思いつくがままに短歌、都々逸、自由律詩などつらつらと記していきます。
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目次
都々逸、腑
ゼラチン質の はらわた包んで
機械仕掛けな 僕の夢
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|温《ぬる》い唾液は 綿菓子の味
お砂糖で出来た 頭蓋骨
自由律詩、惑星
聞こえますかアンドロメダ
星屑で出来た僕たちは
今頃しゃぼん玉など吹いています
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月明り
澄んだ水槽に
海豚が沈む
肉のほぐれ方が
哺乳類だった
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落ち葉は無いから
抜け殻で焚き火
長い夏を葬る
短歌、夏休み
大座敷 秒針刻む 鳩時計
鳩は死んだよ いつまで待つの
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日向夏 深夜三時に 齧り付く
果汁散らして 所詮は猿さ
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エアコンの 音がしないと 眠れない
文明の利器 甘やかしてよ
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もういいかい あの子はだあれ まーだだよ
秘密の花園 夏だけの街
七七七五、空
月が綺麗ね 夜空が言った
死んでもいいわと 星笑う
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独りぼっちと 秋晴れの空
どこかに忘れた 青い嘘
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もくもくのくも まぼろしだって
かまわないもの 濃ゆい夏