ここは彼岸。
神々が暮らし、天国や地獄へ行く前に死者が来る場所。
そこで彼女たちはは問う。
「あなたに心残りはありますか?」
「あなたの願いはなんですか?」
「あなたは…」
「「どのような結末を望みますか?」」
これは、とある少女の……いや、人殺しの私たちの生涯の
結末のその先の物語
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目次
死んだ私の結末にエピローグを。《第一話》
この作品にはNL、GL等、暴力、鬱、血などの表現があります。
初めて書いた小説な為、ところどころおかしいところがあるかもしれません。
それでもよろしい方のみ、ご覧ください。
ここはどこ?
ただ一面真っ白で、私しかいないように感じる。
かと思えば誰かの怒鳴り声がして。怒鳴り声が止んだと思えば、泣き声がいろんな方向から聞こえてくる。
ああ、これは夢だ。誰でもない人のただの過去だ。
楓「………。」
楓「………ぁ」
楓「の…………」
楓「乃愛!いい加減起きな!」
乃愛「あだっ……!」
楓「目、覚めた?」
乃愛「楓ぇ〜そんな強く叩くことなくない?人が気持ち良く寝てんだから」
楓「うなされてたけど?」
乃愛「それよりなんで楓がここに?私の部屋来ることなんてないのに」
楓「手短に言うわ。時間、仕事、早く用意」
乃愛「ってあぁぁぁ!楓、休憩終わるのいつ⁉︎」
楓「あと2分後」
乃愛「はぁー⁉︎なんでもっと早く起こしてくれなかったの⁈詰みじゃん!」
楓「何回も起こした。私先行くから早く来て」
乃愛「待って!あと2分待って!」
ここは彼岸。
神々が暮らし、天国や地獄へ行く前に死者が来る場所。
そこで彼女たちはは問う。
「あなたに心残りはありますか?」
「あなたの願いはなんですか?」
「あなたは…」
「「どのような結末を望みますか?」」
これは、とある少女の……いや、人殺しの私たちの生涯の
結末のその先の物語
ここまで読んでくれてありがとうございます。
よければ次回も読んでいただきたいです!
死んだ私の結末にエピローグを。《第二話》
「私の結末にエピローグを。」と言う漫画の第二話です!
ここは彼岸。
神々が暮らし、天国や地獄へ行く前に死者が来る場所。
ーーー
???「あら?こんにちは。そして…」
???「ようこそ。走馬灯管理局へ」
???「まず此処は先ほども言ったように走馬灯管理局。まあ名前の通り死ぬ前に見る走馬灯を管理する場所ですね」
案内人「そして私は走馬灯管理局の責任者兼死者を彼岸の入り口に導く案内人です」
案内人「まあご自由にお呼びください」
案内人「では早速、あなたの今生を見ていただきましょう」
ーーーー
案内人「これが、あなたの人生です。さあ、あなたのこれからをお話しましょう」
人間は生きているうちに良い行いをすれば天国に、逆に悪いことをすれば地獄に行くと思ってるでしょう?まあ、間違ってはいないんですけどね?
けれど、生きている方々はどうして、死後の世界には「天国」と「地獄」があると思ったのでしょう。どうしてその2つだと考えたのでしょうね?
何が言いたいのかって?そう、ここからが本題ですよ。
天国と地獄の他にもう一つ。天国と地獄、二つの相反する世界の境にある世界。『境界』
聞いたことないって?そりゃあそうでしょう。『境界』については死者だけの機密情報ですから。
…話が脱線しましたね。別れ方は常闇の世界を入れた3通りになります。
まあ、一般の人は常闇の世界に行くことはないんですけどね。自分は全く関係ないと思わない方がいいですよ。油断していると生まれ変わる、来世を過ごす権利を奪われてしまいますからね、死神様に。
さあ、扉を開けてください。扉を潜ればそこは彼岸。あなたも死者の仲間入りです。
今度こそ、あなたが良縁に恵まれますように…
今回も読んでくださりありがとうございます!
最後の方は全部案内人が喋ってます!
よければ次回も読んでみてください!
