編集者:紅葉 ひいらぎ
東方の二次創作です。
投稿は遅くなります。
あくまでこちらは趣味の範囲で...
オリキャラ注意
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目次
東方孤独霊《壱》
この作品は東方の二次創作です。
キャラ崩壊、二次創作、オリキャラが苦手な方はご注意ください。
《プロローグ》
此処は幻想郷、人々に忘れられた者が集まる郷。
そんな幻想郷に一人の霊が降りてきた。
「...此処は?」
すると隣の空間に穴が空いた。例えるなら空間の『スキマ』其処から出てきた二人の女性が言った。
傘を持っている方の女性が
「わたしの名前は八雲紫。此処は幻想郷、貴女は忘れられた存在。幻想の者となったのです。」
そして、狐のような女性は
「わたしの名前は八雲藍、紫様の式神です。幻想郷は日本の山奥にあるのですが、博麗の巫女、博麗霊夢により『博麗大結界』という結界で外世からは遮断されています。しかし稀に人々から忘れられた者や、道具がこちらに渡ってくるのです。
それを私達は『幻想入り』と呼んでいます。」
「そうですか...」
そして二人はスキマに戻っていった。
---
第壱話『遭遇』
「おい霊夢!起きろ!」
霧雨魔理沙、普通の魔法使い
「後五分でいいから...」
博麗霊夢、博麗の巫女
「良いから!幻想入りしたやつが来たんだよ!」
魔理沙が竹林の方を指差す。
「幻想入りぃ?何だか凄い久しぶりね...」
気怠そうに起き上がる霊夢
そして竹林の方に向かった。
一方その頃竹林では...
「此処、何処だ?」
あの二人の女性が消えてから、意識を失っていたみたいだ...
僕の名前は、霧夢沙良。女。年齢は...150才
死んでから世界を彷徨い続けていた筈なんだけど...
すると目の前から魔法使いのような格好をした人と、巫女服を着た人がやってきた。
「貴女、幻想入りした方かしら?」
巫女服を着た人が聞いてくる。
「貴女達は...?」
「そうね、自己紹介が先だったわね。わたしの名前は博麗霊夢。こっちの黄色いのが霧雨魔理沙よ」
すると魔理沙さんが妙な道具を取り出した。
「それは?」
僕が聞くと魔理沙さんは言った。
「ああ、これは能力を示してくれる魔道具だ。ちょっと失礼するぜ?」
その魔道具を僕の方に向けた。
「よし!測定完了...ってなんだこれ!?」
魔道具を覗き込むと其処には《技を模倣し改変する程度の能力》と書かれていた。
新作...ネタが無い...
というわけで大好きな東方の二次創作です。
東方孤独霊《弐》
久し振りに書きました
第弐話「能力、弾幕ごっこ」
技を模倣し、改変する程度の能力...
いまいち想像がつかない能力だ。
恐らくは相手の技や能力、攻撃などを少し変えて、使うというものだろう。
改変しないと使えないが、それは逆に言えば自分の改変次第で強さが決まるということだ。
「使ってみたい...」
ふと口にしていた。
すると魔理沙さんが「いいぞ?私のスペカ、真似してみろよ。いくぞ!」
と唐突に魔法?の様なものを撃ってきた。
「『恋符 マスタースパーク』!」
眼前に光の線が映る。そして
僕は死にかけた...
「ちょっと魔理沙!?スペルカードの説明もせずに急にぶっ放す馬鹿が何処にいるのよ!」
「御免なさい...」
魔理沙さんが怒られていた。
当然だと思う。
---
「よし!行くぞ?」
あのあとスペルカードルールについて教えてもらい、今は二度目のチャレンジだ。
「『恋心 ダブルマスタースパーク』!」
先程の光の筒が2つになったものだ...
僕の弾幕は相手が撃ってきた弾幕しか使えない。
つまり見たことがない弾幕は使えないということだ。
だが一度見た弾幕なら!
「改変『祝福 エブリシングスパーク』!」
桃色の弾幕とともに緑と黄色の光線が飛んでゆく。
それと同時に無数の交差した光が魔理沙さんを包みこんだ。
---
「あり得ない...初使用であの威力。」
霊夢さんが深刻そうな顔で言った。
「なにか問題でも?」
「大有りよ!これ程の強さを持つものが幻想入りしたとなったら、幻想郷の存続すら危うい...」
そんなに大変なのか...
「ま、大丈夫だとおもうぜ?なんせ紫の奴が何も言ってこないんだから。」
魔理沙さんが言った。
「そうね、それまでは様子を見ましょう。」
霊夢さんが僕の方を見る。
「あんた、名前は?」
「|霧夢沙良《きりゆめさら》です」
すると魔理沙さんが、言った。
「変わった名前だな」
「あんたや私よりはマシよ。」
---
「おまえ、スペルカード作るか?」
魔理沙さんが言った。
スペルカード...魔理沙さんが使っていたやつかな?
