って、やらかすんですか?」
ぬえ「神でもやらかすことはやらかすんじゃないの?」
フランドール「やらかさないんだったら、つまらないものねー。」
こいし「さー!早く言ってごらんなさーい!」
---
諏訪子「|友人《早苗》と話してたんだけどね…」
諏訪子「最近調子どうなの?」
早苗「あ~、そういえば神奈子様がやばいことしてたんですよ!」
諏訪子「?」
早苗「どうかされましたか?」
諏訪子「”やばい”って何?」
早苗(知らないのか?)
諏訪子「そういう抽象的な表現、嫌いなんだよね」
こいし「それ、うざくない?」
藍(もうちょっとオブラートに包めよ)
妹紅「誰でもそういう若者言葉みたいのが出ちゃうことはあるだろうよ」
フランドール「何言っても文句言わないでほしいよねー」
諏訪子「辛辣ねえみんな!あの時は、ちょっと挑発的に言ったのよ?」
こいし「挑発はよくないでしょ~。」
紫「それで、その後どうなったの?」
諏訪子「………………」
諏訪子「奇跡チョップを食らいました。」
ぬえ「奇跡チョップ??」
フランドール「なんだそれ聞いたことねえよ」
妹紅「ネーミングセンスのなさ」
こいし「ださ~い」
藍「諏訪子さんが勝手に名前つけたんですか?」
諏訪子「いや、まあ、はい。」
フランドール「案の定」
妹紅「ミラクルフルーツって言ってやれよ」
諏訪子「仕方ないじゃないあれはチョップだったのよ!!」
ぬえ「痛かった?」
諏訪子「いやもう、ころしあってる不老不死同士の気持ちがわかるくらいだわ。」
こいし「よくわからない例えだわ。」
妹紅「アイツの攻撃はそこまで痛くないけどな」
藍「そのアイツとやらが毎回痛そうにしてるんじゃないですか?」
フランドール「燃やされちゃって、かわいそうだわ」
妹紅「むきー!!!!!なんでアイツばっかり同情されるんだよ!!!!!」
こいし「知らな~い」
紫「どうでもいいけど、もう一回くじ引くからね。」
妹紅「どうでもいいって言うな!!!!!」
実はタイトルの最後に「~健全 ver」をつけるか迷いました。
つまり…つまり……あんま健全じゃないverがあるかも………
書くとしたら、「エクストラ組で王様ゲーム ~Lunatic」かな~。
ま~、書くと思いますけど公開とかは期待しないでくださいね。
実は妹紅さんの次にぬえちゃんが好きなんですよな。
そんじゃ、「エクストラ組で王様ゲーム ~Later」が後編です。
お楽しみに。
エクストラ組で王様ゲーム ~Central
すみません前編後編に分けるのが鬼畜すぎて前編「中編」後編になります。
これは中編です。あーまた書く量が増えるよ。ん?実質的には増えないか?
まあいいか。
紫ちゃんも命令出すわよ
スケベな命令もありますが期待はしないでくださいこれ絶対ね。
ネタに走りたいんだけど、無理かもしれない。
あっ、なんかスケベになっちったのでPG12です。えっ?
紫「どうでもいいけど、もう一回くじ引くからね。」
妹紅「どうでもいいって言うな!!!!!」
紫「あ、次は紫ちゃんもくじ引いてみることにするわ。ただ、
私に命令するのはなしよ?」
藍(理不尽!?)
