編集者:豆大福
初投稿です!リゼロとヒロアカのクロスオーバー作品を加工と思います。
リゼロは原作最新まで、ヒロアカは最終巻まで読んでいます。ヒロアカは家にないので、かなり設定が怪しいです。
キャラ崩壊や誤字、脱字、日本語のおかしいところがあります。「この作品は苦手だな」「この作品は好きじゃないな」と思ったら迷わずやめてください。
それでもいいよ、っていう優しい人は読んでください!
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目次
リゼロifスバ4人がヒロアカ世界に転生する話1
キャラ崩壊、誤字脱字、日本語のおかしいところがあります。
それでもいいよ、っていう優しいはぜひ読んでください!
--- アヤマツ ---
炎の中で銀髪の少女に殺されて終わった。それなのに再び目が覚めたとき、頭の中に思い浮かんだ言葉は「混乱」だった。
ハッピーエンドだったとは言えない。だが、後悔はしていない。俺の人生について、俺はそう思っている。
小学校、中学校で調子にのって、高校デビューは大失敗。その後引きこもりになって、コンビニ帰りに異世界転移。異世界特典として与えられた能力は、死んだら時間が巻き戻る「死に戻り」。
87回死んで、「腸狩り」エルザと「魔獣使い」メイリィを仲間にし、「魔女教大罪司教傲慢担当」になった。あの銀髪の少女を王にするために魔女教を壊滅させた。一人殺そうとするたびに、俺は何百回、何千回と死んだ。とある騎士を殺し、とある騎士を洗脳し、剣聖の名誉を貶め、果てには王都を放火。
剣聖も、龍でさえも止められなかった最後の魔女教大罪司教、傲慢担当を殺した。これほどの名誉はない。これがエミリアを王にする方法だと思った。最後に、エミリアから「どうして」と言われた。
「どうして」、こんなことをしたのか。
「どうして」、こうなるしかなかったのか。
「どうして」、自分に殺されるためにここへきたのか。
全てに答えてあげたいが、残された時間はわずか。最期に、すべてを込めて「愛してる」といった。
そんなどうしようもない人生を送った俺が、なぜ生きているのか。死に戻りがあるから生きている事にはそこまで驚いていない。問題は、メイリィが死んだところでセーブされていたはずなのに、室内にいるというところだ。いや、まずは現状把握だ。何て言ったって、俺は「魔女教大罪司教傲慢担当」だ。魔女教というだけで死の危険が付きまとう。
まず、周りの音。「かわいい四つ子です!」「出産、おめでとうございます!」「安静にしていてください。お疲れさまでした。」などの声と、呼吸器の音。……いや、まさかな。
次は声。声をだそうとしたところで自分が泣きわめいていることに気づいた。……待ってくれ、そんなわけがない。
最後に視界。涙でわかりにくいが、やけに小さい自分のからだと、やけに大きい大人が周りに多数。呼吸器の音、周りの発言から察するに――
――……俺は所詮、「転生」したようだ。
--- オボレル ---
色褪せた世界のなかで、唯一色がついた薄紅の瞳に憎悪を浮かべた鬼に、殺してもらったはずだ。それなのに再び目が覚めたとき、頭の中に思い浮かんだ言葉は「絶望」だった。
ただ、恐怖から解放されたい。それだけだった。
3回目のループ、青い髪をした鬼の妹に拷問され、殺された。恐怖から4回目のループを禁書庫ですごし、出たときにはもう全てが手遅れだった。俺を拷問した青い鬼、レムは呪い殺されていた。知っていることを話せと言われても、話せば心臓に激痛が走る。
俺は逃げた。ただ、死ぬのが怖かった。もう誰も信用できなかった。憎悪に、憤怒に満ちた声が追いかけてきたこと、それが怖くて怖くてたまらなかった。
――「絶対に殺してやる」と、殺意を剥き出しにした声に、圧し掛かられた。恐怖が身を、心を支配しているのに、逃げたいのに、それに魂を鷲掴みにされて。
誰も信用できなかった。信用できないものには色がつかなかった。憤怒を、憎悪を目に滲ませた赤い鬼、ラムには確かに、「色」がついていた。
