2434の方々がibの世界にいる話。
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目次
冒頭
卒業済みライバーあり
名前を隠してないです
キャラ崩壊
加 「イブラヒムさんは、美術館初めてですよね。」
イ 「そうだね。」
加 「あ、私が前に渡した白いハンカチーフ、忘れないでくださいね。」
イ 「はーい。」
加 「今日はゲルテナという方の美術品が飾られているみたいです。」
夢 「へー。そうなんだ~」
加 「夢追さんには話していたと思うのですが…。」
夢 「一応だよ!?」
イ 「へぇ〜。あ、先に見ててもいい?」
加 「え?本当は、一緒に見たかったのですが…。いいですか?美術館の中では静かにするんですよ?まぁ、イブラヒムさんなら大丈夫だと思いますが。」
夢 「ハヤトは本当にイブラヒムに過保護だなぁ。」
イ 「いってきま~す」
絵を見ている。
イ 「えっと?融解…なんて読むんだ?」
イ 「わぁ。深海の...セ?深海の世?わからないな。」
子供 「ママァ!!!!!!猫だァ!!!!!!!!猫がいる!!!!!!!」(パッション)
親 「わかったから、静かにしなさい!」
イ 「あ、ホントだ。猫だ。」
黛 「………」
イ (なんの絵を見ているんだろう…。)
イ 「あ、三階まであるんだ。行ってみよ。」
【???の世界】
イ 「えっと?」
チカチカ
イ 「わっ、停電かな?とりあえず、社長のところに戻るか。」
階段降りる
イ 「え、誰もいない?」
イ 「下の階に降りよう。」
イ 「誰もいない…外は?」
イ 「…開かない。窓とかは、」
ベチャッ
イ 「わぁぁっ!!え、絵の具?だよ…ね?」
イ 「さっきの絵のところ戻ろう。」
スッ(人影)
イ 「え?」
ダンダンダン
イ 「わっ!!ちょっと、窓叩かないでよ。」
にゃぁ~
イ 「あ、かわいい。もう一回鳴かないかなぁ」
イ 「じゃなくって…って、こんな絵の具あったっけ?」
お い で よ イ ブ ラ ヒ ム
イ 「うわぁ、個人情報の漏洩だ」
ひみつのばしょをおしえてあげる。
イ 「いいよ別に。でも、社長探すために行ってみるか。」
イ 「え、深海のなんかの中に入れと?」
イ 「…一か八かだ。」ドボン
ここまで読んでいただきありがとうございました
異次元の美術館?
イ 「青いな。」
イ 「赤い海と青い海?と、変な魚の絵。と、薔薇?」
イ 「取んないと動かないし…。なんでか知らないけど。取るか。」
イ 「あ、ドア開いた。」
イ 「うわぁ。この人、絶対にカギ取ったら襲ってくるよ。髪の毛ブロックしてくるよ。」
鍵を手に入れた
イ 「…顔が変わった…だけ?」
イ 「まぁ、外でるか…。」
かえせかえせかえせかえせかえせかえせかえせかえせ
イ 「返すよ、そんなに言うなら!!」花瓶に薔薇をいける
イ 「え、返せないんだけど。」
か え せ
イ 「いいや、次の部屋行こう。」
ガチャッ
イ 「わ。虫の絵ばっかり。って、本当の虫いるし…。」
ア 「ぼく、アリ。ぼく、え、だいすき。ぼくのえ、みたいけど、ちょっととおいところにある」
イ 「じゃあ、取ってくるか。ん?なんでアリと喋れたんだろう?」
はしにちゅうい
イ 「これは、一休さん的な?」
ばっ(手。)
イ 「わぁァっっ!!!だからはしにちゅういか。」
イ 「アリの絵見つけた。外して、アリに見せに行こ。」
ア 「あ、ぼくのえ、やっぱりかっこいい、うっとり。」
イ 「え、それだけ?もっとなんかないの?カギくれるとか?」
イ 「あ、あの部屋に行く必要があるのか。」
がちゃっ
イ 「穴あいてるけど…。アリの絵おこっ。」
イ 「あ、カギ見つけた。拾って…。」
無 ガタッ
イ 「えっ?」
無 追ってくる
イ 「ちょ、ま、ええ!??」
ビリッ
イ 「あ、アリの絵破けちゃった。」
がちゃっ
ア 「ぼくのえ、どうなった?」
イ 「…知らないことがいいこともあるからね。」
緑の鍵を使った
ガチャッ
イ 「なんか猫みたいな部屋。2つドアあるけど、右から行くか。」
ガチャッ ガチャガチャ
イ 「うーん。何もないなぁ。あ!魚…?の尻尾かな?届かない…。」
イ 「椅子、椅子…。あ。あった。これを運んで…」
カツカツカツカツカツ
イ 「うわっ!!逃げた?なんで?」
椅 「ゔぅぅぅ」
イ 「あ、片足ヒールがない。探すか。確か…。」
イ 「やっぱり、この段ボールにあった。ほら、」
椅 ぴょん ちょこちょこ(ついてくる)
イ 「そこで止まってくれる?」
椅 ぴたっ
イ 「上のるね。よいしょっ」
イ 「これで、魚の尻尾手に入れた。」
イ 「ありがと。」
椅 カツカツ(歩き回る。)
イ 「あとは、左の部屋かな?」
ガチャッ
棒 かくれんぼする?
