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目次
【Prologue】遅刻
「ーまたか・・・。」
私はめめさんとウパさんの三人でよくディスコに集まり遊んでいる。
週二回、くらいかな。
いっつも私が遅刻してるけど最近は2人が遅刻している。
とても心配だ。
でもシェアハウスしてるからすぐ行けばいいだけだけど。
そう思った背後に気配がした。
「mmさん、upさん!?」
やっと来たんだ・・・・。
「ふふwいい反応!」
「ですね〜!」
「mmさん、何します?」
そんな、他愛もない会話がいつまで続いているなんてことはなかった。
【第一話】三人と、一人
「Latte!出てこい!おい!」
ドアがどんどん鳴り止まない。
今はめめウパの2人とネタ選びをしているのに。
「どうします?」
「う〜ん・・・。」
**ドンドン!**
---
扉が開いてしまった。
メテヲさんとみぞれさんだ。
「「Latteさん!」」
2人は異様な目で私と私達のシェアハウスを見ている。
そんなことどうでもいい。
今はめめさん達と次の動画のネタ選びをしているから。
今すぐ戻らなきゃ・・・。
「どうしたんですか?メテヲさん。みぞれさん。あぁ、アモアスでもします?」
「あ、いや・・・掃除しましょ?」
「そうだね〜!」
いいいいいやいやいや。
「めめさんとウパさんと話してるので後で三人でしますよ・・・!」
「「・・・・・え?」」
2人の顔が青ざめた。
「どっちが話します?」だとか、「Latteさん大丈夫?」だとか。
意味の分からないことを言っている。
「どういうこと!?・・・ねぇ!教えてよ!」
「2人は、不慮の事故で死んだじゃないですか。」
【第二話】昔の話
一ヶ月前。
今日は雪山のロケをやろうとめめさんと企画する。
Latteさんとも一緒に行きたかったけれど、生憎|熱《インフルエンザ》で行けない。
「それなら雪山の頂上に登った!」とLatteさんを驚かせることにした。
---
「着きましたね!」
ここは私達の住んでる芽々村にある雪山だ。
頂上までは1500m。
かなり高い山だ。
「行こ行こ!」
簡単な撮影器具と雪山に登るためのセットを入れたリュックを背負い、登山を始める。
---
最初は、簡単だった。
だがしかし、そんなに簡単なものじゃなくて。
途中から天気が悪化していき、不安が募る。
「ちょっと怖い・・・。」
「聞いてない〜!」
視界のホワイトアウト。
気温の急低下。
そして、私は足を滑らせた。
「あっ!ウパさん!」
めめさんが助けようとする。
でも失敗し、2人揃って滑り落ちる。
「「あぁー!」」
---
私達は人里離れた谷底にいた。
携帯で電話しようとしたがなぜか圏外。
移動しようとしても、500mは登った。
足がもう無理。
終わった?
すこしでも落ち着くために話をすることにした。
「私らが死んだら、Latteさんはどうするんだろうね。」
めめさんは少し考えて、
「シェアハウスするほどの仲ですし、寂しく、悲しくなってしまうでしょうね・・・。」
私はいい案を思いついたので、めめさんに提案した。
「幽霊になってもLatteさんと一緒にいません?」
そうするとめめさんは笑って
「え?w地縛霊になろうってことですか?w」
と言った。
そういうことなのかも・・・?
「多分、ね。」
周りを見回してもホワイトアウトしている。
私達は寝てはいけないのはわかっているが眠いので寝ることにした。
手つないで抱き合って暖かくなるようにした。
「少しあったかいね。」
その後は眠ってしまった。
---
数日後。
私はインフルエンザが治った。
でも数日前からめめさんやウパさんから連絡が来ない。
とっっっても心配なので電話をした。
「おかけになった電話は、電源が入っていないか、電波のとどかない場所にあります。」
繋がらなかった・・・。
そんなときに絶望的なニュースが入った。
「ニュースです。人里離れた谷底に2人の少女が寝そべって、発見されました。」
そこに写っているのはめめさんとウパさん。
「発見後すぐに病院に搬送されましたが、`死亡`が確認されました。」
・・・・・え?
めめさん・・・・?ウパさん・・・・?
なんで・・・・・・・?
私は困惑と悲しさでいっぱいになった。
【最終話】私はようやく楽になれたのかな
「あ!最近流行りの幽霊屋敷や!」
そんな声が外からする。
Latteの家は埃などをとても被っていて、人が住んでいるように見えないからだ。
「よしっ。」
Latteはもう充電のない、カメラを目の前に設置する。
「今回は【永遠に三人で過ごしてみた!】です。」
Latteは「幽霊屋敷」などと言われていて外が行きたくなくて。
そして、病気などにかかって弱々しくなってしまった。
Latteの後ろで2人が見守ってくれている。
だが、Latteはしにかけているのにも気づいていない。
だが、2人といたかったから。
この企画をやっているのだった。
---
雪の降る夜。
あの事件を思い出しては悲しくなって心が傷つく。
大粒の涙がLatteの頬をつたう。
「やっほー。めめさん。ウパさん。」
意識が朦朧としていたとき、2人の幻が見えた。
「待ってましたよ!」
「Latte!遅いよ!」
2人の声が聞こえる。
寂しさも全て忘れ、幽体になった。
その寂しい部屋には笑顔気味のし体があったのである。