鬼滅の刃 〜カナヲのいとこと戦士たち〜
編集者:🫧_星空そのは🌺
9月から投稿開始予定!!
主人公であり、カナヲのいとこの夜空かなた。
最終選別に受かり、鱗滝さんに報告しに行った。
お礼をいい、鱗滝宅を出た。
「よぉ~~~し!今日から頑張るぞ~~~!」
とても仲間思いで、意志の強いかなたと仲間たちの物語。
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目次
鬼滅の刃 〜カナヲのいとこと戦士たち〜 prologue
🌃🌙「うっ、鱗滝さん、、!」
👺⚔️「どうした、カナタ。」
🌃🌙「ついに、!日輪刀が届いたぁ~~~!」
👺⚔️「そうか、良かったな。」
🥷「では、私はここで失礼します。」
👺⚔️「先に、お館様の所へ行くのだ。」
🌃🌙「えっ、大事な柱の邪魔は…」
👺⚔️「わざわざ時間をとってくれると言うのに。
良いから行け!」
🌃🐦⬛「お館様カラノ伝言!拾参時ヨリ、柱合会議ガ始マル!
カナタモ、参加スルヨウニ!」
🌃🌙「叶夜、ありがと。
鱗滝さん、今までありがとうございました!」
👺⚔️「ああ、達者でな。
お館様が待ってる。行って来な!
それからくれぐれも、柱と親方様には迷惑をかけないように!」
👺⚔️「さあ、いってらっしゃい!」
🌃🌙「はい、行って来ます!」
これは、1人の少女とその仲間たちの物語。
もちろん、辛いこともあるけれど、仲間がいると、頑張れる。
任務も、鍛錬も。自分で頑張り、努力する。
時には協力、時には喧嘩。
様々な事を乗り越える。
だって、仲間がいるから。
これは、仲間想いで心優しくたくましい、13歳の少女、夜空カナタの物語。
**鬼滅の刃 〜カナヲのいとこと戦士たち〜 始まり**
あ~~~
やっとプロローグかけた…
遅れましたが9月からの投稿です
これから出来たらこの物語をメインで毎日投稿しようと思います!
もしこっちの小説でやってほしい!ってリクエストがあったらファンレターで!
では、おつその!
壱話 柱と仲間 かなたの秘密
前回言い忘れてました!
かなた→🌃
叶夜→🐦⬛
鱗滝さん→👺
光→🌈
水柱→🌊
炎柱→🔥
蟲柱→🦋
恋柱→💝
風柱→🌪️
蛇柱→🐍
音柱→🎵
霞柱→🌫️
岩柱→🪨
毒柱→☠️
葉柱→🌿
空柱→🌠
だよ~
🌃「ここが、お館様の、お屋敷、?」
🪻🤍「その通りです。」
🌃「うわっ!?」
🪻🤍「驚かしてしまいすみません、私は産屋敷かなたです。
あなたは...夜空カナタ様ですね」
🌃「あっ、はいそうです。夜空かなた、、です!」
🪻🤍「あちらで父上がお待ちになっているのでどうぞ」
🌃「ありがとうございます」
🪻🤍「早く行かないと柱の皆様が集まってしまいますので。」
🌃「そうなんだ...かなたさん、ありがとうございます!」
お館様の屋敷の廊下を辿っていると...
?「あら、あなたは...」
🌃「えっ...柱の方...?」
🦋「はい、私は蟲柱、胡蝶しのぶです」
🌃「胡蝶様...
おっ、お館様ってどちらにいますか、?」
🦋「お館様ならあちらです。気をつけてくださいね」
🌃「あっあっ、ありがとうございます!」
🦋「いえ!」
早々に柱にあって緊張した...
私はその後、無事お館様のもとに辿り着けた。
はずだったんだけど...
誰もいない...!?
👸🏻「夜空カナタ様でいらっしゃいますか?」
🌃「えっ、あ、はい」
👸🏻「産屋敷あまねと申します。
あともう少しすると柱の皆様がお集まりになられるので」
🌃「はいっ」
👑「お早う、カナタ。今日は来てくれてありがとう」
🌃「いえっ!とんでもないです!それより、柱の皆様方集まってますよ」
👑「そうか、教えてくれてありがとう。そちらに下がっててね
あまね、カナタをよろしく」
👸🏻「はい、こちらへどうぞ」
🌃「ありがとうございます」
👭🏻「「お館様の御成です」」
👑「お早う、皆」
👑「今日はいい天気だね」
👑「空は青いのかな?」
👑「顔ぶれが変わらずに半年に一度の
柱合会議を迎えられたことを嬉しく思うよ」
👑「今日は皆にお知らせがあるんだ」
🌪️「何だ、新しい柱か?」
🦋「不死川さん、そんなわけないじゃないですか
私、さっきお知らせで伝えられるであろう子と会ったんですよ」
🌿「そうなんだ〜!しのぶさんは詳しいね〜」
🐍「やれやれ」ネチネチ
🌫️「ねえ、お館様が話すんだから静かにしなよ」
🌿「ごめんね〜...」
🦋「すみません、」
🔥「うむ、それで知らせと言うのは?」
👑「知らせというのは、また新しい僕の子供が増えたんだ。
カナタ、こっちへ来て挨拶してくれ」
👸🏻「行って来てください」
🌃「御意、!」
🌃「えっと、新しく、鬼殺隊員になった、夜空カナタです
よろしくお願いします」
👑「かなたは何の呼吸を使うのかな?
みんな、質問があったらかなたが困らない範囲でね。」
🌃「あ、私、夜の呼吸使ってます」
🦋「聞いたことのない呼吸ですね
何の派生なんですか?」
🌃「__あ、胡蝶さんだ...__えっと、一応風です、」
🌪️「一応?なんか中途半端だなァ」
🌫️「何で一応なの?」
🌃「本当は霞の派生だから、」
🌿「へぇ〜!そうなんだぁ〜!!」
🔥「おい、天咲!あまりにもふわふわし過ぎだぞ!」
☠️「いや、いつものことでしょ」
🌫️「ねえ、カナタさん困っちゃうじゃん」
🌿「ごめんねぇ〜、」
🔥「すまない!」
☠️「ごめ、」
🌃「あっ、あの、私、全然柱の皆様方のこと知らなくて、!
もし良ければ自己紹介してもらえませんか、?」
🦋「私は分かりますよね」
🌃「はい、蟲柱、胡蝶しのぶ様、ですよね」
🦋「はい!」
--- **蟲柱“胡蝶しのぶ”** ---
💝「じゃあ私から行くね!
私は恋柱、甘露寺蜜璃です!よろしくね!」
--- **恋柱“甘露寺蜜璃”** ---
🌠「んじゃ、自分行きます
空柱、空風詩星、以上」
--- **空柱“空風詩星”** ---
🎵「次は俺だ!
音柱、宇髄天元だ!」
--- **音柱“宇髄天元”** ---
🔥「次は私だな!
炎柱、煉獄杏寿郎だ!うむ、よろしく頼む!」
--- **炎柱“煉獄杏寿郎”** ---
🌪️「次は俺様が言ってやるよォ
風柱、不死川実弥だァ!」
--- **風柱“不死川実弥”** ---
🌿「じゃあ私いきまぁ〜す!
葉柱、天咲桃愛でぇ〜〜す!!」
--- **葉柱“天咲桃愛”** ---
☠️「じゃあうち行きます。
毒柱の小夜莉無夢です。」
--- **毒柱“小夜莉無夢”** ---
🪨「では、私が行くとしよう。
岩柱、悲鳴嶼行冥だ。」
--- **岩柱“悲鳴嶼行冥”** ---
🐍「__やれやれ、しょうがない。俺がやるか__
蛇柱、伊黒小芭内だ。」ネチネチ
--- **蛇柱“伊黒小芭内”** ---
🌊「__じゃあ俺か。__
水柱、冨岡義勇。」
--- **水柱“冨岡義勇”** ---
🌫️「最後は僕だね
霞柱、時透無一郎だよ」
--- **霞柱“時透無一郎”** ---
🌃「皆様わざわざしてもらってありがとうございます、
かなたとでも呼んでください。」
💝「かなたちゃん、よろしくね!」
🌃「は、はい」
👑「じゃあかなたは行っていいよ。」
🌃「御意!」
🦋「良かったら蝶屋敷も寄ってくださいね」ニコッ
🌃「ありがとうございます」
---
今は蝶屋敷を目指してる最中
あっ、あれが、蝶屋敷かな?
神崎アオイさんという方に私が来ることは胡蝶様は事前に伝えてくれた...
じゃあ、私のことは分かってるのかな?
🌃「!?」
🌃「かっ、か、髪が...
