「太宰〜!あそぼっ」
「姐さん好き♡」
かわいい一面もあれば
「ねぇ、君さ今なんて言った?僕の友達馬鹿にしたら許さないよ(黒笑)」
かっこいい一面もある
ポートマフィアの姫の話…
太宰治の黒の時代バージョンで書きます。
途中から武装探偵社に入るかもしれません。
コメディ要素入るかもしれませんがよろしくお願いします!
原作はほとんど無視でいきます、すいません(汗)
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目次
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.1
初めてのシリーズ頑張ります。
ちなみに関係ないんですけど、小説書いてるけどあと2ヶ月で入学入試あるんです.°(ಗдಗ。)°.
夢主には名前を夢には名前の最初の文字を入れてください。
例. 夢主→花子
夢→花
?「ポートマフィアにいる小さな悪魔って知ってるか?」
?「ああ。闇花の姫だろ。」
?「なんでも、目の前に現れたことに気づいた時にはもう死んでるらしい」
?「あの、最年少幹部太宰治すらも抜いた姫だ」
---
と言われているが、実は…
#夢#「ねぇ太宰?お絵描きしようよ!」
太宰「#夢主#穣、僕忙しいんだけど」
#夢#「ダメ?ショ(´-ω-`)ボーン…」
太宰「|いいよしよっか《うぐつ可愛い、仕事あとでいっか》」
森「ダメだよ(•ᴗ•; )」
#夢#「やったーはやくはやく」
という日常である
---
1人の姫とポートマフィアの話…
#夢#「ねえ中也?」
中「あ?なんだ」
#夢#「私達があった時のこと覚えてる?」
中「もちろん覚えてるぞ」
編集 2024/3/25 12:45
今回はちょっと短めです。(というかほとんど短めです)
次回はプロフィールほ載せます。
お試し
#夢主#「お願いします」
#夢主#「夢機能使えてなかったら教えてください」
---
試す時は自分が入れたい名前の下の名前だけで大丈夫です。
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.2
プロフィールと少ししか出せてません。すいません。
#夢主#穣のプロフィール
名前 夜桜 #夢主#
誕生日 11月3日
年齢 7歳くらい←小1です
※たまに行動や言動が大人ってぽくなる
身長 128㎝←ちょっと高め
体重 18kg←軽すぎん?
好き ポートマフィアのみんな、武装探偵社
嫌い ポートマフィアのみんなを馬鹿にする人、にんじん
異能力 「天使の囁き」・・・予言する事ができる。
「強念開花」・・・願いが叶う。
(例,りんごが欲しいと願ったらりんごが出てくる)
※太宰の人間失格は効かない
武装探偵社は後々出て来ます。
---
#夢主#side
ある朝
太宰「姫〜起きて〜。学校遅れるよ」
あ、太宰の声がする。でも起きたくない
#夢#「嫌、あと1時間だけ」
そう言って布団にもぐりこんだ
太宰「わかった、あと1時間だけね」
太宰「って1時間も寝たら本当に遅れるよ!?」
太宰「僕知らないからね?送って行かないよ?」
ちっ、バレた。太宰なら気づかないと思ったのに
うーんでも寒いから布団から出たくなーいー!
#夢#「むー(p_-)おはよう太宰」
私は学校に遅れるのは嫌だったので諦めて布団か
ら出た。
だって、遅刻したら廊下に立たなきゃいけないんだもん。
寒いからそっちの方が嫌。
太宰「おはよう。顔洗って朝ご飯食べておいで」
え?もしかして太宰が作ったの?
太宰「いや、姐さんが作ってくれたよ」
ふぅ、よかったε-(´∀`;)
太宰の作ったのご飯変な異臭放ってるから。
でも、姐さんのは和食で美味しいから好きなんだよね(*´ω`*)
でも、なんで考えてる事が分かったんだろう?エスパーなのかな(・・?)
太宰「声に出てるからだよ」
#夢#「えっ?本当?」
太宰「うん」
気をつけなきゃ、学校で太宰のこと言った人がいっぱい来そうだからね。
#夢#「で、朝ご飯姐さんが作ってくれたんだよね?やったー!!」
#夢#「ご飯、ご飯」
とことことこ
がたん←椅子に座る音
もぐもぐもぐごっくん
#夢#「美味しいー」
はぁ、なんで私は学校に行かなきゃいけないんだろう。
太宰は、午前中も行ってるのに。
幹部が午前学校に行ってていいのかな?
そう思いながらも、玄関の扉を開ける
ガチャ←扉を開ける音
はぁ、エリス穣に会いたいな
#夢#「行って来まーす」
そう思いながら家を出た。
太宰「行ってらっしゃい」
早く午後にならないかなぁ〜
---
編集 5/14 19:46
ちょっと太宰side
学校に行ったあと、ずっと
「何あれ可愛すぎん?1時間とか言って布団にもぐったり、思ってる事口に出しちゃったりブツブツ…←伽羅崩壊(キャラほうかい)」
と言って1人で照れていたらしい。
コメディのような、少し恋愛のような話ですいません。
あと、昨日書いてたんですけど、内容全部消えちゃって書き直してました。
すいません。
あと、今は違うけど初め書いた時、ピッタリ1000文字でした。
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.3
昨日テストでそれまであまりスマホ使えず、投稿できなくてすいません。
頑張ります(`・ω・´)
#夢#「おはようございます☀」
友達A「#夢主#ちゃんおはよう」
友達B「おはよう」
---
学校の中は飛ばします。
---
クラス「さようなら」
---
#夢#「ただいま森さん。エリス穣もただいま」
森「#夢主#ちゃん〜おかえりー」
森「ところでこの服着ない?」
#夢#「森さん、その服着たら宿題してくれる?」
森「うーん🧐私がやらなくても#夢主#ちゃん頭いいからできるんじゃない?」
#夢#「いや、やって←」
森「わかったよ。じゃあこの服着てね☆」
森「エリスちゃんと双子コーデ!絶対似合うと思って私が丹精込めて選んだのだよ」
#夢#「その服可愛いし、エリス穣と着たいけど、追っかけられて着るのはイヤ」
?「森さん、入るよ?」
この声はっ
ガチャ
ドドドド
#夢#「ギュー、太宰ただいま〜!」
太「うわっと、#夢主#穣おかえり。急に抱きついたら危ないでしょ」
#夢#「太宰なら大丈夫でしょ(*´∇`*)」
太「うぐっ((そ、そうだね〜」
太「それよりその服どうしたの?」
#夢#「あのね、森さんがね宿題やる代わりにエリス穣と双子コーデさせてきたの」
太「森さん、((はぁ〜」
森「ちょっと太宰君、ため息ついて飽きれないで(泣)」
太「それで森さん、なんで僕呼呼んだの?」
森「無視?まぁいいや←」
|ガチャンウィーンガタン《窓のシャッターが降りて部屋が暗くなる》
森「君達に調査を頼みたい」
森「ヨコハマ租界の中にある|擂鉢街《すりばちがい》は知ってるよね?」
森「その近辺で最近ある人物が現れたというあるウワサな流布している」
森「そのウワサの真相を調査いてきてほしいスッ」
太「なにそれ?」
森「これは銀の|託宣《たくせん》と呼ばれている|権限委穣書《けんげんいじょうしょ》だ」
森「これを見せればポートマフィアの構成員はなんでも言うことを聞く」
太「誰のウワサ?」
森「当ててごらん?」
太「ん〜…、流布するだけで害をなすウワサ…」
太「……」
太「なるほど、そういうことか」
太「現れたのは先代の首領だね」
森「その通り」
森「世の中には墓から起き上がってはいけない人間が存在する」
森「わかるかね?」
#夢#「ねぇ、私空気?」
森&太宰「「あっ」」
#夢#「それと、『君達』ってどう言う事?」
#夢#「私も行くの?」
森「ああ、休みの日に行ってもらいたいけど急いでいるからね。数日なら学校休んで行ってくれないかい?」
#夢#「それにめんどくさい。調査なら黒服に頼めばいいじゃん。」
森「いや、君達にしか頼めない」
#夢#「むー。あした学校あるのに…」
#夢#「眠くなるじゃん」
森「うーん?じゃあ今度の授業参観、太宰くんと紅葉くんに行かせようか。来週だよね」
#夢#「ほんとー!やった!太宰早く行こう」
太「森さん…」
森「ごめん、こうでもしなきゃいかないと思ってね」
森「それに太宰君これは君の初仕事だ」
森「ようこそポートマフィアへ」
…
今まで出せなかった分だけ今回長めにしました。
といっても1300文字しかないですけど…。
これから全然投稿できなくなると思います。
でもリレー小説はやっていこうと思うのでよろしくお願いします。(星色アリペン)
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.4
