「今から殺し合いをしてもらいまーす!」
兄弟、姉妹、親友‥誰だろうが殺される。
最後に生き残る“ひつじ”はだぁれ?
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目次
【ひつじがいっぴき】
プロローグのような一話のような。
よくわからない一話です。
【エマ・パークティス】
「ん‥ パチッ 」
【コニー・ジェント】
「あ、エマ。大丈夫‥?」
【エマ・パークティス】
「んー‥!うん、平気!さーって、今日も今日とて学校に‥」
【ギルド・ガリレアン】
「‥」
【エマ・パークティス】
「‥って、ここどこ!?」
【コニー・ジェント】
「僕達もさっき起きたばかりでよくわからないんだけど‥部屋の扉は開かなかったよ。それに防音室だ。外に音が漏れないようになってる。」
【ギルド・ガリレアン】
「見ての通り部屋には俺達三人だけ。ベットに仕掛けはなし。床にも何もなし。壁のモニターはつかない‥が、わかってる事だ。」
【エマ・パークティス】
「なるほど‥んー、ここから出るにはどうしたらいいんだろうね‥」
【コニー・ジェント】
「ここ、自動ドアだからピッキング出来ないし‥扉壊してみようかな。」
【???】
「あーダメダメ、物壊すのダメー!」
【ギルド・ガリレアン】
「‥誰だよ、お前。」
【???】
「ボク?んー、名前は言えないんだけど‥まぁ、《《マスター》》とでも呼んでね!」
【コニー・ジェント】
「‥僕達がここにいる理由は?」
【マスター】
「知りたい?それはね‥“殺し合い”をしてもらうためでーす!」
【エマ・パークティス】
「殺し、合い‥?この三人で!?」
【マスター】
「いや?この組み合わせは適当に組んだだけだから関係ない!」
【エマ・パークティス】
「よ、よかった‥」
【マスター】
「今は殺し合いしないけど‥後でちゃんと知らない人でも殺してもらうから!」
【ギルド・ガリレアン】
「殺し合い、な。」
【マスター】
「何人もいる参加者の中で生き残れるのはたった一人!最後の一人になるまで殺し合いは続くよ!」
【エマ・パークティス】
「い、嫌だよ!知らない人でも、殺すのは嫌!」
【マスター】
「あーのーねー!そういう感情を持ち込んだ奴から死んでく訳!わかる?生き残りたいなら情を捨てろ!捨てれないなら死ね!」
【コニー・ジェント】
「‥エマとギル達とも、殺し合いするってことかな。」
【マスター】
「そうそう!いつかは敵になるよ!」
【エマ・パークティス】
「そんな‥、!」
【マスター】
「ん?なに?‥あ、全員準備が出来たのでお話終わりにしまーす!扉が開いたら外へ出てねー!バイバーイ!」
【エマ・パークティス】
「こ、殺し合いとかわかんないよ‥!」
【コニー・ジェント】
「エマ‥大丈夫。殺しとかしなくてもなんとか生き残れるし‥」
【ギルド・ガリレアン】
「無理だろ。」
【コニー・ジェント】
「ギル‥」
【ギルド・ガリレアン】
「生き残るのは“一人”だ。俺達だっていつかは敵になる。‥俺は、お前達を死なせたくない。」
--- ウィーン ---
--- 扉ガ開キマシタ。外ヘ出テクダサイ。 ---
【ひつじがにひき】
--- コツ‥コツ‥コツ‥ ---
【エマ・パークティス】
「‥廊下、長いね。」
【ギルド・ガリレアン】
「‥そうだな。」
--- ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ---
【コニー・ジェント】
「‥ねぇ、二人とも。」
【エマ・パークティス】
「?どうしたの?」
【コニー・ジェント】
「‥この先、殺し合いが始まる。そこでは見知らぬ他人、知り合い‥全員で殺し合う状況になるかもしれない。」