今、染めるやつ、持ってるけど...ここでは使えない...」
もう、正直に神崎さん達に伝えるか...
到着
🌃「あっ、すみません!」
💙「はい、どなたですか?」
ガラガラガラ
💙「あっ、夜空かなたさんですね、話は聞いています
中へどうぞ」
神崎さん、はつらつとした方だなぁ
🩷🩵💚「こんにちは!」
🌃「あっ、こんにちは!」
この子達、小柄で可愛い。アオイさんと同じような役目なのか...?
🩷「きよです!」
🩵「すみです!」
💚「なほです!」
🩷🩵💚「よろしくお願いします!」
🌃「うん、よろしくね!」
💙「あちらに炭治郎さん達がいるので案内しますね」
🌃「あ、あの、みんなが揃ったら言いたいことがあるんですけど...」
💙「構わないですよ」
🩷🩵💚「行きましょう!」
🌃「はい」
💙「炭治郎さん、善逸さん、伊之助さん、カナヲ、入りますよ」
🎴「どうぞ!」
⚡️「良いですよ!!」
🐗「勝手に入れぇ!」
🌸「うん、いいよ」
🩷🩵💚「失礼します!」
⚡️「きよちゃん!すみちゃん!なほちゃん!」
🐗「おう!お前らか!」
🎴「そちらの方は...?」
🌃「夜空かなたです」
🌸「__会ったこと...ある...__」
💙「それで、伝えることとは何ですか?」
🌃「私の髪、本当は、黒髪じゃないんです、」
🌸「綺麗な、黒髪だけど、違うの?」
🌃「はい
本当は、上の方は焦茶色で髪の先が水色と桃色なんです。」
かなたはそう言い、隠していた髪を服から出した。
一同「...!」
その髪の綺麗さにみんなは言葉を失った。
🌃「この事、柱の皆様方や、他の隊士の方達には秘密にしておいて下さい」
🎴「うん!かなた、よろしくね!」
⚡️「何で鬼殺隊の女の子って可愛い子しかいないの!?」
🐗「指切りげんまん、だな!お前と約束だ!」
🩷🩵💚「はい!わかりました!」
💙「分かりました。その話は他の人の前では口にはしないようにしますね」
🌃「皆さん、協力ありがとうございます
アオイさん、朝、髪染めのために洗面所をお借りするかも何ですけど、
良いですか?」
💙「はい、構いませんよ」
🌃「色々とありがとうございます」
🐦⬛「カナタ!呼ビ出シ!甘露寺蜜璃ガ挨拶シタイラシイ!」
🌃「えぇ!今ぁ!?
ちょっと待っててって言っておいて!」
🐦⬛「ワカッタ!」
髪、隠せたかな
よしっ、
🌃「あっ、あっ、**すみませんっっ!甘露寺様いますかっっ!**」
💝「あっ!かなたちゃん!こんにちはっ!わざわざ来てくれてありがとう!」
🌃「あの、聞きたいことがあるんですけど、良いですか、?」
💝「うんっ!良いよっ!」
🌃「甘露寺様が、鬼殺隊に入ったことで、自分らしく、堂々と、することが
出来事ってありますか?」
💝「うんっ!この髪色、前は自信なくて黒髪に染めてたんだけどね、
鬼殺隊に入ってからは個性をみんなが認めてくれるから、
隠さなくて良いんだって気付いたの!」
🌃「、そうなんですね!隠さなくても、良いのかな、」
💝「かなたちゃんはある?」
🌃「うーん、隠し事なら、あるんですけど、」
💝「そうなんだ!」
🌃「この髪、本当はこんな色なんです」
💝「うわぁ~~~!すごく綺麗だねっ!
それも可愛いし、かなたちゃんらしいよ!」
🌃「えっ!?」
💝「うん!すっごい可愛い!
だから自信持って良いと思う!
私はありのままでいた方が自分らしく過ごせるっていうか、
素の自分をさらけだして堂々とすごせるの!
隠さなくても良いと思うよ!」
🌃「そっか、!
あ、そういえば、甘露寺様って、私の、命の恩人な気がするんです」
💝「へっ!?どういうこと!?」
🌃「私が、昔住んでいた、町一帯が鬼に襲われたんです」………
〜次回に続く〜
かなたの話初めで終わりました!
次回はカナヲ&蜜璃が登場です!
次回! 弐話 かなたの過去と救世主
完成次第公開です!
ぜひ見てね~~~
では、おつその!
弐話 かなたの過去と救世主
かなたの命の恩人とは...
🌃「私が、昔住んでいた、町一帯が鬼に襲われたんです
その時、私はもう生きられないって、絶望しかなかったんです。
でも、家の中で怯えている時、甘露寺様のような髪と羽織の鬼殺隊士と、
髪を横で一つにまとめ、蝶の髪飾りをつけ白い羽織を着た鬼殺隊士の
方が、私と家族のことを逃がしてくれたんです。鬼がいない間に逃げてって。
そして私は親とはぐれてしまい、とりあえず辺りをうろついていたんです。
すると、別の鬼殺隊士の方なのか、半分ずつの羽織で、冨岡様らしき方が
鱗滝さんの家の行き方を言われて行ったんです。
それで鱗滝さんと特訓して今に至る、というわけです。」
💝「そうなんだ、じゃあ、もしかして、あの月と霞の模様の着物の女の子は
かなたちゃんってこと?」
🌸「あ、あのさ、多分、さっき言ってた蝶の髪飾りをつけたって、
多分、私のことだと思う」
🌃「カナヲさん!?」
💝「カナヲちゃん!?」
🌸「驚かしてごめんね」
🌃「いえいえ、大丈夫です」
💝「そういえば、親御さんと離れてからは...?」
🌃「生き別れのままです。
あ、あとそれと、本当なのか分からないですが私、親に
従姉妹がいるって伝えられた事があって、
その姉は鬼殺隊士でカナヲって名前だって...
それに、私、苗字がないんです。だから、この苗字、
偽りの苗字なんです。きっと、本当は、カナヲさんと同じで
栗花落なんだと思います。」
🌸「じゃあ、かなたさんは私の、従姉妹なのかな?」
🌃「はい、カナヲさんは私の従姉妹なんです。あとさん付けじゃなくて
いいですよ」
🌸「うん。あと私も呼び捨てでいいよ」
💝「なら私も!様で呼ばなくても大丈夫だよ!蜜璃でいいよ!」
🌃「じゃあ、カナヲ、蜜璃さんで!」
💝「そういえば、カナエちゃんは元気?」
🌃「カナエさん...?」
🌸「私と師範の、あ、しのぶ姉さんの姉。
元気にはしてます。血鬼術で体が弱ってはいますが。」
そう、カナエは童磨戦でなんとか生存したが、童磨の血鬼術によって体が弱ってしまった。
なので今は蝶屋敷でアオイたちと共に働いている。
💝「良かったぁ~
なんか、かなたちゃんってさ、素直だよね」
🌃「え?」
🌸「確かに。話してって言ったらためらいなく話してくれるもんね」
💝「それは本当にそうよね!」
え?私、素直なのかな。
昔は髪も、染めてるって嘘ついて、黒髪に戻したフリしてたし。
鱗滝さんに、疲れたかって聞かれても、疲れてないって嘘ついて。
無理して迷惑かけて。
そんな私が本当に素直って言われて、良いのかな。
---
🌃「痛い!なんでそんなことするの!」
👥「お前の髪が特殊だから!」
👥「お前に生きてる価値なんかねえよ!」
🌃「そうなんだ、私、生きてる価値なんかないんだ。」
👥「そうだ!くっくっく!」
本当はそんなこと、思いたくない。
本当はそんなこと、言われたくない。
本当はそんなこと、関わらなくていい。
母にも父にもそう言われているのに。
やめてって言えない。
だって、
だって、!
**私は、!**
__弱いから。__
いつしか、町のみんなは私のことを、こう呼んでいた。
--- 「嘘つきかなた」 ---
👥「お前のその苗字、偽物なんだぞ!
嘘つきだ!」
👥「お前のその髪、本当は黒なのに茶色とかにしてるぞ!
嘘つきだ!」
👥「「わー!!嘘つきかなたが来た!逃げろー!!」」
私は、小さい頃から周りにそう言われていた。
いつしか、それは本当のことだと信じ込んでいた。
本当は、信じたくなかったよ。
お母さんに、心配かけるから。
お父さんに、迷惑かけるから。
でも、町の子供達みんなが口を揃えていう。
だから、それは本当なんだと、信じ込まされていた。
---
はっ、
小さい頃の思い出が、嫌な思い出が、蘇ってきた。
もう、考えないって決めたから。
くよくよしてちゃだめだよね!
