大体ソリチュードとディスペアーって書きます〜。一話目は大事なんでちゃんと全部書いてますが……。あらすじ⤵
幻想郷で「誰かに操られる」異変が発生。博麗霊夢のもとに、外の世界から二人の能力者、レイラとレオが現れる。それぞれ孤独と絶望を抱えながらも、このセカイで“本当の自分”として生きることを願う彼らは、異変解決のため協力を申し出る。魔理沙ら7人が暴走する中、霊夢たちは力を合わせて立ち向かい、まずは魔理沙を救うことに成功。
幻想郷の平和を取り戻すため、三人の旅が今、始まる――。
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目次
ソリチュードとディスペアー 〜 孤独と絶望の”境界線”そして新たなる旅路 〜 #1
どうも。なんか書きたくなったので……血の幻想と同時進行で行きます!!なんならこっちのほうが早く進むかも知んない………。最近ゆっくりkさんの『悩みごとなんでどうでもいい』という曲にハマりすぎた………スキ♡………。
--- **第一話 幻想入り** ---
???『博麗神社』にて――。
???「このセカイなら……ボクは……」
◆◇◆
??『迷いの森』にて――。
??「俺は……誰も守れないのに…なんでまた、戻って来ちまうんだろうな……ははっ」
◆◇◆
???『博麗神社』にて――。
???「……ここが…博麗神社………博霊の巫女が代々仕えるという……実物は初めて見たけど、意外ときれい……幻想的だな……」
??「全く、案外は余計よ」
???「…………あなたは……博麗霊夢…だっけ?」
??「そう博麗霊夢。ここ、博麗神社の巫女よ」
???「そう……なんですか」
霊夢「っていうか私のこと知ってるのね。ってことは人里の子供?でも、その服……菫子が着ているのと似ているわ……どっちよあんた」
霊夢「人里の子どもか、外来人なのか。もし後者なら力ずくでも帰ってもらうわ」
???「………」
霊夢「なに黙ってんのよ?どっちなのか答えなさい。今忙しいのよ」
???「……異変」
霊夢「!?」
???「大きな異変が起きてその対応が追いつかない。そうじゃないですか?今博霊さんが置かれている状況は」
霊夢「………なぜそれを?」
???「これでも一応ボクは能力者です!!なにか困っていることがあるなら力を貸します!!」
霊夢「まあ、能力者ってことは本当なんでしょうけど、それであんたに死なれたほうがよっぽど困るんだけど?」
???「っ………それでも!!ボクはここに居たい!!だから異変解決に協力させてください!!」
霊夢「なんであんた、そんなことするのよ?」
???「ここなら……ボクがボクそのもので居られるかな…って。本当なら来ないほうが良かったのかもしれないけど……今は迷惑だって…邪魔だって思ってもらってたって良い!!だけど、どうか……このセカイにだけは居させて…ほしいです。異変解決に協力させてください!!」
霊夢「…………そう。そこまで覚悟があるなら、まずはテストよ。私に少し劣るぐらいじゃないと今の幻想郷では生きていけないわ。条件は……私に弾幕を三回当てること。それだけで十分よ。私の攻撃を避けられたらさらに良いわね。流石に手加減はするわよ」
???「わかりました」
霊夢「あ、そうそう敬語はいらないわ。あと、名前は?」
???「名前は”レイラ・ソリチュード”だよ」
2025/05/17 記述 文字・・・1002字 一言・・・短かったかも。別のとこに色々続きとか保存されてるから同じ日にほんの数分で上がってることあるけど、それ気にしないでね(*^^*)
ソリチュードとディスペアー #2
??『迷いの森』にて――。
??「結局はここか……無様だなぁ……」
?「何が無様ですって?」
その時、背後から女の声が聞こえてきた。
??「いーや。過去の俺がとんでもなく無様だったもんでな………久しぶりだな。八雲紫」
紫「あら、まだ覚えていたのね。私の方はあなたの名前すら覚えていないというのに」
??「ははっ。お前ババアかよ……と言いたいところだがこれだけの時が流れてんだ。忘れていてもおかしくはないさ。ま、俺は八雲が生きていたことに対してビビってるけどな。どんだけ長寿なんだ妖怪とは」
紫「妖怪の女に年齢は尋ねないほうが身のためよ」
??「知ってるさ」
紫「………どうして戻ってきたの?」
??「ん?」
