スマイルキラーと呼ばれる伝説の殺し屋がいた
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目次
#彼の名
「なんでそんなに笑ってられんの?」
それが彼が発した言葉だった
「葉寝様。ここから動かないでくださいね?ぜったいですよ…?」
「はっ……はぁ………。」
バァン
「ひっ…。」
『娘は何処だっ?』
『何処にもいません!ボス!』
『うるせえ!探せ!』
バンバンバァン
銃声が響いている。
グジャ
人が倒れたようだ。
『ぐっ……。』
『お前は……。■■…。何故ここへ………?』
『決まってんじゃん?お前らを殺しに来たんだよ?んじゃぁね』
バンッ…
---
「ん…。珍しい夢を見たもんだな……。葉寝……。元気かな」
俺、|緋縅 綺拉《ひおどし きら》が呟く。
|葉寝《はね》というのは俺が幼い頃に救った|翼竜《よくりゅう》財閥のお嬢様、|翼竜葉寝《よくりゅうはね》嬢だ。
「って…。ヤベッ!遅刻する~」
---
学校にて
---
危なかった、初日から|学校《仕事》に遅刻するとこだった。激怖おじ執事に怒られるとこだったよ…。
「こんにちは。隣の席になった―
--- |翼竜葉寝《よくりゅうはね》 ---
よ。宜しくね♪貴方のお名前は?」
「俺は緋縅綺拉。宜しくね♪」
「ええ。宜しく」
ラッキー!|護衛対象《葉寝お嬢》が隣!
護りやすくて助かる~
『ピピッ』
『あっ。じいや!ありがとっす!隣の席』
『いえいえ。葉寝様のためならそれで良いんです。綺拉殿。お嬢様をどうぞお守りくださいませ。』
『いつでもこの|連絡手段《イヤホン》で連絡してね!』
『了解しました』
これから、俺の|学校生活《護衛生活》が始まる