「はい」
「そっか!じゃ早速作ろうぜ!うちに来いよ」
---
魔理沙さんの家でスペルカードを作る。
「こんな名前はどうだ?」
そして...
「模符『破滅 ロストスパーク』なんてどうですか?」
「マスタースパーク二個目は多くないか?」
魔理沙さんが言うが
「さっきのはダブルマスタースパークですから。いまのは普通のマスタースパークですよ。」
「そっか...自分の弾幕も作るんだぞ?」
「はーい...」
---
突然扉が開き霊夢さんが駆け込んできた。
「ちょっ、霊夢お前土足!」
「そんな事どうでもいいわよ!早くミニ八卦炉準備しなさい!」
「敵襲か?」
「ええ」
理解できない会話が繰り広げられる。
「て、敵襲って?」
「あんたも武装しなさい!」
次の瞬間扉が...いや、壁が吹き飛ぶ。
目の前に居るのは金髪に青の着物、そして龍のような角を生やした女の子
「霊符『夢想封印』!」
「魔砲『ファイナルマスタースパーク』!」
一瞬遅れて続く
「模符『祝福 エブリシングスパーク』!」
爆炎があがる。
が、彼女には傷一つ付いていない。
「霊夢さん?あの人は?」
「麒麟、聞いたことはあるでしょ?神獣よ。幻想郷での季節や方角を守り、人々を助ける存在。」
相手の弾幕を避ける。
「あいつは神獣のボスみたいなもんでな?普段は封印されているんだが、たまに封印が解けてこうなるんだ!」
「神樂『上海アリスと七つの星』」
高密度の弾幕と光の筋が僕達を襲う。
「伏せろ!」
魔理沙さんが叫び
「魔砲『ファイナルマスタースパーク』」
弾幕をかき消して突き進んだレーザーが麒麟に突き刺さった。
続けて弾幕が発射される。
「霊符『夢想封印』!」
「恋心『ダブルマスタースパーク』!」
「模符『破滅 ロストスパーク』!」
---
「やっと封印できたわね...」
「ああ...」
外はもう暗闇だ。
「魔理沙さん達、強いんですねぇ」
ふとそう言うと、魔理沙さん達は首を振り
「あいつが封印解けてすぐだったのと、あいつが弱気だしてるから勝ったんだよ。」
「封印されてる理由も、癇癪で外世の国一つを潰したからだからね...」
そんなんだ...
終わり方が適当でごめんなさい!m(_ _)m
東方孤独霊
ネタが無いぜ
第参話「最強の氷妖精」
あの後、徹夜で魔理沙さんの家の修復をしていると、霊夢さんがお茶とお菓子を持ってきてくれた。
羊羹と抹茶、更にシュークリームや紅茶まで。
恐らく霊夢さんも徹夜したのだろう。
目には隈が浮いており、足取りもおぼついていない。
沙「れ、霊夢さん大丈夫ですか?」
思わず声をかける。
魔「何時もの事だから大丈夫だぜ。異変なんておきた時は何日も徹夜だからな。」
---
霊「魔理沙、今日は沙良を妖精たちに合わせようと思うの。」
魔「彼処は好戦的な輩しかいないからな...ちょっと危なくないか?」
妖精といえば可愛いイメージしかないのだが...
---
少女移動中...
---
ここが、妖精の森か。
鬱蒼と木々が茂っており、神秘的な雰囲気を出している。
空から見ると、真ん中には大きな湖があった。
「凍符『パーフェクトフリーズ』!」
とっさに避け、弾幕の飛んできた方を見る。
そこにいたのは
チ「避けるなぁぁ!」
氷のような羽のはえた妖精
魔理沙さん達は今はいない。
沙「誰だ!」
すると氷精はくるりと回るとポーズを決め
チ「あたいはチルノ!幻想郷で最も強い氷の妖精だ!」
・・・
沙「えーっと、頼まれてたきのこは...」
魔理沙さんに頼まれて、魔法薬の製造に使うというきのこを探さなければいけない。
しかも報酬として、お家まで用意してもらえるのだ。
すると後ろから氷柱が飛んできた。
沙「痛っ!?」
チ「あたいを無視するなーーーー!氷符『アイシクルフォール』!」
だが、真ん中には謎に弾幕が飛んでこない。
沙「...馬鹿?」
チ「誰が馬鹿だ」
構っている時間が勿体無いので弾幕を放つ。
「模符「凍符『エンドレスフリーズ』」
無数の氷弾がチルノに当たり凍りつく。
チルノは手を振り回して抜け出そうとするが、抜け出せない。
チ「パクるなあああ!」
|チルノ《⑨》の叫び声が森中にこだました。
東方キャラは口調被りが多いので台詞の前に名前をつけました
東方孤独霊《肆》
第肆話「聖獣異変」
魔理沙さんに家を用意してもらえると思っていたのだが、用意されたのは魔理沙さんの家の二階にある一部屋だった。
霊夢さんに言われた通り、魔理沙さんのことは信じてはいけないようだ。
得にならない仕事をして、疲れた...