帝国最強の「ヴォラキアの青き雷光」セシルス・セグムントとカララギ最強の「礼賛者」ハリベルを味方に付け、現代知識をいかして「結社プレアデス」を作り上げた。嘘をついているか、ついていないかはわからない。だからコイントスで「裏」がでたらその人物を殺した。信用できたのは、色のついているベアトリス、エミリア、ラムだけだった。
白黒を無差別に殺して、殺して、殺して、殺して、殺して――いつしか俺は「粛清王」と呼ばれるようになっていた。
そんな残虐非道な行動が許されるはずもなく、剣聖が送り込まれてきた。必死に逃げた。みっともなく生に縋った。
そうして逃げているうちに、エミリアに会った。エミリアは俺に「一緒に死んであげる」といった。
――エミリアから色が消えた。だって、エミリアは俺を恨んでいるはずだ。直接的な被害だけでも、十二万人六千七百二人殺している俺を、許せないはずだ。そんなのはエミリアじゃない。エミリアは嘘をついている。信用できない。
もう信用できるのは、あの憎悪だけだ。
たどり着いた隠された部屋。俺にしか開けられない部屋。
憎悪だけを理由に俺を殺してくれる赤鬼の女は、血の色の微笑みをしていた。
それなのに、俺は生きている。なんで生きているのか。ラムは俺に憎悪を抱いているのではなかったのか。ラムも俺を裏切ったのか。もう、なにも信用できない。何にも色がつかない。
そんな考えをやめたのは確かな「違和感」を感じたからだ。滲んだ視界でわかりにくいが、周りにはおそらく医者と看護士。やけに小さい自分。そして、自分とよく似た3人の子供。否が応でも理解した。
――ああ、俺は転生してしまったのだ、と。
--- カサネル ---
白と黒だけで構成された魔女に、契約を破棄された。契約を破棄された俺はもうなにもできない。絶望したまま、自殺した。セーブ地点ではない場所で目を覚まし、頭の中に思い浮かんだ言葉は「歓喜」だった。
詰みなのだと思った。屋敷にはエルザとメイリィ。聖域の試練をエミリアが突破しなければならない。エミリアは試練を突破できない。ガーフィールは魔女の残り香を敏感に察知し、場合によっては殺される。大兎は無限に思えるほど涌き出て、放置していては食い殺される。ロズワールは戻っていることを理解し、敵対してくる。そんな中でエキドナから持ちかけられた「契約」はとても魅力的だった。
何度も、何度も、何度も死んだ。何百、何千、何万、何億繰り返し、絶望した。もはや、人の気持ちを考えている暇はなかった。どうでもよかった、生きてさえいれば。
腹を裂かれて死ぬことに比べたら、呪い殺されることに比べたら、両手両足をねじられ、命尽きることに比べたら、三大魔獣の脅威を前に人々の記憶から消えることに比べたら、ゴミのように切り捨てられることに比べたら、目を抉られて殺されることに比べたら、魔獣に食い殺されることに比べたら、どうでもよかった。
そうして人の気持ちを、自分の命を軽視した結果、すべてが変わってしまった。
友人のオットーは離れていき、仲良くなれたかもしれないガーフィールは俺を憎み、ラムは軽口をたたくことがなくなり、エミリアは俺の指示を常に待ち、ロズワールは俺に敬語を使い、エルザとは協力関係、フェルトを失ったラインハルトはいつもどこか寂しげで、ベアトリスは精神が崩壊してしまった。唯一変わっていないのはペトラくらいだ。
ある日、エキドナも変わってしまった。
いつもどおり、「笑え、俺。でなきゃ、死ね」。そう自分に声をかけ、鏡の前で笑顔を作る練習をする。いつもどおり、エキドナとの茶会を済ませ、みんなに挨拶。そうしていつもどおり、日常が過ぎていくと思っていた。
鏡の前での笑顔の練習まではいつも通りだった。異変は、エキドナとの茶会がなくなったことだ。何度もペンダントに呼び掛けたが、返答はない。エキドナとの繋がりが感じられなかった。