今年の投稿最後かもしれないので頑張ります(`・ω・´)(あと2回は出すようにします)
次の日の朝
ガチャ
太「はあ、面倒だな。なんで僕がしなくちゃいけないの。」
太「はぁ〜」
#夢#「おはよう太宰」
太「ああ、おはよう。今日は早いね。」
#夢#「だって早く行きたいんだもん。太宰遅い。早くして。|((o(^∇^)o))《わくわくわくわく》」
太「わかったよ、すぐ行くよ」
#夢#「ねぇ太宰。今更なんだけどさその今から行く擂鉢街?ってとこ危なくないの?」
太「いや。結構危ないと思うよ。」
#夢#「ふーん。まぁいっか。」
太「いいの?本当に危ないよ?やっぱり今からでも森さんに…」
#夢#「だってもし何かあっても太宰が守ってくれるでしょ(^▽^)」
太「うぐっ((」
太「うん。僕が守るよ。」
#夢#「やったね。じゃあもう安心だ。早く行こう。黒服待ってるよー」
---
ブォォォン←汽笛の音
広「ヨコハマ租界」
広「かつて、ここで巨大な爆発がありました。」
広「その跡地にいつからか勝手に街を作り始めた」
広「それがここ擂鉢街です」
太「ふーん」
太「外国にはメッキを飲む自殺法があるのか…」
太「ただし飲んだ者には生きながら内臓を溶かされる…」
#夢#「うわっ、いたそう。」
#夢#「それより太宰広津さんの話、聞かなきゃダメだよ。」
太「わかったよ。ちゃんと聞くよ。」
太「てか、本当に試さなくてよかった」
太「ねぇ今の話知ってた?広津さん」
広「参考にさせたいただきます((スタスタスタスタ」
広『この少年と少女は首領と共に先代の最後をみとった者、|侮《あなど》ってはならない』
---
※『』がある時はその人が心の中で考えてる事です。by海月
---
#夢#「はぁ、話聞いてないじゃん。ムス」
#夢#「もう太宰なんで知らない。」
太「#夢主#穣ごめんね。ちゃんと聞くから許して。」
#夢#「やだ、もう嫌い。」
太「Σ(゚д゚lll)、はぁもう終わりだ…」
広「太宰さん、#夢主#穣」
太「はい?」
#夢#「なに?」
広「このあたりは抗争地域です、ご注意を」
太「ばたん←本を閉じる音」
#夢#「その本ちょうだい」
太「?」
太「読みたいのかい?」
#夢#「違うよ」
#夢#「太宰が本ばっか読んで話聞いてくれないから。」
太「それは悪かったって…」
#夢#「ふんッ」
太「あぁー」
太「それで広津さん抗争?」
広「現在、ポートマフィアと敵対する組織は3つあります」
#夢#「意外に多いね」
広「1つ目が タカセカイ」
広「もう1つが GSS」
広「そして3つ目が、未成年のみで構成された互助軍団で」
広「羊という…」
太「プルルルルル」
#夢#「ビクッ」
太「あ、ごめんね。びっくりした?」
#夢#「うん、でだれ?」
太「森さんだ」
太「もしもし」
太「……うん色々わかったよ」
太「結論から言うと…先代はいたよ」
太「ニィ…蘇ったんだ地獄の底からね」
#夢#『かっこよ』←キャラ崩壊(そもそもキャラ決まってない)
太「うん、帰ったら報告を」
ドォォオンッ
#夢#「太宰!」
広「太宰さん!」
?「くく…はははははw」
太「ん…」
?「こりゃいい、ガキとはな」
#夢#『この人も十分ガキでは?』
?「泣ける人で不足じゃねぇかポートマフィア」
#夢#『それをいうなら羊は未成年のみじゃない』
太「僕は痛いのは嫌いなんだけど?」
?「てめぇに選択肢をやろう」
太「話聞いてないし…」
?「今死ぬか、情報を吐いてから死ぬか」
?「どっちがいい?」
#夢#『結局はどっちも死ぬんじゃん。』
太「ジヮァ」
#夢#「血が出てる」
太「じゃあ今殺せ」
太「楽に殺してくれるなら願ったりだ」
#夢#『今日の夜ご飯何かなー』←
---
編集 5/1419:45
今回も長めです。
本家のところを書いてると必然的に長くなってしまうことに気づきました。
あと最後はふざけました、すいません
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.5
↑夢のところは名前の最初の一文字を入力してください。
例,花子→花
セリフのところの名前が1文字になります。
↓ここだけの前回の続き
太「楽に殺してくれるなら願ったりだ。」
#夢#『殺すの?殺さないの?どっちなのこの人…』
#夢#『殺すのだったら私が先に仕掛ける』
ズサッ
?「このガキただの自殺願望者か?」
#夢#『この人もガキでは?』←あなたが一番年下です、つまりガキby海月
太「ガキは君も同じだ」
#夢#『あちゃー、言われてる』
?「ただのガキじゃねぇんだよ、てめぇと違ってな」
?「話してもらおうか」
?「お前が調べてるアラハバキについてな」
太「あぁ…アラハバキか」
太「なるほどアラハバキね」
?「知ってるんだな?」
太「いや?初耳」
?「ふん!ゲシッ」
#夢#『あ、足のっけた。いけないんだぁ。』
太「羊の領土を侵した者、必ずすさまじい反撃をくらう」
太「そうか…君があの羊の王、重力使いの中原中也か…」
中「おれは王じゃねぇ」
中「ただ手札を持ってるだけだ」
#夢#『手札を持ってても王は王じゃないの?』
太「なるほど」
太「自信過剰で調子乗ってる子供か」
太「僕の1番嫌いなタイプだ」
#夢#『太宰も子供じゃない?』←もう一度言います。あなたが1番子供ですby海月
中「俺だってお前みてぇな他人を小バカにしたクズが世界一嫌いなんだよ」
#夢#「とりあえず太宰から足おろして。」
#夢#「おろさないと言いつけるよ」
#夢#「それと太宰はクズじゃないよ」
(ㆀ˘・з・˘)⊃ポイッーーー _(┐「ε:)_ズサァ
中「いってぇ何すんだよ」
#夢#「足のっける方が悪い(๑•ૅㅁ•๑)イラッ」
広「そこまでだ」
中「次はなんだよ」
広「スルッ」←手袋とる音
広「降参せよ小僧」
中「いくらすごんでも怖くねぇよじいさん」
#夢#「広津さんはじいさんじゃないよ」
中「黙れ!んでそこにいる1番子供なやつお前も怖くねぇよ」
中「俺様をだれだと思ってる」
#夢#「俺様」
中「そういうことじゃねぇ」
広「…羊の王様かな?」
中「ちげぇよタコ」
#夢#「広津さんはちゃんとした人だよ?」
中「だからちげぇって」
中「はぁ〜…手札を持ってるっつったろ」
#夢#「"力”という手札?」
中「アンタら異能力者か」
太「広津さん、#夢主#穣」
太「こいつは…」
太宰&#夢主#「「触れた対象の重力を操る」」
太「なぁ〜んだ。#夢主#穣わかってたんだ」
#夢#「私は結構前から気づいてたし(ㆀ˘・з・˘)ムゥ」
広「承知した」
広「ダンッ」
中「ダンッ」
広「ふっ!バッ」
中「ふんっ!ブンッ」
ドッカァァァァァァン
広「ズザザザザ」
中「クルッスタッ」
中「さすがはポートマフィアと言いてぇところだが…」
中「そんなもんかい!」
中「ダンッダッドッ」
中「ドンッ」
広「バッ」
中「ダンッゲシッ」
広「ぐっ」
広「カチャ」
中「バッ遅えよふんっゲシッ」
#夢#「ダッ」
中「はっ」
中「ふっ」
#夢#「クルッ」
中『バク転』
中『このガキの身体能力どうなってんだよ』
#夢#「ブンッ」
ドッカァァァァァァァン
#夢#「チッ避けられた」
#夢#「次は当てるから」
中「ゾクッ」
太「ゾクッ」
広「ゾクッ」
中『なんだよこれ…動けねぇ』
広『流石はポートマフィア最年少幹部、殺気の量がすごい』
#夢#「スッ」
中「はっ動ける」
中「あんたの異能は効かねぇよ」
#夢#「?私まだ異能使ってないんだけど」
中『ってことは、あれてま素の力ってことかよ』
#夢#「それより私、太宰を怪我させたことポートマフィア馬鹿にしたこと怒ってるんだけど💢」
太「#夢主#穣そんなに怒らないで。僕も怒ってないから」
太『怒ってる#夢主#穣も可愛いげど←』
#夢#「…」
#夢#「ニコッわかった、太宰が言うなら」
#夢#「コソッ次太宰に手ェ出したら許さないからニコッ」
中「ビクッ」
太「それとガシッ」
中「んっ」
太「これで重力は君の手から離れた」
中「あ"ぁ?」
#夢#「ギロッ」
太「こら睨まないの」
太「キミガニラムトモリサンヨリコワイカラ」
中「サーセン_| ̄|○」
太「それでなんでかと言うと僕の異能力無効化によってだよ」
中「あ…」
#夢#「ねぇ君さぁ、ほんとに悪かったって思ってんの?」
太『あ、#夢主#穣めっちゃ怒ってる』
太「#夢主#穣ちょっと黙ってようね🤫」
#夢#「スッ🤐」
広「さぁ…小僧後悔の時間だ…」
中「チッ」
ブワァァァア
太「うっ…!」
#夢#「太宰っ!」
#夢#「うわ〜スタッ」
中「クルッスタッ」
#夢#「いっだ(涙)」
太「ズザザザッ」
#夢#「うわっ顔面から、痛そう…」
---
編集 5/14 19:46
今回は初2000文字近くいきました!
