編集者:周防七尾
私が今日から死ぬまで、大切な人たちに伝えようと思う。
実話を元に私を小説にしようと思う。
取り返しのつかないことをしてしまった私が死ぬまで。
死にたい気持ちがなくならない私が死ぬまで。
どうか見守っていて欲しい。
死ぬまでを書いた私からこれから自殺する人へのメッセージでもある。
私が満足いくまで読んで欲しい。
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目次
私の生き様
11月10日(月)書く。
前にまとめてた物
公開するのは少し恥ずかしいです。
この時は死ぬことさえを考えていなかったと思う。
何か一つ条件が違うだけでいつもの風景が違って見える
花水という温泉に行くために車でバイパスを走っていた
私は車酔いで体調が悪かった。今にも吐きそうだ
気持ち悪いのを紛らわすため空を見た。
いつもより空が薄暗く別世界にいる気分だった。
少し恐怖を感じた。そのまま外を眺め吐き気を抑えた。
口の中に酸っぱい唾が溜まっていく。
飲み込めない、外に着いたら吐き出そう。
駐車場に着いてすぐ近くの草むらに唾を吐いた。罪悪感はなかった。
ここで罪悪感を感じる方が考えすぎだろう。
近くで踏切が鳴りそちらを見てみると歩行者専用の車が通ることができない踏切だった。
すごく珍しく感じて嬉しかった。私は電車が来るのを待った。
いつもと違うものを見れたのごとても嬉しかった。
違う世界を見た気がしたがさっきとは違い幸福感を感じた。
帰りは暗いバイパスを同じ道を車で走り家に帰った。
楽しかった。また同じような体験ができることを願っている
今日、いつもと違うことがあっただけで寝るまで、ずっと興奮しっぱなしだった。
毎日同じような風景でも違うところを探せば幸福になれるのではないかと思う。
その違うところが悪い方なら話は別だ。辛い時は逃げよう。
ケータイのメモにそう書いていた。
もう一度あの体験をしたい。
小説を書くのは好きだけど書くのは下手くそだからわからないところがあるかもしれません。
全てが不安に見える今、もう一度安心して幸せを感じたいです。