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目次
第1話 残酷
こんらいか!らいかです!
やりかけのシリーズ、量エグすぎて笑ったwww
そしてまた作ったぜ⭐︎
本編どぞ!
注意
・ご本人様にはまったく関係ありません
・キャラ崩壊
・口調マイゴー
・鬼滅の刃とドズル社の二次創作です!苦手な方はcome back⭐︎
なんでこんなことになったんだ
炭治郎「禰󠄀豆子…死ぬなよ、死ぬな…っ」
炭治郎「絶対助けてやるからな…死なせない…!」
炭治郎「兄ちゃんが…絶対助けてやるからな…っ!」
葵枝「炭治郎」
炭治郎「?」
葵枝「顔が真っ黒じゃないの…こちらへおいで」
葵枝「雪が降って危ないから、行かなくてもいいんだよ?」
炭治郎「正月になったら、みんなに腹一杯食わせてやりたいし」
炭治郎「少しでも炭を売ってくるよ」
葵枝「…、ありがとう」
茂「今日も兄ちゃん町に行くの?」
花子「私も行く!」
竹雄「えーーーーーーーーっ!?」
葵枝「だめよ、炭治郎みたいに早く歩けないでしょう」
茂「母ちゃあん!」
葵枝「だめ」
葵枝「今日は荷車を引いていないから、乗せてもらって休んだりできないのよ」
炭治郎「…竹雄、できる範囲で構わないから木を切っといてくれ」
竹雄「そりゃあやるけどさぁ…一緒にやると思ったのにさぁ…」
炭治郎「…、」
茂「早く帰ってきてね!」
花子「気をつけてねー!」
禰󠄀豆子「お兄ちゃん」
炭治郎「禰󠄀豆子」
禰󠄀豆子「六太を寝かしつけてたんだ、大騒ぎするから…」
禰󠄀豆子「お父さんが死んじゃって寂しいのよね、
みんなお兄ちゃんにくっついて回るようになった」
禰󠄀豆子「いってらっしゃい」
炭治郎 (生活は楽じゃないけど幸せだな)
でも、人生には空模様があるからな
移ろって動いていく
ずっと晴れ続けることはないし、ずっと雪が降り続けることもない
そして幸せが壊れる時には、いつも血の匂いがする
「まぁ、炭治郎ちゃん」
「こんな日に山を降りてきたのかい、よく働くねぇ」
「この間は障子を張り替えてくれてありがとう」
「お〜い、炭を売ってくれ」
「こっちも炭をちょうだい」
「あ〜っ!炭治郎ぉ、ちょうどよかったあ!」
「皿を割った犯人にされてんだよ俺〜〜〜っ」
「助けてくれよお…嗅いでくれ!」
くんくん…くん
炭治郎「猫の匂いがする」
「あら、猫なの?」
「ほらぁああ!!」
「俺じゃないって言っただろ!!」
「炭治郎、ちょっと荷物運ぶの手伝ってくれねぇか」
炭治郎 (遅くなっちまった……)
三郎じいさん「こら、炭治郎!お前、山に戻るつもりか」
三郎じいさん「危ねえからやめろ」
炭治郎「俺は鼻が利くから平気だよ」
三郎じいさん「うちに泊めてやる。来い、戻れ」
炭治郎「っ、でも…」
三郎じいさん「いいから来い!!」
三郎じいさん「…鬼が出るぞ」
三郎じいさん「昔から、人喰い鬼は日が暮れるとうろつき出す」
三郎じいさん「だから、夜歩き回るもんじゃねえ」
三郎じいさん「食ったら寝ろ。明日早起きして帰りゃいい」
炭治郎「…鬼は、家の中には入ってこないのか?」
三郎じいさん「…いや、入ってくる」
炭治郎「じゃあ…みんな、鬼に…喰われちまう」
三郎じいさん「鬼狩り様が鬼を斬ってくれるんだよ、昔から…」
炭治郎 (三郎じいさん、家族を亡くして一人暮らしだから寂しいんだろうな)
炭治郎 (今度弟たちを連れてくるから、怖がらなくても鬼なんかいないよ、大丈夫)
炭治郎 (でも、そういえば…)
炭治郎 (うちの婆ちゃんも死ぬ前に同じこと言ってたな……)
幸せが壊れる時には、いつも血の匂いがする
炭治郎「っ、!?どうしたっ!どっ、どうしたんだ!」
炭治郎「なにがあった…っ、」
炭治郎「…母ちゃん、花子、」
炭治郎「竹雄…茂…!」
炭治郎「禰󠄀豆子…六太…っ」
炭治郎「ハッ、ハッ…」
禰󠄀豆子だけまだ体に温もりがある
医者に見せれば助かるかもしれない
なんでこんなことになったんだ…っ、
熊か?冬眠できなかった熊が出たのか、っ?
息が苦しい
凍てついた空気で肺が痛い
前に進め
もっと速く足を動かせ
まだまだ町まで距離があるんだぞ
急げ
死なせないからな
絶対助ける
兄ちゃんが助けてやる
禰󠄀豆子?「グオオオオオオ!!!」
炭治郎「っ!?」
ズッ…
炭治郎 (しまった!滑っ…)
ボスン…
炭治郎 (助かった…雪で…滑ったのも…雪だけど……)
炭治郎 (禰󠄀豆子!)
炭治郎「っ!!」
炭治郎「禰󠄀豆子!大丈夫か!」
炭治郎「歩かなくていい!俺が、町まで運んでやるから!」
炭治郎「禰󠄀豆子…」
ガチィ!ドッ…
炭治郎「っ…!」
鬼だ
三郎じいさんの言葉を今思い出した
禰󠄀豆子が…人喰い鬼?
いや、違う
禰󠄀豆子は人間だ
生まれた時から
だけど、匂いが…いつもの禰󠄀豆子じゃなくなってる
でもあれは禰󠄀豆子がやったんじゃない
六太を庇うように倒れていたし、口や手に血はついてなかった
そして、もう一つ、もう一つの匂いが…
ズズズ…
か!!!
体が大きくなった!
力も強くなっていく
俺がよその家で寝ていた間、
みんなはあんな惨いことに
痛かっただろう
苦しかっただろう
助けてやれなくてごめんな
せめて禰󠄀豆子だけはなんとかしてやりたい
だけど凄い力だ 押し返せない
炭治郎「禰󠄀豆子!!」
炭治郎「頑張れ、禰󠄀豆子!こらえろ!頑張ってくれ!」
炭治郎「鬼になんかなるな!しっかりするんだ!頑張れ!」
炭治郎「頑張れ!!」
禰󠄀豆子「っ…」ポロポロ
炭治郎「…!」ポロポロ
炭治郎「っ!?」サッ
???「!!」
ビュンッ!
なんだ
誰だ
終わり〜!2546文字…!✨
これ書くのに二日かかったwww
次回もお楽しみに!ばいらい!