今年はこれで最後かもしれませんが投稿できたらあと1話頑張ります!
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.6
なんだかんだ最後って言ったのに2話くらい出してすいません。
投稿してる間は応援お願いします📣
あと今回少し🤏よくない表現が出てくる可能性があるのでお気をつけください。
※スマホで見てるひとは横向きの方が読みやすいです。
太「やられたよ、広津さんが異能力を放つ前に蹴り飛ばされて手を離してしまった…イテテ」
#夢#「は?どう言うこと?次手ェ出したら許さんからって言ったよね?」
太「#夢主#穣殺気しまって、怖いから。ね?」
太「ステイだよステイ」
#夢#「ふぅ〜」
#夢#『あ"〜ほんとになんなのあいつ?死にたい訳?だったら今すぐにでもしてやるよ』
スッ
太「ふぅ〜、どうしてくれるの?#夢主#穣怒るとめっちゃ怖いのだよ」
中「今回は悪かったと思ってるコワカッタシ」
太「それで話戻すけど…」
#夢#『何から戻すんだろう?』
太「君自分の異能でわざと後方に飛んだよね?」
太「だから僕と違ってダメージはないわけだ」
中「面倒くせぇから手前は後だ」
中「行くぞじいさん!」
広「…バッ」
中「ドンッゴキッ」
広「ぐっぐはっうぐっ」
中「クルッふっ」
|先《先代》「ギンッ」
#夢#「!まずい、離れてッッッ!」
#夢#「中原!広津さんッッッ!」
太「え?」
中「はっ?」
広「ぐっ」
ドォォオンッ!
広「グハッ…」
中「ぐっ」
太「ゔっ」
#夢#「うわぁッッ!?」
太「#夢主#穣ッッッ!」
太「ギュッ大丈夫かい!?」
#夢#「大丈夫だよ、助けてくれてありがとうニコッ」
#夢#「あれが先代…」
先「……」
太「#夢主#穣…なんとかできるかい?」
#夢#「もっちろん!太宰のお願いならできるよ」
#夢#「異能力《強念開花》」
ポワァァ
#夢#「先代を消滅させてっ!」
先「バァッン」
サラサラサラサラ
#夢#「中原、広津さん大丈夫?」
クルッ
#夢#「あっ」
中「……」
広「……」
太「大丈夫、安心し給え」
太「2人は気絶しているだけさ」
#夢#「そっか、なら大丈夫か」
#夢#「でもすごい怪我…」
#夢#「太宰2人を近づけてくれない?」
太「わかった」
スッ
#夢#「ほら太宰もよって」
太「え"?」
太「イヤボクハイイヨ」
コソコソ
#夢#「逃げないでね(((ニッコリ」
太「う、はい…」
#夢#「異能力《強念開花》怪我を治して」
ポワァァ
太「チェ」
太「ありがとう」
#夢#「どういたしまして」
#夢#「帰ろっか」
太「いいかな?黒服呼んだら2人を回収してもらえるからいいか」
てくてくてくてく
#夢#「あ!明日学校だ!」
太「遅刻確定👍」
#夢#「やめてッ太宰が言うと本当になるからッ」
#夢#「あーどうしよう…そうだっ!この任務が終わるまで学校休めばいいんだ」
#夢#「課題は届けてもらばいいし」
#夢#「よし!そうしよう」
太「僕は知らないからね」
---
森「ようこそポートマフィアへ」
森「中原中也くん」
中「お招きにあずかり光栄だぜ」
#夢#「あ、生きてたんだ」
#夢#「まぁ、私が治したから当然だけど…」
#夢#「それにしてもガッチガチに固定されてるね(苦笑)」
森「うん、それでなんで#夢主#ちゃんはここにいるのかな?今日学校だよね?」
森「昨日遅かったから?ほら先生には私から連絡入れておくから今からでも行っておいで?」
#夢#「いや!このあいだ森さんが買ってきた服着てあげてもいいから行きたくない!それにこの任務終わったきちんと学校行くもん( ̄^ ̄)」
森「そっかーじゃ行かなくていいよ!そのかわりこの服着てね(^_−)−☆」
#夢#「おけおけ」
《海月:ちなみに今中也はあるひとの異能で椅子に手足をガッチガチに固定されています。そして、#夢主#ちゃんは太宰が来るのを扉の前で待っています。》
森「昨日はウチの部下とお嬢を相手に大活躍だったそうじゃないか」
中「それも邪魔が入って台無しだ」
#夢#「私戦ってないよ?」
森「でも少しは何かしただろう?」
森「#夢主#ちゃんのことだ途中でキレたのだろう」
#夢#「まぁ、そうだけど…」
中「…もっともこうして招いたのもそれがらみだろ」
中「アラハバキについて何を調べてる?」
ガチャ
中「ん?」
#夢#「!太宰ー✨」
森「やぁ太宰くんまっていたよ」
中「チラッ」
#夢#「ギューおはよう☀️」
太「なでなで」
中「あってめぇは昨日の自殺願望!!」
#夢#「💢(((殺気」
中「ビクッ」
太「あーよしよし」
#夢#「( ´ ▽ ` )」
太「ふぅ、それより今日も朝から元気だねー(棒)」
太「僕なんか.見ての通り大怪我なんだけど?」
#夢#「?私昨日n」
太「#夢主#穣静かにね(ニコッ)」
#夢#「こくこく」
森「昨日会ったばかりなのに仲がいいね2人とも」
太「はあ?!」
森「さて昨日の件で中也くんと話したい」
誤字訂正 3/5 21:21
編集 5/14 19:44
さいきん1話長くてすいません。
ちなみに長さって長い方がいいですかね?
あと何話出せるかな?
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.7
今年最後の投稿です!
次の投稿は2/1以降を予定しています。
来年もよろしくお願います。
森「さて、昨日の件で中也くんと少し話がしたい」
#夢#「じゃあ私と蘭堂さんは席を外したほうがいい?」
森「いや、#夢主#ちゃんだけは残って」
蘭「首領、それはオススメできぬこと」
#夢#「なんで私も?」
蘭「この小僧は危険です」
森「手は考えてある」
#夢#「…ムスッ無視するの?」
#夢#「けど…スッ確かに蘭堂さんは帰った方がいいかもね」
蘭「なぜ?」
蘭『いつのまに私の隣に…』
中『速いッ、見えなかった…目で追えねぇ!』
太『流石#夢主#穣動きが速い』
#夢#「いつもより寒そうだけど大丈夫?チョンチョン」
蘭「恥を承知で申し上げると」
蘭「凍えて死にそうでございますブルブル」
中「寒い?その格好で?」
#夢#『まぁ、確かに耳当てにコート、手袋、厚手の服を着てるのにだもんなぁ…中原の反応が正しいのかも』
#夢#「でしょ?蘭堂さんに死なれたら私悲しいから帰っていいよ。私が彼を見ておくから」
森「ああ、下がっていいよ」
蘭「…」
蘭「ではお言葉に甘えて」
蘭「失礼しますペコリ」
#夢#「蘭堂さんまたお話ししよーね!👋」
蘭「はい」
中「この時期に寒いわけねぇだろ」
中「ビビってるだけじゃねぇのか?」
#夢#「ゲシッ蘭堂さんも馬鹿にするの?」
中「イダッ!?」
#夢#「そんなに死にたいかい?」
中「なにすんだよ」
太「蘭堂さんあれでもポートマフィアの準幹部にして優秀な異能力者だよ」
太「それに#夢主#穣も幹部だし…」
中「!」
#夢#「ピキピキ太宰といい広津さんといい蘭堂さんといいどれだけ馬鹿にすんの!ふざけんなら今ここで殺〇してあげよか?」
森「#夢主#ちゃんストップストップ!まだ殺〇さないでっ」
太「#夢主#穣も森さんもそれ〇の意味ないから」
#夢#「太宰メタイこと言わないの!」
#夢#「ムッスー」
太「ほらまた怒らせた…どうするの機嫌取り嫌だよ僕」
森「まぁ考えておこう」
森「それより中也くん我々ポートマフィアの傘下に入る気はないかね?」
中「あ”ぁ?」
ゴゴゴ…
#夢#「ビクッありゃ」
#夢#「クルッシュタッ」
太「#夢主#穣バク転上手いね」
#夢#「ふふん(*´꒳`*)」
太『可愛いっ…機嫌治った(・・?)』
ドガンッ!!