イ 「する〜」
バッ
イ 「あ、ボタン押すのかな?ここだ。」
シャッ ベチャッ(赤い手)
イ 「うわぁぁ!!!えっと、じゃあこっち?」
シャッ ガブッ
イ 「痛っ。花びらちぎられただけなのに…?」
イ 「ここかな?」
シャッ ずぅぅぅん(照明が落ちる)
イ 「わ!!暗い、え、どこ?」
証明が戻る
イ 「あとは、ここかな?」
シャッ
イ 「…なんで俺が倒れてる絵があるの?」
イ 「ま、じゃあ次。」
シャッ
棒 見つかった。ご褒美あげる
カラン
イ 「あ、魚の頭だ。くっつけて、魚のオブジェになった。」
イ 「これをここの穴に入れればいいのかな?」
にゃ〜ニャオンにゃぁん
イ 「うわ、懐かれてないよこれ」
次の部屋へ向かう
中途半端ですがここまで!
読んでいただきありがとうございました!!
嘘つき
イ 「また変な部屋だ。」
絵 プッ
イ 「あ、こいつ唾吐きやがったな(●`ε´●)」
イ 「とりあえず、色々見て回ろう。」
猛唇注意
イ 「もうくちびる?何だ?」
忘れた頃に…
イ 「??」
イ 「とりあえず進むか。」
イ 「あ、ネジがある。巻いてみよ。」
カチッカチッ
イ 「?」
イ 「別のところにも行ってみるか。」
イ 「うわっ、人形吊るされてるじゃん。」
イ 「あれ?この人形だけ低くない?」
ボトッ
イ 「うわっ!人形が落ちた。あ、ネジだ。」
カチッカチッ
イ 「??本当に何が起こってるんだろう?」
嘘つきたちの部屋
イ 「嘘つきたち?とりあえず入ってみるか。」
白い服の人が言っていることは本当だよ
黄に同意!!
Cの4。そこが正しい場所だよ。
Fの6そこが本当の場所さ
緑の服に賛成
Bの2が正しい場所だよ。
イ 「え、どこが正しいんだ?」
イ 「嘘つきたちってことは、本当のことを行っているのは一人?じゃあ、茶の服の人?」
ガチャッ
イ 「Bの2…。あ、タイルがはがせる。って、またネジ?何なんだろう…。」
カチッカチッ
ドンガラガッシャーン
イ 「何!?」
ガチャッ
嘘つき
嘘つき
嘘つき!