フランドール「命令する相手なんて番号でしかわからないんだから、
紫に命令しようと思ってもピンポイントではできないし、逆に言えば
紫に命令しようと思ってなくても
命令しちゃうことはあるんじゃない?」
こいし「頭いいな~」
ぬえ「それってつまり…ギャンブル?」
諏訪子「賭けで草」
紫「引くわよ」
妹紅「人の話を聞け」
---
一同「王様だーれだ!」
紫「私よ!!言わんこっちゃない!!」
こいし「言わんこっちゃないって何?」
藍「変な命令はしないでくださいね?__ね?__」
紫「わかってるわ、私を誰だと思ってるわけ?」
ぬえ「八雲紫。」
紫「大・正・解。」
フランドール「さっさと命令してくれない?」
妹紅「とっとと命令してくれない?」
諏訪子「あ、キレ度が上がってる」
紫「わかりました。」
**紫「2番が着ている服を一枚脱げ!!!!!!!!!!」**
藍「正真正銘の変な命令で草」
ぬえ「八雲紫の名誉が100くらい落ちてるけど」
フランドール「#名誉の単位とは」
紫「で、2番は誰なのよ?」
諏訪子「私じゃないわ」
妹紅「私じゃないけどもね」
フランドール「過去を刻む時計(適当)」
藍「私だったらどうするつもりだったんですか」
ぬえ「知らんけど私じゃない」
こいし「私だったらサードアイ取るだけで済んだかも」
紫「あ、サードアイって着脱可能だったのね」
紫「2番は誰だよ」
妹紅「私です。」
一同「あ、すごい正直」
---
妹紅「(いろいろと)終わりました。」
フランドール「正直者の死って言うからね」
?
ぬえ「妹紅の場合は………あ、やべ、一枚でも脱いだらアウトだ」
妹紅「お前に言われたくない」
紫「まあね大体の奴が一枚でも脱いだらアウトよね」
藍「妹紅さんはどうするんですか?」
妹紅「知らん。」
諏訪子「ノープランね、情けないわ~。」
妹紅「口を閉じてくれ。」
こいし「わかるわかる、友達がいないからでしょ?せつな~い」
妹紅「口を閉じてくれ。」
フランドール「そっか、ズボン脱ぐことになるわけね」
妹紅「あ、君は口閉じなくてもいい。」
妹紅「!!!!!!!!!!」
紫「黙れ」
諏訪子「空気の音しか聞こえなかったけど」
フランドール「あ、本当に黙った。」
藍「そろそろ喋ってもいいのでは…」
妹紅「デストローイ!!!!!」
紫「やっぱり黙れ」
妹紅「きりがないからこのまま喋る。ちょっとあっちの部屋行って着替えてくる。」
ぬえ「え、それアリ…?」
妹紅「最初の時点で何も言われてない以上アリだ。
で、脱いだ後にまた何か着るのもアリだろう?」
こいし「それ脱いだ意味ある?」
妹紅「服装の替えがあるからそれを着る。よってプラマイゼロだ。
残念だったな!!!!!はーっはっはっ__はっはー!!__」
妹紅は別室まで高笑いしながら駆けていった。
---
~少女別室で着替え中~
フランドール「まあ、紫、そう落ち込まずに残念無念また来世ってとこよ。」
紫「さらに気が滅入ること言わないで。」
ぬえ「まるで意味がないことになっちゃったわね…」
こいし「結局何の意味があったの?」
諏訪子「多少ドキッとさせる程度。」
藍「紫様、もっとマトモな命令してください。」
フランドール「ま、いいわ、これでこそ王様ゲームでしょう。」
諏訪子「マトモな命令って何?」
紫「それはまあ……あそこの水取ってとかでしょ」
こいし「え~つまんな~い」
ぬえ「そもそも、別室に行かせたのが一番悪かったわよ。
ここで全部やらせたら………」
一同「…………………」
藍「というかなんで替えなんて持ってたんですか?あの人…
もし…かして、日常的に替えが必要なくらい狙われてたんでしょうか?」
フランドール「これ以上掘り下げるとえげつないことになるわ。」
こいし「ねえねえ、ズボンじゃなくてシャツを脱げばよかったんじゃない?
