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目次
Prologue
れるは人ちゃう。そのせいで虐めにあっていた。でも一人の少女が
助けてくれた。でもそのせいでその子は、れるを守ったせいであの子は
虐めにあってしまった。でも助けてくれた女の子に不思議な気持ちが
芽生えてしまったんや。他の人と話してほしくない、これが恋なんか?
あかん、報われへん恋は全部捨てるんや。そう思っているのにまだ
好きでいたい。こんなれるといつか結ばれてくれへん?
---
私は昔ある男の子を庇った。虐めにあっていた一人の男の子。でも
それで私は虐めにあってしまった。私は守ってよかったのかな?
私はそんな考えが頭をよぎる。
「はぁ。」
今日もため息を付く。その少年に会いたい。そう思ってしまう。
始業式の今日、転校生が来る。まさかその男の子だったりして?
そんなわけ無いよね…。私は学校へ行く準備をする。
夢主私服
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制服
https://firealpaca.com/get/xdcwnX5J
1話 転校生はまさかの?
最初暴言注意!
後に恋愛になりまーす
「なにそれwww」
「あ、待って!」
「アイツ居るんですけどwww」
はぁ。あの人達の会話は私への暴言まみれだ。
一人じゃないよ!
そんな言葉をかけてくれたあの男の子。転校生だったりして。
まぁ、関わることはないから別にいいけど。関わったらもっと酷く
なるから。
「行ってきます。」
「とっとと逝きなさいっ!」
私は溜息を付く。母親も父親も私には愛情を注がない。〝長女〟だから。
しっかりしなくっちゃ。虐めにあっていても先生はなにも言わない。
それどころか今では内緒のクラスラインがあるらしい。別にどうでも
いい。どうせ私の悪口を言い合っているんだから。見ると心が痛くなる。
ならば背ければ良い。私は弱虫だ。現実から逃れて幸せになろうとする。
「でさぁ〜」
「なにぃ?」
「#名前#がキモくてさぁ。」
その一言で歩く足を早める。あぁ。また逃げてしまう。そんな弱虫が
生きてて良いのだろうか。人の役になれるのだろうか。校門に着いて
しまった。きょうも虐めに合う。辛いなんて思ってはいけない。
チクッ!あぁ。またか。今日も上靴に画鋲がある。靴下には血が滲む。
「とっとと逝きなさいっ!」
その一言が頭をよぎる。もう聞き飽きた。私は教室の扉を開ける。
ドゴッ!あぁ。蹴られた。毎朝これだから慣れたけど。机には
『死ねよ』『キモい』
悪口が書かれてある。そんなの分かってるよ。でも誰かが言ってくれた
「〇〇は#名前#に期待しとるで!頑張ってな!」
期待とかプレッシャーをかけないでよ。大事なことで失敗してそして
咎められる。今日も泣いてはいけない。人に助けなんてもとめれない。
はぁ。地獄なんてもう終わればいいのに。私は席につく。
朝からずっと暴力を受ける私は嫌だ。そう思う。だってそうだろう。
コトッ!
「お前外すなよー!」
「わりぃ」
私に向かい黒板消しを投げつける。
「おらぁぁぁ!」
ゴンッ!
「ナイス〜www」
はぁ。最悪だ。少し痛いし。保健室行ったらサボりと言われる。
私だって逃げたいよ。でも逃げれない。昔みたいな愛情は?
優しさは?だれも助けてくれない。その事実は変わりない。
仲良かった妹も弟も
「はぁ。帰ってきたんだ」
「帰ってこなくていいのに。
かけて欲しかった言葉なんてもう誰もかけてくれない。
「大丈夫?」
その一言がどれだけ欲しかったんだろう。
「朝のHR始めるぞー。」
あぁ。誰も話しかけない。
「今日は転校生が来る。」
その一言で私の思考は途切れる。
「一星れるやで!」
「え?」
その子は私が庇った少年だった。
---
「今日は転校生が来る。」
緊張してまう…。一人知っている人がいるように。そう願い
教室に入る。
「一星れるやで!」
後ろの方の席に昔れるを守ってくれた女の子が居た。
「イケメーンっ!」
「カッコよすぎ…。 」
「#名前#と大違い!」
「比べたら駄目だよぉ〜♡」
だいたいどのクラスにもぶりっ子は居る。このクラスはほとんど
ぶりっこだ。れるを守ってくれた女の子をのけて。
「質問はー。」
「はーい!」
女子は殆ど手を挙げる。
「彼女居ますかぁ〜♡」
「おらんで!」
笑顔で返答する。やったー!その一言が聞こえる。れるは最悪やけどな。
「好きな人はぁ〜?♡」
「おるで!」
昔守ってくれた#名前#が好き。その一言は出なかった。
「私かも!」
お前なわけ無いやん。メイクをして自分の可愛さをつくるやつれるが
好きなわけ無いやんwwwちっぽけな脳みそで考えてみーや。
「彼女募集中すかっ!?」
「お前男だろ!」
先生もツッコんでるわ。でもれるがつっこみたかった!