紫「どうして幻想郷に戻ってきたのか聞いてるのよ。『何も守れなかったから俺はここにはいれない』とか言っておきながら」
??「まだそれ覚えてたのかよ……………向こうのセカイに居た時、やっぱりこっちのセカイじゃないと自分を受け入れてくれる奴なんて誰も居なかった。何度だって頑張ったさ。いろんなセカイを旅したさ。でも、やっぱり俺を……俺自身を受け入れてくれたのは此処だけだったからな」
紫「そう……あなたにとって此処が心地よいもので良かったわ」
??「で?」
紫「で?とは?」
??「今このセカイ……幻想郷では何が起きてるんだ?おそらく八雲が話しかけてきたのもそれが関係しているんだろ?」
紫「正解☆」
??「早く言え」
紫「相変わらずあなたはセッカチと言うかなんというか………今幻想郷では何者かに操られるという異変が多発しているわ。霊夢は無事だけど魔理沙とルナが……あとはわからないわ」
??「なるほどな……まずは博麗神社に行くぞ。後、あなたって呼ばれるとなんか違和感すげーからもっかい名前言っとくが、俺は”レオ・ディスペアー”だ」
---
レイラ『博麗神社』にて――。
レイラ「まずは……剣技かな…」
レイラ「スペル発動『永久銀斬』」
霊夢「ちょ、待ちなさいよ!!それ反則!!」
レイラ「そんな事言われてないし、弾幕ごっこなんでしょ?だったら良いでしょ。弾幕見せつけて戦うだけなんだからタヒななきゃいいでしょ」
霊夢「はぁ……わかったわよ『霊符 夢想封印』」
レイラ「『レーティングスター』」
霊夢「それだけで夢想封印が弾かれるわけ……!?」
その瞬間弾幕は弾かれた。
レイラ「もらい!!スペル発動『前方注意』」
霊夢「くっ……スペルカード発動『夢符 二重結界』」
レイラ「文面だけに注目してちゃ駄目だよ〜?」
霊夢「どういうことよ…!?ってあ……」
レイラ「はい。三発ヒット〜!!」
霊夢「はぁ……まあ合格よ。色々話も聞きたいし、中に入って頂戴」
レイラ「うん」
紫「それはちょっと待ってくれるかしら?」
霊夢「紫!?結界の修理は大丈夫なの!?」
紫「それは藍たちに任せておけば少しは大丈夫よ。それより、レオも含めて話をして頂戴」
霊夢「レオですって!?はぁ……わかったからさっさと藍たちのところへ行きなさい。レオにもレイラを紹介しないと……」
レオ「ってことでよろしくな〜!!」
レイラ「あ、えっと……よろしくお願いします」
霊夢「互いの自己紹介も中でやって頂戴」
レイラ「は〜い」
2025/05/20 記述 文字・・・1392字 一言・・・やばい、感動曲聴きながらやってたから頭ん中ゴチャゴチャwww
ソリチュードとディスペアー #3
霊夢「で、はい。互いの自己紹介。まずレイラから」
レイラ「ボクはレイラ・ソリチュード。んーと……能力は…なんて言ったら良いのかな………あえて言うなら『幻想を操る程度の能力』……かな」
レオ「俺はレオ・ディスペアー。俺の能力は『光と闇を操る程度の能力』だ。よろしくなレイラ。敬語はいらないぜ」
レイラ「うん。よろしくレオ」
霊夢「で、まー二人共知ってるだろうけど流れ的に私も。私は博麗霊夢よ。通称博霊の巫女。『空を飛ぶ程度の能力』を持ってるわ」
レイラ「よろしく〜!!」
霊夢「で、まずレイラから話してもらいましょうか。なぜ今異変が起きていると知っているのか。なぜこのセカイに来たのかを」
レイラ「………まず、なんで今異変が起きていると知っているか…それに関しては霊夢の様子を見ればわかる。表では平然を装っていても焦っている気持ちがにじみ出てる。だし、元々幻想郷というセカイを私は知っていたから。で、なんで来たのかは霊夢には一度言ったけど、ここなら本当の私を受け入れてくれるかなって思ったから」
霊夢「どうして元々幻想郷というセカイを知っていたの?来たことないはず…よね?」
レイラ「んー……詳しくはあまり言えない…かな〜」
霊夢「なるほどね……じゃあ、レオはどうしてこのセカイに戻ってきたのか、今起きている異変についてどのくらい把握しているのか教えて頂戴」
レオ「まず、異変に関してだが、魔理沙とルナが暴走しているということしか知らん。で、どうして戻ってきたのかについては無効では誰も俺を受け入れてくれなかったからだ。以上」
レイラ「めっちゃ完結で草」
霊夢「……とりあえず、レオが言っていたように、異変で暴走しているっていうのは合ってるわね。一応暴走している妖怪とか言っておくと、魔理沙、ルナ、輝夜、永琳、妹紅、咲夜、フランの計7名よ」