🌃「蜜璃さ...」
💝🐦⬛「任務!任務!北東ノ町の森ニテ鬼ガ出現!急イデ出動!」
💝「あっ!任務だ!行かなきゃ!
中途半端な所で終わってごめんね!
また話そうね!二人ともまたね!」
🌃「あっはい!」
🌸「そういえば、もう少しで師範との稽古だ...
私もそろそろ行くね」
🌃「うん!」
🌸「かなた、またね」
🌃「うん、カナヲ、稽古頑張ってね!」
みんな、行っちゃった。私、今日は任務がないから、とりあえず帰ろっ。
--- 次の日 ---
🎴「すみませーん!かなたいますかー!」
🌃「ふぇ、炭治郎くん!?」
こんな夕方に、どうしたんだろ
🌃「ごめーん!ちょっと待って!」
🎴「分かりました!」
軽く着替えて
🌃「ごめん、遅くなっちゃった」
🎴「大丈夫!それより、かなた任務来た?」
🌃「ううん。まだ。」
🎴「そうなんだ!ちょうどいい!それで任務のお誘いなんだけど」
🌃「任務のお誘い!?」
🎴「うん!今度那谷蜘蛛山っていう山に任務行くんだけど、どう?」
🌃「...」
🎴「へっ!?嫌だった!?嫌だったらごめ...」
🌃「逆にいいのぉぉぉぉぉ!?」
🎴「えっ!行きたい!?」
🌃「うん!めちゃめちゃ!すごく!
それが初任務で初合同任務かも!」
🎴「わーい!やったー!これで善逸もビビらないな!」
🌃「へ!?善逸さんビビってるの!?ま、もしビビってたら私もなんとかします!」
🎴「なんかありがとー!」
炭治郎さんはすごく馴染みやすい方だなぁ...
そういえば、炭治郎さんには鬼の妹がいたような...?
会ってみたいなぁ
この機会だし、言ってみるか!
🌃「そういえば、炭治郎さんて妹いましたよね」
🎴「うん!禰󠄀豆子って言うんだ!今度会ってみる?」
🌃「え!今会いたい!」
🎴「いいよ!今は蝶屋敷にいるから、今から蝶屋敷行こう!」
🌃「じゃあちょっと待ってね、準備してくる!」
🌃「よし、準備完了!」
🌃「炭治郎さん!行きましょう!」
🎴「なぜ蝶屋敷にその格好?」
🌃「だって、いつ任務が来るか分からないから」
🎴「あはは!確かにそうかも!」
蝶屋敷到着
🌃「こんにちはー!」
🦋「あら、かなたさん
こんにちは!」
🌸「あ、かなた」
私はカナヲを見た瞬間手を握って振りまくった。
🌃「ねっねっ!稽古どうだった?しのぶさんとの稽古!」
ブンブン
🌸「ふふっ、確実に腕は上がってるって、褒められちゃった!」
ブンブン
🌃「稽古って何するの?」
ブンブン
🌸「手合わせとか?」
ブンブン
🌃「継子って大変なこともあるかもだけど、いいね!手合わせも出来て!」
ブンブン
🌸「そうかな?ふふっ、というか、手、振りすぎ!ふふ」
パッ
🌃「ごめん!手首痛めてない?大丈夫?」
🌸「大丈夫!」
🦋「二人とも、いつの間に仲良くなったんですね
微笑ましいです」ニコッ
🦋「そうだ、那谷蜘蛛山の件、かなたさんは行くんですか?」
🌃「はい、行かせてもらうことにしました!」
🦋「じゃあ一緒ですね!
よろしくお願いします!」
🌃「やった!よろしくお願いします!」
色々と任務の説明を聞き...
🎴「そういえば、禰󠄀豆子に会いたいんじゃなかったっけ?」
🌃「そうだ!禰󠄀豆子さん!」
🎴「禰󠄀豆子で良いと思うよ~~~!」
禰󠄀豆子ちゃんとご対面
🎴「禰󠄀豆子!俺の友達連れてきたぞ!」
🎋「む~~~?」(誰だろ~)
🌃「この子が、禰󠄀豆子ちゃん?」
🎋「む~~~!」(こんにちは~!)
🌃「...」
🎴「どうしたの?」
🎋「む?」(どうしたんだろう)
🌃「か、可愛いぃぃぃぃ!」
🎋「む~~~!!」(えっ!嬉しい!)
🎴「禰󠄀豆子、良かったな!」
🌃「禰󠄀豆子ちゃんて、本当に鬼なの?鬼には見えない可愛さ!」
🎴「そうだな!禰󠄀豆子は町一番の美人なんだから!」
🎋「む~~~!」ニコニコ(もうお兄ちゃん!)
🌃「あ、あれ?もう、夜だ!」
🎴「本当だ!もう帰らなくちゃ、」
🦋「それなら、良いですよ、うちに泊まって行って。
炭治郎さんもどうぞ!」
🎴「良いんですか!?」
🌃「えっ、でも...」
🦋「鬼殺隊士とはいえ、夜は危ないです。」
きっと胡蝶さんは、私のことを心配してくれてるんだ。
🌃「じゃあ、お言葉に甘えて...」
🎴「泊まらせて頂きます!」
🦋「はい、どうぞ!」
夜ご飯も食べ、寝る準備も完了。
あとは寝るのみ!
🌃「皆さん、おやすみなさい!」
🦋「おやすみなさい」
🌸「かなた、おやすみ」
🎴「俺もそろそろ寝ますね!」
🎋「む~~~」(私も!)
💙「おやすみなさい、炭治郎さん、かなたさん」
私はベットに横たわった。
すると、すぐにどっと眠気が襲ってきて私は瞼を閉じた。
終わり方、難しかったです...
次回、参話、那谷蜘蛛山で、合同任務
完成次第公開です!ぜひ見てください!
参話 那谷蜘蛛山で、合同任務
話のタイミングはずれてます
🌃「ここで良いのかな?」
約束の場所へ来たけど、肝心の炭治郎たちがいない...
実は数分前...
---
🐦⬛「任務!任務!合同任務!蝶屋敷前ニ集合!
炭治郎達ト待チ合ワセ!胡蝶しのぶ様ト冨岡義勇様ハ出発済!」
🌃「かなよ、ありがとう」
ドキドキドキ
心臓の音がうるさい。
そりゃ、初任務だもん。
私あまりに緊張しすぎかも。
でも、頑張ろう。
---
ってことがあったんだ。
ドキドキドキ
やっぱり、怖い。
ぎゅ。
思わず服の袖を握ってしまった。
怖い。
怖い。
でも、鬼殺隊に入ったんだから。
いつか、怯えのない世界を作る。
そう約束した。
だから、鬼を倒して、もうみんなが怯えないようにする。
🎴「かなた~~~!遅くなってごめんね」
⚡️「かなたちゃ~~~ん!ごめんよ!」
🐗「さっさと行くぞ!」
⚡️「その命令口調はなんだ!」
🐗「お前こそなんだ!」
ぎゃーぎゃー
🌃「...」
🎴「かなた、どしたの?」
🌃「__怖、い__」
🎴「え、?」
🌃「怖いの、私。」
🎴「怖いよね、俺も最初は怖かったもん。でも慣れてくると思うよ
もしなんかあったら、俺たちもサポートするし!」ニカッ
🌃「え、うん。ありがと。」
到着
🌃「うえー、頭痛いし血の気するし、何だよこの山。」
🎴「本当だね、」
🌃「じゃあ私あっち側行くから炭治郎さん達あっち側で!」
🎴「でも一人は危な...」
🌃「大丈夫!だから一人で行かせて」
🎴「そんなに言うなら...良いけど気をつけてね!」
🌃「うん、じゃあまたね!」
🎴「うん!」
⚡️「えええええええ!?かなたちゃん一人!?」
🌃「大丈夫!善逸さんも頑張ってね!」
🌃「じゃ、行くね!」
タッタッタ
なんか鬼の気配がする。
頭がキーンとして、鬼が近くにいる感じがする。
逃げようか
タッタッタ
タッタッタ
やっぱりいる。
🌃「やっと姿を現したな。」
ズサァ
🕷️「だから何だと言うのだ」
🕷️「母さん、頼むよ」
🕷️母「分かったわ
ふふふ、うふふふふ」
その鬼は糸を使って隊士を操っている。
なんかサイコパスだね。
🕷️母「あなたは邪魔よ。
さっさとどきなさい
どいてくれたら、命“だけ”は助けてあげる」
嫌な言い方だ。
🌃「どくわけないでしょう?」
🕷️母「じゃあつまり、殺してほしいのね」
そう言われて、鋭く糸が飛んでくる。
私は後ろへ飛び退いた。
このままでは前に進めない。
この糸は非常に硬い。どうやったら切れるのだろう。
そうだ、猫目魔宵なら...!
