25歳の「奥村 楓」は友達がどんどん結婚していき、焦った楓は恐ろしいほど当たるマッチングアプリ(婚活)をはじめる。
そこで出会ったのはまさかの「推し」だった
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目次
相性100%が「推し」だった
あらすじ
奥村楓は彼氏いない歴=十年にもなる。
楓は推し活ばかりしていた。
そろそろアラサーかぁ…いや結婚しなきゃじゃん!!
と婚活を始める。
パートナーとしてそこに現れた人がまさかの!?!?
いや、なんで!?!?!?
私の名前は奥村楓
元々子役をしていた
が、
肩に届くかどうかの髪の長さに度のない丸眼鏡
そう…陰キャだ!
でもいいんだ…推しがいるから幸せだからいい
わたしはホーム画面の推しの写真を見た
Ster light's の 織山零くん が爽やかに笑っている
ピロンとLINEの着信音がした。
送信者は親友で最後の独身(私も独身)の絵里香だ。
彼氏とうまくいっているのかな?
『結婚することになったぁー! \(≧▽≦)/』
やばい…婚活しよう
今更だが私は焦っていたのである
--- 1 ---
私は噂の相性が100%あたるマッチングアプリを開いた。
『ニックネームはなににする?』
楓 でいいか
『好きなタイプは?』
なるほど、こーゆー感じか
数時間後
『マッチング相手が出たよ!相性は何と100%!』
うわ…ほんとにでるんだ
あいてのなまえは…
『れい』
「れい」さんかー推しの名前に似てるなー
「れい」さんからメッセージが届きました
『明日遊べませんか』
私の青春取り戻せるチャーンス!
ちなみに25歳です
--- 2 ---
今日は何もかも決めてきた。
はたからみたら芸能人に見えているかもしれない
いや、元芸能人だが
「れい」さんはまだかな
「あのーもしかして「楓」さんですか?」
「あっはい!楓です!あなたが「れい」さんですか?」
そう言って彼の姿を見る
サングラスで隠されているが、大きな瞳に毛穴のない肌。
黒の髪で爽やかな好青年に見える。
まちがいない…織山零くんだ…
なんでここに!?
わたしはかたまることしかできなかった
「れい(織山零)」は私の様子を見て不思議そうに頭をかしげていた