編集者:ぼん
駄作です。
若干コメディとネガティブが混ざったような作品ではありますが、見ていってくれると嬉しいです。
※転作は厳禁です。
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目次
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 1
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1、2回程度)
いつの間に降ったのか、雪が積もっていた。
去年の冬に盗んだブーツ、まだ奥にあったはず。
「よい、しょ。……うわ。」
下駄箱は靴が散乱していた。乱暴にかき分け、奥からブーツを取り出す。
うん。少しキツいけど、履ける。
いつも通り、ドアを開け、鍵を閉め、トートバックにナイフを入れ、少し先のコンビニへ向かう。
ウィーン
いつも通り、「いらっしゃいませー」の言葉もない。まぁ、慣れたこと。
雑誌コーナーには、中年の男性が一人いた。
あ、新作でてる。今日はこれにしよ。
そして、またいつも通り、トートバックに本を入れる。
中年の男性は……うん。やっぱり、今日も気付かれない。
フードコーナーで、「新鮮!お買い得!」のシールがはられたサンドイッチを、また、トートバックに入れる。
そして、またいつも通り、店を出る。
帰るとき一応、店員の前で大きく手を振った。でも、やっぱり気付かれない。もうこんなの、何十年続いただろう。
私は、気配がない。影が薄いというより、もう、存在自体がないのかもしれない。
自分の気配がないと知ったのは7歳の時。
お母さんは、私が小さい頃から病弱で、私が家事を手伝っていた。
お父さんは、浮気して、この家を出て行った。
家を出ることはほぼなかった。あったとしても、お母さんと一緒に薬屋に行く程度。
それでも、私はお母さんが好きだった。
そんなお母さんも、私が5歳の時、とうとう死んでしまった。
でも、不思議と、なにも感じなかった。涙も出なかった。今もそうだけど、私は感情もないのかもしれない。
お母さんの葬式のとき、私は一人で後ろの方に座っていた。でも、誰も、何も話しかけたかった。話しかけるどころか、見向きもしなかった。
そのころから、あぁ、自分には気配がないんだなって思い始めた。
でも、確信はなかったから、家の外の道路で、走り回ったり、変なダンスをしたり、時には人に触ってみたりもした。
だけど、誰も見向きもしない。たくさんの人が通ったけど、誰一人、私に気付くことはなかった。
だけど、私が声をかけることで、ようやく相手も気付くようになる。
最初は、大変だったし、涙が出そうになるときもあったけど、話しかけた。
でもそれも、9歳の頃に全てがどうでも良くなった。もう、めんどくさくなったのだ。
小学校も、それ以来行っていない。みんなの反応をこっそり見てたけど、誰一人、私の存在など最初からなかったかのように暮らしていた。
そんな時、ふと犯罪をしてみたいと思った。
最初は何度かとどまったけど、人間、だめと言われるとよけいやりたくなるものらしい。
最初は、近くのコンビニのオレンジジュースを盗んだ。気づかれるか、気づかれないか、ドキドキして冷や汗をかいたのを覚えてる。
でも、バレることはなかった。それからというもの、いろんな所で盗みをした。
時には、足をかけて人を転ばせたり、後ろから突き飛ばして骨折させたこともある。
私ってすごい。
こんな風に、商品がいつの間にか減っていたり、なにもないのにつまづいたり、誰かに押されたりするなど、原因不明のちょっとした事件・事故はほとんどが私だ。そのおかげで、食料や暇には困らない。
だから今日も、いつも通り、ドアを開け、鍵を閉め、トートバックにナイフを入れ、少し先のコンビニへ向かう。
いつも通り、食べ物を選び、それを手に取り、トートバックに入れ「ちょっと君!」……。
「今、トートバックに何か入れたよね。見せてもらうよ。」
コイツ……………………なんで、、私のこと、見えるの。
続く
はい。てなわけで第1話終わりましたが、これを読み終わった後の皆さんの感情を当てましょう。
「クッッッッッソつまんねぇなこの作品!」ですよね。そうですよね!!
まぁ、そんな訳なんですけれども、この作品面白い!と思ってくれた人は気長に更新を待っていただけると嬉しいです。ではまた。
P.S……共感性羞恥心えぐいっすね。
by,1年後のぼん
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 2
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
俺は、木島拓也。28歳。独身。少し小さな街のコンビニで働くただのおっさんだ。(自分で言うとなんだか悲しくなってくるな)
そんなおっさんだが、働き始めて5年目の今日、初めて万引きを見つけた。
相手の女子高生?くらいの女の子には申し訳ないが、達成感と誇らしさで心が満たされる。
俺ってすごい。
「じゃあ、スタッフルームで話をするから、ついてきなさい。」
女子高生?はポカーンと口を開けて不思議そうに俺を見てくる。
ふん。
とぼけようとしても無駄だ。今すぐ俺が化けの皮はいてやる。
「じゃあ、トートバックの中、見せて。」
予想通り、トートバックの中には本が一冊と、ミルクティーが一個入っていた。さすが俺。
「じゃあ、まず、名前と学校名、年齢言って。」
「……………半座、衣流(いる)…………17歳………学校は、行ってない…………です。」
………声、ちっっっっっっさ!!!いや、ギリ聞こえるけども、聞こえるけどもだよ!
まぁ、万引きするくらいだし、なんかあるんだとは思うが……。
それにしても小さすぎる!聞き取れないわこんなん。
バンッ
「おい、どうした、木島。そんな騒いで。」
「あっ!店長!聞いてくださいよー。この子、万引きして…「……?お前、誰のこと言ってるんだ?」…………は?」
え?いや、いやいやいやいやいやいや、普通にいるでしょ、ここに!
「て、店長、なに言ってるんですか!?いるじゃないですか、ここに。」
「なに言ってるのかはこっちのセリフだよ。幽霊ごっこでもしてるつもりか?そんなことやってる暇あったら、さっさと商品棚でも整理するんだな。」
「え、ちょ、待ってくださいよ!てんちょ…バタン……行っちまった……。」
て、そんな場合じゃない!!!この子、何者だ……!?お、俺はずっと幽霊と喋ってたのか!?
「幽霊じゃない………。」
「うわァッ!!やっぱ幽霊じゃねーか!!!なんで俺の考えてることわかるんだよ!!」
「いや…あの…普通に……声に、出てた……。」
「え?あ、そ、そうか……」
って!そうじゃなくて!
「お前、な、なんで俺には見えて、店長には見えないんだよ!!!」
「……………………私、気配、無い……………なんでかは、わかんない………気づいたら、そうなってた…………」
気配が……ない?なんだそりゃ…………。初めて聞いたぞ………気配ない人なんて…………。
影が薄い人ならまぁ聞いたことあるが……。
「ん………?あ、じゃあつまり、盗むの、今回が初めてじゃないってことだよな?」
「…………うん。もちろん。」
すんげぇあっさり認めた………。まぁ、確かに、品数あわないときとかまぁまぁあったけど、まさか、盗まれていたとは……。
(まぁ、俺が品数の確認サボってたから実際はもっとあるかもしれんが)
……………………まてよ、このまま放っておけば、いつかこの店、きっと赤字になるに違いない……。ていうか、もう赤字なのでは……?
………なら、
「お前、一人暮らしか?」
「え?……………う、うん。」
「よし、では、これから毎日、1日1回、お前の家を訪ねる!!……………いや、そういうことじゃねぇよ!勘違いすんな!警察呼ぼうとしてんじゃねぇよ!と、とにかく!これからお前が盗まないよう、きっちり管理するからな!」
「ガーン!!……………そ、そんな……………ヒドイ………………!うぅっ………グスッ………!」
「なっ!被害者ズラすんな!万引きされると困るのはこっちなんだよ!ていうか、少し笑ってんじゃねぇか!バレバレだぞ!」
この子、最初は死んだ魚のような目してたけど、本当は明るい子なのかもしれないな……
続く
はい。そんなこんなで2話ですが。何回読んでもつまんないですね、この作品。きっと最後まで駄作だとは思いますが、どうか気長にお読みいただければ幸いです。ではまた。
P.S………読まないで。恥ずかしい。
By.1年後のぼん
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 3
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
あれから、一週間がたった。あのクソジジイは毎日私の家に来ている。ふざけんな。
犯罪しないのって、こんなにもつまんないとは思ってもみなかった。今じゃアルコールやタバコを止めようとしている人の気持ちがよくわかる。つらい。とてもじゃないが、つらい。
ピンポーン
「今日も来たぞ~」
チッ。もう来やがった。なんか、日に日に来る時間早くなってきてないか?
そう思いつつ、しぶしぶ、玄関の扉を開ける。
「お~っす。やってるか?」
「ここ、居酒屋じゃないから…………とりあえず、上がって………」
「よし、今日も犯罪、してないんだろうな。」
「はいはい。やってませんよ………。」
「よし、部屋も見る限り、盗んだモンはなさそうだな。」
コイツは私の父さんか。まぁ、あのクソ親父よりは、まだマシだけど……。
「ほい、差し入れ。廃棄品だけど、カップ麺3つ。まだ賞味期限ギリ過ぎてねぇから食えるぞ。それじゃあ、俺は急いでるからこれで。」
「ん。ども。」
…………………あーーー。盗みたい。こんな廃棄品より、新品の方が絶対うまいでしょ。…………多分。
「まぁ、もらったんだし、あんまり偉そうなことは言えないか……」
そこで、私はふと考えた。
人間、誰しも欲望には抗えないと。
そう。アイツとタッグを組むのだ。
本当は組みたくないけど、自分の願いをかなえるため、私は立ち上がる!!………………………………………………………………恥ず。
ピンポーン
「おーい、来たぞ~」
ようやく来た。いつもは嫌だけど、今日は仕方ない。
「ん。上がって…………………今日は、大事な話があるの………。」
「え?お、おう、わかった……………(なんだコイツ、いきなり深刻そうな顔して……)」
「まず、単刀直入に言うけど、もう我慢するのは止めたわ。その、普通に、犯罪…………やりたい。」
「はぁ!?急に深刻そうに話始めたと思ったらそれかよ!ダメに決まってるわ!バカ!」
何度も思うが、こいつは私のお父さんかよ……………。
「もちろん、無条件にとは言わない。私たち二人で、タッグを組むの。
うまくいけば、銀行の金なんて簡単に盗めるかもしれない。あなただってこころの中で一度や二度、思ったことあるでしょう?何十億円の大金で、裕福に遊んで暮らしたいと。
それが今、実現できるのよ。やりたくないの?やりたいでしょう?」
うぅ、しかし、それは…………でも…………と、必死に頭を抱えて悩んでいる。
……………………………………実に滑稽だ。よし、このまま追い討ちをかけて、コイツを洗脳しよう。そうすれば、私の願いが……。
「よし。わかった。………………………………………お前に犯罪はやらせない!!」
「……………………………え?な、なんでよ、一生遊んで暮らせるのよ!なにがそんなに嫌なのよ!」
「まぁ、落ち着け。お前に、犯罪は、させない。」
「…………………つまり?」
「こういうことだ。まず、俺たち二人で殺し屋ならぬ、懲らしめ屋を運営する。」
「なにそれ……。ていうか、ネーミングセンス無さすぎ。」
「あ、後から考えればいいんだよ、後から!
それより、まず、懲らしめ屋は依頼人から頼まれた人を依頼内容にもよるが、怪我をさせたりして、懲らしめる。そして、依頼人から、相応の金額をもらう、というわけだ。」
「おぉ……!じゃあ、粉砕骨折とか、大量出血とかさせてもいいの…………………!?」
「ま、まぁ、依頼内容によればな………。(こいつ、サラッと怖いこと言うな………。)」
「じゃあ、万引きも?」
「それはだめ。」
ちぇっ。と、口をとがらせつつも、少し楽しみな私だった。
続く
はい。3話目です。はい。相変わらずの駄作です。
いや、この前のことなんですけどね。ファンレターもらったんですよ。まさかもらえるとは思ってなかったのでもう発狂しましたね。ファンレター書いてくれた人、ありがとう!!
けど、3話目書いた後に思ったんですよ。あれ、これ、独りで罪、犯してなくね?と。
あー大変だ。やっちまった。まぁ、むりくり独りにするので待っていてください。
あと衣流ちゃん若干ヤンキー化してきてないか?作者に似て(((
まぁ、てなわけで。つまんないけれども、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 4
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
ガチャ
「すみませ~ん」
甲高い女の人の声。依頼人だ。
「はい。どうぞ、こちらへ。」
俺は、女性1人と、その子供であろう女の子1人を椅子に座らせた。
やっべぇーーー!!!わくわくしてきたぁーー!!!フゥーーー!!!俺の活躍を見せてやるぜェ!!!と、心の中で思いつつも、俺はポーカーフェイスを崩さない。
なんてったって、俺は天才だからなっ!!
………………だが、隣に座っている半座 衣流は不機嫌そうに口を尖らせている。
事は1週間前…………
「よし。まずは事務所の場所だが、これは半座の部屋でいいな。」
「は?ちょっと待ってよ。なんで私の部屋になるわけ。もっといろんな場所あるじゃない。」
「いや、まず、俺の部屋はワンルームしかないし、マンションだから無理だ。
それに、他の所を借りるにしても金がかかる。俺はそんなに金もってないから、そんなわけで、半座の部屋にする。
それに、半座の家、すげぇでかいのに、一人暮らしだから、部屋の一つや二つ、有り余ってるだろ?」
「そ、それは、そうだけど………。」
「はい。てなわけで決定。実は、もう家具とか頼んであるから、早速置かせてもらうな。といっても、イスとテーブルしかねぇけど。」
「なっ………!こいつ、まさか最初から私の家に置くつもりで………!」
よ~し、家具取りに行くぞ~と聞こえないふりをして俺は半座の家を出た。後ろで、ちょ、話は終わってないわよ!的なことを言っていたが俺は知らん。
てなわけで、家具を置いたわけだが…………。
「なんか…………………殺風景…………だな………………。」
それもそうだ。テーブル1つとイス4つしかないのだから。
「これじゃ刑務所の取調室みたいじゃない。もっとかわいくしたらどうなのよ。」
「(こいつ、見た目に反してかわいいもの好きなのか………?)まぁ、金もないんだし、しかたない。それじゃあ、後は俺がテキトーにちゃちゃらっと広告しとくから、今日の所はこれで解散な。」
半座は不満なのかブツブツ言っていたが、気にしない、気にしない!!
広告してから3日目にも関わらず、もう一人目の依頼者が来た。さっそく半座に電話する。
「半座。さっそく本題なんだか、一人目の依頼者が来た。」
「もう?思ったよりも早かったわね。」
「あぁ。それで内容なんだが、ざっくり言うと、俺が作戦を考え、半座が実行する感じでやる。」
「うん………………ん?ちょっ、と、待って。実質、それってほぼ私が一人でやる感じじゃない。なら、金額も、ほとんど私が受け取っていいわよね?」
「いーや。それはダメだ。二人で半分。そのかわり、俺が一生懸命作戦考えるからよ。それに、依頼人の対応だって、俺一人でやんなくちゃいけねぇし。」
でも行動する時間は私の方が長い!など、せめてもの7:3にしましょうよ!とか言ってたが、これもスーパースルー。大切なのは無心。無心だ。
そのようなことが重なり、半座は今大変不機嫌であるが、気にせず俺は話を続ける。
「ではまずは、懲らしめたい人と理由をお聞かせください。」
フゥーーー!!!俺かっこいぃー!!
「はい。私の夫なのですが、単刀直入に言いますと、その……DV、でして。でも、夫はとある会社の社長でエリートですし、実際、お金も余るほどもらっているから、何も言えないんですの。」
さっきから思っていたが、話し方がいかにもお金持ちって感じだ。これは期待できるぞ。
「叩かれる、蹴られるのは日常茶飯事で、骨折、火傷なども数え切れないくらいありますわ。」
どうりで、初夏なのに、二人とも長袖を着ているわけだ。
すると、今まで口を閉ざしていた女の子が
「お願い、おじさん……。お父さんをやっつけて……。」と言った。
おじさん、は、少し、傷ついたが、この子のためにも、俺が頑張らなくちゃいけないな。
「だから、どうか、夫を懲らしめていただけないでしょうか。なんなら生死不明にしてもかまいませんわ。おほほほほ。もちろん、料金はたくさん差し上げますわ。そうですわね……400万でどうでしょう。」
「「よ、400万!?」」
あっ、コイツ、声出しやがった!聞いたところによれば、半座は相手に声をかけて触れることにより、ようやく気づかれるらしいのだ。だから、念のため、くれぐれも声は出さないようにと言っていたのに……。
「あら?今、女の人の声が聞こえた気が………。」
「き、気のせいじゃないですかね~。俺にはなにも聞こえませんでしたし…。」
「そうですか………。」
あっっっっっぶねぇー!!!バレなかったーーー!!!マジックみたいに、タネがわかっちゃつまらないからな。俺って天才!!!
「では、これから作戦を立てますので、今日の所はこれで。明日、またいらっしゃってください。そのころには作戦もできているでしょうし。」
「わかりましたわ。では、これで。」
よし。俺、最初から最後までめっちゃかっこよかった!最高!!
「じゃあ、作戦だが、とりあえず考えたのを伝える。」
「え、もう?早くない?しっかり考えたの?」
「俺を甘く見ちゃぁ、いけねぇぜ。
まず、事前に聞いた話によると、お父さんは娘さんにはほんのすこーしだけ甘いらしい。
だから、それを利用して、今週の土曜日、近くにある3階立ての小さなデパートにお父さんを連れて行く。
そこで、屋上にある子供の遊具でお母さんと娘さん二人で遊んでもらい、お父さんが休憩しているところを、半座が突き落とす。
3階立ての小さなデパートだし、ひどくいっても何本か骨を折るくらいだ。
お母さんや娘さんにしていることよりマシだろうし。どうだ、これならいいだろ!」
「ふーーん………アンタにしては、やるじゃない。少しはね。」
「なにおう!?まぁ、後は半座。お前にかかっている。しっかりやれよ。」
「分かってるわよ。うるさいわね。」
決行日まで、あと5日。……………………………ワクワクもしているが、なぜか、少し、嫌な予感がした………。
………………なんてな。
続く
はいっ!4話!!あの駄作も4話目です!!