「席は#苗字#の隣なーwww」
よっしゃ!ずっと好きだった子の隣や。
「よろしくな!」
れるは話しかけた。彼女は軽く会釈をする。まだいじめられてるんかな。
1578文字!
2話 学校での辛さと美味しそうな血
「れるくぅ〜ん♡」
あぁ。またぶりっ子が来る。このしつこさホンマ嫌やわ。
笑顔で渋々接する。
「なんや?」
「放課後ぉ〜、一緒に帰ろぉ〜♡」
うっ…。昔から、助けてくれた子が好きなんやけど…。断ろ。
「ごめっ!今日用事があって…。」
「そっかぁ〜、🥺」
え、いやまって!それ昔やしキモすぎるわ!ホンマ自分のキモさに
気づけんやつは#名前#に近づかんといてやwww
「この練習問題をー。」
先生はいつも#苗字#をあてる。でも彼女は完璧に答える。
「#苗字#!とっとと答えろ!」
「〇〇です」
「チッ」
先生舌打ちしたやんな!#名前#に何舌打ちしとんねん!はぁ、
イライラするわー。カキカキ。皆は#名前#のノートをカンニングする。
先生は指摘をしない。れるやったら絶対指摘すんのに…。
アカンっ!コイツらは無視しよwww
あぁ。放課後か。少し誘ってみるか。
「#名前#!」
「はい?れるさん。」
「一緒に帰ろや!」
「外せない用事がありまして…、申し訳ありません。」
断られてしまった。また誘おっとwwwまた今度こそOKしてくれるように。
---
うぅ…。好きな人からのお誘い断っちゃった…。う…。花子様達から
冷たい視線が突き刺さる。あぁ。屋上に行かなくては。はぁ。ギィィィ。
開けたくもない扉を開ける。
「おそいじゃない!」
ドゴッボコッ!あーあ。「痛い」だなんて分かんなくなっちゃったかも。
助けて。その一言は喉につっかえたまんま。
バンッ!思いっきり腹を蹴られる。ガンッ!フェンスに当たってしまった。
「あれー、花子たち?」
「先生!#名前#殴ろwww」
「おーけ!」
ドゴッボコッボカッドゴッボコッボカッボコッドゴッ!ずっと殴られ続ける
私は弱虫だろう。助けも呼べない。助けて。そのたった4文字が喉に
詰まる。涙なんて見せてはいけない。何度言われただろう。
もうしんどいよ…。パタッ。私はそのまま意識を手放した。
---
れるはな、ヴァンパイアなんよなー。いま学校の屋上で美味しそうな血の
匂いがしとるから追いかけとんねんけど…、#名前#なんよなー。
起こしてみるか。
「なぁなぁ、起きてやー。」
アカン、気絶しとる。体には無数の傷跡、そして滴る血。美味しそうな匂い。
ちょっと血が欲しいねんなー。すこーし貰ってもええか?やっぱやーめた。
傷だらけは可哀想やしな。でもちょっぴり可愛ええ♡
ピクッ。少し指が動く。
「れるさん?」
「大丈夫か?」
「はい…。 」
あーあ、心配やなぁ。
「私は帰りますんで!」
「まってや」
れるは言葉を紡ぐ。
「れるのこと覚えてない?」
---
「れるのこと覚えてない?」
何だろう。思い出さなくてはいけない記憶。私が守った少年ってれるさん?
「もしかして…。 」
私は言葉を発す。
「昔助けたれる君?」
---
思い出してくれたんや!嬉しい!
「せやで!それにしても…、」
すこーし首を見る。血が滴り落ちてきて美味しそう…。
「ちょーっと血、貰うで」
「え…、れる君っ!?」
焦っとる#名前#も可愛いで♡
---
あぁ、れる君に血を飲まれたのか。これから帰っても地獄なだけだけど
帰ろうかな。
「さよなら!」
私は笑顔で別れの挨拶をした。
1340文字!