死んだ私の結末にエピローグを。《第三話》
ちょっと短編ではないかも?
今回、少し長いけれど読んでいただけると嬉しいです。
ただ、幸せになりたかった。
ただ、愛して欲しかった。
ただ、それだけだったのに。
乃愛「ようこそ彼岸へ。そして初めまして。今回案内人を務めさせていただく乃愛です」
乃愛「これから行うことは天国か、地獄か、はたまた境界か」
乃愛「佐藤かな享年19歳。真壁鈴享年23歳。あなた方のこれからを決めましょう」
乃愛「まずは佐藤かなさん、あなたの人生を聞かせてください」
かな「私の名前は佐藤かなと言います。年は19歳で大学2年生でした。えっと私の死因は事故です。信号無視してきた車に轢かれて死にました」
かな「あとは…特にないかもしれないです。全て平均より少し優れてるぐらいのの一般人でしたから」
乃愛「ありがとうございます。それでは一つだけ、質問させてください。あなたは、次の人生に何を望みますか?」
かな「望み…?」
乃愛「はい、あなたの来世を決めるための」
かな「つまり来世に何を求めるかってことですよね。来世…それなら、それならもっと長く、心残りがないように、好きなことをして生きたい」
乃愛「好きなことをして生きたい、ですか……半分嘘で半分本当ってところでしょうか」
かな「……え?」
乃愛「人間というものは嘘をつく時、案外顔に出るものなんですよ。顔色や表情、仕草、汗、体温…まあその他諸々。あなたにはもっと他に強い望みがある」
違う。違う違う違う。
確かに嘘ではある。でも、でも完全に嘘ってわけじゃない。
本心で好きなことをして、心残りがないように長く生きたいと思う。
特別裕福だってこともないし特別頭が良いだとか運動神経が良いみたいなこともない。
ただ、勉強は努力すればできたし、運動も人並みにはできた。
人によく頼られた。頼られるのは嬉しかった。勝手に優しいだとか優等生っていうイメージを押し付けられて、期待に応えるのは大変だったけど。
別にイメージを押し付けられるのはどうでも良かった。ただ、そのイメージ、理想に全て応えないといけないと思うと息が詰まった。だから弱音は吐かなかった。必死にただただ必死に笑った。そのうち嘘が勝手に溢れるようになった。私の嘘は見破られたことはなかった。少なくとも生きてるうちは。
だから、だからこそ純粋に驚いた。この生きていた19年間、見破られたことがない、私の嘘を、最も簡単についさっきあった人に見破られるから。
かな「私の願いなんて、嘘吐きの願いなんて叶えてもらえるわけない」
乃愛「あなたの嘘は、他人を傷つけるものではなく、他人を守るものだった。この世にはもう佐藤かなはいません」
乃愛「もう、あなたを苦しめる嘘はつかなくて良いんですよ」
かな「あの!…ありがとうございました。そんなこと、言われたのは初めてです」
乃愛「さあ、もう一度聞きます。あなたの望みはなんですか?」
かな「じゃあ、楽に、自由に生きたい。ありのままの自分で生きたい」
乃愛「そうですか…とっても…素敵な願いですね」
読んでくださりありがとうございました!
次回も用意でき次第投稿しますのでみていただけると嬉しいです!
死んだ私の結末にエピローグを。《第四話》
今回は楓目線のお話です!
最後の方の話している人、誰だと思いますか?
案内が始まって10分…
聞き取りも順調だし、到着に遅れる心配はなさそうね。
久々に見た。あの子の、彼女のあの顔を。泣きそうなのを我慢したような、自分を責めるような。
乃愛は、人の言葉の裏を読むことができる。初対面だろうが、それがたとえ本の中に出てくる人物であっても。
人の言葉の真意を探って行動しないと、生きていけなかったのでしょう。
彼女が過ごした場所が、彼女をそうさせた。
嘘で誤魔化して、綺麗事を吐いているのが普通のところで育った分、彼女も息をするように嘘をつく。
はぁ…どれだけ嘘をついて、普通そうに騙しても、たった16の少女に一体何ができるのだろう。
(それにしても本当に、あいつと同じことを言うのね)
ーーーー
「The light that illuminates the world.」
「I am so glad you were born.」
「No matter what happens, I will always be on your side.」
「Spending time with you is the reward of my life.」
案内人「ってあー!崩れちゃったぁ」
案内人「んー暇だなぁ休憩もあるし人の走馬灯見るのは楽しいんだけど〜」
案内人「こんな契約、しなきゃ良かったかなぁ〜?」
案内人「でも、もう遅いか」
途中に出てきた英語はわかりにくいけど歌です!
