どうも、颯凪榎です!キミの名前を描きたい。に続き、永久にー。を書いていきます!
大まかなあらすじ
久遠2年の3月8日、私、寺田鈴(てらだすず)はこの地に降りてきた。そして私はこの地で乗馬をすることになって…。私なんか乗馬のセンスなんてないと思っていたけど、乗馬クラブで私は知っているようで知らない、懐かしいような人に出会った。そして彼は私にこう言ったのだ。「―天望。」彼との出会いはこの広い広い世界で些細な出来事なのに。私と彼の、後ろ向きに振り向くことなんかないくらい充実した人生が始まる!
登場人物(人) 登場人物(馬) 天使・前前世
寺田鈴 スラン 鈴→天 エヴァ
清宮流星 ハミルトニー 前 紅葉天望
秋山菜々 モラネンシス 流星→天 メテオール
今井葉月 ヴェロネーゼ 前 柊星流
榊原琴音 華 仲間 ジゼル
音羽紬 スワン ヴァランセ
柴部崎杏 麻柊 フライ
上野綾 スラッキー エカルテ
赤枝蒼馬 マル ヘンリー
清宮詩 スミレ アヴニール
帆凪海斗 カーラ
栗花連渡 クオーレ
冬乃瑠架 アルカンシエル
天界月乃
風野先生
雨夜彷徨
となっております!
まだまだ小説のスキルはないですが、必死に書いているので是非読んでみてください!
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目次
永久にー。1
君にずっと伝え続けたい。君に出会った幸せを―。
俺は君の隣にいたいよ。これからも、未来も、ずっと。この先、俺は君を支えていきたい。
だって、俺はあの日、月の欠片が降った日、君という天使に出会ったから。
1.鈴蘭
「ハミルトニー!」私、寺田鈴はとある乗馬クラブの会員。いつも愛馬のハミルトニーに乗り平和な日常を過ごしている。
「ハミルトニーよろしくね!」
そう言って厩舎のドアを開ける、そして無口をつける、鞍を付け、頭絡を付ける。いつもの私のルーティ―ンだ。しかし、その平和な日常がいつまでも続くとは限らない。とある日、私はハミルトニーがいつもより元気がないことを目撃した。
ハミルトニーはいつもより餌の食いつきが悪く、目の輝きも少ない。普段は栗毛の元気な馬でレッスン後は餌をモリモリ食べる。目はくりくりのまんまる目で、目にはダイヤモンドの輝きがまぶしいほどだった。おかしいなと思った私はハミルトニー担当の清宮先生にハミルトニーの様子を見てもらった。すると、先生もおかしいと思ったのか今日のレッスンは中止となり、私はスラッキーという青毛の馬に乗った。だが、私にはハミルトニーが必要であることを改めて知った。ハミルトニーの動きと私の動きがマッチしているのだ。
ハミルトニーが心配な私は、ハミルトニーの様子を見に行くことにした。小走りで向かうその先にはもうハミルトニーの姿は消えていた。そう、ハミルトニーは美しい世界えと神様に導かれたのだ。私は少し沈黙したが、すぐに立ち直った。泣いてばかりじゃハミルトニーが困る、私も頑張らなくちゃ,と思い、ハミルトニーにあげるお花を買いに、近くのお花屋さんに鈴蘭を買いに行った。ハミルトニーは鈴蘭が大好きなのだ。私がハミルトニーに鈴蘭を見せるとハミルトニーは嬉しそうに耳を前向きにし、首を振ってダンスするのだ。私はそんなかわいいハミルトニーが一番の愛馬だった。私はいつもよりたくさんの鈴蘭を買いハミルトニーのもとへ向かった。ハミルトニーの部屋は花でいっぱいになっていた。しかし私は何か違和感を感じ、また視線も感じた。驚いて振り向くとそこにはくりくりの目をダイヤモンドでいっぱいにし、その目をらんらんを光らせてこちらをみているハミルトニーの姿があった。私は嬉しいような悲しいような変な心情になった。そう考えている一瞬の間にハミルトニーの姿は奇麗な鈴蘭となって消えていった。私はハミルトニーの魂がこもった鈴蘭を手に取ると鈴蘭は一つの手紙に変わった。私は無意識のうちに手紙を開けてその内容を読もうとした。私はその内容を読むとハミルトニーと同じように花の美しい香りに包まれながらその場に倒れ込んだー。
気がつくと私は涼しい風が吹き抜ける真っ白のベットにいた。そう、私はハミルトニーからの手紙の内容に驚き、気を失ってしまったのだ。意識が戻ったことに気が付いた清宮先生にこにことして「よかった無事で」