🕷️母「あら、もうお手上げかしら?やはりあなたも私に操られるのにふさわし...」
🌃「夜の呼吸、弐ノ型、猫目魔宵!」
ジャキン
🕷️母「糸が、斬られた?」
このまま、猫目魔宵で行ける!
母の鬼が目を見開いている間に猫目魔宵で進む。
ジャキン、ジャキン
よし、鬼を追い詰めた!
🌃「夜の呼吸、肆ノ型」
と言ったときだ。母の鬼はニヤリと笑った。
何が面白いのか。私に面白い要素は...
違う。あいつは私を見てるんじゃない。もっと違うところを見ている。
後ろを見ている。
そうだ、後だ。
待て、後ろだと!?
私は後ろを振り向いた。そこには気持ち悪い人面蜘蛛の鬼がいた。
🕷️兄「前ばっかり見てるから、僕に気付かなかったね、クククク」
🕷️兄「よし、やるか」
あいつに集中している暇はない。
私は、まず先に、あの鬼を斬らなければ。
目眩しのために使うこの技。
🌃「夜の呼吸、壱ノ型、朧月夜!」
すると、辺り一体に霧が出た。
🕷️兄「な、何だこれは。」
🕷️母「前が見えない...!」
ジャキン
グチョッ
ポタリ
鬼の頸は地面に落ち、みるみると灰となって消えていく。
🕷️母「え...、なぜ斬られたの」
ふう、斬れた。
母の鬼は弱かったために斬りやすかった。
問題は、兄の鬼だな。
考えてるうちに霧は晴れていた。
集中していたために気づかず、兄の鬼が襲ってきた。
🌃「うわっ
いつの間に、霧晴れてたんだ」
🕷️兄「自分の技のことも分かってないのに使うとは!クックック」
🌃「か、体が痛い...」
これは...
蜘蛛の鬼ならではの血鬼術、だろう。毒だ。
🕷️兄「お前は強いからなぁ、血鬼術を使ったんだよ」
体のあちこちが痛い。
動きも鈍っている。
でも、
あいつを倒す。
その思いは揺らがなかった。
🌃「夜の呼吸、肆ノ型、闇深堕」
🕷️兄「あれあれ毒が回ってうごけなくな...」
ドカン
🕷️兄「な、何事だ、俺はどこにも落ちてないのに...強い衝撃だと」
ズシャァ
🕷️兄「頸を斬られただと...」
ブシャ
ポタリ、ポタリ
🌃「雑魚がよぉ、調子乗んなよ?」
兄の鬼も灰となって消えていった。
よし、炭治郎と合流するか。
なんか、本能がこっちだと言っている。
何か一段と強い鬼でもいるのか、雰囲気が悪い。
何か、炭治郎っぽい。
この優しい感じは炭治郎だ。私は急いで走った。
🌃「炭治郎さん!」
🎴「かなた!」
🌃「あれ、善逸さんと伊之助さんは?」
🎴「それが、途中で逸れちゃって...」
🌃「大丈夫なの?」
🎴「まあ、何とかなる。胡蝶さんと冨岡さんも来てるし!」
🌃「ふふ、能天気だね」
...ん?
なんか、強い鬼の雰囲気がする。
後ろ?ではない。
前?違う。
右?左?いや、しっくり来ない。
あれ、もしかして、
上?
そう思い、上を見ると、そこには鬼がいた。
🌃「鬼がいる。」
🎴「なんか、何かが違う。」
私達は身構えた。
🕷️「母さんも兄さんも弱いから倒されちゃった。
しかも、《《お前にな》》」
🌃「私に倒されたから何だと言うの!」
🕷️「僕の実力を見せてあげるよ」
🌃「実力を見せたところで勝てなくては意味がない!」
🕷️「勝てないとは言ってない。」
🌃「勝てるとも言ってないよね」
🕷️「うるさい!黙れ!」
🌃「私が糸を斬るから炭治郎は鬼の方に寄っていって」
🎴「うん」
🕷️「血鬼術、鋼糸」
こんなの余裕だ!
🌃「夜の呼吸、弐ノ型 猫目魔宵!」
ジャキン
ジャキン
どうか、炭治郎が前に進めますように。
ジャキン
ジャキン
🕷️「これが最高だと思った?
血鬼術、刻糸牢」
バッ
...体が...重い
さっきの毒か
でも、まだ、まだやれる。
ジャキン
ジャキン
🌃「今だっ、炭治郎さん!」
🎴「ヒノカミ神楽、円舞!」
ズシャァ
🌃「斬った...?」
鬼が死んだ感覚がしない
そうか、これは...!
🌃「炭治郎さん!その鬼はまだ死んでないです!油断するな!」
フー、フー、
🌃「夜の呼吸、参ノ型 暗潜夜猟、伍秒!」
ズシャアアアアア
ズシャアアアアア
ズシャアアアアア
ズシャアアアアア
ズシャアアアアア
🎴「ヒノカミ神楽、火車!」
ジャキン
あと少し、あと少し...
フラッ
あ、危ない
累はどこかへ消えた。
🌃「消えた...?」
🕷️「血鬼術、殺目篭」
🌃「...!」
私、死ぬのかな。
脚が、ガクガクしてもう動かない。
ズシャ
糸で腕に傷も出来た。
逃げられない。
もう終わりだ...!
そう思った。
サッ
🕷️「誰だ」
🎴「かなた!?」
🌃「__冨、__岡、さ、様っ、!」
気付くと冨岡様に抱き抱えられていた。
🌊「危ない。お前は毒が効いてるから無理しすぎは良くない。
お前が一番分かっているだろう
あとは任せろ」
🌃「はい、」
🌊「炭治郎、行くぞ」
🎴「はい!」
🦋「もしもーし、大丈夫ですか?」
🌃「胡蝶様!?」
🦋「あら、かなたさん。
どうやら体に毒が回ってるみたいですね」
🌃「あっ、はい」
🦋「ここは冨岡さんと炭治郎君に任せて、休憩しましょう」
🌃「はい」
🦋「あら、腕に深い傷が出来ています。
先ほどできたものでしょうか
早めに治療すれば回復も早いです」
🌃「ありがとうございます」
すると冨岡さんの声が聞こえた
🕷️「血鬼術、殺目籠」
🎴「うわっ!」
🌊「水の呼吸、拾壱ノ型 凪」
🎴「義勇さん!ありがとうございます」
🌊「とどめはお前が刺せ」
🎴「はい!」
🎴「水の呼吸、拾ノ型 生生流転」
🕷️「っ...!!」
__ジャキン__
ジャキン
ジャキン
斬れた...?
🎴「斬れた!」
鬼は灰となって消えていく
🌃「冨岡様、炭治郎さん、胡蝶様、ありがとうございます」
🎴「いや、大丈夫!かなた一人で二体も鬼倒してくれたから!」
🦋「かなたさん、鬼二体も倒したんですか?
それは疲労が溜まって当然ですね」
🌊「お前、階級は...?」
🌃「えーっと、癸ですが...?」
🌊「その強さ、癸には感じられない
ちょっと見せてみろ」
🌃「はい、」
グッ
**壬**
🌃「へぇっ!?」
🌊「やはり壬だな」
🌃「何で分かったんですか!?」
🌊「お前のその体力は癸とは思えないからだ。
そろそろ下山するぞ。」
🦋「そうですね、冨岡さんの言うとおり、下山しましょう」
🎴「あれ?そういえば善逸と伊之助は?」
🦋「善逸さんと伊之助さんは私が治療しておきました
隠の方に運んでもらいました」
🎴「そうなんだ、よかった」
🦋「そうだ、かなたさん、蜘蛛の毒効いてたので。
少し採血して良いですか?」
🌃「採血...?まあ、良いですよ」
なぜ採血?と思っていると
🦋「なぜ採血って思いますよね
理由は、私今、毒柱の小夜莉さんと毒の研究をしているんですが、
それで鬼の毒を集めているんです。
それで毒をくらった方達の血液を採血させていただいてるんです。
はいっ、採血終わりました!協力ありがとうございました!」
🌃「いっ、いえいえ!とんでもないです!
じゃあ、行きましょう」
私はそう言って一歩を踏み出した。
あれ、左足がずきずきと痛む。
みんなが歩いている中、私は止まってしまった。
🌊「どうした?」
🌃「いや、別に何も...」
🦋「かなたさん、顔に出てますよ
足、痛いんじゃないんですか?」
🌃「あ、まあ、はい」
胡蝶様鋭いっ
🎴「俺、肩貸そうか?」
🌃「いや、大丈夫
炭治郎も全身痛いでしょ」
🦋「隠の方、もうみんな下山してるみたいですね」
どうしよう
自力で歩...