沙「全く人が悪い...」
思わずそうぼやく。
最初から部屋と言っていても、ちゃんとやっていたのに
沙「はい、今行きます。」
魔理沙さんに呼ばれた。
タンスの中から、この間アリスさんという人に作ってもらった服を取り出す。
黒を基調とした着物。アリスさんは着物を作るのは初めてだったようで、とてもワクワクしながら作っていた。
階段を降りると、霊夢さんと魔理沙さん、そして初めて見る、白髪の人が立っていた。
黒のカチューシャにリボンを付け、和服に二本の二本刀を持っている。
白い幽霊が周りを浮かんでいて、とても美しい。
妖「はじめまして、私は魂魄妖夢と申します。《白玉楼》の庭師です。」
妖夢さんはそう言って頭を下げる。
慌てて頭を下げ
沙「こちらこそはじめまして、僕の名前は霧夢沙良で、ついこの間幻想入りしてきたものです。」
すると妖夢さんは微笑み、
妖「知っています、何やら不思議な能力を持っているようですね。魔理沙さんから聞いていますよ」
魔「私が話したんじゃなくて、お前が聞いたんだろ」
妖「そうですけど...そんなどうでもいいじゃないですか」
魔理沙さんとは知り合いみたいだ。
ふと、呼ばれたことを思い出して魔理沙さんにたずねる。
沙「そういえば、何で呼んだんですか?」
魔「実は...異変が起きてな。東西南北の様子がおかしいんだ。」
沙「東西南北?」
この間の聖獣のことを思い出す。
あれらが関わっているのなら、僕が太刀打ちできるはずもなさそうだが。
魔「それで、だ。沙良には私達と一緒に異変解決に行って欲しいんだが。」
スペルカードを作るチャンス。
沙「行きます」
魔理沙さんは満足げに笑うと
家の扉を開けた。
書いてる時、あと3分で塾でした。
間に合いません終わりました。
お知らせ
私の作品を読んでくださる皆様にお知らせ申し上げます。
『転生者!』と『天界最強の大天使、堕天使になって天界滅ぼします。』の執筆を一時中止します。
東方孤独霊は引き続き執筆しますので、どうかご理解の程よろしくお願いします
東方孤独霊《番外編、麒麟の厄災》
一回登場した麒麟の過去の厄災です。
少し怖い話になるかもしれないですが、未だ決まっていません(2024年3月7日午前4時20分)
余章《麒麟異変》
幻想郷縁起 著者 稗田阿求
129頁〜210頁より抜粋
『幻想郷 秘封4年 幻想郷最大の異変を確認
発生者は《幻想の統率者》|魅起来 麒麟《みきらい きりん》
損害 博麗大結界破損、紫結界破損、空間破壊、秩序の崩壊を確認
同時に幻想郷の非常識の改変
3代目博麗の巫女 |博麗 綠《はくれい みどり》 死亡
白玉楼 破損、八雲紫の式神、楊 死亡
中略
幻想郷外部への影響が発生
妖怪及び妖精達の幻想郷外の移動
秘封6年、麒麟の封印を確認
秘封9年、結界及び幻想郷内外の修復完了
この異変を封域異変と名付ける』
--- ---
秘封4年博麗神社
綠「あー、暇ねぇ」
私は博麗の巫女、博麗 翠
異変が有ると聞いてわざわざ来たは良いが...
暑いだけで何もおきない。
綠「紫のやつ、絶対後で殴ってやる」
もう移動を開始して4時間、そろそろ妖精の一人も出てくるはずだが。
そう言えば妖精を見ていない。
それどころか生命の気配を感じない。
私の能力は『場所を把握する程度の能力』
だから、気配を感じないはずは...
