ある日、高村家で起きた事。それは…「もういいよ！母さんなんて知らない！」 「ギャーギャーギャーうるさいねぇ！さっさと出てっとくれ！」「ふん！」 （それにしても、家出なんてしなきゃよかったな…でももう遅い…仕方ない。ホテルに泊まろう。）「すみません。空いてる号室ってあります？」「すみません。残念ながらさっき埋まってしまいまして…」「ああ。そうですか。」その後も、全部のホテルが空いていなかった。「うわぁ。最悪だぁ！！」その時、女の人がサンドウィッチを渡してきた。「食べますか？サンドウィッチ。」「うん…」その子は斎藤あまらと言って、この喫茶あまらというお店でやっているそうだ。なぜか自分が嫌いなレタスもおいしいと感じられた。「んー！うまい！」「うれしいわ。ありがとう。最近あまりレタスハムサンドウィッチが売れなくなってきて…お店も潰れそうなの。」そうなのかと思い、ひとくちひとくちサンドウィッチを食べていった。あまらさんはそれを見ながら涙をこぼした。「うれしいわ…本当に、本当にありがとう。」「えええっ！！どうしたんですか‼︎あまらさん‼︎‼︎」「あなたが…サンドウィッチを美味しく食べてくれたから…」そして1週間、喫茶あまらに泊まることに。あまらさんは、シャンプーやリンスを高級物に変えてくれた。「あまらさん…ありがとうございました。」「いいえ！また寄ってくださいね！」また会う日まで！さようなら！

1週間が経ち、東京駅に向かうとそこには翔太のお母さんがいました。「母さん！」「1週間、ここでなにをしてたんだい！翔太！」「あの、あまらって言う女の子の喫茶に泊まってて…」「えー！あんた彼女がいたんだねぇ！」「そう言うのじゃないよ！」 そして電車で家に帰ってすき焼きを食べた。けど俺は…「ごちそうさま。」「お腹いっぱいなの？今日は。」「うん。」俺はどうしてもあの味を忘れられなかった。そして、今日の夜…「今日は疲れたからねよっと！」そして私が寝ようとしたら窓から声が聞こえてきた。ジュリエットを呼んでいるロミオのように。そしてわたしがまどを開けたら本当にそこには王子がいました。「ええ⁉︎高村さん⁉︎」なんと高村さんは酔っていてふらつくどころか倒れてしまったのです。「キャーー！」と言おうとしたら誰かの声がした。それは近くの銭湯に入った後可愛い女の子でした。わたしは高村さんどころではなく、あの女の子でした。その女の子の名前は藤原あらかと言う名前で、うちの喫茶店のライバルでした。でもわたしは奪われるのがいやなので止めようとしたかったのですが眠気に負けて飲み込まれてしまいました。 果たして翔太はどうなるか！？

「んん…ここはどこだぁ？」俺は目が覚めたら縄で縛られていて、動けない状態となっていた。「ああ、目が覚めましたか？わたしのダーリン♡」いきなり知らない女からダーリンと呼ばれ、気まずい状態に。「俺はお前の彼氏じゃない。」キツくいってしまった。「はぁぁぁ！？ダーリン、お仕置きされたいの！されたくないの⁉︎…もう縄を口に縛るわ。」「そんな！やめてん！」やめてといおうとしたとき、縛られた。 「んー！んーんー！」「ふふふ♡ご飯食べる？」「んー！んー！」「あーそっかぁ♡食べたいかぁ♡」そのまま女は飯を作る。結婚式のラブソングを歌いながら。そしてできたのが、カレーライスだ。「さぁ。食べまちょーね♡」女が縄を解いてくれた。でもテーブルにもうひとつのテープを用意していた。「はい。じゃあ、あーん♡」あーんとも言いたくないが、もっといやなことをされるかもしれない。「あ、あーん」パクリ 「どう？どう！」「あー、おいしいよ。」「じゃあ、終わりのキスしましょうか♡」「いやだいやだ！」「アンタ、なにしてるのぉ！」「きゃああああ」「さ、逃げましょ！」「あっ、うん！」「とんだ災難だったでしょ？」「うん。ありがとう。あとで警察呼ぼうかな…」「うん！そうした方がいいわ！今日も泊まったら？外をでるのは危険だわ。」「うん！わかった。」 終わり