3話 虐待
今日も家に帰る。
「遅いじゃないっ!」
学校でも言われた言葉。鈍い。そんな言葉も言われるっけ。
私は謝罪をする。
「申し訳ありません。」
「ままぁ?」
「ぱぱぁ?」
まだ殴られる…。今日は4人以上に殴られるのか。
---
「走らないでー!」
「待ってよねえね!」
昔の笑顔がフラッシュバックする。皆笑顔だっけこの時は。
いつから皆私を嫌うようになったんだろう。あぁ。あの時か。
私が妹の愛と遊んでいる時泣いたのにどうにも出来なかったからか。
私が悪い。ごめんなさい、ごめんなさい。謝っても許されない。
バタンッ!
「此処で反省しなさいっ!」
私は6日間閉じ込められた。お腹もすいたし喉も乾いた。
辛いなんて感情、あの時にはあったっけ?あぁ、何もかも忘れた。
そして現実逃避してしまう。自分が嫌だ。
---
ドゴッボコッボカッボコッドゴッボカッドゴッボカッドゴッ!
ザクッ!バタンッ!
何度殴られただろう、何度蹴られただろう、何度刺されただろう、
何度助けを呼ぼうとしただろう。でも誰も気づかない。そうだよね。
私みたいなちっぽけな、この世に生きてる意味のない私が助けなんて
呼んでも意味ないよね。
「はぁ。」
お母様は今日はお怒りのようだ。
「出ていきなさいっ!」
あぁ、どうせ言われる。分かっているのに帰る場所がなくなるだけなのに、
辛いと思うんだろう、しんどいと思うんだろう。泣くのだろう。
「あんたみたいな子がいるから、あんたが生きてるから…。」
あぁ、言われる言葉は予想がついてしまった。
「愛たちの努力は報われないの!」
あぁ、お父様も何も言わない。お母様の行っていることは正しいんだろう。
少し辛いが我慢をする。
バンッ!
「今までこんな私を育ててくれてありがとうございましたは!?」
「今までこんな私を育ててくれてありがとうございました。」
私はその一言で家を出た。行く宛すらなくただ歩き回っているが
もう無理かも…。私は路地裏で静かに眠った。
---
れるでーすwww現在なー、また美味しそうな血の匂いがするんよなー。
ちょっと行ってみまーす!うぇ?そこで目にしたのはまた倒れている
#名前#やったんやけど…、美味しそうな血の匂いがするんねんなー。
アカン…、もう飲みたい!一回起こすか。
「起きてやー!」
あかん!大声でも起きへん。
「おきてや♡」
耳元で囁いてみた。
「ん…」
まって、寝起きの反応かわいすぎやろー!尊い…。
4話 滴る血と辛い過去
寝起きの反応がかわええ♡血が美味しそう…。
「なぁ。」
れるは話しかける。昔助けてくれた#名前#に、少女に恩返しがしたかったん
やろな…。ちょっと交渉するか。
「なぁ。」
「なんでしょうか?」
「れると取引せん?」
---
私には何も与えるものはないのに。
「どういう取引でございましょうか」
「簡単やで」
そう軽く笑う彼に信頼を寄せる。
「れるが#名前#を守る代わりに」
「守る代わりに?」
話は私を守る代わりになんだろうか。
「毎日血、くれへん?」
「え?」
私の血美味しくないのにっ!どうしようっ!あれ、血ってどういうこと?
---
あーあ、混乱しとる#名前#かわええ♡
「簡単やで。れるは#名前#を守る。でもそのかわりに血を貰う。そういうことや」
れるヴァンパイアやからなー。毎日赤くて美味しいものがないとアカンのに…。
「わかった。でもちゃんと私のこと守ってね?」
うっ…、上目遣い可愛ええで♡今すぐ手錠つけてしまいたい…。
「ちょっと血、貰ってええか?」
#名前#は頷く。
「じゃ、遠慮なく♡」
カプッ…、待って!めっちゃうまいねんけど!もっと欲しいなぁ♡
「ぃ゙…、 」
少し痛かったんかな?
