大企業の社長令嬢、七瀬玲華(ななせ れいか)が主人公。
自慢ばかりの毎日に、玲華は幸せだったが─────
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目次
恵まれていて 愛されている私。①
とっても愛されていて、恵まれている女の子の物語。
記念すべき①です 。
(お金持ちの口調になっています。)
ごきげんよう。わたくし、◯△企業の社長 |七瀬 誠《ななせ まこと》の娘、
|七瀬 玲華《ななせ れいか》と申しますの。
わたくしの通う学校は、お金持ちだけが通う学校ですの。
わたくしは、学校の中でも とてもお金持ちですのよ。
「七瀬さんの服、すごく可愛いわよね。どこの服ですの ??」
「メリピアジュニアの服ですの。お母様が買ってくれましたの。」
「いいわね ~ 。私の家、アミリスミニの服しか買ってくれないですの。。」
「それはお気の毒ですの … 。」
な ~ んて言ってるけど、こんなこと 思ってるわけないわ w
いつもいつも 学校では 優しいフリをしていますの。
だから 私は みなに好かれるのよ。
家では どんなにワガママを言っても許される。
普通の家では こんな親は おりませんわよね 。
だから 私は“特別で 恵まれていて 愛されている” 子なの。
自慢ばかりの玲華だけど まわりの子は どう思っているのでしょうか ??
※服のブランド・企業名は 架空の名前です。
恵まれていて 愛されている私。②
②です !!
初めて読む方は、①から読むことをおすすめします ☆
(お金持ちの口調です 。 暴言があります 。)
わたくしは、いつも通り、学校に行きましたの。
靴箱に、何か 紙が入っており、それを見ましたの。
それには、「アホ !! クズ w 死ね wwww」
と 書いてありましたの。
「こ … これって 、、 “イジメ” … ??」
「|莉夢《りむ》 !!」
わたくしが呼んでも、莉夢は 無視してきましたの。
**「────お父様 ぁぁぁっ !!」**
わたくしは、泣きながら お父様に電話をかけましたわ。
『玲華。どうした。』
「わ、わたくし … イジメられているかも しれませんわ …」
**『なんだと っ ?!』**
お父様は、そう言って、電話をお切りになられましたの。
「おはよう ございます」
「玲華、おはようございます」
いつも通りの態度。
あれは 、、 偶然 ?? かと思いましたわ。
「さぁて 執事が迎えに来る時間だわ 。 みなさん、さようならですわ」
「さようならですの」
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__|莉夢《りむ》「玲華ってさ、自慢ばっかりでしつこいわよね」__
__|穂乃《ほの》「そうよね。毎日イライラするわ。」__
さぁ、玲華に 希望の光は 届くのでしょうか ───── 。