#夢#「それより、床がへっこんじゃったね…」
森「そうだね…まぁそういう反応になるとは思っていたけど」
#夢#「わかってたならやめてよ…この床直すの私なんだけど…イライラ💢」
太「プルプル…」←#夢主#に対して笑いを堪えている
#夢#「ちょっと太宰っ笑わないでよっ!」
森「ごめんよ#夢主#ちゃん…」
森「我々の目的は一致している」
森「お互いに提供できるものを確かめ合ってからでも返答は遅くないと思うがね」
中「お前たちがこの街にしたことを忘れたとは言わせねぇぞ」
太「先代の暴走か…」
#夢#「テクテク」
森「この街を長く|暴虐《ぼうぎゃく》と恐怖に|陥れた《おとし》あの暴政は誰の記憶にも新しい」
#夢#「ちょっとどいて」
中「あ?」
#夢#「床を直すから」
中「…おう」
#夢#「その間はなに?」
森「だがその先代も死んだ」
森「最後は私がみとった」
#夢#「異能力《強念開花》」
#夢#「この部屋のものの時間を戻して」
森「もしこの血の暴政が」
森「復活したなどというウワサがあるなら」
森「その真相を確かねば君たちも不安じゃないかね?」
#夢#「よし、床直した!それに椅子も直した!私偉い✨」
太「森さん?」
中「…アンタに関してもよくないウワサが出回ってるぜ」
中「本当は先代は病死じゃなくてアンタが殺したんじゃないかってな」
中「たかが専属医に首領の座を譲るなんて遺言、信じられるわけねぇからな」
森「そうだよ先代は私が殺した」
#夢#「あっ」
中「なっ」
太「はぁ〜…」←呆れた声
#夢#『それ私聞いていいやつ?』
太「大丈夫でしょ」
#夢#「!また心よんだね」
#夢#「それより太宰、私床と椅子直すの頑張ったから頭撫でてムギュゥ」
太「うぐっ…はいはい」
太「ナデナデ」
#夢#「(*´꒳`*)」
森「かの偉大な先代の首領をこの|手術刃《メス》で切断し病死のように偽装したチャキ」
#夢#「ねぇ太宰?|手術刃《メス》って手術で使う人を救うものじゃないの?」
太「今はシーだよ」
森「それがどうしたかね?」
中「あ…マジかよ…」
森「グサッ中也くん」
森「とりあえず共同調査を申し出たい」
森「我々が調べた先代復活のウワサと」
森「君が追うアラハバキは明らかに同根の事件だ」
森「情報を分け合うだけで」
森「互いに利のある結果をもたらすと思うのだがね」
---
編集 5/14 19:49
今回は夢主ちゃんの登場がすくなくてすいません。ほとんど森さんが喋っててあまり面白くなかったかもしれません。
また、来年の投稿を楽しみにしててください!では、よしお年を!
誤字訂正、文字追加・・・12月27日 22:42
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.8
お久しぶりです!
頑張って書きますよ〜!
森「互いに利のある結果をもたらすと思うのだがね」
中「断ったら?」
森「殺す」
#夢#「!」
森「|尤も《もっとも》君を殺すのは、マフィアでも骨が折れるだろう」
森「だから君の仲間」
森「《羊》を全員殺す」
ビュン💨
森「そこにいる#夢主#ちゃんがね」
#夢#「ニコ」
#夢#「了解〜!」
森「彼女もそう言っている、どうかな?」
📱[おい・・・中也助けてくれ!]
📱[そこにいるんだろ?]
📱[マフィアに包囲されてる!早くなんとかしてくれよ]
📱[お前なら出来るだろ、いつもみてぇに]
ピッ
パタン
#夢#「簡単だったよ?」
#夢#「銃で武装しててもあの人たちの練度はお粗末なものだね」
#夢#「黒服なしでいけたよ」
太「#夢主#穣!それはダメだよ…」
#夢#「は〜い(´._.`)」
太「《羊》・・・ヨコハマの一等地に縄張りを構える反撃主義の組織」
太「だが君以外の構成員は銃を持った普通の子供」
森「全く、奇妙な組織だねぇ」
森「同じ|長《おさ》として心中察するよ」
森「中也君、強大な武装組織である《羊》がその実《《絶対的な強さの王とそれにぶら下がり依存するだけの草食獣の群れだとは》》」
#夢#「森さーん?言い過ぎは良くないと思うよ!」
#夢#「脅しだけで聞かなかった時こまる((黒笑」
森「うう…わかったよ(◞‸◟)」
太「キモッ」
#夢#「ふふふ(o^^o)」
森「・・・うん」
森「どうやら私が君に助言できる事の方が多そうだ」
ズッ
(っ・д・)≡⊃👈 (*^^*)
↑中原 ↑森さん
森「どうしたのかね?」
森「この拳は健康のための運動かい?」
中「・・・|手前《てめぇ》・・・」
スッ
森「とまぁこの通りだよ太宰君」
森「今この部屋で一番強大な暴力を持つのは中也君だろう」
太「#夢主#穣じゃないの?」
森「あの子は桁ちがいだよ」
森「マフィアにとって暴力とは指針のひとつに過ぎない」
森「マフィアの本質はあらゆる手段で合理性を操縦することだ」
森「この場合の合理性とは反抗によって生じる不利益が反抗する利益を上回るよう調整することだ」
森「マフィアの心得その一だよ」
#夢#「その教訓聞き飽きたよ…何回聞かせるの」
#夢#『話長いな〜、眠いな🥱』
太『本当にねぇー』
#夢#『心読まないで』
森「二人とも目で会話しないの…」
太「で、どうしてそんな教訓を僕に教えるの?」
森「さてなぜだろうね」
中「不利益が利益を上回るようにつったな」
中「情報を交換してやってもいいぜ」
中「俺の利益のためにな」
中「だが、先に|手前等《てめぇら》から話せ」
中「その話を聞いてから判断してやる」
森「いいとも」
#夢#「私と太宰は、死んだ先代が現れたという噂を追っていたんだ」
#夢#「私と太宰の調べでは、この半月で三回」
#夢#「いずれも|擂鉢街付近《すりばちがいふきん》で先代の姿が目撃されたそうなんだよ」
#夢#「そして四回目_________」
#夢#「彼は私たち前に現れ黒い炎で私たちを吹き飛ばしたの」
森「何とも因縁めいた話だ」
森「それについて何か知っているかい?」
中「死者は蘇らねぇ」
森「私もそう思う」
森「だが、そうも云っていられなくなった」
📱ピッ
森「これを見てくれ」
中「!」
森「これはポートマフィア本部ビル内にある金庫室の監視映像だ」
森「ここにはポートマフィアの隠し資産の半分を保管している」
森「最も侵入が難しい部屋のひとつだ」
森「この先を見て欲しい」
!
中「・・・・・・」
中「・・・おい」
中「うそだろ・・・」
#夢#「ヒッ」
太「大丈夫だ」
📹ジジッ
先「、?!#@&_?!_.。!&_@」
先「ワシハヨミガエッタ」
太「先代・・・」
先「地獄ノ業火ノ中カラ」
先「何故カ判ルカ、|医師《せんせい》」
先「怒リノ為ジャ」
先「無念ノ憤怒ジャ」
先「奴ハ怒リヲ喰ラウ」
先「奴ハ儂ヲ地獄ヨリ現世ニ呼ビ戻シ」
先「更ナル怒リヲ生ミ出サセル腹積モリヨ」
先「神ノ獣 黒キ炎ノ《荒覇吐》ー」
先「奴ハコノ世ノ怒リソノモノ」
先「儂ハ ココで復讐ヲ果タシ」
先「更ナル怒リヲ振リマク」
先「儂ヲ殺シタ者ヨ」
先「今日ヨリ貴様ハ震エテ眠レ」
📹プツン
#夢#『先代相変わらず顔キモいな・・・』
太宰&中也「「・・・・・・」」
森「以上が監視記録に残されていた全内容だ」
ウィィィン
森「今のところこの映像を知るのは警備担当と幹部二人、それに私だけだ」
太「だけど映像に映った先代が他の場所でも同じ演説をしたら?」
森「彼は自分の死因が病死ではなく暗殺だと言っているのだ」
森「これが先代派に知られたら組織内の3割が敵に回る」
森「ふぅー」
森「勝っても負けてもポートマフィアは壊滅だろう」
太「はぁ〜」
森「中也君」
森「アラハバキというのは何者なんだい?」
誤字訂正 3/5 21:21
編集 5/14 19:51
全く夢主ちゃんが喋ってなくて、口調も定まってなくてすいません
久しぶりの投稿なので2000文字行きましたが次回からは1500文字程度にしようかなとは思います。
先代のセリフカタカナばっかりで読みにくくてすいません
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.9
頑張りますよ〜!
1500文字!