今回はいつもよりかは長く書いたほうなんじゃないでしょうか。
それはさておき、とりあえずまぁ、タイトル通り、ちょっと主旨は違うけれど一人にすることができました。(ごめん衣流ちゃん。)罪も、まぁ、広くみればこれから犯すから、大丈夫。うん。
さて、話が変わりますが、ファンレター。最初は一通だったのが、徐々に二通、三通と増えていき、作者、感謝感激で涙かあふれそうでございます。皆さん一人一人の暖かい言葉が胸にしみて、あぁ、小説書いて良かったなと思えるようになりました。
あ、でも、アンチコメントだけは絶対にやめてください。作者、本当に心が脆いので。ガラスのハートではなくもう紙のハートで出来ていますので。
そんなこんなで、第5話も楽しみに待って頂けたらうれしいです。
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 5
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
まだ冬真っ最中なのにも関わらず、雪が溶け始めるほど今日は暑かった。
………ついに、この日がきた。決行日。
絶対に成功させて、400万でウハウハ生活をおくってやるわ。
「おい、半座!準備できたか!」
「えぇ。もちろんよ。早くバス停までいきましょう。」
どこかの誰かさんが車もってないからバスで行くはめになった。
バスってお金かかるし、バス停まで長距離歩かなくちゃいけないのよね。
絶対疲れるわ。ただでさえ、いつもそんなに動いてないのに。
「あれ、お前、整理券は?」
「いや、私別に取らなくてもバレないし。実質無料よ。無料。」
「はぁ!?それって無賃乗車じゃねぇか!ほぼ犯罪だぞ!ていうかずりぃ!」
「ねぇ、あのおじさん、一人で何か話してるんだけどww」
「それなwマジウケるww」
「ふふっw…………JK………w……に………噂……w………されてる……w………わよ…………ww」
「んなっ!笑いこらえてんじゃねぇよ!笑われるよりも笑いこらえられるほうが結構ムカつくんだよ!」(超小声)
こういう時はスーパースルー。前に私のことめちゃくちゃスルーしてきたから、こっちだってスルーしてやるわ。
そんなこんなであっという間にデパートについた。降りてお金を払うときに、木島が何かブツブツ言ってたけど、気にしない、気にしない。
「デパート、思ったよりも小さいわね。」
「まぁ、そりゃ3階建てだからな。
……おっ。隠れろ!………………あれ、依頼人の家族……であってるよな?」
「多分ね。……………………………ねぇ、そろそろ、行ってもいい……?」
「いや、まだだ。お前は気付かれることはないとは思うが、念のため、ある程度距離をあけて進んだほうがいい。
俺も一応ついていって離れたところからこっそり見るが、そっからお前が一人で行動するんだからな。
…………………………よし、今だ!…………あ、ちょっと待て。」
「んもう、何よ。急いでるのに。」
「その…………………………絶対、死ぬなよ。」
「……………こんな事で、死にはしないわよ。」
けど、なぜか、……………コイツの言うことがどこか当たりそうで、少し、不安になった。……なんてね。
「ねぇ、お母さん。私、あれで遊びたい!」
「いいわよ~。……じゃあ、あなた。少し、ここで待っていただけますか。」
「別にいいが、なるべく早くしろよ。俺はおまえらと違って忙しいんだからな。」
よし、離れた。けど、フェンスまであと15mくらいある。どうやってあの男を落とそう。
多分、むやみに引っ張っても、私、そんなに力無いからふりほどかれると思う。
もう少し、あともう少し近づいてくれれば………。
「たく、あいつらおせぇな……。仕方ねぇ、ベンチで休んでるか…………。」
まだ2分しか立ってないのに。ほんと最低な父親ね……。
でも、よし。これで結構近づいた。あとは、落とすだけ……!
「……………え、」
嘘、靴、フェンスの隙間に、はさまって、抜けない………!なんで、こんな時に………!
「………もうそろそろ、いいだろう。あいつら、呼びにいくか。」
そんな。まだだめ……!くそ…。どうして、こんな。あぁ、もう!
もう、靴なんてどうでもいい。今はただ、あの2人を、救いたい…!
私は、靴を脱ぎ捨てて、一目散に走った。横目に、木島が見ているのが見えたが、それさえも、もう気にする暇などなかった。
「ふんっ!」
ガシッ
「え、な、なんだ!?急に、引っ張られ……!」
くっ、うっ、力……強い……!
「くぅっ………!どぅりゃぁ!」
ドンッ
「う、うわぁぁぁぁ!!!!!」
よし!
……………って、え、ちょ、まっ!私も、落ち…そう…!
「え、おい、嘘だろ!?半座…!くそ…間に合え……!」
体、半分、フェンスの外に………出ちゃってる………!
落ち………る………!
これ、くらい………!私なら…………着地…………でき………………!
パシッ 「…………大丈夫?」
「「……………………え?」」
「ふー、間一髪だったね。怪我はない?」
「………え?は、はい……。」
「そっか。ならよかったよ。
あぁ、それと……………………………気をつけて、ね。」
「………………お、おい、半座……。今の金髪の男、知り合い、か……?」
「いや………。そもそも、私の事見える人、アンタ以外、会ったことない、し…………。」
「え…………じゃあ……………………。」
しばらく、私達の間に沈黙が流れた。
「あっ!ここにいらしたのですね!」
「あっ。依頼人、さん…………。」
「先ほどはありがとうございましたわ。うちの夫、痛い、痛いって苦しんでいますの。いい気味ですわ笑。私たちの方が、もっと痛かったのに。」
「おじさん!どうやってやっつけたの!?教えて!」
「それは、その、企業秘密、だ。」
「ふふっ。あぁ、それと、はい、これ。400万ですわ。今回はお世話になりました。では、私たちはこれで。」
おじさーん、バイバーイ!と女の子達は去っていった。
……………また、二人の間に沈黙が流れてしまった。
すると、それをさえぎるかのように、
「………………………よし。半座。今日はパーッと焼き肉でも行こう。今回は、俺が奢ってやる!」
「………………!…………………じゃあ、遠慮せず頂くことにするわ。」
「あっ!食べ過ぎんなよ!無駄遣い出来ねぇんだからな!」
彼なりに、私を元気づけようとしてくれただけで、私は嬉しかったけど、頭の中のほとんどは、あの金髪の男のことでいっぱいだった……………。
「ん………………………?何か忘れているような………………………。」
「は?お前、なんも持ってきてなかっただろ?」
「うーん…………………………………あぁ!!!!!!靴!!!!やばい!!フェンスに挟まったまんまだ!!」
そう叫び、私は、太陽(靴)に向かって走った。
続く
はい。こんな駄作も5話目です。はい。
多分ここまで読んでくれた人は何度か思ったでしょう。「1話と違ってめっちゃ明るい話になったじゃん。」とか「急に探偵っぽくなったな。」とか。でも今回初登場した金髪さん(名前まだ出してないのでそう呼ばせていただきます。)をいい感じに登場させるにはこれしか思い浮かばなかったので、こんなストーリーにしました。多分ネガティブ好きの人にとっては期待を裏切ってしまったような気がしますが、あと1、2話くらい書いたらネガティブな感じになるので、それまで待っていてくれれば嬉しいです。
さて、話は変わりますが、この前、友達が、こんな駄作の略語を考えてくれました。ありがとう。略語っていいよね。実はけっこう憧れてた。今度から「犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す」を略して「はんつみ」と呼ぼうと思います。でも、これは私が勝手に呼んでるだけなので、自由に略して大丈夫です。
なんだか毎回ファンレターの話をしているのですが、私、結構飽き性で「今日小説書きたくないな~」的な日がまぁまぁあるのですが、そんなときにみなさんからもらったファンレターを読むと、少しだけやる気がわいてきます。てなわけで、こんな作者を元気づけてくれるファンレター待ってます。
ちなみに、こんな駄作でも「1話から読んでて、いつもめっちゃ楽しみに待ってます!」的なガチファンさんっているのかな。いたらファンレターで送ってくれたら嬉しいです。(作者の我が儘でごめんなさい。)(何回もファンレター、ファンレター言ってる気がする。すまん。)
てなわけで、駄作ですが、これからも「はんつみ」をよろしくお願いいたします!(早速使ってみた)
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 6
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
「懲らしめ屋」を始めて3週間。
一人目はけっこうすぐに依頼が来たから二人目もすぐに来るだろうと思っていたが、いつまでたっても来ない。まぁ、「懲らしめ屋」なんて、そんな嘘臭いこと信じる人の方が少ないだろう。
「あ~ぁ。やっぱ半座の言うこと聞いてた方が、効率良くお金手に入れられてたのかもなー。」
ヤケクソになって、俺は自分のベッドに倒れ込んだ。
と、同時に、メールの着信音が部屋に響いた。
「ん………………?……あ、よし!来た!二人目の依頼者、ゲットだぜ!!」
ポケットに入るモンスターを捕まえる少年のようなセリフを言い、俺はスマホを高らかに上に上げた。
「イヤッフゥ!!やっぱり俺の考えたことに間違いはなかったようだな!俺って天才!大天才!!」
「あ、そうだ。半座に電話しとかないとだな。
プルルルルル
あ、半座。二人目の依頼人、来たぞ。……うん…………うん………………あぁ、そのことなんだが、依頼人が、どうしても早く解決してほしいとのことで、さっそく今日の午後からなんだが、いいか?…………あぁ……………わかった。じゃあ、今からそっち向かう……………あぁ、じゃあな。」
いよっし。今日も、俺様のかっこよさを見せてやるぜ!
「お待たせ~」
「いや、別に待ってない。」
「辛辣だな~。俺泣いちゃうぞっ☆…………おい、待て。冗談に決まってんだろ。マジレスすんな。そんなに引く必要ねぇだろ。おい。」
「いや………。普通に気持ち悪い………。中年のおっさんが言う事じゃない…………。」
「んなっ!お前、おっさんは失礼だぞ!!取り消せ!
………あぁ、そういえば、あと10分くらいで依頼人来るからなー。」
「はぁ!?なんでもっと早く言ってくれないのよ!あぁ、もう!オシャレしなきゃいけないのに……!」
「いや、お前別に見られることねぇだろ。」
「ふ、雰囲気が大事なのよ!雰囲気が!」
「それに、お前オシャレしたって、あんま変わんな……いてっ!…おい!物投げんな!悪かった!悪かったから!普通に当たると痛いんだよ!」
そんなこんなで乱闘(?)を繰り返している内に、依頼人が来た。
「よろしくお願いしまーす。」
依頼人はいかにも青春しています、とでもいっているような、キラッキラの女子高生だった。
「では、依頼内容をお聞かせください。」
はい。俺かっこいいー!自分でもほれぼれするぜ☆
「えーと、彼ピのことなんですけど~、彼、すっごい浮気性の女たらしで。ちょっと懲らしめてほしいんです!あ、でも怪我をさせる必要はないんですよ。彼とはもう少しつき合っていたいので。心身的に懲らしめてくれればオッケーです。」
半座、なんか悲しそうな顔してる。
こいつ、すっげぇ怪我させたがるじゃねぇか。毎回、怪我させれるってわけじゃないからな。
「分かりました。では、これから作戦を考えますので、今日のところはこれで。」
「わかりました。けど、なるべく早くしてくださいね。できれば明後日には実行できるようにしてください。」
「できる限り、全力を尽くします。」
どんな人にも優しく接する俺、かっこいい!!
「う~ん…。半座、今回は少し、考えるのに時間がかかりそうだから、今日のところは一旦帰らせてもらうぜ。」
「わかった。でも、あの人、少しイライラしてたから、なるべく早くした方がいいわよ。」
「わかってるって。んじゃーな。」
「とはいったものなぁ………。今回は怪我をさせちゃいけねぇし………。
一旦、テレビでも見て、休憩するか。」
テレビをつけた瞬間、女の霊がテレビに映った。
「うわあぁぁぁぁっ!!!!!………あ、なんだ、テレビのホラー特集かよ………。たく、驚かせやがって…………。はぁ……怖かった…………………いや、俺は怖くなんかねぇけどな……………………ん?……………………そうだ、これだ!」
プルルルルル
「おい!半座!作戦思いついたぞ!」
「ちょ、夜中よ!もう少し声抑えて!」
「わりぃ、わりぃ。
んで、作戦なんだが、その名も、『メリーさん大作戦』だ。」
「毎回思うけど、ネーミングセンス無さ過ぎ。ダサいわよ。」
「い、今はどうでもいいだろ!
とにかく、一旦俺の話聞け。いいか、まず、心霊話にメリーさんっているだろ。「私、メリーさん。今、あなたの家の前にいるの。(汚い裏声)」って言ってる、あのメリーさん。そこでまず、依頼人の彼氏に、お前が電話する。そして段々と場所を近づけていき、最終的に彼氏の後ろに立つ。肩をたたかれるも、そこには誰もいない。っていう感じだ。」
「作戦はいいけど、そんなに怖いかしら。」
「裏路地+暗い場所+一人きり+足音だと、結構怖くなると思うぞ。それと、半座には、依頼人の彼氏に明後日に路地裏で会いたいと連絡して釣ってくれ。早い方がいいって言ってたから、午前にしよう。じゃあ、明後日な。依頼人には、俺から連絡しておく。おやすみっ。」
ふぃー。今回も俺の作戦勝ちになりそうだな。俺みたいな人のことを、まさに天才と呼ぶのだ!
決行日が来た。2回目だが、前回の金髪男のこともあり、俺たち二人とも、どこか緊張している。
「じゃあ、頼んだぞ。」
「わかった。」
半座が、依頼人の彼氏に電話をかけ始めた。
ちなみに、俺は盗聴器で少し離れたところから盗聴中。
プルルルル
「あっ。もしもし~?僕はもう着いたよ~」
「………………………………」
「ん?おーい、もしもーし。」
………………ん?半座の様子がおかしい。なんだあれ?ジェスチャーしてんのか?
「これくらい」?「スマホ」?「1」?
…………………え、あいつ、もしかして、電池、ない………のか!?
くっそ。半座にスマホ充電しとけって言っておくべきだった。
「あ、あ……………わ、私っ。あ、あなたの……元カノの……亡霊………。今、あっ、あなたの………近くにいるの………。」
なんか、半座、パニクりすぎて、声うわずってるし、泣いてるように聞こえるな………。
でも、これもこれで怖いかもしれん。いけるぞ。
「え?何言ってんの?笑君っておもしろい子だね~笑」
「よ、よくも………私を………騙した…っ…わね………。彼女いないって…………言ってた、のに………………」
半座、即興にしては意外に演技上手いな。
あとめちゃくちゃパニクってるじゃんか。………………あと1%か……。
頼む、もってくれ…………!
コツコツコツ
「私……あなたの元カノ…………今…………………………………あなたの後ろに、いるの………。」
「え…………………。い、いやいや、まさか、そんなわけ…………。」
ポン
「わ、私………………………………………………………………今、あなたに触れてるの。」
「え、だ、誰もいない………………!?」
「よくも、よくも騙したわね……………!許さない、許さない、許さ プツッ ツーツーツー 」
あ、電池切れた……。
「え、な、な、う、うわあぁぁぁぁっ!!!!!」
うおっし!逃げ出した!
「半座!おつかれ!作戦成功、だな。」
「あ、で、電池………。充電しとけば良かった……………。」
「まぁ、そう落ち込むなって。結果的に上手くいったんだし、それに、お前、決行演技上手かったぞ。」
「ほ、ほんと?なら、良かったけど……。」
「あ、いたいた。いや~、助かりましたよ~、彼ピったら、急に『も、もう浮気なんてこりごりだ!』とか言い出して笑
じゃ、はい。料金5万円です。んじゃ、ありがとうございましたー。」
「5万円か………」
「いいじゃない。5万円でも。さっ、帰りましょ。私、もうくたくたよ。」
「あ、ちょっとここで待っててくれ。トイレ行ってくる。すぐ戻るからな。」
「お待たせー、さっ、行こ………………………う………………か………。」
え、半座………………………………………………どこいった………………………………………………………………………………………………?
