皆で笑おう!ストレスなんて吹っ飛ばせ!
これはそんな理念から生まれたコメディー!
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目次
イカレたボート問題の話
あるところに、人があります。
隣にはボート付き、川。
この状況、人は持ってきた荷物を対岸に渡したいと考えます。
荷物1,狼。
荷物2,鹿。
荷物3,豆。
常識的に考えて、狼は鹿を食べます。
豆は鹿が食べるとも知れません。そのため、まずは鹿をどけるのが賢明でしょう。
まず人は、鹿を運びました。
人が去った直後、豆は皆して浮き上がり、ガトリングガンのごとく狼に突撃。
「ナンデスッテェ!?」
狼は逃げ惑いますが、豆に固められて宙に持ち上げられ、地面に叩きつけられます。
そして豆はいつしか人の形をなし、地面は狼とともに浮き上がります。
「ここはスマブラじゃないんだからさあ!勘b」
**「ドリャ!」**
豆は叫び、狼を剛腕の元撃墜しました。
その様子を見ていた人間、
「きっしょ、なんで喋るんだよ。それと豆バケモンじゃねえか」
と驚愕。
豆は飛び降り、もとに戻ってあなたは何も見ていないとばかりにしています。
しかし狼は地面にめり込んでいます。
「豆ェ、今度はお前を持ってくわ」
「許可する」
人は豆をボートに乗せまして、対岸にわたります。
「鹿って豆食うっけ?まああの豆強すぎるし信頼しておくか。」
そう言って人が去った直後、今度は豆と鹿が乱闘を始めました。
**「ここが貴様の墓場だ!」**
**「さあ送ってやるよ地獄に!」**
**ガガガガガ!!!**
蹄と拳がぶつかり合い、辺りは衝撃波と轟音に包まれます。
こいつらヤクでもきめてんのか。
そうとは知らぬ人は、狼のもとへ。
「おーい、生きてるか。」
「か、かろうじて…」
人は瀕死の狼に回復役を処方します。
狼はばりっと全快。そして困惑顔で聞きます。
「それどっから手に入れたの?」
「道端に落ちてた」
「へ?」
二人はボートで戻ります。
**ドドドドド!!!**
**ズガッ!!!**
土煙が立ち込め、辺りは何も見えません。
「十中八九豆がなんかしたな…」
「残り二一は?」
「鹿がなんかしたパティーンだな」
そうこうしてるうちに煙が晴れました。
見たのは、鹿が体だけ筋肉モリモリマッチョマンに化けて豆をすりつぶしているところでした。
「すまん、両方だったわ」
「まとも枠僕しかいないじゃん!」
狼は発狂して叫びます。
と、豆はその声を聞き、粉となっていたその体を起こします。
**「ウァーーーーーーーーーーーーーーーーーー」**
そう、豆も発狂するのです。
見ていた鹿、どこからか刀を出すと、空に投げ上げます。
**「天・空!!」**
そう言って空を飛び、豆にとどめを叩き込みます。
「って、良い刀持ってんじゃん。」
そう言って人さん、亜音速移動から舌で刀を奪います。
「もういいよ、何でも受け入れる。」
狼はもう諦めの境地に達しています。
「ああああああああああああああああ刀ああああああああ↑!!」ドゴォン
鹿は爆散します。
「つまり、最後まで正気を保ったワイの勝ち」
豆はさっきのことも忘れて偉そうにしています。
「お前さあ、粉ビーンズになったら売れねえじゃないか」
人はそう言うと、龍虎乱舞を浴びせて豆を排除します。
「最後に残ったのは僕か」
「そういえばお前なんで連れてきたんだっけ」
人は不思議顔でこう言います。
「動物園に持ってくためでしょ」
狼のほうが知っていたようです。
「せやったわ」
二人は動物園へ行きます。しかし買取額は、
「い、一万円…?」
「往復費の半額じゃん…」
職員「あと、狼はまず保健所行きやな、嫌なら帰っとけ」
**「ああああああああああああああ!!!」**
二人は爆死しました。めでたくなし、めでたくなし。
世紀末すぎる五十歩百歩の話
あるところで、戦争が起こっていました。
なんで起きたかは知りません。
いつ終わるかも知りません。
先に来た方から一律に死んでいくので、昔のこと覚えとるやつもいません。
ただその場に事実としてあるのは、関羽よろしくヤベえやつが大量の敵兵をボコっていて、その敵兵はまた無限に湧いているということです。
豪傑**「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」**
雑魚ども「ボボボボボボボボボボボボボボボボッ!!!」
こんなことが昼夜問わず繰り返されています。馬と豪傑は直接攻撃されない限りくたばることはなく、そのため雑魚兵どもが向かっていって奇跡を待ちつつ戦い続けるしか無いのです。
その時、ある雑魚が悪法を思いつきました。
「これさ、死んでも無意味だし逃げたほうが良くね?」
そこへまた雑魚が一人、
「おお、それは良い。命あっての物種だからな。」
こうして二人は、逃げました。怪しいもんをごくっと飲み、ギネス記録者もニッコリのスピードで駆けていきました。
片方は、50kmほど逃げたとこで、
「お、良いもんあんじゃん、もらっちゃお!」
と、タイムスリッパーと思しきものが落としたチャカを拾って持ち去りました(犯罪)。
もう片方も片方で、100kmくらい逃げたとこで
「こいつは、ヤバそうだぜ…(悪魔的笑)」
と、タイムスリッパーの遺物たるアサルトライフルを入手しました。
二人は行き着いた先でそれぞれドーピングをやり直し、駆け戻って◯羽に現代武器の威力を見せつけました。
関◯はまたたく間と少しの間に斃れ、雑魚兵集団は勝利しました。
そこに大将が現れ、件の雑魚兵を別室へ引っ張っていきました。
「貴様らは、何をしたかわかっておろうな、逃亡者は死刑だZOY。」
「いえいえ、私はたかだか50kmしか逃げていません。100kmも逃げたやつ一人を成敗したほうが良い気がします。」
「いえいえ、私は50kmの方よりはるかに良い武器を見つけたんですよ。豪傑を殺したのもほぼ私の手柄。私ではなく50kmの方を殺したほうが…」
「いえ!わたしも100kmのやつも、変わりはありません。第一、逃げた程度の理由で、戦力を削減してなるものですか!したことが同じな以上ふたりとも一律無罪!これで決り!」
「ほほう、ふたりともやったことは変わらない、か。ならば逃亡のかどで、両名死刑!決まり!」
「ええ、ちょっと待て!おれの話聞いt」
こうして二人はともに首無しになりましたとさ、めでたくなし、めでたくなし。