森「アラハバキというのは何者なんだい?」
#夢#「こっちでも軽く調べたよ」
#夢#「《荒覇吐》と云うのは伝承上?の|眷属《けんぞく》なんだね」
#夢#「|曰く《いわ》|脛《すね》に|佩く《は》|脛巾《はばき》の神様、日本神話以前の古き神だよ」
#夢#「だから、土地によって勝手な伝承が付け加えられて」
#夢#「色々なアラハバキ神の類型が語られているんだ」
中「神なんてモノの存在を信じるのかよ?」
#夢#『うーん?信じないとも言いがたいかな〜』
#夢#『日本の神話は難しいから』
森「いいや、私は見たモノしか信じない」
#夢#『大人はなんか信じなさそうだもん』
森「そして君も見た通り、先代の姿をした人物が映像に映っていたのは事実だ」
森「君が《荒覇吐》について調べていたのは偶然ではない」
森「恐らく私達と同じ噂を耳にし、真相を追っていたのだろう?」
中「ホントかどうかは判らねぇ」
中「流れ者が多い土地だ」
中「噂の出所も突き止めようがねぇ」
中「・・・あんたら」
中「|擂鉢街《すりばちがい》がどうやって出来たか聞いたことはあるか?」
太「擂鉢街?」
太「あれは大戦末期、原因不明の大爆発の爆心地に出来た街でしょう?」
中「その爆発が《荒覇吐》なんだとよ」
森&太宰&#夢主#「「「!」」」
#夢#『へ〜、そうなんだ納得(*゚O゚ *\\O//ポンッ』
中「《羊》の中には噂好きな奴が多くてな」
中「噂じゃ八年前ー」
中「租界近くにあった軍の秘密施設で|捕虜《ほりょ》の兵士を|拷問吏《ごうもんり》が死なせちまった」
中「だが死んだ兵士が怒りと恨みから《荒覇吐》を呼び起こし」
中「黒い炎を|伴って《ともなって》蘇った」
森&太宰&#夢主#「「!?」」
中「蘇った兵士はこの国の軍人を施設ごと吹き飛ばし、その爆発で出来たのが」
森「あの|擂鉢街《すりばちがい》という訳かね」
中「ああ」
中「だが、一人の人間が脳味噌の中に収めるには《荒覇吐》の力は巨大すぎた」
中「やがてそいつは理性も人格も吹き飛んで、制御不能の怪物となり蒸発しちまった」
中「って話だ」
森「成程ねぇ」
森「怒れる神の再来か」
森「太宰君どう思う?」
太「どうも何も、そんなことある訳ない」
太「恨みとか何とか嘘くさすぎる」
太「どうせどこかの誰かが適当に思いついたホラ
話だよ」
森「だが・・・」
森「先代が金庫室で《荒覇吐》の名を出したのは事実だ」
森「最高警備の金庫室に侵入するのは普通は人間には不可能だよ」
太「じゃあ、結論は簡単だよ」
太「異能力」
太「僕達の知らない異能者がその映像を作ったんだ」
太「そして《荒覇吐》の噂に乗っかって先代復活を偽装した」
森「何のために?」
太「決まってる」
太「森さんが先代を暗殺したと皆に信じさせてマフィアを潰すためさ」
森「やれやれ人を殺さば穴二つという訳か」
森「太宰君、君に指令を出す」
森「今の映像と同じ演説を先代派の前でやられる前に犯人を見つけること」
森「いいね」
太「・・・・・・」
森「"・・・・・・”じゃない」
太「まぁ、先代派にバレたら共犯者の僕も拷問されるしやるけどさ」
太「時間はあまりなさそうだし、一人で間に合うかな」
森「一人?」
森「一人じゃあないよ」
森「そこの中也君にも手伝って貰いなさい」
中「ズッデーン」
太宰&中也「「はぁ?」」
中「何トボけた事云ってんだ、手前ぶっ飛ば」
太「|厭《いや》だよ絶対|厭《いや》何でこんな奴と一緒」
中「ぞっ誰がそんな巫山戯だ話」
太「なくちゃならないのさ一人のほうが絶」
中「んじゃねぇぞコラ!」
太「君の方がガキだろう」
中「あ”ぁ?」
太「僕よりもチビなくせに」
太「君はもう少し牛乳を飲んだ方がいい」
中「余計なお世話だっ」
中「俺は15だ!これから伸びんだよ!」
森「一緒に叫ぶのを止めなさい」
森「中也君、自分が命令を拒める状態にない事は判っているよね」
太「何それ汚」
中「い気なんじゃねぇタコ」
太「も森さんはそうやって」
中「ざけんな!」
森「はいはい」
森「二人を組ませる理由は幾つかある」
森「まず、マフィアは敵対するような噂話なのでマフィアではない人間のほうが聞き込みが容易だ」
森「そして最後に一番重要な理由だが・・・」
森「秘密だ」
太宰&中也「「何それ!」」
森「ま、大人の勘のようなものだと思っておきなさい」
森「二人共仲良くしないと駄目だよ」
森「#夢主#ちゃんが困っちゃうからね」
森「これは命令だ」
森「|万一《まんいち》|仲違い《なかたがい》によって任務を|疎かに《おろそか》にしたと報告が私の耳に入ったら・・・」
森「判っているね?」
ゾワァ
森「返事は?」
太宰&中也「「はい」」
森「よろしい」
森「では、明日行きなさい」
森「良い報告を期待しているよ」
森「あと、#夢主#ちゃん寝てるから太宰君よろしくね」
太「!本当だ」
森「中也君は客室を使うといい」
中「あの中よく寝れるな」
太「もう21:00だからね」
太「一年生の#夢主#穣には眠くなる時間だ」
太「そんなこともわからないのかい?」
中「あ”ぁ?」
中「んな事わかってたし」
中「おいっ俺の前歩くんじゃねぇーよ」
太「え?小さくてどこにいるか判らなかったー」
太「うるさくて#夢主#穣が起きちゃう」
中「俺は十五歳だっ」
中「これから伸びんだよっ」
バタム
ーー回想ーー
キンッ
バキン
夏目「|金鋼石《ダイヤ》は|金鋼石《ダイヤ》でしか磨けないー」
ーー回想終了ーー
森「-----か」
森『夏目先生、私と福沢殿に仰ったあの言葉』
森『今回こそ確かめてさせて頂きますよ」
---
編集 5/14 19:57
すいませんでした_| ̄|○
1500文字と言いながら2000文字いってしまいました。
なかなか次の場面へ進めないので今回ここまできたら書かせて頂きました。
次回こそは1500文字なるよう頑張ります!
ポートマフィアの姫、実は小学生!? NO.10
・・・・・・
中「ギャァァァァーーーー」
中「なんで|手前《てめぇ》がいんだよッ」
#夢#「?」
太「朝から叫んで何があったの…?」
---
〜数分前〜
#夢#「|*・ω・)و゙ コンコン」
#夢#「中原〜?入るよ(* 'ᵕ' )」
・・・・・・しーん
#夢#「(・-・)…」
#夢#「返事がないなら入ってもいいって太宰が言ってた!←」
#夢#「入ろ」
´ー` )ノ🚪ガチャ
#夢#「中原〜起きて〜ԅ( ˙ ω˙ԅ)ユサユサ」
#夢#「起きない…(⑉・̆-・̆⑉)」
#夢#「どーしよかな?」
#夢#「もういいや、寝よ」
#夢#「(๑ー _ー๑)スースー」
---
#夢#「ってこと」
太「ハハハッーイヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ」
太「そんなことであんな叫んだの?」
#夢#「中原〜そんなのどうでもいいから早くいこーよー!」
#夢#「君が最後だよー」
---
てくてくてくてく
とことことことこ
中「おい」
太「・・・」
#夢#「ふんふっふふーん」
太「・・・」
中「・・・・・・」
中「なァ、おい」
太「・・・」
#夢#「らんらっららーん」
中「おい!いい加減どこ行くかくら教えやがれ!!」
#夢#「仕方ないなぁ〜」
#夢#「r・・・」
太「いやぁあいー天気だなー」
太「いい天気すぎて妖精さんの声が聞こえるなあー」
#夢#「もうっ!話遮らないでよ!」
太「#夢主#穣ごめんね💦」
太「後で言うから、ちょっと待ってね✋」
#夢#「(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…」
太「で、君いたの?小さいから気づかなかった」
中「気づかねぇうちに殺してやろうか手前💢」
#夢#「(。´-д-)ハァ-学ばない・・・」
太「悪いけど話しかけないでくれる?」
太「今呼吸で忙しいから-----」
#夢#『呼吸って無意識でやってるから忙しくないのでは?』
中「首引っこ抜くぞ包帯野郎」
太「・・・・・・」
中「どこに向かってるか応えろっつってんだよ」
#夢#「言ってもいい?」
太「いいよ」
太「ほら#夢主#穣が言ってくれるから近くに寄らないでくれる?」
太「連れだって歩いてると思われたくない」
中「はっ心配すんな」
中「俺も思われたくねぇから」
#夢#『わぁ✨蝶々だ(☆∀☆)キラーン!』←
太「うふふ」
太「気が合うねぇ」
とことこ
太「そんな君が大好きだよ」
太「✨✨✨」
#夢#『そーなの!?』
中「うわ・・・・・・やめろ!」
中「気色悪くて死ぬ!」
太「僕もだ」
#夢#『仲良いのか悪いのか』
太「何だっけ?ああ、そう」
太「今向かってる場所だったね」
#夢#「これから向かうのは調査だよ〜」
#夢#「爆発を一番間近で目撃した人間に聞き込みに行くんだ!」
中「聞き込みだぁ?面倒だな」
中「敵を締め上げて終わって話にゃなんねぇのか」
#夢#「なるわけないよ」
中「第一なんで爆発なんか調べるんだよ」
太「#夢主#穣に分かるのに君には分からないの?」
太「ぷぷぷ( ˆmˆ )」
中「(・д・)チッ」
中「調べるなら先代の目撃情報だろ」
#夢#「それはね、追うべきは先代の噂じゃなくて《荒覇吐》本体の噂だからだよ」
太「蘇った先代が異能による偽装だとしたら、異能者本人が《荒覇吐》を演じてることになる」
太「どんなに完璧な偽装をする犯人でも呼吸し食事し生活するのは避けられない」
#夢#「そっちを追うって訳だよ」
中「・・・・・《荒覇吐》の噂なら《羊》の仲間がさんざん調べてるぜ」
太「・・・・・・」
太「だから「いくら《羊》の噂好きさん達でも話を聞けない相手ってのはいるものだよ」
#夢#「太宰抱っこ(つ´・ω・)っ」
#夢#「疲れたぁ!」
太「#夢主#穣の仰せのままに」
今回はきちんと1500文字です!