と言ってくれた。それにしてもーハミルトニーがそんなことを書いてくれるなんて…。私はただ嬉しく思いながら白い部屋で一日を過ごした。私は意識が戻ってからすぐに白い部屋から抜け出すことができた。1週間後私は再び乗馬クラブに通い始めた。
ハミルトニーの部屋にはもう新しい馬が入っていた。名前はアンドロメダ。白毛のきれいなサラブレッドだ。私は持っていたニンジンをロメにあげた。するとロメは美味しそうにむしゃむしゃと食べた。私は誰よりもロメを可愛がり、そして大好きだった。すると、その様子に気づいた清宮先生が私をロメに乗せてくれた。ロメの乗り心地はとてもよく、走る姿も美しかった。私はロメを一番の愛馬にし、レッスンでもよく使っていた。しかし、ロメが来て数経ったころ、ロメの体に異変が起きた。蹄が悪くなり、しばらくはレッスンに参加できないそうだ。私は悲しいけれど、ロメの体が少しでも良くなるよう見守った。
1か月経ちロメはすっかり元気になった。私はとても嬉しかった。ロメも同じ気持ちかのように目を輝かせた。ハミルトニーはダイヤモンドの目だったが、ロメの目はサファイアの目をしていた。本当は黒い目が多いが、ロメは透き通った青く優しい目をしている。私はロメの一番好きなところがその優しい目だった。私は毎日ロメに乗り楽しい日々を過ごしていた。ロメとペアを組んで1年経ったころ、今日はハミルトニーが消えた日、私が気絶した日だ。いつも受付に飾ってある花は明るい色の花なのに今日は真っ白な鈴蘭だった。みんな、ハミルトニーが鈴蘭が好きなこと知ってるのかな? 私はそう思いロメに会いに行った。ーハミルトニーの厩舎の部屋にはロメの姿はなかった。ハッとして奥の部屋を見に行くと1番奥の厩舎ロメがいた。私はホッとした。でも、ハミルトニーの場所に新しい馬が入るのかもしれないと思った私は、なぜロメを移動させてハミルトニーのところに入れるのだろうと、私には疑問しかなかった。
それから1週間後私の予想通り新しい馬が入ってきた。私はその馬を見て一瞬頭がくらっとした。そう、その馬はハミルトニーにそっくりだった。きっとハミルトニーの生まれ変わりだと思った。名前はー。私に命名を託された。私はじっくりと悩みこの名前にした。ースミハ。私はスミハの目がアメシストのようにすみれ色に輝いていたことからすみれ色の「スミ」、ハミルトニーの「ハ」を加えてスミハ。これには清宮先生もうなづいてくれた。それから私はロメに乗ったりスミハに乗ったりして、楽しい日々を過ごしていた。ーある時スミハに1回乗った他の会員様に好かれ、スミハは自馬となった。スミハという名前も無くなり、華という名前が付けられた。
それから私は愛馬のロメに乗り続け、私の自馬のようになった。ロメはいつもサファイアの目がキラキラしててかわいい。私はロメが世界で一1番の馬になった。私はその後先生と相談し、ロメを自馬にした。ロメはサファイアの目がいつもよりキラキラしていて私は嬉しくなった。自馬になったので名前を考える。私はずっと悩み、やっと決まった。ースラン。私の好きな花の名前から、ハミルトニーが好きだったものから真っ白で雪のような白さを持つその花からスラン。そうー鈴蘭からの名前だ。私はスランという名を大切にし、スランを一生懸命ケアし乗り続けた。スランとペアになって1年、清宮先生が
「競技会に出てみる?」
と言ってくれた。私は横木競技に出ることにした。もちろん、スランも一緒だ。私もスランも競技会は初めてだけど、頑張って完走を目標にし横木練習を重ねた。
ーそして競技会の日、スランを馬運車に乗せて会場へ向かった。会場には数え切れないほどの人や馬がいた。しかし、私の自慢のスランはその馬たちよりはるかに綺麗だった。真っ白の体に銀色の鬣、目はサファイア。顔だちもよく立派な馬だ。私はスランのことがもっと好きになった。スランは少しそわそわしていたが、少しすると落ち着いていつものようにおかしをおねだりしてくる。私がスランのことに目がついた1番のきっかけだ。私は競技の下見を終えると、スランの馬装に取り掛かった。プロテクターを付けてから鞍を付け頭絡を付ける。いつもどうり馬装しスランも落ち着いてきた。競技開始五分前になると練習馬場で運動をする。駈足を始めるときのことだったー。
