ちょこちょこ思い付いたものをまとめたものです。
カップリング一覧
↓
まふα×えなΩ
はるα×みのΩ
杏α×こはΩ
かなα×ほなΩ
地雷の人注意⚠️
基本的に15で留めますがたまーに全体検索欄には載せない形で18出すかもです。需要ないかもですけど。
自分の癖をぶちまけてるだけなので万人受けは多分しないです。よろ。
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目次
【まふα×えなΩ】君だけしか見えない
モブが出てきますがまふえなを引き立てるだけなので許して。
オメガバースの設定はこちらにまとめてあります。最初に閲覧しておくことをおすすめします。
↓
https://tanpen.net/novel/7fda63be-fc12-425d-b8de-6886124bc36f/
作者はプロセカ未履修のため、口調や設定等ガバガバだと思います。解釈違いだったらすみません。
ちなみに最初の方はモブ視点です。端からまふえな成分接種できるのええな…
致してるけど事後だからR-15でいいよね…?
【⚠️地雷一覧表⚠️】
・まふ(α)×えな(Ω)
→まふの感情が豊かです。出てきませんがまふ母の性格がちょっと柔らかくなってます。
・マジほんのちょっとのしず(α)×あい(Ω)
復帰一発目よろしくお願いします!!
「朝比奈先輩ってαなの!?」
ここは宮益坂女子学園…通称宮女の二年生の教室。
教室はとある話題で色めき立っていた。
「うん!噂になってるよー!!」
その話題の中心人物は朝比奈まふゆ先輩。先輩は成績優秀、運動神経抜群で女子からモテモテのこれ以上ないってくらい完璧な人。
そんな人がα性…優秀な性別なんて放っておかれるわけがない。
「私、Ωだからワンチャンあるかなー?」
するとΩ性の熱狂的な朝比奈先輩ファンの女の子が声をあげる。すると…
「…朝比奈先輩は諦めた方がいいと思うよ」
普段全く話さない日野森さんが声をあげた。日野森さんも姉妹ともにα性で人気が高い。
「え!?なんで??あたしじゃ無理ってこと??」
「違う。お姉ちゃんから聞いたけど朝比奈先輩、すでに相手がいる」
相手…とはつまり番のことだろう。α性とΩ性の間には結婚よりも強い関係…|番《つがい》という契約を結ぶことができる。これはαがΩの|項《うなじ》を噛むことで成立するものだ。
「…放課後に神高の制服着てる人来てるよね。あの人だよ」
そう言って日野森さんは窓際にそっぽを向いた。
記憶の中から神高の制服を思い出す。
思い出した。…茶色のボブカットの、女子高生。
「…そんなに気になるならいけば。いるよ。あそこ」
窓際を向いていた日野森さんが窓の外を指差す。
そこには神高の制服の生徒がいた。
---
「…もう!!約束の時間過ぎてるじゃない!!」
スマホのロック画面を見るととっくに約束の時間は過ぎていて私もそろそろ学校にいかないと不味い時間になっていた。
いつまで立っても|あいつ《番》の姿は見えてこない。こんなこと滅多にないのに。おかしい。
連絡を取ろうとメッセージアプリのアイコンを押したときだった。
「あの…朝比奈先輩の番ですか?」
「は?」
顔も名前も知らない宮女の生徒が私に話しかけていた。あまりの驚きに私はすっとんきょうな声をあげる。
「え、あぁそうです、けど」
そう私が答えると私の周りが一気におおっと歓声を上げる。
「ほら、やっぱりぃー!」
「毎日決まった時間に来てたもんね!」
と純粋に喜ぶ?人もいれば
「…はぁ?この人が朝比奈先輩の番?」
「私の方が朝比奈先輩に似合うのに…」
と小声で私を非難している人もいた。聞こえてるよ、バッチリね。
どーやらこの人たちは私の番のファンらしい。…全く罪なやつだ。
「…あら?絵名じゃない?久しぶりね。朝比奈さんを待っているの?」
「あ、愛莉…!」
どーしようかと悩んでいたところ、私の大親友である、桃井愛莉が声をかけてくれた。ちなみに彼女もΩ性でお互いの独占欲の強い番の話で相談しあう仲だ。ありがとう、救世主。
「朝比奈さん、さっき弓道部の子に呼ばれてたわよ。雫から聞いたけど朝比奈さん弓道部の後輩に付きまとわれてるらしくって。告白なんじゃないかしら?」
まふゆに告白…?