🌃「わっ!」
気付くと、またもや冨岡様に抱き抱えられていた。
🌃「え、え、重くないですかっ!?
あ、しかも私歩けるっちゃ歩け...」
🦋「ここは冨岡さんに任せてください」
🌃「はい、なんかすみません」
🎴「そういやかなたって甘露寺さんとカナヲ以外みんなに敬語使ってるよな」
🌃「はい、ん?なんか変でした?」
🎴「いや、気になって」
🌃「柱は尊敬するべき人たちであるし、炭治郎さん達も先輩なので」
🎴「俺のことは炭治郎でいいよ」
🌃「じゃあそうする!」
🎴「そうしてくれると助かるんだけど」
🌃「笑笑それ言い方!」
🦋「じゃあ私も様呼び辞めてもらっても...?」
🌊「俺も希望する」
ええええええええ!?
結局様呼び遠慮されるううう!
🌃「ああ、はい、わかりました」
そうこうしているうちに蝶屋敷へ到着
🦋「カナエ姉さ~~~ん」
💐「は~~~い!しのぶ、どうしたの?」
🦋「怪我人!まあ捻挫だと思うからすぐ終わるだろうけど
冨岡さん、そちらの椅子まで運んでもらっていいですか?」
🌊「ああ」
🌃「重かったですよね、ありがとうございます」
🌊「いや、どうってことない」
🦋「じゃあ姉さん、あとは任せます!
冨岡さんと炭治郎君はこちらへ」
🌊「ああ」
🎴「はいっ!」
いや炭治郎、怪我してんのに元気だな。
いってら〜
💐「えーっとあなたは、夜空かなたちゃんね!」
この人がカナエさん...?
🌃「あー、はい、そうです」
💐「私、胡蝶しのぶと栗花落カナヲの姉、胡蝶カナエです
よろしくね!」
🌃「よろしくお願いします!」
💐「捻挫ね。じゃあ湿布と包帯、やっとくね!」
🌃「はい、ありがとうございます!」
💐「かなたちゃんは怪我が軽いから安静にしてれば一、二週間で治るわ!」
🌃「そうなんですね!」
💐「歩きずらいかもしれないけど、そこは...我慢するしかないわね~~~」
🌃「分かりました!」
💐「じゃあ、冨岡さん達のところ行っていいよ!またね!」
🌃「はいっ!ありがとうございました!」
捻挫程度で済んで良かった。
次は捻挫しないように気をつけよう。
ちなみに善逸と伊之助は父鬼に遭遇。
胡蝶さんは姉鬼と遭遇。
善逸と伊之助は戦った後に胡蝶さんに救われた。
次回、番外編 壱
お楽しみに!
番外編 壱
🩷🩵💚「かなたさ~~~ん!」
🌃「あっ!きよちゃん、すみちゃん、なほちゃん!」
🩷「お怪我は大丈夫なんですか?」
🩵「カナエ様から聞きました!」
💚「善逸さんと伊之助さん、下山が早かったみたいですよ」
🌃「怪我は大丈夫!
そういや炭治郎が逸れたって言ってた!」
🩷「そうなんですね!」
🩵「逸れると、危険も伴いますね」
💚「これからは気をつけるよう、こちらからも言っておきます!」
🌃「うん、ありがとう」
🌸「かなたっ!!」
🌃「カナヲっ!!」
🌸「怪我は大丈夫なの?」
🌃「うん!...?」
🌸「カナエ姉さんから聞いたの。
びっくりした~~~
かなたはすぐ治るみたいだから、治ったら、機能回復訓練、頑張ろ!」
🌃「機能回復訓練...?」
🩷「はい!かなたさんたちのように負傷した方々の機能を回復させる訓練です!」
🩵「薬湯をかけたり、鬼ごっこをしたりするんです!」
💚「でも、かなたさんとカナヲ様だと同じくらいの水準なので!
炭治郎さん達とやって頂きます!」
🌃「そーなんだ!
炭治郎、いい相手になりそう!」
🌸「そう、なのかな?」
🩷「実は、カナヲ様、まだあんまり炭治郎さんと関わりがないんです」
🩵「だからあまり知らないんですよ!」
💚「でも、あの方達はまだ全集中の呼吸ができないので!」
🌃「それは水準がだいぶ違うよ」
🌸「そうなんだ、勝てそうかも」
🩷「じゃあみんなで頑張りましょう!」
🩷🩵💚🌸🌃「おーっ!!」
--- ニ週間後 ---
🌃「足治った~~~!」
🌸「良かったね」
🌃「とりま何するか決めよう」
🌸「そうだね」
🩷「じゃあ炭治郎さん達呼んできますね!」
🌃「よろしく!」
🌸「何しようか」
🌃「鬼ごっこ」
🌸「即答だね」
🌃「うん」
炭治郎達が来て...
🎴「かなた、カナヲ、よろしく!」
🌃「うん!」
🌸「う、うん」
🎴「で、何をするの?」
🩷「では、簡単にやり方を説明させて頂きますね!」
🩵「やることは簡単!鬼ごっこです!」
💚「けれど、かなたさんとカナヲ様の二人の手首を掴まなければなりません」
🩷「そして3人とも木刀を持っているので、捕まえた人と手合わせをします」
🩵「手合わせをして勝ったら炭治郎さんは次の人を捕まえてください」
💚「ですが、手合わせで負けてしまったらその場で捕まえた人を逃す事となり、
炭治郎さんには10秒待ってもらいます」
🩵「二人を捕まえるまで終われませんので!」
🩷🩵💚「頑張ってください!」
🩷「木刀をどうぞ!」
🌃🌸🎴「ありがとう」
💚「では、用意、はじめ!」
私はしばらくして悟った。
あ、これ、余裕だなと。
🌸(これ、行ける)
たったった
手首は掴まれても手合わせで勝つ。
--- 夕方になり ---
🎴「はあ、はあ、はあ、つ、疲れた、もう限界、
俺の、完敗、です!はあ、はあ、」
🩷「分かりました!」
🩵「では、炭治郎さんの完敗ですね!木刀を回収します!」
💚「これで試合を終わります!ありがとうございました!」
🌃「良い体力作りになったね、はあ」
🌸「それなりに疲れた~~~」
🌃「あ、炭治郎」
🎴「やっぱり、二人の実力には、及ばないよ!
今日は、訓練、してくれて、ありがとう!」
🌸「あ、うん」
🌃「いえいえ」
🎴「あと、カナヲ?だよね!
これからよろしくね!」
🌸「う、うん」
🎴「またね!」
🌃「うん、またね!」
🌸「あのっ!また、訓練しよう!」
🎴「...っ!うん!」
こうして、とある日の、かなた、カナヲ、炭治郎の機能回復訓練は終わるのだった。
終わりっ!
今日は短めです!
次回、番外編 弐
完成次第公開です!
では、おつその!
番外編 弐
私が鬼殺隊に入ってから、早半年が経った。
🐦⬛「オ館様カラノ伝言!コノ後拾参時ヨリ、柱合会議アリ!
カナタモ参加スルヨウニ!」
🌃「拾参時からね、了解!
...ってなれるわけないでしょ!」
なんでいきなり...
🐦⬛「詳シイコトハ参加スレバ分カル!ラシイ
私モ何モ伝エラレテナイ!」
私もよくわからん。
が、呼ばれてるのなら参加するしかない。
--- 拾参時前 ---
👑「かなた、今日も来てくれてありがとう」
🌃「い、いえいえ!滅相もないです!」
👑「今日はこの後言いたいことがあるんだ。」
🌃「言いたいことって...?」
👑「それは後で言うね」
🌃「はい!」
👑「もう拾参時か。では始めるね。
ちょっと待っててね」
👭🏻「お館様の御成です」
👑「お早う皆
今日はとてもいい天気だね
空は青いのかな?」
👑「顔ぶれが変わらずに半年に一度の
柱合会議を迎えられたことを嬉しく思うよ」
👑「今日は皆に提案があるんだ」
🌪️「提案?」
🦋「今度は予想もつきませんね」
👑「かなた、来てくれるかな」
🌃「はい、」
💝「あら、かなたちゃん!久しぶり!」
🌃「お久しぶりです!」
👑「かなたの強さと階級の上がりの速さから、甲ではないが、継子にしてもいいと
思っているんだ。」
柱一同「おお!」ざわざわ
👑「かなたは、どう思うかな?」
🌃「え、え、っと、どう思うって、継子は憧れなので!
すごくなりたいです!」
👑「じゃあ、誰の継子になりたいかな?」
🌃「特に、ないです」
💝「あのぉ、提案なんですけど、霞の呼吸の派生だから、時透君の継子になったら
どうですか?