ー私は一瞬鞍から宙に浮いたと思った。私が目の前に見える景色はスランの首だった。そうー私は練習馬場でスランを駈足させたとき、スランは真っ白な体を後ろの馬にかみつかれてしまったのだ。驚いたスランは跳ねて、私はスランから落ちそうになった。スランはその時私が落ちそうになっているのに気が付き体制を直してくれたのだ。私はそんなスランに感動した。ーやがて競技の時間になり、私の順番の11番になった。その時、スランの力が一瞬抜けたと思った私はドキッとした。私は少しスランの様子を見たいので、清宮先生に頼んで1番最後の順番にしてもらった。私はスランから降りて、スランの目を見た。すると、サファイアの目の輝きが少し曇っている。私は急いでスランを休ませた。鞍を外しても元気にならないため、私は涙をこぼした。そしてスランに聞くように、スランの顔に私の顔を近づけ
「スラン、どこが苦しいの?」
と言った。するとスランは自分のさっきかまれたところに目を向けた。私は一歩一歩スランが目を向ける方に体を移動させた。ーするとそこには私が気を失っている間に、スランが激しく戦った跡があった。スランは私が落ちそうになるのを防ぐため、動きを止めた。その時後ろの馬に怪我をさせられてしまったのだ。私は今の状態のスランに涙があふれてきた。ーそうスランはルビー色の血が蹄の所まで垂れ下がってきていた。私はすぐにスランの怪我を治し休ませることにした。スランは競技に参加できないので、他に出場していた華に乗り競技に出ることにした。でも私は競技になかなか集中できなかった。コースを間違えたり華を大飛びさせてしまったり。私は早くスランに会いたいのだ。もう、ハミルトニーと同じ思いをさせたくないからー。私は華のオーナー様に華を預け、スランのもとへ急いだ。スランのサファイアの目はやはり少し雲がかかっている。私はスランの鼻にそっと触った。ピンク色だったスランの鼻は、ぐったりとして灰色になっていたのに私が触れると、だんだんピンク色が戻ってきた。私はサファイアの目がだんだんキラキラの目になっていくのが嬉しくてたまらなかった。スランは私の手から元気を取り戻したのだ。よかったーそして私はその場に倒れ込んだ。
「鈴ちゃん!鈴ちゃんー」
「だ…れ?」
「僕はハミルトニー。鈴ちゃん、スランがー鈴ちゃん!」
ー眩しいな…。私は目のピントが合ってから気づいた。そこは昔来た白いベッドだった。そう、私はスランに元気を与えてからホッとして眠りについた。回復の眠りをー。だから私はスランに会いたいという気持ちから、眠りを目覚めさせるための夢を見たのだ。私は3日たつとすぐに白いベッドから抜け出しスランに会いに行くことができた。スランは私に会うと嬉しそうにサファイアの目をキラキラさせた。私も嬉しくて、嬉しくてスランに抱きついた。この前、スランがけがをしてしまったところは元通り、雪のような鈴蘭色をしていた。私がスランがけがをしたところに触れると、スランから虹色の雲が次々と飛び出してきた。そして虹色の雲が一塊になって私の手元に近づいてきた。私がその雲に触れると、私の手の上にはスランの目と全く同じサファイアが転がっていた。私はスランに
「ありがとう」
と言ってスランにキスをした。するとスランは私に近づいてきて、顔をこすりつけた。私はスランが1番の宝物だな、と改めて感じたー。
この後もたくさん続いていきます!よろしくお願いします!
次はもう一度鈴が競技会にチャレンジし、ハミルトニーの謎が解けます!
ファンレターをもらい、改善しました。ありがとうございます!この小説をもっといい小説にしたいので、たくさんアドバイスを頂けたらと思います!
永久にー。2
僕たちの絆。
それから少しするとまた競技会の日が迫ってきた。
「今年はスランにけがをさせないようにしよう」
と思い、スランを馬運車に乗せた。スランはキョロキョロしていたが少しすると落ち着いてきた。私は荷物置き場に行ってお茶を飲んだ。すると
「おはよう!鈴ちゃん!」
後ろのほうで声がしたので振り向くと、私の友達の菜々ちゃんがいた。私は
「おはよう!菜々ちゃん!」
と返した。菜々ちゃんは私の初めての友達だ。つい先月、同じ競技会に出場すると聞き清宮先生の横木レッスンを受けたのだ。菜々ちゃんは1つ上の学年で中3。モラネンシスという自馬に乗っている。「今日は頑張ろうね」