「大丈夫か?」
「うん。」
待って!普通にかわええ♡今までの辛そうな笑顔は一瞬で変わる。ニパァァァと
効果音が付きそうな笑みにすこし堕ちる。
「血、美味しかったで♡」
耳元で軽く囁く。お礼の気持ちだったが彼女は軽く赤面しとる。
「家来るか?」
「いいの?」
#名前#は聞く。まるで私は必要?と聞く子猫みたいに。軽く目をうるませ助けを
呼ぶ。大丈夫♡痛いことはしいひんから♡
「なぁ、」
れるは問う。
「過去、教えてくれへん。」
---
私の過去か。つまんないよ。
「いいよ。」
私は自分の過去を話すよ。君だけに、私が信頼した一人の少年に。
「私の家は昔は仲良かったよ。でもね、私と妹で遊んでいる時に妹が泣き
出しちゃって。」
私は少し辛くなる。
「私は何もしてないよ。ただ妹が躓いて転んで痛くて泣いただけ。それなのに
お母様達は私を見捨てた。長女だから何でもできると言われてた。私は期待に
応えようとした。」
私は辛い、でも泣かない。そう誓った。
「でもさ、意味なかったよ。学年一位でも、全部が完璧ではないといけないと。
この世の中完璧なんて無いのに可笑しいよね。」
私は完璧を目指そうとした。それが間違いだったのかもね。
「私が妹を泣かしたことで大きく変わったんだよ。」
私の家は昔は仲良かったのに。
「最初は監禁ぐらいだったよ。」
これでもヤバいと言うだろう。でも大丈夫だ。
「でもさ、次第に暴力へと変わった。この傷も追い出される前につけられた。」
でもね、私だってされたいわけじゃないから。
「最後にお母様は『今まで育ててくれてありがとうございます』と言えって
言ってきたよ。でも平等な愛は与えられなかった。だからかな、私が君を
助けたのも。」
「え?」
私は助けた理由を説明する。
「同じような境遇の人を放って置けなかったんだろうね。自分には得は
ないのに。」
あぁ、つまらないだろう。私のこんな過去、聞いてもらう時間が無駄だったん
だろう。
「れるは…、 」
助けてくれて幸せなんでしょう。私はそのせいで不幸になったよ。元から
だけど。
「#名前#と会えたから嬉しいで!虐めから解放されても、嬉しくなかった。
#名前#が虐められるん見ると辛かったんや。」
私は必死に言葉を探す。でも彼は謝った。
「助けれんくってゴメンなぁ…。」
1473文字
5話 なんで?
「助けれんくってゴメンなぁ…、」
なんで謝るんだろう。弱虫で、臆病な私がれるくんに、謝られるって。
「何でも頼って」って言われたのに相談できなかった私が悪いんだよ。
ゴメンと繰り返す。もう謝らないでよ。私が泣いちゃうから。
「もう、謝らないでよ。」
---
「もう、謝らないでよ。」
なんでや!れるが、れるが助けれへんかったんが悪いんちゃう?自分の
せいにして追い込まんといて!#名前#の薄ピンクの頬を涙が伝う。まるで
「君のせいじゃないよ。」そう微笑むような優しい姿。でもな、れるは
助けれへん弱虫なんよ。もう要らへんかったら見捨ててや。
「#名前#っ!」
そこに四人、人がいた。#名前#を知っているようだ。少し怯える#名前#を
庇うように、今なら魔力を使えるから。拳に力を込め、「助けたい。」そう
心から願った。
---
「#名前#っ!」
何で、お母様たちが此処に居るの?怖いっ…、もう、探さないでよ。
追い出したのはそっちなのに。もう怖いよ。貴方達のことを信じる。
そんなことは決してないはずなのに。怖いっ。少し、いや、とても怖い。
暴力を振るうんじゃないか。暴言を吐くんじゃないか。もう嫌なんだ。
自分の存在意味もわかんないのに、助けてなんて願ってはいけない。
「一緒に帰ろぉ〜♡」
ぶりこさん達の口調と同じような愛はとても憎たらしい。私の嫌いな人たちは、
全員口が悪く、暴力を振るう。でも、れるくんは違う。守ってもくれるし、
今まであった人とは違う。そう心から思える気がしたんだ。
「嫌…、です」
---
「嫌…、です」
#名前#は帰ることを嫌がっとる。これは守らなアカンかもな。
「なぁ、」
れるは勝負を持ちかける。
「れる、ヴァンパイアなんよ。」
「は?」
父親らしき人物が声を出す。
「我が家、ヴァンパイアハンターなのよっ!#名前#!捕まえて!」
母親と思われる人物は指示を出す。
「嫌ですっ!」
---
「嫌ですっ!」
私は初めてお母様たちに逆らう。
「この人は私を助けてくれた、たった一人の人だからっ!」