嘘つき
嘘つきですねぇ
イ 「絵が…。」
イ 「他のところ見て、変化ないか確認しよ」
イ 「ゼンマイ仕掛けの植物に木の実がなってる!!もらいます。」
バッ(手)
イ 「わっ!!これのことか!」
唇 「おい、おまえ、くいものよこせ。」
イ 「この木の実でいい?」
もぐもぐ
唇 「これうまい、お前気に入った、俺の口の中くぐっていけ」
イ 「あ、どうも~」
イ 「って、最初っから物騒な絵だな!ギロチンじゃん。」
イ 「だんだん上がっていって?落ちるタイプ?」
ガシャン
イ 「やっぱり!!」
イ 「あ、上がった。下降りよう。」
イ 「わぁ〜いろんな絵があるな。息吹?大きい絵だな。」
イ 「ここまで一人だけど、他の人はどこにいるんだろう。社長とか…。」
イ 「いいや、隣の部屋行こう。」
イ 「『あ』美術館にあったやつみたいだ。こっちは『うん』」
イ 「心の傷?ホ◯イトハッ◯ーみたいだな。」
イ 「あ、この隠し方だとホワイトハッカーにもなるのか。」
イ 「『赤い服の女』?たしか美術館にあった…」
ガシャン ふふふふっ
イ 「追っかけてくる!!無個性以来だよ!!!もう!!」
ガシャンガシャン
イ 「開かない!?あ、カギ!!」
ガチャッ
イ 「ふう…。」
ドンドンドン
イ 「うわっ!!!あ、開けられないんだ。」
イ 「ん?絵本?読んでみよ。」
あのガレッド・デ・ロアのやつ
イ 「…グロっ」
ガチャッ
イ 「あ、カギかかってたんだ。」
次の部屋に進む
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
新たな迷い人
短い
イ 「ん?永遠の恵み?薔薇活けてみるか。」
イ 「なんか、体が軽くなった?薔薇がライフってこと?」
イ 「右の部屋行ってみよ。」
ガチャッ
イ 「うわぁぁ!!!人が、倒れてる!!あ、えっと、」
イ 「あれ?鍵持ってる・・・?」
イ 「…お借りします。」
ガチャッ(左の部屋)
イ 「花びらが、あの人の薔薇?」
ガチャッ
イ 「うーん、どこにあるんだ?」
青 うふふふふ
イ 「また出た!外に出よう!」
ガチャッ
イ 「これで平気か?」
ガシャン
イ 「窓割って来た!!じゃ、じゃあ部屋戻らないと。」
ガチャッ
イ 「あ、薔薇あった。」
イ 「…いくぞっ。」
だッ
ガチャッ
イ 「はぁ…はぁ…。と、とりあえず薔薇活けて…。」
イ 「あの人のところ戻ろう。」
がちゃっ
イ 「おーい。大丈夫ですか〜?」
イ (青いメッシュだ。きれいな人だな。)←お前もな。
黛 「ん…痛く…なくなった?」
イ 「あの、」
黛 「!!誰?…って、美術館にいた人?」
イ 「そ。俺はイブラヒム。」
黛 「俺は黛灰。どーぞよろしく。」
黛 「で、ここまで何があったの?」
イ 「えっと…。」
話す
黛 「そ。俺の方も同じ感じだよ。」
黛 「ま、イブラヒム一人じゃ危険そうだし、一緒に行こ。」
イ 「うん。」
プッ(唾吐く)
黛 「!!!俺のことはいい!先にいけ!!」
イ 「まゆ先輩!!!!」
ここまで読んでいただきありがとうございました
お花…
『???な絵画』
イ 「?」
黛 「ああ、これは抽象的な絵画だって。」
イ 「抽象的?」
黛 「具体性にかけるってこと。…ドアの前になんかいるね。」
イ 「あ、ホントだ。」
黛 「どかせるかな。くっ…」
黛 「俺じゃ力不足みたいだ。」
イ 「え、じゃあ出られない?」
黛 「そうだね。」
イ 「どうしたら…。」
がたん
イ 「ん?段ボール?」
黛 「なるほど、こうして…。」
無個性の下に段ボールを敷く
黛 「これで動かせる。」
イ 「おお。」
がちゃっ
イ 「うわっ!手が動いてる!!」
黛 「…そうだね。」
イ 「とりあえず先に行こう。」
イ 「あ、この子可愛い。」
黛 「ほんとだ。けど、一応気をつけてね。」
イ 「そうだね…。あ、あの部屋入れる。」
がちゃっ
『ティーポットの主張を聞け。』
黛 「なんで命令されなくちゃいけないの?」
『え?』
黛 「頼むなら敬語くらい使ったら?」