と言って笑い合う。私は菜々ちゃんと喋る時はとても幸せだった。競技が始まる直前まで私は菜々ちゃんと喋っていた。もうすぐスランの馬装をしようと思い、スランのもとへ行くとスランはいつものようには寄ってこなかった。私はどうして?と思いながらドアを開けて鞍を付け始めた。しかし、スランはじっとしてくれないし腹帯を締めようとすると、嚙みついていたりする。私はなぜスランがこんなことになっているのか理由を考えた。最近スランにニンジンをあげていないから、スランに会う時間が減っているから、スランに毎日会っていないからー。私は心当たりが多すぎる…。と思った。スランは私が
「スランごめんね…。」
と言って顔をこすりつけるとわずかにほほ笑んだ気がした。私はスランと会う時間が少なくなり、菜々ちゃんとばかり話しているからスランは悲しんでしまったのだ。私は自分の行いを反省しスランと顔を合わせた。そうしている間に、
「鈴!時間だよ!」
という清宮先生の一言で私は目が覚めた。手早くスランの馬装をする。鞍はあと腹帯だけだったからよかったけれど問題は頭絡だ。スランはハミがあまり好きじゃなくて、いつも頭を上げてしまう。私は一息ついてから頭絡に取り掛かった。するとースランは自分から頭を下げてすぐにハミをくわえてくれた。その時私は天空の方から声がして空を見上げた。
「鈴ちゃん!今回こそは僕も完走したいー。」
私はこの声はスランの声だと分かった。そうか、スランも去年のことを気にしてしっかり競技に参加したいと思ってるんだ、と思い手早く頭絡を付けた。そしてなんとか競技時間に間に合った。ーよかった。私はそう思いながらスランに体をこすりつけた。スランも目を閉じて私に顔を寄せてくる。やっぱり、スランといる時間もとても大切だな、と思った。私は以前より後ろに気をつけながらスランを運動させた。私の隣には真っ黒のモラネンシスと菜々ちゃんがいる。菜々ちゃんは私の2つ前の順番。私は38番。今は28番の選手が走行している。私はコースを確認しつつもスランを駈足させたりした。ーそしていよいよスランとの初競技会。私はスランに
「頑張ろう!」
と声をかけ馬場に入った。この前と同じ馬場なのにものすごく広く感じた。スランも少し興奮していたが私が首をさすってあげると落ち着いていつものスランになった。私は
「行くよ!」
と声をかけて礼をし、スランを駈足させた。1つ目の横木、スランはいつもどうり横木を跨いだ。続いて2つ目の横木は、視界から見えないところにあったけど私もスランも自然に体を横木のほうに向けた。そして、スランの間歩を合わせて横木を跨ぐ。全ての横木を跨ぎ終わり最後の直線、スランを駈足させる。この競技は横木競技で基準タイム。タイムは60秒。スランの駈足が早いと思った私はスランの歩度をつめて少し遅くした。そのまま最後までー。私とスランは初めての競技会を完走することが出来た。タイムは59.20。ベストタイムだった。私は夢だと思った。しかし、コースを走った感覚があった。私はスランをたくさん褒めて頭絡を外し鞍を外し、スランに
「ありがとう」
と囁いた。競技がすべて終わり私はー2位。わずか0.01秒の差で。でも、私は結果よりスランと心が通じ合えたことが何よりも嬉しかった。私はメダルをもらい、スランと写真を撮った。スランの目がいつもより輝き眩しかった。
私はいつもの乗馬クラブに戻り、スランを手入れしてから部屋に入れた。するとスランの部屋の隣に、ヴェロネーゼという馬が入っていた。ヴェロネーゼは、尾花栗毛の馬で清宮先生の自馬と書いてあった。ものすごくキリッとしていて立派な馬だな、と思った。ヴェロネーゼはルビー色の目をしている。私は目がルビー色の馬が本当にいるんだな、と思って驚きに満ち溢れていた。それからスランを見るとやっぱり美しい目だな、と思った。真反対の馬を比べてみるのが楽しくて、私はスランとヴェロネーゼの部屋の真ん中で1時間、立ち尽くしていた。次の日、私はスランを休ませるためにレッスンは無しにしてスランを綺麗に手入れしてあげる。すると
「鈴ちゃんおめでと~!」
と言って菜々ちゃんが走ってきた。
「ありがとう」
私はそう答えて
「また後でゆっくり話そうね」
と言ってスランを手入れする。菜々ちゃんもモラネンシスを手入れし始めていた。互いに微笑み合うと私はスランのシャンプーに取り掛かった。体はもちろん鬣や尻尾も洗って、次に蹄を洗う。スランの蹄真っ白で雪のように白いので、手入れするとき私はその蹄がもっと白くなっていくのが好きだった。蹄を洗い終えると乾いた場所へ連れて行って体を拭いたり肢を拭いたりして、最後にブラシをかける。スランは雪のおように鈴蘭のように水晶のように白く、まばゆい輝きを放っていた。私は最後に