いや、まふゆは私を裏切るようなことは絶対にしない。けれど…
「ねぇ愛莉。まふゆがどこに行ったか知ってる?」
「えーっとそーねぇ…あ!一階の突き当たりの教室に行ってたのを見たわ。朝比奈さんを追うの?」
「もちろんよ。誰の物なのか教えてあげなくちゃならないから!」
と言ったとたん私は走り出した。
---
「あのっ!朝比奈先輩!その、聞いてほしいことがあってっ!」
放課後。絵名との約束の時間はとっくに過ぎていて、今自分の目の前で顔を赤らめている部活の後輩をどうしようかと考えていた。
…前々からこの子が自分に好意を持っていることは薄々気づいていた。視線が恋する乙女のそれだったから。
だけど、絵名という愛する番がいる手前、上手くこの子をあしらわなければならない。
さて。どうしたものか。
「私っ!前々からっそのっ!朝比奈先輩のことが好きでっ!」
「私…実はΩだから…朝比奈先輩の番になりたいです…駄目…ですか?」
と告白したその子は頬を赤らめながら私に近づいてくる。
…ヒートだ。間違いない。
αはヒートになったΩを見境なく襲うというけれど私は違う。絵名以上に好きな人なんていない。
脳裏に絵名の顔が蘇る。ヒートになったときの、どうしようもなく可愛い顔。私の服で巣作りをしたときの、得意気な顔。全部全部大好きだ。
だから。私がすべきことは…
「先輩っ!なんとか言ってください!!こうなったら!!」
すると突然、後輩が私を押し倒す。着ていた制服を脱いで、私に馬乗りになった。
「さっき他のこと考えてましたよね?もう私のことしか考えられなくしてあげますから!!」
不味い。番がいるとは言えども流石にαの本能には逆らえない。
あまり使いたくなかったけど威嚇フェロモンを出すしかないか…と思ったその時。
「まふゆ!!!」
ずっと聞きたかった愛しい声が私を包みこんだ。
---
「まふゆ!!!」
なんとか宮女の生徒や先生に見つからず、教室にたどり着けたのはいいが、どういう状況なんだこれは。
押し倒された私の番と、それに下着姿で跨がる女子生徒。
私はひとまず女子生徒を引き剥がそうと手を伸ばすと
パシッ!!
「ッ!!!」
その瞬間、αの…威嚇フェロモンがその場を包みこんだ。
Ωの、私と女子生徒はあまりの圧力に呼吸すらできない。
「…絵名を傷つけないで。早く退いてくれる?」
威嚇している対象が私ではないとはいえ、流石にこれはキツイ。最近は犬のように甘えてくるから忘れていたけど…まふゆはαの階級の中でも最上位のαだ。
「…それにもう」
と言って私を抱き寄せる。
「番がいるから貴女を番にすることはしない」
そう言って私の頭を撫でると、頬に軽くキスをしてくる。
「…時間押してるから出ていって。貴女にもう用はないから」
冷たく言い放つと女子生徒は返事もせずに教室から出ていった。
「…絵名。大丈夫?」
威嚇フェロモンを解いたまふゆが心配そうな顔でこちらを覗き込んでいた。
「まふゆ…私は大丈夫だけど…何もされてない??なんで早く威嚇フェロモン出さなかったの??」
まふゆの威嚇フェロモンならΩなんて一発で気を失ってしまうのに。
「…あまり傷つけたくなかったから。でも押し倒されたときはどうしようかと思った」
優しいまふゆらしいけど、番としては許したくない。だって私以外のΩがまふゆに跨がっていたから。
「ねぇまふゆ。私もう学校に行かなきゃいけない時間なんだけど??」
わざとらしく拗ねた顔でまふゆを見る。私も少しさっきのヒートに当てられたみたいで、どうしようもなくまふゆを欲していた。
「そんなこと言って学校休むんでしょ?絵名」
「あら、こんなことになったのはどこの誰のせいでしょーか!?」
「…」プイ
「あっ責任逃れ!!こら!!こうなったらあのパンケーキのカフェに連れていきなさい!!もちろんあんたの奢りだからね!!」
べーっと舌を出して拗ねまくる。
「…分かったよ絵名。どうせ将来的には財布一緒になるんだし。いいよ。お店閉まる前に行こう」
偶然にもデートをすることになった私は、この後たっぷりとまふゆに愛されることになった。
---
ピピッピピッ
枕元のスマホのアラームが鳴り響く。休日アラームがつけっぱなしになってたんだろう。隣ですやすやと眠っている番を起こさないよう、静かに画面をタップした。
昨日は少し激しめだったかもしれないが、少しヒートに当てられてしまったのもあったのでしょうがない。
優しく、頬を撫でると絵名が猫のようにすり寄ってくる。
やっぱり、私は絵名しか見えてない。
絵名が好きという感情を教えてくれなければ私に番は居なかったか、あるいは好きでもない適当な人と番になっていただろう。
…いや後者はそもそも考えたくない。絵名以外の番なんて考えられない。