本編があまり進まなかったかな?
太宰さんの大好きのとこの演じまじで好き♡
↓見てみて✨
https://d.kuku.lu/s2zeh3akw
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.11
今回も1500文字目指して頑張ります(ง •̀_•́)ง
#夢#「1週間前に私たちが経験したのと同じ爆発が起きていたんだよ」
太「場所も同じ擂鉢外・・・・・・先代の目撃情報がなかったから気づくのが遅れたけど」
太「おそらく僕達が追っている事件と同じものが原因だ」
太「その爆発の生存者に話を|訊き《き》に行く」
中「生存者・・・・・・ってことは死人がでたのか」
#夢主#「うん・・・マフィアの1団だよ」
太「生き残った人は異能者でn・・・」
太宰&中也「「ゾクゾクッ」」
中『まただ・・・この威圧感、今度は何だッ』
太『#夢主#穣が何か感じ取ったか?』
#夢#「太宰嫌な予感がする・・・おろして」
太「ピクッ」
太『やはり』
太「#夢主#穣の予感は当たるからね」
太「とりあえず、生き残った異能者の自宅がこのさきだからそこで話を聞こう」
太「約束はしてある」
ドォンッッッッ
太「あーーー」
太『#夢主#穣の勘はこれか・・・』
中「はあ!?」
中「おいおい、あそこに話聞きに行くんじゃねぇのかよ」
太「犯人に先を越されたなぁ」
太「#夢主#穣の勘が当たった」
#夢#「( *¯ ꒳¯*)どやぁ」
太「(。´・ω・)ノ(*¯ ꒳¯*)ヨシヨシ」
中「おーっとっと」
#夢#『おっとっとw?』
中「そりゃヤベエな大事だ」
中「つまりこういう事だろ?めんどくせぇ聞き込みから口封じしに来た犯人シメて口わらせる作戦に変更ってことだろ?」
#夢#「そうなの??ちがくなぁい?」
中「最高じゃねぇか」
#夢#「聞いてない・・・」
太「・・・・・・」
中「行くぞオラッ」
中「早く来い!」
太「・・・・・・子供だ」
#夢#「私よりも子供だね」
タタン
タタンタン
タバ
太「始まってるねー」
太「派手な爆発痕、あの爆発のど真ん中にいたら苦しまずに死ねたんだろうなぁ」
中「あーはいはい、後で幾らでもぶっ殺してやるから今は仕事に集中しろ」
#夢#「:( ‘ᾥ’ ):イラッ」
↓#夢主# ↓太宰
(っ・д・)≡⊃)3゚)∵
太「イッタァ(泣)」
#夢#「すぐそういう事言わないって約束したよね( ¨̮ )(圧)?」
太「はい(. ̯. )」
太「武装組織の襲撃だ」
太「敵は外に八人中にも何人かいるかもね」
ボンッ
太宰&中也&#夢主#「「「!」」」
ゴッ
#夢#「蘭堂さんの異能相手にあの程度の武装じゃそうなるよね」
中「蘭堂?」
太「マフィアの異能者さ」
中「助けに行くか?」
太「行くにしても|先ず《ま》は相手の所属と作戦規模を知らないことには」
#夢#「!」
#夢#『まずい!後ろに何か来るッ』
#夢#「太宰ッ!中原!後ろ!」
敵A「教えて差し上げましょうか」
太宰&中也&#夢主#「「「!」」」
敵A「両手を上げて振り向きなさい」
クルッ
敵A「何だ子供ですか」
敵A「てっきり増援部隊かと」
敵A「マフィアは人手不足なのか」
敵A「あの蘭堂とかいう男に人望がないのか」
太宰「コクッ」
#夢#「コクッ」
#夢#「す、すす、すみません!( ;꒳; )」
#夢#「私達はただの・・・・・・近所の子供でしゅ( ;꒳; )」
#夢#「りゃんどうしゃんのおうちにねヒックはいたつに行く途中でヒックだっだから。゚(゚´Д`゚)゚。」
中「おいオッサン」
中「お互い時間を節約しようぜ」
#夢#「え?」
中「あんたが俺に一発撃つ」
中「その後俺があんたを隣町までぶっ飛ばす」
中「ついでに残ったやつらも全員ぶっ飛ばす」
中「どうだ?」
敵A「何だと!?」
太「ああ・・・・・・もう」
太「せっかく#夢主#穣が演技で騙して情報を吐き出そうとしたのに」
#夢#「頑張ったのになぁ」
今回はここまで!
夢主ちゃんの泣き顔見てみたいですねー!
私画力ないんで描けないんですけどね(ˊᗜˋ)
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.12
お久しぶりです👋
今回もしかしたら、いつもより短いかもしれません…
できる限り、1500文字書くつもりですが
もしかしたら、1000文字いくかな…?ぐらいかもしれません😔
「うう 寒い……」
蘭「風通しが良くなって三倍寒い」
蘭「風の当たらない土の中で蝉の幼虫のように残りの人生を過ごしたいブル:(・-・):ブル」
#夢#「災難だったね蘭堂さん」
#夢#「流石に天井が空いてると少し寒く感じるね:( ;´꒳`;):」
太「大丈夫?」
#夢#「うん」
太「そうそう」
#夢主#&中也「?」
ガサゴソ
ズルァッ
太「はい、これ暖炉にくべる木材」
#夢主#&中也「Σ( ˙꒳˙ )」
蘭「おぉ……」
蘭「助かるよ、太宰くん」
蘭「この屋敷に暖炉があって本当に良かった……」
(っ・-・)ノ=͟͟͞͞🪵→🔥ゴロン
蘭「無ければ、手っ取り早く暖を取るため、焚火の中に飛び込んでいたところだ……」
#夢#『暖よりも命の方が大切では?』
中「おい、包帯野郎」
中「今の木材どっから持ってきた?」
#夢#「確かに気になる!」
#夢#「それに、どこに入れてたの?」
太「ーーー ・」
太「この家の柱」
#夢主#&中也「……」
#夢#「|チョットヨソウハシテタケド《ちょっと予想はしてたけど》…」
太「なんて言ったの?」
#夢#「ちょっと予想はしてたけど…」
太「あぁね」
太「蘭堂さんが襲われた理由はおおよそ想像がつくよ」
太「《噂の拡張》だ」
(っ・-・)ノ=͟͟͞͞📚→🔥ボッ
#夢#「先代の頃に不遇な扱いを受けていた蘭堂さんは」
太「森さんが|首領《ボス》になってから準幹部に取り立てられた」
#夢#「だから、先代派からは現体制に|与《くみ》していると見放されている」
太「《不遇な扱い》なんてどこで覚えてくるの…」
---
不遇な扱いとは、気持ちのこもっていない、思いやりのない接し方のことで、いい加減な扱いとも言う by Goo◯le先生
---
#夢#「その森派の蘭堂さんが爆発で殺されたとなったら皆こう考える」
太宰&#夢主#「"先代の怒り”を買ったからだって」
太「実際、ここに来る前に《GSS》の指揮者を調べたら黒い爆発を偽装するための手順書が見つかった」
蘭「黒い爆発とは……?」
#夢#「私も詳しくないから専門的なところは後で調べるんだけど」
#夢#「ナトリウムランプ?を光源にして、薬品による炎色反応を利用すると、黒に近い色の炎が作れるらしいよ」
太「まぁ、いずれも|お粗末《チープ》な偽装作戦だよ」
太「結局、蘭堂さんを始末し損ねたうえ、偽装作戦部隊が返り討ちに逢ったんだから」
中「つまりこういう事か?」
中「《GSS》の連中がマフィアを仲間割れさせるために《荒覇吐》になりすましこの旦那を襲ったが失敗したと」
太「そうなるね」
中「んじゃ、一連の黒幕は《GSS》の大将?」
太「その可能性は高いと思うけど」
蘭「うぅ……寒い」
蘭「《GSS》の|現総帥《げんそうすい》は冷徹な異能者……」
蘭「しかも彼は、北米の秘密機関『ギルド』と深い関係にあるという噂だ」
蘭「|誅伐《ちゅうばつ》するにしても相当な準備をしなくては……」
蘭「太宰君、暖炉の燃料おかわり」
壁|🖼|ヾ( ˙꒳˙ ) カコッ
太「はい、どうぞ」
(∩´。•ω•)⊃🖼ドゾー
蘭「ありがとう……この絵画は……」
蘭「まぁ、暖には変えられぬか」
中「たけー絵じゃねーのか今の」
#夢#「中原、気にしちゃダメだよ」
中「お、おう」
太「誅伐する必要はないんだ」
#夢#「私の目的は先代は先代復活の嘘を大衆に晒す事なんだからね」
(꜆ '-' )꜆[]スッ…
↑銀の託宣
#夢#「ということで蘭堂さん、訊きたい事があるんだけど」
蘭「ううむ、いいとも」
蘭「銀の託宣を持つ者の指示には逆らえぬし……」
蘭「そうでなくても、#夢主#さんは幹部、森殿は私を高く取り立てて下さった恩人」
#夢#「それはよかった」
太「それじゃあ蘭堂さん」
「蘭堂さんが擂鉢街で目撃した《荒覇吐》について詳しく教えて貰おうかな」
全然、余裕で1000文字変えました…
何なら1500文字少し超えてすいません🙇
やっと、中也との出会いの中盤まで来たかな〜
これからもよろしくお願いします🤲
次回は、5/27です!