さっきまでの所に、半座はいなくて、
その代わりに、少し先の道で、血だらけの男が倒れていた。
その、男の後ろに、
ナイフを持った、半座がいた。
続く
はい。DASAKUの6話目です。
いや、みなさん、こんな私のためにファンレター書いてくれて、本当にありがとうございます!今じゃ、1日1通以上届くようになりました。感謝してもしきれません。これからも待ってます。
さて、6話ですが、最後の方にちょこっとだけ微ネガティブをちらつかせました。次回、ネガティブ好きの人にとっては少しだけ嬉しい回かもしれません。(駄作であることに変わりはないです。)
話変わりますが、この駄作のキャラクターが増えて、たくさんの人がこれを読んで応援してくれるようになったら「第一回はんつみキャラクター総選挙」を行いたいと思っております。
でもまだ全然キャラそんなに出てないので、それを待っている間に、皆さんの力で「はんつみ」を広めて、人気がでてくれればなぁ~と思っております。。無茶なお願いで申し訳ございません。広めるといっても、「これおもしろいよ~」くらいの程度で大丈夫です。無理して広めなくてかまいません。
それと、実は今年、作者の受験がございまして10、11月くらいになったら多分あまり書けなくなると思います。でも打ち切るということは絶対にありませんので、気長に待っていただければ嬉しいです。では、また。7話でお会いしましょう。
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 7
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
最初に目に入ったのは、私のお父さんだった。
お母さんから金を騙し取り、挙げ句の果てには家具も、預金も、全て奪われた。
あの、あのお父さんが、いや、クソ親父が今、ここにいる。
その後はもう、どうなったのか、自分でもわからない。
ただ、気付いたときには、体が動いていた。
…………………自分でも、息が荒くなっているのがわかる。
用心棒用のナイフをパーカーのポケットから出し、一目散に走った。
驚くくらいに、一瞬の出来事で、自分でもびっくりした。
…………………………自分の目の前で、血しぶきが舞った。ドサッと倒れる音がする。
あぁ。やっと、やっと殺せた。頭がぼーっとする。
鉄錆の匂い、悲鳴をあげる通行人、苦しんでいるクソ親父、そして、
「なにやってんだよ…………………半座!」
絶望したような顔で駆け寄ってくる、木島。
はぁ、疲れた。ごめん、木島。私…少しだけ、眠るね…。疲労感、やばい………。
私は、そのまま木島に向かって倒れ込んだ。
「んっ………………。あれ…………ここ、私の、部屋……………?いつの、まに…………。」
目が覚めたときには、もう夕方になっていて、部屋の中は暗かった。
「起きたか。」
「き、木島………………………………。」
しばらく、二人の間に、沈黙が流れた。
「…………………………………………………………………………お前、なんでこんなことした。」
「それは、その…………………でも、ちゃんと理由があるの。」
「………………………………………………………あの人、もう病院に着いたときには亡くなっていたそうだ。」
それを聞いた瞬間、嬉しさと罪悪感が、体の中から湧き上がった。
今まで、どんな犯罪をしても、罪悪感などというものは一切感じなかった。
人を、始めて殺した。自分の、手で。
「…………………………………………あの人は…………………………………………私の、お父さん……………………………………でも、その、本当に、性格悪い奴だったし、それに、「だからって、殺す必要まであったのかよ!!!!???」………………………………………………………………。」
…………………………こんなに怒っている木島を見るのは、初めてかもしれない。
「お前のせいで、人が一人、死んだんだぞ!!??……………………………………………前々から思っていたけど、お前は……………………………………………………………………………………人の命を軽々しく扱う、最っっ低なやつだな。」
プツッ、と自分の中で、何かが切れるような音がした。
「軽々しく……………………?……………………ふざっけんな!!!!今まで、私がどんな思いで過ごしてきたと思ってんだ!!!なんにも知らねぇくせに、知ったような口き利いてんじゃねぇよ!!!」
「あ!!??お前はもう、人殺しなんだよ!!」
「人殺しだから何!?私は、お母さんの、私の敵を殺しただけ。それの何がいけないっていうの!?」
「チッ。……………………はー…………………………もう、お前とはやっていけねぇ。……………………………お前が、そんな奴だったなんてな。………………………………がっかりだよ。」
「は!?そんなの、あなたが勝手に私に期待しただけじゃない!!私は最初っからこうよ。もういい、頭冷やしてくる。アンタといると、本当に気が狂っちゃいそう。」
「あーはいはい。勝手にしろよ。もう、俺には関係ねぇ。この際、もう縁を切らせてもらうぜ。」
「上等だよ!縁なんて、こっちから切ってやらぁ!!」
ガチャ
バタン!
気がつけば、家の近くの橋にいた。
川は、ただただ、静かに流れている。
「お母さん……………私、お父さんを、殺したよ…………。これで、恨みも、なくなった、よね………………。」
…………………………なんて、意味ない独り言を呟く。
………………………………………………………………………………………………本当に、これで良かったんだろうか。
確かに、木島の言うとおり、私は少し、命を軽く見過ぎていたから、あんなにも簡単に殺してしまったのかもしれない。
「ねぇ、教えてよ、お母さん………………………………………………私は、本当に、正しかったの………………………?」
ポンッ
「やぁ、衣流ちゃん!久しぶりだね。元気だった?」
「……………………え。」
私の肩に手を置いたのは、
私が今、もっとも恐れている、
金髪の…………………男だった。
続く
はいっ。7話目!はいっ!駄作ぅ!
なんか、一気にネガティブな感じになりましたね。ネガティブ好きの人にとっては待ちに待った回かもしれません。(駄作ですが。)あと、衣流ちゃん、途中めっちゃヤンキーっぽくなっちった。
いや、この前、ファンレター受け取ったんですけど、「こんな文章書けるようになりたい」と憧れてくれてる人がいて。すっごい嬉しかったですね。まさかこんな作者のことを憧れてくれてる人がいるなんて、夢にも思いませんでした。ありがとう!あと、分かる人には分かるのですが、実はファンレターを送るとたま~にキャラからのお礼メッセージを見ることができます。探してみてください。
あと、キャラクターのことなのですが、一応イメージをここに書いておきますが、別にこれでなくてもみなさんの想像でかまいません。
半座 衣流(はんざ いる)… 黒髪でセミロング。サラサラストレートヘア。いつも眠そうな目をしている。目のクマがすごい。だいたいいつもパーカーを着ている。若干猫背。背は少し低い。17歳。誕生日は8/12。
木島 拓也(きじま たくや)… 少し痩せ気味。まぁまぁ身長高い。Yシャツがお気に入り。(主に白。)髪は軽いツーブロックで茶髪に近い黒髪。若干つり目。28歳。誕生日は9/8。
金髪さん … 髪はセンター分け。金髪。身長はけっこう高い。イケメン。いわゆる高スペック男子。女子にモテそう。誕生日は7/10。
とまぁ、こんな感じです。途中偏見なんかも混じったりしていましたが、みなさんの想像でかまいません。では、また次回、お会いしましょう。
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 8
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
カチ、カチ、と時計の音が自分の部屋に響く。
もう、何十分経っただろうか。
「少しは、半座の言うこと、聞いてやれば良かったかな………………。」
それにしたって、半座のやつ。いつまで怒ってるんだ。連絡くらい入れてくれてもいいじゃねーか。
まさか、俺から謝るまで自分は誤りません的な感じか……!?
だとしたらすっげームカつく…………………………!!
でも、もし…………それじゃなかったら。
「交通事故………………?いや、まさか………………な。」
思いたくも無かったことを思いつき、気づけば俺の顔に冷や汗がたくさんあった。
「今日は一人なんだね。良かったぁ。いっぱいお話できるねぇ。」
「……………………………………………あ、あなた……………………………………何者……………………………?………………………………どうして、私のことが……………………………………………………………………。」
「あれ?もしかして僕、怖がられてる?あははっ。大丈夫だよ。君に危害は加えないから。」
「………………………………………………質問に…………………………………答えるのが、先じゃないかしら。」
「(なに、この怖さは……………話すのがやっとよ……………………)」
「おぉ~怖い怖い。そんなに睨まなくてもいいのに。
ん~と、そうだなぁ…………。それは…ちょっと言えないかな。でも、忠告だけはしておくよ。
オークションに例えると、君がオークションの物品で、僕が主催者。
ざっくり言うと、君はとっても高級品で、こっちの方じゃ君を求める人がわんさかいる。
だから、僕はいろんなところから入札を受けてるんだけど、値段が上がるばっかりでキリがないんだよね。
まぁ、楽しいからいいんだけど。みんな、それほど君を欲しがってるって事だね。」
「(っ……………!やばい、声、出せない…。この人、怖い……)」
「…………………………………………だ、だから……………………………………?」
「要するに、取引先が決まったら……………………………………………………………」
コツコツコツ
「君を、奪いに行くってこと。あ、それとも…………………………今、奪っちゃった方が……………いいかな?」
「(しまった。追い詰められた……!後ろは、川………………!逃げ場がない………ていうか多分、逃げてもすぐ捕まる…………!何か、何か…………!)」
「っ………上等よ……………やれるもんなら、やってみなさいよ…………………!!」
「(あぁもう!何言ってんのよ私!これじゃあ、自分から死にに行ってるようなもんじゃない……!)」
「ふふっ。ずいぶん威勢がいいんだね……………なら………………………」
「半座あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「え、き、木島……………………!?」
「あ、残念。もうお迎えが来ちゃったみたい。」
「半座!チャリの後ろ、飛び乗れ!!!」
「え!?う、うわぁっっ!っと!!」
「うお!ちょ、おま!揺らすな!危ねぇ!」
「仕方ないじゃない!走行中の自転車に飛び乗るってこと自体、無茶なのよ!!ていうか、自転車の二人乗りってダメじゃなかった!?」
俺達がギャアギャア言ってる後ろで金髪の男がまた会おうね~とか言っていたが、そんなこと俺の頭に入る余裕もなく、運動できないこの体で必死に自転車を漕いだ。
「お、おい!半座!金髪の男、追ってきてるか!?」
「わ、分かんない……!でも後ろにいないから、多分もう大丈夫だと思う………!」
「そ、そうか……」
ふぅーと、俺は自転車を漕ぐ足を止めた。
「……………………………………………………その………………悪かった。」
「………………!」
「半座のこと、何も知らねぇのに、あんな酷いこと言って……………………その…………………すまなかった。」
「………………………………わ、私も、ごめん……………。木島の言う通り、少し、命を軽く見過ぎてた…………。」
「……………………………まぁ、一件落着、だな。
あ、ていうか、俺が助けに来てやったこと、感謝しろよ!俺、すげぇ疲れたんだからな!」
「いや、まぁ、感謝はするけど、自転車で助けにくるヒーローなんて聞いたこと無いわよ。どっちかって言うと、カッコ悪いわ。」
「し、仕方ねぇだろ!自転車しか持ってないんだよ!」
「ふっ、ふふ、あははっ!」
「んなっ!何笑ってんだ!」
でも、やっぱいつもの感じがして、安心したような気もした。
これが、どうかいつまでも続きますように。
続く
はい。駄作ぅの8話目です。
なんか最近タイトルで悩んでるんですよね…。今まで通り『犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す(はんつみ)』にするか、ちょっぴりシリアスな感じで『今日も独りで罪を犯す(きょうつみ)』にするか。内容を見て考えてほしいので、あと3、4話くらい書いたら募集箱みたいなの作るので、それまで考えて置いてほしいです。
あと、「第一回はんつみキャラクター総選挙」の事なのですが、好評だったら「第二回はんつみキャラクター総選挙」や、「第一回はんつみベストコンビ総選挙」もやってみようかと考えております。人気がでたらの話ですが。
さて、「はんつみ」はいつまで続くのかという話ですが、作者のアイディアが思いつく限り、5年だろうが10年だろうがいくらだってやります。今よりさらに人気がでていたら、書籍化なども……という妄想を最近一人でしています。駄作なのでないとは思いますが。
では、また次回。9話で会いましょう。
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 9
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
あの時から2日がたった。
私たちがわちゃわちゃしている間に、3人目の依頼が来ていたらしい。二人とも気付かなかった。
今回も、私の活躍であっさり終わりそうだ。私は天才だもの。当然よ。
「「よろしくお願いいたします。」」
今回の依頼人は高1の息子をもつ夫婦と聞いている。
「では、依頼内容をお聞かせください。」
木島のやつ………仕事できるような顔しちゃって………。
依頼人さん、この人、普段からこんなんじゃないですよ。だまされないでください。
「実は…息子が、引きこもりで。ネット関係のものをやっているのですが……。以前、パソコンを見たところ…その、ハッキングをしていまして。」
「ハッキング……ですか……。見間違いなどの可能性はありませんか。」
「いえ。僕達はコンピューター系の仕事をしておりまして、そのようなことに関しては詳しいので間違いありません。」
「そうですか………。息子さんが部屋を出るタイミングはありますか。」
「そうですね………。食事の時とトイレの時ぐらいです。その時に声をかけても、「うるせぇ!」と言われるばかりで……。」
なるほど……ちょっとヤバめの反抗期真っ最中ってわけね……。
「わかりました。では、一度作戦をたてるので、今日の所はこれで。出来上がり次第、連絡します。」
「よし、半座。単刀直入に聞くが、お前パソコンとかできるか。」
「いやムリ。ある程度はできるけど、詳しいことは知らないわ。」
「やっぱそうか………………………………………………………。半座、一回風呂は入らせてくれねぇか。」
「は?なんだってあなたに私の家の風呂なんか貸さなきゃいけないわけ。」
「いや、風呂入ると良いアイディアが思い浮かびやすいんだよ。…………………って、なんだよその目。言っとくが、これは本当だぞ。」
「ふーん…………まぁ、それで作戦が立てられるなら別にいいけど…………なるべく汚さないでよね。」
「半座の家なんて、どうせ元から汚れてるだろ。」
私は怒りにまかせて木島に本を投げつけた。ふざけんな。
これでも少し………少しは掃除してんだぞ。痛い痛い言ってたが知らん。
「いよし!半座!アイディア出たぞ!」
「うわぁっ!ちょっと、ココアこぼすところだったじゃない!」
「わりぃわりぃ。んで、作戦なんだけどよ。まず、お前に依頼人の家に不法侵入してもらう。そこで、依頼人の息子さんが部屋を出ると同時にお前が部屋に入る。そして依頼人の息子さんが戻る前に、お前がパソコンに「タスケテ………(裏声)」とか、「ユルサナイ…………(裏声)」とか、いかにもな感じの呪いの言葉っぽいのを打つ。それで、終わらせるという感じだ。まぁ、今回も、前回と同様、呪い系の感じだな。」
「え、危害加えちゃだめ?」
「いや、別に今回危害加える必要ねぇだろ。じゃあ、俺はこれで帰るぜ。またな。」
…………………なんか、コイツと話してると、どっと疲れるような気がする…………。
気がつけば決行日。時の流れというものは早いものだ。
今回は私の存在がバレるといけないため、内容は伝えず、日時だけを伝えたらしい。
まるで魔法にかかったかのように、息子さんはピタリとハッキングをやめるでしょう、だって。
木島のやつ、調子にのって…………。プレッシャーかかるのはこっちなのに。
ちなみに、私は木島からもらった小型カメラをもっている。
さすがに木島も中に入る訳にはいかないので、木島は、家でこちらの様子を見ていることになっている。
依頼人が通勤するのは8時。依頼人がドアを開けた瞬間に私が素早く家の中に入るという作戦だ。
ガチャ
今だ!サッと素早く……!
バンッ!
「いっ……………!!」
「あら?あなた、今、女の人の声しなかった?」
「さぁ?空耳だろ。」
いっっっっったぁぁ!!!まってマジで痛い。ドアに足はさまれたんだが。
クッソ。絶対木島に笑われた………!まぁ、そんなことよりも、依頼を優先しないと。
えっと、たしか、奥から2番目の部屋だった気が………あった。ここだ。
さぁ、こっからは耐久戦となるわけだ。いくらだって待ってやろうじゃないの。
………………………………………いや、もうそろそろ出て来ても良くない!?流石に暇よ。
もう12時だし………。昼食の時間には出るって言ってたから、そろそろだと思うけれど…………………。
バンッ
うわぁっ!!びっくりしたぁ!………って、そんな場合じゃない!早く、部屋に入らないと…!
「………?今、誰かいたような……。気のせいか。」
あっぶない!もうすこしでバレる所だった……!
「えっと………このパソコンで合ってるわよね。」
「よし。それじゃあ、衣流様の力、見せてやるわよ!」
私はファイルなどをテキトーに開き、文字を入力した。
「まず、字は赤で……………………………フォントは、これでいいかしら。メッセージは…………………」
……………………………思ったよりこれ、楽しいかも…………。
バンッ
!やばい。もう戻ってきた!でも、一応間に合った………!
「ん?なんだ、これ……………。『タスケテ』?
ゾッ
い、いや、まさかな……。そ、そうだ。これはハッカーの仕業だ。これくらい、普通に消せば……………………ほ、ほら。元に戻った。コマンドとかも使えば、こんなの楽勝だわ…………ハ、ハハ………」
……………………コイツ、意外とビビリ……なのか……?
ならば…………
カタ……カタ……カタ……カタ…… タン (一本指で打ってるため、すごい打つのが遅い)
「ひっ!も、文字が勝手に……!な、なんで……!」
極めつけに……
「お前………………………呪う…………………………………………………ユルサ……………………ナイ…………………………!」
「う、うわぁっ!!お、女の人の声がぁっ!!!!!」
「も、もしもし!?母さん!?い、今すぐ帰ってきて!それと、俺の部屋のパソコン全部捨てて!!いいから!早く!!」
まって……笑ビビりすぎでしょ……笑
ふぅー。今回も、私のおかげで一件落着、ね。
さすが、世界の天才と呼ばれた衣流様だわ。
「ただいまー。」
「おう、お帰りー。バッチシ見てたぜ。半座の足、ドアに挟まれてた所とか笑」
「なっ!そ、それは仕方ないでしょ!?それより、依頼料は?」
「あぁ。即時振り込まれてたぞ。全部で50万円。やっぱ有名企業に勤めてる人は違うな~。」
「50万…………。まあまあね。それよりほら、終わったんだから、アンタはさっさと帰って。いつまでここにいるつもり?」
「へいへい、今帰りますよーんじゃ、また………………………………………………」
「………………?どうかした?」
「いや………………………………なんでもねぇ。またな。」
「え、えぇ。」
なんだったのかしら……。変な奴。
いや、コイツはもともと頭おかしかったわね。
「そろそろ、頃合いか……。」
俺は、キッチンに置いてあったナイフを取り出し、ポケットへ入れた。
続く
はい。いつも通りの駄作の9話目です。あと少しで10話目!イヤッフゥ!!