「契約が破棄された」。その事を理解した瞬間、俺は自殺した。ただ、エキドナに契約を破棄される前に戻りたかった。エミリアを王にできない。レムが目覚めていない。それなのに、諦められるはずがなかった。
戻った。契約はすでに破棄された後だった。もう生きる意味が感じられなかった。
そして、俺は自殺した。初めてだった。誰かを救うため、前に戻るために死ぬのではなく、「死ぬため」に死ぬのは。
目が覚めた。やはり死ねなかったか、静かに絶望したが、すぐその感情は歓喜に変わった。セーブ地点ではなかったからだ。周りの状況を一通り把握した。大声で泣きわめく俺と俺に似た3人の子供、呼吸器の音、動物の頭をした医者と手から紙吹雪を出す看護士――待て待て。俺は錯乱しているようだ。もう一度確認しよう。大声で泣きわめく俺と俺に似た3人の子供、呼吸器の音、「動物の頭をした医者と手から紙吹雪を出す看護士」。
……俺は転生したようだ。それも、日本と同レベルかそれより少し上の科学力をもった、異世界に。
--- ツギハグ ---
剣聖は殺せないのだと悟った。なので剣聖以外のナツキスバルを知っている人間を一通り殺し、本を読見終わった俺は、最後に黒髪のさそりを殺し、本を読む。「ナツキスバル」を取り戻せたと思った俺は、塔から飛び下りて死んだ。再び目が覚めたときに頭の中に思い浮かんだ言葉は「安堵」だった。
ナツキスバルを取り戻して、みんなを救う。これが俺の目的だった。
コンビニから出たら美少女と美幼女、美女、イケメンに囲まれていた。周りの人から聞くに、どうやら俺は記憶喪失のようだった。「ナツキスバル」は英雄で、みんなを元気付けて、全員救える。そんな存在らしい。それなら、ここにいる全員を、俺を、救ってくれるのでは、と思った。
塔の外には十メートル以上はあるだろうミミズの化物がいて、中にいたら螺旋階段から落ちて死ぬほか、影が追ってくる。そんな無理ゲーを、ナツキスバルならなんとかできるかもしれない。
ここには、死んだ人間の記憶を読める死者の書がある。ナツキスバルを知っている人間を殺し、その人間の死者の書を読めば、ナツキスバルがわかる。ナツキスバルの記憶を全て取り戻したら、俺、菜月昴は消える。ナツキスバルならこんな極悪人が発生する前に戻れるはずだ。
シャウラと塔の中の人間を全員殺した。死者の書を読んでナツキスバルの記憶をツギハギ、ツギハギ、形作っていく。ツギハギ、ツギハギ、整形していく。ツギハギ、ツギハギ、色づけていく。ツギハギ、ツギハギ、ツギハギして、完成へと近付けていく。
――ストレスから髪は白髪に、自傷行為で頭に傷がつき、左目は濁って見えなくなった。死者の書で読んだ者たちの幻覚も見えるようになった。俺は狂ってしまったのだろう。
水門都市プリステラの水門を開け、多くを溺死させた。生き残ったものはシャウラに殺してもらった。死んだものの名前を探し、その本を読む。その繰り返し。ツギハギ、ツギハギ、形作っていく。ツギハギ、ツギハギ、整形していく。ツギハギ、ツギハギ、色づけていく。ツギハギ、ツギハギ、ツギハギして、完成へと近付けていく。
――プリステラの人々の記憶には、ナツキスバルの記憶が色濃く残っていた。特にスピーチの記憶からはナツキスバルをかなり取り戻せた。しかし、結婚式の記憶から、最悪なことを知ってしまった。「剣聖は殺せない」ということだ。不死鳥の加護というらしい。俺は計画を変え、剣聖以外を全員殺してからシャウラを殺し、死に戻りすることにした。
長い作業がやっと終わった。剣聖以外のナツキスバルの知り合いを全員殺した。最後に俺が死に戻りしたら、次はこのからだにナツキスバルが宿っているだろう。
「みんなを、俺を救ってくれ」。そう願いながら、塔の上から飛び下りた。
目が覚めた。こんな場所に見覚えはない。俺は安堵した。エミリアたちは無事戻ってきたナツキスバルに救われたのだろう。そして、自分は小さく、周りは出産がどうのこうのいっている。つまり――
――俺は転生できたのだ、と。
読んでくれた人はありがとうございます!
こんな駄文ですが、これからも書いていこうと思います。