後々出てくる予定なので楽しみにしていてください!
死んだ私の結末にエピローグを。《第五話》
今回めちゃくちゃに長いです。
多分途中で疲れちゃうかも…
乃愛「では、次に真壁鈴、あなたの人生をお聞かせください」
鈴「はぁ……最悪…」
昔からみんなと違った。
みんなにとっての普通は私にとっての普通じゃなかった。
とにかく、誰かにわかってもらいたかった。
鈴「はぁ……最悪…」
鈴「………名前は真壁鈴。23歳。一応高卒で社会人だけど一人暮らし始めてからはほぼ引きこもり。外に出るとしたら深夜のコンビニバイトだけだった。」
乃愛「………」
鈴「あとは…ああ、私の死因は自殺。ナイフで首筋切って死んだ」
乃愛「……ありがとうございます。それではあなたの願いはなんですか?」
鈴「願いなんて……願いなんて、ないに決まってるでしょ。生きてるのに嫌気が差して死んだんだから」
そう、嫌気が差した。生きることに対してもそうだけどそんなことを考える私に一番、嫌気が差した。
A「ねえねえ!昨日のドラマ見た⁉︎」
B「見た見た!あのシーンとか特に好き!」
何がいいの?
B「見て!これ買ってもらったのよ。可愛いでしょ!」
A「いいな〜私も欲しい!」
どこが可愛いの?
A「あんま面白くなかったね」
B「ちょっと理解できない内容だった…」
C「グロかったしちょっと怖かったかも」
鈴「どうしてそう思ったの?素敵な映画だと思ったけど」
C「え?」
B「なんでそう思うの?」
A「あれが素敵とか普通じゃないよ」
普通って何?
どうしてみんな分かってくれないの?
私は普通じゃないの?
何がおかしいの?
自分の気持ちを言っただけでしょ?
どうして?
どうして、私にとっての普通でいたらいけないの?
どうして、みんな私から離れていくの?
鈴「もう終わっていい?」
乃愛「よろしいですが…その場合こちらで全て決めてしまいますが、よろしいですか?」
鈴「……らない……いらない…来世なんていらない、もう生きたくない、いらないの。幸せも、なにも」
乃愛「……」
鈴「だから、だから私を境界行きにして。私を消してよ」
乃愛「…………__めんどくさ__」
乃愛「何故、そのようなことを?」
鈴「さっきも言ったでしょう?もう行きたくないから。来世はいらないから」
乃愛「でも」
鈴「あぁ、説得は意味ないですよ。変える気はないから」
乃愛「何故?」
鈴「何故?おかしなことを聞くのね。あなたに、あなたには他人なんてどうでもいいんでしょう?」
乃愛「……そうですね。私はあなた方他人が、そもそも死者自体、人間自体心底どうでもいい。頼ってという癖に頼られれば答えることなどできない。絶対に守るからという癖に実際は守ることはできない。人間は本当、身勝手で、矛盾していて、理解ができない」
鈴「人間人間って、まるで自分が人間じゃないみたいにいうのね」
乃愛「……あぁ、そうですね。第一話私は人間じゃないので」
鈴「…え?人間じゃ…ない?…じゃあ、……じゃああなたは何者なの?」
乃愛「そうですね…人間ではない何か…ですね。簡単に言えばあなたたちを彼岸へ、この先へ案内するために存在している。私はあなたたちから人生を、願いを聞かなければならない。それが仕事ですから。その上で、何回でもあなたに問います」
乃愛「……あなたの望みはなんですか?」
鈴「……普通に、幸せに生きたい。孤独とかそんなんじゃなく、ただ、みんなが私を否定しない場所で生きたい」
鈴「こんなわがままでも叶えてくれるの…?」
乃愛「えぇ、それが私の仕事ですから」
長いのに読んでくれてありがとう!
