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目次
#1 設定
設定★
メインキャラ↓
はじめ
・めちゃくちゃ明るい女の子
・九郎大好きっ子
・裁縫とお絵描きが趣味
・たけのこ派
九郎
・クールほどまではいかないけど静かな男子
・隠れドS()
・めちゃくちゃツンデレ(?)
・きのこ派
サブキャラ
ぽんきち
・お調子者で臆病な子供のまめだぬき
・お昼寝が好き
・一番純粋
秋彦
・カメラとか写真撮るのが好きな男の子
・はじめと仲良し
・二番目に純粋()
紀子
・しっかりした真面目枠
・はじくろの恋を誰よりも応援してる
・腐女子()
キャラはこんだけです!
だいぶ妄想とか入るので気をつけて!
時系列とかぐちゃぐちゃになるから気をつけて
#2
2人とも中2
大喧嘩して3ヶ月ぐらい口聞いてないって言う設定
中学2年生になったはじめと九郎。
あの大喧嘩からすでに3ヶ月。
二人は学校ですれ違うことすら避けていた。
教室でも休み時間でも、視線を合わせないようにして、距離を置く。
友達の間でも「あの二人、喧嘩して以来、まったく口もきかない」とささやかれるほどだった。
はじめは心の中で、まだ九郎のことを好きである自分を必死に押し殺していた。
「でも、あんなに怒らせちゃったんだもん……」
毎日、自分を責める日々。
九郎もまた、素直になれず、はじめに声をかけることを避けていた。
「……俺だって、まだ納得してない」
でも心の奥底で、はじめの存在が頭から離れないこともわかっていた。
---
そんなある日の放課後。
はじめは帰宅途中、人気の少ない裏道を歩いていた。
空はどんよりと曇り、風が少し冷たい。
「はぁ…今日は誰とも会いたくないな…」
思わずため息をつきながら歩いていると、後ろから突然声がかかった。
「おい、そこの子」
はじめが振り向く間もなく、腕をつかまれ、無理やり車の影に引き寄せられそうになる。
「わっ、や、やめてっ!」
はじめは必死に抵抗するが、力の差で押され、恐怖で体が硬直する。
心臓が破裂しそうに高鳴り、涙が止めどなく溢れる。
「く、九郎……助けて…!」
思わず口に出してしまった名前。
でも、ここに九郎はいない――絶縁状態の3ヶ月。
誰も来ないと思うと、|絶望感《きょうふ》に包まれる。
そのとき――
「離せっ!」
力強い声が響き、男の腕が一瞬緩む。
振り向くと、そこには全力疾走で駆けつけた九郎の姿があった。
「九郎……!?」
はじめは驚きと恐怖で涙が止まらない。
九郎はそのまま、はじめの前に立ちはだかり、犯人を睨む。
「……何やってんだよ、ふざけんな!」
その声には怒りとはじめを守る決意がみなぎっていた。
犯人は咄嗟に腕を引っ込め、九郎の鋭い目と全力の迫力に怯む。
はじめはもう我慢できず、恐怖と安心が入り混じって、子供のように泣きじゃくる。
「うっ…うわぁぁぁんっ、九郎……怖かったよぉ……!」
震える声。溢れ出る涙。
九郎は無言で、ぎゅっとはじめを抱きしめた。
「……泣くなって、バカ……俺がいるだろ」
声はぶっきらぼうだが、腕の力で強く守る気持ちが伝わる。
はじめは九郎の胸に顔を埋め、嗚咽を漏らしながら、恐怖が少しずつ溶けていくのを感じる。
「九郎……本当に来てくれた……」
泣きながらも、心の底から安堵する。
九郎は片手で背中をさすりながら、もう片方の手でしっかりはじめの頭を支える。
「……当たり前だ。俺が放っておくと思ったのか?」
ぶっきらぼうな言い方だが、その瞳は優しさと決意で熱く光っていた。
はじめは小さく頷き、まだ涙を流しながらも安心の笑顔を見せる。
「ありがとう、九郎……ありがとう……」
九郎は少し顔を赤くし、でもぎゅーっと抱きしめ返す。
「……。もう泣くな」
耳元でささやく声に、はじめは胸がぎゅっと熱くなる。
その後、犯人は逃げ去り、二人だけが雨に濡れた裏道に残る。
はじめはまだ震えているけれど、九郎の腕の中で少しずつ落ち着きを取り戻す。
「……怖かったのに……でも、九郎がいてくれたら、きっと大丈夫。」
小さな声でつぶやくはじめに、九郎は無言で小さく笑い、手をぎゅっと握り返す。
絶縁状態だった3ヶ月も、この瞬間、すべて無意味だったと思えるほど、二人の距離は近づいていた。
恐怖と涙、そして守られた安心――
それは、二人の絆をより強く、深くする、決定的な出来事だった。
夕焼けと雨の匂いが混ざった裏道で、二人はただ抱き合い、何も言わずに時間を共有する。
はじめの涙はまだ乾かないけれど、心の奥は温かく満たされていた。
私が書いた小説をちょっとだけチャッピーに加筆・修正してもらいました。