少しずつ、何度でも

編集者:かばやなぎ
ある男性の短く長い冒険の物語です。 災害や事故に関して扱っている描写があるので、注意してみてください。
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目次

    第一話「手紙」

    第二話「2つの運命」

    第三話「昔も今も変わらないこと」

    最終話「少しずつ、何度でも。そしてハッピーエンド」

    満員電車から降り、1人だけで誰も待っていない空っぽな家に向かって歩いていた。  玄関を開け、部屋に入る。何もない部屋を見渡す。机の上を見る。そこには、見覚えのない「ポスト」と書かれた小さな木箱があった。 「なにこれ?」そう言いながら僕は箱を開けた。そこには手紙が一枚入っていた。