そしたらちょうどいいでしょ?ズボンの紐も残るわけだし…」
ぬえ(スケベな情景になるわよそれ)
紫「というかさっきからズボンとか言ってるあれはもんぺな気がするわ」
諏訪子「モンスターペアレント?」
フランドール「そっちじゃない。」
---
妹紅「は~い、戻りました。」
**藍「あなたは狙われてたんですか!!!!!」**
**こいし「シャツでよかったと思います!!!!!」**
**紫「ズボンじゃなくてもんぺだわよね!!!!!」**
**諏訪子「モンスターペアレント!!!!!」**
フランドール「これが稀に見るカオス」
妹紅「狙われてもないしもう着替え終わったから何とも言えないし。
あとこれはもんぺであってモンスターペアレントではない。以上。」
一同(すべて丁寧に回収していった…)
ぬえ「なんとなく狙われてない理由になってない気が」
妹紅「空に向かってアルゴリズム体操って叫んだら舞い降りてきた。」
紫「アルゴリズム体操は知らないけど落としたのは私よ。」
こいし「あるごりずむ???」
諏訪子「ん、とりあえず妹紅は狙われてはないってこと。
刺客には常時狙われてるけどね(笑)」
妹紅「やってらんねえっつの」
---
紫「次だ次」
フランドール「無駄に歯切れだけがいい。」
一同「王様だーれだ!」
フランドール「あ、私だ。」
こいし「安心していいのか安心しちゃだめなのかわかんないわね。」
フランドール「安心していいわ、私は優しくしてあげるから。」
藍「なんとなく、今の一言で信用を失いました。」
紫「まあ、なんというか危なっかしいというか。」
ぬえ「変な命令しなければ、私はいいからね?ね?ね?」
フランドール「大丈夫よ。万一自分が王様になった時の為、
ちゃんと命令は考えてきたもの。」
諏訪子「え、いつ?」
フランドール「ずっと地下室でヒマしてたから」
妹紅「想像してた495倍昔の話だった。」
---
**フランドール「5番と2番が抱き合う、なんてどうかしら?」**
こいし「絶妙…」
ぬえ「さっきみたいなウルトラアウトラインではないし、まあ」
藍「なんか、結局こいしさんの命令が一番平和でしたね。」
フランドール「で、5番と2番、誰?」
藍「え、え、ええと…」
諏訪子「早く言っちゃいなさいよ。」
藍「2番は私です。」
妹紅「あ、そういえば紫にも命令はできるんだっけ?」
紫「…まあ、できないことはないけど。」
藍「まっ…まさか5番紫様ですか!?」
紫「違うわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬえ「…私よ。」
フランドール「さあ、奇跡チョップを食らってきなさい。」
ぬえ「なんで!!!やだ!!!」
諏訪子「あれ痛いよ」
妹紅「どのくらい?」
諏訪子「50mA。」
こいし「アンペアってことは…。奇跡チョップって電流だったの!?!?!?」
紫「アンペアって、イマイチ忘れちゃったわ。」
フランドール「えっと、1mAで静電気くらいね。50mAだと、
短時間でも命に危険が及ぶ程度かしら。」
ぬえ「よ、よくも生きられたわね…。」
諏訪子「信仰があるうちは…余裕余裕…」
---
そうこう話しているうちに、藍はぬえの背後まで寄っていた。
藍「…ぬえさん。いや、ぬえちゃん。」
ぬえ「な、なによ…!」
背後から藍は手を寄せた。
藍「痛々しい話を聞かせて、申し訳なかったですね。」
ぬえ「い、いや別に、藍……が話したわけじゃないでしょ?……いいわよ。」
藍「優しいですね…」
藍は、妙に感じるほどに優しい手つきでぬえの頭を撫でた。
ぬえ「……えへ」
藍「……………可愛い。」
そう緩急をつけると、
ぬえ「ん?」
**勢いよく手の側面がぬえの頭まで降りかかろうとした。**
**ぬえ「きゃあああああああ50mAが来る!!!!!!!」**
藍「なんて嘘ですよ。」
ぬえ「マジで心臓に悪いからやめてくれ。」
---
妹紅「栄養剤いる?」
ぬえ「…なんてやつ?」
妹紅「”リザレクション”。」
ぬえ「リザレクションって、薬の名前だったんだ…」
フランドール「なかなか面白いものを見せてくれたじゃないの。」
藍「マセてますね、なんか。」
紫「それじゃ、次引くわよー!」
時間がかかってしまいました…。
後編書いたらヤンデレシリーズ進めるつもりです。