ご本人様には一切関係ありません。
そのままです。
bl書いたりほのぼの系書いたりリクエスト受け付けたり…
良ければ見ていってやってください。
続きを読む
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
ニセモノでも、そばにいて。
If「ほとけ」
ほとけ「いふくん…?」
If「久しぶりやな」
If「俺がおらんくて寂しかったか?w」
ほとけ「…変なこと聞いてもいい?」
If「何?」
ほとけ「君やっぱりいふくんじゃないでしょ…」
If?「…なんでや」
If?「`完璧に模倣したはずやのに…`」
If?「誰にも言わんといて…」
If?「初めて『人』として生きたんや…」
If?「ほとけを殺したくない…」
ほとけ「いふくんはもう…いないんだ…」
ほとけ(それだったら…)
ほとけ「いふくん…僕のこと好き?」
If?「…好きや」
If?「めっちゃ好き」
ほとけ「だったら、」
ほとけ「`もう勝手に居なくならないでね`」
お見送り
1ヶ月前のあの日から。
僕はみんなに無視されるようになった。
話しかけても返事をしてくれない。
目も合わせようとしてくれない。
If「なあ、りうら…」
りうら「あっしょーちゃん!次の企画なんだけどさ…」
If「…」
If「俺、なんか悪い事したかな…」
ただ。
唯一、ないこだけは俺と話してくれた。
ないこ「まろ!」
If「ないこた〜ん…」
前と何も変わらず、笑顔で。
でも、どうして他のみんなが無視するのか、聞いても答えてはくれなかった。
「歌ってみたしよう」と言っても、「忙しいから…」と言ってはぐらかされるだけだった。
それに、今はあまり元気もないみたいだ。
If(ないこたんも、本当は俺と話したくないのかな…)
今では、そればかり考えるようになってしまった。
---
伝えなきゃ。
そうしないと、まろはきっと勘違いしたままになる。
それはダメなんだ。
でも…
俺にはまだ伝える勇気が出ない。
このまま続いていけばいいのに、と思ってしまう。
俺から伝えないと…俺が言わないといけないのに。
…でも。
ないこ「…まろ」
If「?どうしたの?」
ないこ「…ううん、なんでもない」
俺には、どうしてもできない。
誰か…俺の背中を押してくれ…
突き飛ばしてくれ。「情けない、そんなんじゃ報われないぞ」と。
If「ないこたん」
ないこ「…どうしたの?まろ」
If「なんかあったら、いつでも言ってな」
ないこ「……!」
背中を押してくれるのは、まろ本人なのか。
ないこ「……まろ」
If「なに?」
ないこ「伝えるの、遅くなっちゃったけど…」
ないこ「…っ……まろはね、」
ないこ「1ヶ月くらい前に、交通事故で死んじゃったんだ…」
If「……え?」
ないこ「ごめん、伝えるのが遅くなって…」
ないこ「俺、まろが死んじゃったって聞いて、すぐに受け入れられなくてさ」
ないこ「それで、なぜかまだまろと話せるから、まだ居なくならないで欲しくて」
ないこ「…俺の、わがままで言わなかったんだ」
ないこ「はは……本当に最低だよな」
ないこ「ごめん…ごめんな…」
ポロポロと涙が一つ、また一つと床に落ちてゆく。
まろはショックを受けたのか、じっと黙って俺の話を聞いていた。
恨まれるだろうか。すぐに言わなかったこと。俺の勝手でまろを騙していたこと。
数秒経って、まろが口を開いた。
If「…そっか」
If「ありがとう。本当のことを言ってくれて」
If「メンバーとかが無視してたと思ってたの、俺が見えなかっただけだったんだな」
まろが言ったのは、予想だにしていない言葉だった。
If「ないこ…」
ないこ「…?」
If「俺が居なくなっても、活動とか、頑張ってな」
ないこ「まろ…?」
If「キツくなってきたら、他の人もちゃんと頼って、解決するんやで」
ないこ「…」
If「ちゃんと、一年に一回はお墓参りに来いよ。ちゃんとメンバー全員でな」
ないこ「…分かった」
If「先に天国で待ってるからな」
ないこ「長い間待つようになるだろうな」
If「ま、それでこそいれいすやからな」
そうして、俺はまろを見送った。
ひ〜一日で書き上げたよ!
一日っていうか一時間弱っていうか…
え〜1396文字!
どうなんだろう。多くはないと思うけど…少ないのか?
まいっか!
てことでさよなら〜
ファンレター書いてくれたらモチベ上がるな〜〜〜〜?