時透君が良かったらですけど」
🌫️「僕は別に構わないですよ」
👑「蜜璃、提案ありがとう。無一郎も賛成しているし、無一郎の継子はどうかな?」
🌃「は、はい!」
👑「じゃあ、無一郎、これからかなたをよろしくね」
🌫️「御意
かなた、よろしくね」
🌃「は、はい、よろしくお願いします」
👑「じゃあかなたは行っていいよ」
🌃「御意っ!」
---
無一郎said
かなた、どこ行ったんだろう
これからうちの屋敷で暮らしてもらうから声かけようと思ったんだけど
🦋「時透君、誰を探してるんですか?」
🌫️「かなたです」
🦋「かなたさんなら蝶屋敷にいますよ
案内しますね」
かなたになんて呼んでもらおう
そう考えているうちにかなたのもとに着いた。
---
🦋「かなたさん、カナヲ、炭治郎君、入りますよ」
胡蝶さんの声が聞こえたが、今はそれどころではない。
炭治郎の強さが明らかに違う
🌃「炭治郎っ、何でそんなに強くなったのっ」
私は思いっきり剣を押し付けなんとか勝った。
がらがらがら
道場のドアが開いた。
🎴「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」
🌸「師範!霞柱様!もう少し待っててもらえますか」
🌃「逃げろっ!__カナヲ、炭治郎は私を狙ってるから遠くに逃げて__」
🌸「うん」
🩷「あと壱分です!」
後少しだっ
🩷「5、4、3、2、1、終了です!」
🩵「炭治郎さん、惜しかったです!」
💚「これで、今日の機能回復訓練を終わります!ありがとうございました!」
🦋「訓練中にお邪魔してすみません
時透君がかなたさんに話があるようです」
🌫️(かなた、すごく強い)
🌃「時透様!」
🌫️「明日から、かなたは僕の屋敷で暮らすことになるから、
もし持っていくものがあったら、荷物、まとめといてね」
🌃「はい!」
🌫️「あと、呼び名なんだけど、時透様じゃなくて...」
🌃「じゃあ無一郎師範で!」
🌫️「う、うん。分かった。」
🎴「なんでかなたそんなに時透君と親しいの?」
🌃「あっ、言ってなかったね」
🌸「...?」
🌃「私、無一郎師範のつ、継子になったんだ、!」
🎴「えぇぇぇぇ!?すごっ!」
🌸「同じだね!私も師範の継子だから」
🌃「てことで明日から無一郎師範の屋敷で暮らすの」
🎴「頑張ってね!」
🌃「ありがとう」
🌫️「じゃあ僕は行くね」
🌃「はいっ!」
ってことで、かなたは無一郎の継子に!
めでたい!
かなた、おめでとう!
ってことでかなたは無一郎の継子に!
いえーーい!
次回、狙われし弟子たち
完成次第公開です!
良かったら見てね!ファンレターちょうだい!
では、おつその!
肆話 狙われし弟子たち
🌃「今から任務か」
行くか。
無一郎師範は任務。
ちょうどいい時に来た。
つまりこの屋敷には誰もいない。
めちゃくちゃ静かだ。
無一郎師範には任務があり、私には任務がない。
そんなことも度々ある。
その時は、無一郎師範に気づかれないように鍛錬をしている。
鍛錬を積み重ねなければ強くはなれない。
帰ってきた気配がすれば鍛錬は終わり。
無一郎師範はいつも言う。
「僕が任務の時は休憩してて。」
私を心配しているのだろうけど、特に問題はない。
自分の体調くらい自分で管理できる。
よし、任務に行こう。
--- 鬼が出たと言う山についた。---
あれ、この山に住んでいる方かな?
🌃「あのぉ、この山に住んでる方ですか?」
👤「あ、はい、
あの、何しに来てるんですか?」
🌃「この山に化け物、といいますか、鬼が出るというので、来ました。
絶対に、家から出ないでください!絶対です!
ちなみに、怪我人とかはいませんか?」
👤「鬼...!?この山は安全だったのに...」
🌃「家から出たり、無闇に攻撃しないのが一番の対策です。
もしも家の中に鬼が入ってきたとしたら、叫んでください。」
👤「あ、はい。怪我人とかはいないんですけど出たらどうすれば良いですか?」
🌃「出血しているところは止血などです。
出来ることはやってください。」
🌃「じゃあ家から出ないでください!では!」
👤「あ、ありがとうございました!!」
👹「やっと邪魔者がいなくなったか!」
そこには、ニタニタと笑う気持ち悪い鬼がいた。
🌃「うっわ笑顔きもっ」
👹「お前には...
師範がいるようだなぁ!
その師範は無とやら
お前のことなんか大事に想ってないんだよ!
大して強いなんて想ってないんだよ」
🌃「なんだその根拠も理由も証拠もないくだらない話は」
👹「根拠があるんだよ!お前の脳みその記憶にぶち込んでやる!」
🌃「は...?」
すると、頭に何かが入ったかのような強い衝撃がした。
鬼の血鬼術だ。
無一郎師範の厳しい声が返ってくる
「かなたはそんなに強くはない。」
「お前は僕を慕ってるけど僕は大切だなんて思ってないから」
「お館様に選ばれたからって浮かれるよね」
🌃「っ!!」
む、むい、無一郎師範は...そ、んなこと、言わない、!
頭では分かっているけど動けない。
どうして?どうして?どうして私は動けないの?
反射訓練で素早く動けるよう練習した。
足に神経を集中させている。
なのになぜだろう。
足が震えて動かない。
それは、それは。
自分が無一郎師範のことを信じていない証になってしまう。
記憶を叩き込まれただけで動けなくなる私が。
こんな風に現実との境目も分からなくなってしまう私が。
無一郎師範の、継子で、本当に、良いのかな。
結局こうやって、自分を責めちゃう。
何でだろう。何でだろう。何で私はみんなのように強くなれないんだろう。ポロポロ
👹「おお、泣きやがった!俺の血鬼術を存分に味わうと良い!
どうせお前の師範も強くないだろう!」
っ...は?
私をバカにするのは良い。
🌃「私をバカにするのは構わない、」
だけど、
🌃「だけど、」
無一郎師範をバカにするのは!
🌃「無一郎師範をバカにするのは許せない!」
👹「おお、かかってこい!」
ザッ
🌃「夜の呼吸、伍ノ型 闇花散!」
👹「お?何やら懐かしい花の香りだ...」
サッ
👹「あっちか!」
サッ
👹「そっちか!」
サッ
👹「どこ行きやがる!」
ザッ
👹「な、何だここは!」
ズシャッ
斬った。
👹「斬られた?この俺が?いや、嘘だ!
これは夢だ!幻だ!これは現実ではない!」
🌃「ねえ、うるさいんだけど。
早く死ね。地獄に堕ちろ。」
👹「何だと?お前だってさっさと...」サァ~
鬼は灰になった。
めんどくさい、鬼、だったなぁ。
帰ろう。
--- 屋敷に着いて ---
🌫️(かなただ!
やっと帰ってきた~~~
ずっと待ってたのに。話したいことたくさんあるし!)
🌫️「あ、かなた!任務行ってたんだよね
お帰りなさい!」
🌃「ただいま帰りました、無一郎師範。」
🌫️(なんか、かなた、元気ない、?)
🌫️「どうしたの...?元気ないけど」
🌃「いや、何も...」スーッ
頬を何か温かいものが伝った。
触ってみると、それは涙だった。
🌫️「か、なた...?
なんか、あったの?」
🌃「何も、ないです!
大丈夫です!」
無一郎師範に、心配かけちゃダメよ、私!
🌃「この後、カナヲと話す約束してるので、行ってきても、良いですか...?」
🌫️「良いけど、気をつけてね」
本当はカナヲとなんか約束してない。
ただただ、無一郎師範とそばにいることが、辛くて、たまらない。
離れたかっただけ。
--- 屋敷を出て拾分後 ---
🌸「かなた......?」
🌃「あ、カナヲ...