お知らせです!!3/12から3/31まで依然話していたタイトルアンケートを募集します。詳しくは、「開催中の自主企画一覧」から見てください。
そういえば、前にキャラクターの話をしたじゃないですか。キャラクターって一気にたくさん出すと読み手が混乱して話に入り込めなくなるし、逆に少なすぎると似たような受け答えになってつまんなくなってしまうんですよね。(自分の場合、後者…だと思う)だからキャラクターの人数ってその小説とか漫画とかの読みやすさを左右すると自分は思う。(多くても面白いものは面白いです。)(駄作者が好き勝って言ってすみません。)でもまぁ、この駄作も、あと何話かしたら新キャラ出す(と思う)ので、気長に待っていただければ嬉しいです。
あと、皆さんってLINEやってますかね?もしやってたら、LINEのオープンチャットで「はんつみ裏話部屋」を作りたいと考えています。主に、答えられる範囲でキャラやストーリーの裏話や設定などを質問してくれたら答えます。(答えられる時間は不明です。めちゃくちゃ遅れるときもあります。テストとかもあるので。)今この駄作を何人くらい呼んでるんだろ…まぁまぁ人数いた方が楽しくなると思う。もちろん質問だけでなく、はんつみに関する話だったらなに話してもかまいません。多分今日か明日あたりにはオープンチャットできていると思います。ぜひ参加してくれたら嬉しいです。はんつみについて語り合いましょう笑。アンチコメントだけはぜっっっったいにやめてください。
追記:LINEで作りました。ホーム画面の下の検索するところで「はんつみ裏話部屋」と調べてみてください。
では、次回、記念すべき10話目でお会いしましょう。
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 10
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
朝の、午前5時。
俺は、眠い体を無理やり起こした。
まだ辺りは暗く、起きている人も少ないだろう。
「さて………吉と出るか、凶と出るか。」
俺はスマホのアプリを開いた。地図には7km先にあるビルの位置に、赤い光が示してあった。
あの時。あの金髪の男から半座を救い出す時、俺は、金髪の男にぶつかる振りをしてGPSを付けた。
少し不自然だったかもしれないが、気付かれる事はなかった。
もう…………………………これ以上、半座に危険を近付けさせない。
…………………いや、別に半座の為とかじゃなく、お、俺にも危険が及ぶからやってるだけであって…………。
と、とにかく。そのためにも、金髪の男から何か情報を入手できればいいが…………………。
「とりあえず、ナイフ一本あればいいか…………。」
このときは、そう思っていた。
…………………………俺は、あの男を甘く見過ぎていたのかもしれない。
ビルへ向かう俺の足取りは、軽いような、重いような。分からない。
まだ朝早いので、通行人は少なかった。
「半座と出会って………………………俺、変わったな………………………。」
普段、なんの代わりもない日々を淡々と過ごしてきた。
普通に生きて、普通に死ぬ。それが、人生の秘訣であり、基本なんだと、ずっと思ってた。
でも、半座とあったことで、それが嘘みたいに明るくなって。
疲れは倍になったが、それさえも楽しかった。
「って、なに死ぬ前みたいな事考えてんだよ、俺。」
そんな事を考えていたら、ビルをいつの間にか通り過ぎていた。
地図を見ると、ビルから……………………………50mも離れていた。
「……………………………………………………………………戻ろう。」
カッコつけた後にこんなことやらかすなんて……………………恥ず…………………。
ビルは、まるで高級ホテルのように輝いていたが、どことなく怪しい雰囲気もあり、人を寄せ付けないような感じがした。
ここに………………金髪の男が、いる。
ギィ
ドアを開けてみたが金髪の男はおらず、それどころか、人一人いなかった。
それなのに、フロントみたいな所は白と金でつくられていて、いかにも高級そうだ。
広さも、東京ドームの五分の一はあるんじゃないかと思う。(それはオーバーか。)
フロント(みたいな所)の正面に、すべて金で出来た高級そうなエレベーターがあった。
「もしかして……………この上に、あの金髪の男が…………………。」
おそるおそる、エレベーターのボタンを押す。
ポーン…と、きれいな音を立てて、ドアが開いた。
中も金で出来ている。これ相当お金かかるだろ……………。
周りを警戒しながら、エレベーターに乗り、なんとなく最上階のボタンを押した。
エレベーターは静かに上に上がっていく。
………………上に上がっていくほど、息がつまって、緊張しているのがわかった。
最上階まで、あと……3……………………2…………………………1………………………………。
また、ポーン…という音と共に、ドアが静かに開いた。
それと同時に、俺の目に映ったのは………………………………
金髪の、男だった。
……………………そいつは、俺が思ってたのとは全く違う反応を示した。
「あっ。やっぱり来た。待ってたよ~。木島、拓也くん。」
な……………………!
こいつ、なんで、俺の名前…………………!!
「………………………………………お前………………………………半座のこと、なにか知ってんだろ。話せ。」
「え~。会って10秒でそれ?う~ん、まぁいいや。でも、全部話すことは出来ないかな。
でも、あることをしてくれたら、僕が知ってること、五分の一くらいは話してもいいよ。」
「…………………なんだ。」
「ん~と………………………………………
君の腕、ちょうだい?」
「…………………………………………は?」
「ほんとは二本欲しいけど、初めて会ったばっかだし、一本にしといてあげる。」
「……………………………………なにが、目的だ。」
「ん~……………特に理由はないよ。でも、重大なことだから、これくらいもらわなきゃフェアじゃないでしょ?」
腕、一本……………………。その痛みを想像するだけで、体中から嫌な汗が溢れてくる。
いや、こっちにはナイフがあるんだ。それに、これくらい、きっと避けれるはず……。
「………………………………………………………わかった。その話、乗ろう。」
「おっ。話が早くて助かるよ。じゃあ、早速だけど、僕から話させて貰うね。君、僕のことまだ信用しきってないみたいだし。」
「衣流ちゃんは……………………………………………………………」
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「なっ……………………………………………!じゃあ、衣流は……………………………………!」
「ふふっ。驚いた?
………………じゃあ、次は僕の番。約束通り、腕、貰うね。」
にっこり笑ったその男の顔は、狂気に満ちていた。
「っ……………!」
ゆっくり、男が近付いてくる。
っ………………大丈夫だ。俺には、ナイフが……………………
「ねぇ、今、このナイフで何しようとしてたの。」
「………………………………………………………………………………………………え、」
ドサッ、っと、音がした。
俺が持っていたはずのナイフは、いつのまにかあの男がもっていて、俺の下には、
……………………………………………………………………………腕が一本、落ちていた。
「約束破るみたいだったから、腹もプラスしたよ。自業自得、だね。」
いつのまにやられたのか、腹から、血がでていた。
「ガハッ!ゲホッ、ゲホッ。」
ボタボタ、と口から血が溢れてくる。
「っ、くそ…………!」
逃げるしか、ねぇ。
ドアを勢いよく開けて、一目散に逃げた。
金髪の男が追ってきてるかどうか、確かめる暇もなかった。
どこか、どこか、隠れる場所……………………………!
「…………!あの部屋なら…………ゲホッ。」
やばい。しくじったな……。
ギィ
部屋は、暗く、倉庫みたいな所だった。
「ハァ、ハァ…………………。ゲホッ。くそっ。」
見つかるのも、時間の問題かもしれん………………。血の量も多くなってきてる気がする……………。
とりあえず、このことを半座に伝えなくては…………!
タッタッタッタッ…
………………!まずい……………………。誰か来る……………………!
しまった、今は丸腰…………………………!
拳で、戦うしかねぇ…!!
バンッ!
「………………………………え……………………半、座……………………………!?」
「ハァ………………………ハア……………………………やっぱり、ここにいた……………………って、木島!
あなた、血…………………………………………………………………!」
「いや、なんで、半座が………………………………………!!ゲホッ」
そこには、今俺がもっとも会いたかった人物……………………………………………………………………半座が、いた。
続く
はいっ。記念すべきDASAKUの10話目っ!いぇいっ!
いやーこんな駄作ももう10話目です。もう10話目なのにまだ登場人物が3人しか出て来ていないということに焦りを感じている作者です。
あ、そういえば、LINEのオープンチャットできました。
オープンチャット「はんつみ裏話部屋」
https://line.me/ti/g2/8IpLjPZbhFsMh5KNxoobc-KNMEIvc1JZjjcXVg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
LINEで検索しても出てこない人は、これで検索してみてください。
この部屋、作者が深夜テンションで作ったものなのでもうメチャクチャです。ごめんなさい。
「まだたいして人気でてないけど作っちゃおー☆」って軽いノリで作ったものです。
何かあったらファンレターで言ってください。(アンチコメントはやめてください。)(普通のファンレターも待ってます。むしろください。)マジで誰か応援してほしいです。待ってます。
最近あとがきで何話せばいいのかわかんなくなってきた……。まぁ、ネタを見つけ次第、書いていこうと思います。では、また次回お会いしましょう。
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 11
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
事は、2時間前……………………………
「ん………………………………………………あれ、まだ6時じゃん………。どうしよ………時間中途半端だな……………。」
とりあえず、私はココアを飲もうとベッドを立ち上がった。
………………………………うん。朝のココア、最高…………!この時間が一番好き。
「ふぅ~…………………………至福の時………………!
………………………………………………………………………………………………………あれ。」
テーブルの上に、見慣れない(ボロッボロの)サイフが置いてあった。
「って、これ、木島のじゃん!」
ていうか、アイツ、今日の朝、買い物行くとか行ってなかったっけ……………!?
サイフを開けてみるが、しっかり現金が入っている。(といっても2000円しかないが。)
仕方ない、朝っぱらからめんどくさいが、この衣流サマが届けてやろう。
「まったく……!世話ばっかかけるんだから…………!」
ピンポーン…………ピンポーン………………ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
「おーい、お寝坊さーん、起きろー。起きないと全財産盗むぞー。」
…………………………おかしい。あの木島が全然出てこない。
いつもなら「うるせぇ!」だの、「近所迷惑だ!!」だの、押して5秒で出てくるのに…………………。
ガチャ ギィ……
「あれ…………鍵、開いてる……………………。」
「おーい、木島…………?………………本当に、居ないの…………?」
まさか、もう買い物に行っちゃった……?
いや、こんな朝早くから木島が出かけるはずがない。
「…………………………………………………………入るよー?」
まさか、どこかで倒れてる……………………!?
「っ…………………………!」
家を探してみるも、どこにもいない。
ようやく、私は焦りを感じ始めた。
「…………………………………………………………………………あれ、何、このメモ………………………。」
ふと、パソコンの上に置かれてあったメモが目に入った。
「何これ…………………………『T.N.B.』……………………?」
情報収集半分、興味本位半分で調べてみることにした。
「えっと、『T.N.B.』………………………………あった……って、これ、どういうこと………。」
検索してみるも、『T.N.B.』に関することは地図以外いっさい出てきていない。
「おかしいでしょ、検索結果が場所しか出てこないって………。普通、ビルならホームページとか、画像とか、いくらでもヒットするのに………………………。」
…………………………もしかして、ここに、木島が………………………………。
でも、なんで、こんな所に…………………………………。
「行ってみる価値はありそうね………………………………………………。」
お願い、お願いだから………………………………………………………無事でいて。
不覚にも、そう思ってしまった私だった。
「ここが、『T.N.B.』…………。なんか、いかにも高級そう…………。」
こんな所にビルがあったなんて…………。独特な雰囲気のせいか、今まで全然気がつかなかった…………。
ギィ…
「…………うわぁ…!」
すごい………!キラキラ…………!ほとんど金で出来てる…………!お城みたい…………!
なんだかお姫様みたいになった気分で私はその場をクルクル回った。なんだか童心に返った気分。
「………って、そんなことしてる場合じゃなかった……!木島を探さないと…!」
「えっと…………………………………あ、このエレベーター、かな。」
ポーン…
「おー………!中まで金ピカ………………!セレブみたい…………!!…………………………って、そうじゃなくて!」
本当に、木島がここに…………?
ポーン…
最上階についた。
………………いや、別に、最上階からの景色を観てみたいとかじゃなくて、その、たまたまよ。たまたま最上階のボタンを押しただけ。
廊下も広く、まるで本当にお城にいるみたいだった。
「………………………………………あれ、これって……………血痕…………?」
奥の部屋まで続いてる…………。
もしかして………………いや、まさか……………。
タッタッタッタッ… バンッ!
「…!木島…!」
そして、現在。
「ちょ、木島…!あなた、血が……!」
「いや、俺のことはいい。ゲホッ!……………いいから、一旦、話聞け。」
「いや、それより、こんなとこ、さっさと逃げて、病院に……!」
「いいから!ゲホッ……!ハァ…ハァ…、まず、いろいろヘマしちまったが、あの金髪の男から情報を入手した。ゲホッ。」
「え………!?じゃあ、今、ここに…………!?」
「ああ。ヤツがくるのも、時間の問題かもしれん。とりあえず、時間がねぇから、アイツが言ってたことを伝える。聞き逃すなよ。」
『まず、衣流ちゃんの存在は、他の人に散らばってるって感じかな。』
『は?どういうことだよ、それ……』
『ちょっと~、今僕が話してるんだから、割り込んでこないでよー。
……………でね、ざっくり言うと、本来あるべき衣流ちゃんの存在が、世界中の人間に余分に行き渡ってるって感じなの。確信はないけどね。
イコール、裏を返せば、
人を殺すことで、衣流ちゃんの存在は元に戻る。』
『は……………………………!?』
『あっ。だーかーら、まだ僕が話してるんだから割り込んでこないでっ。
そして、君には衣流ちゃんの存在が見えた。
つまり、君はゲームで言う、スタートボタンと同じなんだよ。
君を衣流ちゃんが殺すことで、衣流ちゃんの存在回復ゲームがスタートする。
そこから、だいたい…………100人くらい殺せばいいかな。確信はないけど。』
『そんなことで、半座の存在が元に戻るわけないだろ…………!?そもそも、確信ないのに、試す価値あるかよ……!?』
『じゃあ、逆に聞くけど、このまま、衣流ちゃんは一人ぼっちで暮らしていくことになってもいいってこと?
現に、君は後で僕に腕を取られるのにね。試すか試さないかは、衣流ちゃんと君次第。
ちなみに、僕は自分が知ってることを言ったまでだからね。後で恨まれても責任はとらないよ。』
「…………………………だとさ。だから、衣流。
………………………………………俺を、殺せ。」
「え…………………。嫌だ、嫌だよ。絶対にやらない!あんな金髪男の言うことなんか、絶対嘘に決まってる!やるだけ無駄よ!」
「でも、やらない後悔より、やって後悔の方がいいだろ?それに、ゲホッ、ガハッ…!
……………多分、俺は今から病院に行っても間に合わねぇ。だから衣流。
今、ここで、俺を…………………殺せ。
ほら、用心棒用のナイフ、ポッケに入ってるだろ。……………………あー、ダメだ。ボーッとしてきた……。
ほら、俺が死ぬ前に、早く、殺せ。」
「嫌だ、絶対に嫌だ……………うっ、ひぐっ、グスッ………」
「あーほら、泣いてねぇで………さっさと殺せ。………ほら、やっぱり。お前のポッケに、ナイフ入ってただろ。な。」
「やだ………!殺さないもん………!」
木島に手首を捕まれて、もうあと少しの所まで、ナイフが近づいていた。
振り払いたいのに、泣いてしまって、全然腕に、力が入んない。
「俺の全財産、お前にやるよ。無駄使いすんなよ………それから……アイツ、強さがハンパねぇから、俺を殺したら、すぐ逃げろよ。それと、絶対盗みはすんなよ…………それから……………………あー頭回んねぇ。
じゃあ、そろそろ覚悟決めろ。
………………………………………俺居なくても、幸せに、暮らせよ。」
………ザシュッ
静かに、けれども、意志を持って、
私は………ナイフを刺した。
「…………………………うわぁぁぁん………………!グスッ、ひぐっ、きじ、ま………!」
思いっきり、泣いた。ただただ、ひたすらに泣いた。
あんなにも、暖かい言葉をかけてくれたのに、気付いた時には、木島の体は、冷たかった。
続く
はい。DASAKU☆の11話目です。
ダレカ!ワタシヲ!タスケテクダサイ!
はい。まず、ストーリーこれで良かったのか不安になってくるので、ファンレターで元気づけてくれれば嬉しいです。(駄作ですが)
次。なんか最近、小説書く気が出ない…………。最近更新が不安定な理由、半分はそれです。(もう半分はテストがあり、勉強しておりました。)ストーリーは思い浮かんでるんだけどなぁ……。
次。はい。あッという間に木島さん死なせてしまいました。いやもうなんか即死でしたね。ごめんなさい。ストーリーの構成上、泣く泣く死なせてしまいました。木島さん好きだった人はつらいかもしれません。(こんな駄作につらいなんて高価な感情、生まれないと思いますが。)頑張ってくれた木島さんについてのファンレターも待ってます。
はい次。今回いつもより衣流ちゃんかわいくしたのですがどうでしょうか。感想いただけると嬉しいです。
次。『T.N.B.』の最後の.付けるの忘れそうになるwちなみに、ちゃんと名前に意味ありますよ。いつか書きます。
次。なんかあと少しで終わりそうな雰囲気だして増すけど、まだまだ終わりませんよ!こっからです!
最後!こんな駄作ですが、これからも見てくれれば嬉しいです!では、また次回、お会いしましょう!