綠「おっかしいわね」
紫「そうね、妖精もでてこない、妖怪もでてこない」
突如声が聞こえて大きくのけぞる。
綠「やっぱりおかしいわよね」
こいつには驚いたら負けだ。
すると目の前から弾幕が飛んでくる。
紫「噂をすれば...かしらね」
綠「紫、死にたくないなら、避けなさいよ?」
弾幕は触れると傷を負う。
使用者の力量に依るが、人間が喰らえば即死だろう。
だれかもっと安全な戦い方を考えてくれないだろうか。
紫「この弾幕、神気を感じるわ。恐らく神の物」
弾幕を放つ。
綠「『夢想封印個月鏡』!」
博麗の巫女は『夢想封印』という技が使える。個人によってその名称は変わるらしい。
弾幕同士がぶつかり、爆発を起こす。
その煙の中から一匹の妖精が向かってきた。
綠「やっぱり妖精ね。異変を止めてもらおうかしら」
今回の異変は結界の不具合。
誰かの手によるものだ。
妖「異変?そんな事より逃げないと!」
やけに慌てているが、何かあったのかしr
紫「避けて!」
とっさに妖精を抱えて横に飛ぶ
先程まで私達が居た地面が抉れていた。
あれに巻き込まれたらいくら紫でも耐えることは出来ない。
綠「霊符『神様の宴』!」
弾幕を相殺し、紫のスキマに入る。
紫「...」
紫がブツブツと呟いている。
綠「紫?どうしたの」
紫「あの神は...そんなまさか...」
綠「紫!」
紫は顔を上げると、真剣な眼差しでこちらを向いた。
今まで見たことのない紫の顔に、思わず息を呑む
少なくとも、軽い話題では無いようだ。
紫「綠、今回の異変は解決できないかもしれない。」
紫がこんなに後ろ向きなことを言うのは初めてだ。
すると後ろの妖精が
妖「そうだよ!逃げよう、死んじゃうよ」
綠「妖精、あんた名前は?」
ふと、気になったことをたずねる。
妖「だから逃げようって...わたしの名前はカイラ・エンチャントレイよ。...能力も言った方がいい?」
綠「この先協力するかもだから」
カイラ「能力は『霧を操る程度の能力』だよ」
突如、スキマが揺れた。
いや、正確にはスキマは揺れないので、何らかの空間干渉
紫「これは...?」
ちょっと長めの一作品
東方孤独霊《番外編、麒麟の厄災 弐》
序章《逃亡》
何らかの空間干渉か...
かなり厄介ではあるけど紫のスキマはそんなにヤワじゃない。
空間を直接作り出すのではなく、空間を歪ませ生じた《スキマ》
だから壊れるはずは無い。
そう分かっていても震えは止まらない。
紫のあの怯え様、そして空間にすら干渉する力
間違いなく、史上最悪の《異変》
それと同時に史上最強の《秩序》
紫「綠、逃げるわよ」
スキマが別の場所に開通する。
私達が外に出ると同時に、スキマは崩壊した。
綠「スキマが...!?」
カイラ「霧符『エンチャントミスト』!」
辺りを霧が覆い尽くし、私達の姿をかき消す。
心なしか霊力も上がっているような気もするが。
---
ここまでくれば安心か
私達は今、香霖堂にいる。
霖之助「ほら、お茶だ」
霖之助が出してくれたお茶を飲み、ようやく震えが収まった。
霖之助は私が巫女になってから、ずっと支えてくれた親友。
紫「あれ?なんか飛んできて...」
紫が最後まで言い終わらずに、そこに白色の魔法使いが着弾した。
カイラ「うわっ...痛そう...」
私はその魔法使いを蹴り飛ばすと
綠「あんた...もっとマシな飛び方出来ないの?それなら隕石のほうがマシよ」
そこに来たのは霧雨 優里
《白夢の魔法使い》と呼ばれている。
人間であり魔法を使う変な人だ。
優里「申し訳ないです、途中で弾幕に箒がやられてしまって...」
優里は奥で霖之助に手当をしてもらいに行った。
あの神の事を話すなら今しか無い。
綠「紫、神って言っていたけど、何という神なの?」
紫「あれは《魅起来 麒麟》」
麒麟...聞いたことがある。幻想郷の秩序を守り、凶悪なまでの力を持つ《秩序の統率者》
綠「麒麟が絡んでいるとなると、四聖獣の事も頭に入れておかなくちゃね。」
だが麒麟は幻想郷の秩序を守る者。それ故に《秩序の統率者》なのだ。
異変を起こす理由はない。
あまりにも予想外な事態に頭が混乱する。
紫「麒麟は昔、国を滅ぼしたことがあるわ。」
綠「!?」
紫「他の国の神と色々あって、癇癪を起こしたの」
癇癪で国を破壊できる力。
やはり幻想郷そのものも危ない。
カイラ「魔法使いが戻ってきたよ」
優里「先程は申し訳ありませんでした...」
包帯が巻かれていて痛々しい姿だ。
所々に見えるのは...火傷
東方もう一個シリーズ作るかも
そっちは恐らく募集したキャラや作者さんに聞いて使っていいと言われたキャラで繋ぐ感じかな?