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.13
お久しぶりですヾ(*˙꒳˙* )フリフリ
辞めるわけではないんですけど、掛け持ち大変ですね😰
楽しいですけど( ・∇・)
#夢#「気になるけど、無理に話さなくてもいいよ」
#夢#「銀の託宣なんて無視だよ無視」
太「#夢主#穣それh((」
蘭「いえ、大丈夫です」
#夢#「そう」
蘭「あの時のことは善く|憶えて《おぼえて》いる」
蘭「忘れるものか」
太「…………」
#夢#「…………」
#夢#「蘭堂さん?」
蘭「私は……生き残った」
蘭「だが周囲の部下はことごとく……」
蘭「燃えてしまった」
蘭「太宰くん、#夢主#さん貴方達の作戦は正しい」
蘭「犯人を|誅罰《ちゅうばつ》するのではなく、企みを暴くに止める」
蘭「そうしたまえ、そうすべきだ」
蘭「何故ならあれは本当に」
蘭「《《神なのたから》》」
蘭「人間が束になっても|敵う《かな》可能性は全くないのだから」
#夢#「面白くなってきたね笑」
太「詳しく話してよ蘭堂さん」
〜回想〜
蘭「…………」
蘭「あれは擂鉢街のほぼ中心で起きた」
タタタ
タタタタ
蘭「我々マフィアは《羊》の武装少年達と戦っていた」
蘭「その日、仕掛けたのは我々の方からであったが」
蘭「元は二日前《羊》がマフィア構成員の乗った航空機を墜としたからであり」
蘭「そして航空機を墜としたのは先週に我々が《羊》の倉庫を襲撃したからであり」
蘭「その原因は《羊》が先月ーーーー」
蘭「まぁ、そんな風でどちらが原因など誰も記憶していない」
蘭「|闇社会映画《ノワールえいが》と違って明確な善悪の因果がある事は我々の世界には殆どない」
蘭「ちょうどその抗争へ向かい途中だった」
ズッ
蘭「いきなり黒い爆風に我々全員が吹き飛ばされたのは」
蘭「先程、私は屋敷を吹き飛ばした《GSS》の爆発など」
蘭「あれに較べれば、赤子のくしゃみのようなものだ」
蘭「大事な部下は皆、死んだ」
蘭「異能によって亜空間を展開していたため」
蘭「私だけ、どうにか生き残った」
蘭「それは」
蘭「そこにあった世界は」
蘭「少なくとも、この世ではなかった」
蘭「黒い炎、沸騰する大地、家屋はたちまち|融解《ゆうかい》し、空気は燃え尽き、電柱は倒れるように早く灰となった」
蘭「あえて形容するならばーーーーーーーーーーー」
蘭「それは地獄であった」
蘭「何百年も前の作家が想像で描いた奈落の底の風景であった」
蘭「その奈落の中心に、そいつは居た」
蘭「先代ではない、全く似ても似つかない姿であった」
蘭「そいつは人間ですらなかった」
蘭「黒き獣だった」
蘭「四足歩行の獣」
蘭「煉獄から、吹き出したかのような炎を全身に|纏って《まと》おった」
蘭「大きさや輪郭は人間に似ておったが他のあらゆる点は人間を超えていた」
蘭「有史以来のあらゆる厄災と虐殺を濃縮し、凝縮した肉体とでも云おうか」
蘭「あるいは、天体や銀河が持つこの世の根源そのものの、エネルギーが具現化した姿とでも云おうか」
蘭「間違いなく云えるのは、そこに悪意はなく怒りもなかった」
蘭「感情の震えそのものがなかった」
蘭「そいつはただそうしてあるから、そこに存在しているのだ」
蘭「私はこの現象を合理的に説明できる何かを求めて周囲を見た」
蘭「これは敵の異能かも知れぬ」
蘭「今思えばあれ程の熱量を一人の異能者に出せる筈がないのだが、その時は他に仮説の立てようがなかった」
蘭「だが異能者どころか風景すら存在していなかった」
今回は、蘭堂さんが説明しただけで終わっちゃって話進まないので、特別に2話出します!!
次は、6/24
(もしかしたら、諸事情により投稿出来ないかも知れません)
ポートマフィアの姫、実は小学生!? No.14
1日に2作なんて珍しいですよ〜( ˶ ᷇ 𖥦 ᷆ ˵ )
蘭「地上のあらゆるものが高熱て揺らめいた」
蘭「空の色さえ定かに見えぬ程」
蘭「この世の全てが幽鬼に変わってしまったかのようだった」
蘭「ただ」
蘭「横浜の海が、遠くに眺める海だけが静かに|凪《な》いでいたのを妙に覚えている」
蘭「海を残して他のすべてを消し飛ばした」
蘭「その獣が」
蘭「こちらを見た」
蘭「内蔵に|熔《と》けた鉛を流し込まれるような感触がした」
蘭「次の瞬間信じられぬ事が起こった」
蘭「私の異能ーーーー」
蘭「亜空間領域に|罅《ひび》が入ったのだ」
蘭「銃火てあろうと、刀剣であろうと、雷帝、光線、音圧であろうと、空間そのものが異なる場合それを飛び越える事は決してない」
蘭「右手の小説に書かれた主人公が」
蘭「左手の小説に書かれた悪人を倒せぬのと同じ」
蘭「そもそも次元が違うのだ」
蘭「だが、その獣はそれをやってのけた」
蘭「物理法則を超えて来たのだ」
蘭「ならば獣は」
蘭「神か、悪魔かーーーーーー」
キイィィィン
蘭「そのエネルギーは、とても一介の異能者にどうこうできる次元のものではない」
蘭「亜空間を貼り直した時には既に私の体は宙えと吹き飛ばされていた」
蘭「もう1秒、|防禦《ぼうぎょ》が遅れていれば、全身の細胞はを潰され肉体は、跡形もなくこの世から消えていたであろう」
蘭「踏みとどまらず吹き飛ばされたのはむしろ|僥倖《ぎょうこう》たと云える」
蘭「それは力そのものの|奔流《ほんりゅう》、熱や雷といった具体的な力に変換される前の原初のエネルギー」
蘭「おそらく黒い炎は、原初のエネルギーの余波」
蘭「爆炎カからあがる煙のようなものに過ぎないのだろう」
蘭「私か意識を失う寸前、獣の|咆哮《ほうこう》を聞いた気がした」
蘭「何の感情も含まぬ声、私はそれが怖かった」
蘭「威嚇でも脅迫でもない、私はすぐに理解した」
蘭「そいつはただ存在するだけでこれほどの破壊を引き起こすのだ、どんな抗争よりおそろしかった」
蘭「空中を舞い地面を転がった」
蘭「そこから先の記憶はない」
蘭「どうにかして救出されこうして生きているの
はまったくの幸運でしかない」
蘭「奴に、私を殺そうとする意図がほんの毛一本分でもあれば私は即死していた筈だ」
蘭「あれが神だと誰かが云うなら」
蘭「私はそれを信じる」
蘭「火山に殺意はない、|颱風《たいふう》にも落雷にも津波にも殺意はない」
蘭「だが大勢の人を一瞬で殺す…あと獣はそういったものだ」
蘭「そのような存在を、この国では《神》と呼ぶ」
〜回想終了〜
蘭「すまない」
蘭「君達は先代の復活の《荒覇吐》の力ではなく、敵異能者による偽装であると証明したかったのだろう」
蘭「だが、今の話を森殿に報告すれば、むしろ《荒覇吐》という神の実在が現実味を帯びたと森殿は感じる筈」
蘭「君達の調査が無駄足になるやも…」
#夢#「ううん((-ω-。)(。-ω-))フルフル」
#夢#「なかなかに、興味深い話だったよ」
#夢#「今の話のおかげて全部判った👌」
#夢#「太宰もでしょ」
中「……?」
中「は?」
太「あぁ、もちろんさ!」
太「トリックと真犯人が判ったんだよ」
#夢#「つまり事件解決だね」
---
中「なぁ、#夢主#」
#夢#「なぁに?」
中「お前小学生だよな?」
#夢#「うん!小1☝️」
中「さっきの話、意味わかったのかよ」
中「ところどころ難しいかっただろ?」
#夢#「普段だったらわかんないよ」
#夢#「だけど、取引とかそういう時は異能使ってるから」
#夢#「全部頭の中に入ってくるよ」
中「…?」
#夢#「簡単に言うと話聞きながら辞書引いてるようなものだよ〜」
#夢#「それを頭の中でするんだ〜!」
中「すげぇな」
太「仕事終わったけど何処か行く?」
#夢#「はい!」
太「#夢主#穣どこ行きたいの?」
#夢#「|電子盤遊戯場《ゲームセンター》」
太「じゃあ行こう」←
太「珍しいね」
#夢#「二人にやって欲しかったから(,,- -,,)」
太「絶対勝つからね」
中「望むところだ」
書いていながら、蘭堂さんのセリフ難しい漢字多すぎ!って思いました( ・∇・)
読み方わかんないし、変換あんまり出てこないしで苦戦しました😅
蘭堂さんのセリフ多めであまり夢主ちゃん達絡めなかったけど許して下さい💦
では、次は6/24です!
