幻想篇

編集者:楓鈴🍁🔔
今まで執筆したファンタジー短編小説をまとめたものです。
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目次

    『夢渡りの灯』

    ここまで『夢渡りの灯』をお読みいただき、ありがとうございました。 この物語は、「夢」と「記憶」、そして「忘れること」の意味について考えながら書きました。 私たちは日々、たくさんのことを覚え、たくさんのことを忘れていきます。でも、心の奥底にある「大切なもの」は、形を変えてもどこかに残り続けるのかもしれません。 夢を忘れた少女と、夢を思い出した男。 ふたりの出会いは一夜の出来事でしたが、ほんのひとつの灯りが、誰かの闇を照らすことがある――そんな願いを込めました。 もし、皆さんの中にも、まだ思い出せない夢があるのなら、どうか焦らず、大切にしてください。 きっとその夢は、皆さんの中で灯をともす時を、静かに待っているはずです。 また、物語の森でお会いできますように。 ――心を込めて。

    『願いの値段』

    最後まで『願いの値段』を読んでくださり、ありがとうございました。 この物語は、「もしも大切なものと引き換えに願いが叶えられるとしたら、あなたは何を選びますか?」という問いから生まれました。 主人公のリオンは、目に見える世界を手に入れる代わりに、これから先の"記憶"という未来を差し出しました。 それはきっと、傍から見れば悲しい選択かもしれません。 けれど、彼自身は"今日"という日を選び、それを幸せだと感じられた。 その一瞬が、本物であれば、失われた未来にも意味があるのかもしれない――そんな思いを込めています。 皆さんがもし、黒猫の魔法屋の扉を開けることがあったなら。 願いの前に、どうか「今、自分が本当に守りたいものは何か」を、静かに問いかけてみてください。 またいつか、物語の世界でお会いできる日を楽しみにしています。 心からの感謝を込めて。