次回で佐藤かな&真壁鈴編、終わります〜
死んだ私の結末にエピローグを。《第六話》
死んだ私の結末にエピローグを。ももう六話目!
鈴「そっか……生きているうちにあなたみたいな人に会えたらよかったのに」
乃愛「思い通りにいかないのが、人生というものですからね」
乃愛「それでは、質問も以上ですので行き先を発表します」
かな「……っ!」
鈴「………」
乃愛「別れ方は天国行き、地獄行き、境界行きとなっております」
乃愛「佐藤かな天国行き。真壁鈴、天国行き」
かな「……え?」
鈴「ち、ちょっと待ってよ。なんで私が天国行きなの?」
かな「私も同意見です。嘘つきの私が天国に行っていいんですか?」
乃愛「ええ、お二人には天国に行ってもらいます。確かに鈴さんは自殺をしましたしかなさんもたくさんの嘘をつきました。でもそれはあなた方だけが悪いのではなく、そうならざるを得ない環境を作った私たちも悪いのですから」
乃愛「まあ、異論はできませんよ。先ほど、私は人間ではないと言ったでしょう?だから、ちょっとした能力?も使えるんですよ。」
ブワッ
かな「なにこれっ…!」
鈴「体が消えて…⁉︎」
乃愛「安心してください。あなた方を天国に送るだけです」
かな「__待ってよ__」
乃愛「あなたがまたここに来た時は、素敵な人生話を聞かせてくださいね」
2時34分、佐藤かな、真壁鈴両名を天国に案内完了。
どうだったでしょうか…⁉︎
ファンレター貰えたらまかろんが飛び跳ねます…
次回、主要キャラ2名登場!
死んだ私の結末にエピローグを。《第七話》
七話目!
とりま今出てる子達書いときます!
乃愛(のあ)
楓(かえで)
案内人(名前は後々公開)
佐藤かな(さとうかな)
真壁鈴(まかべすず)
鈴とかなに関してはこれからしばらく出てこないけどいつかはもう一回出すつもり…それまで続いたらだけどね。
楓「おつかれさま。乃愛」
乃愛「んーちょっと今回は時間かかっちゃったかも?」
楓「そう。確かに今回は踏み込んだわね」
乃愛「そうなんだよ〜私疲れたから部屋戻っていい?」
楓「つまり遊びたいだけでしょう?」
乃愛「あ、バレた?」
楓「残念だけど今回は休憩できないわよ」
乃愛「え?」
楓「呼び出しよ。あなたが世界一、大嫌いな人からね」
乃愛「…同じくらい嫌いな人が2人いるんだけど」
楓「天国にいる人」
乃愛「一人、どこにいるかわかんないんだけど」
楓「じゃあ必ず天国にいる方」
乃愛「そう…」
乃愛「あいつが"俺"に何の用?」
楓「知らないわよ…あんたなんかしたんじゃないの?」
乃愛「何も?最近はただ死者を案内してただけだし」
乃愛「内容わかんないなら断ってくれればいいのに…」
楓「無理に決まってるでしょ?私たちが神様に逆らえるわけないじゃない」
死んだ私の結末のエピローグを。《第八話》
本日2回目の更新!
新キャラ出ます!
ここは彼岸。
神々が暮らし、天国や地獄へ行く前に死者が来る場所。
そこで死者を天国、地獄に導く案内人をしている私。
死者の2名を天国に送り届け、やっと休憩ができると思ったその時。
神様からの呼び出しを受ける。
楓「いーくーよー!」
乃愛「ぜぇっっったいにいや!」
とてつもなく、いやほんとに行きたくないです。
楓「はぁー何でそんな行きたくないわけ?ちょっと話聞くだけでしょ?」
乃愛「いやほんとあいつと話してていいことないよほんとになにも」
楓「えぇ…」
乃愛「あとシンプルに嫌い」
楓「黙りなさい」
乃愛「と〜に〜か〜く!あいつのところには行きたくないの!行くなら楓が行ってよ」
楓「……spatial movement」
乃愛「……!」
はい問題!最後に楓が言った言葉は何でしょう!
