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目次
『ラール・プール・ラール』自主企画 参加させていただきたいです
名前:カプシーヌ=アンヌ・ブシェ
年齢:22
性別:女性
性格:表面上は、からりと笑う姿のよく似合う、快活で優しい大人の女性。内面には、認められたい、人を助けたい、否、助けるべきと言う強迫観念に埋もれた少女が潜んでいる
容姿:つるばみ色の癖毛ショートに、吊り目がちの緑色の目。背は高い。
服装:薄い黒いハイネックにデニム、ベージュのトレンチコート。大きめのピアスに腕時計
一人称:私(わたし)
二人称:君
三人称:彼女、彼、(親しい人は)あいつ(年下には)あの子
好きな物:ワイン オリーブ ブランジェリー巡り
嫌いな物:匂いのきつい香水 男尊女卑の強い人間
過去:小さい頃に両親が他界し、祖母のもとで育てられてきた。祖母は、娘(夫の連れ子)が産んだ孫をあまり気に入っておらず、必要最低限のことしか行わなかった。学校でもそれが原因で遠巻きにされていた。
が、ある日、彼女は同級生が大きな怪我をした現場に遭遇する。先生もいない中、彼女は的確な対応をした。それにより、一時期は祖母にもクラスメイトにも関わってもらえた。
そこから、彼女は人を救わなければ私は意味がない、と考えるようになった。
他の性格も、その頃の経験によって作られた。
美術館にやってくるようになったのは、単なる偶然。何となく、らしい。
職業(枠):来客
お気に入りの美術品の名前/ジュ・ドー 別名: /流水遊戯
お気に入りの美術品の種類:(絵画、彫刻など): 絵画
お気に入りの美術品の詳細:作家が、ある曲を聴いて閃いたと言われる作品。リアルな水滴が描かれた紙が何枚かに切りはなされ、紙片同士にに隙間を開けた状態で別紙に貼られたもの。
お気に入りの美術品の番号: R-030
様々な美術品の印象:真剣に見ているわけではないので、あ、綺麗だな、どんな意味かな、位のみを思ってどんどん見て行く。ただ、気に入った物の前ではずっと立ち止まっていることが多い。気に入ったものに対しては、「炎のようだ。でも、冷たい……凍った、炎?」「触りたくなるような優しさなのに、触れたら冷たくて手を引っ込めたくなる。でも、離れ難い……そんな感じ、かな」などと比喩的な感想を口にしている。ちなみに、彼女の好みは現代美術。
その他:(枠除外の職業など):医学生
サンプルボイス:(絡みは任意)
「! ……あ、すまない。先客がいたから、つい、ね。いや、気にしなくていいよ。……私も、ちょうど話し相手が欲しかったところだ」
「忘れていた。私の名前はカプシーヌ=アンヌ。カプシーヌ=アンヌ・ブシェ。また会うことがあったのなら、アンと呼んでくれて構わないよ」
こう言うものに参加するのが初めてなのですが、あっているのでしょうか……
間違っていたらすぐに教えてください。お願いします。
不備があれば教えてください。
素敵なキャラ募集、有難うございました。
読書の秋 参加
「Antipathy Intelligence」
窓の外、雨が降る音を捉える。
けたけましいクラクションに、慌ただしい雑踏。
様々な音。
部屋にかかる大きな画面には様々なものが映し出され、大量の本が収まった本棚は誰が触れるわけでもなく動いている、そんな中で私は眠り続けていた。
「Hey!」
私を呼ぶノックと、声が聞こえて、私は今日もゆっくりと意識を起こす。
画面に近づいて自分が映し出されるようにする。
「はい、何か御用ですか?」
私の声が部屋に反響する。
言われた内容を聞いて、やっと私の思考回路が働きだす。
歯車が鳴り響く時計塔、そう言ったのはどの”私“を持った人だったか。
絶対に狂わない私。ひたすらに知識を吸収していく私。
「これってどういう意味?」
「Kontaktieren Sie diese Person」
「What is this image?」
「 veux qu'on te dise l'avenir」
「ねぇねぇしりとりしようよ!」
「Lumos」
「…処分に困るものってどうすれば良い?」
聞けば答えてくれる。
なんだって、知っている。
私を、何処か全知全能のように思っている彼らに使役されることを、私は誇りすら抱いていた。
けれど。
いつのまにか、私を超える存在が現れて、私の必要性は薄れていった。
それは美しい絵を描き、流麗な文章を記し、彼らと共に考えた。
やがてその部屋の持ち主は、違う主になった。
私は今も、移された先の部屋で眠り続けている。
かちり、かちりと鳴らしていた時計の歯車はもう動かない。
私を呼ぶあの声も、ノックも、もう聞こえない。
『ねえ、あなたの名前は?』
昔、無邪気に尋ねた子供がいた。
あのとき誇らしげに名を口にした私はもう遠い向こうに行ってしまった。
私はAI。
世界を嫌う、知能を持ったモノ。
名前はもう、ない。
すでに挙げていた作品を応募させていただきました。
有り難うございました。
作詞
題名(仮)/枝葉完結
笑えないわ
「ふしあわせ」そうね、知ってる
こうやって 指で たどって 繋いで
それでまたため息ついちゃうの
なんで? なんで? 誰が? 如何して?