イ 「まーまー。一旦謎とこ?」
黛 「そーだね。」
イ 「えっと?直線に動く、ぶつかるまで止まらない。」
黛 「なるほど。つまりこうして…。」
イ 「まゆ先輩わかったの?」
黛 「まぁね。でも、イブラヒムが解いてみたら?」
イ 「うん。えっと…。」
カチャッ カチャン
イ 「こうして…こうして…こう!」
カラン
イ 「うえあっ、青い紅茶?緑の紅茶?」
黛 「実際のそういう紅茶があるんだって。」
イ 「へぇ…。あ、さっきの猫!」
黛 「えっと…針猫?はりねこって読むのかな?しんびょうって読むのかな?」
イ 「はりねこでいいんじゃない?」
黛 「そうだね。」
イ 「あとは…。こっち行ってみよう!」
パチパチパチっ(おめめ)
イ 「わあぁぁあぁぁ!!!!!!」
黛 「!!!…ちょっと……ほんとに…。」
イ 「あれ?このコだけ目充血してない?」
黛 「そうだね。目薬とかがあればいいけど。」
イ 「あ、さっき猫がいた部屋!」
がちゃっ
イ 「目薬ないね。」
黛 「そうだね。あと、もう一部屋あったと思うけど…。」
イ 「じゃあそこ行ってみよう。」
がちゃっ
イ 「椅子が邪魔。」
黛 「ここも謎解きみたいだね。」
イ 「うーん。こう動かすのかな?」
ガタッ
イ 「あ、ついた。」
黛 「イブラヒムすごいね。」
イ 「ありがとう〜。あ、目薬だ。」
黛 「じゃあ、部屋から出るか。」
がちゃっ
イ 「さっきの目に注してあげよう」
黛 「正直あそこに行きたくはないけど…。」
目 じー(イブラヒムを見る)
イ 「はい。目薬。」
目 パチッうるうる〜 バッ
イ 「わっ動いた?」
黛 「いや、ここにいるよ。」
イ 「まゆ先輩!?」
黛 「ほら。」
イ 「うん。あ、隠し通路だ。」
黛 「あったはいいけど、177のイブラヒムと178の俺が入れるの?」
イ 「確かに…。でも、一応行ってみる。」
ギイッ
イ 「…?赤い玉?」
ギイッ
黛 「どうだった?」
イ 「赤いガラス玉があった。」
黛 「あれじゃない?蛇の目」
イ 「ああ!!それだ。」
カチッ ガタン
イ 「うわっ。額縁が落ちた。えっと?」
『ドクロの左手に』
イ 「ドクロ…?」
黛 「さっきの猫がいた部屋じゃない?」
イ 「それだ。行ってみよう。」
がちゃっ
イ 「あ、あのカラフルなドクロか。」
黛 「左手に、指輪?なんでこんなところにあるんだろう。」
イ 「指輪といえば…。」
ダッ
イ 「ここだ。左手の薬指に…。」
黛 「なるほど。結婚指輪なんだね。」
バサッ
イ 「ブーケくれた。どうすればいいんだろう?」
黛 「今後使うかもね。」
イ 「あと、どこか行けそうなところ…。」
目薬の部屋までつく。
イ 「あ、こっち側行ってない。」
青い絵 「えへへ。おはな。いいなぁ。」
イ 「え、きもっ」
黛 「きもっは言いすぎでしょ。」
青い絵 「お花頂戴?」
イ 「そしたらどうするの?」
青い絵 「こことおすよ。」
イ 「じゃぁ、ブーケ上げる。」
青い絵 「えへへ。いい匂い。それじゃあ。いただきます。」
イ 「oh…。」
青い絵 「約束通り、ここ通す。」
イ 「あ、ドアになった。」
黛 「入りたくはないけど、進むには入るしかないか。」
ガチャッ
イ 「うわぁ!!マネキンが!!」
黛 「並べる必要なくない?こんなに。」
イ 「早く出ちゃおう!!」
黛 「そうだね。」
ここまで読んでいただきありがとうございました
とある虚空
イ 「わぁ。広いところに出た。」
黛 「イブラヒム気をつけてね。あの服の女追いかけてくるから。」
イ 「うん。」
時の番人
花びら一枚ください。そしたら、あなたが危険なとき助けます。
イ 「え?」
黛 「俺は残念だけど信用できないから無理。」
イ 「俺は…ちょっと、考えさせて。」
時の番人 残念
イ 「他にも色々あるみたいだね。」
黛 「ちょっと見てみる?」
イ 「うん。…あ。なんか落ちてる。」
黛 「球体?何に使うんだろう。」
イ 「うーん。」
パリン うふっ
イ 「ウワァァァァ!!!出たぁぁ!!」
黄服の女 (失礼ね!!)