(諸事情により、投稿出来ないかもしれません)
ポートマフィアの姫、実は小学生!? 番外編
本編書く時間無いんですけど、どうしても太宰さんの誕生日祝いたいんです!!
カタカナの夢主は、名前をカタカナで入れてください!
時系列で言うと、まだ中也には会っていません。
このあと、任務に行くというながれです。
#夢#「太宰!」
太「#夢主#穣どうしたの?」
#夢#「私太宰と買い物したい!」
現在の時刻午前5:30
太「僕は別にいいけど…」
太宰「流石に森さんの許可いるんじゃない?」
#夢#「エリス穣の服買ってくるって言ったら,OKもらえたらから大丈夫🙆」
太「|首領《ボス》がそれでいいのか」
#夢#「それはそう、それより早くいこう!」
何故こんな時間に買い物に行くかと言うと、
数分前に遡る……………
---
トコトコトコトコ
🚪コンコン
#夢#「森さん?入るよ?」
森「どうぞ」
#夢#「いつもなら、エリス穣を追いかけてるのに…」
#夢#「あの森さんが追いかけてない!?」
森「君は私のことを何だと思ってるんだい(ノД`)シクシク」
#夢#「中年ロリコン」←
森「#夢主#ちゃんひどい!?」
#夢#「あ!」
#夢#「こんな茶番してる暇なかった」
#夢#「森さん、今日太宰の誕生日なの」
森「そうなのかい、おめでたいね」
#夢#「それで、誕生会開きたいの!」
森「#夢主#ちゃん、祝ってあげたいのは山々何だけど、仕事が…」
#夢#「森さんが着て欲しいって言ってたドレス今日の誕生会で着てもいいよ?」
森「よし、すぐに準備に取り掛かろう」
エ「#ユメヌシ#が着るなら私も着るわ!」
森「#夢主#ちゃん、ありがとう😭」
#夢#「うわ、、、」
#夢#「とりあえず、私は太宰がこの部屋に入らないようにするから」
森「私たちがその間に飾りつけをすればいいのだね?」
#夢#「そうだよ!」
#夢#「流石森さん、察しがいいね👍」
#夢#「じゃあ頼んだよ!!」
---
そして、現在に戻る
ショッピングモールに来ました
#夢#「まずは、どこから行こうかな?」
#夢#「太宰行きたいところある?」
太「うーん?」
太「強いて言うなら、本屋かな?」
#夢#「じゃあ行こう!」
トコトコトコ
到着!!
#夢#「大きい本屋さんだね」
太「そうだね」
太「ここなら、一冊ぐらい自殺の本があるかも…」
#夢#「自殺も程々にね」
太「わかったよ…」
太「!」
太「#夢主#穣あった!」
#夢#「太宰それ欲しい?」
太「滅多に売ってないからね」
太「買ってこようかな〜」
#夢#「ふーん…」
#夢#「!」
#夢#「ちょっと貸して🫴」
太「?」
太「はいどうぞ🫳📕」
#夢#「🏃♀️💨ダッシュ」
太「え?#夢主#穣?」
#夢#「すいませんこれください」
店「はい、1500円ね」
#夢#「これで」
店「2000円ね」
店「はい、500円のおつりだよ」
#夢#「ありがとございました」
#夢#「はい、太宰」
太「#夢主#穣よかったの?」
太「僕払うよ?」
#夢#「いいから!」
#夢#「さぁ!次はエリス穣の服見に行こう!」
---
その頃ポートマフィアでは…
森「いいかい?」
森「飾り過ぎない程度で飾るんだよ?」
森「あと、プレゼント,用意しておくように」
マフィア「「「了解」」」
紅「太宰の誕生日だからのう」
紅「腕を振るうかのう」
森「紅葉くん料理は頼んだよ」
黒「おい!もっと左だ」
黒「こっちにテープよこせ」
と、まぁやや,カオスであった
---
プルルルル
#夢#「せっかく買い物楽しんでたのに、誰?」
森「#夢主#ちゃん?飾りつけと料理の準備終わったよ!」
森「太宰君つれて、戻っておいで」
#夢#「わかったよ」
#夢#「太宰森さんがお呼びだよ〜」
#夢#「帰ったら、首領室だって」
太「珍しいね、いつもなら黒服から連絡が来るのに」
#夢#「まぁ、今日の買い物一人も黒服つけてないし」←
太「五大幹部何だからだめだよ🙅」
#夢#「う、ぅぅ」
#夢#「だって、太宰と二人で,行きたかったんだもん」
太「うぐっ( ´ ཫ`)」
太「まぁ、次回から,気をつけてね」
#夢#「わかった!」
#夢#「じゃあ、太宰帰ろ?」
---
森「いいかい?」←これさっきも言ったような?
森「太宰君が入ってくる前に、#夢主#ちゃんがノックしてくれるから」
森「ノックが聞こて、扉が開いたらクラッカーを鳴らすんだよ?」
マフィア「「「了解」」」
---
#夢#「森さん呼び出して、何のようだろうね〜」
太「森さんのことだから、多分任務かエリス穣絡みだろうね」
#夢#「ねぇー」
こんこん
#夢#「森さん入るよ?」
森「ああ」
#夢#「じゃあ、太宰開けて?」
太「何で?」
#夢#「いいから!」
太「わかった」
ガチャ
「「「「「「パーン🎉」」」」」」
「「「太宰/さん/くんお誕生日おめでとう/ございます」」」
太「( ゚д゚)ポカーン」
#夢#「流石の、太宰でも予測出来なかった?」
太「これどうしたの?」
#夢#「今日太宰誕生日でしょう?」
#夢#「だから、森さんに頼んで誕生会開いてもらったの!」
太「あ、あ、あ」
#夢#「ふふっ🤭」
エ「ダザイが、かお◯しみたいになってる」
#夢#「ほら、太宰今日は楽しも!」
太「あぁ」
ワイワイ
ガヤガヤ
キャハキャハ
黒「太宰さんこれ、プレゼントです」
太「これは蟹かい?」
太「ありがとう」
黒「俺からも!」
黒「俺も!」
黒「僕も!」
太「みんな、ありがと」
#夢#「太宰これで、当分は蟹と包帯には困らないね笑」
太宰は手に、大量の蟹缶や蟹、包帯があった
太「そういえばだけど、さっき買ってくれた本さ」
#夢#「あぁ…………」
#夢#「完全自殺読本でしょ?」
そう、さっき買ったこの本は、太宰が読んでいるあの本である
太「あれ、誕生日プレゼントってこと?」
#夢#「いや、それもあるけど違うよ」
太「じゃあ、何?」
#夢#「太宰が、幹部になったら私のこと、呼び捨てにしてもいいよ!って言う権利」
太「本当に!?」
太「わかったよ#夢主#穣僕頑張る!」
#夢#「あと、これ」
太「ん?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何でも言うこと聞く券
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
太「何でも?」
#夢#「うん、何でも」
太「へー( ˆωˆ )ニヤニヤ」
太「楽しみにしとこ」
#夢#「ふふっ」
#夢#「改めて、」
#夢#「⋆⸜✩𝙷𝚊𝚙𝚙𝚢𝙱𝚒𝚛𝚝𝚑𝚍𝚊𝚢✩⸝⋆太宰」
はい!
終了です!
思ったより、長くなってしまった( ・᷄ ᴗ・᷅ )ゝ
改めて太宰さん、お誕生日おめでとうございます🎉
遅くなってすいません💦
これからも、太宰さんも推していきますよ!