リア友にアカウント教えたからあんま無茶が出来なくなった
東方孤独霊《年表及び設定》
もーむり死ぬ
《元号》
清蓮(幻想郷を作った時の元号)
秘封(封域異変発生時の元号、妖怪の大賢者、八雲紫によって制定)
霊殿(本作品にはまだ登場しない)
彼岸(13代目博麗の巫女の世代)
---
《歴代博麗の巫女》
1代目 博麗夢華、能力は水を硬化させる程度の能力
2代目 博麗來、能力は花を咲かせる程度の能力
3代目 博麗綠、能力は場所を把握する程度の能力
4代目 博麗霧梅、能力は物体を浮遊させる程度の能力
5代目 博麗麗華、能力は言霊を操る程度の能力
6代目 博麗桜鈴、能力は全てを強化する程度の能力
7代目 博麗御鈴、能力は衝撃を操る程度の能力
8代目 博麗彩花、能力は色を操る程度の能力
9代目 博麗紀子、能力は鬼を操る程度の能力
10代目 博麗夢華、能力は空間を歪める程度の能力
11代目 博麗霊来、能力は神と交信する程度の能力
12代目 博麗鏡湖、能力は雷を落とす程度の能力
13代目 博麗霊夢、能力は空を飛ぶ程度の能力
---
《異変》
・封域異変
幻想郷最悪の異変
内容は番外編、麒麟の厄災で
発生者《秩序の統率者》魅起来 麒麟
・鬼神異変
鬼神が暴走した異変
発生者は《破豪の強者》夢粋 豪鬼
・妖精異変
妖精達が結界を新たに作ろうとした異変
発生者は《神に近づく蝶の妖精》エタニティ・ラルバ
・断罪異変
地獄に大量の生者が流れ込んだ異変
発生者は《地獄の美しきストーカー》豫母都 日狭美
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《オリキャラ》
・霧夢沙良
二つ名《迷える鏡》
主人公、女
能力、技を模倣し、改変する程度の能力
『幻想郷かぁ、楽しそうだね』
・カイラ・エンチャントレイ
二つ名《妖しき切り裂き魔》
妖精、女
能力、霧を操る程度の能力
『あなた一人だと死にそうね、私も手伝うわ!』
・魅起来 麒麟
二つ名《秩序の統率者》
聖獣、女
能力、秩序を操る程度の能力
『楽しみましょう、星が落ちるまで』
・博麗 綠
二つ名《正確無比なレーダー》
人間、女
能力、場所を把握する程度の能力
『場所を把握する程度の能力の真髄、見せてあげるわ』
・八雲 楊
二つ名《八雲の天狗》
天狗、女
能力、時の流れを操る程度の能力
『麒麟の刺客か?良いだろう。人間、かかってこい』
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《まだ登場しないオリキャラ達》
・霧雨 優里
二つ名《白夢の魔法使い》
人間、女
『こんにちは、異変の首謀者。私、霧雨優里と申しますわ』
能力、錬金術を使う程度の能力
・清水 涼牙
二つ名《美しき嵐》
聖獣、青龍、女
『嵐は人間には止められぬ』
能力、嵐を起こす程度の能力
・鳳炎 鈴花
二つ名《苛烈な焼却の鳥》
聖獣、朱雀、女
『人間、燃えたくなければ去れ』
能力、炎を操る程度の能力
・輪峡 美羽
二つ名《永遠の崩壊》
聖獣、白虎、女
『人間如きが神に逆らう気か?』
能力、因果を無視する程度の能力
・懐剣 霊巌
二つ名《幻想郷の盾》
聖獣、玄武、女
『拒むのは悪意だけじゃないってことよ』
能力、すべてを拒む程度の能力
・ロスト・スカーレット
二つ名《血塗れの令嬢》
吸血鬼、女
『血濡れ...ね。私にはぴったりだわ』
能力、感覚を遮断する程度の能力
・四季花 蒼
二つ名《青より青い青》
妖狐、女
『罪というのはな、善意のことだ』
能力、罪を図る程度の能力
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《スペルカード》
雷轟『弾幕秘封イデオロギー』
幽船『霧海の迷子』
星見『星海のランデブー』
幻影『夢幻の花弁嵐』
水晶『幻想の光輝塔』
竜撃『夢幻の彩雨』
華符『永華轟雷アルケミスト』
無符『無意識ゾーン』
神樂『命華盞冊』
呪詛『呪われ人形』
呪詛『囚われ人形』
冥符『タルヴァザガスのケルベロス』
冥界『蝶花睡蓮の幻』
唯符『オリジナルバラージュ』
霧符『日本の切り裂きジャック』
霧符『エンチャントミスト』
紫符『紫式神 八雲 楊』
霊符『現し世幻想』
神技『博麗大結界』
炎符『不死鳥の災禍』
水符『青雲の支配者』
岩符『さざれ石結界』
岩符『千里万城の犖壁』
風符『災厄のシールド』
秩序『栄華の崩壊』
原罪『幻想郷のアダムとイブ』
夢見『追い続けるディスマン』
神樂『秩序の崩壊』
霊器『素敵な巫女のインスパイア』
悪符『バッドアスより悪い山』
神符『箔成しイデオロギー』
秩縋『夢から出てきた』
混沌『狂気の国のお姫様』
審判『天魔冤罪』
狂気『夢堕ちライト』
模符『狂気焔口メルドーヴォルケイノ』
霊罪『悪意のペスタリング』
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年表
清蓮5年 博麗夢華を博麗の巫女に認定
秘封1年 幻想郷の隔離完了、博麗 綠を博麗の巫女に
秘封4年 封域異変発生、博麗綠 死亡
秘封6年 麒麟の封印完了
秘封9年 幻想郷内外の修復完了
秘封28年 鬼神異変発生
霊殿3年 妖精異変発生
霊殿49年 断罪異変発生
彼岸12年 博麗霊夢を博麗の巫女に決定
彼岸20年 霧夢沙良、幻想入り
途中でデータが消えたりして大変でした。
頑張ったぜ
東方孤独霊 番外編-Another World-
-沙良の視点-
沙良「なんか嫌な夢だなぁ」
朝、嫌な夢を見た。純白の翼を生やした天使と、漆黒の翼の天使が争う夢だ。
魔理沙さんに話そうかと思ったが『厨二病だなw』と煽られそうだからやめといた。
朝ご飯の準備をしながら今日の予定について考える。
午前中はアリスさんのところへ行って、昼ご飯はどこで食べよう。午後は紫様に呼び出されてたな。
紫様の事は、なぜか様をつけている。自分でもわからない。
---
用事を済ませて紫様の所へ行くと、紫様は起こっていなかったが、藍が怒っていた(藍はこの間敬語はいらないと言われた)。
藍「一時間遅刻だ。」
紫「まぁまぁ、良いじゃない。私達も急に呼び出したわけだし。」
藍「しかし紫様...」
その二人の会話を聞くと笑ってしまう。
藍「沙良!なぜ笑っているんだ!」
紫「取り敢えず藍は黙っておいて。」
藍「はい...」
紫「今回呼んだのは、異世界からの侵略者を倒して欲しいからなの。」
侵略者...?