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 12
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
ピピピピピピピピ
………………私が、一番嫌いな音。
仕方なく、思い体を無理やり起こした。
夢でありたいと思っても、これが現実なのだ。
重い足取りで部屋を出る。
元相談室だった向かいの部屋は、暗く、しんとしている。
あの後。
私が木島を殺した後。
せめて、木島の遺体だけでも持って帰りたかったが、あの金髪男の部下であろう人が倉庫に来たため、とっさに身を隠すしかなかった。
私のいくじなし。
倉庫を出る時には木島の遺体は無くて、くやしさと、悲しさと、苦しさで、頭が狂ってしまいそうだった。視界がぼやけるほど、私は泣きながら走り、ビルを出た。
「良かった。外、晴れてる。」
………なんて。何が良いのだろう。木島が居ないと、こんなにも寂しいのね。
……………………寂しいなんて感情、いつ振りかしら。
そして、いつも通り、ドアを開け、鍵を閉め、ポケットにナイフを入れ、街へ向かう。
結局、『懲らしめ屋』はたった3回しかやっていないが、営業を終了した。
……………………………木島が居ない『懲らしめ屋』なんて、成り立つ訳が無いじゃない。
それに、どうせ続けたとしても、人を殺すなんて依頼はほとんど無いと思う。
だから、私は『殺し屋』を始めた。
…………………………………だって、そうでもしないと、木島の死が、無駄になってしまうから。
「えっと…………今日は闇会社の社長ね。少し小太りで、いつも赤い帽子をかぶっている、そして、あの駅にいる、、と。なるほどね。」
「依頼料は…………………100万。まぁまぁって所かしら。」
…………………………今回で、12人目。さっさと終わらせて、デパートにでも行こうかしら。
「えっと………………………………いた。あの男ね。」
今回は、ナイフを使わないだけマシ。ナイフを使うと、どうしても服と手が汚れるよのね……………………。
男は、のうのうとホームに立っている。今から殺されるとも知らないで。闇会社の社長にしては警戒心が無さ過ぎて呆れてしまう。簡単に殺せそうね。
ガタンゴトン
電車が来た。あと………………3……………………2………………1………………
ドンッ
男の体を押した。
思ったよりも軽く、すぐに倒れた。
一瞬で、目の前に赤い血しぶきが飛ぶ。
周りの悲鳴と、電車のブレーキの音が、頭に響く。
………………………………うるさい。いつまで騒いでるのかしら。
しびれを切らして、私は、駅を後にした。
「……………………………っ!」
金髪男………………!…………………じゃ、無かった…………………人違いかよ………………………。
金髪男は、『木島を殺すことで、存在回復ゲームがスタートする』と言っていたが、金髪男にも私が見えるのなら、金髪男を殺して、木島を殺さなくても良かったはずだ。
なぜ気づかなかったのだろう。
私のバカ。アホ。いくじなし。
「あ、そうだ、依頼料……………………………良かった。ちゃんと振り込まれてる。」
「次の依頼人は…………この人ね。」
「………………………がんばらなくちゃ。」
木島の死を、絶対無駄にはしない。
だから私は、今日も独りで、罪を犯す。
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「はぁ……………………………………とりあえず、今日の所は、この辺にしておきましょう。」
「…………………………………デパートにでも、寄ろうかしら。新しいナイフも、買わないといけないし。」
私のナイフは、二人分の血で、赤茶色にサビていた。
「………………………あ、このファンデ、かわいい…………………キラキラしてる。」
これ、買おうかな………………。
もちろん、木島に呆れられ、怒られるだろうから、困った時以外は、盗みをしないと決めている。
ファンデに手を伸ばした、その時。
「あっ。このリップ、マジでかわいいー!!!新作じゃん!!!」
と、少し隣の方で声がした。
……………………………………………………………………陽キャだ。私が特に嫌う、陽キャの女子高生がいる。
さっさと、この場を去りましょう……………
と、思ったが、陽キャは、突然、目を引く行動を取った。
「うん、かわいい!!これにしよーっと!」
……………………………………………………陽キャは、隠すこともなく、バックに商品を入れた。
なんで、堂々と万引きを………………………………………!?
続く
はい。駄作ぅぅぅの第12話です。今回若干短かったかも。
一応、一応タイトル回収しました。一応。
さて、金髪さんのことなのですが、私が想像していた二倍以上に人気がすごかった。中にはガチ恋さんもいた。そこで、金髪さんが人気だったら、少し今後の金髪さんの設定を考えようと思ってて、金髪さん好きです!って人はファンレターで送ってくれたら嬉しいです。人数数えます。
あと、最近掛け持ちしようと思ってるんですよね。ていうか、公開してないだけで、もう、少し書いてます。(ほんのちょっとだけ)すみません。そちらも公開したら教えますので、見てくれたら嬉しいです。ちなみに、学校モノです。
さて、次回、いよいよ新キャラが登場します。お楽しみに!
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 13
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
…………………………………………………え?
いや、マジで本当にこの陽キャ、何やってるの…………………。
………………………でも、もしかしたら、私と………同じ…………いや、でも………………………。
「あ、あの…………………………ま、万引き、良くないと思いますよ……………………………。」
「え………………………………。」
あ、あれ……………………。
も、もしかして私、なんか違った!?
え、ど、どうしよう!?そうだよね。そもそも、こんな陰キャなんかが……………………。
「き、君、アタシのこと見えるの!?」
「…………………………………………え。」
「マジで!!??うわ、やったぁ~!!!ねね、とりま、あっちのベンチで話さない!?」
「え、いや、あの、私は………………………。」
「いーからいーから!」
いや、何も良くないんだけど………………………。
「えっと………………………まずは、自己紹介からかな。
アタシ、山百合 もも!自称ギャル!訳あって、気配がありません!」
「え、あ、はい……………知ってます…………………………私も、そうなので……………………………。」
「え、マジ!!??うわ、アタシ、超絶ラッキーじゃん!!宝くじ当たる運より凄いかも!」
「は、はぁ……………………………。」
なんというか………………………………どう返していいのか分からない…………………………。
すると、
「……………………………………アタシね、生まれ付き、なぜか気配がなくて。」
と、重そうな雰囲気で話し始めた。
「アタシは、もちろん、学校生活を楽しみたかったよ。
でも、いくら声を出しても、触れても、気付かれなかった。
声を掛けながら触れたら、ようやく気付かれたけど、そんなの、アタシが望んでる学校生活じゃない。
もっとこう………………なんていうか、友達とワイワイした、楽しい生活を送りたかった。
どれほど髪を変えても、服装を整えても、周りが、自分が変わらなきゃ意味ない。
でも、それでもいいから、悪あがきぐらいはしたかったんだよね。」
へへ、と、山百合さんはふんわり笑った。
…………………………………………………気まずい。
「あっ。そーだ!まだ君の名前聞いてなかったよね?なんてゆーの?」
「え?えと、は、半座、衣流…………です。」
「よろしく!えっと…………………じゃあ、『半座っち』で!アタシの事は好きに読んでいーよ!」
なに、半座っちって………………………。
「え、えと、じゃあ、山百合………………さん?」
「うぇっ!まぁ、好きに読んでいいっては言ったけどさぁ…………。フツーにさん付けなくていーよ。堅苦しいのキライだし。」
「じゃ、じゃあ、山百合?」
「そーいうことじゃなくて!ももでいいよ。ももで。」
「よ、よろしく………………………ももちゃん。」
「う~ん、ちょっと違うけど、半座っちかわいい~!!」
こんな陰キャのどこがいいのだろうか………………………。
帰り道。たまたま、ももちゃんの家が案外近くだったので、一緒に帰ることになった。
ももちゃんが言うには、『帰り道に友達と帰る=青春』らしい。……………………良くわからん。
「………………………………………………ももちゃんは、その、もし、存在を回復できるとしたら、どうする?」
「え?そんなのもちろん、すぐにやるに決まってんじゃん!そんで、キラキラの高校生活を手に入れるのよ!」
ももちゃんは、大きくガッツポーズをした。
「その……………………………これは、聞いた話なんだけど。もしかしたら、存在、回復できるかも、しれないの。もしかしたら、だけど。」
「え、ほ、ほんと!?!?なら、今すぐやらせて!!」
「お、落ち着いて。その………………………………………いろいろ、話さなきゃいけないし。」
私は、ももちゃんに今までの事を話した。金髪男のことや、存在のこと。
木島のことは……………………………詳しくは、話さない。話したらきっと、泣いてしまいそうになるから。
ももちゃんは、私が話してる間、ずっと真剣に聞いてた。途中、メモを取ったりもしていた気がする。
…………………………………………メモ必要ある?
「つまり、アタシ達の事が見える人を殺す。そして、そっから他の人を殺していく………………………っていうこと…………………だよね?」
「ざっくり言うとね。」
「ねぇ……………………………その金髪さんさ、アタシに殺させてくれない?」
「言われなくてもそうするつもりだったけど、ダメージくらいは、私にも与えさせて。
アイツには………………………………………………………恨みがあるから。」
「よ、よく分かんないけど、分かった!半座っちの事ならなんでも聞くよ!」
いや、なんでもは良くないと思う…………………………………。
「あっ!半座っち!あそこのホームセンター、寄ってってもいい?」
「いいけど、何するの。」
「ん~とね、斧買うの!」
「…………………………………え、お、斧?」
「そ。
人ってさ、斧で殺すのが、一番迫力あると思わない?
…………………んじゃ、買ってくるね~。」
フンフン♪と、ももちゃんは鼻歌を歌いながら、ホームセンターへ向かった。
………………………………………………いや、この子、普通に怖い。
続く
はい。13話でございます。
あと、知ってる人は知ってると思うのですが、掛け持ち駄作ができました。
https://tanpen.net/novel/7d12148d-8d2f-4b61-b164-8c547284952e/
本当にもう読みにくいしつまらないけれど、興味ある人は見ていってくれれば嬉しいです。
さて、「はんつみ」なのですが、パッと一人減ってパッと一人増えましたね。
なんかもうめちゃくちゃです。ごめんなさい。
一応、ももちゃんの設定も載せておきます。(ネーミングセンス0でごめんなさい)
山百合 もも(やまゆり もも)………ブロンドピンクの髪。ウェーブがかかったツインテール。本人が言うには、『メイクは体の一部』らしい。服は、ブレザーの制服を手作りした。主にピンク色。胸元にMのワッペンがある。裁縫が得意。誕生日は4/19。
………とまぁ、こんな感じです。
ではまた次回、お会いしましょう。
追記:たくさんのファンレターありがとうございます!これからも待ってます!
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 14
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
この子、ヤバい。
私は、本気でそう思った。
事は、ちょっと前。ももちゃんが、ホームセンターから戻った直後の話である。
「おっまたせ~!!」
「やっと来た。随分遅かっ………………………た………………………………………え。」
「ふっふ~!どう?これ、すごいでしょ!」
ももちゃんが持っていた斧は、私が想像していたのよりも遥かに大きく、ざっと全長150cmはあるんじゃないかと思う。
「いや、それ、どうしたのよ…………あきらかにホームセンターに売ってるレベルじゃないって…………。」
「これね~、年配の店員さんがいて、『この店で一番大きな斧ください!』って言ったら、これいらないからあげるって言われてこれもらったの~。これなら、殺しがいがありそう!」
「(サラッと言ってるけど普通に怖いのよ←ブーメラン)で、でも、ももちゃんはまだ金髪男殺してないから、殺しても意味ないわよ?」
「いーのいーの!アタシは半座っちの手伝いをしたいだけだから!重要な情報教えてくれたしね。トドメは半座っちがやればいいだけだから!」
そう言って、ももちゃんはニコッと笑った。……………………………………サイコp((
「わ、分かったわ………………………。」
「てな訳で、さっそく殺しに行こ!誰殺す?誰殺す!?」
「お、落ち着いて!私達が殺すのは、犯罪とか、悪い人だけであって、一般人をむやみに殺したりはしないから。ていうかしちゃダメ。
依頼があったら殺す、という感じよ。それに、もう5時じゃない。今からだと遅くなるわよ。」
「え?あ、ほんとだ!じゃ、そろそろ帰ろっか。」
「えぇ。といっても、私、家ここだから、ここでお別れね。」
「へ~!ここが半座っちの家か~!大きい~!
………………………………………………………………………あ!ピコーン!もも、ひらめいちゃった!」
「自分でピコーンって言う?」
「ほら、アタシ達、一応命の危険があるじゃん?いつ殺されるか分かんないし、アタシ、半座っちの家、泊まりたい!ていうか、住みたい!」
「…………………………………………………え。」
「あ、もちろん、家賃だって払うし、家事も全部やる!部屋が足りなければ、廊下で寝るから!ね!お願い!」
「いや、部屋はあるんだけど、そうじゃなくて………………………」
「じゃあお願い!この通り!食費だって払うし、料理も選択もするから!」
「ぅ、わ、分かった。」
「いやったぁぁ~!!!!んじゃ、荷物の出し入れとかしてくるから、ちょっと待っててね~!」
去っていった…………………………なんというか、嵐みたいな人だな………………………………。
それから、10分後。
「おまたせ~!契約とか、その他もろもろ、いろいろしてきたよ~!」
「いや早くない!?」
まだ10分しかたってないのになんかもう業者さんとか家に来たし家具設置してるしなんかもうすごい。
「え、いや、早くない?」
「え~?そうかな?パパッと5分で大家さんと話して、パパッと5分で引っ越しセンターに電話して頼んだだけだよ?」
「いやもうそれがすごいのよ……………。」
「ま、アタシってさ、考えたらすぐ行動したくなるタイプなんだよね~。さっ、家具の設置も終わった事だし、半座っちの家見学させて~!」
「え、ちょ、まぁ、いいけど………………。」
あッという間に部屋が一つ埋まった…………………。
ももちゃんって、行動力あるなぁ…………………。
「あれ?ねぇねぇ、半座っち。この部屋、イスとテーブルと………………写真?だけしか置いてないよ?」
「あぁ…………………………それは、なんというか、私にとって、思い出………みたいな、大切な、場所なの。特に、何もないけどね。」
「ふーん……………………………ねぇ、この写真に写ってる人、半座っちだよね?隣の人って誰?お父さん?」
「ううん。血のつながった関係じゃないよ………………………でも、本当に、家族みたいな………………………何というか、相棒………………………………みたいな感じ、かな………………………………今はもう、この世にいない…………………け…………………ど、私にとっては、すごい、大切な…………………………人………………………で……………」
「え、ちょ、半座っち!?ご、ごめん!なんにも知らないのに、そんなこと言って、まだ、よくわからないけど、とりあえず、泣き止んで?ね?」
「え…………………………?」
あれ………………………………私…………………………いつの間に泣いてたんだろ……………………………。
あ……………………………………だめだ………………………涙…………………………………止まんない……………………。
「う…………………………あ………………………ひぐっ………………………………グスッ……………………………………」
あの後、ももちゃんが必死に泣きながら慰めてくれた。
…………………………………………なんでももちゃんまで泣いてるんだろう。
「グスッ………………グスッ…………………………………ごめん、ももちゃん。ありがとう。」
「ふぅ~。落ち着いた用で良かった~。
………………………………………………………その、ほんとに、ごめん。私、なんにも知らないのに………………。」
「ううん、いいの。ももちゃんは悪くない…………………………そう、そうだよ…………………悪いのは…………
あの、金髪男だから。」
自分でも、ゾッとするぐらいに低い声が出た。
……………………あ、まずい、怖がられたかな………。
「………………………………………………………………半座っちを泣かしたヤツは…………アタシが許さない…………………
ギッタギッタになるまで……………………殺してやる………………………。」
「も、ももちゃん?」
「半座っちの敵は……………………アタシの敵………………………!」
「お、落ち着いてー!!」
この後、ももちゃんがキェェェ!とか言いながら暴れてたけど、私を、こんなにも思ってくれる人がいて、少し、嬉しかった。
続く
はい。なんかもうごっちゃごちゃして第14話です。
やばい。やることが多すぎて頭がパンクしそう笑
受験って思ったよりも大変だなぁ。勉強全然できないし。高校倍率高いし。
でもまぁ、今はとりあえず、ゆっくりまったりやっていこうと思います。
さて、久しぶりにファンレターの話をしますが、こんな駄作者のことをめちゃくちゃ憧れてくれてる人がいて。作者、感謝感激でございます。ありがとう!
また、1話1話、私が話を出す度にファンレターを書いてくれる人もいました。ありがとう!これからも待ってます!
さて、「はんつみ」なのですが、作者、いつもだいたい文章がおかしいのですが、深夜テンションになると、さらに文章がおかしくなるので、『あれ、なんか今日の文章いつもと違ってさらにおかしくなってるな』と思ったら、『ああ、疲れてるんだな』と、察して頂ければ幸いです。
なんかね、もう深夜テンションになると、金髪さんが急にハイになったり、ももちゃんが暗くなったりして、後から読み返した時に、『あれ、なんでこんな文章なってんだ』となって、書き直すというのを繰り返しています笑
ではまた、15話でお会いしましょう。
こちらもよろしく!