「スラン、ありがとう」
と伝えてからスランを部屋に戻した。それから、私は1頭1頭にニンジンをあげていった。ハミルトニーの部屋の華が1番手前の部屋なので1番奥の部屋のスランから行くと最後は華。私は華のことも愛していたからじっくりと華を見たり、アメシストの目が綺麗でスミレのような透き通る目がいつも綺麗だな、と思った。しかし今日は華の目がスランがけがをした時のように曇っていた。
「—。」
私は頭では動かないといけないと思っているのに体が動かない。数分してから私は手をぎゅっと握りしめて華の厩舎に入った。私はスランの時と同じように
「華、どこが苦しい?」
と問いかけるようにして華に近づいた。華は私に助けを求めるように足を引きずりながらこちらに寄ってきた。私は
「華…」
と言いながら泣きそうになった。私は左後肢を引きずっている華を優しくさすってあげてから、左後肢が熱くなっているのですぐに冷たいタオルを持ってきて冷やし前足もひょこひょこと痛そうだったので見てみるとー。私はその時、自分で見ても何もわからなかった。私は清宮先生を呼んで見てもらうとー。数分後、華も私も先生も涙を流していた。ー華は骨折してしまった。私は棒のように立ち尽くしていた。これは夢だと思った。しかし、現実は乗り越えられない。私は手をぎゅっと握りしめ、華のオーナー様に現状を知らせた。華のオーナー様は乗馬クラブから家が近いのですぐに駆けつけてきた。
「ー華…」
オーナー様も信じられないような真っ青な顔をして、気が付くと涙を流していた。華はもしかしたら悲しい運命をたどることになるかもしれない。しかし、私もできるだけ華のケアを続けて様子を見るようにしようと思った。治る可能性は100%ではないけど0%なわけでもないからきっとー。華のアメシストが光り続けるように。私はそう願いながら華に
「さよなら、華。」
と言ってもう一度スランに会ってから、夕暮れが綺麗な空を見ながら明日への1歩を踏み出した。
次の日、レッスンはないのでスランをブラシするために厩舎へ向かった。今日は、いつもの景色とは―違う景色だった。1番手前の厩舎には藤の花がたくさん飾られていた。私はその意味は分かったけどただ立ち尽くすしかなかった。ー何もできない自分が悔しくて悲しくて。気が付くと暖かくほんわりとした水が頬をつたって、藤の花にぽつりと落ちた。すると地面から紫色の雲が立ち上り、私の周りを包み込んだ。そしてその雲がおさまると、私は1つの手紙を握りしめていた。私は手紙を広げてみてみるとそれは華からの手紙だった。
―鈴ちゃん、お兄ちゃんを大事にしてくれてありがとう。私も鈴ちゃんに会えてよかった。だってお兄ちゃんが―って言ってたから。私、鈴ちゃんのこと大好きだったよ。一緒にいてくれてありがとう。 華
私は読み終えると涙をこぼして、温かい水の粒が手紙を包み込むと手紙はハラハラと消えて、華の目の色と全く同じアメシストがころりと手のひらで揺れてきらりと光った。私はアメシストをよく見て顔を近づけると、アメシストからうっすらと華の心の声が聞こえるような気がした。私はアメシストをぎゅっと握ってから、柔らかい布に包んで大切にポケットにしまった。華はハミルトニーにそっくりだった。だから華の言うお兄ちゃんはハミルトニーということが分かった。ハミルトニーと華を失った私は毎日、華のアメシストを握ってから1日の1歩を進むようにしていた。私はハミルトニーと華にたくさんのことを教えてもらった。この恩を忘れず、ハミルトニーたちのことを思いながら1日がかけがえなく終われたら、アメシストに向かって「ありがとう」と言うようにしていた。
華がいなくなってから1週間、私はハミルトニーや華と同じ思いをさせないようにスランの手入れは時間をかけて丁寧に行った。私が数々の悲しみを見てきたから、自分の馬も乗馬クラブの馬もほかの人の馬もすべて毎日見て回り、元気がないときは担当の先生にした。100%私の行いではないけど毎日見回っていると次第に、元気がない馬はほぼ0になっていた。
永久にー。を読んでいただき、ありがとうございます!
永久にー。3
君は―誰?