藍「では、行って来い」
藍の言葉と同時に、スキマに吸い込まれた。
---
スキマの中にいたのは二人の人間。
女性に男性、ふたりとも背中には羽が生えている。
男性の方は純白の翼、女性の方は対となる漆黒の翼。
これは、夢で見た時と同じ...
すると女性の方が声を放った。
「あなた達、だれ?」
まるで天使を思わせる美貌に、美しい声。だが、彼女は笑っていない。
「私は、ミラリス・フォルテ、気軽にミラーと呼んでくれて良いよ。」
彼女の自己紹介に続いて、男性の方も名乗る。
「僕はゼロ、『協会』所属、第38位。コードネーム|離反者《トランスレーター》」
仕方ない名乗るしかなさそうだ。
「私は霧夢沙良。皆さん、なんでここに?」
突如男性のほうが声を放った。
「《我が手下、我が下僕よ、我の魔力に応じ答えよ。古より存在せし闇の魔力よ、我が召喚に応じ誕生せよ。サモンエクスト》」
霊力を帯びた声、これは攻撃!?
しかし、何も怒らない。
すると、雷鳴の如き咆哮が轟き、そこに龍が出現した。
スペルカードではない。本物の戦闘向けの技
「頼んだぞライア」
ミラーが持っていた杖を地面に刺す。すると大量の魔法陣が展開された。
この魔法もスペルカードではないと見て間違いないだろう。食らったら...死ぬ。
無数の弾幕が辺り一面を埋め尽くす。
こうなったら。霊夢さんに禁止された、攻撃弾幕。古い書物の弾幕をコピーしたものだ。
「神淵『上海アリスと七の炎』」
大量の炎と無数の星弾
しかしそれは余すことなくかき消された。
「炎属性無詠唱中位『ファイアドラゴンブレス』」
ミラーの放った魔法がゼロに直撃するが、大したダメージではなさそうだ。
「全く、変な人にこの中に入れられたと思ったら突然戦いかぁ」
この戦いで自分が死ぬことなど無いと、確信している。
自信ではない。それで当然なのだ。
どーでしょー!( ・´ー・`)どや
東方孤独霊-伍-
第肆話「聖獣異変-弐の巻-」
魔理沙さんの後を飛びながら妖夢さんに尋ねる。
「妖夢さんは、なんでここに?」
「妖夢でいいですよ。実は、幽々子様...私の主人から異変解決を頼まれまして」
「へぇ...」
妖夢さんはにこりと笑うと
「貴女こそ、何故ここへ?巫女や魔理沙のような変人でもない限り、異変解決に付き合うなんて」
なにか見透かされている感覚。
それに僕が、幻想入りした事について一つも触れない。
――話さないほうがいいだろう。
「ちょっと色々気になることがありまして」
そうですか、と彼女は言うと速度を上げた。
そして空中で鋭角なターンを決めると。
「幽鬼剣――『妖童餓鬼の断食』」
「なあっ!?」
無数に飛んでくる斬撃を避け、弾幕をかわす。
「「妖夢、何を!」」
霊夢さんと魔理沙さんが声を荒げるが、妖夢はそちらを一瞥すると言い放った。
「巫女、貴女は警戒心がなさすぎる。」
霊夢さんが大幣を構え、魔理沙さんがミニ八卦炉を取り出す。
しかし...