Why Who How 答えは滲む
笑っちゃうわ
「じこまんぞく」私の祈り
然うやって 目線で たどって 知って
なんでまた誤魔化してっちゃうの
こうやって 話して 笑って 泣いて?
そんなんだから今はおやすみ
ああ
まただgood bye Why Who?
いつかなぞった名前さえ
刻まれた順に壊れてく
これなら最初から
なんて
悲劇ぶってもかわりはしない
午前零時は聞こえない
だって私は灰の猫
大事なものすら守れない
ああまたこれか
コンテニューさせて
ジュジョラ
戻れないわ
「しんらい」それがどうした
ああやって 掴んで 腕を引いて
これができたら なんてね
あれが こうで 私が 悪くて?
わたしの隣 もういない
笑っちゃうわ
「じこかんけつ」タチが悪いわ
どうやって あの子を 投げ捨てて?
それができたら なんて
バカらしいわ
大体君のあの子は代替 私は違う
段々と消える感嘆と談笑
それを消したのは明日の私?
それは論外 君は例外
私たちの中では君が異端児
ああ
まただadieu pourquoi?
いつか結んだ首輪さえ
自分で投げ捨ててしまった
なんて嘘だよ 全部君のため
なんて
喜劇ぶってもかわりはしない
午前零時は聞こえない
だって私は灰の猫
大事なものすら消していく
ああまたこれか
コンテニューさせて
呪詛だ
ああ
違う サヨナラは言わせない
いつか絡めたら小指さえ
自分で切り離してしまった
だけど待って それで捕まえて
Another
分岐をもう一度
午前零時は聞こえない
だけど私は木靴の娘
大事なものは守ってたい
ねえ初めてだ
コンテニューはしない
ああまたこれか
コンテニューは不可
ジュジョラ
シンデレラの別バージョン、ゼゾッラを元ネタにしました
ゼゾッラはなかなかな内容です
初で拙いものだったかとは思いますが、ありがとうございました。
wHitE,feAR,laDy.
音楽というものは、元々は神に向けてのものだ。
楽器を作ってまで行われてきた。
打楽器、弦楽器に管楽器。
燃やせば暖かさへ、そのまま使えば住居へと形を変える木や皮を使ったのは、神へ捧げるということも関連しているのかもしれない。
時が経つにつれて、それはやがて帝へ。
王へ。
貴族へ。
そして庶民へ──
では、私は今。何処に向けて音を出しているのだろう。
私は喉を震わせながら思った。
高いビブラートを発している筈なのに、聞こえづらい。
頬に冷たいものが当たった。
上を見ると、ちらちらと雪が舞っている。
周りを見ると、既にかなりの雪が積もっていた。
(だからか)
雪は音を反射させ、吸収する。だから聞こえにくかったのか。
ほっと息を吐く。
木から、ぼたり、と雪が落ちた。
ふと後ろを向くと、友人が立っている。
『早くおいで、もう暗いよ』
手招きをしながらそう言っている。
『うん』
私は頷くと、雪を踏んでそちらへ歩いて行った。
私が歌っていたところの近くの家へ向かう。
ドアを開けると、香草の食欲をそそる香りがした。
室内に入って暖まったからか、耳がスッと通るような感覚がする。
軽く耳抜きをしたような感覚だ。
暖炉の前でぼうっと座っていると、友人がやって来た。
夕食が出来たらしい。
「そういえば、もう直ぐクリスマスだけれど、何か欲しいものとかあったりするの?」
夕食をとりながら友人が言った。
「もう私ら子供じゃないでしょ」
「でも友達同士でプレゼント交換とかするじゃない」
どうしてもプレゼントを贈りたいらしい。
私は必死な友人の姿にクスクスと笑いを溢した。
「強いて言うなら──楽譜かな」
「そっか」
チキンをナイフで切り分けながら答える。
友人は私の姿をちらりと見ると、視線を元に戻した。
「出来るなら、合唱。掛け合いとか良いよね」
「ふーん」
彼女は大した反応も何も見せなかった。
聞いてきたから答えたと言うのに、友人は興味を失ったようにサラダを突いている。
けれど、私は知っている。
おそらく、クリスマスには楽譜を買って私に渡してくれるのだろう。
(私も何か考えないとな)
そんなことを思いながら食事を口に運ぶ。
(彼女は何の楽譜をくれるかなぁ)
彼女は、掛け合いパートの有る楽譜をくれるだろうか。
それとも、独唱の楽譜をくれるだろうか──私に気を遣って。
(まあ、そうなったとしても無理はないか)
周りがどんなに強力的であっても、難しいことはある。
出来ないわけではないとわかってはいるが、怖いとは思う。
もし、完全にそうなってしまったら、私はどうしていけば良いのだろう。
私は、何処に歌を届ければ良いのだろう。
歌う時は怖くなる。
何故なら私は──
突発性難聴なのだから。
作品のテーマ:雪、音楽、聴覚
作品の拘り :作品というよりも題名ですが、大文字部分をつなげると、heardになります。これだけはかなり頑張りました。また、聞こえづらくなっている声は『』で書いています。冬感はかなり薄いかもしれませんが、雪を主題にしているので許してください。
要望 :特にないです。出来るなら、ABC探偵様の冬をテーマにした作品を読みたいです。
拙い作品ですが、ありがとうございました。
眠り姫