答えはまた今度!
死んだ私の結末にエピローグを。《第九話》
筆が乗ってきたので今日めちゃくちゃ投稿するかも…
あとバレエ休みでシンプルに暇。
乃愛「ねぇ楓〜?」
楓「何?」
乃愛「空間移動使うのはちょっと違くない?」
楓「うるさい。もう部屋の前まで来たんだから観念しなさい」
乃愛「ねぇ〜せめてドア開けてよ。不快感で吐きそう」
楓「何でそんなに嫌いなのよ…それにもしかしたら女神様がいらっしゃるかもしれないでしょ」
乃愛「うん……」
楓「すみません、楓と乃愛です」
???「あら!ちょっと待っててちょうだい!」
???「おい、ちょっと待てって」
ガチャ
???「いらっしゃい!楓ちゃん、乃愛ちゃん!」
楓「お久しぶりです、桃華さま」
桃華「ひさしぶりね〜何ヶ月ぶりかしら?あら?乃愛ちゃんは…」
乃愛「久しぶり…桃華さま…」
桃華「うんうん、挨拶できてえらいわね〜」
???「おい桃華、勝手に扉を開けるな」
桃華「ええー?いいじゃない、楓ちゃんと乃愛ちゃんなんだから」
楓「お久しぶりです。海斗さま」
海斗「おー久しぶり。で?俺が用があるのは乃愛だ」
桃華「海斗〜?乃愛ちゃんにそんな強い言葉で言わない!」
海斗「うるせぇよ桃華。とりあえず楓の後ろに隠れんな。前に出ろ前に」
乃愛「__ねぇ楓〜ほんとに話したくない無理顔も見たくない__」
楓「__無理よほら前出なさい。__」
海斗「おいこそこそ話すな」
桃華「私も入れて欲しいわ〜」
海斗「一回桃華は黙ってろ」
桃華「ひど〜い」
主要キャラ二人出せたのでまた次回に持ち越します。
1時間後くらいにまた出すかも
死んだ私の結末にエピローグを。《第十話》
はいわたエピも十話目!
前回は新キャラの桃華(とうか)さまと海斗(かいと)さまが出てきました!
乃愛「はぁ…何の用ですかほんとに…」
海斗「それを言うからお前を呼んだんだろうが」
乃愛「では早めに言っていただけると助かります。こちらも暇じゃないので」
海斗「笑顔キモ」
乃愛「死ね」
桃華「あら〜?私も海斗も乃愛ちゃんも楓ちゃんももう死んでるわぁ?」
海斗「桃華、楓連れて奥行ってろ。茶会でもしてれば?」
桃華「わかったわ〜!楓ちゃん、行きましょ〜!」
楓「えぇっ?ちょ、ちょっと…」
海斗「行ったか…?すまねぇなうちのが」
乃愛「ほんとですよ。大体あれで女神様ですし。最高神の妻ですし」
海斗「一応生者の時のお前の従姉妹でもあるからな?」
乃愛「……っ!……過去は、もう捨てましたので」
海斗「ふーん?ほんと面白みのないガキだな」
乃愛「は?」
海斗「お前今は?っつったなおい」
乃愛「もーめんどくさいのでさっさと本題話してください」
海斗「お前桃華いなくなったら本性表しやがったな?」
乃愛「当たり前ですよ。あの人怖いですし」
海斗「まあいい。本題だ。乃愛、お前案内人になってどれくらい経ったんだ?」
乃愛「それ、あなたが管理することでは?」
海斗「お前が初めてきた時のことは覚えてる」
海斗「相手をよくみていて自分のことは全てを隠す。俺の知ってる乃愛はそう言うやつだ」
死んだ私の結末にエピローグを。《第十一話》
今日2回目の投稿!
