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目次
時空を超える手紙
ある日、|秦野《はたの》ゆりは町中を歩いていた。
「なんだこれ・・・。」
奇妙な手紙を発見したのだ。
交番に届けようとしたけれど、やめた。
その手紙は|秦野ゆり様宛《わたしあて》の手紙だったから。
手紙を見ることにした。
手紙にはこう書いてあった。
---
秦野ゆり様、手紙を見てくれて感謝します。
貴方は16時に交通事故に遭ってしまう運命なのです。
私は貴方であり、未来の貴方です。
私が貴方の|買いたいもの《ほしいもの》は買いますので、早く帰ってください。
というか買ってきています。
ポストに入れてあるので。
お願いします。
ちなみに自分を様付けするのなんか嫌ですねw
秦野ゆりより
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信じるしか、私に選択肢はない。
もしもポストになくても、また後で買えばいい。
従わなければならないんだ。
家へ、引き返すんだ。
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帰ってきて、ポストを開く。
何故か、未来の私から、欲しかったボールペンが入っている。
未来から、過去に届くはずなんて、ないのに。
なんでなんだろう。
魔法の力・・・てきな?
そこには手紙があった。
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ゆりちゃんへ
引き返してくれたんだね。
その御蔭で君は救われた。
ふふ。
また会おうね。
バイバイ。
めるらです!
続きはありません。
雪ってなんなんだろう。
「今日の気温は、48度です。」
今年も暑くなってきた。
まだ暑くない方。
過去の人々はこれを|経験した《あじわった》ことがないんだって。
過去の人々は|熱くなってから|雪《白くて冷たいなにか》をあんまり見れなかったんだって。
この|雪《白くて冷たいなにか》の名前はわからない。
でも、過去の人々にゆきちゃんって娘がいたらしい。
その娘は|雪《白くて冷たいなにか》が名前の由来らしい。
だから、|雪《白くて冷たいなにか》は、|雪《ゆき》と読むのかもしれない。
わからないけれど、この|雪《白くて冷たいなにか》はなんなのか。
それはみんなに名前を募集しているから、いつか決まる。
いつ決まるのか、楽しみだな。