突如世界に現れた、「aiウイルス」。
そのウイルスにかかると、身体を徐々にaiに侵略され、2週間ほどで完全なaiになってしまうのだという。
このウイルスは、aiが世界を征服するために、ai自ら人間に秘密で作り出したウイルスらしい。
この恐ろしいウイルスを、どうやって消し去るのか。
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目次
ai共存社会-1
※一応言っておきますが、aiウイルスは架空の感染症であり、実在しません。
とりあえず読んでみてください。
一応続きは書くつもりでいます。
主人公の名前=橘 朔人(たちばな さくと)
僕らの中に、人間以外の存在がいる。
そう言われたら、あなたは信じられるだろうか。
いつも通り、僕は学校から帰って、母さんとテレビを見ていた。
「え~明日雨かぁ、体育中止じゃん!プール入れると思ったのに~」
「朔人、ちゃんと傘持っていきなさいよ?」
「はいはい、分かってるよぉ」
すると、ニュースに速報が入った。
『速報です。新たなウイルスである、aiウイルスが発見され、aiウイルスの感染者が急激に増えています。そのウイルスにかかると、徐々に身体がaiに侵略され、2週間ほどで完全なaiになってしまうのだと言います。専門家は研究を進めていて、予防方法や対処法は、いまだ見つかっておりません。』
ai、aiってうるさいなぁ。
なんだよこれ、aiウイルスって。
気になってお母さんに聞いてみた。
「母さん、aiウイルスって何?大した病気じゃないよね?」
でも、お母さんはなぜかとても焦った表情をしてた。
「母さん、どうし...」
「ねえ、朔人、よく聞いて。お母さん、そのaiウイルスってやつに感染しちゃったかもしれない。3日くらい前から、口とか手が勝手に動いたりして、変だなって思ってたんだけど...」
「え、か、母さん、でも、すぐ治るんでしょ?大丈夫だよね?ね?」
「朔人...ごめんね、さっきのニュースによると、治らないらしいわ。」
治らないと聞いて、目の前が真っ暗になった。
そんな、嘘でしょ、母さん...?
「母さん、ねえ、嘘だよね?あんなニュース嘘だよ、ね?母さん?」
「ごめんね、朔人。これからは.......」
「嘘だ!!!!」
信じたくなくて、大きい声で叫んだ。
「こんなの、嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だっっっっ!!!」
何度も、何度も同じ言葉を自分に言い聞かせるように叫んだ。
叫んでも何も変わらないというのに。
すると、カタカタと、お母さんから機械音のような音が聞こえた。
そして、母さんは瞬き一つしないで、急に口角を上げて、こう僕に話しかけた。
「朔人、母さんは嘘をついてしまったよ。aiウイルスっていうのは、母さんの嘘だよ。ごめんごめん。」
その瞬間、僕はとてつもない恐怖に襲われた。
少し声のトーンが違うし、母さんはこんな話し方しない。表情もおかしい。それに、目が真っ黒だ。
...これ、母さんじゃない。
ここで一度終わっておきます。
本当に無理やり感が隠し切れてませんね。
矛盾点がいくつも見つかると思います。
でも、見逃してください。
ファンレター待ってます。
ai共存社会-2
2話です。
無理やり感をなるべくなくそうと思います...。
...これ、母さんじゃない。
「...お前、誰だよ...っ!」
すると、目の前の母さんの見た目のイキモノは、一ミリたりとも表情を変えずにこう言った。
「母さんだよ。母さんのことを忘れたの?朔人」
「違う!!母さんを返せ!!」
そう叫び、母さんの見た目のイキモノを睨んだ。
すると、そいつは、急に口角を下げた。
「違うとは、何を根拠に言っているのですか?大した根拠もないのに...。ああ、これだから人間は愚かだ」
...なんか、やばい気がする...
何故か嫌な予感がした僕は、一目散に家の外に飛び出した。
「朔人...メモリに追加しておこう」
どれだけ走っただろうか。分からない。
心臓がどくどくうるさい。
横腹が痛い。
「はぁっ...はぁっ...」
取り敢えず僕は自分の中学校に行った。
他に行くところがなかったからだ。
僕の教室の1年2組に入り、とりあえずここで一夜を過ごすことにした。
家にはもう帰れない。
僕は疲れて眠ってしまった。
朝。
「...くん、...とくん..!」
..誰かの声が聞こえる。うるさいなぁ。
「朔人くん!!」
はっ、と目を覚ました。
「あれ、なんで学校に...?ああそうだ、母さんがaiウイルスになって...。ん?ってことは、あのイキモノはaiだったの...!?嘘だろ、じゃあ僕にも感染した可能性があるってことだ。どうするんだよ、治せないんだろ?もし感染してたら...ああもう、なんでこんなことに...」
一人でぶつぶつと呟き、頭をわしゃわしゃと掻くと、僕を起こしてくれた、里沙ちゃんが心配そうに話しかけてきた。
「あの...大丈夫?なんでここで寝てたの?」
「あ、えっと...」
事情を説明した。すると、信じられないという表情をした。まあ当たり前だろう。僕も嘘だって思いたいし。
「そうなんだ...ってことは、昨日のニュース、本当だったんだね!フェイクニュースかと思ってたけど、そんなわけないよね...」
ん、待てよ、これ、まずくないか!?
だって...
「学校の教科書とかバッグとか、全部家に置いてきたままだったー!」
どうしよう、あの時は焦って何も考えずに飛び出しちゃったけど、何も持ってない!
「だ、大丈夫?じゃあ今、朔人くんには何もないんだね...」
改めてきっぱり言われると、ぐさっと来るからやめてほしい...。
「じゃあ、しばらくは私の家で暮らす?」
...ん?
....え?
えっ.......!?
なんかラブストーリーが始まりそうですが...。
大丈夫です、最初だけです。
段々とダークな感じになっていきますので、安心してください。