海斗「で?どれだけ経ったんだ?」
乃愛「……4年と少しくらいです」
海斗「ふーん?結構経ったんだな」
乃愛「あの…ほんとに何なんですか?全然意図が見えませんが…」
海斗「じゃあ遠慮なく聞く。か…いや、乃愛、お前、あとどれくらい保つんだ?」
乃愛「……は?」
海斗「最近じゃ地獄行きは減少、天国行きが増えて境界行きはここ半年なし」
海斗「世の中見事に平和ってわけだ。だがそれじゃあお前…お前らの役割は果たせない」
乃愛「……何が言いたいんですか?」
海斗「いや?それを聞きたかっただけ。今頃境界にいるあいつも暇してるだろうなと」
乃愛「……境界にいるあいつも?笑わせるなよ」
乃愛「私を知らないくせに私を語るな」
海斗「Aqours barrier」
乃愛「……っ!」
海斗「まあ、最高神に殴りかかるところは直したほうがいいな」
乃愛「そちらも、さすがにお戯れがすぎるかと。あと痛いです普通に」
海斗「善処するよ」
乃愛「言いたいのがそれだけならもう帰っていいですか?」
海斗「たまには仕事をあげてやってもいいんじゃないか?あいつらに」
乃愛「それじゃあ、私はこれで。っていうか楓返してください」
海斗「ああ、そうだったな。桃華!楓連れて戻ってこい!」
桃華「は〜い!」
楓「おまたせ…」
乃愛「疲れてるねぇ」
桃華「あら⁈乃愛ちゃん手を怪我てるじゃない!」
楓「ほんとだ。海斗さま、またやりましたね?」
海斗「俺だけじゃない。そいつが殴ろうとしてくるから」
桃華「もう言い訳しない!二人ともまたね〜」
楓、乃愛「失礼します」
死んだ私の結末にエピローグを。《幕間》
次回から第2章に入ります!
今回はその予告?です!
夢を見た。
ただ一面が真っ黒でどこに行っても変わらない景色。
夢を見た。
聞こえるのは怒号と泣き叫ぶ声。ただひたすらに殴打音が鳴り響く。
自分の身体はひどく冷たく、動こうとすると痛みが走る。
逃げないとと思うのに身体はいうことを聞いてくれない。
??(もう、いっか…)
どうせ、どうせただの夢なんだから。
ただの、変わり映えもしない、いつも見るような夢。
私は人が嫌いだ。世界が嫌いだ。
自分も、親も、この世の何もかもが。
もう、うんざりだ…
死んだ私の結末にエピローグを。《第十二話》
やっと、やっと私が一番書きたかった2章に到達したぞー!
だからめちゃくちゃ投稿すると思う…
「この役立たずが」
知ってるよ
「あんたなんて生まれてこなければよかったのに」
「早く死んでくれないかな」
分かってる。全部、全部わかってるよ。
分かってることを何回も言わないで。
颯「おい、聞いてんのかよ。こっち見ろよ」
莉緒「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなっ」
ドゴッバキッ
颯「謝ることしか能がねえのかお前は‼︎この無能が!」
莉緒「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
颯「……!」
颯「なんだ、お前。帰ってきてたのか。どこ行ってたんだ?」
??「ちょっと散歩してたの。勝手に出ていってごめんなさい」
颯「ちゃんと言えて偉いな。でも…」
颯「仕置きが必要だな」
ドゴッバコッ
??(はぁ…ほんとにうんざりだ。嫌になる)
??(この奏って名前は好きだけど。だって、だって)
奏(親がつけたわけじゃないんだから)
颯「チッ」
奏「母さん?もうお父さんいないよ。もう大丈夫だよ。怒鳴られないよ」
莉緒「そう、だね…ごめんね。また傷増えたね。怖いよね、苦しいよね。ごめんね」
奏「…大丈夫、大丈夫だよ」
両親は私を愛してるわけじゃない。
結局はお母さんも、勝手に罪悪感を持って。勝手に謝ってるだけ。
何度も考えたことがある。
奏(全部、全部消えればいいのに)
死んだ私の結末にエピローグを。《第十四話》
前回は謎の少女、奏ちゃんとその親のクズ、父の颯(はやて)と母の莉緒(りお)が出ました!