「ちょーっと失礼するわねー」
穏やかな声がしたと思うと、霊夢さんと魔理沙さんが桃の着物を着た女の人に取り押さえられていた。
「幽々子っ...」
「――では、失礼」
妖夢が刀を抜くと、僕の頬に切り傷ができた。
「!?」
「日本には|抜刀術《・・・》というものが存在します。貴女も聞いたことはあるでしょうが。
私のこれはそれを能力で強化したもの。自分の視認できる範囲ならば距離を関係なしに、相手を切ることが出来ます。」
避けれない。
私の体に幾つもの切り傷ができる。
痛みはない、ただ冷たい。ただ熱い。
過去に戦った麒麟とは違う。意識のある、明確な殺意を持った敵がここまで怖いなんて。
「唯符『オリジナルバラージュ』!」
目眩ましの弾幕を放ち、幽々子と呼ばれた女性の方へ走る。
小傘さん――幻想郷の鍛冶師――に作ってもらった、刀を抜く。
「模符『冥王剣 妖童閻魔の裁判』」
辺りが静寂に包まれた。
しかしそれは僕の技が生み出した静寂ではなく。
「幽々子様に、貴女ごときが攻撃できるわけがないでしょう。」
意識が暗闇に落ちた。
東方孤独霊《番外編 麒麟の厄災 参》
「その火傷は...?」
「鳳炎 鈴花...朱雀にやられました。」
やはり四聖獣も動いているか。
「紫」
「ええ」
優里に事情を説明する。
「そんな事が...」
ぶるっ、と身を震わせる。
「協力します。ようは麒麟をぶっ飛ばせば良いんですね?」
「言い方よ...」
---
とある館で誰かが微笑んだ。
「さあ、燃えるような夜にしましょう。」
血濡れの令嬢は配下に命令を下した。
「よろしく頼むわ、美鈴、パチュリー、咲夜」
その娘は言う。
「いいなぁ。お母様、また楽しいことするんでしょ?レミリアもやりたい!」
「フランも混ぜて!」
|スカーレット《紅の蝙蝠》達は、着々と準備を進める。
いずれくる、祝福の日のために。
東方孤独霊-陸-
第伍話「聖獣異変-参の巻-」
眼の前に女の人が立っていた。
大きな鎌を持った、赤髪の人。
「ようこそ、地獄へ。あたいは三途の川の船頭。小野塚小町だ。よろしく」
僕は...死んだのか?
「ま、安心しな。生前良い行いをしていたなら、映姫様が天国かどっかに連れてってくれるよ。」
---
小町さんに連れられてやってきたのは、大きな裁判所だった。
真ん中に、巨大な鏡が鎮座している。
そして...
「ただいまより、裁判を開始します。」
ちいさな女の子が椅子の上でふんぞり返って居た。
「...?」
「貴女!今私が小さいからって馬鹿にしようとしましたね!」
腕をぶんぶん振り回しているその女の子は
「はぁ...私の名前は四季映姫・ヤマザナドゥ。幻想郷の閻魔です。」
閻魔...様?
「とにかく!裁判を始めます!鏡の前に立ちなさい!」
言われた通りにすると、鏡が光った。
瞋、貪、痴、慢、疑、悪見、6つの文字が浮かび上がる。
こちらを見ずに、閻魔様は手元の巻物を見る。
そして《閻魔》は罪人に判決を言い渡した。
「瞋、貴女は幻想郷に来る前、自分の死因や家族を恨みましたね。」
「貪、貴女は力について欲求を持ちました。」
「痴、慢。貴女は大した知識を持たず、自分の力を慢心しました。」
「疑、貴女は魂魄妖夢を疑いました。」
「悪見、貴女は私について、本質を見ようともせず、ただ見た目のみで判断しました。」
鏡の文字が赤く光る。
「判決は――黒。地獄で反省しなさい。」
キャラ募集からの、東方孤独霊参加
たぬきさんという方から、キャラクター案が届きました。
神、ありがとう。
『リクエストです!
↓↓キャラ設定↓↓
名前:月憑 界香
(つきよりかいか)
能力:竹を操る程度の能力
性格:怒ると怖いけれど普段は優しい
容姿:緑と白の和服に木刀を背負っている
サンプルボイスというのがわかりません(_ _;)
口調:です、ます
柊さんのキャラクターのやつを真似して、、、
『どうしたんですか?お茶でも入れましょうか』
自分の名前はただのそのへんのたぬきです!』
原文ママ
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そして出来上がったのが、
|月憑 界香《つきより かいか》
能力『竹を操る程度の能力』
種族:蓬莱人
性格:普段は落ち着いて、大人びている。あまりにも癪に障ることがあると怖くなる。
容姿:苔色と白の天衣。銀の|簪《かんざし》。白の髪。髪は長め。
口調:丁寧な口調
サンプルボイス
「竹林というのはですね、いわば一つの生命なんです。」
スペルカード
竹林『ルナティックラビリンス』
神竹『鹽土老翁神』
竹林『この君の写し絵』
百霊『霊魂樹』
設定
輝夜を連れ戻しに来た、月からの使者。
しかし、永楽亭の人々(?)の優しさに触れ、地球で生きることになる。
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いやー、神ですね。
孤独霊では、まだ永楽亭は登場しないので、このキャラの登場は少しあとになります。
ご了承を。
皆もどしどし参加していいですよ!