掛け持ち駄作です↓
https://tanpen.net/novel/d3c46472-ddd2-488d-bc54-6f9e04cb272a/
LINEです↓
https://line.me/ti/g2/8IpLjPZbhFsMh5KNxoobc-KNMEIvc1JZjjcXVg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 15
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
朝の6時を告げるアラーム音が耳に入る。
……………………………………まだ寝てたい………………………………。
「ん……………………………………あれ…………………………………甘い匂い………………………………?」
まだボーっとする頭の中に、砂糖みたいな甘い香りが広がる。
まだ寝起きの状態だけど、私はキッチンへ向かった。
「……………………………………………え、も、ももちゃん?」
「あ、半座っち~!おはよ~!もう朝ご飯用意出来てるから、さっさと顔洗ってきな~。」
「アンタは私のお母さんかよ。
…………………………………………………って、そうじゃなくて。なんで、ももちゃんが……………………………。」
「え?アタシ言ったじゃ~ん。家事とか全部やるって。」
「あ~、たしか、そうだったような………………………………って、いや、別にやんなくていいよ。
私やるし……………………………。」
「いーのいーの!アタシ、こーゆーの得意だから!ほらほら、さっさと行っといで~!」
なんか、本当にお母さんみたいだな…………………………。
「お待たせ。」
「あっ、来た来た。ほい。今日の朝ご飯は、もものデラックスパンケーキ!洋風でしょ~。」
「おぉ~!」
パンケーキの上には、クリームがふんだんに使われていて、さらにそのクリームの上にイチゴやバナナ、ブルーベリーがのっていて、宝石みたいにキラキラしてる。
「ふふ。どう?カワイイでしょ!」
「うん。とっても。じゃあ、早速………………いただきます。」
「………………………………………………………………。」
「どう?どう?おいしい!?」
ポロポロ
「ええっ!?う、嘘!?ごめん!泣くほどまずかった!?つ、作り直そうか!?」
「ううん……………………………………とっても………………………………おいしい……………………………………。グスッ」
昔から、誰かにご飯を作ってもらうなんてことは無かった。
お母さんも病気で、ずっと、私が一人で家事をしていた。
別に、特別高級で、特別おいしいって訳じゃないけど。
でも。この味。なんでだろ……………………。私、ずっと泣いてばっかだな…………………………。
「うっ……………………………グスッ……………………………おいしい……………………ありがとう…………………。」
「落ち着いた?半座っち。」
「うん。ズビッ。…………ごめん。ありがとう。」
「だいじょーぶ!ねね、ところでさ、今日は人殺すの?」
「え、えぇ………………良かったら、一緒に行く?」
「もっちろん!このアタシ、ももが、どこまでもお供するよ!」
頼もしい…………………………けど、なんか………………………物騒……………………………。
「いよーっし!早速準備しよー!!」
「お、お~。」
なんか……………………………………不安だ。
「今日殺す人はこの人。主に大麻を扱っていて、裏社会では名の知れた億万長者らしいわよ。」
そう言って、私は、ももちゃんにスマホを見せた。
「う~ん…………………なんか弱そ~。ちゃちゃっと殺して帰ろっか~。」
「でも、気をつけて。一応、裏社会では名の知れたヤツらしいし、なにより、ももちゃんは初めてだから……………気を付けた方がいいわよ。」
「だいじょぶだいじょぶ!さっ。早く行こ!」
「あ、ちょっ、待ってよ。」
「アイツ…………………………で、合ってるよね?」
「うん。多分。話によると、今日は依頼人と、取引の待ち合わせをしているみたいよ。もちろん、依頼人は来ないけどね。」
「ふふっ。だまされてやんの~笑
じゃ、さっそく行こっか!」
「え、は、早くない?もう少し、様子を見てからの方が…………………。」
ザシュッ
「…………………………………………………………………………え。」
瞬きをする間に、いつの間にか、離れたところには、斧を持ったももちゃんと、首から血が出て、もがき苦しんでいる男がいた。
「あ、半座っち~!早く早く!コイツ、半座っちが殺さないと意味ないよ~!」
「……………………………………………え、う、うん。」
ザシュッ
ナイフを刺した瞬間、目の前に赤い血しぶきが飛び散った。殺すことにはもう慣れたんだけどね。
…………………………………………………いや、それよりも、
「ねぇ、ももちゃん………………………あなた、本当に殺すの初めて……………………………?」
「ん?うん。もちろんじゃん笑」
「いや、じゃあ、なんであんなに早く行動できるのよ…………………………。」
「あー、言ってなかったっけ?アタシ、実は柔道・空手は黒帯、水泳、陸上、野球、バスケ………など、その他、運動分野は賞を取るほど!
……………………………まぁ、これも、アタシの気配がないおかげなんだけどね。
でも、運動の基礎能力は高いほう…………だと思う!」
テヘヘ、とももは笑った。
「いや、それでもすごいわよ。私なんて、運動音痴だし、引きこもりだし。ももちゃんの方がよっぽどすごいわ。」
「はは。ありがと。……………………………でも、どれだけ賞をとっても、私の気配がない限り、意味ないんだけどね……………………………。」
「………………………………………………ううん。そんなことない!今、ももちゃんのおかげて、私は効率よく、楽しく過ごすことが出来てる。
いるよ、ここに。ももちゃんを必要としてる人。」
「半座っち…………………………………うん、ありがと!
さっ、終わったことだし、デパートにでも行きましょ!」
「ええ、そうね。」
この瞬間まで、私は気づかなかった。
最も、危険な人物が近づいていることに。
「あの、すみません。ハンカチ、落としましたよ。」
「…………………………………………………え。」
「あ!ほんとだ~!ありがとうございま~す!」
「……………………………………………………………っ!」
フー、フー、と、息が荒くなっているのがわかる。
「…………………………………は、半座っち…………………………………?」
「やぁ、衣流ちゃん。久しぶりだね。おっと、別に、用があって近づいた訳じゃないよ。
今回はたまたま。そう、今回は、ね。
…………………………それじゃあ、またね。」
「待て!逃げるな!!木島を…………………木島をどこにやった!おい!」
どれだけ叫んでも、あの金髪男は、もう人混みにまぎれて、現れることはなかった。
「そっか……………………………じゃあ、あの人が、衣流ちゃんが言ってた、金髪男……………なんだよね?」
「うん………………………………………………………。」
………………………………………………悔しい。尋常じゃないほどに、悔しい。
………………………あの時、もっと早く動いてたら、もしかしたら、金髪男を殺せていたかもしれないのに。
私のバカ。弱虫。いくじなし。運動音痴。ノロマ。
「…………………………………………ごめ「くっそー!!!!」……………………………………………え?も、ももちゃん?」
「あぁもう!アイツが金髪男だと知ってたら、殺せたかもしれないのに!
よし、半座っち!こうなったら、金髪男を殺すために、今から特訓しよ!特訓!」
あ………………そうだよ、いつまでもいじけてちゃ、なんも変わんない………。
ふふ、これじゃ、木島に呆れられちゃうわね………………………。
「…………………………えぇ、そうね……………そうしましょうか。」
「いよーっし!じゃあ早速、バッティングセンターにでも行こっか!」
「バ、バッティングセンター?な、なんというか、予想してたのと違ったわ…………………。
………………………………まぁ、いっか。それじゃ、行きましょ。」
木島と、ももちゃん。二人とも、似てるようで似ていない。
けれど、二人とも、私にとって大切な人であることは、今までも、そして、これからも。
ずっと、変わらない。
続く
はい。15話目です。はい。早いもんですね。
……………………………………なんか、、何話せばいいかわかんなくなってきた…………………………………。
てなわけで、こんな駄作者に話してほしい内容があれば、ファンレターで送ってくれたら嬉しいです。
また、新キャラのももちゃんについてのファンレターも待ってます!
いやマジで本当にどうしよう。宿題終わんない。ならさっさとやれよっていう話になるんですけれども。両立ってむずかしいね。
ちょっと大事な話しようかな。私、気分の浮き沈みがすごい激しくて。ヤバい時には、もうここに書けないくらいめちゃくちゃに沈んだこともあるし。でも、誰か一人でも、私を必要としてくれる人がいるだけで、私は、生きて小説を書くことができます。改めて、本当にありがとうございます。これからも、「はんつみ」を応援していただければ幸いです。
てなわけで、次回、またお会いしましょう。
追記:毎回ファンレター送ってくれてる人、ありがとう!これからも「はんつみ」をよろしくね!
皆さんからのファンレターも待ってます!
こちらもよろしく!
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犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 16
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
ももちゃんと殺し屋を初めて約1ヶ月が経った。
殺した人数は、多分40人は超えたんじゃないかと思う。
人を殺すの事態は簡単なのだが、その後が大変。
証拠隠滅しないといけないし、何より、血が服に付く。
お気に入りの服だった時にはもう最悪だ。
なら、着ていかなければいいという話になるのだが、「今回は多分大丈夫でしょ。その後にショッピング行きたいし。」とかいう軽い気持ちで行くと、このような目に会う。
「たっだいま~!」
「ふぅ………………………。今日は余計疲れたわね。」
「そーそー。途中でターゲットが暴れたりするからさ~。おかげでバレそうになったよ。」
「まぁ、上手くいったんだしいいじゃない。それより、早くお風呂に入りましょう。
顔とか手とか、血でベタベタだし。それに、もう19時だし。」
「そーだね、そーしよっか!先入って良いよ~。私、そんなに汚れてないし。」
「ほんと?ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えて。」
「ふぅ………………………………………あったまる………………………………。」
私が2番目に好きなとき。お風呂に入ることで、1日の疲れがあッと言う間に取れる。
「…………………………………………………………………木島。」
こういう、ふとした時というか、ボーっとしてる時間は、良く木島のことを思い出してしまう。
あの時が夢であれば。なんて、意味ない事をもう何十回願ったことか。
受け入れたくなくても、受け入れなければならない現実。そんなの、理不尽すぎる。
どうして、木島が。
………………………………………でも、殺したのは、私。
「………………………………………………………………………はぁ。」
ため息が一つ、風呂場に小さく響いた。
あの後、ももちゃんはお風呂に入り、二人で晩ご飯を食べた。
いや、ほんとにマジで美味い。店出せるレベル。
「あっ、ねぇねぇ、半座っち!今日さ、二人で寝ていい!?」
「えっ?べ、別にいいけど………………………。」
「やったぁ~!ほら、お泊まりみたいでなんか楽しそうじゃん?ずっと憧れてたんだよね~!」
「そ、そうなんだ………………………」
と言いつつ、私も憧れてたんだよね。昔から友達少なかったっていうか、いなかったし。
「お~!ここが半座っちの部屋か~!なんというか、スッキリしてる!」
「どういう意味よそれ……………………………。あんまり散らかさないでよね。」
「わかってるって!
さ~て、今日は疲れたし、早めに眠って………………」
ガタッ
ガチャン
「…………………………………!…………………………半座っち…………………武器持って。」
「………………言われなくても分かってるわよ。」
泥棒、と言った所かしら。
私はナイフを、ももちゃんは斧を手に取った。
足音が、大きくなってくる。
バンッ
「…………………………な、誰もいない、だと………………………!?でも、ボスが…………………いや……………………。」
………………………………………多分、アイツ、私達のこと、見えてない。いける。
私は、ももちゃんに目配せをして合図を送った。
ドンッッ
「う、うわぁぁ!?」
「ふん。大の大人が、それも、男が、少し頭をぶつけられたくらいでさわがないでよね。
アンタ、それでも本当にドロボー?呆れてくるわね。」
こういう時、ももちゃんは……………………………なんというか、荒くなる。
「な、お、お前ら、いつの間に!?」
「最初から居たわよ。そんなことより、あなた、最初にボスがどうたらこうたら言ってたけど、誰かに指示されてここに来たのよね?今すぐ吐きなさい。」
「いや、そ、それは……………………………。」
「…………………………………ももちゃん。」
ドシャッ
ももちゃんは、男の腕に、少し斧を刺した。
「ぐあぁっ!!」
「少し当てただけじゃない。やっぱり、アンタ弱いでしょ。見ただけで分かるわ。」
そう言って、ももちゃんは、また斧を男の腕に押し当てた。
「ぐっ!!」
「ほらほら~、言わないと、次は腹やるぞ~。」
「わ、わかった!言う、言うから!!」
「やっとか…………………そんなことなら、最初から言えばいいのに。」
「ボ、ボスの事は、俺は良く知らないんだっ。ただ、今回はこの場所に盗聴器を設置しろと言われただけでっ………………………。」
「嘘付くつもり?なら……………ももちゃん。」
「ほ、本当なんだよ!名前も素性も、何も知らない!顔を見たことがあるだけだっ!」
「へぇ~。じゃ、その顔の特徴は?あ、ちなみに、嘘言ったら首ちょんぱだかんね。」
「か、顔は、金髪で、タレ目で……………………………ほ、他はなにも分からない!ほんとだ!」
「「っ……………………………………………。」」
その場が、一気にピリッとした雰囲気になった。
おそらく、いや、絶対に、そのボスと言う人は、金髪男で間違いないだろう。
「…………………………今回は、見逃してやるよ。ただ、そのボスとやらという男に、『ビビってんじゃねーよ、この弱虫が。』って言っておきなさい。」
「ちょ、ももちゃん…………………そんなこと言ったら、私達、本気で殺されるわよ。」
「アタシは別にいーよ。それに、来たら来たで、アタシがブッ殺すだけだし。
てな訳で、さっさとずらかりな、このビビりが。」
男は、腕を抑えながらそそくさと逃げていった。
「ふぅ~………………………今日はホントに疲れたね~。」
「ええ、そうね…………………………………。」
「?半座っち、何考えてるの?」
「いえ…………………………金髪男が、本当に近付いて来たんだなって。」
「うん………………………………………でもまぁ、今日のところは、ひとまずゆっくり寝て休も!」
「ふふっ。ももちゃんらしいわね。」
でも、金髪男は、明らかに近付いて来ている。
『今は、ね。』
……………あの言葉は、本当だった。
アイツが、こんな事で引き下がるわけがない。
………………………………今夜は、眠れない夜になりそうだ。
続く
はい。駄作ぅの16話目です。
お知らせです!下の方にもリンク貼ってあるのですが、「はんつみ」のLINEをやっております。最近、「picrew」というサイトで、キャラのイメ画を作りました。何度も言いますが、あくまでもイメージなので、みなさんの想像でかまいません。
それで、LINEで「イメ画見たいです!」的なこと言ってくれたら、送ります。みなさん、ぜひ登録お願いします!
やばい。本格的に話すこと無くなってきた。強いて言うなら宿題終わんないことですかね。やるべきことが多すぎる。いや、つまんないですね。ごめんなさい。前回も言いましたが、駄作者に話してほしい内容があれば、ファンレターで送ってください。
では、また次回、お会いしましょう。
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犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 番外編
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
はい、番外編でございます。
番外編書こうと思った理由は、1つ目が、はんつみのネタはだいたい決まってるんですが、それとそれをつなぐ、なんというか、間?みたいなのが思い浮かばないこと。2つ目が、木島を求む声が多かったこと。
の、以上の2つの理由から番外編書かせて頂きます。
ちなみに、もう1ヶ月以上経ってますが、バレンタインネタです。
木島生きてます。
2月14日。そう。バレンタインである。
私には1番関係のない日……………………………だったのだが…………………………。
「今年は、木島がいるからなぁ………………………………。」
本命チョコ、とまではいかないにしても、お世話になって……………………………なって……………………………いる………………………?…………………し、一応、ほんとに一応、上げた方がいいかな…………………………………。
名付けて、相棒チョコ(?)
かと言って、高級なものはあげられないし……………………………………。
「手作りで、良いか……………………………………。」
テキトーに市販のやつ買って、そこにチョコやればいいでしょ。
「………………………………………なぜ………………………………………こんなことに……………………………。」
こんな、こんな単純な作業に1時間もかかるなんて………………………しかも、まだ作り始めだし…………………。
まず、チョコペンを溶かそうとお湯を沸かしたら沸騰してお湯はあふれるし、熱くてやかんを少し手放したら床にぶちまけるしチョコペンはもう1本買うの忘れたし、市販のクッキーの袋開けようと思ったら袋が暴れて(?)クッキーは飛び出すし……………………………………………………………………もうやめようかな。
「でも、せっかく買ったしなぁ……………………………。」
………………………………………………………もう1時間だけやって、できなかったら本当にあきらめよう。
「ぎゃあああぁぁぁぁっ!!」
あっづ!!チョコペンあっづ!!手に付いたんだけど!?火傷レベルよこれ!?(そこまででもない)
(なぜ少しさましてからやらなかったのだ)
「うわぁっ!?」
ちょ、クッキー割れたんだけど!?ちょっと触っただけじゃない!(馬鹿力)
「あああぁぁぁぁ!!!」
カラフルスプレーの袋開けたら飛び散ったんだけど!?なんで!?なかなか開かなかったからちょっと「ふんっ!」ってやって開けただけなのに!!(馬鹿r)
「んもう、最悪………………………………。」
そして、作業開始から3時間後。
「で、できた…………………………………。」
チョコペンクッキー作るのに3時間もかかるなんて……………………………………。(ただの超不器用)
「あむ………………………ん……………………………ん!以外とおいしいかも……………………………!」
よし、これならいける!
「料理なんて出来ねーだろw」とか言っていつもバカにしてくる木島に一泡ふかせてやるわよ!
さぁ、ラストスパート!