ちょっと暴力だの暴言があるかも…
新キャラ出るよ!
奏(はぁ…ほんと嫌になる)
奏(今日はお父さん帰ってこないっていってたしお母さんもいない)
奏(散歩行こ)
奏「はぁ。ここは落ち着くなぁ」(屋根の上)
??「君、だぁれ?」
奏「‥っ!……だれ?」
??「私?私は…」
??「ちょっとレン!なんてとこにいるの!」
レン?「あー!叶!ちょっと待ってて!」
奏「……」
レン?「ふふっじゃあまたね。なんだか、この出会いは偶然じゃない気がするから」
叶「誰と話してたの?」
レン?「んー?ないしょ」
奏(なに、あの人…?)
奏(もう、帰らなきゃ)
奏「嫌だなぁ…」
奏「ただいま」
奏「……?お母さん?」
その日、帰ったらお母さんがいなかった。
死んだ私の結末にエピローグを。《第十五話》
あの日から、お母さんは帰ってきてない。
お父さんは自分に逆らわれたことがよほど気に食わなかったらしく部屋は酷い有様。
おかげで私もボロボロ。
颯「チッでねぇ。おいお前ほんとになんもしらねぇんだよな」
奏「うん。私が帰ってきた時にはもういなかっ」
颯「それはもう何回も聞いてんだよ!お前もアイツと同じで俺を見下してんのか?あぁ?」
奏(あぁ、本当に。心の底からどうでもいい。もう、嫌なくらいに)
奏「__めんどくさ__」
颯「……!」
奏(あ")
何を言ってるの?そんなこと、思ってない。思ってないはずでしょ?
だって、この人にはこいつにはそんなこと言ったって意味ないんだから。
颯「お前、意味なんつった?」
こんなの、めんどくさくなるだけじゃん
颯「おい、聞いてんのか?」
奏「めんどくさい。そう言ったの」
奏「いつもヘラヘラニコニコ愛想笑いを続けるだけ」
奏「口を開けば同じような暴言だけ。目があったらすぐ暴力」
奏「正直面倒だしバリエーションなさすぎ」
奏「何より…何よりお前と一緒にいるのに、心底飽きた」
物心ついた時には適当に笑顔を貼り付けてた。
相手の顔色、相手の言葉の裏、全部お見通し。
口を開いてみればいつも思ってもない言葉の繰り返し。
だから驚いた。自分は、私はこんなに本音があったんだと。
死んだ私の結末にエピローグを。《第十六話》
今日ほんとにクソな気分になると思う…グロいし…
でも最後は見る人によってはスカッと?するかもしれないししないかもしれないし…
颯「いやーびっくりしたよ。お前、そんな喋れたのか」
奏「……」
颯「でもなんだ?その口の聞き方その態度」
颯「随分とまぁ偉そうに」
颯「歯ァくいしばれ」
ガツッドゴッ
奏(ほんとバカ。私も、この人も)
颯「お前はさ他のガキより扱いやすかったしアイツより話も通じたし」
颯「ちゃんと自分の立場理解してんのかと思ってたよ」
颯「いつもの謝罪も言葉も全部嘘だったのか?最ッッ悪だな」
奏「……」
颯「お前を生かす意味はもうねぇんだよ。お前」
颯「今ここで死ね」
奏「ゴホッ……ガハッ」
奏(息が…出来ない?そっか。首絞められて…)
レン?「ねぇ奏ちゃん。これ、あげるよ」
奏「何これ?ナイフ…?」
レン?「そう。これを持っていて?そうしたらきっと、貴女を守ってくれるよ」
奏(そうだよ。私はまだ死にたくない)
颯「なんだよ。抵抗しなくなって?やっとおとなしく死ぬ気に」
奏「__ごめんね。お父さん__」
颯「は?」
グサッ
颯「いっっっって!」
奏「もう、限界なんだ」
グサッグサッグサッグサッグサッ
奏「っは」
気がつくと目の前には死んだ父親の姿があった。
死んだ私の結末にエピローグを。《第十七話》
奏「はは、あはは…」
これでよかったんだ。きっと。
奏「寒い」
そりゃそうか。もうとっくに夏は過ぎたんだ。
細かくは覚えてない。ただ、ただ必死に父さんを殺した。
気づいたらもうアイツは息をしてなくて。
生温かくて気持ち悪い。
嫌な温度が今も体に残ってる。
父親は殺した。
母親は消息不明。
私ただ一人。
やっと解放された。やっと、私一人だけ。
奏「__帰ろ__」
これからは帰ったって殴られないんだし。
奏「はぁ……」
なんだか、騒がしい。また、アイツが?…いや、違う。
アイツは殺した。あの時確実に。じゃあ、今話しているのは誰?