―華を失ってから1ヶ月、いつものように元気な馬たちに囲まれて厩舎を見回っていると、華の厩舎のところに新しい馬が入っていた。その馬は乗馬クラブの馬で、スランと同じく白毛の真っ白な馬。競馬の馬で何回も勝利したことがあるすごい馬だ。するとその馬を見てた私に清宮先生が
「鈴ちゃん、いつも素敵な名前つけるからこの馬も名前、付けてくれる?」
と言ってくれた。私はたくさん悩んで、この子にぴったりな名前が完成した。真っ黒の光る目に真っ白な体、スランと同じくらい綺麗。
スワン。白鳥からとった名前だ。白鳥のように綺麗に羽ばたいて素敵な人生を送ってほしと思って。それからスワンは乗馬クラブの人気者になった。乗馬を見に来た人たちや、スワンに乗る子もみんな笑顔だった。時々洗い場でスワンとスランを並べてみるとあたりが雪のように白くなり、スワンもスランもだんだん仲良くなってきた。
次の日、レッスンがあるのでスランを馬装し、レッスンに行くと今日はプライベートレッスンではなく、もう1人レッスンを受ける子がいた。その子は高校1年生の柴部崎杏という名前の子だ。杏ちゃんはマルという馬に乗っている。マルは乗馬クラブの馬でアハルテケという品種の馬だ。マルはすごく大きな体の馬ですごく立派な馬。今日は横木レッスン。マルは鹿毛(茶色)の馬。スランの白毛と並ぶとすごく迫力がある。マルはこの乗馬クラブのベテランさんで、来年どこかの乗馬クラブに行くらしい。私はレッスンが終わるとマルを触りに行った。マルは体も大きく近くにいるだけですごい迫力がある。その後に、スランを見ると美しい顔に真っ白な体。マルとはまた違う迫力だった。
その日から360日後、とうとうマルがほかの乗馬クラブに行く日が来た。私は最後にマルにギュッと抱きついて、にんじんをあげた。マルのトラックが出発する。すごく可愛くて迫力のあるマル。私はそんなマルに出会えたことを嬉しく思った。私はその日、マルを乗せたトラックが山の向こうに見えなくなるまで手を振り続けた。
次の日、マルの部屋は空っぽになっていた。多分新しい馬が入るのだろう。マルの部屋は真ん中にあって、とても目立つところにあった。そこの部屋でマルは昨日まで光り輝いていた。今はマルがいなくなってどんよりとした空気に包まれている。だけど、次この部屋に馬が入ったらまた、賑やかな空気に包まれ人も馬も笑顔でいっぱいになると思う。そうなってくれたら、と私は思う。
その1週間後、ついにその時が来た。マルのいた所に新し馬が入っていた。名前はーまだ決まっていないようだ。その馬はホルシュタイナーという品種の馬で、マルと同じくらい大きい。私がその馬に触ろうとすると、その馬はそっと目を閉じて近づいてきた。私はびっくりしたけど、その日はずっとその馬に触っていた気がした。私はその子を触り終えるとスランのもとに向かった。いつもどうりスランは首を出してこっちを見てきた。私は思わず吹き出しそうになった。いつものことだけど、やっぱり可愛すぎる。
「よろしくね」
と言って、スランとの練習を始めた。
練習から帰るとマルの部屋の子が私が近づくと首を出してきた。私は自然に笑みがこぼれた。私はその子のことをよく知るために、名札を見た。するとさっきまで名前がなかったのに名前が決まっていた。―麻柊。いい名前だな、と思った。私が
「麻柊!」
と呼ぶと麻柊は近づいてきて頭をこすりつけた。スランみたいにすぐ人になれる馬なんだな、私はそう思って麻柊の部屋から離れようとした。私はハッと思い出した。この麻柊が乗馬クラブの馬なのか、自馬なのか。慌てて麻柊を紹介している紙を見る。私は―沈黙した。自馬か乗馬クラブの馬かが書かれているところは空白だった。
「―え?」
思わず声が出た。私は清宮先生のところへ急いだ。
「先生、麻柊はこのクラブの馬なんですか?」
先生は私が何を言っているのかがさっぱり分からないような顔をして、黙ったままだった。
「先生?」
先生は麻柊に麻柊という名前が付いたことを知らないのだろうか。すると
「鈴、麻柊って子このクラブにいたっけ。」
「え?」
私は逆に先生の言っていることが分からなかった。
次の日、麻柊の部屋は空っぽだった。あぁ、やっぱり。先生の言っていることが正しかったんだ。でもこの手で麻柊を触った感覚があった。確かに触った。なのに。私はただ不思議に思った。
「かわいい!」
その声に気が付いて驚いて振り向くとそこには菜々ちゃんと清宮先生、蒼馬君がいた。私に気づいた菜々ちゃんが
「鈴ちゃん来て!」
と言った。私は早歩きで菜々ちゃんのところに向かった。すると―。私は長い沈黙に落とされた。―そこには昨日見た麻柊の姿があった。
「―麻柊。」
気付けば口からボソッとそんな声が漏れていた。
「ましゅう?」
と菜々ちゃんが聞き返してきた。
「え」
思わず声が出た。体が反射的に名札に向く。―まだ名前が決まっていないようだ。
「あ…何でもないよ。」
ちょっと身を引き気味にしてぎこちなくそう言うと菜々ちゃんはちょっとおかしそうに笑った。「あ!この子の名前鈴ちゃんと菜々ちゃんと蒼馬君に決めてもらおうかな。」
と清宮先生が言い出したから
「え」
と声が漏れた。でも私はすぐさま
「はい!」
と答えた。理由はただ一つ。この子に麻柊と命名したい。どうしても。と、私の心が叫んでいる。私の妄想で麻柊が出てきた。だから―。
「じゃ、私も。」
続けて菜々ちゃんもそう言った。
「じゃ、僕も…」
蒼馬君も頷いてくれた。清宮先生は満面の笑みを浮かべている。清宮先生の笑顔を見ると私もつられて笑顔になてしまう。3人そろえて
「頑張ります!」
と言った。と言っても、蒼馬君とは初対面だ。うまくやっていけるのかな…まぁ、菜々ちゃんがいるから大丈夫でしょ。今日、レッスン後に名前を決める話し合いをする。私は第一候補に麻柊と言うつもりだ。麻柊になればいいな、と思いながら大好きなスランのもとへと向かった。スランの周りの厩舎にはモラネンシス、麻柊、ヴェロネーゼ、スワンがいる。1頭ずつ見ていくと全く違う顔つきで、見ていると面白い。その中でも、やっぱりスランが一番美しかった。角砂糖をあげて、スランの首に抱きついた。
「スラン!頑張ろ!」
私が元気よく言うとスランが頷くように首を振った。
永久にー。3を読んでいただき、ありがとうございます!これからも続きます!