「…………………………………………あれ………………………ラッピング袋は…………………………………?」
「木島、ちょっといいかしら。」
「おう。なんだ?」
「はい、これ……………………………。」
「なんだこれ。クッキー?」
「その…………………………………バレンタイン、だから。…………………………………って、何よその顔。」
「いや…………………………………………………あの半座がお菓子作りなんて…………………………。」
「なっ、私だって、お菓子作りくらいするわよ!…………………………………………年に1回、だけど。」
「いや、ほぼしてねーじゃねぇか!!」
「う、うるさいわね!!いいから、さっさと食べなさいよ!!!」
「へいへい。」
パクッ
「…………………………………ど、どう…………………………………?」
「うん、以外とうめーじゃねーか。」
「え、ほ、ほんと?良かったぁ………………………………。失敗したらどうしようかと思った……………………。」
「へ~。ニヤニヤ」
「はっ!?ちょ、なにニヤついてんのよ!!ぶっ殺すわよ!?」
「いや物騒だな!?」
まあ、「うまい」って言ってくれて、結構嬉しかったのはナイショだけどね。
番外編:終わり
はい。なんかもうグッダグダのゴッタゴタだし、衣流ちゃん若干キャラ崩壊してるし、バレンタインから1ヶ月以上経ってるし、いろいろもうメチャクチャですね。
バレンタインといえば、最近、作者チョコにハマってて。気がつくとずっと食べてる。チョコっていいよね。甘くておいしい。作者、甘いものメチャクチャ好きで、逆に辛いものと苦いものは常人以上にダメです(なんの情報)
てな訳で、番外編。楽しんでいただけたでしょうか。たまーに番外編やるので、次も待っていてくれればうれしいです。ではまた。
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犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 17
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
「お~い、半座っち~。起きて~朝だよ~。」
「ん………………………………まだ寝る…………………………………。」
「んも~お寝坊さんだな~。ほらほら、早く起きないと、銃でバンッ!……………てしちゃうぞ~。」
「んぁ………………………銃………………………………………?…………………………………………銃!!??」
ガバッ
「あっ、やっと起きた。ほら、朝ごはん、食べよ。」
「いや、そ、その銃、どうしたのよ!?」
ももちゃんの手には、しっかりと小型の銃が握られていた。冗談だと思ったのに……………………………。
「ん?あーこれ?ほら、昨日、モブ野郎が半座っちの家に侵入してきたじゃん?その時にどさくさにまぎれてこっそり奪ったのよ。もちろん、弾丸もいっしょにね。」
ほら、とももちゃんは銃と弾丸を渡してきた。
「ニセモノって訳じゃなさそうね……………………………。」
「これで、なんかあった時は撃ち殺せるから安心!さっ、ご飯食べよ~。アタシ、おなかすいた~。」
そんなにっこりスマイルで撃ち殺すとか言われても……………………………。
「ごちそうさま。今日もおいしかったわ。」
「ほんと?良かった~!半座っちに誉められると、なんか照れちゃうね。」
へへ、とももちゃんは笑った。………………………かわいい。
「あ、そういえば、もも。さっき、モブ野郎の話したけれど、私達もうかうかしていられないわ。
あれは、きっと金髪男の宣戦布告、で間違いないと思うの。」
「わかってるよ。モブ野郎はただの駒の一つみたいなもん。金髪男が、あんな風に堂々と敵を送ってくるわけないじゃん。」
「でも、もし来るんだとしたら、次はモブ野郎よりも強いやつかもね。」
「だいじょーぶ!アタシと半座っちがいれば、怖いものなしだよ!人殺すくらい、朝飯前!!」
…………………………………………………………やっぱ、ももちゃん、怖い。
「まっ、気楽にいこーよ、半座っち!どんな敵が来ても、ウチらなら大丈夫だよ!」
「ふふっ………………………………そうだね。私達なら、できるかも。」
あははっ、と二人で笑いあった。
ガッシャーーーン!!!
「「………………………………………………………………え。」」
後ろの、吹き出し窓が、割られた。
と、同時に、スーツを着た男が…………………………入ってきた。
「っ……………………………!半座っち、武器っ……「動くな。」……………………………っ。」
ガチャ、と銃口が私達に向けられた。
「お前たちが動いた瞬間、すぐに引き金を引く。」
私は、ももちゃんに目配せをした。
「(半座っち……………………………どーする…………………。)」
「(ここは、従う、しか…………………………。)」
………………………………………………あ、れ………………………?
この人、どこかで……………………………………。
えっと、誰、、だっけ…………………………………………。
「あっ!!」
「は、半座っち!?ど、どうし…………」
ソイツを思い出した瞬間、私は、銃のことなど目もくれず、男の胸ぐらにつかみかかった。
「おい!!!木島を、木島をどこへやった!!お前が隠したのだろう、木島を!!!言え!木島はどこだ!!お前は何者だ!?!?」
「ちょ、半座っち!落ち着きなって!!」
「……………………………………………………………………」
男は、そっと銃を下ろした。
思い出した………………。コイツは、私が隠れた後、木島を回収したヤツ…………………!
ちょっとしか顔は見れなかったけど、コイツに間違いない。
「……………………………………俺は、我久。お前たちが言う、金髪男…………………もとい、『荒瀧 冬』の裏切り者、だ。」
あの、金髪男の……………………………裏切り者………………………?
「えと、……………………………我久……我久……我久っち……なんか違うな……我久サンでいいや……………………。
我久サンは、どーして、アタシ達の所に………。」
「お前たちが、荒瀧を殺そうとしているのは知っている。」
「な、なんであなたが知ってるのよ……………。」
「それは言えん。そんなことより、お前たち、荒瀧の強さを舐めるなよ。
あの人は、素手でも人を殺せる。
何十人でかかろうが、ものの3分で全員を抹殺できるだろうな。」
「はぁ!?何者よ、その荒瀧……荒……荒瀧っちは!」
……………………………ももちゃんのあだ名、イマイチよくわからないな………………………。
「荒瀧は、元日本一のマフィア。
だが、ある日突然、姿を消した。
見つけるのは早かったが、あの人はもうマフィアをやめていて、かわりに………………………お前、半座 衣流を探していた。
そして、荒瀧はほぼ金と暴力で俺や部下を下につけ、半座 衣流の存在を探した。
といっても、お前たちを見ることができるのは荒瀧だけだ。」
「え?じゃあ我久サンはなんでアタシたちのことが………………………?」
「俺は、うっすらお前たちの気配が見えるが、はっきり確認できるのは、荒瀧、ただ一人だろうな。
それから、あの人はいろんな闇会社を相手にして、衣流の値段を上げてきた。今もまだ、値段は上がっている一方だ。
といっても、あの人は金なんて有り余るほど持っている。」
「え、じゃあ、なんで……………………。」
「さぁな。それは荒瀧しか知らん。」
「んで、結論は?」
「お前たちに………………………荒瀧を、殺してほしい。
もちろん、情報や武器などはこちらでいくらでも用意する。あの人を殺すには、俺ら3人だけでかかっても絶対に殺されるだけだ。」
「そんなの、言われなくてもそーするつもりだよ。アタシと半座っちなら、朝飯前だっつーの。」
「…………………………………………………そうか。助かる。」
…………………何だろう、今の、我久さんの顔……………。
嬉しそうな、寂しそうな………………………なんというか、懐かしい物を見ているような…………………。
「………………………じゃあ、俺はこれで帰らせてもらう。」
「は?なに言ってんの、我久サン。ほら、早く金、よこして。」
「……………は?」
「いや、窓割ったんだから、しっかり賠償金払ってよね。ついでに、カーテンもアタシ好みにかわいい感じにしようかな~。
てなわけで、ね???」
「「…………………………………。」」
死んだような目をした我久さんが、しばらくそこに突っ立っていた。
続く
はい。ダサクの17話目です。なんか今回変な所で切ってしまった。あと少しで20話目ですよ。早いものですね。
ちょっと待って、なんか更新するのめちゃくちゃ久しぶりすぎない?かれこれ一週間以上経ってる気がする………………………………。
え、待って、本当にごめんなさい。まだはんつみ見てくれてる人っていますか……………。急に不安になっちった………………………………。ファンレターで教えてくれたら嬉しいです……………………………。自己中ですみません…………………………。
(私の文って『…』多いな………………………………………。)
あと、「俺反」でも伝えたのですが、衣流ちゃんのイメ画、LINEに載せました。(下にリンクあります。)みなさん、ぜひ参加して見て頂けたら嬉しいです!参加!参加!参加ー!!(←うるせぇ)
駄作者がなにいってんだって話になりますけれども、参加してくれたら嬉しいです。
さて、ようやく登場させることができた、我久(がく)くんです。
我久………………黒髪。肩くらいまでの長さ。まぁまぁ長い。顔や体に傷跡がいくつかある。ツリ目。紺のスーツを着てる。目の色はグレー。(LINEで言ってくれればイメ画載せます)金髪さんの右腕的な存在だが、裏切り者で、なぜか衣流達に協力する。誕生日は10/10。細かい操作が苦手。今回の衣流ちゃんの家に突入するやつも、こっそり針金などで鍵を開けて入るつもりだったが、出来ずに、途中でイライラしてきたので、窓を割って入った。
モブ野郎くん………………ただ上司に従っただけなのに、衣流ちゃんとももちゃんにボッコボコにされたかわいそうな人。
こんな感じです。ごめんね、モブ野郎くん。君の出番はもうないよ。
あと、よーやく金髪さんの本名出せました。どうなんだろう。荒瀧 冬(あらたき とう)ってネーミングセンスあるのかな………?イメ画と名前があわないんだよな…………………。(LINEでイメ画言ってくれれば載せます)
いやーなんかもう久し振りすぎてどんな感じだったか忘れちゃいそう。
あと、受験やばい。多分、受験シーズンに入ったら1ヶ月に1、2回くらいしか更新できないかも。作者すごいバカなので、勉強たくさんしないと志望校絶対入れない。
こんな駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄作者ですが、これからも応援していただけると嬉しいです。ではまた。
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犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 番外編
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
今回の話は第3話で衣流ちゃんが木島の説得に成功して、二人で犯罪をして稼いでいる世界線です。
「おい、半座!聞こえるか!」
「えぇ、聞こえるわよ。でも、スマホの充電、あと5%しかないから、早く話して。」
「だから充電しとけって言ったろ!」
「仕方ないでしょ!忘れてたんだから!それより、そっちはどう?」
「こっちは問題無いが、客が多くなってきた。金庫のロックの解除、まだかかりそうか?」
「あと少しなんだけど…………………………あっ。開いた。…………えっと、ざっとみて150万くらいかしら。」
「よし、入れれる分入れたら、裏口から回ってこい。自転車で待ってる。」
「了解。」
私達は、街にある、小さな銀行の強盗をしている。
私が金庫のロックを解除して、バックに入れる係。そして、木島が銀行内の様子をスマホで伝えたり、行き来の運転(といってもボロい自転車だけどね)をする係。
…………………………ほぼ私の仕事じゃない?
「おい、半座!こっちだ!乗れ!」
「分かった!」
ていうか、150万って結構重いわね…………。腕がもってかれそうだわ。(それでもすごい方)
「よいしょっと。」
「お、おわぁっ!?おい、半座!お前重すぎだろ!うわっ、危ねぇ!」
「はぁ!?失礼ね、私じゃなくて、金が重いのよ、金が!」
「たいして変わんねぇだろ。………………………って、おい!揺らすな!」
乙女にたいして重いって…………………失礼にも程があるわ。
「いよっし、今日も大金、ゲットだぜ!」
「それ若干アウトじゃないかしら。それより、今日は何にする?寿司とかどう?」
「おっ。いいじゃねぇか。今日はいつもより豪華にな。」
「はいはい。分かったわよ。」
「うん、やっぱりお寿司っておいしい…………!最高………!」
「やっぱ、高級店は違うな~。」
私は、モグモグとお寿司を口に詰め込んだ。
「……………………………なぁ、半座。」
「?どうかしたの?」
「やっぱり…………………………その……………………………………いや、何でもねぇ。」
「…………?変なの。ほら、ボケッとしてたら、私が木島の分も食べるわよ。」
「あっ、おい!!俺の中トロ食べんな!!」
「ボケッとしてるほうが悪いわよ。モグモグ」
「ったくよぉ~。」
「ふふっ。」
「ナイスだぜ、半座!」
「そっちこそね。」
「おい、半座!この高級料理、食べに行こうぜ!」
「あら、おいしそうね。それじゃあ、強盗終わったら行きましょう。」
「俺は、本当にこれでいいのか………………………?」
「大丈夫。木島は、一人じゃない。私がいる。」
「これからも頼りにしてるぜ、半座!!」
「私の方こそ、これからもよろしく頼むわ。」
「…………………………………なんて、ね。」
そう、これは、「もしも」の世界。
彼が……………木島が、唯一生きている、妄想の世界。
「……………………………どれほど願っても、無意味なのかしらね。」
もしも、貴方が生きているのだとしたら。
私は、あなたを
「…………………………絶対、助けるから。」
番外編:終わり
はい。番外編です。
やっべぇ~。本当に最近全然更新できてない。ていうかもう駄作が駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄作になってきている。誰か!私を応援してください!駄作者が何言ってんだって話になりますけれども、作者のモチベアップの為によろしくお願いします!
さて、番外編ですが、二人の心情をまとめるとこんな感じですね。
半座……………簡単に犯罪を起こせちゃう。悲しんでいる人の顔やショックを受けている人の顔を見ると少し申し訳なくなっちゃうけど、他の人よりも感情がとぼしいので、あまり感じない。自分と木島が良ければ良いという感じ。木島が、大金やごちそうで喜んでいる姿が嬉しくて、自分のリスクを削ってでも犯罪を犯す。だからこそ、木島が悩んでいることに気付けず、どんどん犯罪を犯していく。ひどくなればヤンデレっぽくなりそう。
木島……………犯罪をすることで食っていくことができるし、なんなら普通の生活よりも豪華だけど、自分が犯罪をしたことで、ショックを受けている人の顔が毎晩頭に浮かんできてなかなか眠れなくなる。自分は裕福だけど、これでいいのかと考えがち。衣流ちゃんに相談しようとするけれど、やっぱり今の生活を選んじゃう。ひどくなればいつの間にか病みそう。
こんな感じです。
あと、お礼メッセージに金髪さん(荒瀧さん)と我久くんとももちゃん追加しました。ちなみに、金髪さんが一番出現率が低いです。見れた人は超ラッキーかも。(お礼メッセージはファンレターを送ると見ることができます。)
では、このへんで。次回、また会いましょう。
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犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 18
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
「ね、半座っち。本当にここであってるんだよね?」
「えぇ。我久さんによればね。」
私達は今、街の裏路地にある小さな喫茶店の前にいる。
我久さんから「荒瀧に関係していた人物がいるから会いに行ってみるといい。」と言われたので、その場所に行ったのだけれど…………………
「なんというか………………怪しい雰囲気ね……………。」
「う~ん、そもそも、裏路地にあること事態、ほとんど無いからね~。」
そのまま立ち止まっているわけにもいかないので、私達はドアを開けた。
カラン
ドアを開けた瞬間、香ばしいコーヒーの香りと大人っぽいようなタバコの匂いが広がった。
「あら……………………………いらっしゃい。アナタ達が、我久の言っていた子猫ちゃん達ね。」
「子猫ちゃんって………………………。」
「てゆーか、アタシ達のこと知ってたんですか!?」
「えぇ。我久とはたまに連絡をとっているもの。とりあえず、そこ、座りなさい。」
私達は、その人に進められて席に座った。
「あ、自己紹介が先だったわね。
初めて。荒瀧 冬の会社の………………………………
『元社長』の
如月 夏夜よ。」
「えぇ!?ってことは、夏夜サンも、元マフィア!?マフィアにも社長ってあるの!?」
「違うわよ。元マフィアなのは荒瀧だけ。私は普通の会社の社長。」
「いえ、社長だけでも十分すごいですよ。」
「ふふっ。ありがと。それじゃ、少し、昔話を始めましょうか。
私が社長の時、会社はまぁまぁ繁盛している方だった。自分でいうのもなんだけど、金も余るほどあったわ。
……………………………あ、もちろん、このころはまだこんなにグレてないわよ?
それで、荒滝は、このころはまだ新入社員だったんだけどね。彼、すごい優秀で、見る見るうちに力をつけていって、あっという間に副社長の座まで上り詰めたの。
けど、こっからがいけなかった。
ある日、私が会社に出社したら、いきなり大勢の部下から問い詰められてね。聞くと、私が大量の借金をしてたって。ネットじゃあ、とっくに広まって、取り返しのつかないことになってたわ。
もちろん、そんなのデマ。
あとから、社長室に戻ったら、荒滝がいて。
『さて、如月社長。このまま、部下からも、社会から批判を続けられるか、僕に社長譲るか、どちらにしますか?
今なら、如月社長の大量の借金も、僕がなんとかやりくりして誤魔化しますし、副社長の座にも付けますよ。』
聞き終わって思ったよ。
嗚呼、コイツ、確信犯だって。
それに、もし仮に荒滝の要件を受け入れたとしても、数年後にはまた今回みたいなことを起こされて、それこそ、本当に会社を追い出させられるかもしれない。
だから、早いうちに私は会社を止めたわ。
そしたら、案の定、私がいた会社があッという間に闇会社に早変わり。
恐らく、荒滝の狙いは、大量の金と部下だったのね。
それからというもの、荒滝は金と権力で、部下を従えていったわ。
…………………………あ、ごめんね。ちょっと長くなりすぎちゃった。」
そう言い終わって、如月さんはフゥー、とタバコを吸った。
なんというか、大人の女性って感じ。
「じゃあ、荒瀧っちは闇企業を始めるために社長の座を………………………?」
「えぇ。そうなるわね。彼、頭が尋常じゃないほど良いから。すべて計算済みの行動だったようね。」
「っ………………………………許せない…………………如月さんを、こんな目にするなんて……………!」
如月さんの話を聞いて、私はますます荒瀧への怒りがこみ上げて来た。
「…………………とにかく、彼は頭脳も恐ろしい程に良いってこと。だから、戦略とかも、彼に勝てるようにしっかり考えなさい。
私が言いたかったのはそれだけ。
それじゃあ、そろそろ帰りな。こうしている間にも、彼はアナタ達を探しているんだから。」
「はい。今日は本当にありがとうございました。」
「ありがと夏夜サ~ン!また来るね~!!」
そう言って、私達は店を出た。
これでまた、荒瀧に一歩近づけた。
絶対に…………………アイツを許さない。
もう、これ以上。大切な人を失わないためにも。
私が……………………私達が、荒瀧を……………………………………………殺す。
続く
はい。第18駄作目です。今回めちゃくちゃ読みづらいね。ごめんなさい。
はい!重~大~発~表~!!