そんな私の少しの不安を感じ取ったのか絵名がうぅーんと欠伸をして、目蓋を開いた。
「おはよう。絵名」
「っ!!//////あんたねぇー!!!////激しすぎなのよ!!/////少しは加減できないの!?」
と真っ赤になった顔で言われてもなんの説得力もない。
「…ごめん。絵名が可愛くて加減できなかった」
そう言って申し訳なく絵名に口づけをする。
「…っ!!////きょっ今日は腰が痛くて歩けないから手伝いなさいよ!!」
「手伝うってこういうこと?」
そう言って、絵名をひょいっと横抱きにする。
ぱくぱくと口を上下させながら、今にもぷしゅーと音が鳴りそうな真っ赤な顔で絵名は私を見た。
付き合ってから一年もたつというのに、まだまだ恋人らしいことに慣れない番の姿に私は耐えきれなくなる。
絵名。私はずっと絵名のことしか見ないから。
絵名の細い指に指を絡ませながら、耳元に、
「大好きだよ。絵名」
絵名以外盲目な私は、そっと愛する番に愛を囁くのだった。
結構こんな攻めたの書いたのは初めてだ…
書いて欲しいシチュエーション募集してます。ですがカップリングはまふα×えなΩ・杏α×こはΩ・遥α×みのΩ・かなα×ほなΩしか受け付けていません。すみません。
次は杏こはとはるみのシェアハウスです。サブ垢での投稿になります。(きわどい描写もあるので)
次回、杏死す!
デュエルスタンバイ!!!
当シリーズにおけるオメガバースの扱いについて。
本編を読む前に読むことを推奨します。
本作におけるオメガバースの設定等です。
独自設定や造語も含まれています。
【世界について】
α、β、Ωの第二の性別が存在する。
βが全人口の70%で、αとΩが15%ずつ。
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【α性について】
全人口の15%の性別。身体機能としては男。βの女性、Ω性を孕ませることができる。
世間からは優遇されている身分であり、身体能力、知能においても他の性別よりも高い傾向にある。
細かい階級が存在し、最上位のαは威嚇フェロモン※1を制御、操ることができる。
また、他のαを牽制することができ、下位のαはそれに従わざるを得なくなる。
『ラット』と呼ばれる発情期が存在し、番のΩのヒート※2によって引き起こされたり、勝手に起きてΩのヒートを引き起こすこともある。
Ωと番※3になることができ、番のΩに対しては庇護欲が過剰なほど増幅して、攻撃的な性格になるが、個人差がある。
※1
威嚇フェロモンとはαが他のαに対して発するフェロモンのことで、αの階級によって威力に差がある。威嚇フェロモンはαだけでなく、Ωにも有効であり、最上位のαはβにも効力がある。
※2
『Ω性について』で紹介
※3
『番について』で紹介
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【β性について】
人口の70%を占める性別。現実世界の男性、女性となんら変わりはない。
Ωのヒートやαの威嚇フェロモンを受けない。
稀にだが後天的にΩになるケースもある。
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【Ω性について】
人口の15%の性別で、身体機能は女性。孕むことができる。
世間からは冷遇されている性別で、昔は差別の対象となっていたが、現在は少しずつ差別は無くなりつつある。
『ヒート』と呼ばれる発情期が存在し、3ヶ月に一回、一週間ほど本人の意思なく引き起こされ、より強い発情フェロモンを撒き散らす。ヒートの期間中は近くのα性やβ性に見境なく欲情し、発情と繁殖以外に何も頭に入らなくなるため、嫌悪されている。
ヒートを抑制する薬(抑制剤)があるが、副作用や体質に合わないこともある。また、番がいるとヒートがくる頻度が減るが、その分ヒートの期間が長くなり、妊娠する確率があがる。
番の服や持ち物で無意識に巣作りをしてしまうことがある。
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【番について】
αとΩの間にのみ成立する。
αがΩの|項《うなじ》を噛むと、Ωの発情フェロモンが変化し、番のαにしか効かなくなる。
また、番はどちらか一方が死ぬまで解除されない。本能的なつながりのため、Ωは以後行為を番のαとしか行わなくなる。
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以上が設定です。不明な点等あれば、やきとり🐔までご連絡ください。