黛 「イブラヒム!ここのへやに入れる!!」
イ 「わかった!!」
ガチャン
イ 「はぁ…はぁ…疲れた。」
黛 「ね。」
イ 「ん?張り紙?」
『美術品の破壊禁止。』
イ 「…当たり前じゃね??」
黛 「もう一度、外出て色々探すか。」
イ 「うん。」
ガチャッ
イ 「隣の部屋って何がある…開かない」
黛 「絵の中にパスワードヒントがあるって。」
イ 「え、…そんな人目につくところにあっちゃだめでしょ。」
黛 「そうだね。」
イ 「よし。探すか。」
貴婦人 「困ったわねぇ。」
イ 「どうしたんですか?」
貴婦人 「ランプが暗くて見にくいの。」
黛 「なにか、代わりのものがあったらいいけど…。」
イ 「うーん。あ、そういえば四桁の数字知らない?」
貴婦人 「わからないわ。ごめんなさいね。」
イ 「いえ、こちらこそ、」
黛 「別の絵も見てみるか。」
イ 「あ、これって美術館にあったやつ?」
黛 「そうだね。よく見てみる?」
イ 「うん。あ、四桁数字だ!9652?」
黛 「吊るされてるから逆から見るんじゃない?」
イ 「つまり、2569だ!」
男 ニヤッ
イ 「わっ!!笑った?」
黛 「わらってたね。」
イ 「、一旦パスワード入れ行こう。」
カチッカチッ
イ 「これで、」
ガチャッ
イ 「よし。開いてる。」
黛 「魚の置物だね。さっきの球体とくっつくみたい。」
イ 「魚のランプになった。」
黛 「チョウチンアンコウがモデルみたいだね。」
イ 「さっきの人に渡せるかも。」
黛 「そうだね。」
マネキン ジッ
黛 「!!!」
イ 「え、なんでこんなところに、」
黛 蹴りの体制に入る
イ 「だめ!まゆ先輩の足が痛くなっちゃう!!」
黛 「…そうだね。こいつは後に痛めつけることにするよ。」
イ 「後で痛めつけはするんだ…。」
黛 「とりあえず、さっきの人?絵にランプ渡しに行けば?」
イ 「わかった。」
ガチャッ
貴婦人 「うーん。」
イ 「あの、ランプ見つけました!!」
貴婦人 「え!?じゃあ、もしよろしければだけれど、そこの象のランプと交換してくれないかしら?」
イ 「いいよ〜」
貴婦人 「まぁ!とても嬉しいわ!」
黛 「けど、俺達がこんなに大きいのもらっていいの?」
貴婦人 「いいのよ!私は新聞が読めればそれでいいわ。」
イ 「すごっ。」
黛 「一応、本物の金じゃないみたいだから」
イ 「よかった。」
バッ
その大きくてきれいな金の象!私の鳥と交換してくれないだろうか!
イ 「どうする?」
黛 「いいんじゃない?ここにおいておくよ。で、鳥もらうね。」
パッ
ありがとう。ああ、なんと美しいことだろう。
イ (本物じゃないんだけど…。)
黛 「鳥か。何に使うんだろう。」
イ 「さっきの鳥かごにいれるとか?」
黛 「まぁ、やってみるか。」
ガシャン!!!!