てか参加してくださいお願いネタが無い
東方孤独霊、リクエストによるキャラ参加2
2つ目も来ました。しかもまた神
『名前 … 天幕 渚 (てんまく なぎさ)
能力 … 『ものを操る程度の能力』( 欠 点 と し て 、 も の を 操 っ て い る 間 は 耳 が 聞 こ え な く な る 。 一 度 に 二 つ ま で し か 操 れ な い と か … ?)
性格 … ポワポワしている、のんびり
容姿 … 茶色のふんわりハーフアップ、赤と黒の袴
サンプルボイス …
『初めまして~っ!ワタシは天幕渚っていいますっ!』
『あ!ワタシってばまた忘れ物しちゃった…、一旦家帰るわねっ!』
『ワタシはものを操る程度の能力。貴方も「もの」だから操れるものに入っているわっ♪』
自分の名前 … 天使ちゃん( こ れ で い い ん で す か ね … ? ? ? )
な に か 変 だ っ た ら 連 絡 な し に 自 由 に 変 更 し て く だ さ い っ 👀』
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これから
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名前:天蓋 渚
能力:モノを操る程度の能力(但し能力使用中は自身も動くことが出来ない。あと、別の物質に変換するのは|専門外《錬金術》)
性格:おっとりとした、のんびりさん
容姿:茶色のハーフアップに鍵の飾りがついた帽子、黒の袴に、赤の羽織
サンプルボイス
『モノ...その定義が《天地間にある有形無形の一切のもの》というのは知ってるかしら?つまりあなたもね♪』
『人の意識も操れるのかしら...試してみようっと』
スペルカード
幽獄『囚われ姫』
傀儡『歩く都市伝説』
七符『動く人体標本』
怨嗟『幽獄回帰の永遠』
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最高です。ありがとう。
変なとこあったら連絡してね!
東方孤独霊《天蓋 渚》について訂正
天蓋 渚の能力として、モノを操る程度の能力(但し能力使用中は自身も動くことが出来ない。)と書いておりましたが、訂正いたします。
訂正後はモノを操る程度の能力(但し能力使用中は、耳が聞こえず、話すことも出来ない)とします。
新キャラ
作者が暇だから作ったやつです。いつ出るかは未定。
おそらく早苗あたりと戦うでしょう。
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名前:|桜華 七罪《さくらばな なつみ》
種族:現人神
二つ名《恐怖を呼ぶ祟神》、《連鎖する八不思議》
能力:知識を呼ぶ程度の能力
性格:口調は丁寧だが、すごく辛辣。
容姿:赤の短髪、薄紅色の羽織と、着物を着ている。
設定?:本来はただの人間...だった。しかしその知識、噂、怪奇を呼ぶ力が恐れられ、人々からの信仰を集めた結果が現人神としての存在である。
彼女が集めた怪談話などが、人々に怯えられれば彼女は信仰を得ることが出来る。
その噂の力を溜め込むことで、一時的だが最高神と同じ程度の出力を出せる。
スペカ
呪符『見つけた』
七符『幻想郷の七不思議-追う轆轤首-』
七符『幻想郷の七不思議-赤の蝙蝠-』
七符『幻想郷の七不思議-首を吊る人形-』
七符『幻想郷の七不思議-歩く鈴蘭-』
七符『幻想郷の七不思議-満月に吠える黒狼-』
七符『幻想郷の七不思議-無意識の狂気-』
七符『幻想郷の七不思議-噂を呼ぶ化け物-』
八符『全部知ってしまった?』
八符『あなたはもう戻れない』
八符『人としての終わり』
話符『終わらぬ怨嗟』
話符『知らぬが仏』
東方孤独霊-漆-
ネタがないよどうしようかな。
第陸話「聖獣異変-肆の巻-」
連れてこられたのは、地獄、正に地獄だった。
眼の前には沢山の亡者、沢山の鬼達が居た。
「おい、其処のお前。こっちに来い。」
其処には針の山、というか何故死んだのだろう。
僕は幽霊だから、一度生き返って死ぬ。もしくは|楼観剣《魂を切る剣》でもあったのか?
「おい!」
数人の鬼が僕を取り囲む。
その内の一人が言った。
「もしも俺達全員と戦って勝てたら、見逃してやるよ。ただし勝てなかったらここからは出られないぞ。」
鬼達が笑いを浮かべる。
「じゃ、いくぞ。」
鬼達全員が一斉に弾幕を放ち、棍棒を振り上げる。
「模符『祝福 エブリシングスパーク』
数個の光線が鬼達を貫き、消滅させた。
「...?」
この弾幕では人は殺せないし、それに死んだとしても死体は残るのでは...
まあ、いい。
あの様な交渉を持ちかけてくる輩が、まともな奴とも思えない。
僕は、出口に向かって歩みを進めた。