レイラ「んー……ある程度いっぱいいるっちゃいるけど……他の情報は?」
霊夢「現在は咲夜に美鈴。フランにパチュリーと小悪魔が紅魔館で、輝夜、永琳、妹紅の三人には優曇華が竹林で応戦しているらしいわ。魔理沙に関しては博霊神社付近にたまに来るくらいで、特に人的被害は報告されてない。ルナは今は居場所が掴めてないわ」
レオ「お、おう……………思ったよりも地獄絵図だな……こうなると、まず霧雨、その後紅魔館、竹林、最後にルナ…という流れが一番か?」
レイラ「でも、鈴仙がどれだけ三人のやつに耐えれるかが問題じゃない?」
霊夢「そうね……でも今の状態だと戦力が絶望的に足りないわ。今戦闘可能なのは私、レイラ、レオ……心当たりがそれしかないわ」
レイラ「地霊殿の人たちは?」
霊夢「今地底に行くのは危険だわ。地底で何が起きているのか情報が一つも入ってきてないし、道のりが必ずしも安全というわけにはいかないわ」
霊夢「んー……まあ、霧雨さんが博霊神社付近にいるんでしょ?だったら霧雨さんからじゃないかな?」
霊夢「そうね」
その時、外で爆発音のようなものがした。
レイラ「なに!?」
霊夢「魔理沙が来たのね……ちょうどいいわ。応戦しましょう」
レオ「暴走を解くには?」
霊夢「倒すしかないわ」
レイラ「あぁ…もう!!わかったよ!!」
レオ「やるしかないか!!」
霊夢「さて、魔理沙。今度は負けないわよ。ここからが異変解決!!博麗の巫女の本領、発揮してやるわ!!」
レイラ「霊夢、レオ、私に関してはまだ能力が未完成だから後方支援させてもらうね!!」
レオ「了解だ!!」
霊夢「一応行っておくけど、魔理沙はいろんなマスパを扱ってくるわ。気を付けて!!」
レイラ「りょー!!」
とはいえ、今霧雨さんと相性抜群なスペカは持ってないんだよなぁ〜……。
魔理沙「『魔砲 ファイナルスパーク』」
レオ「ファイナルスパークだ!!普通のより威力高いぞ!!」
霊夢「相殺するわ!!」
レイラ「さ、流石に避けたほうが……」
霊夢「大丈夫よ」
霊夢「スペルカード発動『霊符 無想封印 桜華』」
その瞬間、霊夢の動きが早くなり、魔理沙に一撃を加えた。
霊夢「レイラ、レオ!!追撃!!」
レオ「『フレアガン 桜』」
レイラ「スペル発動!!『桜華剣善』」
霊夢「よくやったわ!!スペルカード発動『霊符 夢想封印 改』」
霊夢の弾幕が直撃し、魔理沙は倒れた…………と思われた矢先……。
魔理沙「『妖器 ダークスパーク』」
レイラ「え!?」
霊夢「レイラ!!」
霊夢(まずい、八卦炉を片方壊せてなかったわ……それにまだ動けたなんて……明らかに前戦ったときより強くなってるわ…直撃したかしら?)
レイラ「いや〜危なかったね〜………ってこの箒硬すぎない!?」
レオ「レイラ、無事だったんだな」
レイラ「まあね。これくらいじゃ地に伏せられないよ!!それより、霧雨さんの様子が!!っ……うわっ!!!」
その時、魔理沙が急に動き、レイラは前のめりに体勢を崩した。そこに魔理沙の追撃が……。
レオ「させるわけねーだろ!!」
レオ「スペルカード発動!!スペルカード発動!!『ただ一つの花 ハナミズキ』」
レイラ「レオありがとう!!」
霊夢「二人共まずいわ!!大技が来る!!」
レオ「ああ!!」
レイラ「承知済み!!なんとかして避けるよ!」
二人「了解!!!」
魔理沙「スペルカード発動『黒魔 オールスパーク』」
あたりは魔理沙の放つマスパでいっぱい……結界で守るので手一杯だ………って霊夢危ないじゃん!!
その瞬間、レイラは飛び立ち、霊夢を引っ張った。
霊夢「ごめんなさい。助かったわ」
レイラ「う、うん」
霊夢「どうかした?」
レイラ「なんでもない」
霊夢と話していたらレオも飛んできた。
レオ「で、どうするんだ?あれ、かなりきついスペカだぞ」
レイラ「あれめんどいから色々ふっとばして良い?」
霊夢「魔理沙が死なないなら良いわよ(*^^*)」
レイラ「りょーかい!!」
その時、レイラは戦闘態勢に入った。
霊夢(なんなのこの気配……近くにいるだけで気が引けるような……)
レイラ「スペル発動!!!『百花繚乱 草木』」
2025/02/20 記述 文字・・・2576字 一言・・・今回のシリーズで一番多い文字で書けたと思ったけど、まだまだ序盤だったわ(笑)