「君と見る花は世界一だ」は幼馴染との長い恋のようなものを書こうかと思ってます。
何章まで書くかは分かりません。
一章に200文字以上は書く予定です。
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目次
君と見る花は世界一だ [一章: 想い出の庭]
優衣ちゃんと優斗くんは幼い頃からの幼馴染で、いつも一緒に過ごす庭園を持っていた。
優しく美しい優衣ちゃんと、明るく男らしさのある優斗くんは、お互いの存在を当然のように受け入れ、共に笑い、共に遊んだ。
しかし、ある日、優斗くんが告げた言葉は優衣ちゃんの世界を揺るがすものだった。
「優衣、万葉集の詠を教わってるだろう? 覚えてるか?
『花の香に恋して、みだれて干されるまで。心の上にても立て直したいと想うが、それは刈り取られて、汚れるまでだ』ってね 」
優衣ちゃんは、優斗くんが自分に恋をしているという事实に、胸をドキリとさせる。しかし、幼馴染という位置づけに安心し、恋愛感情を押し込めてしまう。
次回二章
君と見る花は世界一だ [二章: 遠ざかるハンディキャップ]
時が過ぎ、二人は高校生になっていた。
優衣ちゃんは図書委員、優斗くんは図書委員長という立場で、共に図書館で過ごす時間が多くなる。
しかし、優衣ちゃんは優斗くんとの距離を心中に置き、共にいることをわずらわしく感じ始めていた。
優斗くんは、優衣ちゃんのそんな変化を不思議に思うが、その理由を知ることなく、心中に去っていく。
「優衣、いつも無口で、図書館で一緒にいるのに、とても遠くにいる気がするよ」
「んんっ……そんなことないよ。一緒にいるじゃない」
「うん、一緒にいるね。でも、心が遠くに行っちゃったみたいだ」
次回三章
君と見る花は世界一だ [三章: 図書館の告白]
ある日の放課後、図書館で探し物をしていた優衣ちゃんは、棚の奥にいる優斗くんを見つける。
そこにあったのは、万葉集の古本だった。
優斗くんは、再び万葉集の詠を口にし、優衣ちゃんに想いを告げようとする。
しかし、優衣ちゃんはその言葉を聞き入れることなく、図書館から出て行ってしまう。
「優衣、待っ」
「優斗くん、私、行かなくちゃ」
「あっ、待って!着実に始めよう、詠を言い切らせてよ」
「……いいから、行かないと」
次回四章
君と見る花は世界一だ [四章: 再会の日]
数ヶ月が過ぎ、優衣ちゃんと優斗くんは、偶然にも同じ大学に合格していた。
しかし、優衣ちゃんは優斗くんと接することなく過ごしていた。
ある日、大学の図書館で、優衣ちゃんは優斗くんと再会する。
優斗くんは、変わらぬ明るさで優衣ちゃんに話しかけ、再び想いを告げようとする。
「優衣、待ってたんだよ」
「えっ……え、待ってたって?」
「うん、優衣に会いたかったから」
「優斗くん、私は……私は、あなたと一緒にいると、心が苦しくなるの。それが原因で、図書館で見つかった万葉集も、読む気になれない」
次回五章