星座

編集者:みんな
88星座の擬人化で主に私が担当してる子達の短編を投げます。 投稿頻度は🐌以下なので悪しからず。
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目次

    大罪

    幸せを願うのに,幸せでいる価値がない。 初めから何もなければ誰も…………僕さえも,傷つかずに済んだのに。
    優しさ……か。今の僕にとっては毒塗りのナイフみたいだ。

    守れぬ者

    ずっと気づいていた。蛇使い座に巣食うものによって自我を失っているということも,吾輩が愛した蛇使い座は心の奥底に眠っていることも。
    恋は盲目とは,よく言ったものだ。

    遣う者

    『不老不死の成り方。』『死者蘇生を可能にする方法。』
    私はそのためであればどんなことであろうが遂行する。"12星座を殲滅する",ただ,それだけのために。 【注意】 不老不死になった場合,“自分が一番大切にしている記憶”を失うことになる。それでも本当にこの力を手に入れるのか,それは己の意思次第だ。 『後悔、先に立たず』という言葉を忘れること勿れ。自分の選択を恥じぬよう生きよ。 では,良い人生を。

    誓ったあの日

    「吾輩はお前の夢の実現のために視力を尽くす。この先もずっと,この命尽きるまで,お前のそばにいる。そして,お前のことは吾輩が守る。約束だ。」
    あの時,吾輩が命を落とさなければ,吾輩があの病に侵されなければ,お前は今頃心から笑えていたのか…?皆から心から愛されていたのか…? お前は,心から幸せになれたのか?

    男は笑っていた。まるで僕の回答をとっくに知っているかのように。
    なんで,どうしてこの時本を受けってしまったんだろう。どうしてあの男に言いくるめれてしまったんだろう。こんなことになることは安易に想像できたはずだったのに。 人は後悔して初めて,過ちに気づく。