黛 「そんなに重かったっけ?」
イ 「あ、そういえば、一作品見てない絵があった。」
黛 「え?」
イ 「これ…やっぱりなんか怖いな。」
黛 「『虚空を見つめる女』か。」
イ 「…知り合いに虚空教の教祖様がいるんだよね。」
黛 「俺も、その人知ってるよ。」
イ 「まぁ、同じ町に住んでるし…。」
黛 「そうだね。じゃあ、さっきのところ行こう。」
イ 「うん。」
ガチャッ
イ 「あ、鍵がある。…。」
黛 「イブラヒムどうした?」
イ 「知り合いの絵が、」
黛 「え、イブラヒム。ハヤ…、ううん。この人たち知ってるの?」
イ 「うん。美術館につれてきてもらった。」
黛 「そうなんだ。」
イ 「二人はどこにいるかなぁ?」
黛 「大丈夫だよ。きっとどこかにいるから。」
きぃっがちゃん
イ 「?とりあえず、外に出よう。」
ダン
イ 「開かない?」
黛 「あの扉、カギなんてなかった…。」
ドン!ドン!ドン!
イ 「な!何!?」
黛 「イブラヒム気を付けて!!」
バキッ うぅぅぅぅ
イ 「出た!!青服!!」
黛 「あの穴から出られるよ!!」
イ 「うん!!」
ダッ
黛 「さっきのカギ、あのドアで使えるから!あそこまで急ごう!!」
ダッ
虚空 うぅぅぅぅうぅうぅうぅぅ
イ 「なんで追いかけてくるの!!!」
黛 「くっ、このマネキンどかせば近道になるからどかすよ!」
ドン パリィン
イ 「あ、」
黛 「急ごう!」
ガチャン
タッタッタッ
イ 「ハァ…ハァ…」
黛 「こ、ここまでくれば大丈夫でしょ、」
イ 「う、ん」
黛 「先にって、イブラヒム大丈夫?顔色悪いよ?」
イ バタッ
黛 「!!?イブラヒム!!!」
夢のセカイ
イ 「ん?ここは…。あ!!薔薇がない!!」
イ 「マネキン、目玉、気持ち悪い…。」
夢 「イブラヒム〜!!どこ行ったの〜!!早くしないと追いつかれちゃうよ〜!!」
イ 「あ、」
夢 「どうしよう、こんなに探したのにどこにもいない…。」
イ 「いなくなっちゃった…。」
イ 「薔薇、あ!あった!!」
ペチャっ
イ 「溶けた…。どうしよう…。」
加 「イブラヒムさん!!どこですか!!どうしましょう、このままでは帰れません…。」
イ 「社長まで、」
ダッ
女たち ふふふふっ
イ 「早く、見つけないと、」
イ 「えっ、二人…とも?」
イ 「っっっ、」ダッ
この先出口です
イ 「早く帰らないと!」
虚空 うぅぅぅうぅぅう
イ 「はっ」
黛 「あ、よかった。目が覚めた?」
イ 「うん。」
黛 「気分はどう?」
イ 「怖い夢見た…。」
黛 「無理もない…か。あんな目にあったらね。」
イ 「……。」
黛 「イブラヒム。ポケット見てみ?」
イ 「あめ?」
黛 「いちご味の飴。俺刺激物食べられないから。」
イ 「ありがと。」
黛 「あ、イブラヒムの薔薇は活けてあるから。」
イ 「うん。」
イ カーディガン拾う。
黛 「あ、拾ってくれたの?ありがと。」
イ 「まゆ先輩って、なんでメッシュ?インナーカラー?入れてるの?」
黛 「インナーカラーね。これは生まれつきだよ。」
イ 「美術館一人できたの?」
黛 「うーん。本当は友達と来る予定だったんだけど、うるさかったから置いてきた。」
イ 「え?」
黛 「イブラヒムっていくつなの?」
イ 「俺は25歳だよ」
黛 「え、俺より年上じゃん。年下だと思った。」
イ 「え〜若見えじゃん。」
黛 「そうだね。」
イ 「それじゃあ、そろそろ行く?」
黛 「体調は大丈夫?」
イ 「大丈夫だよ。」
黛 「そっか。じゃあ行こう。」
イ 「さっきっから思ってたけど、壁の色めっちゃ変わるね。」
黛 「そうだね。」
イ 「あ、ミルクパズルだ。」
黛 「知ってるの?」
イ 「一応。」
黛 「ミルクパズル、俺は好きだけど、嫌いな人って多いよね。」
イ 「絵がないからね。」
黛 「また謎解き的な場所だね。」
イ 「ぽ◯も◯みたいな?」
黛 「そうだね、が正しいのか?」