↓こちらのリンクからどうぞ。
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ご存知の方もいるかと思いますが、『第1回はんつみキャラクター総選挙』と『第1回はんつみベストペア総選挙』を行うことになりました。詳しいことはこの後書きます。(追記でリンク載せておきます)
追記:こちらです。
『第1回はんつみキャラクター総選挙』
https://tanpen.net/novel/cf727758-bbc7-41f9-bff4-66b7bd73a42d/
『第1回はんつみベストペア総選挙』
https://tanpen.net/novel/bbbb862f-5adb-47ba-8f0f-59afb2a72b49/
あと、新キャラの如月 夏夜(きさらぎ かや)さんです。
如月 夏夜…………荒瀧の元社長。地位を奪われてからは、ひっそりとカフェを経営している。また、小さな情報屋でもある。茶髪。後ろでおだんごにしている。耳にゴールドのピアスを付けている。タバコは常に持ち歩いている。目は若干細い。大人の女性って感じ。(社長だった時は、黒髪で、ストレートボブ。)誕生日は7/2。
こんな感じです。
…………………はい。何書けばいいのかわからなくなりました。
こんな駄作者に話してほしいことがあれば言ってください。
え~なんだろ。特に言うんだとすれば、LINE入ってくれたら嬉しいです。くらいかな。
ではまた次回、お会いしましょう。
こちらもよろしく!
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犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 19+お知らせ&謝罪
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
やっほ~!みんな大好き、山百合 ももだよ♡
今日は、新作のコスメが出たからデパートへ向かってたんだけど……………………。
ジャキンッ
ザッ
「わぁ~♡こ~んな路地裏で会うなんて~♡
偶然だな…………………………………荒滝 冬。」
「ん~?あ、君は確か……………いつも衣流ちゃんと一緒にいる、山百合 ももちゃんだね~。まさかこ~んなところで会うなんて~。やっぱり、運命☆って感じかな♡」
「ハッ。なにが運命だ。アンタと会うとほんとにヘドがでる。」
「あれれ~?前に会ったときは、もっと優しくてかわいい感じだったのに~。」
「うるせぇよ。しかも、殺人真っ最中って感じだな。地面に死体がゴロゴロと転がってやがる。」
「あ~コレ?コレさァ、『よくもぼすをたおしたな!ボスノカタキダー!』とか言いながら突っ込んできてさぁ。君らのボスが倒されたのに、君らが俺に勝てる訳ないっての。」
「そんなこたァどーでもいいんだよ。アタシは今、ここで!……………オマエを殺す。」
「ワァ!ブッソウ!
う~ん、でも君は………………………
果物ナイフ一本で、十分かn ザンッッッ!! ………………おっと。」
ブシャッ!!
「チッ。カスった程度かよ…………………。」
「!へぇ………………………!思ったより速いんだねぇ…………………!おもしろ~い!それに~その斧、すごいねぇ~。どこで買ったの~?僕にも教えて~♡」
「テメェには教えねぇよ。それよりどうした?さっきから全然動いてねぇじゃねぇか笑。マフィアの元ボスも、これじゃあただのしたっぱレベルだな。」
「ふ~ん、僕のこと知ってるんだ~。よ~し、煽られちゃったから、僕も少し運動しようかな~。」
ザンッッッ!!
グシャッ
………………………………………………………………は?嘘…………………だろ……………?
あんな、ナイフで…………………腕、半分くらいまで、削られた…………………!?
「………………………………………っ!!」
「あ~。やっぱももちゃん、速いねぇ。
本当は、『この前』みたいに腕切り落とすつもりでやったのに。」
「っ…………………気安く、名前なんか呼ぶんじゃねぇよ……………。」
「ワォ!思ったより、弱かったかも~。結構ダメージ入ってる?」
ねぇ今どんな気持ち?ねぇ今どんな気持ち??と、コイツはバチクソに煽ってきやがる。
あ~……………………ムカつく。
「るせぇな…………………まだいけるわ……………………………………少し、話でもしようじゃねぇか…………………。」
「なに?時間稼ぎ?………………………まァ、いいよ。僕もちょっと休憩がてらね。ただ、君のことはいつでも殺せることをお忘れずに。」
「上等だよ……………………………。
まァ、本題だ。
これ以上、衣流に近付くんじゃねェよ。カスが。」
「う~ん………。ひどいなぁ。僕は衣流ちゃんを愛しているのに。」
「何が『愛してる』だ。衣流から聞いたぞ。オマエ、衣流を売り飛ばそうとしてるんだってな。」
「それこそが愛じゃんか。僕が衣流ちゃんを愛してなければ、とっくの昔に衣流ちゃんを売り飛ばしてたよ。
これも、衣流ちゃんを思って、わざと値段を上げて時間稼ぎしてるのに。」
「うるせぇ。そんなこと聞いちゃいねェんだよ。いいか?これ以上、衣流に近付くな。変態ストーカー野郎が。」
「僕を変態呼ばわりするなんて~。ひど~い!傷ついちゃった~!
……………………さぁて、そろそろ休憩も終わりかな。
準備、できてるよね?」
「ハッ。
上等だゴラアァァァァァ!!!!」
「「ブッ殺す!!!!/殺す。」」
「やめて!!」
「え、は、半座っち……………………!?」
「ハァ………………ハァ……………………な、なんで、ももちゃんが、ここにっ……………………………!!」
続く
はい。19話目なのですが…………………
大っっっっっ変申し訳ございませんでしたぁぁぁ!!!!
もう2ヶ月?3ヶ月?4ヶ月?ぐらい放置してしまい、全く作品に手を着けず。
多分もう私の作品見てる人いないと思います。
いいわけと言ってはなんなのですが、受験やらテストやら、いろいろありまして。
そりゃあもう本当にいろいろ。
いろいろありました。
さて謝罪もした所で、ここで、重~大~発~表~!!
なんと、この度、「はんつみ」は!!
アニメ化することになりましたーー!!!
……………というのは半分本当で半分冗談で。
エイプリルフールでもないのにすみません。
知ってる人は知ってるかもしれませんが、実はこの度、TapNovelMaker(タップノベルメーカー)様で「はんつみ」を作らせていただきました!
ぜひ、イラストやサウンドと共に、「はんつみ」をお楽しみください!
また、後日短編カフェにも載せるつもりなのですが、TapNovelMakerで書いた小説もあるので、もしよろしければそちらも。
下のURLから入れます↓
https://tapnovel.com/stories/24454
はい、次!
ベストキャラ総選挙と、ベストペア総選挙の優勝者の発表でーす!
栄光ある第1位は…………………
半座 衣流ちゃんと、半座 衣流&山百合 もも ペア
です!!!
たくさんのご投票ありがとうございました!
さて、優勝者(ペア)のオリジナル小説のストーリーのネタを募集します!
キャラ総選挙(衣流ちゃん)は夢小説や、ペア総選挙(衣流ちゃん&ももちゃん)はGLなども可です!
応募はファンレターからどうぞ!みなさんのご応募、お待ちしております!
さて、もうすぐ20話の10話目なのですが、ついにももちゃんvs冬さんですね。
これからまた不定期になりますが、気長に待っていただければ幸いです。
ではまた。
こちらもよろしく!
掛け持ち駄作です↓
https://tanpen.net/novel/d3c46472-ddd2-488d-bc54-6f9e04cb272a/
LINEです↓(最新話をいち早くお届けします!)
https://line.me/ti/g2/8IpLjPZbhFsMh5KNxoobc-KNMEIvc1JZjjcXVg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
TapNovelMakerです↓
https://tapnovel.com/writers/17180
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 20
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
一時間前………………………
ピピピピピ
ガンッ!
「ん~。……………あれ?もう朝か…………………。」
最近、全く眠れていない。まぁ、ゲームをやめればいいって話になるんだけど。
でも、ゲームは私にとっちゃ宝みたいなものだからさ。ドヤ☆
「…………………………………………………あれ。ももちゃんがいない。」
いつもなら、もうとっくに起きて朝食作ってるはずなのに。
「ん?置き手紙?えっと………………………『半座っちへ。新作のコスメが出たから、朝一で買いに行ってきます!ももより。』…………………あ~。確かに昨日、そんなこと言ってた気が…………………。」
確かに、アレ人気ブランドだからすぐ売り切れちゃうし、ももちゃんの気持ちもなんとなく分かる。
「じゃあ、たまには、私が朝食作ろっかな。」
いっつも、ももちゃんに作ってもらってばっかだし。
たまには、私がももちゃんの分もつくらないとね。
「…………………ん?コレって、確か、ももちゃんのお気に入りのサイフ………?」
…………………ってことは、コスメ買えないじゃん!
仕方ない、ここは私が……………。
「なんでこうも、私の身の回りの人達は、良く物を忘れるんだろう……………。」
「えっと、確か……………あそこのデパートだったはず……………………。」
ジャキンッッッ!!!
「っえ!?な、なんの音!?」
「ろ、路地裏から…………………?」
「「ブッ殺す!!!!/殺す。」」
「………………………え…………………嘘…………………ももちゃん………………………!?」
そして、現在。
「………………………………っ!ももちゃん………その怪我……………………!!」
「あ!やっほ~。僕の愛しの衣流ちゃん♡」
「っ!!うるさい!!黙れ!!よくも!よくも、ももちゃんを!!」
「わぁ~。ずいぶん威勢がいいんだね~。ならさ…………………………
今ここで……………………………君たち二人とも、殺しちゃおうか。」
ゾッ!
「…………………………っ!!マズい…………………………………………………………ももちゃん!!こっち!逃げるよ!!」
「え、は、半座っち!?ちょ、ま、待って!」
「ふふっ。衣流ちゃん、ももちゃん。またね~。」
. . .
あの金髪野郎…………もとい、荒滝 冬は、あの時のように、私達を追わず、ただ、手を振って見送った。
「ハァ……………ハァ…………………ここまで来れば…………………とりあえず、まずは家に入って。」
「う、うん…………ごめん、半座っち………………………。」
「はい。これで応急処置は完了。しばらくは、安静にすること。」
「わ、わかった。」
「さて、ここからだけど………………………。」
パァンッ!!
「うえぇっ!?えっ!?いったぁ!!は、半座っち!?なんで急にビンタして………………。」
「………………………………か」
「え?」
「ももちゃんのバカァァァ!!馬鹿!アホ!ドジ!マヌケ!」
「ええっ!?半座っち!?」
「………………………本当に…………グスッ……………心配、したんだから………………グスッ………………。」
「半座っち………………。」
「その…………………ゴメン………………………どうしても、荒滝っちを倒したくて…………………。」
「でも、それで死んじゃったら、元も子もないじゃない…………………。グスッ」
「その……………………………………………アタシ………どうしても………自分を、手に入れたくって…………………普通の、生活を送りたいのもある。」
「でも、やっぱり……………………………半座っちを、命がけでも、守りたいから………………………。」
「……………………………っ………。」
「……………………………私は……………学校は、そこまで行きたくないし…………………ももちゃんの気持ちも、全部は分からない………………………でも……………………。」
「お願い………………………これ以上………………………一人で戦おうとしないで………………………。」
「もう、大事な人を失うのは、イヤなの…………………。」
「半座っち…………………。」
「………………………分かった。もうこれからは、一人じゃ戦わない。でも、荒滝っちはアタシにやらせて。」
「……………………分かった。そのかわり、戦うのは、絶対私も含めてね。」
「うん!」
「さて、と。朝食でも、食べましょうか。私が作るわ。」
「いやったぁ~!半座っちのごはんだ~!」
……………こんな幸せが……………毎日、続けばいいのに……………。
…………………なんて、ね。
「アレ?そういや、なんで半座っちはあんな所にいたの?」
「え?そりゃあ、ももちゃん、サイフ忘れてたじゃない。」
「え?いや、でも、アタシ達、別にお金で買う必要無くない?確かに、そのサイフはかわいいからお気に入りたけど…………たいして使わないし……………………。」
「あ。そういえば、そうだったわね笑。」
「あははっ………………………て、あーーー!!!!」
「え、も、ももちゃん?」
「コスメ、買いに行くの忘れてたぁーー!!!」
「ありゃりゃ……………まぁ、また今度二人で買いに行きましょう。」
「うんっ。絶っっっ対!約束だからね!!!」
次の日、朝一番でコスメを買いに(盗みに)言った私たちであった。
続く
はい!なんと!今回で「はんつみ」も20話目ですー!!
いや~あっという間ですね~。駄作ですね~。つまらないですね~。
いや、もう本当に私の作品見てる人いないんじゃないか。
だってもう4ヶ月くらい放置しちゃったからな。
その件については本当にすみません。
はい。今回も訳わからん終わり方してますね。
まぁ、一応、なんとか更新できるように頑張りますが、実は作者、来週テストがありまして。
テスト勉強とかもあるからあまり更新できないかもしれませんが、気長にお待ちいただければ幸いです。
あと、キャラ・ペア総選挙の優勝者(ペア)の小説のお題お待ちしております!ファンレターで送ってくれればうれしいです!
では、また。
こちらもよろしく!
掛け持ち駄作です↓(面白くないです)
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TapNovelMakerです↓(イラストやサウンドと共にお楽しみください!)
https://tapnovel.com/writers/17180
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す 21+[大事なお知らせあり]
クッッッッッソつまんないです。初心者です。
もうめちゃくちゃです。
それでもいいよーって方はどうぞ。
アンチコメントだけは絶対やめてください。メンタルお豆腐より弱いです。
超超超不定期更新です。いつ出せるかわかりません。(推定、少なくとも一週間に1回程度)
「ふぅ~!これで完璧だね!半座っち!」
「えぇ。そうね。今日は本っ当に疲れたわ……………。」
どうも。
寝坊して仕事(殺人の任務)に遅れ、作業道具(殺人に使うナイフ)を忘れ、一度家に戻り、やっとの思いで家を出たら、ケチャップ(返り血)がついた服を着ていることに気付き、もう一度家に戻り、ようやく仕事場(暗殺場所)にたどり着いたら近くにあった棒を踏んでしまい、取引先のお相手さん(ターゲット)に気付かれ、一か八かでてんやわんやで、仕事仲間(殺しの仕事)であり、友達でもあるももちゃんと、さつじn………じゃなくてお相手さんと商談をしていた半座 衣流です。
「え~っと~。これで何人目だっけ?」
「確か、半分以上は殺ったはずよ。金髪野郎の言うことが正しければ、あと少しで気配が元通りになるはず。」
「いよ~っしっ!!半座っちのためにも、いっぱいがんばっちゃうぞ~!!」
ももちゃんかわいい………………。
「私も、がんばらないとなぁ……………。」
ガサッ
「あれ?今、こっちの方から女の子の声が聞こえた気が…………………。」
「確かに、さっき、男の叫び声みたいなのも聞こえたような…………。」
「ぅえっ!?あ、あわわわ、あわわわわわわわ!ど、どうしよう!?は、半座っち!と、とにかく、コレ(死体)捨てて、アタシ達も隠れなきゃ!」
「ゴ、ゴミ箱の裏!ゴミ箱の裏に隠れて!!」
「あ、あれ………………?誰もいない…………………?」
「やっぱり、聞き間違いだったんですかね……?」
「……………………………ふぃぃぃー!!
危なかったぁぁ!!」
「でも、ももちゃん。
これって、私たちの気配がだんだん戻ってきてる証拠でもあるんじゃない?」
「あっ!確かに!よ~し、もっともっと、この調子で殺しちゃうぞ~!」
「なんか、知らない人からしてみれば、すごいワードね……………。」
ガサッ
「「!!!!」」
「にゃぁ〜ん」
「ぶはっ!なぁ〜んだ、ねこかぁ〜。びっくりしたぁ〜。作者ってこういう時だいたいピンチに追い込んだり、新キャラ出したりするから、心臓に悪いよ〜!」
「こ、こら!ももちゃん!!急なメタ発言やめなさい!!」
「冗談だよ〜笑 …………………さて、そろそろ帰りますかね!」
「ええ、そうね。汚れちゃったから、服も変えないとだし……………」
ピロン
「あれ?我久さんからだわ。」
「我久サンから?めずらしーね」
「えっと………内容は………………………」
「…………………………!!」
「半座っち?我久サンはなんて………?」
「そろそろ…………………荒瀧を討つから……………覚悟を決めろ……………って………………」
「……………!………………………いよいよ…………なんだね……………」
「えぇ…………………」
待ってて……………木島。
あなたの死を…………私は無駄にはしないから………………。
はい。21話です。
もう久し振りすぎてどんなテンションだったか忘れました。実は、結構受験勉強など、その他もろもろ忙しくて、言い訳と言ってはなんなのですが、なかなか更新できませんでした。受験が終わったら、なるべくたくさん書きますので、それまで、気長にお待ちいただければ幸いです。
そして、大事なお知らせですが、改めて、「はんつみ」を見直してみたところ、ぐっちゃぐちゃでごっちゃごちゃで、何かいてんのか分かんないくらい下手な文章だった(今もですけど)ので、一度、書き直しました。特に、夏夜さんの過去シーンなんかは、すごい意味不明なこと書いてたので、そこも直しました。
いつも「はんつみ」を読んでくださっている方も、初めて読む人も、この機会に、ぜひ、お読みいただければ幸いです。
さて、第21話ですが、今回結構短めです。ごめんなさい。そろそろ最終シーズンに近づいてきたような、きてないような………?あと、1つ忠告ですが…………
《 主 は 人 の 心 が あ り ま せん 》
なのでめっちゃ鬱な展開になるかもしれません。普通に残虐な行為もするからもしれないけど、まぁ、そこは許して下さい。(すみません)
さて、では今回はここまで。また次回、いつになるかわかりませんが、ゆっくりお待ち下さい。(もう見てくれてる人誰もいないだろうけど)ではまた。
犯罪者の半座さんは今日も独りで罪を犯す お知らせ
お知らせです。
はい!お知らせです!!
なんとこの度、わたくしぶらっくは
pixivでも活動することになりましたー!!!
ワーーー!!!
pixivでは、6、7話目くらいまでは書いてますし、ここでしか見れない(スッッッッゴイ下手な)オリジナルマンガもあります!!
いいねなどもしてくれればありがたいです!
詳しくはこちらへ!↓
https://www.pixiv.net/tags/%E3%81%B6%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%8F/artworks
よろしくお願いいたします!!
では、また!