私は必死に訴える。涙を流し、私はこの人を守りたいから。
「冗談はよせっ!こいつ人じゃねえよ!ヴァンパイアだよ!」
弟の一期はいう。ヴァンパイアハンターがヴァンパイアを守る。
ありえないでしょう。でも私は守る。そう決めたから。
「冗談じゃないっ!」
私は声を上げる。守ってくれた君のために。
「家族のはずなのに…、助けてくれなかったお母様達より、私は…、
ヴァンパイアのこの人のほうがいい!」
私は必死に訴える。お母様龍が私を見捨てたのは事実。なら、縁を切る。
「そうか。」
お父様はそのように言葉を漏らした。
「なら、」
お母様が放った次の言葉に私は恐怖してしまった。
「二人で死になさいっ!」
私はれる君を…、大切な人を失いたくない。
---
「二人で死になさいっ!」
嘘やろ…。でもこれで一人の大切な少女を守れるんなら…、頑張る。
「Icearrow」
氷の弓矢で相手を射抜く。でも弟しか死ななかった。れるはそのまま
殺そうとした。でも
「やめてっ!」
#名前#が叫ぶ。
「もう、何も失いたくないから…。お願い。止めてっ!」
なんでなん?暴力や暴言を吐いてきたやつを守るんか。そんなんは
嫌やから。少しずつ陽光がさす。もうすぐや。れるは短かったなぁ。
ヴァンパイア化の状態で陽光を浴びると死ぬ。(鬼滅の鬼と同じ)
人を守りきることは出来たんかなぁ。
「#名前#」
「れるくんっ!」
呼びかける。意識は朦朧としてきた。
「#名前#と出会えて、れるは変われた。ありがとう、大好きやで」
---
「#名前#と出会えて、れるは変われた。ありがとう、大好きやで」
嫌だっ!最後みたいなこと言わないでっ!お願いだから…。
お父様達は帰っていった。
「れる君、れる君っ…。グスッ」
私はしゃくりあげながら号泣した。
「ありがと、大好きだよっ…。」
1631字
6話 奇跡
「ん…、 」
れるは起き上がる。少し体が痛む。
「ぃ゙」
少し声が出てしまった。
「ねぇっ!」
そこには4人の少年がいた。一人は赤髪のこえ君、緑髪のゆう君、オレンジ髪の
くにお紫髪のこったんが居った。久しぶりやなぁ。昔れるを庇って皆亡くなった
んか。感謝、伝えないと。
「守ってくれて、ほんまありがとうな!」
れるは笑顔でお礼をいう。そう言えば#名前#に
「ありがと、大好きだよっ…。」
そう言われたんか。
「ねぇ、戻りなよ。」
ふいにゆうくんは口にする。
「此処にいてもこれは幻。」
こったんはそういう。
「大切な少女が待っているよ。」
くにおも涙を流しながら言う。
「待ってるから、行ってきな!」
こえ君達からのメッセージを受け取った。
「ありがとうな!」
れるは感謝を伝え、飛び立った。
---
「れる君っ…、」
私は涙を流した。お願いだから生きてよ。私れる君が居ないと嫌だよ。
お願いだから、私の前で太陽よりも明るい笑顔を見せてよ。私はそっと
抱きしめる。彼の体温はとても冷たい。
「逝かないでよ…。」
私は願う。長生きして欲しかった。もう手遅れかなぁ。私はお母様たちを
憎む。大切を奪って、壊して、自分の大切なものだけ持っている。
そんな母親が憎たらしい。抱きしめている彼の体から体温が戻る。同時に
ピクッっと体が動く。
「ん…。 」
少し声が漏れる。私はそっと顔を覗く。
「#名前#?」
「れる君っ!」
私は願いがかなったんだろう。眩しい彼の笑みは照りつける陽光よりも
温かい。
「良かった…、グスッ」
私は不意に言葉を漏らす。大号泣しながら、でも精一杯の笑顔で喜んだ。
「心配かけてゴメンな…。」
彼は起き上がろうとする。でも体は起き上がらなかった。一応出来たが
ふらっとよろけてしまう。
「起きたばっかりでゴメンやけど、」
れる君は言葉を漏らす。
「血、貰うな。」
ガプッ、少し痛いがなれた。同時に彼の傷が治る。私は不思議に思うが
彼はこう言った。
「ヴァンパイアなんちゃう?」
---
#名前#には普通の生活を送ってほしかったなぁ。でも血で傷が治る。
つまりヴァンパイアだ。あぁ。もう分かった以上、後戻りはできん。
「なぁ」
れるは提案をする。このまま二人居れる方法を。
「結婚しいひん?」
「え?」
---
結婚?どういうこと?動揺している私に説明をしてくれた。
「実は一星家と#苗字#家の結婚は決定しとったんよ。でもな、
母が断った。」
昔のお見合いって、れる君だったの!?今思い出した。
今までのすべてが繋がる。これが奇跡なのかなぁ。
1079文字!