永久にー。登場人物紹介
登場人物紹介をしていきます!
作品名
永久にー。
作者
颯凪榎
どうも、颯凪榎です!キミの名前を描きたい。に続き、永久にー。を書いていきます!
大まかなあらすじ
久遠2年の3月8日、私、寺田鈴(てらだすず)はこの地に降りてきた。そして私はこの地で乗馬をすることになって…。私なんか乗馬のセンスなんてないと思っていたけど、乗馬クラブで私は知っているようで知らない、懐かしいような人に出会った。そして彼は私にこう言ったのだ。「―天望。」彼との出会いはこの広い広い世界で些細な出来事なのに。私と彼の、後ろ向きに振り向くことなんかないくらい充実した人生が始まる!
登場人物(人) 登場人物(馬) 天使・前前世
寺田鈴 スラン 鈴→天 エヴァ
清宮流星 ハミルトニー 前 紅葉天望
秋山菜々 モラネンシス 流星→天メテオ
今井葉月 ヴェロネーゼ 前 柊星流
榊原琴音 華 仲間 ジゼル
音羽紬 スワン ヴァランセ
柴部崎杏 麻柊 フライ
上野綾 スラッキー エカルテ
赤枝蒼馬 マル ヘンリー
清宮詩 スミレ アヴニール
帆凪海斗 カーラ
栗花連渡 クオーレ
冬乃瑠架 アルカンシエル
天界月乃
風野先生
雨夜彷徨
メッセージ
寺田鈴 「私の名前は寺田鈴です。兄弟はいません。特技は馬と心を通わせることでマイブームは友達と話すこと。夢は大切な人と永久に一緒にいることです。」
清宮流星 「俺の名前は清宮流星。兄弟は兄が1人。特技は歌でマイブームはスランと話すこと。夢は俺の大切な人と結婚すること、馬と心が通じ合うようになることだ。」
秋山菜々 「私の名前は菜々!兄弟はお兄ちゃんが1人。特技は絵を描くことでマイブームはダンス!夢はモラネンシスと心を通わせること!(鈴ちゃんみたいになりたい!)」
今井葉月 「ボクの名前は今井葉月です。ボクは1人っ子で兄弟はいません。特技はプレゼンです。マイブームは本を読むことや占いで夢は世界中の人が幸せになることです。」
柴部崎杏 「私の名前は杏です。兄弟はいません。特技は勉強でマイブームは音楽を聴くこと。夢は乗馬が上手になること…かな。」
榊原琴音 「私の名前は榊原琴音です。兄弟は妹が1人います。特技はクラリネットを演奏することでマイブームは曲を作ること。夢はクラリネットで自分の曲を弾くことです。」
音羽紬 「俺の名前は紬です。兄弟は姉が1人。特技はヴァイオリンを弾くことでマイブームはオーケストラを聴きに行くこと。夢は誰かと一緒に一曲弾くことです。」
赤枝蒼馬 「僕の名前は蒼馬!兄弟はいません!特技はサッカー!マイブームはスラッキーに乗ること!夢は障害馬術の選手になって100cm以上飛びたい!」
上野綾 「私の名前は上野綾です。兄弟は弟が1人。特技は麻柊の写真を撮ることでマイブームは麻柊に会うこと。夢はあこがれの人の気持ちを知ること…かな(照)」
清宮詩 「私の名前は詩です。兄弟はいません。特技は作詞作曲でマイブームは自分の馬に乗ること。夢はお母さんのような馬場馬術選手になること!それか、お父さんのような障害馬術選手になること!」
帆凪海斗 「俺の名前は海斗。兄弟はいない。特技はバスケでマイブームは鈴ちゃんと話すこと。夢はプロバスケットボール選手になること。」
栗花連渡 「俺は栗花連渡。兄弟は兄が1人。特技はスケートでマイブームは勉強かな。夢はしっかりした人生を送ることです。」
冬乃留架 「私は留架。兄弟はいない。特技はバドミントンでマイブームは友達と会話すること。夢はまだあんまり決まってないかな。」
天界月乃 「私は天界月乃。兄弟は双子の妹がいる。特技はスケートでマイブームはスケートの練習。夢はスケート選手になることかな。」