こんな、時間に、何、してるの、。」
🌸「別に、ただ、今は、師範とは、会いたくないの。
会ったら、辛い、から。」
🌃「やっぱり、変な鬼の、血鬼術?」
🌸「そう、」ポロッ
__🎴「もう、懲り懲りだよ!義勇さんを悪く言って!」__
__🔫「俺の兄貴と、悲鳴嶼さんのことも悪く言いやがって!!」__
あれ、炭治郎と、後一人、誰だろう。
🌃「炭治郎...?」
🎴「かなた...!」
🌸「もしかして、炭治郎も...?」
🎴「変な鬼が、義勇さんをバカにして来たんだ!」
🔫「__あの、炭治郎、そいつ、誰だ?もう一人は、最終選別にいたよな__」
🎴「ああ、そっちはかなただ!かなた、こっちは玄弥!」
🌃「よろしく!」
🔫「よろしくな」
--- 色々話して ---
🌃「まあ皆、同じような鬼に苦しめられているんだね」
🌸「じゃあさ、その解決法について、話し合ったら?」
🎴「確かに!それ良いかも!」
🔫「もし、稽古とかで忙しそうだったら手紙書けば良いんじゃねえか?」
🌃「そうだね。じゃあこの肆人だけの掟言うね。
その壱、この事は絶対に他人、特に師範、柱の皆様、お館様などに話さない
その弐、毎日絶対に会話する
その参、もし、その鬼と直面したら戦った後に状況を伝える
とりあえずこの参個は守ってね!」
🔫🎴🌸「うん!」
🌃「じゃあ、今日は解散」
🔫「またな」
🎴「明日ね!」
🌸「じゃあね」
🌃「うん、また明日。」
--- それぞれ帰宅 ---
---
無一郎の屋敷
🌫️「お帰りなさい、大丈夫?」
🌃「ん、まあ」
🌫️「本当になんかあったら言ってね
僕、かなたに傷ついてほしくないから。」
🌃「えっ......?
その、ありがとうございます」
🌫️「いいえ、大丈夫だよ」
---
蝶屋敷
🦋「カナヲ!どこへ行っていたの?」
🌸「少しそこらをうろついていただけです。」
🦋「もう、任務から帰って来たばっかりなのに、いきなりいなくならないで!
すごく心配だったのよ
姉さんだって、心配していたわ!」
🌸「あ、はい、ごめんなさい」
🦋「次からはちゃんと声をかけてね
カナヲは私にとってものすごく大切だから。」
🌸「っ...!はい、気をつけます」
🦋「それで良いのよ」ニコリ
---
悲鳴嶼さんの屋敷
🪨「玄弥」
🔫「悲鳴嶼さん...」
🌪️「テメェ、いきなりいなくなりやがって!
ずっと悲鳴嶼さん探してたぞォ??」
🔫「すみません、」
🪨「玄弥、どこへ行っていた?」
🔫「あの、その辺ですけど」
🌪️「出かける時くらい声かけろやアホ
悲鳴嶼さんに無駄に心配かけるなァ」
🔫「すみません...」
🪨「良いのだ、玄弥。次からは気をつけてくれ
私は玄弥という大切な弟子を失いたくはない」
🔫「...!悲鳴嶼さん...」
🌪️「次から気をつけろよォ」
🪨「不死川のいう通り、気をつけてくれ。」
---
藤の花の家紋の家
🌊「炭治郎!無事か!」
🎴「義勇さん...?」
🌊「炭治郎がいきなりいなくなるから、俺は心配でたまらなかった。」
🎴「す、すみません」
🌊「炭治郎が、無事なら、良かった。
俺といる時は、勝手にどこかへ行かないでくれ。
せめて、声をかけてから行ってくれると助かる。」
🎴「すみません、義勇さんに、心配、かけちゃって.........」ポロッ
🌊「炭治郎、!?泣くな、次から気をつければ良いんだ」
🎴「はい、義勇さん...」
🌊「俺は、炭治郎を失いたくないんだ」
🎴「っ......!?はい、義勇さん、ありがとうございます」
🌊「良いんだ。俺は本当に炭治郎が大切だからな。」
---
--- 次の日 ---
🐦⬛🌊「緊急収集ジャ!エット、お館様カラノオ話ジャ!」
---
🐦⬛🔥「緊急収集!お館様カラノオ話!」
---
🐦⬛🦋「緊急収集!お館様カラノオ話!」
---
🐦⬛🐍「緊急収集!お館様カラノオ話!」
---
🐦⬛💝「モジモジ 緊急収集!お館様カラノオ話! モジモジ」
---
🐦⬛🌪️「緊急収集!お館様カラノオ話!」
---
🐦⬛🎶「緊急収集!お館様カラノオ話!」
---
🐦⬛🌫️「緊急収集ヨ!お館様カラノオ話ヨ!」
---
🐦⬛🪨「緊急収集!お館様カラノオ話!」
---
🐦⬛☠️「緊急収集デス!お館様カラノオ話ダ!」
---
🐦⬛🌿「緊急収集デスワ!お館様カラノオ話ダソウヨ!」
---
🐦⬛🌠「緊急収集ミタイ!お館様カラノオ話!」
---
--- 全員集合 ---
👭🏻「「お館様の 御成です」」
👑「皆お早う
今日はいきなり呼んでごめんね」
柱一同「いえいえ!滅相もない!」
👑「それで話というのが、特に無一郎、しのぶ、義勇、行冥、実弥なんだけど、
今、弟弟子や弟子、弟妹などを狙った鬼が急増しているんだ。
悪口を言う鬼もいれば、夢に見せる鬼もいる。
そこは様々だけど、
もし、帰って来た時、いつもと違ったら、優しく接してあげてね
他の皆も、合同任務などで一緒になった時、変な鬼と遭遇してないかとか、
落ち込んでたり、変わったところはないか、確かめてあげてね」
柱一同「御意!」
👑「それから無一郎、しのぶ、行冥、義勇、実弥、
これは個人的な話になってしまうが、昨日、かなたと炭治郎とカナヲと玄弥が
集まっているところをにちかが見たそうだ。」
🧍🏻♀️「はい、何を話しているかまでは分かりませんでしたが、会話していました。」
🌫️「えっ」
🦋「そうですか」
🌊「そうなのか」
🌪️「そうなのかァ?」
🪨「そうか」
🌠「何話してるかよく分からないけど
そのメンバーで集まるってことは何かあったんだよね」
👑「そうではないとも言い切れないね
じゃあ今日はそろそろ解散しようか。
皆、忙しい中集まってくれてありがとう
何かあったら報告してくれ。」
柱一同「御意!」
緊急会議終了
終わり方変でごめんなさい
次回、すれ違い
完成次第公開です!ぜひ見てね!
では、おつその!
伍話 すれ違いと仲直り
🌫️「ただいま~~~!かなたいる?」
🌃(今日も任務か)
🌃「あ、はい、お帰りなさい」
🌫️「かなたさ、なんか僕が帰ってくると疲れてるような」
🌃「そんなことはないですけど」
🌫️「それなら良いけど...」
🌃「ちょっと部屋へ行ってきます」
🌫️「あ、うん」
🌫️(最近、かなた元気ないなぁ)
そう言えば、あの時の任務厄介だったなぁ
👹「お前の師範無すぎ~~!
元気ない~~!
お前と似合ってない!
しかも甘すぎ~~!
絶対師範として向いてないわ!柱なんてやめちまえ!」
🌃「はあ゛??黙れ無一郎師範のことを喋るな
さっさと死ね」
👹「やだね!そんな簡単に死んでたまりますか!
あちしに指示すんな!」
🌃「夜の呼吸、弐ノ型 猫目魔宵!」
👹「アハハハッ!そんな攻撃無駄!
あちしには効かな」
ズシャッ
🌃「うるさい雑魚野郎
さっさとくたばれ」
👹「はあ??お前に」サァ~
うるさいなあ
この日は悪口で済んだ
---
あの日は大変だったなぁ
👹「わっはっは!吾輩は自分の好きなように夢を見せることのできる鬼だ!
吾輩の見せた夢は死んでからでも効果があるぞい!」
🌃「へーすごいね」
👹「お前、吾輩の能力をバカにしよって!
お前には最悪な夢を見せてやる!」
🌃「は?」
👹「待て!」
ザッ
シュッ
ザッ
シュッ
👹「遅いなぁ!」ニヤ
🌃「は?追いつけてな...」バチン
👹「あれ、当たっているではないか?」
🌃「当たっただけではどうにも、ならない」フラッ
👹「この打ちに耐えるとは!
だがこれは悪い夢をお前の脳に入れるのが主な効果だ!
存分に味わうと良い!」
🌃「__夜の呼吸、陸ノ型__」
👹「喋るならもっと大きな声で話したら良いではないか!」
🌃「数十夜斬!」
👹「眩しい!」
キラキラ キラキラ
👹「何だ!眩しい!」
キラキラ キラキラ
🌃「今だ!」
ズシャッ
🌃「斬れた。」
👹「斬れてない斬れてない!そもそも吾輩は負けぬ!」サァ~
灰になった。
🌃「叶夜、隠の方を、呼ん、でき、て」
🐦⬛「分カッタ!」
🌃「頭が、痛い...」ガクン
そこで私の意識は途切れた。
---
🌫️「ねえ、起きてよ
何してるの?まだ稽古の途中だよ?