【ギルド・ガリレアン】
「‥そりゃ、なるだろうな。」
【コニー・ジェント】
「そんな時のお願いだ。‥もしも、参加者の中から誰かが死ななきゃいけなくなったら、迷わず僕を殺して欲しい。」
【エマ・パークティス】
「な、‥なにそれ‥!?」
【ギルド・ガリレアン】
「ッ、お前!んでそんな事言うんだよ!!」
【コニー・ジェント】
「僕は二人が自分の命より大切だ!そんな君達に死んでほしくない!」
【ギルド・ガリレアン】
「そんな事俺達も同じだ!!お前に死なれたかなんかない!!」
【エマ・パークティス】
「そうだよ!!誰か死ななきゃいけないなら、私が死ぬ!!」
【ギルド・ガリレアン】
「俺も死んでやる!!」
【コニー・ジェント】
「‥いや‥!‥はぁぁ、止められるとは思ってたけど、ここまで止められるとは思わなかったや‥」
【ギルド・ガリレアン】
「だからなぁ‥お前が死ぬなんて、誰も許さねぇよ。」
【エマ・パークティス】
「そうそう、誰よりも私が許さない!だってだって、皆で生き残る!でしょ!」
【コニー・ジェント】
「‥あぁ、‥皆で、ね。」
【ギルド・ガリレアン】
「‥はぁぁぁぁぁ、この|馬鹿《エマ》どうにかならねぇの?|保護者《コニー》さんよぉ‥」
【コニー・ジェント】
「あはは!無理だなぁそれは!エマはこうなったらいう事聞いてくれないから!」
【エマ・パークティス】
「そうだよそうだよ!言う事聞かないよ!」
【ギルド・ガリレアン】
「最悪だわこの親子!!」
【エマ・パークティス】
「え!私が親!?」
【ギルド・ガリレアン】
「お前は子の方だよバーカ!!」
【エマ・パークティス】
「馬鹿って言った方が馬鹿なんですけど!」
【ギルド・ガリレアン】
「小学生かよ!!」
【コニー・ジェント】
「 クスクス もう二人とも馬鹿みたい w 」
【ギルド・エマ】
「こいつと一緒にすんな! / ギルと一緒にしないで!」
【コニー・ジェント】
「あはははは!!」
--- ザザ‥ザザザ‥ ---
【マスター】
「ちょっとちょっと?今から殺し合いだってのに呑気にお喋りですかー?」
【ギルド・ガリレアン】
「はー‥別になんだっていいだろ。」
【マスター】
「まぁいいけどさぁ‥もうちょっと緊張感持ってくれない?一言も話してない三人組もあるしー」
【コニー・ジェント】
「‥そこ、相性悪いだけじゃ、」
【マスター】
「うるさいうるさーい!ここでは私がルールだよ!一回黙らっしゃい!」
【エマ・パークティス】
「‥子供みたい‥」
【マスター】
「そこのオレンジうるさい!‥もー、話が簡単に通じないの君達だけなんだけど!」
【ギルド・ガリレアン】
「知らねー知らねー」
【マスター】
「捻くれやがって‥はぁ、いい?ここの自動ドアの先‥ホールには他の参加者が待ってる。そこでまた会おう!では!」
--- ザザザ‥ ---
【エマ・パークティス】
「なんなのあいつ‥私の事オレンジ呼びしたし!」
【コニー・ジェント】
「間違ってはないけどね?」
【エマ・パークティス】
「そうだけどなんか腹立つの!」
【ギルド・ガリレアン】
「騒ぐな騒ぐな、行くぞ白髪と橙髪〜」
【エマ・パークティス】
「最悪すぎる!この黒髪!」
【コニー・ジェント】
「黒髪普通じゃない? w 」
--- ウィーン‥ ---
--- 青薔薇‥コニー・ジェント ---
--- 赤薔薇‥エマ・パークティス ---
--- 黄薔薇‥ギルド・ガリレアン ---
--- 薔薇認証・顔認証ガ完了シマシタ。 ---
--- 中二オ入リクダサイ。 ---
【マスター】
「 クスクス さーって、誰から死んでいくかな?」