その名の通り500文字以内の小説集ですー
ちな1話完結よ
500文字ってむずいわ
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目次
「、、、!」
なんか変なのしかできない
「もういいか~い!」
「まーだだよ~!」
「もういいか~い!」
「もういいよ~!」
今日は公園でお友達とかくれんぼしてるの
今草のかげに隠れてるんだ~
鬼はユミトくん
探すのがすっごい上手なの
前はすぐ見つかっちゃったけど今日は頑張っちゃうぞ
あっ!ユミトくんが近くに来る
よし息もとめちゃお
「ん~いないなぁ~」
そう言い残してユミトくんが離れてく
やったぁ!乗り越えたぞ
このまま最後まで残っちゃお
と、思ったのも束の間
「あははっ!サリちゃん見つけた!」
「えっうそ!見つかっちゃった」
あっさり見つかっちゃった!
すると、
「ねぇサリちゃん…あのさ、見つけられないんだ」
と、ユミトくん
「ん?」
「アキヤは見つけたんだけど…」
「ユキノちゃんいないの?」
私たちは4人でかくれんぼをしてる
「うん。今アキヤにも探してもらってるんだ」
「どこに行ったの…?」
そのあと暗くなるまで見つけることができず、ユキノちゃんはもう帰ったという結論にいたり、私たちは帰ることにした。
「ただいま~!」
お家に着きリビングへ行くと、血まみれのユキノちゃんと、包丁をもったお母さんがいた。
教師と生徒。
私は|網谷《あみや》 |佳流《かる》。
高校の教師をしている。
突然だが私には好きな人がいる。
彼の名前は|三賀《さんが》 |晴嬉《はるき》。
三賀はこの学校の生徒会長。
そう。私は生徒に恋をしている。
決して望んでそうなったわけではない。
気持ちに嘘はつけなかった。
今は放課後。
職員室へ向かっている。
すると、なにやら三賀の声が聞こえた気がした。
最初は気のせいだと思ったのだが、女の子の声も聞こえてくる。
まさか三賀は彼女がいるのか…?
声をたどり、歩みを進める。
すると三賀と1人の女の子が向かい合って立っているのが見えた。
まだ距離があるので目を凝らして見てみると、三賀が顔を真っ赤にしているのが分かった。
すると、
「俺…君のことが好きだ」
と聞こえてきた。
好きな人の告白を目撃してしまった。
私はとっさに声を出していた。
「さんがぁぁぁ!」
「はっはい!なっなんでしょう!」
彼の声は一瞬裏返ったように思えた。
「おっいたいた探したんだよ」
ほんとは女の子の返事を聞きたくなかっただけだ。
「用がある。職員室これるか?」
「あっはい。いけます」
教師と生徒。どうにもなれないのに、
好きな人の恋すら応援できない。
私は何がしたいんだろう。