小学校、中学校、高等学校
杠中学校(ゆずりはちゅうがっこう)
中1 赤枝蒼馬 B組 元黄昏小学校卒業生
中2 寺田鈴 榊原琴音 帆凪海斗 秋山菜々 赤枝蒼馬 今井葉月
栗花連渡 天界月乃 雨夜彷徨 E組 元風花小学校卒業生
中2 雨夜水無瀬 冬乃留架 B組 榊原琴音 上野綾
中3 秋山菜々 A組 元月影小学校卒業生
爽籟高等学校 寺田鈴 柴部崎杏
高1 柴部崎杏 2組 元斑雪小学校卒業生
高2 今井葉月 4組 音羽紬
星彩高等学校 元覡小学校卒業生
高1 音羽紬 1組 清宮流星
元杠中学校卒業生
今井葉月
元夕凪中学校卒業生
音羽紬 清宮流星
元東雲中学校卒業生
柴部崎杏 上野綾
元小羽玖高等学校卒業生
上野綾
元翡翠高等学校卒業生
清宮流星
人名 学年 身長 愛馬 誕生日 スイーツ
寺田鈴 中2 157㎝ スラン 3月8日 マカロン
清宮流星 27歳 181㎝ スラン・ヴェロ 10月11日 甘いもの×
秋山菜々 中3 162㎝ モラネンシス 7月7日 ケーキ
今井葉月 高2 175㎝ スワン 8月20日 ガトーショコラ
柴部崎杏 高1 165㎝ マル 12月25日 レモンケーキ
榊原琴音 中2 156㎝ スミレ・スラン 2月9日 マカロン
音羽紬 高1 178㎝ スミレ 6月12日 チョコプディン
赤枝蒼馬 中1 157㎝ スラッキー 5月15日 アイス
上野綾 25歳 164㎝ 麻柊 3月4日 フロランタン
帆凪海斗 中2 170㎝ × 1月2日 スフレ
栗花連渡 中2 171㎝ × 3月10日 エクレア
冬乃留架 中2 157㎝ × 9月16日 チョコレート
天界月乃 中2 156㎝ × 10月30日 ホワイトチョコレート
雨夜彷徨 中2 149cm × 5月3日 プリン
馬名 目の色 体高 白斑 毛色 持ち主
スラン サファイア 175㎝ 無し 白毛 鈴
ハミルトニー ダイヤモンド 172㎝ 星 栗毛 乗馬クラブ
モラネンシス 黒 168㎝ 流星 青毛 菜々
ヴェロネーゼ ルビー 173㎝ 流星鼻白 尾花栗毛 流星
華 アメシスト 170㎝ 流星鼻梁鼻白 栗毛 ○○さん
マル 黒 174㎝ 作 パロミノ 乗馬クラブ
スワン 黒 164㎝ 無し 白毛 乗馬クラブ
スラッキー 黒 163㎝ 無し 青毛 乗馬クラブ
麻柊 黒 172㎝ 星 栗毛 乗馬クラブ
スミレ オッドアイ 172㎝ 無し 白毛 琴音
出身地
鈴 静岡県 富士市 静岡県富士市産まれ、兵庫県神戸市育ち
流星 兵庫県 神戸市 兵庫県神戸市産まれ、兵庫県神戸市育ち
菜々 岡山県 瀬戸内市 岡山県瀬戸内市産まれ、12歳から兵庫県明石市育ち
葉月 兵庫県 明石市 兵庫県明石市産まれ、兵庫県明石市育ち
杏 東京都 八王子市 東京都八王子市産まれ、兵庫県芦屋市育ち
紬 東京都 新宿区 東京都新宿区産まれ、兵庫県神戸市育ち
琴音 神奈川県 鎌倉市 神奈川県鎌倉市産まれ、兵庫県芦屋市育ち
蒼馬 兵庫県 姫路市 兵庫県姫路市産まれ、兵庫県姫路市育ち
綾 埼玉県 羽生市 埼玉県羽生市産まれ、兵庫県明石市育ち
海斗 愛知県 豊明市 愛知県豊明市産まれ、兵庫県明石市育ち
連渡 京都府 舞鶴市 京都府舞鶴市産まれ、兵庫県西宮市育ち
留架 滋賀県 湖南市 滋賀県湖南市産まれ、兵庫県姫路市育ち
月乃 兵庫県 姫路市 兵庫県姫路市産まれ、兵庫県姫路市育ち
※この小説は兵庫県が舞台となっております。実際のお名前や出身地とは全く関係ありません。
となっております!
まだまだ小説のスキルはないですが、必死に書いているので是非読んでみてください!
見てくださり、ありがとうございます!
これからも頑張ります!