イ 「とりあえず、どういう謎なんだろう。」
黛 「ボタンがあって片方が沈んでもう片方が出てくるやつだね。」
イ 「つまり?こう行って、こう行って、こう?」
黛 「あと、ここだね。」
イ 「えっと、こうか?」
黛 「たぶんね。」
イ 「よし。これで出られた。」
黛 「また鏡があるよ」
イ 「ほんとだ。」
黛 「できることならもう見たくはなかったけど…。」
イ 「あ、本棚もあるみたいだね。えっと?」
パタン
黛 「イブラヒムには早いよ。」
イ 「え?」
黛 「とりあえずこの部屋に入ってみよう。」
イ 「うん。」
決別
イ 「なんか、嫌な絵。」
黛 「だね。」
バツン(停電)
イ 「うわぁぁぁぁあ!!!」
黛 「急に電気が?イブラヒム、いる?」
イ 「いるよ〜」
黛 「じゃあ、そこにいてね。」
イ 「けど、暗いな…。」
黛 「そういえば不破くんからライター借りてたんだった。」
イ 「え?」
カチッ ぼぅ
お客様にご案内いたします。当館では火気厳禁となっております。万が一スタッフが発見した場合
黛 「…なに、これ」
イ 「床が文字だらけ。」
黛 「もういいや。出よう。」
イ 「うん。」
がちゃっ
イ 「うわあぁあ!!血?」
黛 「絵の具だよ…多分。」
イ 「ていうか、うわあの関連が上顎何だけど。」
黛 「スマホ使えるんだ。」
イ 「使えない。」
黛 「え?」
イ 「って、また像がいる。」
黛 「とりあえず、段ボール使ってどかすね。」
イ 「おお。」
黛 「どかしたけど、あんなところにドアってあったっけ?」
イ 「たしかに?まぁ、行ってみよう。」
新たな迷ゐ人
叶 「うわっ」
イ 「わっ」ドサッ
黛 「イブラヒム大丈夫?」
イ 「俺は平気。けど、」
叶 「誰?」
黛 「俺達は美術館にいたらここにつれてこられた。そっちは?」
叶 「僕も同じ感じだよ。僕は叶よろしくね。」
イ 「俺はイブラヒム。」
黛 「俺は黛灰どーぞよろしく。」
叶 「よろしくね。イブくん、まゆゆ。」
イ 「よろしく。」
黛 「とりあえず、早く出口を見つけよう。」
イ 「おー!」
イ 「そういえば、叶さんの薔薇って何色なの?」
叶 「僕の薔薇は黄色だよ。イブラヒムは?」
イ 「俺は赤。まゆ先輩が青」
叶 「僕は黒が好きだからな〜黒いバラとかがあったらいいけど、」
イ 「そうだね~」
黛 「ついたよ、こっちには鍵がかかっているからこっちに入るしかないと思う。」
イ 「じゃあ、入るか。」
がちゃっ
イ (あ、うさぎさんだ。かわいいな。)
黛 「なんで、こんな部屋ばっかなの…。」
叶 「え?可愛いと思うけど、イブくんはどう思う?」
イ 「可愛いと思う。」
黛 「え?」
叶 「だよね。」
黛 「もういい。出よう。」
ガチャン
イ 「あ、カギだ。」
叶 「これで向こうの部屋も行けるね。」
イ 「そうだね。」
がちゃっ
カサカサカサカサ
イ 「うわ、虫?」
叶 「絵から聞こえるけど」
バッ(針)
黛 「ふたりとも気を付けて!」
叶 「イブくん危ない!!」
バッ(針)
黛 「怪我してない?」
イ 「大丈夫だよ。」
黛 「よかった。ていうか、これが邪魔でそっちいけないんだけど。」
叶 「うーん。そのカギで向こうの部屋に行ってなにか探してくるのはどうだろう。」
黛 「けど、危険じゃない?」
叶 「大丈夫だよ。ね、イブくん。」
イ 「うーん。多分大丈夫だよ。」
黛 「まぁ、そうするしかないか。」
叶 「よし、じゃあ行ってみようか。」
イブラヒムside
叶 「うーん。来たのはいいけどなにもないね。あ、」
イ 「何かあった?」
叶 「パレッドナイフ」
イ 「それで、あのツルを切る?」
叶 「流石にできないよ。」
イ 「だよね。」
叶 「なにもないし、一旦戻ろっか。」
イ 「そうだね。」
パッ
叶 「え、何?」
イ 「電気が」
叶 「まぁいいや。戻ろう。」
イ 「あれ?石像が…」
叶 「どかそう。」
石像 (お前らごときがどかせると思うな!!)