??1「ねぇ。君、だれ?」
??2「ねぇー!子供いんだけど」
??3「うそ。今11時だよ?夜の。こんな時間に帰ってくる?普通」
??4「いやーコイツの家族なら有り得んじゃね?」
奏「誰!」
レン?「あれれー?もしかして奏ちゃん?」
奏「…え」
??3「レン、知り合い?」
??1「あ、もしかして前言ってた子?」
レン?「そう!可愛い子でしょー!」
??1「初めまして奏ちゃん。私は叶。岬叶よ」
??2「はいはいはーい!うちは梨花!叶の双子の妹!」
??3「近藤昴。よろしく」
??4「山吹聖司だ。よろしくな!」
レン?「自己紹介してなくてごめんね。私は如月歌恋。貴女の名前は?」
奏「…私の名前は、奏。氷室奏」
誰、この人たち。
昴「単刀直入に聞くよ。君の親、氷室颯を殺したのは誰」
梨花「もー昴!もっと笑ってよ。奏ちゃん怖がっちゃうでしょー!」
聖司「うるさいぞ。梨花」
奏「あの、お父さんが死んだってほんとですか…?」
昴「……は?」
奏「私、お昼頃から帰ってなくて。知らないです。何も」
梨花「そっかー!急にこんなこと聞いてごめんねー」
歌恋「嘘つきだなぁ…」
叶「レン?どうしたの?」
歌恋「ねえ。奏?」
バッ!
叶「ちょ、レン!?」
奏「どうしたんですか?急にナイフなんて振りかざして」
歌恋「ふーん…やっぱりね」
梨花「えぇと…何がどうなってるのぉ?」
聖司「うんうん。考えてる梨花もかわいいね」
昴「おい歌恋。説明しろ」
新キャラ!
岬叶(みさきかなえ)
岬梨花(みさきりか)
近藤昴(こんどうすばる)
山吹聖司(やまぶきせいじ)
そしてそして!
如月歌恋(きさらぎかれん)です!
この5人は超大切な重要人物!この中の誰かは1章ですでに出てきてるよ…?
誰だろうね。
死んだ私結末にエピローグを。《第十八話》
奏「結局…何がしたかったんですか?」
歌恋「すごいねぇ私のナイフを受け止めるなんて」
昴「おい、歌恋どういうつもりだ?説明しろ」
歌恋「鈍いなぁ…昴らしくない」
昴「あ?喧嘩売ってんのかテメェ」
叶「昴、落ち着いて。レン、どういうことなの?」
歌恋「もーみんなよく考えてみて?私のナイフを受け止めたんだよ?」
叶、梨花、昴、聖司「……!」
歌恋「みんな、私のナイフを、そもそも蹴りとかも受け止めたことないでしょ?」
叶「確かに…」
梨花「みんないつも大怪我ばっかだし…」
昴「じゃあ…こいつは…」
聖司「普通の子供じゃない…?」
歌恋「ま、そうなるねぇ。|ソレ《颯》も奏が殺したんじゃない?」
奏「……っ!」
叶「その感じ、本当みたいね」
ドタドタドタドタ
??「奏ちゃん!」
奏「…!桃華ちゃん…?」
歌恋「だれ…?」
桃華「こっちのセリフよ。誰なの、あなた達」
奏「……なんでここにいるの?」
桃華「あなたが颯を殺したって聞いたから」
奏、歌恋、叶、梨花、昴、聖司「……!」