かなたの実力はこれ?
なんでお館様はかなたを継子にしようとか言い出したんだろう
なんで僕はかなたを迎えたんだろう」
🌃「無一郎師範...?何でそんなこと言うの...?」
🌫️「いや、普通でしょ?
かなたが雑魚なのが悪いじゃん
継子やめてやり直せば?」
🌃「何で...何でよ...」
🌫️「かなたは雑魚だから、...」
---
目が覚めると、蝶屋敷にいた。
夢だったんだ。
辺りを見回すと、別の部屋から胡蝶様が入って来た。
🦋「あら、かなたさん。目、覚めました?」
🌃「あ、はい
なんかすみません、」
🦋「全然構わないですよ!
それに蝶屋敷は療養する所です
遠慮なく頼ってくださいね」ニコリ
🌃「ありがとうございます」
🦋「あ、少しだけ頭見せてください
うんうん、うん、
帰る分には全然問題無さそうです!」
🌃「じゃあ、帰っても、良いんですか?」
🦋「はい!帰るか、もう少しここにいても良いですよ!」
🌃「じゃあ、帰ろうかな」
🦋「分かりました!一応任務に行くことも大丈夫そうですので!
また困ったことがあったら頼ってくださいね!」ニコリ
🌃「はい、ありがとうございました!」
---
そういえば、あんなこともあったなぁ
未だにあのような夢はよく見る。
🐦⬛「カナタ!」
🌃「っ、叶夜」
🐦⬛「この後任務!アノ夢ノ事?」
🌃「うん、どうしても、話せないよね」
すると叶夜は私の膝にちょこんと座った
🐦⬛「自分ノ言イタイ時ニ言エバ良イト思ウヨ!」
🌃「ありがとう、叶夜。ちょっと軽くなったかも
よし、任務行くか!」
🐦⬛「行コウ!」
🌃「無一郎師範、任務に行って参ります」
🌫️「うん、行ってらっしゃい」
--- 任務の場所に着き ---
なんかふわふわしてる。
鬼の血鬼術だ。
👹「こんばんわぁ~~~!」
🌃「誰だ」
👹「ここの鬼でぇ~~~す!」
🌃「何だこの空間、言葉までふわふわしちゃう~~~」
👹「私ぃ、自分もこのふわふわ感がある喋り方になる代わりにぃ、
とぉっても強~い能力を手に入れたんだぁ
全てあの方のお・か・げっ!」
🌃「?」
👹「もぉ~~~、仕方ないなぁ、実際に使って説明してあげようかぁ?
血鬼術、泡包!」
🌃「な、何これ、泡が体にくっついてくる~~」
👹「そうだよ~~!泡を体にくっつけてぇ、包み、窒息させるのぉ!
今回は特別に、少なめだよぉ!
次、行くねぇ!
血鬼術、さぼん刺し!」
すると、尖った泡のようなものが大量に飛んできた。
私は日輪刀でなんとか受け止めた。
次々と飛んでくる泡に苦戦しながら、全ての泡を消すことができた。
👹「えぇ~~~!?君、意外とすごいねぇ!
棘泡、全部壊されちゃった!
攻撃対応、お疲れ様ぁ!
今日はしょうがないから最後!
血鬼術、幻見泡!」
すると、糸に繋がったしゃぼん玉が飛んできて、私の頭に軽く当たった。
🌃「これだけ!?」
👹「うんっ!じゃあ、またねぇ!」
🌃「え...」
👹「遅いんだよ
血鬼術、泡包」
気づいたら鬼は私の背後に迫っていた。
ザッ
私はギリギリで回避した。
素早く動く練習をしていなければ、きっと窒息死していただろう。
あいつ、騙しやがって...!
🌃「夜の呼吸、参ノ型」
👹「血鬼術、」
🌃「暗潜夜猟、参秒!」
👹「幻見泡!」
㌧㌧
🌃「くっ、」
ズズズズズ
ズズズズズ
ズズズズザンッ
斬った、
👹「あ~~~あ、斬られちゃったぁ、
__ま、三回頭に当てたから、だいぶ幻を見るなぁ!__
あの方のお役に立ちたかったなぁ...」サァ~
この鬼、最後まであの方と言っていたが、無惨のことだろうか。
あの鬼を倒したのに、私の目の前はふわふわしている。
何か見え、はっきりして来た。
無一郎師範!?
🌫️「やっと倒したんだ、あの鬼。」
🌃「...?」
🌫️「遅いね、鬼の挑発に乗っちゃうんだ?
僕言わなかったっけ?そういう挑発乗るなって
それとも僕の話なんか聞かないとかそういうこと?それ酷くない?
僕を信じてくれないの?もう良いよ、かなたなんて、名前も呼びたくない」
🌃「無一郎師範...?」
無一郎師範は向こうに走って行った。
そして、消えた。
もう、嫌だ。屋敷、帰りたい。
--- 屋敷の近くに着いて ---
🌸「かなたっ!」
🌃「あ、皆」
🎴「任務帰り?」
🌃「うん」
🔫「お疲れ様」
🌃「ありがとう」
🌸「私、かなたに言わなきゃいけないことがあって、
師範に鬼のこと言っちゃったの。ごめん、相談もしなくて」
🎴「俺も、もう我慢できなくて、言っちゃったんだ」
🔫「俺は、兄貴に問い詰められて、仕方なく言っちゃったんだ」
🌃「気にしないで」
🌸🎴🔫「え?」
🌃「私さ、言う勇気なくて全然言えてないんだけど、
みんなは勇気出して言ったでしょ」
🌸「言った後の沈黙は、気まずかったよ
でも、師範が認めてくれて勇気出して良かったって思ってる。
嫌だったら良いけど、かなたも言ってみたらどう?」
🌃「うーん、もし機会があれば言おうかな!」
🔫「なんか俺言えなくてすれ違いで喧嘩になっちゃって」
🌃「そうなんだ...」
🌸「じゃあ、また話そ!」
🎴「また今度ね!」
🔫「じゃあな!」
🌸「またね!」
🌃「うん、またね」
🐦⬛「幻マデ見チャッタネ...」
🌃「うん、」
--- 屋敷に着き ---
🌫️「かなた...!」
🌃「ただいま帰りました、無一郎師範、。」
🌫️「お帰り」
私は部屋に帰った。
隊服が汚れていたので、洗濯するため袴に着替えた。
その前に、あのことを話さなければ。
無一郎師範がどこにも居ない。
道場を覗くと無一郎師範は正座していた。
🌫️「かなた」
🌃「無一郎師範」
🌫️🌃「話したいことがあるんだ/あります」
🌫️「あ...」
🌃「先どうぞ」
🌫️「あのさ、最近元気ないよね、どうしたの?」
🌃「あ、私もその事話そうとして」
私は正座した
🌃「私最近ずっと、変な鬼に会ってて、最初は悪口だけで済んだけど、
夢を見せるようになって、今日の鬼は、幻まで見せてきてっ、 ポロ
違うって、知ってるのに、どうしても、信じ、ちゃうから ポロポロ
みっともないですよね、継子なのに... ポロポロ
私も、無一郎師範、の様に、強、く、なりたかったなぁ、 」ポロポロ
次々と涙が溢れ出てくる。辛い。
無一郎師範は私に寄ってきて、膝に伏せられるようにしてくれた。
そして私の頭を撫でながら言った。
🌫️「かなたさ、一人で追い詰めちゃう事あるよね
なんでも一人で解決しようとして、心配かけちゃうよね
どんな幻があろうと、どんな夢があろうと、僕は僕。
かなたの事、心配で怖かった。だからさ、頼る時は頼って欲しい。
ね、?約束だよ」
無一郎師範の声は、優しかった。
🌫️「あのさ、今日、一緒に寝て良い?」
🌃「ふぇっ!?」
🌫️「嫌だったら、良いよ
けど、嫌じゃないなら、寝よ」
🌃「カァー/// 嫌では、無いですが、」
🌫️「じゃあ寝よ」
🌃「は、はい、」
恥ず...
--- 寝る時間 ---
🌫️「かなた、こっち来て」
🌃「はい...?」
部屋に着くと、急に眠気が襲ってきた。
🌫️「やっぱ、眠いでしょ」
🌃「ぇ、はい」
🌫️「良いよ、寄っかかって。」
🌃「は、い」
---
無一郎side
気づけば、かなたの寝息が聞こえてきた。
かなたは皆と仲良くしてるけど僕の継子。
僕の者にしたいなぁ
おやすみ、かなた。
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最近このシリーズしか書いてないw
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次回、伊黒さんと、空風さんと
完成次第公開です!良かったら見てね
では、おつその!