イ 「どかないね。諦めて向こう行くしかないね。」
叶 「そうだね。」
石像 (え、俺出番終了!??)
イ 「わぁ。サーカスっぽい絵だね。」
叶 「ホントだ。この絵なんてピエロだし」
イ 「ほんとだ〜」
叶 「あ、まだ先があるみたいだね。」
イ 「うん。」
ガチャッ
イ 「先に来たけど、またまゆ先輩に会えるかな?」
叶 「大丈夫だよ。きっと。」
イ 「そうだよね。」
ここまで読んでいただきありがとうございました
別れ道
黛side
黛 「遅い。イブラヒム〜。叶さ〜ん。(パッションズミ)」
黛 「やっぱ、先に行かせるんじゃなかった。」
黛 「…嫌だけどさっきの部屋を探してみるか。」
ガチャッ
黛 「…やっぱりこれが可愛いと思えないんだけど。」
黛 「なにか動かせるなら、この人形か、本棚かな?」
黛 「よし。動かせた。これで先に行ける。」
黛 「…なんのスイッチだろう?」
黛 「心理学的に利き手に近く、端っこではない場所が選ばれやすいとか言うしね。」
カチッ
イブラヒムside
イ 「え、なんか絵が動いて橋になったんだけど。」
叶 「本当だね。通ってみる?」
イ 「うん。」
ぴょん
叶 「これ、月?の形してるけど、どうするんだろう。」
イ 「落としてみるか。」
ヒュゥゥゥ
叶 「割れてないかな…。」
イ 「大丈夫だと思う。多分。」
叶 「じゃあ、先に行こう。」
星と鉱石の煌めきのところ。
叶 「ねぇイブくん。」
イ 「どうしたの?」
叶 「まゆゆってイブくんのお父さん?」
イ 「お父さんではないけど…なんとなく知ってる気がする人。」
叶 「ふ〜ん。お母さんって優しい?」
イ 「お母さん?って言うのかわからないけどめっちゃ強いよ。」
叶 「お母さんが強いんだ。」
叶 「あのさ、イブくん。もしここから出られるのが二人だけだったらどうする?」
イ 「え?」
イ 「うーん。俺は俺以外の二人に出てもらいたいな。」
叶 「え、いいの?お父さんとお母さんに会えなくなっちゃうよ?」
イ 「でも、俺はそれでいいかな?」
叶 「ふ〜ん。あ、あくまで例え話だからね」
イ 「わかってるよ。」
黛side
黛 「気付いたら月の形をしているブロックが上から落ちてきたんだけど。」
黛 「これ普通にあたったら死ぬんじゃない?」
黛 「まぁいいや。形に当てはめればあれ(ツル)がどかせられるだろうし」
カチッ
黛 「やっぱり。先に行くか。」
人形 「ねぇまゆぅ。私一人でさみしいの。一緒に連れて行って。」
黛 「え。…。…………でも逆らうとめんどくさそうだし連れて行くか。」
ギチギチギチ
黛 「重っ。無理。持てない。ごめん。」
スタスタ
人形 「ねぇ、なんで無視するの?」
黛 「持てないんだって。」
人形 「私のこと嫌いなの?」
黛 「ノーコメントで。」
人形 「お友達いっぱいいるの。紹介してあげるね。」
黛 「多分さっきあった。」
人形 「え イ え ん に こ こ に イ ろ」
黛 「逆ギレされたんだけど。」
ドアの前に人形がいる。
黛 「ちょっと、どいてもらっていい?」
ずらす
黛 「はぁ。入るか。」
ガチャッ
黛 「イブラヒム、大丈夫かな?」
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